JP2001243720A - 同期クロック信号生成装置と同期クロック信号生成装置を備えた情報記録再生装置 - Google Patents

同期クロック信号生成装置と同期クロック信号生成装置を備えた情報記録再生装置

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JP2001243720A
JP2001243720A JP2000049153A JP2000049153A JP2001243720A JP 2001243720 A JP2001243720 A JP 2001243720A JP 2000049153 A JP2000049153 A JP 2000049153A JP 2000049153 A JP2000049153 A JP 2000049153A JP 2001243720 A JP2001243720 A JP 2001243720A
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signal
mask
synchronous
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JP2000049153A
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Shiyouso Watanabe
祥聡 渡邉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウォブル信号の乱れる期間に不正確なクロッ
ク信号を生成しないようにする。 【解決手段】 搬送波再生回路10が光ディスクからの
反射光を受光して高周波の搬送波のウォブル信号を出力
し、VCO1が任意のクロック信号を出力し、同期比較
回路11が上記ウォブル信号と上記クロック信号とを同
期比較して上記ウォブル信号に同期させたクロック信号
を生成し、再生から記録へ移るときのクロック信号を生
成する際にマスク信号生成回路14が搬送波再生回路1
0が出力するウォブル信号に対してマスクをかけてクロ
ック信号の生成を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク等の
情報記録媒体から再生される搬送波と同期されたクロッ
ク信号を生成する同期クロック信号生成装置と同期クロ
ック信号生成装置によって生成されたクロック信号に基
づいて情報記録媒体に対する情報の記録及び再生を行う
情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光ディスクの分野においては種々
な規格が存在する。例えば、光ディスク用のメディアに
おいては、フォーマット方法が異なる光ディスク,記録
層を多層で構成した光ディスク,反射率を異ならせた光
ディスク,記録用の溝を設けた光ディスク等がある。ま
た、その記録用の溝の形成にも幾つかの種類が存在し、
ランドとグルーブと呼ばれる同心円溝に情報の記録を行
う光ディスク,どちらか一方の記録溝に対してのみ情報
の記録を行う光ディスクなどがある。
【0003】それらの情報の記録用の溝は、ウォブルと
呼ばれるうねりを持っている。そのうねりがレーザ照射
位置を示すので、情報を記録する際の位置を正確なアド
レス位置から書き込み始めたり、情報を記録する際のク
ロック信号を生成するために用いることができる。
【0004】そこで、上記情報の記録用の溝の検出波で
ある高周波の搬送波(ウォブル信号)と同期させたクロ
ック信号を生成すれば、情報記録時のクロック信号とし
て用いることが出来る。上記溝から同期したクロック信
号を生成するためには、位相同期回路,一般的には周波
数帰還形回路(PLL回路)が用いられる。
【0005】PLL回路は、主に電圧制御発振器(Vo
ltage ControlledOscillato
r:VCO)と位相比較器で構成されている。そのPL
L回路により、VCOの信号を分周してウォブル信号と
同期させた信号を生成すれば、PLL回路のロック範囲
内にある場合はウォブル信号の周波数が変化してもその
変化量に追従させることが出来る。
【0006】例えば、一定周波数の非同期クロックで動
作するデジタル情報再生装置,デジタル信号処理によっ
て動作するデジタルPLL装置において、記録媒体から
の再生信号を所定の周期でサンプリングするAD変換器
とこのサンプリングされたサンプル値のうちの連続する
n個のサンプル値から近似曲線を演算する演算回路と、
得られた近似曲線に基づいて記録情報を再生する再生手
段を備え、再生信号の一定周波数の非同期クロックに対
するエッジ位置と仮想同期クロック位相値との位相誤差
を演算する減算器と、その位相誤差を累積演算する位相
誤差累積演算回路と、その累積演算の結果に応じて仮想
同期クロックの周期を増減する周期レジスタと、その周
期値に基づいて仮想同期クロックの位相値を演算する手
段を設けた同期クロック信号生成装置(例えば、特開平
8−161829号公報参照)があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
同期クロック信号生成装置では、ウォブル信号は光ディ
スクから読み込むため、情報の再生から記録へ移る時、
またウォブルが位相変調で構成されている場合には、変
調の切り換わり時にウォブル信号が乱れて正常な信号が
抽出できない可能性があった。
【0008】そして、ウォブル信号が乱れている期間に
位相比較を行って同期を取ろうとすると、ロックが外れ
てしまったり、本来とは異なる周波数のクロック信号を
