JP2001244691A - テープフィーダー - Google Patents

テープフィーダー

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JP2001244691A JP2000055458A JP2000055458A JP2001244691A JP 2001244691 A JP2001244691 A JP 2001244691A JP 2000055458 A JP2000055458 A JP 2000055458A JP 2000055458 A JP2000055458 A JP 2000055458A JP 2001244691 A JP2001244691 A JP 2001244691A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ送り機構がモータ駆動式となっている
テープフィーダーにおいてコンパクト化や設計自由度の
向上等に有利な構造を提供する。 【解決手段】 部品取出部10を構成するフレーム部材
4に、テープ5に係合するスプロケット21及びスプロ
ケット駆動用のモータ22を有するテープ送り機構20
を装備する。このテープ送り機構20は、モータ22の
出力軸22aを上記スプロケット21の回転軸と同軸も
しくは平行に配置した状態で両者を連結し、例えばモー
タ22の出力軸22aをスプロケット21に直結した構
成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面実装機のフィーダ
ー取付部に装着されて実装用の部品を供給するフィーダ
ーであって、特に、テープを担体として部品を供給する
テープフィーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、表面実装機のフィーダー取付
部に装着されて実装用の部品を供給するフィーダーとし
て、一定間隔おきに多数の部品を収納したテープをリー
ルに巻回した状態で保持し、このテープをリールから導
出しつつフィーダー前方の所定の部品取出部に導いて部
品装着用の吸着ヘッドにより部品の吸着を行わせるとと
もに、部品が吸着された後は、テープ送り機構により間
歇的にテープを送るようにしたテープフィーダーは一般
に知られている。
【0003】上記テープ送り機構は、上記テープに係合
するスプロケットを有し、このスプロケットの回転によ
りテープを繰出すようになっている。上記スプロケット
を回転させるための駆動源は種々知られているが、制御
性の向上等の面からモータを駆動源としたものが普及し
つつある。
【0004】従来のこの種のテープ送り機構は、図7に
示すような構造となっている。すなわち、テープ送り機
構のスプロケットAは、部品取出部を形成するフレーム
部材Bの壁面に沿って配置された状態で、回転軸A1を
介してフレーム部材Bに回転自在に取付けられており、
このスプロケットAを回転させるためのモータCは、そ
の出力軸が回転軸A1と直交する方向(フレームの壁面
と平行)に延びるように前後方向に配置されている。そ
して、スプロケットAの表面に回転軸を中心とした環状
のフェイスギヤDが設けられ、モータの出力軸の先端に
設けられたピニオンギヤ(図示せず)がこのフェイスギ
ヤDに噛合することにより、モータCの回転がピニオン
ギヤ及びフェイスギヤDを介して一定の減速比でスプロ
ケットAに伝達されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のテ
ープ送り機構では、設計上の制約を受け、コンパクト化
や設計自由度を高めることが難しいといった問題があっ
た。
【0006】すなわち、従来のようにスプロケットAの
回転軸A1とモータCの出力軸とを直交配置としてこれ
らとフェイスギヤD,ピニオンギヤ等を組み込むように
した構造では、ギヤの伝達効率等でテープ送りに使用で
きるトルクが左右されてしまい、変速比等も制約され
て、テープ送り速度やトルク等を要求に応じて設定する
にあたっての設計自由度に乏しい面がある。
【0007】また、フレームBの壁面に沿った平面上で
モータCに割かれるスペースが大きくなり、フィーダー
全体が大きくなってしまう。さらに、使用部品点数が多
くなるので、コスト的にも不利であった。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、コンパクト化や設計自由度の向上等に
有利なテープフィーダーを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一定間隔おきに多数の部品を収納したテ
ープをリールから導出して部品取出部に導くように構成
