JP2001242197A - 電流検出器 - Google Patents

電流検出器

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JP2001242197A
JP2001242197A JP2000049390A JP2000049390A JP2001242197A JP 2001242197 A JP2001242197 A JP 2001242197A JP 2000049390 A JP2000049390 A JP 2000049390A JP 2000049390 A JP2000049390 A JP 2000049390A JP 2001242197 A JP2001242197 A JP 2001242197A
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secondary winding
current detector
primary conductor
conductor
frequency noise
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Akinori Nishizawa
昭則 西沢
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次導体に高周波サージが発生した際におい
ても、低電圧機器の破壊、誤作動といった障害を起こす
こと無く、高精度に一次導体を流れる電流値を計測する
ことができる電流検出器を提供する。 【解決手段】 一次導体1と、一次導体1の周囲に配置
され、外導体31と内導体30よりなる同軸線で構成さ
れた二次巻線20とを備え、一次導体1と二次巻線20
との磁気結合により二次巻線20の出力端子間に誘導さ
れる誘導電圧を変換して一次導体1を流れる電流を検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電流検出器、特に高
電圧電力機器の高電圧導体を流れる電流を検出する電流
検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高電圧電力機器の高電圧導体を流れる商
用周波数の電流を検出するための検出器としては、CT
コイル(Current Transmitter)が
多く使われており、例えば特開平10−312926号
公報に記載のものがある。これは高電圧電力機器の高電
圧導体を一次導体とし、その周囲に二次巻線(CTコイ
ル)を配置し、一次導体と二次巻線との磁気結合によ
り、二次巻線の端子間に誘導される誘導電圧の電圧値を
変換することによって、一次導体を流れる電流値を検出
するというものである。図12は上記のような電流検出
器を示す構成図である。図において、1は一次導体であ
り、高電圧の商用周波数の電流が流れている。3は二次
巻線であり、一次導体1に流れる電流により発生した磁
場の磁路2に巻き付くように配置される。二次巻線3は
被測定電流の流れる一次導体と磁気的結合をなし、被測
定電流を電圧に変換して検出できる構造となっている。
また、通常、一次導体1と二次巻線3との間には、一次
導体1と二次巻線3との静電的な結合を防ぐために静電
シールド金属4が取り付けられ、二次巻線3に一次導体
1の電圧に起因した電圧が誘起されないようにしてい
る。二次巻線3の芯材5が空芯だとすると、一次導体1
に周波数fを持ったI0sin(2πft)の電流が流
れた時、磁気結合により二次巻線3の出力端子(k、l
端子)間に発生する誘導電圧V0sin(2πft)
は、巻線間の浮遊容量を無視すると、 V0=Nμ00fhln(b/a) で表わされる。ここで、Nは二次巻線3の巻数、μ0
真空の透磁率(4π×107ヘンリー/m)、hは芯材
5の厚み、aは芯材5の内径、bは芯材5の外径であ
る。周波数が高くなったり、巻線間浮遊容量が大きく
(Nの増加、巻線間距離の短縮など)なると誘導電圧は
上記の式より外れ、共振現象が見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電流検出器は以
上のように構成されており、次のような問題点があっ
た。通常、一次導体1は高電圧電力機器の内部導体であ
り、それは断路器や遮断器といった開閉装置につながっ
ている。これら開閉装置の動作時には、サージが発生
し、高い周波数を持つ電流が一次導体を流れる。上記の
ように二次巻線3のk、l端子間に発生する誘導電圧は
一次導体を流れる電流の周波数に比例するので、サージ