生成してしまう可能性があるという問題があった。
【0009】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、ウォブル信号の乱れる期間に不正確
なクロック信号を生成しないようにすることを目的とす
る。
【0010】また、ウォブル信号の乱れる期間にマスク
をかけることによって位相比較を行わないようにする
と、マスク期間が終わった後で同期が取れているか否か
が分からない状態になるという問題が生じる。そこで、
ロックが外れてしまえばマスクをかける必要性が無くな
るため、マスク期間中においても同期が取れている必要
がある。
【0011】この発明は、マスクの有無に係わらずウォ
ブル信号と位相同期が取れている状態のクロック信号を
生成できるようにすることも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、情報記録媒体から再生した搬送波の検出
信号に同期させたクロック信号を生成する同期クロック
信号生成装置であって、上記情報記録媒体からの反射光
を受光して高周波の搬送波の検出信号を出力する搬送波
再生手段と、任意のクロック信号を出力するクロック信
号出力手段と、上記搬送波再生手段によって出力された
検出信号と上記クロック信号出力手段によって出力され
たクロック信号とを同期比較して上記検出信号に同期さ
せたクロック信号を生成する同期比較手段と、上記同期
比較手段によって上記検出信号に同期させたクロック信
号を生成する際に上記搬送波再生手段が出力する検出信
号に対してマスクをかけるマスク信号生成手段を備えた
同期クロック信号生成装置を提供する。
【0013】また、上記のような同期クロック信号生成
装置において、疑似的な搬送波の検出信号を生成して出
力する疑似搬送波出力手段を設け、上記マスク信号生成
手段によってマスクをかけたマスク期間中は、上記同期
比較手段によって上記疑似搬送波出力手段から出力され
た疑似的な搬送波の検出信号と上記クロック信号出力手
段から出力されたクロック信号とを同期比較して上記擬
似的な搬送波の検出信号に同期させたクロック信号を生
成するようにするとよい。
【0014】さらに、上記のような同期クロック信号生
成装置において、上記情報記録媒体の同一半径位置にお
ける数箇所の搬送波の検出信号を保持する検出信号保持
手段と、その手段に保持された複数の検出信号の平均値
に基づいて疑似的な搬送波の検出信号を生成して出力す
る疑似搬送波出力手段を設け、上記マスク信号生成手段
によってマスクをかけたマスク期間中は、上記同期比較
手段によって上記疑似搬送波出力手段から出力された疑
似的な搬送波の検出信号と上記クロック信号出力手段か
ら出力されたクロック信号とを同期比較して上記擬似的
な搬送波の検出信号に同期させたクロック信号を生成す
るようにするとよい。
【0015】また、上記のような同期クロック信号生成
装置において、上記クロック信号出力手段に対する印加
電圧を調整して出力されるクロック信号の周波数を調整
する電圧調整手段を設け、上記マスク信号生成手段によ
ってマスクをかける直前に、上記電圧調整手段によって
印加電圧を調整して上記クロック信号出力手段から周波
数を一定に保ったクロック信号を出力させて上記検出信
号と擬似的に同期させたクロック信号として出力するよ
うにするとよい。
【0016】さらに、上記のような同期クロック信号生
成装置において、上記クロック信号出力手段に対する印
加電圧を調整して出力されるクロック信号の周波数を調
整する電圧調整手段と、その手段による上記情報記録媒
体の同一半径位置における数箇所の印加電圧値を保持す
る印加電圧値保持手段を設け、上記マスク信号生成手段
によってマスクをかける直前に、上記電圧調整手段が上
記印加電圧値保持手段に保持された複数の印加電圧値の
平均値に基づく印加電圧を出力して上記クロック信号出
力手段から周波数を一定に保ったクロック信号を出力さ
せて上記検出信号と擬似的に同期させたクロック信号と
して出力するようにするとよい。
【0017】また、上記のような同期クロック信号生成
装置において、上記クロック信号出力手段に対する印加
電圧を調整して出力されるクロック信号の周波数を調整
する電圧調整手段と、その手段による上記情報記録媒体
の同一半径位置における数箇所の印加電圧値を保持する
印加電圧値保持手段と、上記情報記録媒体の回転数を検
知する回転数検知手段を設け、上記マスク信号生成手段
によってマスクをかける直前に、上記電圧調整手段が上
記印加電圧値保持手段に保持された複数の印加電圧値の
平均値に基づく印加電圧を出力して上記クロック信号出
力手段から周波数を一定に保ったクロック信号を出力さ
せて上記検出信号と擬似的に同期させたクロック信号と
して出力するようにし、上記マスク信号生成手段によっ
てマスクをかけたマスク期間中は、上記電圧調整手段に
よって上記回転数検知手段で検知した回転数に基づく上
記情報記録媒体の回転速度と半径位置とに応じた印加電
圧を出力して上記クロック信号出力手段から周波数を一
定に保ったクロック信号を出力させて上記検出信号と擬
似的に同期させたクロック信号として出力するようにす
るとよい。
【0018】さらに、上記のような同期クロック信号生
成装置と、上記情報記録媒体にレーザ光を照射してその
情報記録媒体からの反射光を受光する光学機構手段と、
その手段によって受光した反射光から制御信号を生成す
る制御信号生成手段と、その手段によって生成された制
御信号に基づいてレーザ照射位置又は上記情報記録媒体
の回転の制御を行う制御機構手段を備え、上記同期クロ
ック信号生成装置によって出力された上記搬送波の検出
