JP2001245651A - 培地調整装置 - Google Patents

培地調整装置

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JP2001245651A
JP2001245651A JP2000059300A JP2000059300A JP2001245651A JP 2001245651 A JP2001245651 A JP 2001245651A JP 2000059300 A JP2000059300 A JP 2000059300A JP 2000059300 A JP2000059300 A JP 2000059300A JP 2001245651 A JP2001245651 A JP 2001245651A
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constant temperature
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heater
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JP2000059300A
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English (en)
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Kazunori Yamada
田 一 紀 山
Kiyozumi Kawai
合 清 純 河
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Tokyo Metropolitan Government
Original Assignee
Tokyo Metropolitan Government
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M99/00Subject matter not otherwise provided for in other groups of this subclass

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で空気汚染が無く、かつ作業効率の向上
を図ることができる培地調整装置を提供すること。 【解決手段】 培地調整装置1は、冷蔵保存された培地
24aが収容された試験管24を加熱して培地24aを
溶解する溶解槽2と、溶解された培地24aを収容した
試験管24を恒温に維持する恒温槽3とを備えている。
溶解槽2と恒温槽3は、ベース1a上に配置されてい
る。これら溶解槽2と恒温槽3は、ベース1aとともに
一体的に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、培地調整装置に係
り、とりわけ作業の効率化を図ることができる培地調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、細菌試験等で用いられる培地
は、ガラス試験管内に収容され冷蔵保存されて凝固状に
なっている。使用に際しては、この試験管を水の入った
取手付ステンレス製ビーカに入れ、この取手付ステンレ
ス製ビーカをガス台にて加熱し、ビーカ内の試験管に収
容された培地を溶解している。
【0003】培地の溶解後、ガラス試験管をビーカから
取出して恒温槽に移動し、培地を適正な恒温状態に保っ
て使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、ビーカを加熱するためガスを燃焼
させるのでガスの燃焼により室内の空気が汚染され、ま
たガラス試験管をビーカから取出して恒温槽へ移動する
作業に時間がとられている。
【0005】また、細菌試験を緊急に行う場合は、培地
の溶解に時間がかかり、即応性に欠けている。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ガスの燃焼による空気汚染が無く、効率よ
く、迅速に培地を使用状態にすることができる培地調整
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵保存され
た培地が収容された試験管を加熱して培地を溶解する溶
解槽と、溶解槽により溶解した培地を収容した試験管を
恒温に維持する恒温槽とを備え、溶解槽と恒温槽は一体
的に連結されていることを特徴とする培地調整装置であ
る。
【0008】本発明によれば、溶解槽と恒温槽を一体的
に連結したので、溶解槽内で試験管内の培地を溶解した
後、この試験管を溶解槽から取出して恒温槽に移す作業
を容易かつ安全に行なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0010】図1および図2は、本発明による培地調整
装置の一実施の形態を示す図である。
【0011】図1および図2に示すように、培地調整装
置1はベース1aと、このベース1a上に配置された溶
解槽2および恒温槽3とを備え、溶解槽2と恒温槽3
は、共通となるベース1aとともに相互に一体的に連結
されている。
【0012】溶解槽2内には複数の電気ヒータ(溶解槽
ヒータ)4と、中蓋6が設けられ、また溶解槽2は上蓋
5により覆われている。さらに溶解槽2には、給水口7
と排水口8が接続されている。恒温槽3内には電気ヒー
タ(恒温槽ヒータ)9と、中蓋11が設けられ、また恒
温槽3は上蓋10により覆われている。さらに恒温槽3
には給水口12と排水口13が設けられている。
【0013】ベース1aには、溶解槽2に使用される電
源スイッチ14と、温度設定器15と、加熱時間設定器
