JP2002022790A - ガス絶縁機器の部分放電検出装置 - Google Patents

ガス絶縁機器の部分放電検出装置

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JP2002022790A
JP2002022790A JP2000202445A JP2000202445A JP2002022790A JP 2002022790 A JP2002022790 A JP 2002022790A JP 2000202445 A JP2000202445 A JP 2000202445A JP 2000202445 A JP2000202445 A JP 2000202445A JP 2002022790 A JP2002022790 A JP 2002022790A
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discharge detection
gas
electrode
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Tatsuro Kato
達朗 加藤
Fumimasa Endo
奎将 遠藤
Ryoichi Shinohara
亮一 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス絶縁機器の内部に発生する部分放電を安全
かつ高感度に検出する。 【解決手段】絶縁性ガスを封入し、内部に高圧導体を備
えた接地容器3と、該接地容器の側壁部に形成した突出
部4および該突出部を外気から密閉する閉鎖板8からな
る格納容器と、前記格納容器内に配置した部分放電検出
電極5からなり、該部分放電検出電極を外部に導出し
て、接地容器内に発生する部分放電を検出するガス絶縁
機器の部分放電検出装置において、前記部分放電検出電
極を外部に導出する導体を短絡キャップ22により短絡
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁機器の部分
放電検出装置にかかり、特にガス絶縁機器の内部に発生
する部分放電を高感度に検出するガス絶縁機器の部分放
電検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力供給量の増大や変電所設備の
コンパクト化などに伴い、電気絶縁性能、電流遮断性能
および信頼性に優れた高圧のSF6ガスを封入した各種
のガス絶縁機器が普及している。
【0003】これらのガス絶縁機器に封入したSF6ガ
スは平等電界下では優れた絶縁特性を示すが、不平等電
界下では絶縁特性が低下する。不平等電界が生成される
要因としては機器内への異物混入、内部導体上に形成さ
れた突起、絶縁スペーサ内のボイドなどの内部異常があ
げられる。このような内部異常が存在すると高電圧印加
時に部分放電が発生し、最終的には絶縁破壊に至る可能
性がある。絶縁破壊事故を未然に防ぐためには、絶縁破
壊の前駆現象と言える部分放電を精度よく検出する必要
がある。例えば特開平2−31174号公報には、ガス
絶縁機器内部に検出器を設置し、該検出器により部分放
電に起因する電磁波を検出することにより、ガス絶縁機
器内に発生した部分放電を検出することが示されてい
る。
【0004】図9は従来のガス絶縁機器の部分放電検出
装置を示す図であり、図10は部分放電検出装置の詳細
を示す図である。これらの図において、1は絶縁スペー
サ、2は内部導体であり、絶縁スペーサ1により接地容
器3内に保持する。3はSF6ガス等の絶縁性ガスを封
入した金属製の接地容器、4は接地容器1の側壁部に形
成した突出部、5は突出部4内に収納した部分放電検出
電極、6は部分放電検出電極5を外部に導出する同軸状
の密封端子、7は突出部4に取り付けたフランジであ
る。8はフランジ7に取り付けた閉鎖板であり、該閉鎖
板に前記密封端子を貫通して取り付ける。9は密封端子
に取り付ける同軸コネクタである。
【0005】10は部分放電検出器16と増幅器11を
接続する整合回路、11は増幅器、12はスペクトラム
アナライザ、オシロスコープ等からなる部分放電信号の
測定器、13は検出した部分放電信号の大きさ、パター
ン等をを解析して部分放電の有無を判定する判定器であ
る。14は異物等により内部導体2上に形成された突起
であり、該突起等から部分放電が発生する。15は前記
部分放電等に基づき発生した電磁波である。16は検出
電極5からなる部分放電検出器である。
【0006】図9に示すように内部導体2上の突起等か
ら発生した部分放電に基づく電磁波は導波管の原理によ
り接地容器3内部をほとんど減衰することなく伝播し、
部分放電検出器16により検出される。前記部分放電検
出信号は立ち上がり時間が1ns以下の高速のパルスで
あり、高い周波数帯域まで信号成分を持つため、前記検
出器16にはS/N比が良好で放送波や通信波などの外
部ノイズの影響が少ない高周波数帯域(UHF帯)の信
