JP2001243433A - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JP2001243433A
JP2001243433A JP2000057114A JP2000057114A JP2001243433A JP 2001243433 A JP2001243433 A JP 2001243433A JP 2000057114 A JP2000057114 A JP 2000057114A JP 2000057114 A JP2000057114 A JP 2000057114A JP 2001243433 A JP2001243433 A JP 2001243433A
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Yasushi Sato
寧 佐藤
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体記録素子を記録媒体として使用する車
載用電子機器の信頼性を高める。 【解決手段】 操作パネル1は、本体2から着脱可能に
構成されている。操作パネル1には、メモリスロット
と、メモリスロットに挿入されたフラッシュメモリ12
0からデータを読み出す読出回路101と、フラッシュ
メモリの温度を測定する温度センサと、測定温度が基準
レベルを超えた時に、フラッシュメモリ120への読出
回路101のアクセスを停止させる制御部107と、が
配置される。温度センサは、フラッシュメモリ120の
表面に貼付された、温度に応じて反射率が変化するラベ
ル131と、ラベル131の反射率を判別する光センサ
121とから構成されている。また、本体2にはフラッ
シュメモリ120から読み出されたデータを再生するた
めの回路215が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置を音楽
データの記録媒体として使用する車載用の音響機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子、特に大容量で書き換え可能
な不揮発性メモリであるフラッシュメモリを記録媒体と
して使用した音響機器が開発されている。この種の音響
装置は、回転駆動部等が不要であり、装置を小型化でき
るとともに消費電力を押さえることができる。
【0003】しかし、フラッシュメモリは、稼働温度範
囲が狭いという問題がある。通常は、65℃程度が限界
である。また、それ以上に温度が上昇すると、記録デー
タが消失してしまうことさえある。
【0004】通常の音響装置では、装置内の温度が65
℃程度まで上昇することはあまりなく、また、あっても
適当な排気機構を設けることで対応できる。しかし、車
載装置の場合は、本体部分が車両のダッシュボードに収
納される等の設置場所の固有性から、65℃以上に温度
が上昇することもまれではない。さらに、夏の車内で
は、停車時でも100℃程度になることがある。
【0005】このため、フラッシュメモリを記録媒体と
して、車載用音響機器に単純に使用すると、安定性及び
信頼性に欠けるという問題がある。
【0006】同様の問題は、音楽データに限らず、地図
データなどの画像データ、テキストデータなどをフラッ
シュメモリに格納して使用する車載用電子機器に共通に
存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑みてなされたもので、半導体記録素子を記録媒体とし
て使用する車載用電子機器の信頼性を高めることを目的
とする。また、発明は、半導体記録素子を適切な温度範
囲で使用することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る車載用電子機器は、本体
と、該本体に装着された操作パネルとを備えた車載用音
響機器であって、前記操作パネルは、データを記憶する
半導体メモリが着脱可能に装着されるスロットと、該ス
ロットに装着された半導体メモリをアクセスするための
回路とを備え、前記本体は、前記半導体メモリから読み
出されたデータを再生するための回路とを備える、こと
を特徴とする。
【0009】この構成においては、半導体メモリは、前
記操作パネルに配置される。操作パネルは、本体より
も、熱が放射しやすい。従って、本体に配置されるより
も、良好な環境で動作可能である。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る車載用電子機器は、半導体メモリをアクセス
し、データを読み出す読出手段と、前記読出手段により
読み出されたデータを出力する出力手段と、前記半導体
メモリの温度を測定する測定手段と、測定手段が測定し
た温度に従って、前記半導体メモリへの前記読み出し手
段のアクセスを制御する制御手段と、を備えることを特
徴とする。
【0011】この構成においては、半導体メモリの温度
を測定し、測定した温度に従ってアクセスを制御する。
例えば、温度が基準値以上ならば、アクセスを停止でき
る。従って、熱によって半導体メモリの動作が不安定に
