JP2001244711A - 回路基板の接続方法及びこれを用いたマイクロ波電力合成増幅器 - Google Patents
回路基板の接続方法及びこれを用いたマイクロ波電力合成増幅器Info
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- JP2001244711A JP2001244711A JP2000051219A JP2000051219A JP2001244711A JP 2001244711 A JP2001244711 A JP 2001244711A JP 2000051219 A JP2000051219 A JP 2000051219A JP 2000051219 A JP2000051219 A JP 2000051219A JP 2001244711 A JP2001244711 A JP 2001244711A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】組立・分解を容易とし、さらに組立後の電気的
調整を不要とすることができるマイクロ波電力合成増幅
器を提供する。 【解決手段】電力分配部1は、マイクロ波の入力信号を
分岐して出力する。第1、第2の電力増幅モジュール
2、3は、分岐されたそれぞれの信号を増幅する。電力
合成部4は、増幅されたそれぞれの信号を合成して出力
信号を出力する。コネクタアセンブリ5は、電力分配部
1の入力側および電力合成部4の出力側にそれぞれ接続
されて入力端子または出力端子となる。電力分配部1、
第1、第2の電力増幅モジュール2、3、電力合成部4
およびコネクタアセンブリ5は回路パターンが作成され
たそれぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね合
わされ面接触により電気的に接続されている。
調整を不要とすることができるマイクロ波電力合成増幅
器を提供する。 【解決手段】電力分配部1は、マイクロ波の入力信号を
分岐して出力する。第1、第2の電力増幅モジュール
2、3は、分岐されたそれぞれの信号を増幅する。電力
合成部4は、増幅されたそれぞれの信号を合成して出力
信号を出力する。コネクタアセンブリ5は、電力分配部
1の入力側および電力合成部4の出力側にそれぞれ接続
されて入力端子または出力端子となる。電力分配部1、
第1、第2の電力増幅モジュール2、3、電力合成部4
およびコネクタアセンブリ5は回路パターンが作成され
たそれぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね合
わされ面接触により電気的に接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波電力合
成増幅器に関し、特に組立・分解を容易とし、さらに組
立後の電気的調整を不要とすることができるマイクロ波
電力合成増幅器に関する。
成増幅器に関し、特に組立・分解を容易とし、さらに組
立後の電気的調整を不要とすることができるマイクロ波
電力合成増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波電力合成増幅器は、電
力増幅モジュールを2並列接続として使用する場合、2
つの電力増幅モジュールの入力側に接続される電力分配
部と出力側に接続される電力合成部とを電気的に接続す
る手段として、金属リボン等を用いた半田付け作業によ
り接続されている。
力増幅モジュールを2並列接続として使用する場合、2
つの電力増幅モジュールの入力側に接続される電力分配
部と出力側に接続される電力合成部とを電気的に接続す
る手段として、金属リボン等を用いた半田付け作業によ
り接続されている。
【0003】図10は、従来のマイクロ波電力合成増幅
器の一例を示す外観図である。図10(a)はマイクロ
波電力合成増幅器の平面図であり、図10(b)は平面
図におけるB−B’部の断面図である。
器の一例を示す外観図である。図10(a)はマイクロ
波電力合成増幅器の平面図であり、図10(b)は平面
図におけるB−B’部の断面図である。
【0004】図10を参照すると、従来のマイクロ波電
力合成増幅器は、マイクロ波の入力信号を分岐して出力
する電力分配部101と、分岐されたそれぞれの信号を
増幅する第1、第2の電力増幅モジュール102、10
3と、増幅されたそれぞれの信号を合成して出力信号と
する電力合成部104と、電力分配部101の2つの入
力側および電力合成部104の2つの出力側にそれぞれ
接続されて入力端子または出力端子とする4つのコネク
タアセンブリ105と、電力分配部101の2つの入力
側および電力合成部104の2つの出力側のそれぞれ一
方を終端するための2つの終端器106とより構成され
ている。
力合成増幅器は、マイクロ波の入力信号を分岐して出力
する電力分配部101と、分岐されたそれぞれの信号を
増幅する第1、第2の電力増幅モジュール102、10
3と、増幅されたそれぞれの信号を合成して出力信号と
する電力合成部104と、電力分配部101の2つの入
力側および電力合成部104の2つの出力側にそれぞれ
接続されて入力端子または出力端子とする4つのコネク
タアセンブリ105と、電力分配部101の2つの入力
側および電力合成部104の2つの出力側のそれぞれ一
方を終端するための2つの終端器106とより構成され
ている。
【0005】また、電力分配部101、第1、第2の電
力増幅モジュール102、103、電力合成部104お
よびコネクタアセンブリ105は、各構成部を組み立て
て相互に電気的接続をする場合、図10(b)に示すよ
うに、回路パターンが作成されたそれぞれの回路基板の
入出力端子が、金属リボン107を用いて半田付けによ
り接続されている。
力増幅モジュール102、103、電力合成部104お
よびコネクタアセンブリ105は、各構成部を組み立て
