JP2001246136A - 遊技機および記録媒体 - Google Patents

遊技機および記録媒体

Info

Publication number
JP2001246136A
JP2001246136A JP2000207775A JP2000207775A JP2001246136A JP 2001246136 A JP2001246136 A JP 2001246136A JP 2000207775 A JP2000207775 A JP 2000207775A JP 2000207775 A JP2000207775 A JP 2000207775A JP 2001246136 A JP2001246136 A JP 2001246136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
board
function
control
reset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000207775A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kishi
勇夫 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruhon Industry Co Ltd filed Critical Maruhon Industry Co Ltd
Priority to JP2000207775A priority Critical patent/JP2001246136A/ja
Publication of JP2001246136A publication Critical patent/JP2001246136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機に供給されている電源が遮断した場合
に、遊技を円滑に停止させることができる遊技機を実現
する。 【解決手段】 パチンコ機に供給されているAC24V
電源がOFFになると、サブ化基板(音声制御基板およ
びランプ制御基板)がリセットし、そのリセットから時
間Tdp後に払出制御基板および主基板がリセットする。
これにより、遊技球が入賞したときに電源が遮断した場
合であっても、サブ化基板よりも主基板の方が早く機能
を停止しないため、入賞があったにもかかわらず、入賞
ランプやLED類が点灯または点滅しなかったり、効果
音が再生されなかったりすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機に代表さ
れるように、コンピュータによって遊技を制御する遊技
機およびその遊技機を機能させるためのコンピュータプ
ログラムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機として、たとえば
図19および図20に示すパチンコ機が知られている。
図19は従来のパチンコ機の正面説明図であり、図20
は図19に示すパチンコ機の裏セットの説明図である。
図19に示すように、従来のパチンコ機500には、遊
技盤502と、この遊技盤502の遊技領域へ遊技球を
発射する発射装置504と、この発射装置504へ供給
する遊技球を貯留する上受け皿506と、この上受け皿
506に収容仕切れなくなった遊技球を貯留する下受け
皿508とが備えられている。また、遊技盤502に
は、特別図柄表示装置524と、天入賞口510と、右
袖入賞口512と、左袖入賞口514と、第1種始動口
516と、右下入賞口518と、左下入賞口520と、
大入賞口526とが備えられている。そして、発射装置
504から発射された遊技球が、第1種始動口516に
入賞すると、特別図柄表示装置524が図柄を変動表示
し、停止した図柄が所定の図柄(たとえば777)に揃
った場合に大当りが発生し、大入賞口526を所定時間
開放する。そして、大入賞口526の開放時間が所定時
間に達するか、大入賞口526への入賞数が所定数に達
すると大入賞口526が閉口する。このとき、大入賞口
526に入賞した入賞球が、大入賞口526の内部に設
けられた特定領域528を通過すると、連続して大入賞
口526が開放する。このように、大入賞口526の開
放から閉口までを1ラウンドとして、遊技球が特定領域
528を通過することを条件に、所定回数のラウンド
(たとえば16ラウンド)を遊技できる。
【0003】また、図20に示すように、パチンコ機5
00の裏セットには、裏セット機構板530が設けられ
ており、天入賞口510、右袖入賞口512、左袖入賞
口514、第1種始動口516、右下入賞口518およ
び左下入賞口520などに入賞した入賞球は、裏球通路
532によって図中矢印で示す経路で流下し、入賞球集
合樋524に集合し、入賞球検出スイッチ522へ案内
される。そして、入賞球検出スイッチ522が入賞球を
検出すると、図示しない賞球払出装置により所定数の賞
球が払出される。また、入賞球検出スイッチ522によ
って検出された入賞球は、上記所定数の賞球が払出され
るごとに入賞球切りソレノイド534の作動により、1
個ずつ下方に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
チンコ機は、入賞球集合樋524および入賞球切りソレ
ノイド534などの構造物が必要であるため、パチンコ
機の裏セットの構造が複雑になるので、製造効率が悪い
し、省スペース化を図ることが困難であるという問題が
あった。また、入賞球切りソレノイド534は、入賞球
を1個ずつ排出する動作を頻繁に繰り返すため、動作部
分の摩耗や破損などによる故障がつきまとうという問題
もあった。さらに、上記構造物の製造コストが、パチン
コ機全体の製造コストを高くする要因になっており、そ
のことがパチンコ機の製造コストを低減する妨げとなっ
ていた。そこで、本発明者は、賞球数と入賞球数とを対
応付けて電気的に記憶する構成を考えた。この構成によ
れば、上記構造物が不要であるため、上記諸問題を解決
することができる。しかし、記憶した入賞数は電源の遮
断や電圧低下によって喪失するため、電源が復帰した場
合であっても、本来払出すべき賞球を払出すことができ
なくなり、遊技者に不利益を及ぼすおそれのあることが
分かった。そこで、本発明者は、電源が遮断した場合や
電源電圧が低下した場合に、入賞数の記憶を保持するた
めのバックアップ電源を設ける構成を考えた。
【0005】また、停電などにより、遊技の途中で電源
が遮断すると、電源が復帰した場合に、電源遮断時の遊
技状態から遊技を再開できないため、遊技者が違和感を
覚えるという問題があった。特に、大当りに基づくラウ
ンドを実行しているときや特別図柄表示装置524によ
って特別図柄が変動表示されているときに電源が遮断す
ると、電源復帰後にラウンドの途中から再開したり、特
別図柄の変動途中から再開したりすることができないた
め、遊技者に不利益を与えるおそれがあった。そこで、
本発明者は、電源が遮断した場合や電源電圧が低下した
場合に、遊技を制御するデータの記憶を保持するための
バックアップ電源を設ける構成を考えた。
【0006】しかし、その後の検討により、遊技の途中
で電源が遮断した場合に、マイクロプロセッサなどの制
御系の方が、その制御系から出力された制御信号に基づ
いて作動するランプ制御装置や音声制御装置などの作動
系よりも早く機能を停止すると、不都合が生じることが
分かった。たとえば、遊技球が入賞したときに電源が遮
断すると、入賞があったにもかかわらず、LEDやラン
プが点灯または点滅しなかったり、効果音が再生されな
かったりするため、遊技者が入賞のあったことを認識で
きないという事態が発生する。つまり、電源遮断時にお
ける遊技が円滑に停止しないおそれのあることが分かっ
た。なお、入賞数をマイクロプロセッサ(制御系)に内
蔵のRAMにバックアップすることができないため、電
源復帰後に遊技を再開した場合に、バックアップされて
いる入賞数に基づいて賞球を払出すことができないとい
う事態も発生する。
【0007】そこでこの発明は、上記諸問題を解決する
ためになされたものであり、遊技機に供給されている電
源が遮断した場合に、遊技を円滑に停止させることがで
きる遊技機および記録媒体を実現することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、制御信号を出力する制御系と、この制御系から出
力された制御信号に基づいて作動する作動系と、この遊
技機に供給されている電源が所定の電圧に低下した場合
に、前記作動系の機能を停止させた後に前記制御系の機
能を停止させる機能停止制御手段とを備えるという技術
的手段を用いる。
【0009】機能停止制御手段は、この遊技機に供給さ
れている電源が所定の電圧に低下した場合に、作動系の
機能を停止させた後に制御系の機能を停止させる。つま
り、たとえば、遊技球が入賞したときに電源が遮断した
場合であっても、ランプ制御装置や音声制御装置(作動
系)よりも制御回路(制御系)の方が早く機能を停止し
ないため、入賞があったにもかかわらず、LEDやラン
プが点灯または点滅しなかったり、効果音が再生されな
かったりすることがない。したがって、遊技者は、入賞
のあったことを認識できるため、電源遮断時における遊
技を円滑に停止させることができる。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の遊技機において、遊技中に発生したデータを記憶す
る記憶手段と、前記遊技機に供給されている電源が所定
の電圧に低下した場合に、前記記憶手段に記憶されてい
るデータをバックアップするバックアップ手段とを備え
ており、前記機能停止制御手段は、前記バックアップ手
段による前記データのバックアップが終了した後に前記
制御系の機能を停止させるという技術的手段を用いる。
【0011】バックアップ手段は、遊技機に供給されて
いる電源が所定の電圧に低下した場合に、記憶手段に記
憶されているデータをバックアップし、機能停止制御手
段は、バックアップ手段によるデータのバックアップが
終了した後に制御系の機能を停止させる。つまり、たと
えば、入賞数をマイクロプロセッサ(制御系)に内蔵の
RAMにバックアップすることができるため、電源復帰
後に遊技を再開した場合に、バックアップされている入
