JP2001246033A - 水中運動装置 - Google Patents

水中運動装置

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JP2001246033A
JP2001246033A JP2000061272A JP2000061272A JP2001246033A JP 2001246033 A JP2001246033 A JP 2001246033A JP 2000061272 A JP2000061272 A JP 2000061272A JP 2000061272 A JP2000061272 A JP 2000061272A JP 2001246033 A JP2001246033 A JP 2001246033A
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Japan
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walk
water
knee
walking
underwater exercise
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JP2000061272A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hosono
正行 細野
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N Tec KK
Original Assignee
N Tec KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望のプール環境に設定する作業を容易に行
なえるようにする。 【解決手段】 プール3には、このプール3の利用環境
を変化させる各機関・装置を設置する。制御装置4がこ
れら装置を制御する。さらに、上記制御装置4を制御す
るためのプログラムを受け入れ自在な端末機Tを設け
る。この端末機Tは、ネットワークを介して接続された
サーバSに格納されている上記プログラムを受け取り、
該制御装置4を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プールを利用し
たリハビリ運動や水中エクササイズ運動を、所望のメニ
ューに従ってプール環境を自動的に設定することができ
る水中運動装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】近年、健康増進やリハビリ、運
動機能の向上等を図るため、スイミングは勿論、水中に
おける各種エクササイズ運動が普及しており、これをサ
ポートするように、プール施設でも、夫々目的を異にす
る各種水中運動を行うことができるように、プールの一
部の床或は床面全てを昇降自在にしたものが多く出現し
ている。
【0003】ところで、上記スイミングや水中エクササ
イズ運動、水中リハビリテーション運動を行う場合、定
められた時間にプール施設に出向き、受付で利用希望を
申し込んだ上で利用するのが現状である。この場合、施
設側では水温や水流圧・流量・水深等の諸条件に関し、
ある程度は利用者の希望を参酌してはくれるが、殆どの
ケースでは、諸条件を利用者に合わせて設定するのが非
常に煩雑であるため、施設側が諸事情を自主的に勘案し
て設定しているのが現状である。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、プールを利用
したリハビリ運動や水中エクササイズ運動を、利用者の
希望するプール環境により容易に設定できるようにし、
利用者自らでも或いは施設側の人員が少ない場合でも、
容易かつ迅速に所望のプール環境に設定して利用するこ
とができる使い勝手に優れた水中運動装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る水中運動装置にあっては、遊泳若し
くは水中運動を行うことができ、かつ、水深を昇降床の
昇降によって調整可能なプールと、該プールの水温・水
流圧の大小及び水量、水深を調整制御する制御手段と、
該制御手段に作動的に接続された加温装置及び水流圧送
ポンプ装置並びに昇降床駆動装置と、上記プールの水温
・水流圧の大小及び水量、水深を所望の状態にセットす
べく上記制御手段を制御する端末装置と、この端末装置
にネットワークを介して接続され、上記端末装置に該制
御手段を所望の状態にセットするためのプログラムを供
給自在なサーバと、を有して構成されてなり、上記端末
装置は、選択された水中エクササイズ運動の組み合わせ
に対応して上記制御手段を作動させるべく上記サーバか
ら適宜のプログラムを受け取り、当該プログラムにより
上記制御手段を介して上記プールの水温・水流圧の大小
及び水量、水深を所定の状態に順次セットすると共に、
上記選択された水中エクササイズ運動時間に対応させて
同運動の指導カリキュラムを水中運動者が視認可能場所
に設置されたモニターに表示可能とされていることを特
徴とするものである。
【0006】また、この発明に係る水中運動装置にあっ
ては、上記端末装置は、上記制御手段を兼ねるものであ
ることを特徴とするものである。
【0007】さらに、この発明に係る水中運動装置にあ
っては、上記サーバには、水中運動者の肉体的条件に基
づいて、前記プールの水温・水流圧の大小及び水量、水
深に関する諸条件を適宜設定した複数のプログラムが格
納されており、上記端末装置は、その入力手段を介して
水中運動を行なう者の肉体的条件を入力することによ