なっているような状態で、半導体メモリにアクセスを防
止するような事態を防止可能であり、信頼性の高い装置
を提供できる。
【0012】前記温度測定手段は、例えば、半導体メモ
リの表面に貼付され、温度に応じて反射率が変化するラ
ベル、例えば、液晶温度計が形成されたラベルと、前記
ラベルの反射率を判別する手段とから構成される。
【0013】前記車載用電子機器は、例えば、本体と、
該本体に装着された操作パネルとを備え、前記操作パネ
ルは、データを記憶する半導体メモリが着脱可能に装入
されるスロットを備える。
【0014】前記温度測定手段により測定された温度
が、基準レベルを超えた際に、所定の報知を行う報知手
段をさらに備えてもよい。前記操作パネルは、望ましく
は、前記本体に着脱可能に装着されている。また、この
発明は、前記本体の少なくとも一部は車両内に収納され
て加熱され易く、前記操作パネルが、操作可能に露出し
ているような場合に特に有効である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる車載
用電子機器について、以下図面を参照して説明する。図
1は、この発明の実施の形態に適用される車載用電子機
器(カーオーディオ)の結合状態の外観を示す斜視図で
ある。図1に示す車載用電子機器は、CD(コンパクト
ディスク)等の記録媒体を再生可能な機器であり、操作
パネル1と本体2とから構成される。
【0016】操作パネル1は、複数の操作キー11と、
表示ユニット12と、メモリスロット13と、出力ジャ
ック(イヤホン端子)14と、接続端子部(背面)を備
える。
【0017】操作キー11は、押しボタンスイッチ等か
らなる。なお、操作キー11は、操作パネル1を取り外
すための取外キー11a、及び、メモリスロット13に
装着されている記録媒体を排出するためのイジェクトキ
ー11bを含む。表示ユニット12は、蛍光表示管、液
晶表示パネル等からなる。
【0018】メモリスロット13は、操作パネル1の側
面に形成され、フラッシュメモリなどから構成される書
換可能な半導体記録媒体が着脱可能に装着される。イジ
ェクトボタン11bの押操作により、半導体記録媒体は
排出される。出力ジャック14は、操作パネル1の側面
に形成され、小電力のオーディオ信号を出力する。接続
端子部は、操作パネル1の背面に配置され、本体2の接
続端子21に接続し、この操作パネル1内の回路と本体
2内の回路とを電気的に接続する。
【0019】本体2は、CD(コンパクトディスク)ド
ライバ、大容量アンプ等の比較的消費電力の大きな回路
を収納しており、前面に接続端子と保持機構とを備え、
前面に配置された操作パネル1を着脱可能に保持する。
保持機構の構成自体は、任意であり、例えば、特開平6
−252565号公報に開示されている構成を利用する
ことができる。本体部分は、自動車のダッシュボードな
どの、比較的熱の蓄積されやすい部分に配置されてい
る。
【0020】この車載装置は、図4に示すように、メモ
リI/O101と、内部メモリ102と,セキュリティ
回路103と、CODEC104と、D/A105と、
A/D106と、第1のプロセッサ107と、表示パネ
ル108と、keyパネル109と、外部通信部110
と、第2のプロセッサ211と、CDドライバ212
と、ラジオ回路213と,D/A214と、アンプ21
5と、スピーカ216とを備える。さらに、車載装置
は、光センサ121と、自動排出機構122を備える。
【0021】このうち、メモリI/O101と、内部メ
モリ102と,セキュリティ回路103と、CODEC
104と、D/A105と、A/D106と、第1のプ
ロセッサ107と、表示パネル108と、keyパネル
109と、外部通信部110と、光センサ121と、自
動排出機構122とは操作パネル1内に配置される。
【0022】また、第2のプロセッサ211と、CDド
ライバ212と、ラジオ回路213と,D/A214
と、アンプ215とは、本体2内に配置される。
【0023】両装置1と2は端子15と21により相互
に接続されている。
【0024】メモリI/O101には、メモリスロット
13に挿入された外部メモリ(書換可能型メモリ;フラ
ッシュメモリ)120が着脱可能に装着され、この書換
可能型メモリ120に、音楽データや画像データなどの
データを書き込み、或いは、記憶された該データを読み
出す。また、メモリI/O101は、内部メモリ(フラ
ッシュメモリ)102にも接続されており、内部メモリ
102に音楽データや画像データ等のデータを書き込
み、或いは、記憶された該データを読み出す。
【0025】内部メモリ102は、この車載用電子機器
の内部に固定して配置されており、バックアップされた
RAMなどから構成される。セキュリティ回路103
は、フラッシュメモリ120及び内部メモリ102に書
き込むデータを暗号鍵を用いて暗号化し、読み出したデ
ータを復号化する。CODEC104は、出力データを
デコードし、入力データをコード化する圧縮伸張回路で
ある。
【0026】D/A105は、出力デジタルデータをア
ナログ信号に変換する回路である。A/D106は、入