するとともに、この部品取出部を構成するフレーム部材
に、上記テープに係合するスプロケット及びスプロケッ
ト駆動用のモータを有するテープ送り機構を装備し、上
記スプロケットがモータにより駆動されて回転すること
により上記テープを送るようにしたテープフィーダーで
あって、上記テープ送り機構は、モータの出力軸を上記
スプロケットの回転軸と同軸もしくは平行に配置した状
態で両者を連結してなるものである。
【0010】この構成によると、従来のこの種の駆動機
構において生じていた設計上の制約の解消に有利とな
る。
【0011】すなわち、本発明のテープフィーダーにお
いて、上記テープ送り機構は、モータの出力軸を上記ス
プロケットと同軸に配置してスプロケットに直結した構
成とすることが好ましく、このようにすると、使用部品
点数が少なくなるとともに、テープ送り機構がコンパク
ト化される。
【0012】あるいは、上記テープ送り機構は、モータ
の出力軸を上記スプロケットの回転軸と平行に配置した
状態で伝動用のベルトもしくはギヤを介して両軸を連結
した構成とすることも好ましく、このようにすると、減
速比等の設計自由度が高まり、テープ送り速度及びテー
プ送りに要するトルク等を設計段階で要求に応じて比較
的自由に選択することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明に係るテープフィーダーの
全体構造を示している。この図に示すようにテープフィ
ーダー1は、フィーダー本体部分を構成するプレート2
と後方側のテープリール保持部3とを備え、上記プレー
ト2の前端部には後記部品取出部10等を構成するフレ
ーム部材4が固着されている。
【0015】そして、このテープフィーダー1が実装機
におけるフィーダ取付部の基台8aに脱着可能な状態で
装着されている。具体的には、テープフィーダー1の上
記フレーム部材4の下面に位置決めピン7が突設され、
このピン7が上記基台上部に設けられたフィーダー支持
プレート8bに形成された位置決め孔8cに差し込まれ
るとともに、この状態で、上記プレート2の先端部に設
けられたトグルクランプ6がフィーダー支持プレート8
bに締結されることによりテープフィーダー1が基台8
aに装着されている。
【0016】上記テープリール保持部3には、リール9
が回転自在に軸支されており、このリール9に多数のチ
ップ部品を収納したテープ5が巻き付けられている。ま
た、上記フレーム部材4の前端部(図1では右方端部)
に部品取出部10が設けられ、上記リール9から引き出
されたテープ5が部品取出部10に導かれるようになっ
ている。
【0017】上記テープ5は、詳しく図示していない
が、テープ本体5aとカバーテープ5bとで構成されて
いる。上記テープ本体5aには、上部に開口した部品収
納部が長手方向に一定間隔おきに多数形成されて各部品
収納部に部品が収納され、さらにテープ本体5aの側部
には多数の係合孔が一定間隔おきに形成されている。上
記カバーテープ5bは、その片面が接着面とされ、テー
プ本体5aの各部品収納部を上方から閉鎖するようにテ
ープ本体5aの上面に接着されている。
【0018】そして、上記部品取出部10においてカバ
ーテープ5bがテープ本体5aから剥がされて部品の取
出しが可能な状態とされ、実装機に搭載される移動可能
な吸着ヘッドNにより部品が吸着されて取り出されると
ともに、この部品取出し動作に伴い、後述のテープ送り
機構20(図2参照)により一定量ずつテープ5が送り
出されるようになっている。
【0019】上記部品取出部10でテープ本体5aから
分離されたカバーテープ5bは、プレート2の後方上部
に設けられた案内バー11を経て、プレート2の後方下
部(図1では左方下部)に配設されたカバーテープ引取
り機構12(以下、引取り機構12と略す)により引き
取られるように構成されている。この引取り機構12
は、モータ13により回転駆動される引取り用ローラ1
4を有している。なお、部品取出部10を経た使用済み
のテープ本体5aは、部品取出部10に連続して設けら
れるテープ排出用案内通路26(図2に示す)を介して
フレーム部材4の下部に導かれ、図外の処理ケース等に
送られるようになっている。
【0020】プレート2の中央部分にはテープ送り機構
20に設けられた後記モータ22及び上記引取り機構1
2のモータ13を制御するためのドライバー15が設け
られており、実装機本体に搭載されたコントローラから
の制御信号に基づいて上記テープ送り機構20や引取り
機構12の駆動を制御するように構成されている。ま
た、このドライバー15よりも前側寄りの位置には、上
記ドライバー15にワイヤーハーネスを介して電気的に