信号に同期させたクロック信号に基づいて上記情報記録
媒体に対する情報の記録を行うようした情報記録再生装
置を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の請求
項1に記載した同期クロック信号生成装置の一実施形態
である同期クロック信号生成回路の回路構成と光ピック
アップを示すブロック図である。
【0020】この同期クロック信号生成回路は、主に電
圧制御発振器(Voltage Controlled
Oscillator:VCO)1と位相比較器2で
構成されている。
【0021】位相比較器2は、搬送波再生回路10,同
期比較回路11,アナログフィルタ12,クロック信号
出力回路13,及びマスク信号生成回路14から構成さ
れている。
【0022】すなわち、この同期クロック信号生成回路
は、光ピックアップ3によって図示を省略した光ディス
ク等の情報記録媒体にレーザ光を照射し、その反射光か
ら再生した搬送波の検出信号に同期させたクロック信号
を生成する同期クロック信号生成装置に相当する。
【0023】また、上記搬送波再生回路10が、上記情
報記録媒体からの反射光を受光して高周波の搬送波の検
出信号を出力する搬送波再生手段の機能を、上記VCO
1が任意のクロック信号を出力するクロック信号出力手
段の機能を、上記同期比較回路11が上記搬送波再生手
段によって出力された検出信号と上記クロック信号出力
手段によって出力されたクロック信号とを同期比較して
上記検出信号に同期させたクロック信号を生成する同期
比較手段の機能をそれぞれ果たす。
【0024】さらに、上記マスク信号生成回路14が、
上記同期比較手段によって上記検出信号に同期させたク
ロック信号を生成する際に上記搬送波再生手段が出力す
る検出信号に対してマスクをかけるマスク信号生成手段
の機能を果たす。
【0025】次に、この同期クロック信号生成回路の動
作について説明する。まず、光ピックアップ3によって
図示を省略した光ディスクからの再生信号を搬送波再生
回路10へ出力し、搬送波再生回路10はその再生信号
に基づいて光ディスク上のウォブルを検出し、2値化し
たウォブル信号を同期比較回路11へ出力する。また、
VCO1は、同期比較回路11へアナログフィルタ12
を通じて所定の周波数の出力信号(VCO出力信号)を
出力する。
【0026】同期比較回路11は、上記ウォブル信号と
出力信号の同期比較を行い、上記ウォブル信号と上記V
CO出力信号との位相差を電圧に変換してVCO1へ出
力し、VCO1からは、その入力された電圧に対応した
周波数の出力信号(周波数クロック信号)が再びアナロ
グフィルタ12を通じて入力される。
【0027】そして、この動作をVCO出力信号が上記
ウォブル信号に同期するまで繰り返して行い、同期比較
回路11は同期したときのクロック信号を生成し、クロ
ック信号出力回路13を介して出力する。
【0028】しかし、光ディスク(図示を省略)に記録
されているウォブルは位相変調されているため、位相変
調部分において正確なウォブル再生が不可能な場合があ
る。また、再生から記録への切り替え時において、ウォ
ブル信号が再生できない期間が生じてしまう。そのよう
な状況において、ウォブル信号が正常な周波数以外の信
号として出力されてしまう可能性がある。
【0029】そこで、上記のような状況では、同期比較
回路11によってVCO出力信号に同期させたクロック
信号を生成する際に、マスク信号生成回路14が搬送波
再生回路10が出力するウォブル信号に対してマスクを
かけ、同期比較回路11に入力されるウォブル信号を一
時的にカットするので、その間は異常なクロック信号が
出力されるのを防ぐことができる。
【0030】このようにして、例え搬送波が乱れようと
も、その間はウォブル信号にマスクをかけることによっ
て異常なクロック信号の出力を防止し、情報記録時の同
期クロック信号を安定して出力することができる。
【0031】次に、図2はこの発明の請求項2に記載し
た同期クロック信号生成装置の一実施形態である同期ク
ロック信号生成回路の回路構成と光ピックアップを示す
ブロック図であり、図1と共通する部分については同一
符号を付している。
【0032】この同期クロック信号生成回路は、図1に
示した同期クロック信号生成回路に、光ディスクのウォ
ブルの検出信号を擬似的に生成する疑似ウォブル生成回
路15を新たに追加して設けたものである。
【0033】すなちわ、上記疑似ウォブル生成回路15
が、疑似的な搬送波の検出信号を生成して出力する疑似
搬送波出力手段の機能を果たす。そして、上記VCO1
及び同期比較回路11等が、上記マスク信号生成手段に
よってマスクをかけたマスク期間中は、上記同期比較手
段によって上記疑似搬送波出力手段から出力された疑似
的な搬送波の検出信号と上記クロック信号出力手段から
出力されたクロック信号とを同期比較して上記擬似的な
搬送波の検出信号に同期させたクロック信号を生成する
機能を果たす。
【0034】次に、この同期クロック信号生成回路の動
作について説明する。図1に示した同期クロック信号生
成回路では、マスク信号によりウォブル信号がマスクさ
れている期間中は、同期比較回路11にウォブル信号が
入力されないので比較が行われないが、その状態が続く
とマスク後にウォブル信号とVCO出力信号との同期が
取れていない可能性も出てくるため、図2に示した同期
クロック信号生成回路では、マスク期間中に疑似ウォブ
ル信号を発生させてその疑似ウォブル信号とVCO出力
信号の位相の同期比較を行って同期させる。
【0035】そこで、マスク信号生成回路14によって
