JP2001246429A - プレス金型 - Google Patents
プレス金型Info
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- JP2001246429A JP2001246429A JP2000060086A JP2000060086A JP2001246429A JP 2001246429 A JP2001246429 A JP 2001246429A JP 2000060086 A JP2000060086 A JP 2000060086A JP 2000060086 A JP2000060086 A JP 2000060086A JP 2001246429 A JP2001246429 A JP 2001246429A
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- blade
- bending
- die
- punching
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレス金型において、フランジ付きの穴抜き
加工を行う金型の昇降過程で併せてカーリング加工も行
えるようにする。 【解決手段】 抜き刃２３が、昇降駆動されるスライド
２８に下方へばね付勢された状態で支持されると共に、
曲げ穴ダイス１２が、後退した逃げ位置及び曲げ穴を形
成する曲げ穴加工位置間で水平方向へ進退可能にガイド
部１８にガイドされた複数個のダイス部分１２Ａ、１２
Ｂで構成されている。上下一対のリンクアーム３０を抜
き刃２１の周囲に沿って複数個配列すると共に、その上
側アーム３１の上端部を曲げ刃２３の先端部に枢着し、
下側アーム３２の下端部を抜き刃２１の先端部に枢着す
る。これらの自由端は、抜き刃２１の下降が拘束された
状態でスライド１８がさらに下降すると曲げ穴の外側へ
向けて回動するように、互いにピン３７で連結され、カ
ーリング刃として機能するローラ３８が取付けられる。
加工を行う金型の昇降過程で併せてカーリング加工も行
えるようにする。 【解決手段】 抜き刃２３が、昇降駆動されるスライド
２８に下方へばね付勢された状態で支持されると共に、
曲げ穴ダイス１２が、後退した逃げ位置及び曲げ穴を形
成する曲げ穴加工位置間で水平方向へ進退可能にガイド
部１８にガイドされた複数個のダイス部分１２Ａ、１２
Ｂで構成されている。上下一対のリンクアーム３０を抜
き刃２１の周囲に沿って複数個配列すると共に、その上
側アーム３１の上端部を曲げ刃２３の先端部に枢着し、
下側アーム３２の下端部を抜き刃２１の先端部に枢着す
る。これらの自由端は、抜き刃２１の下降が拘束された
状態でスライド１８がさらに下降すると曲げ穴の外側へ
向けて回動するように、互いにピン３７で連結され、カ
ーリング刃として機能するローラ３８が取付けられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲げ穴ダイス及び
抜きダイスを有する下型と、先端部に抜き刃部が形成さ
れた抜き刃及び抜き刃部に対して上方に位置し、かつ相
対的に外径の大きな曲げ刃部が先端部に形成された曲げ
刃を有する上型とを備えることにより、板状ワークにフ
ランジ付きの穴抜き加工、所謂バーリング加工を行うた
めのプレス金型に関するものである。
抜きダイスを有する下型と、先端部に抜き刃部が形成さ
れた抜き刃及び抜き刃部に対して上方に位置し、かつ相
対的に外径の大きな曲げ刃部が先端部に形成された曲げ
刃を有する上型とを備えることにより、板状ワークにフ
ランジ付きの穴抜き加工、所謂バーリング加工を行うた
めのプレス金型に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のプレス金型により、抜きダイス
が穴抜き加工位置を占めた状態で抜き刃部の下降により
板状ワークに穴抜き加工を行い、次いで穴抜き加工され
た穴に対して抜きダイスが逃げ位置に下降した状態で曲
げ刃部の下降により曲げ加工を行ってフランジ付き穴が
製作される。
が穴抜き加工位置を占めた状態で抜き刃部の下降により
板状ワークに穴抜き加工を行い、次いで穴抜き加工され