賞数に基づいて賞球を払出すことができる。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の遊技機において、前記制御系に電源
を供給する第1の電源供給手段と、前記作動系に電源を
供給する第2の電源供給手段とを備えており、前記機能
停止制御手段は、この遊技機に供給されている電源が所
定の電圧に低下した場合に、前記第2の電源供給手段に
よる電源供給を遮断することによって前記作動系の機能
を停止させた後に、前記第1の電源供給手段による電源
供給を遮断することによって前記制御系の機能を停止さ
せるという技術的手段を用いる。
【0013】つまり、電源供給を作動系、制御系の順に
遮断することにより、作動系、制御系の順に機能を停止
させることができる。たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、作動系および制御系にそれぞれ
電源を供給する電源供給ラインにスイッチをそれぞれ接
続し、それらのスイッチを作動系、制御系の順に遮断す
ることにより、作動系、制御系の順に機能を停止させる
ことができる。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記機能停止制御手段は、この遊技機に供給されている電
源が所定の電圧に低下した場合に、前記作動系に設けら
れた回路をリセットすることによって前記作動系の機能
を停止させた後に、前記制御系に設けられた回路をリセ
ットすることによって前記制御系の機能を停止させると
いう技術的手段を用いる。
【0015】つまり、回路を作動系、制御系の順にリセ
ットすることにより、作動系、制御系の順に機能を停止
させることができる。たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、電源電圧の低下を監視する電源
電圧監視用ICからリセット信号を作動系、制御系の順
に出力することにより、作動系、制御系の順に機能を停
止させることができる。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記第1の電源および前記第2の電源は、単一の電源基板
上に設けられており、前記機能停止制御手段は、前記第
1の電源および前記第2の電源から供給される電源の電
圧を監視する機能を有する単一の手段であるという技術
的手段を用いる。
【0017】つまり、第1の電源および第2の電源は、
単一の電源基板上に設けられているため、製造機種ごと
に作動系および制御系の構成が異なる場合であっても、
電源基板から作動系および制御系へ電源供給ラインを配
線するだけでよいため、電源の供給経路および変圧回路
などを製造機種ごとに設計する必要がない。したがっ
て、設計の自由度を高めることができるため、遊技機
(たとえばパチンコ機)の製造歩留まりを良くすること
ができる。また、作動系および制御系のそれぞれに変圧
回路を設ける必要がないため、省スペース化を図ること
ができる。また、機能停止制御手段は、第1の電源およ
び第2の電源から供給される電源の電圧を監視する機能
を有する単一の手段であるため、作動系および制御系の
電源電圧監視の同一基準化を図ることができるので、高
精度で作動系、制御系の順に電源を遮断することができ
る。しかも、作動系および制御系ごとに電源電圧監視用
ICを設ける必要がないため、その分、省スペース化を
図ることができる。
【0018】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の遊技機において、前記制御系は、リセットの指示を
受けた際に、自身が有する回路をそれぞれリセットする
複数の基板を備えており、前記機能停止制御手段は、監
視している電圧が所定の電圧になった際に、前記複数の
基板へリセットを指示するという技術的手段を用いる。
【0019】つまり、各基板がそれぞれ自身に供給され
ている電源電圧を独自に監視し、その監視電圧が所定の
電圧になったときに自身が有する回路をリセットするの
ではなく、単一の電源電圧監視手段が監視している電圧
が所定の電圧になった際に、各基板へリセットの指示を
出す構成であるため、各基板がリセットするタイミング
がずれてしまうおそれがない。したがって、たとえば各
基板は、リセットした後に自身に供給されている電圧が
所定の電圧に達したときにリセットを解除して立上がる
構成の場合は、リセットしたタイミングがリセット解除
のタイミングに影響するため、リセットしたタイミング
にずれがないことが重要であるが、そのタイミングにず
れがないため、その後のリセット解除のタイミングがず
れる可能性を小さくすることができる。このため、たと
えば、制御コマンドを出力する主基板が受信する基板よ
りも後で立上がることにより、制御コマンドの受信誤り
が発生しないようにすることが重要であるが、上記のよ
うに、各基板のリセット解除のタイミングがずれる可能
性が小さいため、制御コマンドの受信誤りが発生する可
能性を小さくすることができる。
【0020】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の遊技機において、前記複数の基板は、リセット解除
の指示を受けた際に、自身が有する回路をそれぞれリセ
ット解除し、前記機能停止制御手段は、監視している電
圧が所定の電圧になった際に、前記所定の基板へリセッ
ト解除を指示するという技術的手段を用いる。
【0021】つまり、各基板がそれぞれ自身に供給され
ている電源電圧を独自に監視し、その監視電圧が所定の
電圧になったときに自身をリセット解除するのではな
く、単一の電源電圧監視手段が監視している電圧が所定
の電圧になった際に、各基板へリセット解除の指示を出
す構成であるため、各基板がリセット解除するタイミン
グがずれてしまうおそれがない。したがって、たとえば
各基板は、自身に供給されている電圧が所定の電圧に達
したときにリセットする構成の場合は、リセットしたタ
イミングがリセット解除のタイミングに影響するため、
リセットしたタイミングにずれがないことが重要である
が、リセットしたタイミングがずれてしまった場合であ
っても、電源電圧監視手段が各基板のリセット解除を制
御するため、リセット解除のタイミングがずれるおそれ
がない。このため、たとえば、主基板から制御コマンド
を他の基板へ送信することにより、遊技を制御する遊技
機にあっては、主基板が他の基板よりも後で立上がるこ
とにより、制御コマンドの受信誤りが発生しないように
することが重要であるが、上記のように、各基板のリセ
ット解除のタイミングがずれるおそれがないため、制御
コマンドの受信誤りが発生するおそれがない。特に、電
源電圧監視手段が、各基板へリセットおよびリセット解
除の双方を指示するようにすれば、各基板のリセットお
よびリセット解除の双方を統一して制御することができ
るため、各基板のリセットおよびリセット解除のタイミ
ングのずれをなくし、リセットおよびリセット解除の順
序を高精度で制御することができる。
【0022】請求項8に記載の発明では、請求項6また
は請求項7に記載の遊技機において、前記複数の基板
は、リセット解除の指示を受けた際に、自身が有する回
路をそれぞれリセット解除し、前記機能停止制御手段
は、前記複数の基板へリセット解除を指示するタイミン
グになるまでの時間を計測し、その計測時間が所定の時
間になった際に、前記複数の基板へリセット解除を指示
するという技術的手段を用いる。
【0023】つまり、電源電圧監視手段は、各基板へリ
セット解除を指示するタイミングを時間に基づいて判断
するため、電源電圧監視手段の動作電圧が変動した場合
であっても、その変動の影響を受けることなく、リセッ
ト解除の指示を各基板へ正確なタイミングで行うことが
できる。
【0024】請求項9に記載の発明では、制御信号を出
力する制御系と、この制御系から出力された制御信号に
基づいて作動する作動系と、この遊技機に供給されてい
る電源が所定の電圧に低下した場合に、前記作動系の機
能を停止させた後に前記制御系の機能を停止させる機能
停止制御手段とを有する遊技機に備えられており、コン
ピュータが読取可能なコンピュータプログラムが記録さ
れた記録媒体であって、前記機能停止手段が、この遊技
機に供給されている電源が所定の電圧に低下した場合
に、前記作動系の機能を停止させた後に前記制御系の機
能を停止させるための処理を実行するためのコンピュー
タプログラムが記録された記録媒体という技術的手段を
用いる。
【0025】つまり、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、遊技機(たとえばパチンコ機)
は、CPUがROMなどの記録媒体に記録されたコンピ
ュータプログラムを実行することにより機能するため、
上記処理を実行するためのコンピュータプログラムが記
録されたROMなどの記録媒体を使用することにより、
請求項1ないし請求項8に記載の遊技機を実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、この発明
に係る遊技機の実施形態について図を参照して説明す
る。なお、以下の各実施形態では、この発明に係る遊技
機として、いわゆる第1種パチンコ機を例に挙げて説明
する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態のパチンコ機の
全体の主要構成について図1を参照して説明する。図1
は、この実施形態のパチンコ機を正面から見た説明図で
ある。パチンコ機10には、前枠11が開閉可能に備え
られており、その前枠11には、金枠12が開閉可能に
取付けられており、さらに金枠12には、ガラス枠13
が開閉可能に取付けられている。ガラス枠13の内部に
は、遊技盤14が設けられている。前枠11の右下に
は、遊技球を遊技盤14へ発射する発射モータ(図3に
符号15eで示す)を操作するための発射ハンドル15
aが回動可能に取付けられており、遊技盤14の左方に
は、発射された遊技球を遊技領域へ案内するガイドレー
ル16が設けられている。発射ハンドル15aには、発
射操作を停止するための発射停止ボタン15bが設けら
れている。
【0027】前枠11の右側には、ガラス枠13開閉用
の鍵を差し込む鍵穴15を備えた鍵穴飾り17が設けら