接続された接点16が設けられ、この接点16が基台8
aの側面に設けられた接点17に圧接されることによ
り、制御信号や駆動用の電力が実装機側からテープフィ
ーダー1に与えられるように構成されている。
【0021】図2は上記部品取出部10及びその近傍を
示す拡大図、図3は図2のX−X線に沿った部分の断面
図、図4は部品取出部10を構成するフレーム部材4の
分解状態斜視図である。なお、図2では説明の便宜上、
後述する表フレーム4b等を取り外した状態で示してい
る。
【0022】これらの図に示すように、プレート2の前
端部に固着されたフレーム部材4により部品取出部10
が構成されるとともに、このフレーム部材4にテープ送
り機構20が装備されている。テープ送り機構20は、
部品取出部10の下方に配置されるスプロケット21
と、このスプロケット21を駆動するためのモータ22
とを備えている。このモータ22は、その出力軸が上記
スプロケット21と同軸に配置されて、スプロケット2
1に直結されている。
【0023】上記フレーム部材4及びテープ送り機構2
0は、具体的には次のような構造となっている。
【0024】図に示すフレーム部材4は、表裏一対のフ
レーム4a,4b(裏フレーム4a、表フレーム4bと
いう)と、これらフレーム4a,4bの間に介設される
中間部材4cとから構成されている。そして、上記プレ
ート2の前端部分に裏フレーム4aが連結固定され、さ
らに中間部材4cを両フレーム4a,4bで挟むように
中間部材4c及び表フレーム4bが裏フレーム4aに対
して重ね合わされ、この状態で裏フレーム4a、表フレ
ーム4b及び中間部材4cがボルト等の固定手段により
一体に締結されている。
【0025】上記中間部材4cは、両フレーム4a,4
bに比べて小さく形成されており、これにより両フレー
ム4a,4bの間にフレーム部材4の上端部分から前端
部分にわたって前後方向に延びる隙間が形成され、この
隙間にテープ5を案内するための通路25が形成されて
いる。
【0026】すなわち、図3に示すように、裏フレーム
4aと表フレーム4bの相対向する内面にはそれぞれ、
フレーム後端から前方に向かって、その上端縁部に段状
の凹部25a,25bが形成され、さらにフレーム前部
においてこの凹部25a,25bに連続して斜め下方に
放物線状に延びる凹部26a,26bが形成されてお
り、両フレーム4a,4bの上端縁部の凹部25a,2
5bによりテープ5の幅方向両端縁部を支持しながら該
テープ5を部品取出部10に案内する通路25が形成さ
れるとともに、両フレーム4a,4bの前部の凹部26
a,26bにより使用済みのテープ本体5aを下方へ案
内するテープ排出用案内通路26が形成されている。
【0027】さらに、上記裏フレーム4aにはスプロケ
ットの取付部27が形成されており、また、上記中間部
材4cには、フレーム部材4の幅方向に貫通する貫通部
28,29が形成されている。
【0028】そして、テープ送り機構20のスプロケッ
ト21が、部品取出部10に導かれたテープ5の上記係
合孔に係合するように上記取付部27に配置される一
方、モータ22が上記中間部材4cの貫通部28に位置
し、かつ、モータ22の出力軸22aがフレーム部材4
の幅方向に延びるように配置された状態で、モータ22
の本体がフレーム部材4に取付けられるとともに、その
出力軸22aにスプロケット21の中心部が直結されて
いる。なお、上記スプロケット21には、周方向にスリ
ット30が一定間隔で形成されており、このスリット3
0をスプロケット側方に設けられたセンサー(図示せ
ず)で検出することによりスプロケット21の回転角を
検出するように構成されている。
【0029】また、図2に示す例では、モータ駆動用の
信号としてエアを利用するタイプのものとの互換性をも
たせるため、フレーム部材4にエア配管31が具備され
るとともに、フレーム部材4の下端部に装着される位置
決めピン7の1つがエアコネクタを兼ね、このエアコネ
クタ兼用の位置決めピン7にエア配管31の一端が連結
されることにより、実装機にフィーダー1が取付けられ
たときに上記エア配管31と実装機側のエア配管とが接
続可能となるようにされている。
【0030】そして、実装機側から与えられるエアパル
スをモータ制御のための信号として利用することができ
るように、エア配管31の他端がエアパルスを電気信号
に変換する検出部32に接続され、この検出部32とモ
ータ22とが電線33,34を介してドライバー15
(図1参照)に接続されることにより、エアパルスに応
じてモータ22が駆動されるようになっている。上記エ
ア配管31及び検出部32は貫通部29に配設されてい
る。
【0031】また、図4中、符号35は、中間部材4c