発生時には大きな電圧がk、l端子間に誘導される。ま
た、周波数が高くなったり、巻線間浮遊容量が大きく
(Nの増加、巻線間距離の短縮など)なると誘導電圧は
上記の式より外れ、共振現象が見られ、共振周波数にお
いては巨大な誘導電圧がk、l端子間に発生する。この
ような高周波サージの影響により、電流検出の精度低下
や低電圧機器の破壊、誤作動といった障害が発生する可
能性があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、一次導体に高周波サージが発生
した際においても、低電圧機器の破壊、誤作動といった
障害を起こすこと無く、高精度に一次導体を流れる電流
値を計測することができる電流検出器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
る電流検出器は、二次巻線を、外導体と内導体よりなる
同軸線で構成したものである。
【0006】また、本発明の第2の構成による電流検出
器は、第1の構成において、外導体の厚さを、検出信号
の上限の周波数での表皮深さの値より薄くしたものであ
る。
【0007】また、本発明の第3の構成による電流検出
器は、第1または第2の構成において、二次巻線の出力
端子部において、二次巻線の外導体両端を互いに接続し
たものである。
【0008】また、本発明の第4の構成による電流検出
器は、第1ないし3のいずれかの構成において、二次巻
線の外導体を接地したものである。
【0009】また、本発明の第5の構成による電流検出
器は、第1ないし4のいずれかの構成において、二次巻
線の出力端子と誘導電圧の計測器との間に、高周波ノイ
ズ減衰器を設置したものである。
【0010】また、本発明の第6の構成による電流検出
器は、二次巻線の出力端子と誘導電圧の計測器との間
に、高周波ノイズ減衰器を設置したものである。
【0011】また、本発明の第7の構成による電流検出
器は、第6の構成において、高周波ノイズ減衰器とし
て、平行平板を用いたものである。
【0012】また、本発明の第8の構成による電流検出
器は、第7の構成において、平行平板の平板間の材料と
して、絶縁性能の良い高耐圧材料を用いたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態1による電流検出器を示す構成図である。図にお
いて、1は一次導体であり、高電圧の商用周波数の電流
が流れている。20は二次巻線であり、一次導体1に流
れる電流により発生した磁場の磁路2に巻き付くように
配置される。二次巻線20は被測定電流の流れる一次導
体1と磁気的結合をなし、被測定電流を電圧に変換して
検出できる構造となっている。また、本実施の形態にお
いて、二次巻線20は通常の銅線ではなく、シールドケ
ーブル(同軸線)を用いている。シールドケーブルは内
導体30と外導体31より構成され、内導体30の両端
部は出力端子k、lを構成する。また、外導体31には
通常、絶縁の被覆32が施されてあり、かつ内導体30
と外導体31の間には誘電体層33がある。また、一次
導体1と二次巻線20との間には、一次導体1と二次巻
線20との静電的な結合を防ぐために静電シールド金属
4が取り付けられ、二次巻線20に一次導体1の電圧に
起因した電圧が誘起されないようにしている。5は二次
巻線20の芯材である。
【0014】次に本実施の形態1の電流検出器の動作に
ついて説明する。サージ発生により一次導体1に高周波
電流が流れた場合、この高周波電流によって、一次導体
1の周りに高周波電磁場が発生するが、本実施の形態に
おいては、二次巻線20としてシールドケーブルを用い
ているため、上記高周波ノイズの殆どはシールドケーブ
ルの外導体31で反射され、シールドケーブル内部には
わずかに侵入するのみとなる。また、侵入した高周波ノ
イズに対しても、外導体31中では減衰して内導体30
には到達しない、すなわちシールドされるので、内導体
30のk、l端子間に高周波電流による誘導電圧はほと
んど発生しない。理論的には周波数fに対する金属箔
(厚み:δ)のシールド効果は外導体材料の導電率を
σ、透磁率をμとすると、表皮深さξ=1/(πσf
μ)1/2を用いて、exp(−δ/ξ)で表わされる。
【0015】この式より分かるように、表皮深さとは電
磁場の振幅が1/eに減衰する深さのことを指す。ま
た、導体内においては電磁場の振幅は指数関数的に減衰
していくので、表皮深さξより少し深いところにおいて
は先に長く導体が続いていようといまいと電磁場にとっ
ては大して区別が無い。つまり、電磁場に対しては表皮
深さより少し厚い導体は無限の厚さのあるものと同等と