れおり、前枠11の上方には、枠ランプ18aが設けら
れている。ガラス枠13の下には、前面板19が設けら
れており、この前面板19の左側上部には、賞球や貸球
が供給される賞球・貸球供給口20aが形成されてお
り、この賞球・貸球供給口20aの供給側には、その賞
球・貸球供給口20aから供給された賞球や貸球を溜め
ておくための上受け皿20が取り付けられている。上受
け皿20の下方には、上受け皿20の収容可能数を超え
て流下した賞球や上受け皿球抜きレバー20bの操作に
より上受け皿20から排出された遊技球などを排出する
排出口21aが形成されている。排出口21aの排出側
には、その排出口21aから排出された遊技球を収容し
ておくための下受け皿21が設けられている。また、前
枠11の左側には、プリペイドカードを挿入するスリッ
ト22aを有するプリペイドカードユニットなどの遊技
機外装置部分22が設けられている。
【0028】[遊技盤14の主要構成]次に、遊技盤1
4の主要構成についてそれを示す図2を参照して説明す
る。遊技盤14の略中央には、センターケース30が備
えられている。センターケース30には、天入賞口31
と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置34と、こ
の普通図柄表示装置34の作動される回数を表示する4
個のLEDからなる普通図柄記憶表示LED35と、液
晶表示で複数の図柄、たとえば0〜9の特別図柄を変動
表示する特別図柄表示装置32と、この特別図柄表示装
置32の始動回数を表示する4個のLEDからなる特別
図柄記憶表示LED36とが備えられている。
【0029】センターケース30の左右には、普通図柄
表示装置34を作動させるための普通図柄作動ゲート2
6,26が設けられている。センターケース30の下方
には、特別図柄表示装置32を作動させる機能を有する
第1種始動口27が設けられており、この第1種始動口
27の下方には普通図柄表示装置34の停止図柄が当た
り図柄となった場合に両翼を開放する普通電動役物28
が設けられている。開放された普通電動役物28は、第
1種始動口27と同様に、特別図柄表示装置32を作動
開始させる機能を備えている。普通電動役物28の下方
には、特別図柄表示装置32の停止図柄が当たり図柄と
なった場合に作動する変動入賞装置40が設けられてい
る。
【0030】この変動入賞装置40には、当たりの発生
時に開放される扉形式の大入賞口41が開閉可能に取り
付けられており、この大入賞口41の両側には、下入賞
口29,29がそれぞれ設けられている。また、大入賞
口41の内部には、大入賞口41を連続して開放する機
能を有する特定領域42と、この特定領域42を通過し
た遊技球を検出する特定領域スイッチ(図3に符号42
aで示す)と、大入賞口41に入賞した遊技球の数Pを
カウントする大入賞口スイッチ(図3に符号43aで示
す)とが設けられている。
【0031】その他、遊技盤14には、風車23,23
と、袖入賞口24,24と、コーナー飾りランプ18
b,18bと、入賞時に点灯する入賞ランプ18cと、
球切れ時に点灯する球切れランプ18dと、サイド飾り
ランプ18e,18eと、入賞しなかった遊技球をアウ
ト球として回収するアウト口45とが設けられている。
また、遊技盤14には、多くの釘25が打ち込まれてお
り、遊技盤14に発射された遊技球は、釘25間を乱舞
しながら落下する。
【0032】[パチンコ機10の電気的構成]次に、パ
チンコ機10の電気的構成についてそれをブロックで示
す図3を参照して説明する。パチンコ機10には、主基
板100が設けられており、この主基板100には、マ
イクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプ
ロセッサ110には、遊技の制御を実行するメインCP
U112と、このメインCPU112が各種制御を実行
するための各種制御プログラムが記録されたROM11
4と、メインCPU112が各種制御プログラムを実行
する際にROM114から読出された制御プログラムや
遊技中に発生する大当りに関するデータなどの各種デー
タを一時的に格納するRAM116とが搭載されてい
る。
【0033】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。電源基板80、賞球の払出しな
どを制御する払出制御基盤200、特別図柄表示装置3
2、遊技盤14に設けられたランプ類を制御するランプ
制御装置75、遊技中の効果音などを再生する音声再生
装置(図示省略)を制御する音声制御装置79、遊技球
の第1種始動口27の通過を検出する第1種始動口スイ
ッチ27a、入賞や大当りなどに関する遊技盤情報をパ
チンコホールの管理室などに設けられたコンピュータ
(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端子基板5
2、盤面中継基板51、遊技枠中継基板55である。
【0034】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する賞球数などの各種データを一
時的に格納するRAM216とが搭載されている。ま
た、払出制御基盤200には、電源基板80、CR接続
基板56、発射モータ15eを駆動するための発射モー
タ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出
中継基板55が電気的に接続されている。
【0035】遊技枠中継基板53には、下受け皿21が
賞球で満杯になったことを検出する満杯検出スイッチ2
1bおよびセンサ中継基板54が電気的に接続されてい
る。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えら
れた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基板
55と電気的に接続されている。賞球ユニット62は、
賞球払出センサ62a,62bおよび賞球払出モータ6
2cを備える。賞球の払出機構は、賞球の払出しを効率
良く行うために2カ所設けられており、各払出機構は賞
球払出モータ62cによって駆動される。また、賞球払
出センサ62aは一方の機構に設けられており、賞球払
出センサ62bは他方の機構に設けられている。賞球払
出センサ62a,62bによる検出信号は、センサ中継
基板54から遊技枠中継基板53を介して主基板100
へ送出され、その信号に基づいてCPU120は、払い
出された賞球数をカウントする。
【0036】払出中継基板55には、貸球がなくなった
ことを検出する貸球切れスイッチ61、賞球払出モータ
62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されてい
る。盤面中継基板51には、次に記載するものが電気的
に接続されている。普通電動役物28を開閉させる普通
電動役物ソレノイド28a、普通図柄表示装置34、図
柄作動口スイッチ26a、大入賞口スイッチ43a、袖
入賞口24への入賞を検出する袖入賞口スイッチ24
a、下入賞口29への入賞を検出する下入賞口スイッチ
29a、天入賞口31への入賞を検出する天入賞口スイ
ッチ31aおよび大入賞口中継基板50である。
【0037】大入賞口中継基板50には、特定領域ソレ
ノイド42b、大入賞口ソレノイド43bおよび特定領
域スイッチ42aが電気的に接続されている。電源基板
80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、
CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数
を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装
置などを備える遊技機外装置部分22と電気的に接続さ
れている。電源基板80は、AC24V(50Hz/6
0Hz)の主電源70から電源の供給を受ける。
【0038】[主なハードウエア構成]次に、パチンコ
機10の主なハードウエア構成についてそれを示す図4
を参照して説明する。なお、ここでは、主基板100の
メインCPU112および払出制御基板200のサブC
PU212間のインターフェースにおけるハードウエア
構成を例に挙げて説明する。主基板100のメインCP
U112から出力された各種制御コマンドは、メインC
PUバス118を介して出力ポート120へ出力され、
その出力された各種制御コマンドは、メインCPUパラ
レル出力ポート124を介して出力バッファ126に一
時的に蓄積された後、サブCPU212に接続された入
力バッファ220に蓄積される。そして、メインCPU
112から出力された転送信号が、メインCPUバス1
18から出力ポート122、出力バッファ128および
入力バッファ222を介してサブCPU212のトリガ
入力(TRG2)226に入力されると、入力バッファ
220に蓄積されている各種制御コマンドがサブCPU
パラレル入力ポート228を介してサブCPU212の
入力ポート224に取り込まれる。そして、サブCPU
212は、取込んだ各種制御コマンドが何を意味する制
御コマンドであるかなどの解析を行い、その解析結果に
基づいて賞球ユニット62に賞球払出命令を出力するな
どの制御を行う。なお、主基板100のメインCPU1
12と払出制御基板200以外の基板に搭載されたサブ
CPUとの間のハードウエア構成も上述した構成と同じ
構成である。
【0039】[電源基板80の主要構成、電源基板80
と各基板との接続関係]次に、電源基板80の主要構
成、電源基板80と各基板との接続関係について図5お
よび図6を参照して説明する。図5は、電源基板80の
主要構成を各基板との接続関係と共に示す説明図であ
り、図6は、電源基板80と各基板との接続関係の詳細
を示す説明図である。図5に示すように、主電源70か
ら供給された24Vの交流電流は、フューズF1を介し
て整流回路81によって32Vの直流に変換され、主基
板100および払出制御基板200にそれぞれ供給され
る。また、32Vの直流は、DC/DCコンバータ82
によって12Vに変圧される。この12Vの直流は、主
基板100、特別図柄表示装置32、ランプ制御装置7
5、音声制御装置79および払出制御基板200へそれ
ぞれ供給される。また、主電源70の交流24Vは、フ