り、その表示装置に選択的に表示される該複数のプログ
ラムのうちの少なくとも一のプログラムのなかから適宜
のプログラムを選択して実行可能としてなることを特徴
とするものである。
【0008】さらにまた、この発明に係る水中運動装置
にあっては、上記制御手段に作動的に接続された、上記
プールの水温・水流圧の大小及び水量、水深を所望の状
態にセットするための各選択スイッチを設け、これら上
記各選択スイッチを介して行なうセットと前記端末装置
を介して行なうセットとを選択可能としてなることを特
徴とするものである。
【0009】また、この発明においては、上記水中エク
ササイズ運動を、前に歩くナチュラルウォーク、後ろに
歩くバックウォーク、ジョギング、膝を上げて歩くニー
アップウォーク、歩幅を大きくして歩くダイナミックウ
ォーク、踵を上げて歩くヒールアップウォーク、足首を
振りながら歩くリラックスウォーク、膝を伸ばして歩く
ニーストレートウォーク、踵で歩くヒールウォーク、横
に歩くサイドウォーク、水をけって歩くフロントキック
ウォーク、スケートをするように歩くスケータウォー
ク、同じ側の手足を動かすアンバランスウォーク、手を
使わずに歩くノーハンドウォーク、片手だけを振って歩
くワンハンドウォーク、膝を抱えて歩くニーホールドウ
ォーク、水をかきながら後ろに歩く変形バックウォー
ク、斜め前に歩くレッグクロスウォーク、手足の開閉を
逆にする変形サイドウォーク、足を前で交差させるフロ
ントサイドクロスウォーク、足を後ろで交差させるバッ
クサイドクロスウォーク、手足を同時に前で交差し横に
歩く変形フロントサイドクロスウォーク、ウエストから
上をひねり前に歩くアッパツイストフロントウォーク、
ウエストから上をひねり後ろに歩くアッパツイストバッ
クウォーク、腰から下をひねり前に歩くロアツイストフ
ロントウォーク、腰から下をひねり後ろに歩くロアツイ
ストバックウォーク、エビジャンプの中から選択して組
み立てるのが望ましい。
【0010】その一例として、上記水中エクササイズ運
動を、ナチュラルウォークからバックウォーク、ニーア
ップォーク(前後)、ダイナミックウォーク、ヒールア
ップウォークと足振り、サイドウォーク、ニーストレー
トウォークと足振り、サイドウォーク、スケータウォー
クを経て手つきバックウォークで組み立て、一つのウォ
ークで2〜3分ずつ行い、合計で30分間のコンディシ
ョニングメニューとして組み立てることができる。
【0011】また、他の例として、上記水中エクササイ
ズ運動を、ニーアップウォークからダイナミックウォー
ク、ヒールアップウォークと足振り、サイドウォーク、
ニーアップウォーク(前後)、ニーホールドウォーク、
サイドウォーク、フロントキックウォーク、バックウォ
ークを経てスケータウォークで組み立て、一つのウォー
クで2〜3分ずつ行い、合計で約30分間のコンディシ
ョニングメニューとして組み立てることもできる。
【0012】さらに、他の例として、上記水中エクササ
イズ運動を、バツクウォークからナチュラルウォーク、
ニーアップウォーク(前後)、サイドウォーク、サイド
クロスウォーク、背筋を伸ばして行なうニーホールドウ
ォーク(前後)、サイドウォークを経てエビジャンプで
組み立て、一つのウォークで2〜3分ずつ行い、合計で
約30分間の腰痛予防・改善メニューとして組み立てる
こともできる。
【0013】またさらに、他の例として、上記水中エク
ササイズ運動を、ニーアップウォークからフロントキッ
クウォーク、ダイナミックウォーク、サイドウォーク、
サイドクロスウォーク(前、後ろ交互)、ジョギング、
レッグクロスウォーク、ツイストウォーク、ニーホール
ドウォーク(前後)を経てエビジャンプで組み立て、一
つのウォークで2〜3分ずつ行い、合計で約30分間の
体力向上メニューとして組み立てることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0015】図1と図2に示すように、この形態例に係
る水中運動装置1は、屋内に設置されたプール3と、こ
のプール3に配設された各機構・装置を駆動制御する制
御装置4と、該制御装置4に作動的に接続された加温装
置Kと昇降床5(この形態例では3分割5A,5B,5
Cされている。)を昇降動させる昇降床駆動装置(図示
せず)及び水流圧発生装置(図示せず)と、上記プール
3の水温・水流圧の大小及び水量、水深を所望の状態に
セットすべく上記制御装置4を制御するパーソナルコン
ピュータ装置(端末装置)Tと、このパーソナルコンピ
ュータ装置Tにインターネットを介して接続され、該パ
ーソナルコンピュータ装置Tに上記制御装置4を介して
各機構・装置を所望の状態にセットするためのプログラ
ムを供給自在なサーバSと、を有して構成されている。
上記制御装置4が、特許請求の範囲に記載した制御手段
に相当する。
【0016】上記パーソナルコンピュータ装置Tは、プ
ールサイドやプール施設内の適宜の場所に設置されてお
り、利用者(水中運動者)が選択した水中エクササイズ
運動の組み合わせに対応して上記制御装置4を作動させ
るべく、上記サーバSからインターネットを介して適宜
のプログラムを受け取る。そして、当該プログラムによ
り上記制御装置4を介して上記プール3の水温・水流圧
の大小及び水量、水深を所定の状態に順次セットする。
尚、上記パーソナルコンピュータ装置Tには、インター
ネットに接続するためのハードウエア及びソフトウエア
群が設けられているのは勿論である。このパーソナルコ
ンピュータ装置Tは、インターネットに、所謂常時接続
している野が望ましい。但し、必要に応じてインターネ