た穴に対して抜きダイスが逃げ位置に下降した状態で曲
げ刃部の下降により曲げ加工を行ってフランジ付き穴が
製作される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようにバーリング
加工された穴を例えば作業穴等に使用する場合、フラン
ジ部のエッジに手が触れると危険である。したがって、
その対策としてはフランジ部のエッジを別工程でカーリ
ング加工を行う必要があった。
加工された穴を例えば作業穴等に使用する場合、フラン
ジ部のエッジに手が触れると危険である。したがって、
その対策としてはフランジ部のエッジを別工程でカーリ
ング加工を行う必要があった。
【０００４】本発明は、このような点に鑑みて、フラン
ジ付きの穴抜き加工を行う金型の昇降過程においてカー
リング加工も可能にするプレス金型を提供することを目
的とする。
ジ付きの穴抜き加工を行う金型の昇降過程においてカー
リング加工も可能にするプレス金型を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項１により、曲げ穴ダイス及びその
曲げ穴に同軸状に昇降可能な抜きダイスを有する下型
と、先端部に抜き刃部が形成された抜き刃及びこの抜き
刃部に対して上方に位置し、かつ相対的に外径の大きな
曲げ刃部が先端部に形成された曲げ刃を有する上型とを
備えることにより、抜きダイスが穴抜き加工位置を占め
た状態で抜き刃部の下降により板状ワークに穴抜き加工
を行い、次いで穴抜き加工された穴に対して抜きダイス
が逃げ位置に下降した状態で曲げ刃部の下降により曲げ
加工を行ってフランジ付き穴を製作するようになったプ
レス金型において、抜き刃が、昇降駆動されるスライド
に下方へばね付勢された状態で支持されると共に、曲げ
穴ダイスが、後退した逃げ位置及び曲げ穴を形成する曲
げ穴加工位置間で水平方向へ進退可能にガイド部にガイ
ドされた複数個のダイス部分で構成され、上下一対のリ
ンクアームを抜き刃の周囲に沿って複数個配列すると共
に、このリンクアームの上側アームの上端部を曲げ刃の
先端部に枢着し、リンクアームの下側アームの下端部を
抜き刃の先端部に枢着し、上側アーム及び下側アームの
自由端を、抜き刃の下降が拘束された状態でスライドが
さらに下降すると曲げ穴の外側へ向けて回動するように
互いにピンで連結し、自由端近辺に、板状ワークの曲げ
加工されたフランジ部の曲げ穴から下方へ突出したエッ
ジ部分を曲げ穴の外側へ曲げるカーリング刃を設けたこ
とを特徴とする。
成するために、請求項１により、曲げ穴ダイス及びその
曲げ穴に同軸状に昇降可能な抜きダイスを有する下型
と、先端部に抜き刃部が形成された抜き刃及びこの抜き
刃部に対して上方に位置し、かつ相対的に外径の大きな
曲げ刃部が先端部に形成された曲げ刃を有する上型とを
備えることにより、抜きダイスが穴抜き加工位置を占め
た状態で抜き刃部の下降により板状ワークに穴抜き加工
を行い、次いで穴抜き加工された穴に対して抜きダイス
が逃げ位置に下降した状態で曲げ刃部の下降により曲げ
加工を行ってフランジ付き穴を製作するようになったプ
レス金型において、抜き刃が、昇降駆動されるスライド
に下方へばね付勢された状態で支持されると共に、曲げ
穴ダイスが、後退した逃げ位置及び曲げ穴を形成する曲
げ穴加工位置間で水平方向へ進退可能にガイド部にガイ
ドされた複数個のダイス部分で構成され、上下一対のリ
ンクアームを抜き刃の周囲に沿って複数個配列すると共
に、このリンクアームの上側アームの上端部を曲げ刃の
先端部に枢着し、リンクアームの下側アームの下端部を
抜き刃の先端部に枢着し、上側アーム及び下側アームの
自由端を、抜き刃の下降が拘束された状態でスライドが
さらに下降すると曲げ穴の外側へ向けて回動するように
互いにピンで連結し、自由端近辺に、板状ワークの曲げ
加工されたフランジ部の曲げ穴から下方へ突出したエッ
ジ部分を曲げ穴の外側へ曲げるカーリング刃を設けたこ
とを特徴とする。
【０００６】曲げ刃が下降する過程で曲げ刃部によるバ
ーリング加工が行われ、抜き刃が逃げ位置に下降した抜
きダイスで拘束された状態において、抜き刃のばねを圧