ューズF2を介して24Vライン85によってCR接続
基板56に供給される。
【0040】主基板100に供給された32Vの直流
は、盤面中継基板51(図3)に供給され、普通電動役
物ソレノイド28aを駆動する。特別図柄表示装置32
に供給された12Vの直流は、特別図柄表示器の液晶な
どを駆動し、ランプ制御装置75に供給された12Vの
直流は、コーナー飾りランプ18bや入賞ランプ18c
などのランプ類を点灯または点滅させる。音声制御装置
79に供給された12Vの直流は、音声回路を介してス
ピーカを駆動し、払出制御基板200に供給された12
Vの直流は、払出中継基板55を介して賞球ユニット6
2や貸球ユニット63に供給され、賞球払出モータ62
cなどを駆動する。また、払出制御基板200に供給さ
れた32Vの直流は、払出中継基板69を介して貸球ユ
ニット63(図3)に供給され、供給する貸球を所定数
で区切るシャッター部材を動作させるソレノイドを駆動
する。
【0041】また、DC/DCコンバータ82によって
12Vに変圧された直流電流は、DC/DCコンバータ
83によって5Vに変圧され、この5Vの直流は、主基
板100、特別図柄表示装置32、ランプ制御装置7
5、音声制御装置79および払出制御基板200へそれ
ぞれ供給される。主基板100に供給された5Vの直流
は、マイクロプロセッサ110(図3)の駆動電源とな
り、払出制御基板200に供給された5Vの直流は、マ
イクロプロセッサ210(図3)の駆動電源となる。ま
た、特別図柄表示装置32、ランプ制御装置75および
音声制御装置79に供給された5Vの直流は、各装置に
設けられたマイクロプロセッサ(図示せず)の駆動電源
となる。
【0042】つまり、各基板の電源は、総て単一の電源
基板80から供給されており、電源基板80が各基板の
電源を制御する。このため、製造機種ごとに基板構成が
異なる場合であっても、電源基板80から各基板へ電源
供給ラインを配線するだけでよいため、電源の供給経路
および各基板の変圧回路などを製造機種ごとに設計する
必要がない。したがって、基板設計の自由度を高めるこ
とができるため、パチンコ機の製造歩留まりを良くする
ことができる。また、各基板ごとに変圧回路を設ける必
要がないため基板の省スペース化を図ることができる。
【0043】図6に示すように、電源基板80には、主
基板100へ電源を供給するためのNo.1〜6の6ピ
ンのコネクタCN2aが取付けられており、このコネク
タCN2aは、ケーブルL1によって主基板100に取
付けられたコネクタCN1と接続される。ケーブルL1
の一端には、コネクタCN2aと接続するための端子C
N2bが取付けられており、他端には主基板100側の
コネクタCN1と接続するための端子(図示せず)が取
付けられている。また、電源基板80には、払出制御基
板200へ電源を供給するためのNo.1〜8の8ピン
のコネクタCN3aが取付けられており、このコネクタ
CN3aは、ケーブルL2によって払出制御基板200
に取付けられたコネクタCN1と接続される。ケーブル
L2の一端には、コネクタCN3aと接続するための端
子CN3bが取付けられており、他端には払出制御基板
200側のコネクタCN1と接続するための端子(図示
せず)が取付けられている。
【0044】さらに、電源基板80には、コネクタCN
7a,CN4a,CN5a,CN6a,CN1aが取付
けられている。コネクタCN7aは、ケーブルL3によ
ってCR接続基板56と接続されており、ケーブルL3
の一端にはコネクタCN7aと接続するための端子CN
7bが取付けられており、他端にはCR接続基板56側
のコネクタCN2と接続するための端子(図示せず)が
取付けられている。コネクタCN4aは、ケーブルL4
によって特別図柄表示装置32に設けられた特別図柄制
御基板32aと接続されており、ケーブルL4の一端に
はコネクタCN4aと接続するための端子CN4bが取
付けられており、他端には特別図柄制御基板32a側の
コネクタCN1と接続するための端子(図示せず)が取
付けられている。
【0045】コネクタCN5aは、ケーブルL5によっ
てランプ制御装置75に設けられたランプ制御基板75
aと接続されており、ケーブルL5の一端にはコネクタ
CN5aと接続するための端子CN5bが取付けられて
おり、他端にはランプ制御基板75a側のコネクタCN
1と接続するための端子(図示せず)が取付けられてい
る。コネクタCN6aは、ケーブルL6によって音声制
御装置79に設けられた音声制御基板79aと接続され
ており、ケーブルL6の一端にはコネクタCN6aと接
続するための端子CN6bが取付けられており、他端に
は音声制御基板79a側のコネクタCN1と接続するた
めの端子(図示せず)が取付けられている。コネクタC
N1aは、電源コードL7によって主電源70と接続さ
れており、電源コードL7の一端にはコネクタCN1a
と接続するための端子CN1bが取付けられている。
【0046】また、ケーブルL4〜L6は端子のピンの
数が同じであるため、共通のケーブルを用いることがで
きる。したがって、端子のピンの数がそれぞれ異なるケ
ーブルを用いる場合よりもケーブルを選択する手間を省
くことができるため、ケーブルの接続処理を容易かつ短
時間で行うことができる。また、共通で用いることがで
きるケーブルの数が多いため、端子のピンの数が異なる
ケーブルを何種類も製造する場合よりも製造コストを低
減することができる。
【0047】[電圧監視機能]次に、電源基板80から
各基板へ供給されている電源の電圧を監視する機能につ
いて図5、図6および図7(B)を参照して説明する。
図7(B)は、電源電圧監視用ICの主要構成を示す説
明図である。図5に示すように、電源基板80には、各
基板に供給される電源の電圧を監視する電源電圧監視用
IC84が設けられている。電源電圧監視用IC84
は、電圧検出ラインA1,A2およびA3から、それぞ
れ32Vライン86,12Vライン87,5Vライン8
8の電圧を検出する。電源電圧監視用IC84は、図7
(B)に示すように、32Vライン86から検出した電
圧をデジタル信号に変換するA/D変換回路84aと、
12Vライン87から検出した電圧をデジタル信号に変
換するA/D変換回路84bと、5Vライン88から検
出した電圧をデジタル信号に変換するA/D変換回路8
4cと、CPU84eとを備える。
【0048】CPU84eは、ROM84hおよびRA
M84iを内蔵する。ROM84hには、CPU84e
が実行するコンピュータプログラムが記憶されており、
RAM84iは、CPU84eの演算結果や処理結果を
一時的に記憶する。各A/D変換回路は、CPU84e
に接続されており、CPU84eは、各A/D変換回路
から出力されたデジタル信号を取り込み、ROM84h
に記憶されている電圧演算用プログラムに従って電圧を
演算するとともに、その演算値に基づいて所定の電圧に
上昇したか、あるいは低下したかなどの判定を行う。ま
た、CPU84eは、上記判定の時点からの経過時間を
クロック信号を用いて計測する。そしてCPU84e
は、各基板と接続されており、上記判定結果によって主
基板100および払出制御基板200へシステムリセッ
ト信号(ローレベル)を出力し、サブ化基板へサブリセ
ット信号(ローレベル)を出力する。またCPU84e
は、システムリセット信号またはサブリセット信号を解
除する(ローレベル→ハイレベル)。
【0049】[データのバックアップ機能]次に、マイ
クロプロセッサ210に内蔵のRAM216およびマイ
クロプロセッサ110に内蔵のRAM116にそれぞれ
格納されたデータをバックアップする機能について図5
および図7(A)を参照して説明する。図7(A)は、
電源基板80とマイクロプロセッサ210との接続関係
を示す説明図である。なお、以下の説明においてサブ化
基板とは、主基板100および払出制御基板200以外
の各基板をいう。図5に示すように、DC/DCコンバ
ータ83と払出制御基板200とを接続する電源供給ラ
イン83aには、ダイオードD1,D2が直列接続され
ており、そのダイオードD1の出力側にはバックアップ
電源たるコンデンサC1が並列接続されており、ダイオ
ードD2の出力側にはバックアップ電源たるコンデンサ
C2が並列接続されている。コンデンサC1,C2は、
それぞれDC/DCコンバータ83から供給される5V
の直流電流によって充電される。そのコンデンサC1の
放電電流は、図7(A)に示すようにケーブルL2の中
のバックアップ電源供給ラインL2aを介してマイクロ
プロセッサ210の内蔵RAMバックアップ用電源端子
VBBに供給される。また、コンデンサC2の放電電流
は、主基板100のマイクロプロセッサ110の内蔵R
AMバックアップ用電源端子VBB(図示せず)に供給
される。
【0050】また、電圧監視用IC84の出力は、マイ
クロプロセッサ210,110のNMI(ノン・マスカ
ブル・インタラプト)端子に接続されている(図7
(A))。ここで、ケーブルL2の一端に取付けられた
コネクタCN3b(図6)を電源基板80に設けられた
コネクタCN3aから外すか、あるいは、ケーブルL2
の他端に取付けられたコネクタ(図示せず)を払出制御
基板200側のコネクタCN1(図6)から外すことに
より、コンデンサC1からのバックアップ電源の供給を
停止させることができる。これにより、RAM216に
格納されている賞球の払出しに重要なデータが静電気ノ
イズや不正行為などによって書換えられた場合であって
も、迅速かつ容易にバックアップ電源の供給を停止させ
ることができるため、データの書換えによる損失を最小
限にくい止めることができる。なお、この実施形態で
は、コンデンサC1は、電気二重層コンデンサであり、
公称静電容量は0.1F、定格電圧5.5Vである。ま
た、ケーブルL1〜L6は、FPC(フレキシブル・プ
リント・サーキット)である。
【0051】[電源および払出制御基板の主な制御]次
に、各基板の電源の制御および払出制御基板200の主
な制御について図8〜図15を参照して説明する。図8
はサブCPU212が実行するプログラムスタート処理
の流れを示すフローチャートであり、図9はサブCPU
212が実行するメインプログラム処理の流れを示すフ
ローチャートである。図10はサブCPU212が実行
するコマンド入力処理の流れを示すフローチャートであ