号検出器が用いられる。
【0007】部分放電検出器の検出電極5により検出し
た部分放電検出信号はフィルタ等の整合回路10などを
通して増幅器11に入力される。増幅器11がなくても
部分放電信号が十分に検出できる場合には信号出力はス
ペクトラムアナライザやオシロスコープ等からなる測定
器12に直接入力できる。スペクトラムアナライザは周
波数領域での信号検出、オシロスコープは時間領域での
信号検出を行い、判定器13は前記検出した信号の大き
さやパターンにより該信号が部分放電に基づく信号であ
るか否かの判定を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】部分放電信号を検出す
るための検出電極5は図10に示すように接地金属容器
3から電位的に浮いている状態となっており、内部導体
2に電圧が印加された場合には内部導体2と検出電極5
間の静電容量C1と、検出電極5と接地容器3間の静電
容量C2の容量分圧により検出電極5に電圧が発生する
ことになる。例えばC1:C2=1:1000の場合に
は、550kVガス絶縁開閉装置の雷インパルス耐電圧
である1425kVが内部導体2に印加された場合、検
出電極5には1425Vの高電圧が発生することにな
り、閉鎖板8を貫通する密封端子の同軸コネクタ9にも
同等の高電圧が発生することになる。
【0009】容量分圧による電圧は、検出電極5と検出
電極に近接して配置した接地板の間に絶縁フィルムなど
の絶縁材を挟むことにより、検出電極5と接地電極間の
静電容量を大きくして検出電極5に誘起される電圧を低
くすることができる。
【0010】しかしながら、検出電極5と接地電極の間
隙を小さくすると、検出電極5に誘起された部分放電信
号うちの数百MHz以上の高周波成分が検出電極5と接
地電極間の静電容量C2を通して接地に逃げてしまい、
高周波成分の検出感度が低下する。
【0011】また、前記高電圧を低減するするために、
検出電極5と測定器の間にハイパスフィルタを挿入し数
百MHz未満の低い周波数成分をカットする方法も考え
られるが、部分放電検出装置の部品点数が多くなるだけ
でなく装置の周波数特性に影響を与えて部分放電検出装
置の周波数特性を悪化させる原因となる。
【0012】また、ガス絶縁機器は接地容器内に高圧の
SF6ガスを封入している。このため、接地容器内に封
入した検出電極5は前記接地容器3内の高圧に耐える同
軸構造の密封端子を介して信号を導出することが必要で
ある。同軸構造の密封端子6は通常封入ガスに対する耐
圧を持たせるためにエポキシやセラミックなどの絶縁物
により芯線とアース線を電気的に絶縁している。しか
し、この密封端子6から同軸ケーブルを介して検出信号
を導出すると、導出線路のインピーダンスに不連続生
じ、信号伝送の周波数特性が悪化して高周波数信号を精
度よく測定できなくなる。すなわち、より高精度な診断
を行うためには、部分放電検出装置自体の検出感度をあ
げる外に、検出電極5で検出した部分放電信号をできる
だけ減衰させることなく測定器に導くことが必要であ
る。
【0013】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、ガス絶縁機器の内部に発生する部分放電を安全かつ
高感度に検出できるガス絶縁機器の部分放電検出装置を
提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を採用した。
【0015】絶縁性ガスを封入し、内部に高圧導体を備
えた接地容器と、該接地容器の側壁部に形成した突出部
および該突出部を外気から密閉する閉鎖板からなる格納
容器と、前記格納容器内に配置した部分放電検出電極か
らなり、該部分放電検出電極を外部に導出して、接地容
器内に発生する部分放電を検出するガス絶縁機器の部分
放電検出装置において、前記部分放電検出電極を外部に
導出する導体を短絡キャップにより短絡する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1な
いし図8を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に
かかるガス絶縁機器の部分放電検出装置を示す図であ
る。図において、20は密封端子8と同軸ケーブル21
を接続する同軸T分岐コネクタであり、端子20aを密
封端子8に、端子20bを同軸ケーブル21にそれぞれ
接続し、端子20cに短絡キャップ22を被着する。2
2は短絡キャップ、21aは同軸ケーブル21の中心導
体であり、短絡キャップ22は同軸ケーブル21の中心
導体と外側導体とを短絡接続する。23は絶縁材、24
は検出電極5に絶縁材23を挟んで対向配置した検出電
極の接地板であり、前記検出電極は同軸ケーブルの中心
導体21aに、接地電極24は外側導体にそれぞれ接続
する。なお、図9ないし図10に示される部分と同一部
分については以下の説明において同一符号を付してその
説明を省略する。