て相互に電気的接続をする場合、図10(b)に示すよ
うに、回路パターンが作成されたそれぞれの回路基板の
入出力端子が、金属リボン107を用いて半田付けによ
り接続されている。
【0006】このため、半田付けの工程が増加するとと
もに作業性が悪く、また、金属リボン等の接続により電
気的不連続点が生じて高周波特性が劣化するため組み立
てて一体化した後で電気調整が必要となるなどコストの
増加を招き、さらに、半田付け作業の善し悪しにより品
質が左右されるという問題があった。
もに作業性が悪く、また、金属リボン等の接続により電
気的不連続点が生じて高周波特性が劣化するため組み立
てて一体化した後で電気調整が必要となるなどコストの
増加を招き、さらに、半田付け作業の善し悪しにより品
質が左右されるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロ波電力合成増幅器は、各構成部を組み立てて相互に電
気的接続をする場合には、それぞれの回路基板間を金属
リボン等を用いた半田付け作業で接続するため、コスト
の増加および品質の低下を招くという欠点がある。
ロ波電力合成増幅器は、各構成部を組み立てて相互に電
気的接続をする場合には、それぞれの回路基板間を金属
リボン等を用いた半田付け作業で接続するため、コスト
の増加および品質の低下を招くという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、このような従来の欠点を
除去するため、各構成部が回路パターンが作成されたそ
れぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね合わさ
れて面接触により電気的に接続され、入出力端子部の両
側に設けられた貫通した結合用の穴を用いねじで共締め
して一体化されることにより、組立・分解を容易とし、
さらに組立後の電気的調整を不要とすることができるマ
イクロ波電力合成増幅器を提供する。
除去するため、各構成部が回路パターンが作成されたそ
れぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね合わさ
れて面接触により電気的に接続され、入出力端子部の両
側に設けられた貫通した結合用の穴を用いねじで共締め
して一体化されることにより、組立・分解を容易とし、
さらに組立後の電気的調整を不要とすることができるマ
イクロ波電力合成増幅器を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の回路基板の接続
方法は、マイクロ波の入力信号を分岐して出力する電力
分配部と、分岐されたそれぞれの信号を増幅する第1、
第2の電力増幅モジュールと、増幅されたそれぞれの信
号を合成して出力信号とする電力合成部と、前記電力分
配部の2つの入力側および前記電力合成部の2つの出力
側にそれぞれ接続されて入力端子または出力端子とする
4つのコネクタアセンブリとを有し、前記電力分配部、
前記第1、第2の電力増幅モジュール、前記電力合成部
および前記コネクタアセンブリは回路パターンが作成さ
れたそれぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね
合わされて面接触により電気的に接続され、前記入出力
端子部の両側に設けられた貫通した結合用の穴を用いね
じで共締めして一体化されることを特徴としている。
方法は、マイクロ波の入力信号を分岐して出力する電力
分配部と、分岐されたそれぞれの信号を増幅する第1、
第2の電力増幅モジュールと、増幅されたそれぞれの信
号を合成して出力信号とする電力合成部と、前記電力分
配部の2つの入力側および前記電力合成部の2つの出力
側にそれぞれ接続されて入力端子または出力端子とする
4つのコネクタアセンブリとを有し、前記電力分配部、
前記第1、第2の電力増幅モジュール、前記電力合成部
および前記コネクタアセンブリは回路パターンが作成さ
れたそれぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね
合わされて面接触により電気的に接続され、前記入出力
端子部の両側に設けられた貫通した結合用の穴を用いね
じで共締めして一体化されることを特徴としている。
【0010】また、本発明のマイクロ波電力合成増幅器
は、マイクロ波の入力信号を分岐して出力する電力分配
部と、分岐されたそれぞれの信号を増幅する第1、第2
の電力増幅モジュールと、増幅されたそれぞれの信号を
合成して出力信号とする電力合成部と、前記電力分配部
の2つの入力側および前記電力合成部の2つの出力側に
それぞれ接続されて入力端子または出力端子とする4つ
のコネクタアセンブリとを有し、前記電力分配部、前記
第1、第2の電力増幅モジュール、前記電力合成部およ
び前記コネクタアセンブリは回路パターンが作成された
それぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね合わ
され面接触により電気的に接続されることを特徴として
いる。
は、マイクロ波の入力信号を分岐して出力する電力分配
部と、分岐されたそれぞれの信号を増幅する第1、第2
の電力増幅モジュールと、増幅されたそれぞれの信号を
合成して出力信号とする電力合成部と、前記電力分配部
の2つの入力側および前記電力合成部の2つの出力側に
それぞれ接続されて入力端子または出力端子とする4つ
のコネクタアセンブリとを有し、前記電力分配部、前記
第1、第2の電力増幅モジュール、前記電力合成部およ
び前記コネクタアセンブリは回路パターンが作成された
それぞれの回路基板の相対する入出力端子部が重ね合わ
され面接触により電気的に接続されることを特徴として
いる。
【0011】また、前記電力分配部および前記電力合成
部は、ハイブリッド回路基板と、前記ハイブリッド回路
基板の上面に重ねられ外形が略同一の誘電体板Aおよび
金属板Aと、前記ハイブリッド回路基板の下面に重ねら