ットに接続し、サーバSから必要なプログラムを入手す
る構成としても良い。
【0017】また、上記昇降床駆動装置は、例えば、エ
アシリンダを採用した構成の他、ワイヤーロープを利用
した昇降機構やギアを利用した昇降機構等、公知の各種
昇降機構を採用することができる。このようにして昇降
制御される昇降床5は、プール3の一部に配置してもよ
く、或は、プール床全体が昇降し、または、2分割以
上、例えば本形態例のように3分割されて独立し或は連
動して昇降作動するように構成してもよい。
【0018】一方、上記加温装置Kは、上記プール3の
近傍に設置されて夫々異なる温度の水が注入できるよう
に構成されており、第1の温水発生装置6及び第2の温
水発生装置7と、混合槽8と、から構成されている。
【0019】第lの温水発生装置6は、その内部に貯留
した水を所望の温度、例えば、30℃に加温し、その温
度を保持する機能を有して構成されている。第2の温水
発生装置7は、その内部に貯留した水を上記第1の温水
発生装置6とは異なる水温、例えば、35℃に加温し、
その温度を保持する機能を有して構成されている。
【0020】このような第1及び第2の各温水発生装置
6,7は、特に図示はしないが、ヒータと、温度センサ
と、この温度センサによる検出値に応じて各ヒータのオ
ン・オフを制御する制御器(MPU)と、を備えて構成
されている。但し、この発明にあってはこの構成に限定
されるものではなく、要は、その内部に貯留した水を所
望温度に加温し、その温度を保持する機能を有して構成
されているものであれば、いずれの構成のものも採用す
ることができる。
【0021】一方、上記混合槽8は、上記第1・第2の
温水発生装置6,7及びこれら各温水発生装置6,7を
通らない上水が供給自在に連通接続されている。すなわ
ち、上記各温水発生装置6,7と混合槽8とは、配管
9,10,11で連通接続されている。また、上記混合
槽8は配管12によってプール3に連通接続されてい
る。尚、上記プール3には、上記温水発生装置6,7で
生成された温水を配管13,14を通じて直接供給でき
るようにも構成されている。また、配管15は、上水を
プール3に直接供給する。さらに、図中符号16乃至2
2は、上記各配管9乃至15に介装された電磁開閉弁で
ある。
【0022】これら電磁開閉弁16乃至22は、上記サ
ーバSからパーソナルコンピュータ装置Tに送られてき
たプログラムに基づき、プール3に設置された複数の水
温センサ及び水位センサからの検出された温度、水位情
報に応じて、その開閉時間等が自動的に制御される。勿
論、上記混合槽8内にも温度センサ及び水位センサを配
設し、その内部温度を所望温度となるように制御し、か
つ、水量も所望の状態となるように制御される。これら
各センサは公知のものを用いることができる。
【0023】上記サーバSに格納され、必要に応じてパ
ーソナルコンピュータ装置Tに供給される上記プログラ
ムは、水温選択ルーチンと、水流圧選択ルーチンと、水
深選択ルーチンと、カリキュラム選択ルーチンと、が含
まれている。これら各ルーチンのうち、上記水温選択ル
ーチンは、水中運動者の年齢や必要な運動量に応じて、
プール3の水が所望温度に設定されるよう上記制御装置
4を介して上記加温装置Kを制御する。
【0024】また、水流圧選択ルーチンは、水中運動者
の年齢や必要な運動量等に応じて、所望(例えば、
「強」「中」「弱」)の水流圧に設定するよう上記制御
装置4を介して、例えば上記電磁開閉弁19、20、2
1等の開度を調整する等により、水流圧を調整制御す
る。
【0025】さらに、水深選択ルーチンは、水中運動者
の身長や必要な運動形態等に応じて、所望の水深に設定
するよう上記制御装置4を介して昇降床駆動装置を制御
し、各昇降床5A,5B,5Cを所望水深位置へと昇降
させるように駆動制御する。
【0026】上記カリキュラム選択ルーチンは、水中運
動者の年齢や必要な運動量、さらには選択された水中エ
クササイズに応じて上記制御装置4を作動させて、上記
プール3の水温・水流圧の強弱及び水量、水深を適宜の
状態に自動的に順次時系列でセットする。これと共に、
上記選択された水中エクササイズ運動時間に対応させて
同運動の指導メニューを水中運動者が視認可能場所に設
置されたモニター(図示せず)に流すようにしている。
【0027】上記カリキュラム選択ルーチンに収められ
ている水中エクササイズ運動の種類としては、例えば、
前に歩くナチュラルウォーク(図3A参照)、後ろに歩
くバックウォーク(図3B参照)、ジョギング(図13
F参照)、膝を上げて歩くニーアップウォーク(図3C
参照)、歩幅を大きくして歩くダイナミックウォーク
(図3D参照)、踵を上げて歩くヒールアップウォーク
(図4A参照)、足首を振りながら歩くリラックスウォ
ーク(図4B参照)、膝を伸ばして歩くニーストレート
ウォーク(図4C参照)、踵で歩くヒールウォーク(図
4D参照)、横に歩くサイドウォーク(図5A参照)、
水をけって歩くフロントキックウォーク(図5B参
照)、スケートをするように歩くスケータウォーク(図
5C,D参照)、同じ側の手足を動かすアンバランスウ
ォーク(図6A参照)、手を使わずに歩くノーハンドウ
ォーク(図6B参照)、片手だけを振って歩くワンハン
ドウォーク(図6C参照)、膝を抱えて歩くニーホール
ドウォーク(図6D参照)、水をかきながら後ろに歩く
バックウォーク(図7A参照)、斜め前に歩くレッグク
ロスウォーク(図7B参照)、手足の開閉を逆にする変
形サイドウォーク(図7C参照)、足を前で交差させる
フロントサイドクロスウォーク(図7D参照)、足を後
ろで交差させるバックサイドクロスウォーク(図8A参