【0017】部分放電電磁波を検出する検出電極5は同
軸密封端子6を介して閉鎖板8に取付け、接地容器3の
側壁部に形成した突出部4内に配置する。この突出部内
は低電界であり、かつ、外部とはシールドされているた
め、外部の電界およびノイズの影響を受けることなく、
S/Nの良い測定が可能である。また、短絡キャップ2
2により同軸ケーブル21の中心導体と外側導体とを短
絡接続するため、検出電極5は接地電位となり、商用周
波数電圧や雷インパルス電圧が内部導体2に印加されて
もこのような電圧が検出電極に誘起されることはない。
【0018】このように、短絡キャップ22を設けるこ
とにより検出電極5の電位は接地電位となるため、高電
圧導体2に高電圧が印加されたとしてもコネクタ部に商
用周波数の交流電圧や雷インパルス電圧が誘起されるこ
とはない。また、実験によると短絡キャップ22を接続
しても数百MHz以上の高周波信号はほとんど影響を受
けずに測定器側に伝播するため、検出感度が低下するこ
とはない。
【0019】図2ないし図3は、それぞれ同軸ケーブル
21の中心導体と外側導体とを短絡接続する他の方法を
示す模式図である。図2において、31は同軸コネクタ
9と接続する同軸ケーブルの接続端子、32は同軸ケー
ブルの中心導体と外側導体を短絡する短絡線である。ま
た、図3において、33は検出電極5および接地電極1
7のそれぞれ周縁部を短絡する短絡線である。
【0020】部分放電検出電極5は図10に関連して説
明したように内部導体2の電圧を静電分圧する電圧測定
用電極としても利用することが可能であるため、図3に
示すように接地容器3内部で短絡すると分圧電極として
の機能が失われれる。これに対して、図1に示すように
接地容器3の外部において短絡キャップ22を用いて短
絡する方法を用いると、部分放電検出電極5を分圧電極
として利用するときには、短絡キャップ22をはずすだ
けで検出電極5に誘起する分圧電圧を定することができ
る。このため芯線が金属摺動による接触で構成される短
絡キャップを用いると測定時の取扱が便利で、実用的で
ある。なお、短絡キャップ22に代えて、抵抗あるいは
インダクタンスを用いて接続しても原理的には同じ効果
が期待できる。しかし、抵抗あるいはインダクタンスは
数GHzの高い周波数領域において素子の周波数特性の
問題が出てくるため、短絡キャップ22を用いる方法が
もっとも有効である。
【0021】図4は、部分放電検出電極としてダイポー
ルアンテナ型の検出電極を用いた例を示す図である。図
において、5aおよび5bはそれぞれ非対称に分割した
半円形状の検出電極であり、電極5aは同軸密封端子の
芯線61に、電極5bは密封端子の外皮線62に接続す
る。また、同軸密封端子の外皮線62は閉鎖板8に接続
しているため、接地電位にある。
【0022】ダイポールアンテナ型の検出電極を用いる
場合には、検出電極5a、5bと接地面との高さがおお
よそ(波長)/4のときに接地面の影響がプラスに作用
して大きな信号出力を得ることができる。例えば測定周
波数帯域が数百MHz〜数GHzの場合は電磁波の波長
が100mm〜1000mmとなるため、検出電極5と
接地面(閉鎖板8)との高さを20mm以上にすると検
出感度を大きくすることができる。図に示すように円板
状の検出電極5a、5bを用いる場合、検出電極5a、
5bと接地面の高さを20mm以上にすると、検出電極
5と接地間の静電容量C2が小さくなるために中心導体
2に電圧が印加された場合に検出電極に非常に大きな電
圧が発生することになる。これを防止するためには、前
述した短絡キャップ22を用いて高圧の商用周波数電圧
や雷インパルス電圧が誘起されないようにする必要があ
る。
【0023】なお、図1ないし図3に示しように検出電
極5a,5bに対向して接地電極を配置することができ
る。この場合は、半円板状の検出電極5a、5bと接地
電極間に挟む絶縁物として、その誘電率−周波数特性
が、数百MHz以上の周波数で誘電率が低下する絶縁物
を用いるとよい。すなわち、数百MHz以上の周波数帯
域では誘電率が小さいために、検出電極5で検出した数
百MHz以上の信号が接地電極に逃げるのを防止するこ
とができる。
【0024】また、図に示すように、ダイポールアンテ
ナ型の検出電極5a、5bの大きさを非対称にして検出
感度をあげることができる。すなわち、検出電極5a、
5bの大きさを非対称とすることによりアンテナインピ
ーダンスを低下させることができる。ダイポールアンテ
ナのインピーダンスは純抵抗分が73Ωであり、測定系
の特性インピーダンス50Ωとは異なっている。つま
り、検出電極5a、5bの大きさを非対称にして検出電
極5a、5bからなるアンテナの特性インピーダンスを
50Ωにすることにより、通常の測定器に用いられる5
0Ωの同軸線路と整合させることができ、これによりイ
ンピーダンス不連続点による信号減衰を防ぐことができ
る。
【0025】前述のように、図9示す整合回路10使用