みなすことができ、内部は外部に対してほぼ完全に隔離
される。上式にあるように、表皮深さはf-1/2に比例す
るので、外導体31を銅とすると、60Hz、100k
Hz、10MHz、100MHzにおいてそれぞれ、
8.54mm、209μm、20.9μm、6.61μ
mとなり、遮蔽したいノイズ周波数は外導体31の厚み
を変えることによって制御できる。即ち、外導体31の
厚さを、検出信号の上限の周波数での表皮深さの値より
薄くすることにより、表皮深さの薄い高周波ノイズは遮
断され、表皮深さの厚い商用周波のみ出力端子k、lに
表われる。
【0016】図2に実測結果を示す。一次導体1に高周
波電流を流し、k−l端子間に発生する誘導電圧の振幅
の周波数特性を測定した。銅線を用いた従来の二次巻線
においては(図の黒丸)、巻線長や巻線インダクタン
ス、巻線間の浮遊容量などの影響によりいくつかの周波
数において共振ピークが存在し、k−l端子間に大きな
誘導電圧を発生していたが、二次巻線にシールドケーブ
ルを用いた本実施の形態のもの(図の白丸)において
は、図に示す測定周波数帯域(0.1MHz〜13MH
z)において、外導体の遮蔽効果により、k−l端子間
に誘導電圧はほとんど発生していないことが確認され
た。
【0017】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2による電流検出器を示す構成図である。図において、
6は二次巻線20の出力端子k、lが接続された計測器
であり、誘導電圧を計測する。本実施の形態2による電
流検出器は、二次巻線20に通常の銅線でなく、シール
ドケーブル(同軸線)を用い、かつ二次巻線20の出力
端子部において、二次巻線の外導体両端が互いに接続で
きる構造を持ち、さらに接続した外導体端部を大地(G
ND)に落とす(接地する)ことのできる構造を持った
ものである。
【0018】図3においては、シールドケーブルを用い
た二次巻線20の出力端子k、lを計測器6のチャンネ
ル1、チャンネル2に各々つなぎ、それぞれのチャンネ
ルの差分よりk、l端子間に発生する誘導電圧を測定す
る。また、二次巻線20の出力端子部において、二次巻
線20の外導体両端は計測器6の筐体に接続しており、
外導体31に乗った高周波ノイズは計測器6の筐体を介
して大地に落ちる。このようにすることにより、二次巻
線20の外導体31に乗った高周波ノイズが内導体30
に侵入することはなく、二次巻線20の出力端子は商用
周波数の被測定電流のみ計測することができる。また、
本実施の形態によれば、二次巻線20の外導体31が接
地されているため、一次導体1と二次巻線20との間に
静電シールド金属4を設置しなくてもよく、一次導体1
と二次巻線20との間に静電的な結合が生じ難くなる。
【0019】図4は本発明の実施の形態2による他の電
流検出器を示す構成図である。図において、7は金属板
であり、二次巻線20の外導体両端部を直接計測器6に
つないで二次巻線20の外導体両端を互いに接続するの
ではなく、金属板7により二次巻線20の外導体両端を
互いに接続する。そして金属板7をGNDに落とすこと
によって、外導体31に乗った高周波ノイズを内導体3
0に侵入し難くしている。
【0020】なお、上記実施の形態2において、二次巻
線20の外導体31はいずれも接地した場合を示した
が、必ずしも接地する必要はなく、二次巻線20の外導
体両端を互いに接続しただけでも、外導体31に乗った
高周波ノイズが内導体30側に侵入し難くなり、二次巻
線20の出力端子間に高周波ノイズが発生し難くなる。
但しこの場合は、静電シールド金属4を一次導体1と二
次巻線20との間に設置した方がよい。
【0021】実施の形態3 実施の形態1、2において、外導体31に乗った高周波
ノイズが内導体30側に侵入する場合や、その他、二次
巻線の出力端子から計測器6に至るまでの間に測定信号
に高周波ノイズが入る場合が考えられる。本実施の形態
3では、二次巻線20の出力端子と計測器6との間に高
周波ノイズ減衰器8を設置することにより上記のような
高周波ノイズを取り除くものである。
【0022】図5は本発明の実施の形態3による電流検
出器を示す構成図である。図において、8は二次巻線2
0の出力端子と計測器6との間に設置された高周波ノイ
ズ減衰器(コンデンサ、インダクタ、フィルタなど)で
ある。
【0023】二次巻線20の外導体31に乗った高周波
ノイズは内導体30側に侵入し、この高周波ノイズによ
る誘導電圧はある高周波インピーダンスを持った高周波
ノイズ減衰器8によって減衰し、計測器6側ではほとん