16と、ブザー17とが設けられている。さらにベース
1aには恒温槽3に使用される電源スイッチ18と、温
度設定器19と、加熱時間設定器20と、温度表示器2
1と、ブザー22とが設けられている。
【0014】またベース1a内には、溶解槽2のヒータ
(溶解槽ヒータ)4と、恒温槽3のヒータ(恒温槽ヒー
タ)9を制御する制御装置30が内蔵されている。
【0015】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。まず溶解槽2と恒温槽3に、
給水口7と給水口12から水Wを上方まで給水する。そ
の後溶解槽2の上蓋5に設けられた試験管セット孔23
に、予め冷蔵保存された凝固状の培地24aを収容した
ガラス試験管24を挿入する。
【0016】次に温度設定器15と加熱時間設定器16
を所定の値に設定し、電源スイッチ14を入りにするこ
とによって、制御装置30によりヒータ4が制御され
る。すなわち図示しないケーブルを介して電力がヒータ
4に供給され、ヒータ4によって水Wおよびガラス試験
管24が加熱されて培地24aが溶解する。溶解の終了
は、加熱時間の設定が連続以外の場合、ブザー17によ
り合図がなされる。ヒータ4は温度設定器15の設定値
に基づいて、制御装置30により入り切りされる。
【0017】温度設定器15は、連続的に設定可能とし
てもよく、また、あらかじめHigh(高温)、Med
(中温)、Low(低温)と段階的に選択することでも
よい。加熱時間設定器16は任意に時間を設定できるほ
か、連続的に設定してもよい。培地24aの溶解を連続
して行う場合は、温度設定器15の設定をMed乃至L
ow程度にし、加熱時間設定器16の設定を連続にする
ことにより、溶解槽2の水Wが恒温に保たれる。
【0018】他方恒温槽3においては、あらかじめ温度
設定器19および加熱時間設定器20を所定の値に設定
後、電源スイッチ18を入りにすることによって、制御
装置30によりヒータ9が制御される。すなわち図示し
ないケーブルを介して電力がヒータ9に供給され、ヒー
タ9によって水Wが加熱され、恒温状態に維持される。
ヒータ9は、温度設定器19の設定値に基づいて制御装
置30により入り切りされる。
【0019】溶解槽2内で培地24aが溶解したガラス
試験管24は、その後、溶解槽2から取出され、恒温槽
3の上蓋10に設けられた試験管セット孔25内に挿入
される。ガラス試験管24内の培地24aはヒータ9に
より加熱された水Wにより、恒温に維持される。培地2
4aの恒温温度は、温度設定器19により任意に設定可
能である。また、恒温状態の持続時間も加熱時間設定器
20により任意に設定可能であり、「連続」を選択する
こともできる。加熱時間の設定が「連続」以外の場合、
恒温状態の終了はブザー22により合図がなされる。
【0020】以上のように本実施の形態によれば、溶解
槽2内で試験管24の培地24aを溶解した後、この試
験管24を溶解槽2から取出して恒温槽3へ移す作業を
容易かつ安全に行なうことができる。また溶解槽2と恒
温槽3の熱源として電気ヒータ4,9を用いたので、ガ
スを用いる場合に比較して空気の汚染を防止することが
できる。さらにまた、制御装置30によりヒータ4,9
の加熱温度および加熱時間が制御されるので、溶解槽2
と恒温槽3の水温を適正に管理して効率的かつ迅速に培
地24aを使用状態とすることができる。
【0021】上記の実施例では、溶解槽2と恒温槽3と
を、ベース1a上に一体化して設定してあるが、同一水
槽を2分割して溶解槽2と恒温槽3を一体的に構成して
もよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、溶
解槽内で試験管内の培地を溶解した後、この試験管を溶
解槽から取出して恒温槽へ移す作業を容易かつ安全に行
なうことができる。このため、培地調整を行う際の作業
効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による培地調整装置の一実施の形態を示
す平面図。
【図2】図1に示す培地調整装置の側面図。
【符号の説明】
1 培地調整装置 1a ベース 2 溶解槽 3 恒温槽 4 ヒータ 5 上蓋 6 中蓋 7 給水口 8 排水口 9 ヒータ 10 上蓋 11 中蓋 12 給水口 13 排水口 14 電源スイッチ 15 温度設定器 16 加熱時間設定器 17 ブザー 18 電源スイッチ 19 温度設定器 20 加熱時間設定器 21 温度表示器 22 ブザー 23 試験管セット孔 24 ガラス試験管 25 試験管セット孔 W 水 30 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵保存された培地が収容された試験管を
    加熱して培地を溶解する溶解槽と、 溶解槽により溶解した培地を収容した試験管を恒温に維
    持する恒温槽とを備え、 溶解槽と恒温槽は一体的に連結されていることを特徴と
    する培地調整装置。
  2. 【請求項2】溶解槽および恒温槽に、各々溶解槽ヒータ
    および恒温槽ヒータが設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の培地調整装置。
  3. 【請求項3】溶解槽ヒータおよび恒温槽ヒータは、制御
    装置により各々加熱温度および加熱時間が制御されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の培地調整装置。
JP2000059300A 2000-03-03 2000-03-03 培地調整装置 Withdrawn JP2001245651A (ja)

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Effective date: 20070605