力アナログ信号をディジタルデータに変換する回路であ
る。第1のプロセッサ107は、この車載用電子機器全
体の動作(特に、操作パネル1内の動作)を制御するた
めのものであり、プログラムを記憶したROMを内蔵し
たCPUなどから構成される。
【0027】外部通信部110は、第1のプロセッサ1
07の制御下に、無線基地局との間で小電力無線通信を
行う。なお、通信媒体は、電波に限定されず、光(例え
ば、赤外線の場合にはIrDA)等でもよい。あるい
は、Bluetoothなどでもよい。
【0028】外部メモリ120は、メモリスロット13
に着脱可能に挿入される書換可能型メモリ(例えば、フ
ラッシュメモリ)である。図2に示すように、その表面
には、温度に応じて反射率が変化する、換言すれば、色
(彩度や色度を含む)が変化するラベル131が貼付さ
れている。このラベル131は、例えば、液晶温度計な
どから構成される。光センサ121は、メモリスロット
13に装着された外部メモリ120に貼付されたラベル
131に発光ダイオードなどからの光を照射し、その反
射光の強度を光トランジスタで検出し、その比Idetect
/Iout、即ち、反射率を求める。Idetect/Iout
は、温度に応じて、図3に示すように変化する。
【0029】自動排出機構122は、第1のプロセッサ
107からの指示に従って、図3において、温度が第2
の基準レベルに達した時点(外部メモリの記録データが
破壊される危険が発生する直前の温度)で、外部メモリ
120を強制的に排出する。
【0030】第2のプロセッサ211は、本体2内の回
路及び動作を制御するためのプロセッサであり第1のプ
ロセッサ107と通信を行い、CDドライバ212とラ
ジオ回路213を制御すると共に再生音をスピーカ21
6を介して放音出力する。
【0031】D/A214は、第2のプロセッサ211
が出力した、再生用デジタルデータをアナログ信号に変
換する。アンプ215は、D/A214が出力したアナ
ログ信号を増幅して、スピーカ216を介して放音す
る。
【0032】操作パネル1と本体2とは電源装置3を備
える。電源装置3は、操作パネル1と本体2とが接続さ
れている状態では、本体2からパネル1に電力を供給す
ると共に二次電池31に充電し、操作パネル1が本体2
から取りはずされた状態では、二次電池31を用いて操
作パネル1内の回路に電力を供給する。
【0033】次に、この車載用電子機器の通常時の動作
を説明する。この装置は、図4に示す回路状態では、通
常のカーオーディオとほぼ同様に動作する。例えば、ユ
ーザが操作キー11を操作して、CD(コンパクトディ
スク)の再生を指示したとする。この指示に応答し、第
1のプロセッサ107は、第2のプロセッサ211に再
生を指示する。第2のプロセッサ211は、CDドライ
ブ装置(ドライバ)212を制御(トラッキングサー
ボ、フォーカスサーボ、スピンドルサーボ、スレッドサ
ーボなど)し、CDから音楽データ等を再生する。
【0034】第2のプロセッサ211は、再生データの
うち、音楽データ(PCMA)をD/A214に供給
し、アナログ信号に変換し、これをボリュームが指示す
るレベルにアンプ215で増幅して、スピーカ216か
ら出力する。また、第2のプロセッサ211は、再生デ
ータを第1のプロセッサ107に供給する。第1のプロ
セッサ107は、再生データのうちの文字データを表示
パネル108に表示させ、音楽データをCODEC10
4に供給する。CODEC104は、供給された音楽デ
ータをデコードし、D/A105を介してアナログ出力
端(即ち、イヤホンジャック)に供給する。従って、ユ
ーザは、ヘッドホン、イヤホンなどで音楽を聴くことも
できる。
【0035】また、録音が指定されている場合には、第
1のプロセッサ107は、音楽データを、セキュリティ
回路103により暗号化及び圧縮して、メモリI/O1
01を介して外部メモリ120又は内部メモリ102に
記録する。
【0036】また、ユーザがフラッシュメモリ120の
再生を指示したとする。
【0037】この指示に応答し、第1のプロセッサ10
7は、メモリI/O101、セキュリティ回路103を
介して、内部メモリ102又は外部メモリ120から、
指示された曲の音楽データを読み出す。このデータは、
CODEC104によりデコードされて出力される。こ
の出力データはD/A105によりアナログ信号に変換
され、イヤホンプラグ24に出力される。また、COD
EC104から出力されたディジタルデータをDigital
Out端子からそのまま外部に引き出すことも可能であ
る。
【0038】再生されたディジタルデータは、第1のプ
ロセッサ107を介して第2のプロセッサ211に供給
され、D/A214によりアナログ信号に変換され、ア
ンプ215により増幅されてスピーカ216から放音さ
れる。
【0039】次に、ユーザが外部通信を指示したとす
る。
【0040】この指示に応答し、第1のプロセッサ10
7は、外部通信部110を制御して、記録媒体から再生
したデータ、或いは、Digiatal In , Analog In からの
入力データ、ラジオの出力などを外部通信部110を介