れ前記ハイブリッド回路基板と外形が略同一の誘電体板
Bおよび金属板Bとを有し、前記ハイブリッド回路基板
の入力端子部および出力端子部の位置に対応する前記誘
電体板Aおよび前記金属板Aまたは前記誘電体板Bおよ
び前記金属板Bの一部が、前記第1、第2の電力増幅モ
ジュールの入出力端子部および前記コネクタアセンブリ
と嵌合するように切り欠き部が設けられていることを特
徴としている。
部は、ハイブリッド回路基板と、前記ハイブリッド回路
基板の上面に重ねられ外形が略同一の誘電体板Aおよび
金属板Aと、前記ハイブリッド回路基板の下面に重ねら
れ前記ハイブリッド回路基板と外形が略同一の誘電体板
Bおよび金属板Bとを有し、前記ハイブリッド回路基板
の入力端子部および出力端子部の位置に対応する前記誘
電体板Aおよび前記金属板Aまたは前記誘電体板Bおよ
び前記金属板Bの一部が、前記第1、第2の電力増幅モ
ジュールの入出力端子部および前記コネクタアセンブリ
と嵌合するように切り欠き部が設けられていることを特
徴としている。
【0012】さらに、前記ハイブリッド回路基板は、両
面を使用してハイブリッド回路が作成され、前記ハイブ
リッド回路の片面に作成された入力端子または出力端子
にスルーホールを設け前記ハイブリッド回路基板の反対
面に前記スルーホールと接続される導電パターンが作成
されることを特徴としている。
面を使用してハイブリッド回路が作成され、前記ハイブ
リッド回路の片面に作成された入力端子または出力端子
にスルーホールを設け前記ハイブリッド回路基板の反対
面に前記スルーホールと接続される導電パターンが作成
されることを特徴としている。
【0013】また、前記電力増幅モジュールは、マイク
ロ波ストリップラインを用いて作成された増幅回路基板
と、前記増幅回路基板を収める凹部を設けた金属ベース
と、前記増幅回路基板の少なくとも入出力端子部を除き
回路部品を囲うカバー枠およびカバーとを有し、前記金
属ベースと凹部に収める前記増幅回路基板とのそれぞれ
の表面の高さが等しく同一面となるよう構成されること
を特徴としている。
ロ波ストリップラインを用いて作成された増幅回路基板
と、前記増幅回路基板を収める凹部を設けた金属ベース
と、前記増幅回路基板の少なくとも入出力端子部を除き
回路部品を囲うカバー枠およびカバーとを有し、前記金
属ベースと凹部に収める前記増幅回路基板とのそれぞれ
の表面の高さが等しく同一面となるよう構成されること
を特徴としている。
【0014】また、前記コネクタアセンブリは、L字型
の金属ブロックと、前記金属ブロックの側面に取り付け
られたコネクタと、前記金属ブロックの平面凹部に収め
られ前記コネクタの中心導体と接続し信号パターンが作
成されたコネクタ回路基板とを有し、前記金属ブロック
と前記金属ブロックの平面凹部に収められた前記コネク
タ回路基板とのそれぞれの表面の高さが等しく同一面と
なるよう作成されたことを特徴としている。
の金属ブロックと、前記金属ブロックの側面に取り付け
られたコネクタと、前記金属ブロックの平面凹部に収め
られ前記コネクタの中心導体と接続し信号パターンが作
成されたコネクタ回路基板とを有し、前記金属ブロック
と前記金属ブロックの平面凹部に収められた前記コネク
タ回路基板とのそれぞれの表面の高さが等しく同一面と
なるよう作成されたことを特徴としている。
【0015】また、前記電力分配部、前記第1、第2の
電力増幅モジュール、前記電力合成部および前記コネク
タアセンブリは、前記それぞれの回路基板の相対する入
出力端子部において両側に設けられた貫通した結合用の
穴を用いねじで共締めして一体化されることを特徴とし
ている。
電力増幅モジュール、前記電力合成部および前記コネク
タアセンブリは、前記それぞれの回路基板の相対する入
出力端子部において両側に設けられた貫通した結合用の
穴を用いねじで共締めして一体化されることを特徴とし
ている。
【0016】さらに、前記電力分配部、前記第1、第2
の電力増幅モジュール、前記電力合成部および前記コネ
クタアセンブリは、前記それぞれの回路基板の相対する
入出力端子部に挟められ、前記それぞれの回路基板の相
対する入出力端子部に作成された信号パターンに接触す
る信号用の導体部分と前記信号パターンの両側に作成さ
れたグランドパターンに接触するグランド用の導体部分
とが絶縁体で分離され弾力性を有するシムを設けたこと
を特徴としている。
の電力増幅モジュール、前記電力合成部および前記コネ
クタアセンブリは、前記それぞれの回路基板の相対する
入出力端子部に挟められ、前記それぞれの回路基板の相
対する入出力端子部に作成された信号パターンに接触す
る信号用の導体部分と前記信号パターンの両側に作成さ
れたグランドパターンに接触するグランド用の導体部分
とが絶縁体で分離され弾力性を有するシムを設けたこと
を特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明のマイクロ
波電力合成増幅器の一つの実施の形態を示す外観図であ
る。図1(a)は本発明のマイクロ波電力合成増幅器の
平面図であり、図1(b)は平面図におけるA−A’部
の断面図である。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明のマイクロ
波電力合成増幅器の一つの実施の形態を示す外観図であ
る。図1(a)は本発明のマイクロ波電力合成増幅器の
平面図であり、図1(b)は平面図におけるA−A’部
の断面図である。
【0018】図1に示す本実施の形態は、マイクロ波の
入力信号を分岐して出力する電力分配部1と、分岐され
たそれぞれの信号を増幅する第1、第2の電力増幅モジ
ュール2、3と、増幅されたそれぞれの信号を合成して
出力信号とする電力合成部4と、電力分配部1の2つの
入力側および電力合成部4の2つの出力側にそれぞれ接
続されて入力端子または出力端子とする4つのコネクタ