り、図11はサブCPU212が実行するNMI割込み
処理の流れを示すフローチャートである。図12は、各
基板の電源の立上げから立下がりを示すタイミングチャ
ートである。図13は、電源電圧監視用IC84のCP
U84eが実行する制御開始処理1の流れを示すフロー
チャートであり、図14は、CPU84eが実行する制
御終了処理1の流れを示すフローチャートである。図1
5は、CPU84eが実行する電圧監視処理の流れを示
すフローチャートである。
【0052】(制御開始処理)最初に、電源電圧監視用
IC84のCPU84eが実行する制御開始処理1の流
れについて図13を参照して説明する。主電源70(図
5)を立上げると、DC/DCコンバータ83(図5)
から電源電圧監視用IC84へ5V電源が供給されると
ともに、DC/DCコンバータ82から電源電圧監視用
IC84へ12V電源が供給される。その供給された5
V電源はA/D変換回路84c(図7(B))によっ
て、12V電源はA/D変換回路84bによってそれぞ
れデジタル信号に変換される。それらのデジタル信号
は、それぞれ出力ライン84fを介してCPU84eに
取込まれ、CPU84eは取込んだデジタル信号に基づ
いて電圧を演算する。そしてCPU84eは、A/D変
換回路84cから取込んだデジタル信号に基づいて演算
した電圧V5 が、電源電圧監視用ICの最低動作電圧と
して予め設定されている電圧Vmin 以上であるか否かを
判定する(図13のステップ(以下、Sと略す)10
0)。
【0053】続いてCPU84eは、電圧V5 が電圧V
min 以上であると判定すると(S100:Yes)、シ
ステムリセット信号(ローレベル)およびサブリセット
信号(ローレベル)を対応する基板へ出力する(S10
2)。システムリセット信号1(図7(B))は主基板
100へ、システムリセット信号2は払出制御基板20
0へそれぞれ出力する。また、サブリセット信号1は特
別図柄制御基板32a(図6)へ、サブリセット信号2
はランプ制御基板75aへ、サブリセット信号3は音声
制御基板79aへそれぞれ出力する。続いてCPU84
eは、電圧V5 が、DC5V上昇検出電圧Vu5以上にな
ったか否かを判定する(S104)。続いてCPU84
eは、電圧V5 が、DC5V上昇検出電圧Vu5以上にな
ったと判定すると(S104:Yes)、A/D変換回
路84bから取込んだデジタル信号に基づいて演算した
電圧V12が、DC12V上昇検出電圧Vu12 以上になっ
たか否かを判定する(S106)。続いてCPU84e
は、電圧V12が、DC12V上昇検出電圧Vu12 以上に
なったと判定すると(S106:Yes)、その判定タ
イミングからの経過時間の計測を開始し、その計測時間
Tが時間Trp以上になったか否かを判定する(S10
8)。
【0054】続いてCPU84eは、計測時間Tが時間
Trp以上になったと判定すると(S108:Yes)、
システムリセット信号およびサブリセット信号を解除す
る(S110)。これにより、払出制御基板200、特
別図柄制御基板32a、ランプ制御基板75aおよび音
声制御基板79aがリセット解除し、主基板100から
送信される制御コマンドを受信可能状態になる(ローレ
ベル→ハイレベル)。なお、払出制御基板200のサブ
CPU212(図7(A))は、リセット解除後、自身
のセキュリティチェックおよび初期化を実行した後に制
御コマンドを受信可能状態になる。そのセキュリティチ
ェックでは、ROM214に記録されているコンピュー
タプログラムに異常が存在しないかなどのチェックを行
う。そして、払出制御基板200およびサブ化基板のリ
セットが解除されたタイミングから時間Trm遅れて主基
板100のリセットが解除される。主基板100のマイ
クロプロセッサ110は、CPU84eから出力された
システムリセット解除信号を入力したタイミングで、そ
のタイミングからの経過時間の計測を開始し、その計測
時間Tが時間Trm以上になったときに自身のリセット状
態を解除する。以上のように、払出制御基板200およ
びサブ化基板(作動系)が制御開始可能となった後に、
主基板100(制御系)が制御開始可能となるため、主
基板100が管理する総ての基板において主基板100
からのコマンド受信漏れが発生することがない。
【0055】ところで、払出制御基板200のマイクロ
プロセッサ210を構成するICチップと、主基板10
0のマイクロプロセッサ110を構成するICチップと
の種類が異なることに起因して、あるいは同じICチッ
プであっても特性のばらつきに起因して、自身のセキュ
リティチェックを実行するために必要な時間が、両マイ
クロプロセッサ間で異なる場合がある。たとえば、マイ
クロプロセッサ110の方がマイクロプロセッサ210
よりも自身のセキュリティチェックを実行するために必
要な時間が短い場合は、払出制御基板200がセキュリ
ティチェックを実行している最中に主基板100がセキ
ュリティチェックおよび初期設定を終了してしまい、主
基板100から出力されたコマンドを払出制御基板20
0が受信できないという事態が発生するおそれがある。
このような事態が発生すると、たとえば停電後に電源が
復帰した場合に、バックアップされた入賞データに基づ
いて賞球を払出す場合に、払出制御基板200が、基板
100から送信された払出制御コマンドの受信に失敗し
てしまい、賞球を払出すことができなかったり、あるい
は賞球数の払出個数が不正確になったりするおそれがあ
る。
【0056】しかし、払出制御基板200が自身のセキ
ュリティチェックを実行するために必要な時間から、主
基板100が自身のセキュリティチェックを実行するた
めに必要な時間を減算した値以上の時間を時間Trmに設
定しておけば、払出制御基板200が制御開始可能とな
った後に主基板100が制御開始可能となるため、払出
制御基板200が主基板100から送信された制御コマ
ンドの受信を失敗するおそれがない。したがって、電源
復帰後に正確な払出個数の賞球を払出すことができる。
なお、マイクロプロセッサ110,210の両者がセキ
ュリティチェックに要する時間が同一であるが、セキュ
リティチェック後に行う初期設定に要する時間が、マイ
クロプロセッサ110よりもマイクロプロセッサ210
の方が長い場合は、その初期設定の時間差以上の時間を
時間Trmに設定しておけば、払出制御基板200が制御
開始可能となった後に主基板100が制御開始可能とな
るため、払出制御基板200が主基板100から送信さ
れた制御コマンドの受信を失敗するおそれがない。つま
り、基板のリセット解除から制御開始可能になるまでに
要する時間(セキュリティチェックおよび初期設定など
を行うための時間)が、主基板100よりも払出制御基
板200の方が長い場合は、その時間差以上を時間Trm
に設定する。
【0057】(サブCPU212のプログラムスタート
処理)ここで、サブCPU212が実行するプログラム
スタート処理について図8を参照して説明する。サブC
PU212は、割込み禁止を設定し(S10)、メイン
ルーチンからサブルーチンへ移行するときにメインルー
チンのアドレスを保持するためのスタックポインタをア
ドレスのボトムに設定する(S12)。続いてサブCP
U212は、RAM216へのアクセス許可を設定し
(S14)、割込みモードにモード2を設定する(S1
6)。続いてサブCPU212は、インタラプトレジス
タにモード2で使用するアドレスを設定し(S18)、
RAM216のチェックデータが正しいか否か、たとえ
ばA5A5Hであるか否かを判定し(S20)、チェッ
クデータが正しい場合は(S20:Yes)、RAM2
16内のバックアップ領域以外を0クリア(初期化)
し、チェックデータが正しくない場合は(S20:N
o)、RAM216の全領域(たとえば256バイト)
を総て0クリア(初期化)するとともにチェックデータ
(たとえばA5A5H)をストアする(S24)。続い
てサブCPU212は、サブCPU212の暴走を監視
するタイマであるウオッチドッグタイマなどの内蔵ディ
バイスの初期設定を行い(S26)、作業領域の初期設
定を行う(S28)。続いてサブCPU212は、割込
み許可を設定し(S30)、このS30を繰り返す無限
ループに移行する。
【0058】(サブCPU212のメインプログラム処
理)ここで、払出制御基板200のサブCPU212が
実行するメインプログラム処理の流れについて図9を参
照して説明する。このメインプログラム処理は、CTC
(タイマカウンタ)218(図7)のチャンネル3割込
みによって実行される。サブCPU212は、割込み許
可を設定し(S100)、ウオッチドッグタイマをリス
タートさせる(S200)。続いてサブCPU212
は、データやコマンドの出力処理(S300)、入力処
理(S400)、払い出す賞球数の記憶や払出命令など
の賞球処理(S500)、CR接続基板56(図3)か
らのデータに基づいて貸球ユニット63を制御する貸球
処理(S600)を実行する。
【0059】(サブCPU212のコマンド入力処理)
次に、サブCPU212が実行するコマンド入力処理の
流れについて図10を参照して説明する。このコマンド
入力処理は、CTC218のチャンネル2割込みによっ
て実行される。サブCPU212は、主基板100から
送出された払出コマンドなどの制御コマンドを入力し
(S50)、その入力した制御コマンドをチェックする
(S52)。たとえば、制御コマンドは8ビットの信号
で構成された2バイトであり、それを1バイトずつに振
り分ける。続いてサブCPU212は、その入力した制
御コマンドが何を意味する制御コマンドであるか、たと
えば5個の賞球の払出命令を示すものか、15個の賞球
の払出命令を示すものかなどを解析し(S54)、割込
み許可を設定する(S56)。このように、コマンド入
力処理はチャンネル2割込みに割り当てられており、後
述するNMI割込み処理に続く優先順位第2位で実行さ
れるため、たとえばサブCPU212が賞球払出モータ
62cへパルス出力を行っているときに主基板から賞球
払出の制御コマンドが送信された場合であっても、その
制御コマンドの解析を優先して行うことができる。した
がって、主基板100からの制御コマンド受信の取りこ
ぼしによる賞球払出ミスや賞球払出の遅れなどをなくす
ことができる。
【0060】(制御終了処理)次に、電源電圧監視用I