照)、手足を同時に前で交差し横に歩く変形フロントサ
イドクロスウォーク(図8B参照)、ウエストから上を
ひねり前に歩くアッパツイストフロントウォーク(図8
C参照)、ウエストから上をひねり後ろに歩くアッパツ
イストバックウォーク(図8D参照)、腰から下をひね
り前に歩くロアツイストフロントウォーク(図9A参
照)、腰から下をひねり後ろに歩くロアツイストバック
ウォーク(図9B参照)、エビジャンプ(図9C参照)
の中から、年齢・体力・目的に対応して適宜選択して組
み立てられている。
【0028】このようにカリキュラムに組み込まれる各
ウォークの動態様を以下に説明する。これら各ウォーク
は、2〜3分間隔で実行できるように組み立てられてお
り、この時間間隔に対応して、制御装置4は、上記サー
バSからパーソナルコンピュータ装置Tに送り込まれた
プログラムの指令に基づいて、上記プール3の水温・水
流圧の強弱及び水量、水深を所定の状態に自動的に順次
時系列でセットすると共に、上記選択された水中エクサ
サイズ運動時間に対応させて予めビデオテープやビデオ
CD等に録画されている同運動の指導メニューが、水中
運動者の視認可能な場所に設置されたモニター(図示せ
ず)に流される。
【0029】すなわち、前に歩くナチュラルウォーク
は、水中ウォークの中でも基本となる歩き方で、前に踏
み出した足は踵から膝を伸ばして着くようにし、足先で
蹴り出し、楽な歩幅とスビード(おしゃべりしながら歩
ける位の速さ)で歩くもので、腕は水中で自然に振る歩
き方をいう。ポイントとしては、階上歩行とのバランス
の違いを確かめながら歩くことと、背筋を伸ばし、呼吸
は踵を着く時に意識的に息を吐くことである。
【0030】後ろに歩くバックウォークは、引いた足の
つま先がプール床面についてからゆっくりと体重を移動
していき、無理のない自然な歩幅で歩く歩き方をいう。
ポイントとしては、肩の力を抜き、両腕は水中にいれ体
のバランスをとるように動かす。後ろに障害物がないか
を確かめてから歩くことである。
【0031】ジョギングは、膝を上げて両腕を交互に振
りながら水中をゆっくりとした速さで走行することであ
る。ポイントとしては、階上走行とのバランスの違いを
確かめながら走行することである。
【0032】膝を上げて歩くニーアップウォークは、膝
をできるだけ高く上げて元気よくリズミカルに歩くこと
である。ポイントとしては、着地はつま先から下ろし、
立って体を支えている方の足は、膝の裏を伸ばすように
し、立って体を支えている方のお尻を引き締めてヒップ
アップ効果が得られるようにすることにある。
【0033】歩幅を大きくして歩くダイナミックウォー
クは、上記ナチュラルウォークよりもさらに歩幅を大き
くして歩き、前の足が着くときに後ろ足の太腿の付け根
が伸びるようにできるだけ遠くまで大きく歩く。このと
き、腕も前後に大きく伸ばす。この歩き方は、足の付け
根の関節の動きを良くし、陸上歩行がよりスムーズにな
る。息は後ろの足を引きつけるときに吸い、前の足で踏
み込むときに吐く。水の浮力を十分に利用して着地をで
きるだけゆっくりと行う。
【0034】踵を上げて歩くヒールアップォークは、背
伸びをするようにつま先立ちになり、歩幅を小さくして
歩く。あごを引き、背筋を伸ばし、頭の先が上から吊ら
れているような気持ちで歩く。ポイントとしては、お臍
を引くようにして、腹筋を引き締める。ヒッブプ内側に
引き締め、腰が落ちないようにする。筋肉の緊張を伴う
歩き方なので、2〜3分歩いたら足首を振るようにして
足の甲で水を蹴って2〜3分歩き緊張をほぐす。
【0035】足首を振りながら歩くリラックスウォーク
は、足を軽く持ち上げ、足首を振るようにして、足の甲
で水を蹴って歩く。足全体の力を抜いてリラックスしな
がら歩く。この歩き方は、ヒールウォークやヒールアッ
プウォーク、ニーストレートウォーク等、足を緊張させ
る歩き方の後、緊張した筋肉をほぐすための歩き方であ
る。
【0036】膝を伸ばして歩くニーストレートウォーク
は、膝を伸ばしたまま踵を突き出すようにして歩く。つ
ま先が上の方に向くと膝の裏がよくのびる。所謂バッキ
ンガム宮殿の衛兵のような歩き方である。ポイントとし
ては、膝関節に障害がある者によい歩き方であり、肩の
力を抜く。筋肉の緊張を伴う歩き方なので、2〜3分歩
いたら足首を振るようにして2〜3分歩き緊張をほぐ
す。
【0037】踵で歩くヒールウォークは、つま先を上げ
腫で歩く。背筋を伸ばしペンギンが歩くように小さな歩
幅で進む。陸の上では余り使うことがない脛(膝から足
首にかけての前の部分)が鍛えられる。この歩き方は、
目常生活のなかで、小さな段差などに躓くのを防ぐ効果
がある。また、体のバランスをくずした時に、立ち直る
のに役立つ。筋肉の緊張を伴う歩き方なので、2〜3分
歩いたら足首を振るようにして2〜3分歩き緊張をほぐ
す。
【0038】横に歩くサイドウォークは、足を横に踏み
出し両腕は軽く水面まで開く。力を使わずに水の浮力で
持ちあがるのに任せる。足を引き付け揃えると同時に、
両腕で水を抑えながら体の横に戻す。ボイントとして
は、膝・足先の方向は前向きであり、横に歩くときに膝
の曲げ伸ばしを加えると運動量が増加する。股関節に障
害がある場合には無理をしないで注意して歩く。
【0039】水をけって歩くフロントキックウォーク
は、膝を高く上げてから膝を伸ばし、踵を前に押し出す
ようにして水を蹴って歩く。足の甲で蹴り上げない。腿
の筋力の強化とシェイプアップ効果がある。
【0040】スケートをするように歩くスケータウォー
クは、図5Cで示す歩き方と、図5Dに示す歩き方の2
種類がある。前者は、両足の踵が直角となるように立