アセンブリ5と、電力分配部1の2つの入力側および電
力合成部4の2つの出力側のそれぞれ一方を終端するた
めの2つの終端器6とより構成されている。
入力信号を分岐して出力する電力分配部1と、分岐され
たそれぞれの信号を増幅する第1、第2の電力増幅モジ
ュール2、3と、増幅されたそれぞれの信号を合成して
出力信号とする電力合成部4と、電力分配部1の2つの
入力側および電力合成部4の2つの出力側にそれぞれ接
続されて入力端子または出力端子とする4つのコネクタ
アセンブリ5と、電力分配部1の2つの入力側および電
力合成部4の2つの出力側のそれぞれ一方を終端するた
めの2つの終端器6とより構成されている。
【0019】また、電力分配部1、第1、第2の電力増
幅モジュール2、3、電力合成部4およびコネクタアセ
ンブリ5は、回路パターンが作成されたそれぞれの回路
基板の相対する入出力端子部が重ね合わされ面接触によ
り電気的に接続されている。
幅モジュール2、3、電力合成部4およびコネクタアセ
ンブリ5は、回路パターンが作成されたそれぞれの回路
基板の相対する入出力端子部が重ね合わされ面接触によ
り電気的に接続されている。
【0020】したがって、電気的に接続されるそれぞれ
の回路基板間で、互いの入出力端子部の信号パターンが
面接触により電気的接続されるため、金属リボンまたは
複数の金属ワイヤを用いて半田付けにより接続する必要
はなく、また、電気的特性が同一な回路基板を使用し互
いの入出力端子部を特性インピーダンスに揃えることに
より電気的不連続点が発生しないので高周波特性の劣化
がなく組み立てた後での電気調整を不要とすることがで
きる。
の回路基板間で、互いの入出力端子部の信号パターンが
面接触により電気的接続されるため、金属リボンまたは
複数の金属ワイヤを用いて半田付けにより接続する必要
はなく、また、電気的特性が同一な回路基板を使用し互
いの入出力端子部を特性インピーダンスに揃えることに
より電気的不連続点が発生しないので高周波特性の劣化
がなく組み立てた後での電気調整を不要とすることがで
きる。
【0021】次に、本実施の形態のマイクロ波電力合成
増幅器の構成を詳細に説明する。図2は、図1に示す本
発明のマイクロ波電力合成増幅器の分解斜視図である。
増幅器の構成を詳細に説明する。図2は、図1に示す本
発明のマイクロ波電力合成増幅器の分解斜視図である。
【0022】図1および図2によると、第1、第2の電
力増幅モジュール2、3が回路パターン面を上面として
いるのに対して、電力分配部1および電力合成部4は入
出力端子部を下面として相対する入出力端子部が面接触
となるように重ね合うことで電気的に接続され、それぞ
れの入出力端子部の両側に設けられた結合用穴によりね
じ8で共締めして固定され組み立てられる。
力増幅モジュール2、3が回路パターン面を上面として
いるのに対して、電力分配部1および電力合成部4は入
出力端子部を下面として相対する入出力端子部が面接触
となるように重ね合うことで電気的に接続され、それぞ
れの入出力端子部の両側に設けられた結合用穴によりね
じ8で共締めして固定され組み立てられる。
【0023】また、電力分配部1および電力合成部4の
入出力端子部を下面としているのに対して、コネクタア
センブリ5は電気的接続部を上面として相対する入出力
端子部が面接触となるように重ね合うことで電気的に接
続され、それぞれの入出力端子部の両側に設けられた結
合用穴によりねじ8で共締めして固定され組み立てられ
る。
入出力端子部を下面としているのに対して、コネクタア
センブリ5は電気的接続部を上面として相対する入出力
端子部が面接触となるように重ね合うことで電気的に接
続され、それぞれの入出力端子部の両側に設けられた結
合用穴によりねじ8で共締めして固定され組み立てられ
る。
【0024】このように、電力分配部1、電力増幅モジ
ュール2、3、電力合成部4およびコネクタアセンブリ
5は、それぞれの入出力端子部の両側に設けられた同一
間隔とする貫通した結合用穴によりねじ8で共締めして
電気的接続が行われるため、組立・分解が容易であり、
また、それぞれの回路基板の入出力端子部を重ね合わせ
ることにより、回路基板間の隙間の省略を含め小型化を
図ることができる。
ュール2、3、電力合成部4およびコネクタアセンブリ
5は、それぞれの入出力端子部の両側に設けられた同一
間隔とする貫通した結合用穴によりねじ8で共締めして
電気的接続が行われるため、組立・分解が容易であり、
また、それぞれの回路基板の入出力端子部を重ね合わせ
ることにより、回路基板間の隙間の省略を含め小型化を
図ることができる。
【0025】また、それぞれの回路基板間の電気的接触
を良くするため、導電性および弾力性を有し、信号パタ
ーンとグランドパターンとが絶縁されたシム7が挟み込
まれている。
を良くするため、導電性および弾力性を有し、信号パタ
ーンとグランドパターンとが絶縁されたシム7が挟み込
まれている。
【0026】次に、各構成部の構成について実施例をも
とに説明する。図3は、図1に示す電力増幅モジュール
の実施例の斜視図であり、図4は、図3に示す電力増幅
モジュールのカバー無しの平面図である。
とに説明する。図3は、図1に示す電力増幅モジュール
の実施例の斜視図であり、図4は、図3に示す電力増幅
モジュールのカバー無しの平面図である。
【0027】ここで、第1および第2の電力増幅モジュ
ール2、3は、同一の構成および同一の電気的特性とな
るよう作成されているため、第1の電力増幅モジュール
2として以下に説明する。
ール2、3は、同一の構成および同一の電気的特性とな
るよう作成されているため、第1の電力増幅モジュール
2として以下に説明する。
【0028】図3および図4によると、第1の電力増幅
モジュール2は、半導体部品(トランジスタ、MMIC
等)26を搭載しマイクロ波ストリップラインを用いて
作成された増幅回路基板21と、増幅回路基板21を収