ウォブル信号にマスクをかけているマスク期間中は、疑
似ウォブル生成回路15は、内蔵する外部水晶発振器
(図示を省略)からの信号を分周して上記ウォブル信号
に近い周波数値を持つ疑似ウォブル信号を生成して搬送
波再生回路10へ出力する。その時近似させる周波数
は、マスク信号をかける直前の光ディスクから得られた
ウォブル周波数にする。
【0036】同期比較回路11は、上記疑似ウォブル信
号と出力信号の同期比較を行い、上記疑似ウォブル信号
と上記VCO出力信号との位相差を電圧に変換してVC
O1へ出力し、VCO1からは、その入力された電圧に
対応した周波数の出力信号(周波数クロック信号)が再
びアナログフィルタ12を通じて入力される。
【0037】そして、この動作をVCO出力信号が上記
疑似ウォブル信号に同期するまで繰り返して行い、同期
比較回路11は同期したときのクロック信号を生成し、
クロック信号出力回路13を介して出力する。
【0038】したがって、マスク期間中でも擬似的に同
期させている状態を保つため、マスク後でもVCO1の
出力信号がほぼウォブル信号に同期した状態にすること
が出来る。
【0039】このようにして、ウォブル信号にマスクが
されている間も擬似的に同期比較を行うようにするの
で、マスク後も搬送波とクロック信号の同期を容易に行
うことができる。
【0040】次に、図3はこの発明の請求項3に記載し
た同期クロック信号生成装置の一実施形態である同期ク
ロック信号生成回路の回路構成と光ピックアップを示す
ブロック図であり、図1及び図2と共通する部分につい
ては同一符号を付している。
【0041】この同期クロック信号生成回路は、図2に
示した同期クロック信号生成回路に、光ディスクのウォ
ブルの検出信号を擬似的に生成する疑似ウォブル生成回
路15に対して、光ディスクの周波数変位を加味させた
信号を出力させるために光ディスクの同一半径位置で検
出したウォブル信号の周波数を記憶しておく周波数変位
メモリ回路16を新たに追加して設けたものである。
【0042】すなわち、上記周波数変位メモリ回路16
が上記情報記録媒体の同一半径位置における数箇所の搬
送波の検出信号を保持する検出信号保持手段の機能を、
上記疑似ウォブル生成回路15が検出信号保持手段に保
持された複数の検出信号の平均値に基づいて疑似的な搬
送波の検出信号を生成して出力する疑似搬送波出力手段
の機能をそれぞれ果たす。
【0043】そして、上記VCO1及び同期比較回路1
1等が、上記マスク信号生成手段によってマスクをかけ
たマスク期間中は、上記同期比較手段によって上記疑似
搬送波出力手段から出力された疑似的な搬送波の検出信
号と上記クロック信号出力手段から出力されたクロック
信号とを同期比較して上記擬似的な搬送波の検出信号に
同期させたクロック信号を生成する機能を果たす。
【0044】次に、この同期クロック信号生成回路の動
作について説明する。光ディスクを回転させた場合、光
ディスクは面ぶれや偏芯によって同一半径位置から抽出
したウォブル信号でも周波数が異なって検知されてしま
う。上記図2に示した同期クロック信号生成回路では、
マスク期間中に同期比較回路11によって上記周波数の
変位分も追従して同期クロックを生成するが、疑似ウォ
ブル信号では上記周波数変位を正確にトレースさせるこ
とは難しい。
【0045】そこで、周波数変位の影響を最小限に抑え
るために、周波数変位メモリ回路16に光ディスクの同
一半径位置の数点でウォブル周波数を測定し、その測定
値を記憶する。
【0046】測定後、疑似ウォブル生成回路15は、周
波数変位メモリ回路16から測定した周波数の値を読み
出し、その複数の測定値の平均値を取って疑似ウォブル
の周波数に決定し、外部水晶発振器(図示を省略)から
の信号を分周して上記ウォブル周波数に近い値を持つ疑
似ウォブル信号を生成する。その疑似ウォブル信号を搬
送波再生回路10へ出力する。
【0047】同期比較回路11は、上記疑似ウォブル信
号と出力信号の同期比較を行い、上記疑似ウォブル信号
と上記VCO出力信号との位相差を電圧に変換してVC
O1へ出力し、VCO1からは、その入力された電圧に
対応した周波数の出力信号(周波数クロック信号)が再
びアナログフィルタ12を通じて入力される。
【0048】そして、この動作をVCO出力信号が上記
疑似ウォブル信号に同期するまで繰り返して行い、同期
比較回路11は同期したときのクロック信号を生成し、
クロック信号出力回路13を介して出力する。
【0049】したがって、光ディスクは面ぶれや偏芯に
よる周波数変位に対しても擬似的に同期させている状態
を保つことができ、マスク後のウォブル信号とVCO出
力信号のずれ量を最小限に抑えることができる。
【0050】このようにして、ウォブル信号がマスクが
されている間も擬似的に同期比較を行うことが可能であ
り、なお且つ光ディスクからの搬送波における周波数変
位を含んだ搬送波を生成することが可能であり、マスク
中の疑似同期動作をより正確にすることができる。
【0051】次に、図4はこの発明の請求項4に記載し
た同期クロック信号生成装置の一実施形態である同期ク
ロック信号生成回路の回路構成と光ピックアップを示す
ブロック図であり、図1と共通する部分については同一
符号を付している。
【0052】この同期クロック信号生成回路は、図1に
示した同期クロック信号生成回路に、VCO1への電圧
出力を調整してマスクする直前のウォブル信号に同期し
たクロック信号を生成するために、VCO1に任意の電
圧を加えるVCO入力電圧調整回路17を新たに追加し
て設けたものである。