ち、足先は斜め前でスケートをするように足先からなな
め前に滑らせる。このとき、出す足と同じ方の手を伸ば
しながら体のバランスをとる。後ろ足でしっかりプール
の床面を蹴りだし、斜め前に踏み込む。蹴り出した足を
前足に引き付けながらそのまま同様に斜め前に滑らせス
ケート歩きを続ける。ポイントとしては、足を踏み出す
ときに息を吐く。気持ち良く伸び伸びと行う。慣れてき
たらペアーを組み、両手を前で交差して繋いで歩いても
よい。後者は、両足の踵が直角となるように立ち、足先
は斜めで、スケートをするように足先から斜め前に滑ら
せてゆく。このとき、出す足とは反対側の手を体を交差
するように斜めに伸ばして体のバランスをとるようにす
る。後ろ足でしっかりプール床面を蹴りだし、斜め前に
着地する。蹴り出した足を前足に引き付けながら、その
まま同じように斜め前に滑らせ、スケート歩きを続け
る。この手を交差するときに、ウエストを意識して捻る
ようにする。
【0041】同じ側の手足を動かすアンバランスウォー
クは、同じ側の手足を同時に前に出して歩く。バランス
が崩れるのを戻そうとすることによってバランスを保と
うとする感覚が活性化され、日常の歩行の改善を図るこ
とができる。ポイントとしては、歩幅を広くとり、わざ
とバランスを崩す。
【0042】手を使わずに歩くノーハンドウォークは、
腕を体の横に付けたまま手を振らないで歩く。目常生活
で両手に荷物を持ちながら歩く動作と同じである。この
歩き方はADLウォークの一種である。ADLウォーク
とは、日常生活動作(Activities Dail
y Living)の頭文字を取ったもので、水の抵抗
が増し、バランスが取りにくくなるのを調整しようとす
る力を働かせ、目常生活でのバランス調整能力を養うこ
とができる歩き方をいう。
【0043】片手だけを振って歩くワンハンドウォーク
は、片方の手を肩におき、もう片方の手だけを振って歩
く。片手に荷物や傘などを持って歩く動作と同じであ
る。これもADLウォークの一種である。
【0044】膝を抱えて歩くニーホールドウォークは、
膝を胸の前に引き寄せ、ヒップと腿のストレッチをしな
がら歩く。ストレッチするときには静かに息を吐く。前
屈みにならないように背筋を伸ばして歩く。ポイントと
しては、急がずに十分ストレツチの時間をとるのが肝要
である。立って体を支えている方の足(文持脚)は膝の
裏を伸ばすと共に、支持脚のヒップを意識するとヒップ
アップ効果を得ることができる。
【0045】水をかきながら後ろに歩く変形バックウォ
ークは、下がろうとするほうの足を軽く持ち上げて、後
ろに引く。このとき、両腕も広げながら後ろに引く。引
いた足のつま先がプール床面についてからゆっくりと体
重を移動させる。同時に両手で水を横から前へ押す。ポ
イントとしては、後ろに下がり両手で水を前に押す時に
息を吐く。また、後ろに足を引くときに歩幅を取りすぎ
て腰が反らないように注意をする。この歩き方は腰痛の
予防・改善効果がある。
【0046】斜め前に歩くレッグクロスウォークは、膝
を体の斜め前に上げてから、そのまま大きく体の前を交
差して斜め前に踏み出す。両手は踏み出す足とは反対方
向に水を押しながら、上半身で体のバランスをとる。こ
のとき、踏み出す方の足に十分体重をかけてから水の流
れに任せてゆっくりと歩く。
【0047】手足の開閉を逆にする変形サイドウォーク
は、Tの字の姿勢から始まり、片足を横に出しながら両
手で水を挟む。次に、反対側の足を閉じながら両手を水
面まで開き、Tの字の姿勢に戻り、これらの動作を同様
に繰り返す。手足の動作が逆になるので水の流れが変わ
るため、サイドウォークと比べると、水の抵抗が大きく
なる。
【0048】足を前で交差させるフロントサイドクロス
ウォークは、足を横に一歩踏み出し、反対側の足を身体
の前で交差しながら横に移動する。両手で体のバランス
を取る。このとき、腰は常に正面に向け、回転させな
い。左右両方向に往復する。
【0049】足を後ろで交差させるバックサイドクロス
ウォークは、足を横に一歩踏み出し、反対側の足を体の
後ろで交差しながら横に移動する。両腕で体のバランス
をとる。足を後ろで交差するときには歩幅を小さくして
もよい。左右両方向に往復しながら行う。また、フロン
トサイドクロスウォークと組み合わせて交互に前と後ろ
とに交差しながら歩くことも効果がある。
【0050】手足を同時に前で交差し横に歩く変形フロ
ントサイドクロスウォークは、両手を同時に横に大きく
広げ、次に、広げた手足を同時に体の前で交差しながら
やや膝を曲げ、肩のあたりまで体を水の中に沈める。再
び手足を横に一緒に広げて元の姿勢に戻る。この歩き方
は、腰痛の予防・改善に効果がある。手足を交差すると
きに、やや前屈みになり息を吐く。左右両方向に往復す
るのが効果的である。
【0051】ウエストから上をひねり前に歩くアッパツ
イストフロントウォークは、膝をウエスト位まで引き上
げながら上半身を捻る。引き上げた方の足を一歩前に引
き出しながら、捻った上半身をもとに戻し前を向く。膝
を引き上げる動作とウエストを捻る動作とのタイミング
を合わせるのが肝要である。両腕は肩に負担がかからな
いように、水面付近(胸位の位置)で動かす。
【0052】ウエストから上をひねり後ろに歩くアッパ
ツイストバックウォークは、膝をウエスト位まで引き上
げながら上半身を捻る。顔は後ろを振り返るようにして
歩く。引き上げた方の足を一歩後ろに下げながら、捻っ
た上半身をもとに戻し前を向く。このとき、後ろに上げ
る足はつま先からつき、徐々に足の裏全体を付けて行
く。
【0053】腰から下をひねり前に歩くロアツイストフ
ロントウォークは、腕を軽く曲げ膝を反対側の曲げた肘