める凹部を設けた金属ベース20と、入出力端子部を除
き回路部品を囲うカバー枠22およびカバー23とより
構成されている。
モジュール2は、半導体部品(トランジスタ、MMIC
等)26を搭載しマイクロ波ストリップラインを用いて
作成された増幅回路基板21と、増幅回路基板21を収
める凹部を設けた金属ベース20と、入出力端子部を除
き回路部品を囲うカバー枠22およびカバー23とより
構成されている。
【0029】増幅回路基板21は、その表面が金属ベー
ス20の表面の高さと等しく同一面となるよう金属ベー
ス20の凹部に埋め込まれ、電力分配部1あるいは電力
合成部4と結合したときに、その入出力端子部で信号パ
ターンが電力分配部1あるいは電力合成部4の金属部と
接触しないように、金属ベース20の端面と一致するか
これより少し内側になるよう作成される。また、電力分
配部1あるいは電力合成部4と結合するときに電気的特
性を良くするため、RF入力端子27およびRF出力端
子28の両側にグランドパターン30を設け、さらに、
RF入力端子27およびRF出力端子28の両側にある
計4個の結合用穴24を設けねじにより共締めし固定さ
れる。その他の2つの取付穴25は、外部シャーシに取
り付けるために使用される。
ス20の表面の高さと等しく同一面となるよう金属ベー
ス20の凹部に埋め込まれ、電力分配部1あるいは電力
合成部4と結合したときに、その入出力端子部で信号パ
ターンが電力分配部1あるいは電力合成部4の金属部と
接触しないように、金属ベース20の端面と一致するか
これより少し内側になるよう作成される。また、電力分
配部1あるいは電力合成部4と結合するときに電気的特
性を良くするため、RF入力端子27およびRF出力端
子28の両側にグランドパターン30を設け、さらに、
RF入力端子27およびRF出力端子28の両側にある
計4個の結合用穴24を設けねじにより共締めし固定さ
れる。その他の2つの取付穴25は、外部シャーシに取
り付けるために使用される。
【0030】また、増幅回路基板21は、DC入力端子
29が2カ所に設けられ、一方にはプラス電位、他方に
はマイナス電位がそれぞれ供給される。
29が2カ所に設けられ、一方にはプラス電位、他方に
はマイナス電位がそれぞれ供給される。
【0031】図5は、図1に示す電力分配部又は電力合
成部の実施例の斜視図である。図6は、図5に示す電力
分配部又は電力合成部の分解斜視図であり、図7は、図
6に示すハイブリッド回路基板のパタ−ン図である。
成部の実施例の斜視図である。図6は、図5に示す電力
分配部又は電力合成部の分解斜視図であり、図7は、図
6に示すハイブリッド回路基板のパタ−ン図である。
【0032】ここで、電力分配部1および電力合成部4
は、ハイブリッド回路を用いることにより、構成を共通
にすることができる。したがって、電力分配部1につい
て以下に説明する。
は、ハイブリッド回路を用いることにより、構成を共通
にすることができる。したがって、電力分配部1につい
て以下に説明する。
【0033】図5および図6によると、電力分配部1
は、ハイブリッド回路基板13と、電気的絶縁のためハ
イブリッド回路基板13の上面に重ねられ外形が略同一
の誘電体板A12および電気的に遮蔽する金属板A11
と、ハイブリッド回路基板13の下面にも同様にして誘
電体板B14および金属板B15とより構成されてい
る。
は、ハイブリッド回路基板13と、電気的絶縁のためハ
イブリッド回路基板13の上面に重ねられ外形が略同一
の誘電体板A12および電気的に遮蔽する金属板A11
と、ハイブリッド回路基板13の下面にも同様にして誘
電体板B14および金属板B15とより構成されてい
る。
【0034】ハイブリッド回路基板13は、図7に示す
ように、ハイブリッド回路を構成する回路パタ−ンが表
面および裏面に対称に作成され、ハイブリッド回路の入
出力端子31にスルーホール32を設け両面が共通の入
出力端子31となるよう導電パターンが作成されること
により、電力分配部1および電力合成部4のどちらにも
使用が可能となるとともに、ハイブリッド回路基板13
の表面または裏面で他の回路基板の入出力端子部と面接
触が行える。
ように、ハイブリッド回路を構成する回路パタ−ンが表
面および裏面に対称に作成され、ハイブリッド回路の入
出力端子31にスルーホール32を設け両面が共通の入
出力端子31となるよう導電パターンが作成されること
により、電力分配部1および電力合成部4のどちらにも
使用が可能となるとともに、ハイブリッド回路基板13
の表面または裏面で他の回路基板の入出力端子部と面接
触が行える。
【0035】誘電体板B14および金属板B15は、第
1、第2の電力増幅モジュール2、3およびコネクタア
センブリ5と結合するため、図5に示すように、ハイブ
リッド回路基板13の中央部を除き入出力端子部の位置
に対応する4カ所に切り欠き部16が設けられている。
1、第2の電力増幅モジュール2、3およびコネクタア
センブリ5と結合するため、図5に示すように、ハイブ
リッド回路基板13の中央部を除き入出力端子部の位置
に対応する4カ所に切り欠き部16が設けられている。
【0036】第1、第2の電力増幅モジュール2、3お
よびコネクタアセンブリ5と結合するときには、この切
り欠き部16に第1、第2の電力増幅モジュール2、3
およびコネクタアセンブリ5の入出力端子部を勘合さ
せ、入出力端子部の面接触により電気的に接続されると
ともに、入出力端子部の両側にある各2個の結合用穴1
7を設けねじにより共締めし固定される。その他の中央
にある2つの固定用穴18は、外部シャーシに取り付け
るために使われ、また内側に位置する組立ねじ19は、
ハイブリッド回路基板13の上下に重ねられる絶縁用の
誘電体板A12および誘電体板B14と電気的に遮蔽す
る金属板A11および金属板B15とよりなる5層を一
体とするために使用される。
よびコネクタアセンブリ5と結合するときには、この切