C84のCPU84eが実行する制御終了処理1の流れ
について図14を参照して説明する。CPU84eは、
パチンコホールの営業終了時の電源遮断、停電、あるい
は電源の異常などにより、AC24Vの主電源70が遮
断されたと判定し(S200:Yes)、その判定のタ
イミングからの経過時間Tが時間Tdp(以下、電源断検
出時間と称する)になったと判定すると(S202:Y
es)、サブリセット信号をサブ化基板へ出力する(S
204)。続いてCPU84eは、サブリセット信号を
出力したタイミングからの経過時間Tが時間Tnmi にな
ったと判定すると(S206:Yes)、システムリセ
ット信号を主基板100および払出制御基板200へ出
力する(S208)。
【0061】以上のように、電源が遮断した場合に、サ
ブ化基板(作動系)をリセットした後に主基板100お
よび払出制御基板200をリセットすることができる。
これにより、たとえば、遊技球が入賞したときに電源が
遮断した場合であっても、ランプ制御基板75aおよび
音声制御基板79a(作動系)よりも主基板100(制
御系)の方が早く機能を停止しないため、入賞があった
にもかかわらず、入賞ランプ18cやLED類が点灯・
点滅しなかったり、効果音が再生されなかったりするこ
とがない。したがって、電源遮断時において、遊技者が
違和感を感じることなく、遊技を円滑に停止させること
ができる。
【0062】(NMI割込み処理)図12に示すよう
に、電源断検出時間Tdp経過後に、主基板100および
払出制御基板200にNMI信号が生成され、このNM
I信号は時間Tnmiの期間継続する。ここで、サブCP
U212は、NMI信号が生成されると、RAM216
に対するアクセスレジスタにアクセス禁止を設定する
(図11のS70)。また、フローチャートを示さない
が、メインCPU112も、NMI信号が生成される
と、RAM116に対するアクセスレジスタにアクセス
禁止を設定する。これらの割込み処理は、他の割込み処
理よりも最優先で実行される。つまり、RAM216,
116へのアクセスを禁止することにより、RAM21
6に格納されている入賞数、賞球数および払出個数など
の賞球データ、RAM116に格納されている遊技デー
タが書き換えられてしまうのを防止する。
【0063】たとえば、RAM216,116をバック
アップするタイミングのときに、既に他の割込み処理が
実行されており、新たな割込みを禁止していた場合に前
記他の割込み処理の処理時間が長くなると、その後に割
込み処理が許可され、RAM216,116へのアクセ
スを禁止しようとしても間に合わず、RAM216,1
16の記憶内容の一部または全部を破壊してしまうおそ
れがある。そこで、NMI割込み処理によってRAM2
16,116へのアクセスを禁止することにより、RA
M216,116の記憶内容の破壊を防止する。そし
て、時間Tnmiの期間は、主基板100および払出制御
基板200はシステムリセットされないため(図1
2)、その期間内に、電源遮断時に主基板100から出
力されていた制御コマンドや、その制御コマンドを出力
した時間などの遊技データが主基板100のRAM11
6にバックアップされ、電源遮断時における入賞数、賞
球数および払出個数などのデータが払出制御基板200
のRAM216にバックアップされる。
【0064】そして、時間Tnmiの期間が経過すると直
ちにCPU84eはシステムリセット信号を主基板10
0および払出制御基板200へ出力し(図14のS20
8)、主基板100および払出制御基板200はリセッ
ト状態になる。このとき、コンデンサC1(図5)の放
電電流がマイクロプロセッサ210のバックアップ用電
源端子VBB(図7(A))に供給されるため、RAM
216は入賞数、賞球数および払出個数などのデータの
記憶を維持することができる。また、コンデンサC2
(図5)の放電電流がマイクロプロセッサ110のバッ
クアップ用電源端子VBBに供給されるため、RAM1
16は上記遊技データの記憶を維持することができる。
なお、RAM216がバックアップされている期間中に
電源が立ち上がった場合は、サブCPU212は、RA
M216に格納されている賞球数を参照し、賞球払出モ
ータ62c(図3)を駆動し、上記賞球数に対応する賞
球を払出す。また、RAM116がバックアップされて
いる期間中に電源が立ち上がった場合は、メインCPU
112は、RAM116に格納されている遊技データを
参照し、電源遮断時の遊技を再開する。
【0065】(電源監視処理)次に、CPU84eが実
行する電源電圧監視処理の流れについて図15を参照し
て説明する。なお、ここでは、12Vライン87(図
5)の電圧を監視する場合を例に挙げて説明する。CP
U84eは、図示しないタイマからのタイミング信号を
取り込んで、電源電圧を検出するタイミングであると判
定すると(S80:Yes)、制御ライン84g(図7
(B))を介して各A/D変換回路へ制御信号を送出す
る(S82)。この制御信号を取込んだ各A/D変換回
路は、それぞれの電圧ライン84fから電流を取込み、
その取込んだ電流の電圧値をデジタル信号に変換し、C
PU84eへ送出する。
【0066】そしてCPU84eは、取込んだデジタル
信号をカウントして電圧V1を演算し、その電圧V1が
所定電圧以下であるかを判定する(S86)。ここで、
所定電圧とは、たとえば基板が機能するために最低限必
要な動作電圧であり、12V電源の基板では、たとえ
ば、10.3Vである。続いてCPU84eは、電圧V
1が10.3V以下である場合は(S86:Yes)、
12Vの電源によって機能している各基板へRESET
信号を送出し(S88)、パチンコ機10の所定箇所
(たとえば、RESET信号を送出する基板上、あるい
はパチンコ機10の外部から視認可能な箇所など)に設
けられた報知LED89(図5)を点灯させる(S9
0)。この報知LED89の点灯により、電源電圧の低
下により、機能しなくなった基板が発生したことを報知
することができる。このため、基板の機能を復活させる
ための処置を早期に行うことができる。また、電源電圧
が正常な電圧に復活すると、電源電圧監視用IC84か
ら上記リセットされた各基板へリセット解除信号が送出
され、各基板のリセット状態が解除され、各基板が制御
を再開する。
【0067】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、この実施形態のパチンコ機10を
使用すれば、遊技球が入賞したときに電源が遮断した場
合であっても、ランプ制御基板75aや音声制御基板7
9a(作動系)よりも主基板100(制御系)の方が早
く機能を停止しないため、入賞があったにもかかわら
ず、入賞ランプ18cやLED類が点灯または点滅しな
かったり、効果音が再生されなかったりすることがな
い。したがって、遊技者は、入賞のあったことを認識で
きるため、電源遮断時における遊技を円滑に停止させる
ことができる。 (2)また、主基板100は、サブ化基板が制御開始可
能となった後に制御開始可能となるため、サブ化基板
が、主基板100から送信されたコマンドの受信に失敗
するおそれがない。したがって、たとえば、電源遮断後
に電源が復帰し、バックアップされている制御コマンド
などに基づいて遊技を再開する場合でも、サブ化基板が
主基板100から送信された制御コマンドの受信を失敗
するおそれがないため、点灯すべきランプが点灯しなか
ったり、あるいは再生すべき音が再生されなかったりす
るなど、遊技が円滑に再開されないという事態が発生す
るおそれがない。
【0068】(3)さらに、各基板がそれぞれ自身に供
給されている電源電圧を独自に監視し、その監視電圧が
所定の電圧になったときに自身をリセットするのではな
く、電源電圧監視用IC84が監視している電圧が所定
の電圧になったときに電源電圧監視用IC84から各基
板へリセット信号を送信する構成であるため、各基板を
同時にリセットすることができる。しかも、リセット信
号の解除も電源電圧監視用IC84が統一して行い、サ
ブ化基板および払出制御基板200、主基板100の順
序で各基板をリセット解除し、主基板100が最も遅い
タイミングでリセット解除するため、主基板100から
送信した制御コマンドを払出制御基板200およびサブ
化基板が受信できなくなるおそれもない。したがって、
主電源70が遮断後に復帰し、RAM216にバックア
ップされている入賞データに基づいて賞球の払出しを再
開する場合でも、払出制御基板200は主基板100か
ら送信された払出命令の受信を失敗するおそれがないた
め、払出されるべき賞球が払出されなかったり、あるい
は払出個数が不足するなど、遊技者に不測の不利益を与
えるおそれがない。
【0069】(4)またさらに、上述の第1実施形態で
は、DC5V上昇検出電圧Vu5およびDC12V上昇検
出電圧Vu12 の各電圧値がそれぞれ異なる場合を説明し
たが、電源電圧監視用IC84の制御によって、サブ化
基板、払出制御基板200および主基板100のリセッ
ト解除を指示するため、上記各電圧値を同一に設定した
場合であっても、サブ化基板、払出制御基板200、主
基板100の順序で立上がるように規定することができ
る。つまり、ソフトウエア的処理によって各基板の立上
順序を規定できる。したがって、各基板間にセキュリテ
ィチェックに必要な時間、初期設定時間や回路動作時間
などに多少のばらつきが存在している場合であっても、
それとは無関係に各基板の立上順序を規定できるため、
各基板の立上がりタイミングの精度を高めることができ
る。さらに、電源電圧監視用IC84は、各基板へリセ
ット解除を指示するタイミングを時間に基づいて判断す
るため、電源電圧監視用IC84の動作電圧が変動した
場合であっても、その変動の影響を受けることなく、リ
セット解除の指示を各基板へ正確なタイミングで行うこ
とができる。
【0070】(5)そしてさらに、1つの電源電圧監視
用IC84が各基板の電源電圧を監視し、ある電圧の異
常を検出すると、その電圧が供給されている各基板を同
時にリセットし、あるいは、リセット状態を解除できる
ため、各基板の制御タイミングを高精度で制御できる。
しかも、各基板ごとに電源電圧監視用ICを設ける必要
がないため、その分、各基板の省スペース化を図ること
ができる。 (6)そしてさらに、各基板に電源を供給する電源供給