の先に、腰から下を捻りながらタッチする。このとき上
半身はでいるだけ正面を向いたままでいる。タッチした
ら、その足で一歩前に踏み出す。これを左石交互に行
う。ポイントとしては、体が前屈みにならないように姿
勢良く歩く。膝を無理に肘の先まで付けなくともよい。
膝と肘のタッチの後、足を踏み出す方向は前方正面であ
る。
【0054】腰から下をひねり後ろに歩くロアツイスト
バックウォークは、腕を軽く曲げ膝を反対側の肘の先
に、腰から下を捻りながらタッチする。このとき、上半
身はできるだけ正面を向いたままでいる。タッチした
ら、その足で後ろにつま先から下がる。これを左右交互
に行う。ポイントとしては、バランスを崩し易い歩き方
なので急がずゆっくりと行う。膝と肘のタッチの後、足
を一歩下げる方向は後ろ正面である。
【0055】エビジャンプは、ビード板に両腕を乗せて
肩まで水につかり、両足で水を蹴りながら体を浮かせ後
ろに移動する。腰から後ろに引いてゆき、エビのように
体を丸めながらジャンプする。ジャンプのときには、で
きるだけゆったり長く水の中で浮いている。腰が伸びる
効果がある。ポイントとしては、水の流れを楽しむよう
に力まずに浮くこと。また、水になれていない初心者の
場合には、ジヤンプのときに膝を曲げたままでもよい。
慣れてきたら徐々に足を伸ばして遠くへジャンプするよ
うに心がければよい。
【0056】このような種類からなる水中エクササイズ
運動は、前記したように、年齢・体力・目的等から適宜
選択して筋力系、関節(ストレッチ)系、バランス系な
どをバランスよく組み立てるのが望ましいが、その一例
として、図l0に示すように、ステップAのナチュラル
ウォークからステップBのバックウォーク、ステップC
のニーアップォーク(前後)、ステップDのダイナミッ
クウォーク、ステップEのヒールアップウォークと足振
り、ステップFのサイドウォーク、ステップGのニース
トレートウォークと足振り、ステップHのサイドウォー
ク、ステップIのスケータウォークを経てステップJの
手つきバックウォークで組み立て、一つのウォークで2
〜3分ずつ行い、合計で約30分間のコンディショニン
グメニューとし構築することができる。
【0057】また、他のコンディショニングメニューと
しては、図11に示すように、ステップAのニーアップ
ウォークからステップBのダイナミツクウォーク、ステ
ップCのヒールアップォークと足振り、ステップDのサ
イドウォーク、ステップEのニーアップウォーク(前
後)、ステップFのニーホールドウォーク、ステップG
のサイドウォーク、ステップHのフロントキックウォー
ク、ステップIのバックウォークを経てステップJのス
ケータウォークで組み立て、一つのウォークで2〜3分
ずつ行い、合計で約30分間のメニューとして構築する
こともできる。
【0058】一方、腰痛予防・改善メニュー例として
は、図12に示すように、ステップAのバックウォーク
からステップBのナチュラルウォーク、ステップCのニ
ーアップウォーク(前後)、ステップDのサイドウォー
ク、ステップEのサイドクロスウォーク、ステップFの
背筋を伸ばしてニーホールドウォーク(前後)、ステッ
プGのサイドウォークを経てステップHのエビジャンプ
で組み立て、一つのウォークで2〜3分ずつ行い、合計
で約30分間のメニューとして構築することができる。
【0059】さらに、体力向上メニュー例としては、図
13に示すように、ステップAのニーアップォークから
ステップBのフロントキックウォーク、ステップCのダ
イナミックウォーク、ステップDのサイドウォーク、ス
テップEのサイドクロスウォーク(前、後ろ交互)、ス
テップFのジョギング、ステップGのレツグクロスウォ
ーク、ステップHのツイストウォーク、ステップIの膝
かかえウォーク(前後)を経てステップJのエビジヤン
プで組み立て、一つのウォークで2〜3分ずつ行い、合
計で約30分間のメニューとして構築することができ
る。
【0060】尚、端末機である上記パーソナルコンピュ
ータ装置Tに、上記制御装置4としての機能を持たせる
ことも可能である。このような構成を採用した場合、省
スペース化が図られる。
【0061】また、図示は省略したが、以下のような構
成を採用することもできる。すなわち、上記サーバS
に、水中運動者の肉体的条件(年齢や性別、身長及び体
重並びに体脂肪率、更には病歴や疾患等)に応じた各種
メニューを格納しておく。上記パーソナルコンピュータ
装置Tの入力手段(キーボード、マウス等のポインティ
ングデバイス等)から上記肉体的条件が入力されると、
サーバSは、この肉体的条件に見合うメニューリストを
返送する。パーソナルコンピュータ装置Tの表示手段
(ディスプレイ等)に表示された、このメニューリスト
から当該利用者は、適宜のメニューを選択する。これに
より、選択されたメニューを実行するために必要なプロ
グラムが上記サーバSから送信され、上記制御装置4を
選択されたメニュー通りに、制御装置4を介して各機関
・装置を制御するように構成することができる。
【0062】このような構成においては、特定の目的の
ためにグループで水中運動を行なう場合に、容易かつ迅
速に最良のエクソサイズメニューを選択できる。例え
ば、腹部における肥満解消のための講座においては、当
該部位の脂肪を効率良く燃焼させるエクササイズを組み
込んでなるメニューを選択し、送信されてくるプログラ
ムの指令により上記制御装置4を介して各種装置を制御
し、実施させる。
【0063】さらに、本出願人が先に出願した水中運動
装置(特願平11−195773号)と同様のコントロ
ーラ(図示せず)を設け、このコントローラによる制御