り欠き部16に第1、第2の電力増幅モジュール2、3
およびコネクタアセンブリ5の入出力端子部を勘合さ
せ、入出力端子部の面接触により電気的に接続されると
ともに、入出力端子部の両側にある各2個の結合用穴1
7を設けねじにより共締めし固定される。その他の中央
にある2つの固定用穴18は、外部シャーシに取り付け
るために使われ、また内側に位置する組立ねじ19は、
ハイブリッド回路基板13の上下に重ねられる絶縁用の
誘電体板A12および誘電体板B14と電気的に遮蔽す
る金属板A11および金属板B15とよりなる5層を一
体とするために使用される。
【0037】ここで、電力分配部1として使用する場合
には、図1、2に示すように、ハイブリッド回路の2つ
の入力端子部のそれぞれにコネクタアセンブリ5が取り
付けられ、一方にはマイクロ波信号が入力され他方は終
端器6により高周波信号が終端されている。また、2つ
の出力端子部のそれぞれには第1、第2の電力増幅モジ
ュール2、3が取り付けられる。
には、図1、2に示すように、ハイブリッド回路の2つ
の入力端子部のそれぞれにコネクタアセンブリ5が取り
付けられ、一方にはマイクロ波信号が入力され他方は終
端器6により高周波信号が終端されている。また、2つ
の出力端子部のそれぞれには第1、第2の電力増幅モジ
ュール2、3が取り付けられる。
【0038】次に、電力合成部4として使用する場合に
は、ハイブリッド回路の2つの入力端子部のそれぞれに
第1、第2の電力増幅モジュール2、3が接続され、2
つの出力端子部のそれぞれにコネクタアセンブリ5が取
り付けられ、一方はマイクロ波の信号が出力され他方は
終端器6により高周波信号が終端されている。
は、ハイブリッド回路の2つの入力端子部のそれぞれに
第1、第2の電力増幅モジュール2、3が接続され、2
つの出力端子部のそれぞれにコネクタアセンブリ5が取
り付けられ、一方はマイクロ波の信号が出力され他方は
終端器6により高周波信号が終端されている。
【0039】図中では、入力側と出力側との4カ所を同
じ下面としたが、誘電体板A12および金属板A11ま
たは誘電体板B14および金属板B15の切り欠き位置
を変えることにより、任意の向きにすることができる。
じ下面としたが、誘電体板A12および金属板A11ま
たは誘電体板B14および金属板B15の切り欠き位置
を変えることにより、任意の向きにすることができる。
【0040】図8は、図1に示すコネクタアセンブリの
実施例の斜視図である。
実施例の斜視図である。
【0041】コネクタアセンブリ5は、コネクタ回路基
板51と、コネクタ回路基板51を平面部に収める凹部
を設けた金属ブロック52と、コネクタ53とより構成
されている。
板51と、コネクタ回路基板51を平面部に収める凹部
を設けた金属ブロック52と、コネクタ53とより構成
されている。
【0042】コネクタ回路基板51は、その表面が金属
ブロック52の表面の高さと等しく同一面となるよう金
属ブロック52の凹部に埋め込まれている。
ブロック52の表面の高さと等しく同一面となるよう金
属ブロック52の凹部に埋め込まれている。
【0043】また、金属ブロック52は、電力分配部1
または電力合成部4の入出力端子部に面接触して電気的
に接続されマイクロ波電力合成増幅器の入出力端子とな
るよう取り付けられる結合用穴54が2箇所設けられて
いる。
または電力合成部4の入出力端子部に面接触して電気的
に接続されマイクロ波電力合成増幅器の入出力端子とな
るよう取り付けられる結合用穴54が2箇所設けられて
いる。
【0044】このように各構成部の入出力端子部は、重
ね合わされ面接触により電気的に接続され、ねじで共締
めして固定されることにより十分な電気的接続が得られ
るが、さらに接触を良くするためにシム7が間に挟み込
まれている。
ね合わされ面接触により電気的に接続され、ねじで共締
めして固定されることにより十分な電気的接続が得られ
るが、さらに接触を良くするためにシム7が間に挟み込
まれている。
【0045】図9は、図1に示すシムの実施例の外観図
である。シム7は、各構成部それぞれの回路基板の相対
する入出力端子部に挟み込まれたときに信号パターンと
接触する導体71と、信号パターンとグランドパターン
を絶縁する絶縁体73と、グランドパターンと接触する
導体72と、それぞれの回路基板の相対する入出力端子
部において両側に設けられた貫通した結合用の穴に対応
する結合用穴74とより構成されている。
である。シム7は、各構成部それぞれの回路基板の相対
する入出力端子部に挟み込まれたときに信号パターンと
接触する導体71と、信号パターンとグランドパターン
を絶縁する絶縁体73と、グランドパターンと接触する
導体72と、それぞれの回路基板の相対する入出力端子
部において両側に設けられた貫通した結合用の穴に対応
する結合用穴74とより構成されている。
【0046】このシム7の導体71、72は、導電性お
よび弾力性を有する、例えばリン青銅板等の公知の素材
で作成されている。
よび弾力性を有する、例えばリン青銅板等の公知の素材
で作成されている。
【0047】以上の実施の形態において、電力増幅モジ
ュールを2並列接続として使用する場合について示した
が、飽和電力の異なる電力増幅モジュールのカスケード
接続または電力増幅モジュールの4並列接続、あるいは
他の機能を有する回路基板との接続にも応用することが
できる。
ュールを2並列接続として使用する場合について示した
が、飽和電力の異なる電力増幅モジュールのカスケード
接続または電力増幅モジュールの4並列接続、あるいは
他の機能を有する回路基板との接続にも応用することが
できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマイクロ
波電力合成増幅器によれば、電力分配部、第1、第2の
電力増幅モジュ−ル、電力合成部およびコネクタアセン
ブリが回路パターンが作成されたそれぞれの回路基板の