【0053】すなわち、上記VCO入力電圧調整回路1
7が上記クロック信号出力手段に対する印加電圧を調整
して出力されるクロック信号の周波数を調整する電圧調
整手段の機能を果たす。
【0054】そして、上記同期比較回路11等が、上記
マスク信号生成手段によってマスクをかける直前に、上
記電圧調整手段によって印加電圧を調整して上記クロッ
ク信号出力手段から周波数を一定に保ったクロック信号
を出力させて上記検出信号と擬似的に同期させたクロッ
ク信号として出力する機能を果たす。
【0055】次に、この同期クロック信号生成回路の動
作について説明する。図4に示した同期クロック信号生
成回路では、マスク信号生成回路14によってウォブル
信号にマスク信号をかける直前に、VCO入力電圧調整
回路17によってVCO1に印加する電圧を調整して一
定の電圧値に保つ。VCO1は、入力される電圧値が一
定に保たれるので、一定周波数に保った出力信号を出力
する。
【0056】そして、マスク期間中は、同期比較回路1
1とVCO1とのループ処理を動かさずに、同期比較回
路11はVCO1に入力された電圧値に対するVCO出
力信号を擬似的に同期が取れているクロック信号として
用いて出力する。
【0057】したがって、VCO1に入力する電圧を一
定に保ち、マスク前のVCO出力信号の周波数を維持す
ることにより、マスク後でもVCO1の出力信号がほぼ
ウォブル信号に同期した状態に保つことができる。
【0058】このようにして、ウォブル信号にマスクが
されている間もマスク前の同期クロックが出力されるの
でマスク前の同期状態を保つことができ、マスク後も搬
送波とクロック信号の同期を容易に行うことができる。
【0059】次に、図5はこの発明の請求項5に記載し
た同期クロック信号生成装置の一実施形態である同期ク
ロック信号生成回路の回路構成と光ピックアップを示す
ブロック図であり、図4と共通する部分については同一
符号を付している。
【0060】この同期クロック信号生成回路は、図4に
示した同期クロック信号生成回路に、VCO1に電圧を
加えるVCO入力電圧調整回路17に対して、光ディス
クの周波数変位を加味させた信号を出力させるために光
ディスクの同一半径位置で検出したウォブル信号の周波
数を記憶しておく周波数変位メモリ回路16を新たに追
加して設けたものである。この周波数変位メモリ回路1
6では、図4に示したものとは記録する値の種類が異な
る。
【0061】すなわち、上記周波数変位メモリ回路16
が上記クロック信号出力手段に対する印加電圧を調整し
て出力されるクロック信号の周波数を調整する電圧調整
手段の機能を、上記VCO入力電圧調整回路17が電圧
調整手段による上記情報記録媒体の同一半径位置におけ
る数箇所の印加電圧値を保持する印加電圧値保持手段の
機能をそれぞれ果たす。
【0062】そして、上記VCO1及び同期比較回路1
1等が上記マスク信号生成手段によってマスクをかける
直前に、上記電圧調整手段が上記印加電圧値保持手段に
保持された複数の印加電圧値の平均値に基づく印加電圧
を出力して上記クロック信号出力手段から周波数を一定
に保ったクロック信号を出力させて上記検出信号と擬似
的に同期させたクロック信号として出力する機能を果た
す。
【0063】次に、この同期クロック信号生成回路の動
作について説明する。図4に示した同期クロック信号生
成回路では、マスク信号生成回路14によってウォブル
信号にマスク信号をかける直前に、VCO入力電圧調整
回路17によってVCO1に印加する電圧を調整して一
定の電圧値に保っている。
【0064】しかし、光ディスクを回転させた場合、光
ディスクは面ぶれや偏芯によって同一半径位置から抽出
したウォブル信号でも周波数が異なって検知されてしま
う。そこで、その周波数変位に対して変位量を追従して
クロックを生成するためには、VCO1に電圧を入力す
る際にも周波数変位量分に対応した電圧を入力する必要
がある。
【0065】図5に示した同期クロック信号生成回路で
は、周波数変位の影響を最小限に抑えるために、周波数
変位メモリ回路16に光ディスクの同一半径位置の数点
で抽出したVCO印加電圧を測定し、その測定値を記憶
する。測定後、VCO入力電圧調整回路17は、周波数
変位メモリ回路16から測定した印加電圧の値を読み出
し、その複数の測定値の平均値を取ってVCO1への入
力電圧に決定し、マスク信号をかける直前にその入力電
圧をVCO1へ出力する。
【0066】したがって、マスク信号生成回路14によ
ってウォブル信号にマスク信号をかける直前に、VCO
入力電圧調整回路17によってVCO1に印加する電圧
が調整されて一定の電圧値に保たれる。VCO1は、入
力される電圧値が一定に保たれるので、一定周波数に保
った出力信号を出力する。
【0067】そして、マスク期間中は、同期比較回路1
1とVCO1とのループ処理を動かさずに、同期比較回
路11はVCO1に入力された電圧値に対するVCO出
力信号を擬似的に同期が取れているクロック信号として
用いて出力する。
【0068】したがって、VCO1に入力する電圧を一
定に保ち、マスク前のVCO出力信号の周波数を維持す
ることにより、マスク後でもVCO1の出力信号がほぼ
ウォブル信号に同期した状態に保つことができる。なお
且つ、ウォブルの周波数変位に対してもその変位量に追
従しているので、マスク後のウォブル信号とVCO出力
信号のずれ量を最小限に抑えることができる。
【0069】このようにして、光ディスクからの搬送波
における周波数変位を含んだ状態でもウォブル信号にマ
スクをかける前から同期クロック信号を出力することが