して外部に無線送信し、或いは、外部からのデータを外
部通信部110で受信し、第1のプロセッサ107に供
給する。
【0041】操作パネル1は、車両の駐車時等に、この
車載用電子機器の盗難を防止するために本体2から取り
外される。操作パネル1が取り外されると、本体2はそ
の動作を停止する。
【0042】一方、操作パネル1は、ユーザに携帯さ
れ、二次電池31の電力で動作を続ける。例えば、ユー
ザが、操作パネル1を携帯しながら、操作キー11を操
作して、内部メモリ102又は外部メモリ120の再生
を指示したとする。この指示に応答し、第1のプロセッ
サ107は、メモリI/O101、セキュリティ回路1
03を介して、内部メモリ102又は外部メモリ120
から指定された曲データを読み出す。さらに、このデー
タは、CODEC104によりデコードされて出力され
る。このデータはD/A105によりアナログ信号に変
換され、イヤホンプラグ24に出力される。
【0043】また、ユーザがkeyパネル109上の操
作キーを操作して、アナログ入力端に供給された信号を
内部メモリ102又は外部メモリ120に記録する処理
を指示したとする。この指示に応答し、第1のプロセッ
サ107は、A/D106により入力アナログ信号をデ
ィジタル信号に変換し、CODEC104によりコード
化し、さらに、セキュリティ回路103により暗号化し
て、メモリI/O101を介して内部メモリ102又は
外部メモリ120に記録する。
【0044】さらに、ユーザが、無線通信によりデータ
を取り込んで内部メモリ102又は外部メモリ120に
記録する処理を指示したとする。この指示に応答し、第
1のプロセッサ107は、外部通信部110により外部
からの信号を受信し、復調し、CODEC104により
コード化し、さらに、セキュリティ回路103により暗
号化して、メモリI/O101を介して内部メモリ10
2又は外部メモリ120に記録する。
【0045】このようにして、操作パネル1は、本体2
から取り外された状態では、比較的小電力の動作のみを
行う。従って、二次電池31のみで動作するにもかかわ
らず、長時間動作が可能である。従って、この実施の形
態によれば、車載用電子機器の操作パネル1を、通常状
態では、カーオーディオ全体の制御パネルとして、本体
2から取り外した状態では、小型・携帯型オーディオと
して使用することができる。従って、カーオーディオの
盗難を防止できると共に音楽を楽しむことも可能とな
る。
【0046】ここで、操作パネル1が、本体2に装着又
は取り外された状態で、外部メモリ120を用いて動作
している際に、内部の温度が上昇したとする。すると、
光センサ121が出力するIdetect/Ioutは、図3に
示すように、徐々に低下する。第1のプロセッサ107
は、光センサ121の出力Idetect/Ioutをアナログ
ポートなどに受信し、これをA/D変換し、定期的又は
不定期の割り込み処理により、この値をチェックする。
【0047】第1のプロセッサ107は、光センサ12
1の出力Idetect/Ioutが、図2に示す第1の基準レ
ベル(ほぼ、63度に対応する温度)に達すると、ユー
ザに装置内の温度が上昇し危険な状態にあることを、表
示パネル108への表示及びスピーカ216からの警報
音(音声でもよい)により報知する。さらに、第1のプ
ロセッサ107は、メモリI/O101を制御して、外
部メモリ120へのアクセスを禁止する。
【0048】通常、ユーザは、この段階で、イジェクト
キー11bを押して、外部メモリ120を取り出す。
【0049】一方、外部メモリ120が装着された状態
のまま温度が上昇し、光センサ121の出力Idetect/
Ioutが、図2に示す第2の基準レベル(ほぼ、68度
に対応する温度)に達すると、第1のプロセッサ107
は、排出機構122に指示して、外部メモリ120を強
制的に排出する。従って、外部メモリ120に記憶され
ているデータが破壊される事態を防止できる。
【0050】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、外部メモリ120が外部に露出した操作パネル1
に配置される。操作パネル1の温度は本体2の温度に比
較して低く、動作安定性を確保しやすい。しかも、着脱
可能である。
【0051】また、外部メモリ120の動作が安定な状
態においてのみ、外部メモリ120をアクセスする。即
ち、外部メモリ120が熱的に不安定である状態では、
アクセスを行わない。従って、安定した状態で外部メモ
リからデータを読み出し、データを書き込むことができ
る。さらに、温度が上昇すると、外部メモリ120を強
制的に排出するので、記憶データが消失するような事態
を防止できる。
【0052】しかも、外部メモリの温度を検出する回路
はきわめて簡単であり、回路が複雑になったり、構造が
大型化することもない。
【0053】また、外部メモリの温度を直接的に測定す
ることができる。車載装置では、雰囲気温度を測定する
だけでは、外部メモリの温度を正確に測定できない。上
述の構成は、外部メモリ120の温度を正確に測定する
うえで、きわめて有効である。