手段も単一であるため、製造機種ごとに基板構成が異な
る場合であっても、電源基板から各基板へ電源供給ライ
ンを配線するだけでよいため、電源の供給経路および各
基板の変圧回路などを製造機種ごとに設計する必要がな
い。したがって、基板設計の自由度を高めることができ
るため、パチンコ機の製造歩留まりを良くすることがで
きる。また、各基板ごとに変圧回路を設ける必要がない
ため基板の省スペース化を図ることができる。なお、メ
インCPU112またはサブCPU212によって電圧
監視を行うようにすることもできる。この場合、電圧監
視を他の処理と独立させてもよいし、割込み処理にする
こともできる。
【0071】<第2実施形態>次に、この発明に係る第
2実施形態について図16ないし図18を参照して説明
する。この第2実施形態に係るパチンコ機は、電圧の大
きさごとに電源を遮断できることを特徴とする。図16
は、電源基板80とマイクロプロセッサ210との接続
関係を示す説明図である。図17は、電源電圧監視用I
C84とスイッチSW1〜SW3との接続関係をブロッ
クで示す説明図である。図18は、電源電圧監視用IC
84のCPU84eが実行する制御終了処理2の流れを
示すフローチャートである。
【0072】図17に示すように、電源電圧監視用IC
84は、32V電圧検出ラインA1、12V電圧検出ラ
インA2および5V電圧検出ラインA3とそれぞれ接続
されており、信号出力ラインE1〜E3によってスイッ
チSW1〜SW3とそれぞれ接続されている。32V電
源供給ラインは、ソレノイドやモータ類にスイッチSW
1を介して接続されており、12V電源供給ラインは、
特別図柄制御装置、LED、ランプおよびセンサ類にス
イッチSW2を介して接続されている。5V電源供給ラ
インは、マイクロプロセッサ類にスイッチSW3を介し
て接続されている。
【0073】CPU84eは、主電源70が遮断された
と判定し(S220:Yes)、その判定のタイミング
からの経過時間Tが電源断検出時間Tdpになったと判定
すると(S222:Yes)、スイッチSW1,SW2
へスイッチOFF信号(図16)をそれぞれ出力する
(S224)。これにより、32V電源供給ラインおよ
び12V電源供給ラインが切断され、ソレノイドやモー
タ類の作動が停止するとともに、特別図柄制御装置、L
ED、ランプおよびセンサ類の作動が停止する。続いて
CPU84eは、スイッチOFF信号を出力したタイミ
ングからの経過時間Tが時間Tnmi になったと判定する
と(S226:Yes)、スイッチSW3へスイッチO
FF信号(図16)を出力する(S228)。これによ
り、5V電源供給ラインが切断され、マイクロプロセッ
サ類の制御が停止する。
【0074】[第2実施形態の効果]以上のように、第
2実施形態のパチンコ機を使用すれば、電源が遮断した
場合に、ソレノイド、モータ、特別図柄制御装置、LE
D、ランプおよびセンサなどの作動系の電源を遮断した
後でマイクロプロセッサなどの制御系の電源を遮断する
ことができる。これにより、たとえば、遊技球が入賞し
たときに電源が遮断した場合であっても、LED・ラン
プ、アンプ・スピーカ(作動系)よりもマイクロプロセ
ッサ110(制御系)の方が早く機能を停止しないた
め、入賞があったにもかかわらず、LED・ランプ類が
点灯・点滅しなかったり、効果音が再生されなかったり
することがない。したがって、電源遮断時において、遊
技者が違和感を感じることなく、遊技を円滑に停止させ
ることができる。また、32Vおよび12V電源を遮断
した後に5V電源を遮断するというように、消費電力の
大きいものを真っ先に電源遮断することで、その作動系
の回路内などに残存している電荷を、制御系が動作する
ために必要な電源と、データをバックアップするために
必要なコンデンサ電源とに回すことができる。このた
め、電源遮断時から所定時間バックアップ機能を確実に
確保することができる。さらに、賞球払出モータ62c
(図3)、貸球ユニット63内において供給する貸球を
所定数で区切るシャッター部材を動作させるソレノイド
(図示せず)が32V電源で駆動し、賞球払出センサ6
2a,62b(図3)、貸球ユニット63内において上
記シャッター部材を通過した貸球を検出する貸球センサ
が12Vで動作する場合は、32V電源を遮断した後に
12Vおよび5V電源を遮断するように制御することも
できる。これによれば、32V電源が遮断されたときか
ら所定時間12V電源が生きた状態になるため、32V
電源が遮断したときにセンサを通過した賞球や貸球など
の検出を有効にすることができる。なお、32V、12
V、5Vの順に3段階で電源を切断するように制御する
こともできる。
【0075】[他の実施形態] (1)第1実施形態では、CPU84eが各基板のリセ
ットおよびリセット解除の双方を行う場合を説明した
が、リセットのみを行い、リセット解除については、各
基板が自己の電圧上昇を検出し、その検出電圧が所定の
電圧になったときに自己をリセット解除するように構成
することもできる。 (2)また、CPU84eが各基板のリセット解除のみ
を行い、リセットについては、各基板が自己の電圧上昇
を検出し、その検出電圧が所定の電圧になったときに自
己をリセットするように構成することもできる。
【0076】(3)さらに、電源遮断時にRAM11
6,216にバックアップされたデータを消去するため
のRAMクリアー信号を出力する回路と、その回路の動
作をON・OFFするスイッチとを、たとえば電源基板
80に設けることもできる。この構成によれば、上記ス
イッチをONすることにより、RAMクリアー信号をマ
イクロプロセッサ110,210へそれぞれ送信し、R
AM116,216にバックアップされたデータを消去
することができる。そのスイッチは、たとえばプッシュ
ON式のスイッチであり、ホール従業員が操作し易い箇
所に設ける。また、図12に示すように、RAMクリア
ー信号によってバックアップデータを消去できる期間、
つまり有効期間は、各基板のリセットが解除されたタイ
ミングから時間Tmcの期間である。この時間Tmcは、た
とえばホール従業員が、バックアップデータを消去すべ
きパチンコ機に対してスイッチを操作するために十分な
時間に基づいて設定する。たとえば、時間TmcT1は、
15分〜30分であり、その長さは所望の長さに設定で
きる。この構成によれば、パチンコホールの開店前に試
射した際の賞球の払出しに関するデータ、あるいは、静
電気ノイズや不正行為などによって書換えられた賞球デ
ータがRAM216にバックアップされている場合であ
っても、そのバックアップされているデータを消去でき
るため、そのバックアップされているデータに基づいて
賞球が払出されてしまうことにより店側が不利益をこう
むるおそれもない。しかも、開店前の試射中に発生し
た、遊技を制御するための制御データがRAM116に
バックアップされている場合であっても、そのバックア
ップされている制御データを消去できるため、遊技者が
開店時に遊技を行う場合に、バックアップされている制
御データに基づいて遊技が開始されてしまい、遊技者が
違和感を覚えるおそれもない。
【0077】(4)さらに、前述の各実施形態では、こ
の発明に係る遊技機として第1種パチンコ機を例に挙げ
て説明したが、第2種パチンコ機、第3種パチンコ機、
それら以外の種類のパチンコ機、あるいは、スロットマ
シンなどの他の遊技機にもこの発明を適用できることは
勿論である。
【0078】[各請求項と実施形態との対応関係]マイ
クロプロセッサ110,210が、請求項1に記載の制
御系に対応し、賞球払出モータ62c、発射モータ15
e、大入賞口ソレノイド43bおよび普通電動役物ソレ
ノイド28a、LEDおよびランプなどが、作動系に対
応し、電源電圧監視用IC84が機能停止制御手段に対
応する。また、RAM116,216が、請求項2に記
載の記憶手段に対応し、コンデンサC1,C2がバック
アップ手段に対応する。さらに、DC/DCコンバータ
83が、請求項3に記載の第1の電源供給手段に対応
し、整流回路81およびDC/DCコンバータ82が第
2の電源供給手段に対応する。さらに、ROM84h
(図7(B))が、請求項9に係る記録媒体に対応す
る。そして、CPU84eが実行するS200〜S20
8(図14)、または、S220〜S228(図18)
が、機能停止制御手段として機能するとともに、請求項
9に記載の処理に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施形態のパチンコ機を正面か
ら見た説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機10に備えられた遊技盤
14の主要構成を示す説明図である。
【図3】パチンコ機10の電気的構成をブロックで示す
説明図である。
【図4】パチンコ機10の主なハードウエア構成を示す
説明図である。
【図5】電源基板80の主要構成を各基板との接続関係
と共に示す説明図である。
【図6】電源基板80と各基板との接続関係の詳細を示
す説明図である。
【図7】図7(A)は、電源基板80とマイクロプロセ
ッサ210との接続関係を示す説明図であり、図7
(B)は、電源電圧監視用ICの主要構成を示す説明図
である。
【図8】サブCPU212が実行するプログラムスター
ト処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】サブCPU212が実行するメインプログラム
処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】サブCPU212が実行するコマンド入力処
理の流れを示すフローチャートである。
【図11】サブCPU212が実行するNMI割込み処
理の流れを示すフローチャートである。
【図12】各基板の電源の立上げから立下がりを示すタ
イミングチャートである。
【図13】CPU84eが実行する制御開始処理1の流
れを示すフローチャートである。
【図14】CPU84eが実行する制御終了処理1の流
れを示すフローチャートである。
【図15】CPU84eが実行する電圧監視処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図16】第2実施形態における電源電圧監視用ICの
主要構成を示す説明図である。
【図17】電源電圧監視用IC84とスイッチSW1〜