に設けられる位置決めピン7の装着孔で、位置決めピン
7がこの孔35に挿着された状態で中間部材4cに固定
されている。
【0032】以上のように構成されたテープフィーダー
1によると、リール9から導出されたテープ5は、フレ
ーム部材4に設けられた通路25に沿って部品取出部1
0に案内され、このテープ5にテープ送り機構20のス
プロケット21が係合する。そして、部品取出部10で
吸着ヘッドNによりテープ5から部品がピックアップさ
れるにつれ、モータ22が駆動されることによりスプロ
ケット21が一定量ずつ回転し、テープ5が一定量ずつ
送り出される。
【0033】ところで、当実施形態において上記テープ
送り機構20は、モータ22がスプロケット21と直結
されているため、伝達ロスがなくモータ22の駆動トル
クが効率良くスプロケット21に伝えられるともに、モ
ータ22とスプロケット21との間の伝動機構が不要で
あって使用部品点数が少なくなり、コストダウンに有利
となる。また、モータ22がスプロケット21と同軸に
配置されているので、モータがスプロケットの軸と直交
する従来品(図7参照)と比べ、フレーム部材4の内壁
面に沿った平面上でモータ22のレイアウトに割かれる
スペースが小さくなり、上記モータ22と他の種々に付
属部材(エア配管31等)をコンパクトにフレーム部材
4に配設することができる。
【0034】図5は本発明の第2の実施形態による部品
取出部10及びその近傍を示している。
【0035】この図に示す例でも、フレーム部材4によ
り部品取出部10が構成されるとともに、このフレーム
部材4にテープ送り機構40が装備され、このテープ送
り機構40は、部品取出部10の下方に配置されるスプ
ロケット41と、このスプロケット41を駆動するため
のモータ42とを備えている。
【0036】当実施形態におけるテープ送り機構40
は、モータ42の出力軸42aが、スプロケット41の
回転軸41aに対し、所定間隔をおいてこれと平行にフ
レーム部材4の幅方向に延びるように配置された状態
で、スプロケット41がフレーム部材4に回転可能に支
持される一方、モータ42の本体がフレーム部材4に固
定され、かつ、モータ42の出力軸42aとスプロケッ
ト41の回転軸41aとが伝動用のベルトを介して連結
された構成となっている。
【0037】すなわち、モータ42の出力軸42aに設
けられた小径プーリ43と中間軸に設けられた中間大径
プーリ44との間に第1のベルト45が掛け渡されると
ともに、中間大径プーリ44と同軸に設けられた中間小
径プーリ46とスプロケット41の回転軸41aに設け
られたプーリ47との間に第2のベルト48が掛け渡さ
れている。
【0038】この実施形態のテープ送り機構によると、
モータ42の回転が第1,第2のベルト45,48を介
して2段階にわたり減速されてスプロケット41に伝達
される。
【0039】そして、出力軸42aがスプロケット41
の回転軸41aと平行にフレーム部材4の幅方向に延び
るようにモータ42が配置されることにより、モータが
スプロケットの回転軸と直交する従来品(図7参照)と
比べ、フレーム部材4の内壁面に沿った平面上でモータ
42のレイアウトに割かれるスペースが小さくなり、モ
ータ42の出力軸42aとスプロケット41の回転軸4
1aとの間に充分なベルト配設スペースを確保すること
ができて、プーリ径、プーリ比などの設計自由度が高め
られる。従って、テープ送り速度及びテープ送りに要す
るトルク等を要求に応じて設計するにあたっての制約が
軽減される。
【0040】図6は本発明の第3の実施形態による部品
取出部10及びその近傍を示している。
【0041】この図に示す例でも、フレーム部材4によ
り部品取出部10が構成されるとともに、このフレーム
部材4にテープ送り機構50が装備され、このテープ送
り機構50は、部品取出部10の下方に配置されるスプ
ロケット51と、このスプロケット51を駆動するため
のモータ52とを備えている。
【0042】当実施形態におけるテープ送り機構50
は、モータ52の出力軸52aが、スプロケット51の
回転軸51aに対し、所定間隔をおいてこれと平行にフ
レーム部材4の幅方向に延びるように配置された状態
で、スプロケット51がフレーム部材4に回転可能に支
持される一方、モータ52の本体がフレーム部材4に固
定され、かつ、モータ52の出力軸52aとスプロケッ
ト51の回転軸51aとが伝動用のギヤを介して連結さ
れた構成となっている。
【0043】すなわち、モータ52の出力軸52aに設
けられた小径ギヤ53と中間軸に設けられた中間ギヤ5
4とが噛み合わされるとともに、この中間ギヤ54とス
プロケット51の回転軸51aに設けられたギヤ55と