ど電圧を発生しない。高周波ノイズ減衰器8としては、
図6〜図8に示す構成のものが挙げられる。図6はコン
デンサにより構成するもの、図7はインダクタにより構
成するもの、図8はコンデンサとインダクタにより構成
するものを示す。
【0024】図9は本発明の実施の形態3による他の電
流検出器を示す構成図である。図5に示す上記実施の形
態において、二次巻線20の外導体両端は互いに接続さ
れていないが、例えば図9に示すように、二次巻線20
の外導体両端が接地された金属板7を介して接続されて
いてもよい。この場合においても、高周波ノイズ減衰器
8を設置することにより、二次巻線の出力端子間に発生
した高周波ノイズは減衰器8により減衰し、計測器6に
より検出され難くなる。
【0025】実施の形態4.図10は本発明の実施の形
態4による電流検出器を示す構成図であり、図11は本
発明の実施の形態4に係わる高周波ノイズ減衰器を示す
構成図である。図において、9は高周波ノイズ減衰器8
を構成する金属平行平板である。
【0026】本実施の形態においては、二次巻線3は従
来と同様、通常の導線を用いており、サージ発生により
一次導体1に高周波電流が流れた場合、この高周波電流
によって、一次導体1の周りに発生する電磁場に高周波
ノイズが発生し、二次巻線3の出力端子間に高周波電流
による誘導電圧が発生する。しかしながら、本実施の形
態においては、二次巻線3の出力端子と計測器6との間
に高周波ノイズ減衰器8を設置しているので、高周波電
流による誘導電圧は高周波ノイズ減衰器8によって減衰
し、計測器6側ではほとんど電圧を発生しない。
【0027】なお、本実施の形態においては、高周波電
流発生時に二次巻線3の出力端子間に高電圧が発生する
ため、高周波ノイズ減衰器8は、例えば図11に示すよ
うに、平行平板を用いた構成のものが適している。これ
により、高耐圧のノイズ減衰器が実現できる。
【0028】また、高周波ノイズ減衰器8を構成する平
板と平板との間の材料として、絶縁性能の良い高耐圧材
料(ポリエチレンフィルムなど)を用いれば、高耐圧、
小型、大容量の平行平板によるが高周波ノイズ減衰器が
実現できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の構成によ
れば、二次巻線を、外導体と内導体よりなる同軸線で構
成したので、一次導体に高周波サージが発生した際にお
いても、高精度に一次導体を流れる電流値を計測するこ
とができる。
【0030】本発明の第2の構成によれば、第1の構成
において、外導体の厚さを、検出信号の上限の周波数で
の表皮深さの値より薄くしたので、不要な高周波ノイズ
を検出すること無く、必要とする周波数での信号を高精
度に検出できる。
【0031】本発明の第3の構成によれば、第1または
第2の構成において、二次巻線の出力端子部において、
二次巻線の外導体両端を互いに接続したので、外導体に
乗った高周波ノイズが内導体側に侵入し難くなり、より
高精度に一次導体を流れる電流値を計測することができ
る。
【0032】本発明の第4の構成によれば、第1ないし
3のいずれかの構成において、二次巻線の外導体を接地
したので、外導体に乗った高周波ノイズは大地に流れ、
内導体側に侵入し難くなり、より高精度に一次導体を流
れる電流値を計測することができる。
【0033】本発明の第5の構成によれば、第1ないし
4のいずれかの構成において、二次巻線の出力端子と誘
導電圧の計測器との間に、高周波ノイズ減衰器を設置し
たので、二次巻線端子間に発生した高周波ノイズは高周
波ノイズ減衰器により減衰し、計測器側に流れ込まなく
なるため、より高精度に一次導体を流れる電流値を計測
することができる。
【0034】本発明の第6の構成によれば、二次巻線の
出力端子と誘導電圧の計測器との間に、高周波ノイズ減
衰器を設置したので、二次巻線端子間に発生した高周波
ノイズは高周波ノイズ減衰器により減衰し、計測器側に
流れ込まなくなるため、より高精度に一次導体を流れる
電流値を計測することができる。
【0035】本発明の第7の構成によれば、第6の構成
において、高周波ノイズ減衰器として、平行平板を用い
たので、高耐圧の高周波ノイズ減衰器が実現できるた
め、一次導体に高周波サージが発生した際においても、
低電圧機器の破壊、誤作動といった障害を起こすこと無
く、高精度に一次導体を流れる電流値を計測することが
できる。
【0036】本発明の第8の構成によれば、第7の構成
において、平行平板の平板間の材料として、絶縁性能の
良い高耐圧材料を用いたので、高耐圧、小型、大容量の