縮させつつ曲げ刃がさらに下降する過程で曲げ刃及び抜
き刃の先端部間の距離が接近する。これにより、リンク
アームが曲げ穴の外側へ向けて回動し、カーリング刃が
フランジ部の曲げ穴から下方へ突出したエッジ部分を曲
げ穴の外側へ曲げてカーリング加工を行う。曲げ穴ダイ
スの逃げ位置への後退により、カーリング加工されたワ
ークは取り出し可能となる。
ーリング加工が行われ、抜き刃が逃げ位置に下降した抜
きダイスで拘束された状態において、抜き刃のばねを圧
縮させつつ曲げ刃がさらに下降する過程で曲げ刃及び抜
き刃の先端部間の距離が接近する。これにより、リンク
アームが曲げ穴の外側へ向けて回動し、カーリング刃が
フランジ部の曲げ穴から下方へ突出したエッジ部分を曲
げ穴の外側へ曲げてカーリング加工を行う。曲げ穴ダイ
スの逃げ位置への後退により、カーリング加工されたワ
ークは取り出し可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１及び図２を基に本発明の実施
の形態の一例によるプレス金型を説明する。下型１０
は、対向する２個のダイス部分１２Ａ、１２Ｂで構成さ
れる可動の曲げ穴ダイス１２と、その曲げ穴と同軸状の
抜き穴１１ａを有し、かつ基部５からばね１３で上方へ
付勢されている抜きダイス１１とを備えている。ダイス
部分１２Ａ、１２Ｂは、互いに対接して曲げ穴１２ａを
形成する半円状曲げ穴周面１２ｂを有し、図２に示すよ
うに、ガイド部１８の上部に水平方向にスライド可能に
ガイドされている。これにより、ダイス部分１２Ａ、１
２Ｂは、互いに後退して離反した逃げ位置及び前進閉鎖
して曲げ穴１２ａを形成する曲げ穴加工位置間で水平方
向に進退駆動される。
の形態の一例によるプレス金型を説明する。下型１０
は、対向する２個のダイス部分１２Ａ、１２Ｂで構成さ
れる可動の曲げ穴ダイス１２と、その曲げ穴と同軸状の
抜き穴１１ａを有し、かつ基部５からばね１３で上方へ
付勢されている抜きダイス１１とを備えている。ダイス
部分１２Ａ、１２Ｂは、互いに対接して曲げ穴１２ａを
形成する半円状曲げ穴周面１２ｂを有し、図２に示すよ
うに、ガイド部１８の上部に水平方向にスライド可能に
ガイドされている。これにより、ダイス部分１２Ａ、１
２Ｂは、互いに後退して離反した逃げ位置及び前進閉鎖
して曲げ穴１２ａを形成する曲げ穴加工位置間で水平方
向に進退駆動される。
【０００８】曲げ穴ダイス１２が逃げ位置ヘ後退するこ
とにより、カーリング加工後の板状ワーク１の取り出し
を可能にする。曲げ穴１２ａの穴周面１２ｂの下端部分
は、カーリング加工用にエッジを切り落として円形状の
傾斜面１２ｃが形成されている（図４参照）。
とにより、カーリング加工後の板状ワーク１の取り出し
を可能にする。曲げ穴１２ａの穴周面１２ｂの下端部分
は、カーリング加工用にエッジを切り落として円形状の
傾斜面１２ｃが形成されている（図４参照）。
【０００９】上型２０は、昇降駆動されるスライド２８
にばね２５を介して支持され、かつ先端部に抜き刃部２
１ａが形成された抜き刃２１と、スライド２８に下設さ
れると共に、抜き刃２１の昇降をガイドする中空部を有
し、かつ抜き刃部２１ａよりも上方に位置して外径の相
対的に大きな曲げ刃部２３ａが先端部に形成された曲げ
刃２３と、板状ワーク１を押さえるように、スライド２
８にばねを介して支持されたワーク押さえ２９とを備え
ている。
にばね２５を介して支持され、かつ先端部に抜き刃部２
１ａが形成された抜き刃２１と、スライド２８に下設さ
れると共に、抜き刃２１の昇降をガイドする中空部を有
し、かつ抜き刃部２１ａよりも上方に位置して外径の相
対的に大きな曲げ刃部２３ａが先端部に形成された曲げ
刃２３と、板状ワーク１を押さえるように、スライド２
８にばねを介して支持されたワーク押さえ２９とを備え
ている。
【００１０】曲げ刃２３の先端部及び抜き刃２１の先端
部間には、上下一対のリンクアーム３０が抜き刃２１の
周囲に複数個配列されている。このリンクアームの上側
アーム３１の上端部は曲げ刃２３の先端部にピン３５で
枢着され、下側アーム３２の下端部が抜き刃２１の先端
部にピン３６で枢着され、それぞれの上下の自由端がピ
ン３７で連結されている。これらのピン３５、ピン３６