相対する入出力端子部が重ね合わされ面接触により電気
的に接続され、ねじで共締めして一体化されることによ
り、組立・分解を容易とし、さらに組立後の電気的調整
を不要としてコストの増加および品質の低下を防止でき
る効果を有する。
波電力合成増幅器によれば、電力分配部、第1、第2の
電力増幅モジュ−ル、電力合成部およびコネクタアセン
ブリが回路パターンが作成されたそれぞれの回路基板の
相対する入出力端子部が重ね合わされ面接触により電気
的に接続され、ねじで共締めして一体化されることによ
り、組立・分解を容易とし、さらに組立後の電気的調整
を不要としてコストの増加および品質の低下を防止でき
る効果を有する。
【図1】本発明のマイクロ波電力合成増幅器の一つの実
施の形態を示す外観図である。
施の形態を示す外観図である。
【図2】図1に示す本発明のマイクロ波電力合成増幅器
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図3】図1に示す電力増幅モジュールの実施例の斜視
図である。
図である。
【図4】図3に示す電力増幅モジュールのカバー無しの
平面図である。
平面図である。
【図5】図1に示す電力分配部又は電力合成部の実施例
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】図5に示す電力分配部又は電力合成部の分解斜
視図である。
視図である。
【図7】図6に示すハイブリッド回路基板のパタ−ン図
である。
である。
【図8】図1に示すコネクタアセンブリの実施例の斜視
図である。
図である。
【図9】図1に示すシムの実施例の外観図である。
【図10】従来のマイクロ波電力合成増幅器の一例を示
す外観図である。
す外観図である。
1 電力分配部 2、3 第1、第2の電力増幅モジュール 4 電力合成部 5 コネクタアセンブリ 6 終端器 7 シム 8 ねじ 11 金属板A 12 誘電体板A 13 ハイブリッド回路基板 14 誘電体板B 15 金属板B 16 切り欠き部 17 結合用穴 18 固定用穴 19 組立ねじ 20 金属ベース 21 増幅回路基板 22 カバー枠 23 カバー 24 結合用穴 25 取付穴 26 半導体部品 27 RF入力端子 28 RF出力端子 29 DC入力端子 30 グランドパターン 31 入出力端子 32 スルーホール 51 コネクタ回路基板 52 金属ブロック 53 コネクタ 54 結合用穴 71、72 導体 73 絶縁体 74 結合用穴 101 電力分配部 102、103 第1、第2の電力増幅モジュール 104 電力合成部 105 コネクタアセンブリ 106 終端器 107 金属リボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/36 H05K 3/36 A Fターム(参考) 5E344 AA04 BB06 CC03 CD27 DD09 EE30 5J067 AA04 AA21 AA41 CA87 CA92 FA16 KA66 KA68 KS06 LS12 MA19 QA04 QA05 QS03 QS17 SA14 5J069 AA04 AA21 AA41 CA87 CA92 FA16 KC03 KC06 KC07 MA19 QA04 QA05 SA14 5J091 AA04 AA21 AA41 CA87 CA92 FA16 KA66 KA68 MA19 QA04 QA05 SA14 5J092 AA04 AA21 AA41 CA87 CA92 FA16 KA66 KA68 MA19 QA04 QA05 SA14
Claims (8)
- 【請求項1】 マイクロ波の入力信号を分岐して出力す
る電力分配部と、分岐されたそれぞれの信号を増幅する
第1、第2の電力増幅モジュールと、増幅されたそれぞ
れの信号を合成して出力信号とする電力合成部と、前記
電力分配部の2つの入力側および前記電力合成部の2つ
の出力側にそれぞれ接続されて入力端子または出力端子
とする4つのコネクタアセンブリとを有し、前記電力分
配部、前記第1、第2の電力増幅モジュール、前記電力
合成部および前記コネクタアセンブリは回路パターンが
作成されたそれぞれの回路基板の相対する入出力端子部
が重ね合わされて面接触により電気的に接続され、前記
入出力端子部の両側に設けられた貫通した結合用の穴を
用いねじで共締めして一体化されることを特徴とする回
路基板の接続方法。 - 【請求項2】 マイクロ波の入力信号を分岐して出力す
る電力分配部と、分岐されたそれぞれの信号を増幅する
第1、第2の電力増幅モジュールと、増幅されたそれぞ
れの信号を合成して出力信号とする電力合成部と、前記
電力分配部の2つの入力側および前記電力合成部の2つ
の出力側にそれぞれ接続されて入力端子または出力端子
とする4つのコネクタアセンブリとを有し、前記電力分
配部、前記第1、第2の電力増幅モジュール、前記電力
合成部および前記コネクタアセンブリは回路パターンが
作成されたそれぞれの回路基板の相対する入出力端子部
が重ね合わされ面接触により電気的に接続されることを
特徴とするマイクロ波電力合成増幅器。 - 【請求項3】 前記電力分配部および前記電力合成部
は、ハイブリッド回路基板と、前記ハイブリッド回路基
板の上面に重ねられ外形が略同一の誘電体板Aおよび金
属板Aと、前記ハイブリッド回路基板の下面に重ねられ
前記ハイブリッド回路基板と外形が略同一の誘電体板B
および金属板Bとを有し、前記ハイブリッド回路基板の
入力端子部および出力端子部の位置に対応する前記誘電
体板Aおよび前記金属板Aまたは前記誘電体板Bおよび
前記金属板Bの一部が、前記第1、第2の電力増幅モジ
ュールの入出力端子部および前記コネクタアセンブリと
嵌合するように切り欠き部が設けられていることを特徴
とする請求項2記載のマイクロ波電力合成増幅器。 - 【請求項4】 前記ハイブリッド回路基板は、両面を使