可能になり、マスク後も搬送波とクロック信号の同期を
容易に行うことができる。
【0070】次に、図6はこの発明の請求項6に記載し
た同期クロック信号生成装置の一実施形態である同期ク
ロック信号生成回路の回路構成と光ピックアップを示す
ブロック図であり、図5と共通する部分については同一
符号を付している。
【0071】この同期クロック信号生成回路は、図5に
示した同期クロック信号生成回路に、VCO1に電圧を
加えるVCO入力電圧調整回路17に対して、光ディス
クの回転数を検出してその回転数を出力する回転検知回
路18を新たに追加して設けたものである。
【0072】すなわち、上記VCO入力電圧調整回路1
7が上記クロック信号出力手段に対する印加電圧を調整
して出力されるクロック信号の周波数を調整する電圧調
整手段の機能を、上記周波数変位メモリ回路16が上記
電圧調整手段による上記情報記録媒体の同一半径位置に
おける数箇所の印加電圧値を保持する印加電圧値保持手
段の機能を、上記回転検知回路18が上記情報記録媒体
の回転数を検知する回転数検知手段の機能をそれぞれ果
たす。
【0073】そして、上記VCO1及び同期比較回路1
1等が、上記マスク信号生成手段によってマスクをかけ
る直前に、上記電圧調整手段が上記印加電圧値保持手段
に保持された複数の印加電圧値の平均値に基づく印加電
圧を出力して上記クロック信号出力手段から周波数を一
定に保ったクロック信号を出力させて上記検出信号と擬
似的に同期させたクロック信号として出力するように
し、上記マスク信号生成手段によってマスクをかけたマ
スク期間中は、上記電圧調整手段によって上記回転数検
知手段で検知した回転数に基づく上記情報記録媒体の回
転速度と半径位置とに応じた印加電圧を出力して上記ク
ロック信号出力手段から周波数を一定に保ったクロック
信号を出力させて上記検出信号と擬似的に同期させたク
ロック信号として出力する機能を果たす。
【0074】次に、この同期クロック信号生成回路の動
作について説明する。図5に示した同期クロック信号生
成回路では、マスク信号生成回路14によってウォブル
信号にマスク信号をかける直前に、VCO入力電圧調整
回路17によってVCO1に印加する電圧を調整して一
定の電圧値に保つ。
【0075】さらに、周波数変位メモリ回路16の印加
電圧値に基づいて光ディスクを回転させた場合の周波数
変位量分に対応した電圧を入力し、マスク信号生成回路
14によってウォブル信号にマスク信号をかける直前
に、VCO入力電圧調整回路17によってVCO1に印
加する電圧を調整して一定の電圧値に保つ。
【0076】ところが、マスク期間中の情報記録では、
情報記録位置が光ディスクの外周側に向かって進んでい
くので、CAV回転させている場合に光ディスクの回転
速度が異なってくる。
【0077】そこで、図6に示した同期クロック信号生
成回路では、光ディスクの回転速度を情報記録の半径位
置に対応させるため、VCO1への入力電圧を半径位置
に追従するように、予めメモリに記憶されている光ディ
スクの半径位置及び回転速度とVCO1への入力電圧と
の対応表の情報に基づいてVCO入力電圧調整回路17
で入力電圧を変化させていく。そのメモリは、例えばV
CO入力電圧調整回路17に設けると良い。
【0078】さらに、VCO入力電圧調整回路17は、
光ディスク回転数を検知する回転検知回路18からの回
転数に基づいて上記対応表の情報に則しているか否かを
チェックし、対応表からずれてしまっている場合には、
再びVCO1への入力電圧を変化させる。
【0079】そして、マスク期間中は同期比較回路11
とVCO1とのループ処理を動かさずに、同期比較回路
11はVCO1に入力した上記電圧値に対する上記VC
O出力信号を擬似的に同期が取れているクロックとして
用いて出力する。
【0080】したがって、ウォブル信号の周波数変位や
回転速度変化に対してもその変位量に追従させることが
できるので、マスク後のウォブル信号とVCO出力信号
のずれ量をさらに最小限に抑えることができる。
【0081】このようにして、光ディスクからの搬送波
における周波数変位を含むクロック信号を生成すること
と、マスク中に半径位置が大きく変わって光ディスクの
回転速度が変化する場合においてもその速度変化に対応
することが可能であり、マスク後も搬送波とクロック信
号の同期を容易に行うことができる。
【0082】次に、上記のいずれかの同期クロック信号
生成回路を設けた情報記録再生装置について説明する。
図7はこの発明の請求項7に記載した情報記録再生装置
の一実施形態である光ディスク記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【0083】この光ディスク記録再生装置は、20〜2
8の各部を備えており、光ディスク30に対する情報の
記録再生を行い、上述したいずれかの同期クロック信号
生成回路で生成されるクロック信号を用いて情報を記録
する。
【0084】メカ機構部20は、光ディスク30を回転
させる機構を持ち、光ディスク30を乗せて固定し、そ
の光ディスク30を所定の回転数で自由に回転させるこ
とができる。
【0085】光学部21は、光ディスク30に図示を省
略した半導体発光素子によるレーザビーム(レーザ光)
を照射し、光ディスク30によって反射された光を同じ
く図示を省略した受光素子によって検出する。
【0086】信号処理部23は、ナイフエッジ法や非点
収差法などの信号処理によって光学部21で受光された
光からフォーカスエラー信号を生成する。そのフォーカ
スエラー信号は、光ディスク30へのレーザビーム制御
の一つであるフォーカス調整をする制御信号として用い