の中心点を結ぶ線よりもピン３７の中心点は僅かに外方
位置を占めている。ピン３７には、カーリング刃として
ローラ３８が回転自在に支持されている。
部間には、上下一対のリンクアーム３０が抜き刃２１の
周囲に複数個配列されている。このリンクアームの上側
アーム３１の上端部は曲げ刃２３の先端部にピン３５で
枢着され、下側アーム３２の下端部が抜き刃２１の先端
部にピン３６で枢着され、それぞれの上下の自由端がピ
ン３７で連結されている。これらのピン３５、ピン３６
の中心点を結ぶ線よりもピン３７の中心点は僅かに外方
位置を占めている。ピン３７には、カーリング刃として
ローラ３８が回転自在に支持されている。
【００１１】穴周面１２ｂの高さ幅は、曲げ穴１２ａの
半径から抜き穴１１ａの半径を減算した長さよりも狭く
設定されている。即ち、曲げ加工時にフランジ部１ｂの
エッジ部分１ｃが、穴周面１２ｂから下方へ突出するよ
うに設定されている。抜き刃２１のばね２５は、抜き刃
２１がばね１３を圧縮させてダイス１１の底面１１ｂを
基部５に当接させる逃げ位置へ下降させた後に、圧縮し
つつ曲げ刃２３をさらに下降させ得るように、ばね１３
よりもばね力を強く設定されている。
半径から抜き穴１１ａの半径を減算した長さよりも狭く
設定されている。即ち、曲げ加工時にフランジ部１ｂの
エッジ部分１ｃが、穴周面１２ｂから下方へ突出するよ
うに設定されている。抜き刃２１のばね２５は、抜き刃
２１がばね１３を圧縮させてダイス１１の底面１１ｂを
基部５に当接させる逃げ位置へ下降させた後に、圧縮し
つつ曲げ刃２３をさらに下降させ得るように、ばね１３
よりもばね力を強く設定されている。
【００１２】このように構成されたプレス金型の動作を
図３及び図４を参照して説明する。予め段絞りされた板
状ワーク１が、抜きダイス１１上にセットされる（図３
Ａ）。
図３及び図４を参照して説明する。予め段絞りされた板
状ワーク１が、抜きダイス１１上にセットされる（図３
Ａ）。
【００１３】スライド２８の下降により、ワーク押さえ
２９でガイド部１８及び抜きダイス１１の上面間にワー
ク１を挟持した状態で抜き刃部２１ａで抜き穴１１ａに
対応した円形状の穴抜き加工を行う（図３Ｂ、図４
Ａ）。
２９でガイド部１８及び抜きダイス１１の上面間にワー
ク１を挟持した状態で抜き刃部２１ａで抜き穴１１ａに
対応した円形状の穴抜き加工を行う（図３Ｂ、図４
Ａ）。
【００１４】この穴抜き加工後に、スライド２８がさら
に下降して、抜き刃２１がばね１３の圧縮で抜きダイス
１１の底面１１ｂを基部５に拘束させると共に曲げ刃２
３が下降して曲げ刃部２３ａによる曲げ加工、所謂バー
リング加工を開始する（図３Ｃ）。
に下降して、抜き刃２１がばね１３の圧縮で抜きダイス
１１の底面１１ｂを基部５に拘束させると共に曲げ刃２
３が下降して曲げ刃部２３ａによる曲げ加工、所謂バー
リング加工を開始する（図３Ｃ）。
【００１５】続くスライド２８の下降に伴って、曲げ刃
２３が下降して曲げ刃部２３ａによるバーリング加工が
行われると共に、曲げ刃２３がばね２５の圧縮で抜き刃
２１に接近してリンクアーム３０は外方へ回動し、ロー
ラ３８が曲げ穴１２ａに圧接し始める（図４Ｂ）。さら
に下降する過程で、ローラ３８が曲げ穴１２ａの下端部
を脱出して傾斜面１２ｃに向けて回転しつつ移動して間
隔を置いて複数個所で圧接し、曲げ穴１２ａから下方へ
突出したフランジ部１ｂのエッジ部分１ｃの全体を曲げ
るカーリング加工を行う（図３Ｄ、図４Ｃ）。
２３が下降して曲げ刃部２３ａによるバーリング加工が
行われると共に、曲げ刃２３がばね２５の圧縮で抜き刃
２１に接近してリンクアーム３０は外方へ回動し、ロー
ラ３８が曲げ穴１２ａに圧接し始める（図４Ｂ）。さら
に下降する過程で、ローラ３８が曲げ穴１２ａの下端部
を脱出して傾斜面１２ｃに向けて回転しつつ移動して間
隔を置いて複数個所で圧接し、曲げ穴１２ａから下方へ
突出したフランジ部１ｂのエッジ部分１ｃの全体を曲げ
るカーリング加工を行う（図３Ｄ、図４Ｃ）。
【００１６】さらに下降することによりローラ３８はエ
ッジ部分１ｃから離反して上下のアーム３１、３２は折
り畳み状態になる（図３Ｅ）。上型２０が上昇し、曲げ