と、上記パーソナルコンピュータ装置Tによる制御と、
を選択して実行することも可能である。このような構成
の場合、利用者に近い位置にある装置によってメニュー
を選択できるようになる等、利用者の利便性を向上させ
ることができる。また、通信回線が自然災害等で使用不
能な状態になった場合等でも、上記コントローラを介し
て制御可能であるため、この点からも利用者の利便性が
向上する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明にあっては、プールを利用したリハビリ運動や水中
エクササイズ運動をおこなうべく、所望のプール環境に
設定する作業を容易に行なえるようになる。これは、利
用者自らが行なう場合でも施設側の人員が行なう場合で
も同様であり、施設側の人員が少ない場合でも手間をか
けずに設定できるようになる。
【0065】また、請求項2に記載の発明にあっては、
省スペース化を図ることができる。さらに、請求項3に
記載した発明にあっては、容易かつ迅速に最良のエクソ
サイズメニューを選択できるようになる。さらにまた、
請求項4に記載した発明にあっては、利用者にとっての
利便性向上に寄与する。さらに、請求項5乃至請求項9
に記載の発明にあっては、年齢・体力・目的等から筋力
系、関節(ストレッチ)系、バランス系などのカリキュ
ラムメニューをバランスよく組み立てることで、効率的
な水中運動を自動的に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係る水中運動装置
の概略的な構成を示す説明図である。
【図2】同水中運動装置における加温装置の概略的な構
成例を示す説明図である。
【図3】同水中運動装置の制御装置に組み込まれるカリ
キュラムメニューのうちの基本動作例を示す説明図であ
り、Aはナチュラルウォークを、Bはバックウォーク
を、Cはニーアツプウォークを、Dはダイナミックウォ
ークを夫々示している。
【図4】同基本動作例のうち、Aはヒールアップウォー
クを、Bはリラックスウォークを、Cはニーストレート
ウォークを、Dはヒールウォークを夫々示している。
【図5】同基本動作例のうち、Aはサイドウォークを、
Bはフロントキックウォークを、CおよびDはスケータ
ウォークを夫々示している。
【図6】同水中運動装置の制御装置に組み込まれるカリ
キュラムメニューのうちの応用動作例を示す説明図であ
り、Aはアンバランスウォーク、Bはノーハンドウォー
クを、Cはワンハンドウォークを、Dはニーホールドウ
ォークを夫々示している。
【図7】同応用動作例のうち、Aはバックウォークを、
Bはレッグクロスウォークを、Cは変形サイドウォー
ク、Dはフロントサイドクロスウォークを夫々示してい
る。
【図8】同応用動作例のうち、Aはバックサイドクロス
ウォークを、Bは変形フロントサイドクロスウォーク
を、Cはアッパツイストフロントウォークを、Dはアッ
パツイストバツクウォークを夫々示している。
【図9】同応用動作例のうち、Aはロアツイストフロン
トウォークを、Bはロアツイストバツクウォークを、C
はエビジャンプを夫々示している。
【図10】同水中運動装置の制御装置に組み込まれるカ
リキュラムメニューのうちのコンディショニングメニュ
ーの一例を示す説明図である。
【図11】同水中運動装置の制御装置に組み込まれるカ
リキュラムメニューのうちのコンディショニングメニュ
ーの他例を示す説明図である。
【図12】同水中運動装置の制御装置に組み込まれるカ
リキュラムメニューのうちの腰痛防止・改善メニュー例
を示す説明図である。
【図13】同水中運動装置の制御装置に組み込まれるカ
リキュラムメニューのうちの体力向上メニュー例を示す
説明図である。
【符号の説明】
l 水中運動装置 3 プール 4 制御装置 6 第lの温水発生装置 7 第2の温水発生装置 8 混合槽 S サーバ T パーソナルコンピュータ装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊泳若しくは水中運動を行うことがで
    き、かつ、水深を昇降床の昇降によって調整可能なプー
    ルと、該プールの水温・水流圧の大小及び水量、水深を
    調整制御する制御手段と、該制御手段に作動的に接続さ
    れた加温装置及び水流圧送ポンプ装置並びに昇降床駆動
    装置と、上記プールの水温・水流圧の大小及び水量、水
    深を所望の状態にセットすべく上記制御手段を制御する
    端末装置と、この端末装置にネットワークを介して接続
    され、上記端末装置に該制御手段を所望の状態にセット
    するためのプログラムを供給自在なサーバと、を有して
    構成されてなり、上記端末装置は、選択された水中エク
    ササイズ運動の組み合わせに対応して上記制御手段を作
    動させるべく上記サーバから適宜のプログラムを受け取
    り、当該プログラムにより上記制御手段を介して上記プ
    ールの水温・水流圧の大小及び水量、水深を所定の状態
    に順次セットすると共に、上記選択された水中エクササ
    イズ運動時間に対応させて同運動の指導カリキュラムを
    水中運動者が視認可能場所に設置されたモニターに表示
    可能とされていることを特徴とする水中運動装置。
  2. 【請求項2】 前記端末装置は、前記制御手段を兼ねる
    ものであることを特徴とする、請求項1に記載の水中運
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記サーバには、水中運動者の肉体的条
    件に基づいて、前記プールの水温・水流圧の大小及び水