が噛み合わされている。
【0044】この実施形態のテープ送り機構によると、
モータ52の回転がギヤ53,54,55を介し減速さ
れてスプロケット51に伝達される。
【0045】そして、この実施形態でも、第2の実施形
態と同様に、出力軸52aがスプロケット51の回転軸
51aと平行にフレーム部材4の幅方向に延びるように
モータ52が配置されることにより、フレーム部材4の
内壁面に沿った平面上でモータ52のレイアウトに割か
れるスペースが小さくなり、モータ52の出力軸52a
とスプロケット51の回転軸51aとの間に充分なギヤ
配設スペースを確保することができて、ギヤ径、ギヤ比
等の設計自由度が高められる。従って、テープ送り速度
及びテープ送りに要するトルク等を要求に応じて設計す
るにあたっての制約が軽減される。
【0046】なお、本発明のテープフィーダーの具体的
構造は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0047】例えば、上記実施形態では、テープ送り機
構が組み込まれるフレーム部材4を裏フレーム4a,表
フレーム4b及び中間部材4cの3部材で構成している
が、アルミダイカスト等の一体成形品としてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、テープ
送り機構のスプロケットがモータで駆動されるようにな
っているテープフィーダーであって、上記モータの出力
軸を上記スプロケットの回転軸と同軸もしくは平行に配
置した状態で両者を連結しているため、テープ送り機構
が装備されるフレーム部材の内壁面に沿った平面上でモ
ータのレイアウトに割かれるスペースが小さくなり、コ
ンパクト化や設計自由度の向上に有利となる。
【0049】特に、上記モータの出力軸を上記スプロケ
ットと同軸に配置してスプロケットに直結すれば、コン
パクト化及び部品点数削減によるコストダウンが可能と
なる。また、モータの出力軸をスプロケットの回転軸と
平行に配置した状態で伝動用のベルトまたはギヤを介し
て両軸を連結すれば、伝動機構の設計自由度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープフィーダーを示す側面図
(一部断面図)である。
【図2】テープフィーダーの前方側部分(部品取出部の
近傍)を示す図1の要部拡大図である。
【図3】図2のX−X断面図(模式図)である。
【図4】部品取出部を構成するフレーム部材の構造を説
明する斜視分解図である。
【図5】第2の実施形態によるテープフィーダーの前方
側部分(部品取出部の近傍)を示す要部拡大図である。
【図6】第3の実施形態によるテープフィーダーの前方
側部分(部品取出部の近傍)を示す要部拡大図である。
【図7】従来のテープフィーダーの前方側部分(部品取
出部の近傍)を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 テープフィーダー 4 フレーム部材 5 テープ 9 リール 10 部品取出部 20,40,50 テープ送り機構 21,41,51 スプロケット 22,42,52 モータ 22a,42a,52a 出力軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔おきに多数の部品を収納したテ
    ープをリールから導出して部品取出部に導くように構成
    するとともに、この部品取出部を構成するフレーム部材
    に、上記テープに係合するスプロケット及びスプロケッ
    ト駆動用のモータを有するテープ送り機構を装備し、上
    記スプロケットがモータにより駆動されて回転すること
    により上記テープを送るようにしたテープフィーダーで
    あって、上記テープ送り機構は、モータの出力軸を上記
    スプロケットの回転軸と同軸もしくは平行に配置した状
    態で両者を連結してなることを特徴とするテープフィー
    ダー。
  2. 【請求項2】 上記テープ送り機構は、モータの出力軸
    を上記スプロケットと同軸に配置してスプロケットに直
    結してなることを特徴とする請求項1記載のテープフィ
    ーダー。
  3. 【請求項3】 上記テープ送り機構は、モータの出力軸
    を上記スプロケットの回転軸と平行に配置した状態で伝
    動用のベルトもしくはギヤを介して両軸を連結してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のテープフィーダー。
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