【0054】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、外部
メモリ120に貼付されるラベルとしては、温度の上昇
に応じて、反射率が上昇するタイプのものでもよい。ま
た、反射率を検出する構成も任意である。
【0055】さらに、上記実施の形態においては、第1
のプロセッサ107が、ラベルの反射率が第1又は第2
の基準レベルに達したことを検出したが、光センサが反
射率が基準値に達したことを検出し、割り込み信号など
の形式で、第1のプロセッサ107に通知し、第1のプ
ロセッサ107が通知に対応する処理を行うようにして
もよい。
【0056】また、基準レベルを多数設定し、レベルに
応じた警告をユーザに発するようにしてもよい。
【0057】上記実施の形態にあっては、外部メモリ1
20に音楽データを記録して再生するカーオーディオの
例を示したが、外部メモリ120に記録されるデータは
任意である。例えば、車載用のナビゲーションシステム
の場合、外部メモリ120に最新の地図データや店舗情
報などを格納し、この画像データ用いて、ナビゲーショ
ンを行う。
【0058】また、操作パネル1は、本体2から取り外
された際、小型音響機器だけでなく、任意の装置として
動作可能である。例えば、コントローラやリモコンとし
て動作させてもよい。
【0059】上記実施の形態で示した外観構成や回路構
成は、一例にすぎず、適宜変更可能である。例えば、本
体には、CDに限られず、他にMD(ミニディスク)、
MO(Magneto-Optical disk)、DVD−RAM(デジ
タルビデオディスク−ラム)等を配置してもよい。ただ
し、これらの装置は、回転駆動部等の駆動部を備え、比
較的大消費電力である。従って、操作パネル1には配置
せず、本体2内に配置する。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、半導体記憶メモリを適
切な温度範囲で使用でき、記録データを保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車載用電子機器の結
合状態の外観を示す斜視図である。
【図2】ラベルが貼付された外部メモリの例を示す図で
ある。
【図3】温度と、外部メモリに貼付されたラベルの反射
率、及び外部メモリの温度特性に基づいて定められた基
準レベルとの関係を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る車載用電子機器の回
路構成を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1 操作パネル 2 本体 3 電源装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、該本体に装着された操作パネルと
    を備えた車載用電子機器であって、 前記操作パネルは、データを記憶する半導体メモリが着
    脱可能に装着されるスロットと、該スロットに装着され
    た半導体メモリをアクセスするための回路とを備え、 前記本体は、前記半導体メモリから読み出されたデータ
    を再生するための回路を備える、ことを特徴とする車載
    用電子機器。
  2. 【請求項2】半導体メモリをアクセスし、データを読み
    出す読出手段と、前記読出手段により読み出されたデー
    タを出力する出力手段と、前記半導体メモリの温度を測
    定する測定手段と、前記測定手段が測定した温度に従っ
    て、前記半導体メモリへの前記読出手段のアクセスを制
    御する制御手段と、を備えることを特徴とする車載用電
    子機器。
  3. 【請求項3】前記温度測定手段は、半導体メモリの表面
    に貼付された、温度に応じて反射率が変化するラベル
    と、前記ラベルの反射率を判別する手段とから構成され
    ている、ことを特徴とする請求項2に記載の車載用電子
    機器。
  4. 【請求項4】前記車載用電子機器は、本体と、該本体に
    装着された操作パネルとを備え、 前記操作パネルは、データを記憶する半導体メモリが着
    脱可能に装入されるスロットを備える、ことを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の車載用電子機器。
  5. 【請求項5】前記測定手段により測定された温度が、基
    準レベルを超えた際に、所定の報知を行う報知手段をさ
    らに備えることを特徴とする請求項2、3又は4に記載
    の車載用電子機器。
  6. 【請求項6】前記操作パネルは、前記本体に着脱可能に
    装着されている、ことを特徴とする請求項1又は4に記
    載の車載用電子機器。
  7. 【請求項7】前記本体の少なくとも一部は車両内に収納
    され、 前記操作パネルは、操作可能に露出している、ことを特
    徴とする請求項1又は4に記載の車載用電子機器。
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