穴ダイス１２が後退することにより、カーリング加工さ
れたフランジ部１ｂを有するワーク１が取り出される。
ッジ部分１ｃから離反して上下のアーム３１、３２は折
り畳み状態になる（図３Ｅ）。上型２０が上昇し、曲げ
穴ダイス１２が後退することにより、カーリング加工さ
れたフランジ部１ｂを有するワーク１が取り出される。
【００１７】別の実施の形態として、カーリング刃はロ
ーラの代わりに下側アームの上端部又は上側アームの下
端部を膨出させて回転しないカーリング刃を形成するこ
とも考えられる。可動の曲げ穴ダイスは、抜きダイスの
形状によっては、穴抜き加工時に曲げ逃げ位置を占めて
おり、バーリング加工時に前進させる構成も考えられ
る。本発明は、ばねに代えて油圧により抜きダイス１１
の位置制御を行う場合にも適用される。
ーラの代わりに下側アームの上端部又は上側アームの下
端部を膨出させて回転しないカーリング刃を形成するこ
とも考えられる。可動の曲げ穴ダイスは、抜きダイスの
形状によっては、穴抜き加工時に曲げ逃げ位置を占めて
おり、バーリング加工時に前進させる構成も考えられ
る。本発明は、ばねに代えて油圧により抜きダイス１１
の位置制御を行う場合にも適用される。
【００１８】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、バーリング加
工されたワークのフランジ部のカーリング加工が、プレ
スのバーリング工程で同時に行われる。したがって、カ
ーリング加工に要する作業コスト及び設備が大幅に削減
される。請求項２の発明によれば、ローラがフランジ部
のエッジ部分を転動することにより、スムーズにカーリ
ング加工が行われる。
工されたワークのフランジ部のカーリング加工が、プレ
スのバーリング工程で同時に行われる。したがって、カ
ーリング加工に要する作業コスト及び設備が大幅に削減
される。請求項２の発明によれば、ローラがフランジ部
のエッジ部分を転動することにより、スムーズにカーリ
ング加工が行われる。
【図１】本発明の実施の形態によるプレス金型の構成を
示す図である。
示す図である。
【図２】同プレス金型の曲げ穴ダイスの概略平面図であ
る。
る。
【図３】同プレス金型の動作を説明する図である。
【図４】同プレス金型のカーリング加工の動作を説明す
る図である。
る図である。
１ ワーク １１ 抜きダイス １１ａ 抜き穴 １２ 曲げ穴ダイス １２Ａ、１２Ｂ ダイス部分 １２ａ 曲げ穴 １２ｂ 穴周面 １３、２５ ばね １８ ガイド部 ２０ 上型 ２１ 抜き刃 ２１ａ 抜き刃部 ２３ 曲げ刃 ２３ａ 曲げ刃部 ２８ スライド ３０ リンクアーム ３８ ローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 曲げ穴ダイス及びその曲げ穴に同軸状に
昇降可能な抜きダイスを有する下型と、先端部に抜き刃
部が形成された抜き刃及びこの抜き刃部に対して上方に
位置し、かつ相対的に外径の大きな曲げ刃部が先端部に
形成された曲げ刃を有する上型とを備えることにより、
抜きダイスが穴抜き加工位置を占めた状態で抜き刃部の
下降により板状ワークに穴抜き加工を行い、次いで穴抜
き加工された穴に対して抜きダイスが逃げ位置に下降し
た状態で曲げ刃部の下降により曲げ加工を行ってフラン
ジ付き穴を製作するようになったプレス金型において、 抜き刃が、昇降駆動されるスライドに下方へばね付勢さ
れた状態で支持されると共に、曲げ穴ダイスが、後退し
た逃げ位置及び曲げ穴を形成する曲げ穴加工位置間で水
平方向へ進退可能にガイド部にガイドされた複数個のダ
イス部分で構成され、 上下一対のリンクアームを前記抜き刃の周囲に沿って複
数個配列すると共に、この前記リンクアームの上側アー
ムの上端部を曲げ刃の先端部に枢着し、前記リンクアー
ムの下側アームの下端部を前記抜き刃の先端部に枢着
し、前記上側アーム及び前記下側アームの自由端を、前
記抜き刃の下降が拘束された状態でスライドがさらに下
降すると前記曲げ穴の外側へ向けて回動するように互い
にピンで連結し、 前記自由端近辺に、板状ワークの曲げ加工されたフラン
ジ部の前記曲げ穴から下方へ突出したエッジ部分を前記