高周波ノイズ減衰器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による電流検出器を示
す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による電流検出器と従
来の電流検出器における誘導電圧の振幅の周波数特性を
示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2による電流検出器を示
す構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態2による他の電流検出器
を示す構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態3による電流検出器を示
す構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係わる高周波ノイズ
減衰器を示す回路構成図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係わる他の高周波ノ
イズ減衰器を示す回路構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態3に係わるさらに他の高
周波ノイズ減衰器を示す回路構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態3による他の電流検出器
を示す構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態4による電流検出器を
示す構成図である。
【図11】 本発明の実施の形態4に係わる高周波ノイ
ズ減衰器を示す構成図である。
【図12】 従来の電流検出器を示す構成図である。
【符号の説明】
1 一次導体、2 磁路、3,20 二次巻線、4静電
シールド金属、5芯材、6 計測器、7 金属板、8
高周波ノイズ減衰器、9 平行平板、30 内導体、3
1 外導体、32 被覆、33 誘電体層。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次導体、及びこの一次導体の周囲に配
    置された二次巻線を備え、上記一次導体と上記二次巻線
    との磁気結合により上記二次巻線の出力端子間に誘導さ
    れる誘導電圧を変換して上記一次導体を流れる電流を検
    出する電流検出器において、上記二次巻線を、外導体と
    内導体よりなる同軸線で構成したことを特徴とする電流
    検出器。
  2. 【請求項2】 外導体の厚さを、検出信号の上限の周波
    数での表皮深さの値より薄くしたことを特徴とする請求
    項1記載の電流検出器。
  3. 【請求項3】 二次巻線の出力端子部において、二次巻
    線の外導体両端を互いに接続したことを特徴とする請求
    項1または2記載の電流検出器。
  4. 【請求項4】 二次巻線の外導体を接地したことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電流検出
    器。
  5. 【請求項5】 二次巻線の出力端子と誘導電圧の計測器
    との間に、高周波ノイズ減衰器を設置したことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の電流検出器。
  6. 【請求項6】 一次導体、及びこの一次導体の周囲に配
    置された二次巻線を備え、上記一次導体と上記二次巻線
    との磁気結合により上記二次巻線の出力端子間に誘導さ
    れる誘導電圧を変換して上記一次導体を流れる電流を検
    出する電流検出器において、上記二次巻線の出力端子と
    上記誘導電圧の計測器との間に、高周波ノイズ減衰器を
    設置したことを特徴とする電流検出器。
  7. 【請求項7】 高周波ノイズ減衰器として、平行平板を
    用いたことを特徴とする請求項6記載の電流検出器。
  8. 【請求項8】 平行平板の平板間の材料として、絶縁性
    能の良い高耐圧材料を用いたことを特徴とする請求項7
    記載の電流検出器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008098306A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Nec Tokin Corp インダクタンス素子
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