られる。
【0087】また、信号処理部23は、光学部21に設
けた分割受光素子(図示を省略)を用いてプッシュプル
法,スリービーム法,DPP法,及びDPD法などの信
号処理によってトラッキングエラー信号を生成し、判別
・検出回路22,動作制御ユニット27を介して、メカ
機構部20を制御するためのサーボ制御部24へ送信す
る。
【0088】サーボ制御部24は、メカ機構部20の回
転スピード制御や光ディスク30へレーザビームを照射
する光学部21を光ディスク30の半径位置方向に動か
すシーク制御などの処理を行う。
【0089】判別・検出回路22,及び再生・復調回路
26は、上記図1乃至図6に示したいずれかの同期クロ
ック信号生成回路の機能を果たす。その機能としては、
上述したように、ウォブル信号とVCO出力信号との同
期比較によって同期の取れたクロック信号の生成、また
再生から記録への切り換え時などのときにウォブル信号
に対するマスク処理、疑似ウォブル信号を用いたマスク
期間中のクロック信号の生成、VCO入力電圧調整によ
るクロック信号の生成を行う。そして、その生成された
クロック信号に基づいて光ディスク30の正確なアドレ
スに情報を記録及び追記を行う。
【0090】この光ディスク記録再生装置における光デ
ィスク30の情報の再生は、受光素子から光ディスク3
0に記録されている情報を信号処理部23によって変調
データとして検出し、再生・復調回路26によってデー
タ信号に変換し、動作制御ユニット27を介して再生デ
ータ出力信号として外部へデータ出力する。
【0091】一方、情報の記録は、動作制御ユニット2
7にデータ入力された記録用データを、変調回路28に
よって符号変調をする。さらに、光ディスク30上の情
報の記録を行う領域に対して、レーザビームの出力が最
適な記録パワーになるように調整を行う。そして、その
最適記録パワーと上記クロック信号とを用いることによ
って記録用データから変調された情報を光ディスク30
に正確に記録する。
【0092】このようにして、光ディスクに対して情報
の記録や追記を常に正確に行うことができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1の同期クロック信号生成装置によれば、ウォブル
信号の乱れる期間に不正確なクロック信号を生成しない
ようにすることができる。
【0094】また、この発明の請求項2乃至6の同期ク
ロック信号生成装置によれば、マスクの有無に係わらず
ウォブル信号と位相同期が取れている状態のクロック信
号を生成することができる。
【0095】さらに、この発明の請求項7の同期クロッ
ク信号生成装置を備えた情報記録再生装置によれば、情
報記録媒体に対する情報の記録時のクロック信号が安定
するのでより正確に記録動作を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の同期クロック信号生
成回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の第2実施形態の同期クロック信号生
成回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】この発明の第3実施形態の同期クロック信号生
成回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明の第4実施形態の同期クロック信号生
成回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図5】この発明の第5実施形態の同期クロック信号生
成回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図6】この発明の第6実施形態の同期クロック信号生
成回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図7】この発明の第7実施形態の光ディスク記録再生
装置の構成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1:電圧制御発振器(VCO) 2:位相比較器 3:光ピックアップ 10:搬送波再生回路 11:同期比較回路 12:アナログフィルタ 13:クロック信号出力回路 14:マスク信号生成回路 15:疑似ウォブル生成回路 16:周波数変位メモリ回路 17:VCO入力電圧調整回路 18:回転検知回路 19:スピンドルモータ 20:メカ機構部 21:光学部 22:判別・検出回路 23:信号処理部 24:サーボ制御部 25:レーザビーム制御部 26:再生・復調回路 27:動作制御ユニット 28:変調回路 30:光ディスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体から再生した搬送波の検出
    信号に同期させたクロック信号を生成する同期クロック
    信号生成装置であって、前記情報記録媒体からの反射光
    を受光して高周波の搬送波の検出信号を出力する搬送波
    再生手段と、任意のクロック信号を出力するクロック信
    号出力手段と、前記搬送波再生手段によって出力された
    検出信号と前記クロック信号出力手段によって出力され
    たクロック信号とを同期比較して前記検出信号に同期さ
    せたクロック信号を生成する同期比較手段と、前記同期
    比較手段によって前記検出信号に同期させたクロック信
    号を生成する際に前記搬送波再生手段が出力する検出信
    号に対してマスクをかけるマスク信号生成手段とを備え