用してハイブリッド回路が作成され、前記ハイブリッド
回路の片面に作成された入力端子または出力端子にスル
ーホールを設け前記ハイブリッド回路基板の反対面に前
記スルーホールと接続される導電パターンが作成される
ことを特徴とする請求項2又は3記載のマイクロ波電力
合成増幅器。 - 【請求項5】 前記電力増幅モジュールは、マイクロ波
ストリップラインを用いて作成された増幅回路基板と、
前記増幅回路基板を収める凹部を設けた金属ベースと、
前記増幅回路基板の少なくとも入出力端子部を除き回路
部品を囲うカバー枠およびカバーとを有し、前記金属ベ
ースと凹部に収める前記増幅回路基板とのそれぞれの表
面の高さが等しく同一面となるよう構成されることを特
徴とする請求項2又は3記載のマイクロ波電力合成増幅
器。 - 【請求項6】 前記コネクタアセンブリは、L字型の金
属ブロックと、前記金属ブロックの側面に取り付けられ
たコネクタと、前記金属ブロックの平面凹部に収められ
前記コネクタの中心導体と接続し信号パターンが作成さ
れたコネクタ回路基板とを有し、前記金属ブロックと前
記金属ブロックの平面凹部に収められた前記コネクタ回
路基板とのそれぞれの表面の高さが等しく同一面となる
よう作成されたことを特徴とする請求項2又は3記載の
マイクロ波電力合成増幅器。 - 【請求項7】 前記電力分配部、前記第1、第2の電力
増幅モジュール、前記電力合成部および前記コネクタア
センブリは、前記それぞれの回路基板の相対する入出力
端子部において両側に設けられた貫通した結合用の穴を
用いねじで共締めして一体化されることを特徴とする請
求項2、3、5又は6記載のマイクロ波電力合成増幅
器。 - 【請求項8】 前記電力分配部、前記第1、第2の電力
増幅モジュール、前記電力合成部および前記コネクタア
センブリは、前記それぞれの回路基板の相対する入出力
端子部に挟められ、前記それぞれの回路基板の相対する
入出力端子部に作成された信号パターンに接触する信号
用の導体部分と前記信号パターンの両側に作成されたグ
ランドパターンに接触するグランド用の導体部分とが絶
縁体で分離され弾力性を有するシムを設けたことを特徴
とすることを特徴とする請求項2、3、5、6又は7記
載のマイクロ波電力合成増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051219A JP2001244711A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 回路基板の接続方法及びこれを用いたマイクロ波電力合成増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051219A JP2001244711A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 回路基板の接続方法及びこれを用いたマイクロ波電力合成増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001244711A true JP2001244711A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18572889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000051219A Pending JP2001244711A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 回路基板の接続方法及びこれを用いたマイクロ波電力合成増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001244711A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173955A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Toshiba Corp | 高周波電力増幅器とその組立方法 |
JP2012222491A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Hitachi Metals Ltd | モジュール |
CN111565518A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-08-21 | 安徽华东光电技术研究所有限公司 | 一种x波段80瓦功率放大器的制作工艺 |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000051219A patent/JP2001244711A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007173955A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Toshiba Corp | 高周波電力増幅器とその組立方法 |
JP4703391B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2011-06-15 | 株式会社東芝 | 高周波電力増幅器 |
JP2012222491A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Hitachi Metals Ltd | モジュール |
CN111565518A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-08-21 | 安徽华东光电技术研究所有限公司 | 一种x波段80瓦功率放大器的制作工艺 |
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