曲げ穴の外側へ曲げるカーリング刃を設けたことを特徴
とするプレス金型。 - 【請求項２】 カーリング刃が、自由端を互いに連結す
るピンに支持されたローラであることを特徴とする請求
項１記載のプレス金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000060086A JP2001246429A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | プレス金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000060086A JP2001246429A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | プレス金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001246429A true JP2001246429A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18580451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000060086A Pending JP2001246429A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | プレス金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001246429A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102500670A (zh) * | 2011-10-17 | 2012-06-20 | 东莞市祥鑫汽车模具制品有限公司 | 一种特殊规格翻孔结构的翻孔加工方法 |
| US20130186167A1 (en) * | 2012-01-19 | 2013-07-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Press die for simultaneous forming of bending and curling |
| CN104307981A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-28 | 浙江翔宇密封件有限公司 | 一种防尘盖的加工装置 |
| CN105215151A (zh) * | 2015-11-16 | 2016-01-06 | 重庆持恒模具有限公司 | 双孔对冲孔模 |
| CN105268849A (zh) * | 2015-10-17 | 2016-01-27 | 无为县鑫发盛汽车零部件有限公司 | 一种翻边成型模具 |
| CN105499364A (zh) * | 2015-09-15 | 2016-04-20 | 扬州工业职业技术学院 | Led灯座冲裁装置 |
| CN105964789A (zh) * | 2016-05-05 | 2016-09-28 | 山东大学 | 多型号网罩式冷风机前面板圆孔翻边装置、机床及工艺 |
| CN108097792A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-06-01 | 宁波沃特汽车部件有限公司 | 一种汽车底盘零部件的加工工艺 |
| CN109013797A (zh) * | 2018-10-11 | 2018-12-18 | 广东工业大学 | 一种冲压模具 |
| JP2022079280A (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-26 | ダイハツ工業株式会社 | 穴開け加工装置及び穴開け加工方法 |
-
2000
- 2000-03-06 JP JP2000060086A patent/JP2001246429A/ja active Pending
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