    たことを特徴とする同期クロック信号生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の同期クロック信号生成装
    置において、 疑似的な搬送波の検出信号を生成して出力する疑似搬送
    波出力手段を設け、 前記マスク信号生成手段によってマスクをかけたマスク
    期間中は、前記同期比較手段によって前記疑似搬送波出
    力手段から出力された疑似的な搬送波の検出信号と前記
    クロック信号出力手段から出力されたクロック信号とを
    同期比較して前記擬似的な搬送波の検出信号に同期させ
    たクロック信号を生成するようにしたことを特徴とする
    同期クロック信号生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の同期クロック信号生成装
    置において、 前記情報記録媒体の同一半径位置における数箇所の搬送
    波の検出信号を保持する検出信号保持手段と、該手段に
    保持された複数の検出信号の平均値に基づいて疑似的な
    搬送波の検出信号を生成して出力する疑似搬送波出力手
    段とを設け、 前記マスク信号生成手段によってマスクをかけたマスク
    期間中は、前記同期比較手段によって前記疑似搬送波出
    力手段から出力された疑似的な搬送波の検出信号と前記
    クロック信号出力手段から出力されたクロック信号とを
    同期比較して前記擬似的な搬送波の検出信号に同期させ
    たクロック信号を生成するようにしたことを特徴とする
    同期クロック信号生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の同期クロック信号生成装
    置において、 前記クロック信号出力手段に対する印加電圧を調整して
    出力されるクロック信号の周波数を調整する電圧調整手
    段を設け、 前記マスク信号生成手段によってマスクをかける直前
    に、前記電圧調整手段によって印加電圧を調整して前記
    クロック信号出力手段から周波数を一定に保ったクロッ
    ク信号を出力させて前記検出信号と擬似的に同期させた
    クロック信号として出力するようにしたことを特徴とす
    る同期クロック信号生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の同期クロック信号生成装
    置において、 前記クロック信号出力手段に対する印加電圧を調整して
    出力されるクロック信号の周波数を調整する電圧調整手
    段と、該手段による前記情報記録媒体の同一半径位置に
    おける数箇所の印加電圧値を保持する印加電圧値保持手
    段とを設け、 前記マスク信号生成手段によってマスクをかける直前
    に、前記電圧調整手段が前記印加電圧値保持手段に保持
    された複数の印加電圧値の平均値に基づく印加電圧を出
    力して前記クロック信号出力手段から周波数を一定に保
    ったクロック信号を出力させて前記検出信号と擬似的に
    同期させたクロック信号として出力するようにしたこと
    を特徴とする同期クロック信号生成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の同期クロック信号生成装
    置において、 前記クロック信号出力手段に対する印加電圧を調整して
    出力されるクロック信号の周波数を調整する電圧調整手
    段と、該手段による前記情報記録媒体の同一半径位置に
    おける数箇所の印加電圧値を保持する印加電圧値保持手
    段と、前記情報記録媒体の回転数を検知する回転数検知
    手段とを設け、 前記マスク信号生成手段によってマスクをかける直前
    に、前記電圧調整手段が前記印加電圧値保持手段に保持
    された複数の印加電圧値の平均値に基づく印加電圧を出
    力して前記クロック信号出力手段から周波数を一定に保
    ったクロック信号を出力させて前記検出信号と擬似的に
    同期させたクロック信号として出力するようにし、前記
    マスク信号生成手段によってマスクをかけたマスク期間
    中は、前記電圧調整手段によって前記回転数検知手段で
    検知した回転数に基づく前記情報記録媒体の回転速度と
    半径位置とに応じた印加電圧を出力して前記クロック信
    号出力手段から周波数を一定に保ったクロック信号を出
    力させて前記検出信号と擬似的に同期させたクロック信
    号として出力するようにしたことを特徴とする同期クロ
    ック信号生成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    同期クロック信号生成装置と、前記情報記録媒体にレー
    ザ光を照射して該情報記録媒体からの反射光を受光する
    光学機構手段と、該手段によって受光した反射光から制
    御信号を生成する制御信号生成手段と、該手段によって
    生成された制御信号に基づいてレーザ照射位置又は前記
    情報記録媒体の回転の制御を行う制御機構手段とを備
    え、前記同期クロック信号生成装置によって出力された
    前記搬送波の検出信号に同期させたクロック信号に基づ
    いて前記情報記録媒体に対する情報の記録を行うように
    したことを特徴とする情報記録再生装置。
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