SW3との接続関係をブロックで示す説明図である。
【図18】電源電圧監視用IC84のCPU84eが実
行する制御終了処理2の流れを示すフローチャートであ
る。
【図19】従来のパチンコ機の正面説明図である。
【図20】図19に示すパチンコ機の裏セットを示す説
明図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 15e 発射モータ(作動系) 18c 入賞ランプ(作動系) 43b 大入賞口ソレノイド(作動系) 62c 賞球払出モータ(作動系) 70 主電源 75a ランプ制御基板(作動系) 79a 音声制御基板(作動系) 80 電源基板 81 整流回路(第2の電源供給手段) 82 DC/DCコンバータ(第2の電源供給手段) 83 DC/DCコンバータ(第1の電源供給手段) 84 電源電圧監視用IC(機能停止制御手段) 84h ROM(記録媒体) 100 主基板(制御系) 110 マイクロプロセッサ(制御系) 210 マイクロプロセッサ(制御系) C1,C2 コンデンサ(バックアップ手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号を出力する制御系と、 この制御系から出力された制御信号に基づいて作動する
    作動系と、 この遊技機に供給されている電源が所定の電圧に低下し
    た場合に、前記作動系の機能を停止させた後に前記制御
    系の機能を停止させる機能停止制御手段と、 を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技中に発生したデータを記憶する記憶
    手段と、 前記遊技機に供給されている電源が所定の電圧に低下し
    た場合に、前記記憶手段に記憶されているデータをバッ
    クアップするバックアップ手段とを備えており、 前記機能停止制御手段は、 前記バックアップ手段による前記データのバックアップ
    が終了した後に前記制御系の機能を停止させることを特
    徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記制御系に電源を供給する第1の電源
    供給手段と、 前記作動系に電源を供給する第2の電源供給手段とを備
    えており、 前記機能停止制御手段は、 この遊技機に供給されている電源が所定の電圧に低下し
    た場合に、前記第2の電源供給手段による電源供給を遮
    断することによって前記作動系の機能を停止させた後
    に、前記第1の電源供給手段による電源供給を遮断する
    ことによって前記制御系の機能を停止させることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記機能停止制御手段は、 この遊技機に供給されている電源が所定の電圧に低下し
    た場合に、前記作動系に設けられた回路をリセットする
    ことによって前記作動系の機能を停止させた後に、前記
    制御系に設けられた回路をリセットすることによって前
    記制御系の機能を停止させることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1つに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記第1の電源および前記第2の電源
    は、単一の電源基板上に設けられており、 前記機能停止制御手段は、前記第1の電源および前記第
    2の電源から供給される電源の電圧を監視する機能を有
    する単一の手段であることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれか1つに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記制御系は、 リセットの指示を受けた際に、自身が有する回路をそれ
    ぞれリセットする複数の基板を備えており、 前記機能停止制御手段は、監視している電圧が所定の電
    圧になった際に、前記複数の基板へリセットを指示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記複数の基板は、リセット解除の指示
    を受けた際に、自身が有する回路をそれぞれリセット解
    除し、 前記機能停止制御手段は、監視している電圧が所定の電
    圧になった際に、前記所定の基板へリセット解除を指示
    することを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記複数の基板は、リセット解除の指示
    を受けた際に、自身が有する回路をそれぞれリセット解
    除し、 前記機能停止制御手段は、前記複数の基板へリセット解
    除を指示するタイミングになるまでの時間を計測し、そ
    の計測時間が所定の時間になった際に、前記複数の基板
    へリセット解除を指示することを特徴とする請求項6ま
    たは請求項7に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 制御信号を出力する制御系と、この制御
    系から出力された制御信号に基づいて作動する作動系
    と、この遊技機に供給されている電源が所定の電圧に低
    下した場合に、前記作動系の機能を停止させた後に前記
    制御系の機能を停止させる機能停止制御手段とを有する
    遊技機に備えられており、コンピュータが読取可能なコ
    ンピュータプログラムが記録された記録媒体であって、 前記機能停止手段が、この遊技機に供給されている電源
    が所定の電圧に低下した場合に、前記作動系の機能を停
    止させた後に前記制御系の機能を停止させるための処理
    を実行するためのコンピュータプログラムが記録された
    ことを特徴とする記録媒体。
JP2000207775A 1999-12-28 2000-07-10 遊技機および記録媒体 Pending JP2001246136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207775A JP2001246136A (ja) 1999-12-28 2000-07-10 遊技機および記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37286799 1999-12-28
JP11-372867 1999-12-28
JP2000207775A JP2001246136A (ja) 1999-12-28 2000-07-10 遊技機および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001246136A true JP2001246136A (ja) 2001-09-11

Family

ID=26582451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000207775A Pending JP2001246136A (ja) 1999-12-28 2000-07-10 遊技機および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001246136A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5529987B1 (ja) * 2013-02-04 2014-06-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2021102012A (ja) * 2019-12-26 2021-07-15 株式会社藤商事 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5529987B1 (ja) * 2013-02-04 2014-06-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2014147626A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Universal Entertainment Corp 遊技機
JP2021102012A (ja) * 2019-12-26 2021-07-15 株式会社藤商事 遊技機
JP7321082B2 (ja) 2019-12-26 2023-08-04 株式会社藤商事 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4632375B2 (ja) 遊技機
JP2001300013A (ja) 遊技機
JP2001246136A (ja) 遊技機および記録媒体
JP2001198333A (ja) パチンコ機および記録媒体
JP3589925B2 (ja) パチンコ機
JP2001246135A (ja) 遊技機および記録媒体
JP2002224405A (ja) 遊技機
JP2001246132A (ja) 遊技機および記録媒体
JP2001198277A (ja) パチンコ機および記録媒体
JP2001246133A (ja) 遊技機および記録媒体
JP3589924B2 (ja) パチンコ機
JP2001246131A (ja) 遊技機および記録媒体
JP2001187252A (ja) パチンコ機および記録媒体
JP2002204872A (ja) 遊技機
JP3811780B2 (ja) パチンコ機
JP2002113229A (ja) 遊技機
JP2002204869A (ja) 遊技機
JP3809493B2 (ja) 遊技システム
JP2001198334A (ja) パチンコ機および記録媒体
JP2001198276A (ja) パチンコ機および記録媒体
JP2002085774A (ja) 遊技機
JP3745943B2 (ja) 遊技システム
JP2002204870A (ja) 遊技機
JP2001246134A (ja) 遊技機および記録媒体
JP2001187191A (ja) パチンコ機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217