    量、水深に関する諸条件を適宜設定した複数のプログラ
    ムが格納されており、前記端末装置は、その入力手段を
    介して水中運動を行なう者の肉体的条件を入力すること
    により、その表示装置に選択的に表示される該複数のプ
    ログラムのうちの少なくとも一のプログラムのなかから
    適宜のプログラムを選択して実行可能としてなることを
    特徴とする、請求項1または請求項2に記載の水中運動
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段に作動的に接続された、上
    記プールの水温・水流圧の強弱及び水量、水深を所望の
    状態にセットするための各選択スイッチを設け、これら
    上記各選択スイッチを介して行なうセットと前記端末装
    置を介して行なうセットとを選択可能としてなることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の水中
    運動装置。
  5. 【請求項5】 前記水中エクササイズ運動は、前に歩く
    ナチュラルウォーク、後ろに歩くバックウォーク、ジョ
    ギング、膝を上げて歩くニーアップウォーク、歩幅を大
    きくして歩くダイナミックウォーク、踵を上げて歩くヒ
    ールアップウォーク、足首を振りながら歩くリラックス
    ウォーク、膝を伸ばして歩くニーストレートウォーク、
    踵で歩くヒールウォーク、横に歩くサイドウォーク、水
    をけって歩くフロントキックウォーク、スケートをする
    ように歩くスケータウォーク、同じ側の手足を動かすア
    ンバランスウォーク、手を使わずに歩くノーハンドウォ
    ーク、片手だけを振って歩くワンハンドウォーク、膝を
    抱えて歩くニーホールドウォーク、水をかきながら後ろ
    に歩く変形バックウォーク、斜め前に歩くレッグクロス
    ウォーク、手足の開閉を逆にする変形サイドウォーク、
    足を前で交差させるフロントサイドクロスウォーク、足
    を後ろで交差させるバックサイドクロスウォーク、手足
    を同時に前で交際し横に歩く変形フロントサイドクロス
    ウォーク、ウエストから上をひねり前に歩くアッパツイ
    ストフロントウォーク、ウエストから上をひねり後ろに
    歩くアッパツイストバックウォーク、腰から下をひねり
    前に歩くロアツイストフロントウォーク、腰から下をひ
    ねり後ろに歩くロアツイストバックウォーク、エビジャ
    ンプの中から選択して組み立てられることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の水中運動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記水中エクササイズ運動は、ナチュラ
    ルウォークからバックウォーク、ニーアップウォーク
    (前後)、ダイナミックウォーク、ヒールアップウォー
    クと足振り、サイドウォーク、ニーストレートウォーク
    と足振り、サイドウォーク、スケータウォークを経て手
    つきバックウォークで組み立てられ、一つのウォークで
    2〜3分ずつの合計約30分間のコンデイショニングメ
    ニューであることを特徴とする請求項5に記載の水中運
    動装置。
  7. 【請求項7】 前記水中エクササイズ運動は、ニーアッ
    プウォークからダイナミツクウォーク、ヒールアップウ
    ォークと足振り、サイドウォーク、ニーアップウォーク
    (前後)、ニーホールドウォーク、サイドウォーク、フ
    ロントキックウォーク、バツクウォークを経てスケータ
    ウォークで組み立てられ、一つのウォークで2〜3分ず
    つの合計約30分間のコンディショニングメニューであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の水中運動装置。
  8. 【請求項8】 前記水中エクササイズ運動は、バックウ
    ォークからナチュラルウォーク、ニーアップウォーク
    (前後)、サイドウォーク、サイドクロスウォーク、背
    筋を伸ばして行なうニーホールドウォーク(前後)、サ
    イドウォークを経てエビジャンプで組み立てられ、一つ
    のウォークで2〜3分ずつの合計約30分間の腰痛予防
    ・改善メニューであることを特徴とする請求項5に記載
    の水中運動装置。
  9. 【請求項9】 前記水中エクササイズ運動は、ニーアッ
    プウォークからフロントキックウォーク、ダイナミック
    ウォーク、サイドウォーク、サイドクロスウォーク
    (前、後ろ交互)、ジョギング、レッグクロスウォー
    ク、ツイストウォーク、ニーホールドウォーク(前後)
    を経てエビジャンプで組み立てられ、一つのウォークで
    2〜3分ずつの合計約30分間の体力向上メニューであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の水中運動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004009189A1 (ja) * 2002-07-18 2004-01-29 Konami Sports Life Corporation 検出装置、検出システム、携帯機器及びプログラム
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