してアンテナ系と測定系の整合をとることができる。し
かし、整合回路のみで広帯域にわたって整合をとること
は困難であり、アンテナ自体を調整してアンテナインピ
ーダンスを整合させるほうが望ましい。アンテナインピ
ーダンスは検出電極5a、5bの形状を非対称とする
外、検出電極5a、5bの形状を変えることにより、等
価的に複数の電極長さ成分を有するアンテナを形成し、
これによりアンテナとしての広帯域化を達成することが
できる。
【0026】図5は、図4に示す同軸密封端子6と検出
電極5a、5bとの接続部を示す図である。図に示すよ
うに外皮線62の一部に凸部62aを形成し、該凸部6
2aに検出電極5bを取付け、芯線61に検出電極5a
を取り付ける。
【0027】図6は、同軸密封端子6と同軸ケーブルを
接続する同軸コネクタ端子20aの詳細を示す図であ
る。図に示すように同軸ケーブルに接続した同軸コネク
タの端子20aを同軸密封端子6に形成した差込アダプ
タ63に挿入して接続する。このようにして、接地容器
3内の検出電極5から高周波信号の信号減衰を極力抑制
しながら接地容器3の外部に引出すことができる。
【0028】図7ないし図8は、部分放電検出電極とし
てファンアンテナ型の検出電極を用いた例を示す図であ
る。これらの図において、5Cおよび5dは検出電極、
51および52は検出電極5Cおよび5dと接地間に挿
入したインピーダンス整合用の抵抗である。ファンアン
テナは特性インピーダンスが180Ω以上と大きいため
簡単には整合が取れない場合がある。そのようなアンテ
ナを整合させるためには図に示すようにアンテナの端部
にそれぞれ抵抗51、52を接続して整合したり、ある
いは接地容器3内に整合回路を配備することにより感度
のよい検出が可能となる。
【0029】以上説明したように、本実施形態によれば
接地容器の外部に信号を導出する同軸線路の芯線と外皮
線間を短絡キャップ等を用いて短絡するので、商用周波
電圧や雷インパルス電圧が内部導体に印加されたとき、
検出電極に高電圧が誘起されることはなくなる。このた
め、測定中における感電あるいは高電圧による測定装置
の破壊を防止して安全に部分放電を測定することができ
る。また、短絡キャップを取り外すことにより、部分放
電検出電極を内部導体の電圧を測定するための分圧電極
して利用することができる。また、検出電極と外部に導
出する同軸ケーブル等の伝送線路とのインピーダンス整
合を図るので、部分放電信号を減衰させることなく高感
度化に検出することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ガ
ス絶縁機器の内部に発生する部分放電を高感度に検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるガス絶縁機器の部分
放電検出装置を示す図である。
【図2】同軸ケーブルの中心導体と外側導体とを短絡接
続する他の方法を示す図である。
【図3】同軸ケーブルの中心導体と外側導体とを短絡接
続するさらに他の方法を示す図である。
【図4】部分放電検出電極の構成例を示す図である。
【図5】同軸密封端子と検出電極との接続部を示す図で
ある。
【図6】同軸密封端子と同軸コネクタ端子の詳細を示す
図である。
【図7】部分放電検出電極の他の構成例を示す図であ
る。
【図8】部分放電検出電極のさらに他の構成例を示す図
である。
【図9】従来のガス絶縁機器の部分放電検出装置を示す
図である。。
【図10】部分放電検出器の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 絶縁スペーサ 2 内部導体 3 接地容器 4 突出部 5,5a〜5d 部分放電検出電極 6 密封端子 7 フランジ 8 閉鎖板 9 同軸コネクタ 10 整合回路 11 増幅器 12 部分放電信号測定器 14 突起 15 電磁波 16 部分放電検出器 20 同軸T分岐コネクタ 20a,20b 同軸T分岐コネクタの端子 21 同軸ケーブル 22 短絡キャップ 23 絶縁材 24 接地電極 32,33 短絡線 61 芯線 62 外皮線 51,52 抵抗 63 差込アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 亮一 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分事業所内 Fターム(参考) 2G015 AA10 BA02 CA01 DA04 5G017 EE02 5G028 GG21 5G365 DN04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスを封入し、内部に高圧導体を
    備えた接地容器と、 該接地容器の側壁部に形成した突出部および該突出部を
    外気から密閉する閉鎖板からなる格納容器と、 前記格納容器内に配置した部分放電検出電極からなり、 該部分放電検出電極を外部に導出して、接地容器内に発
    生する部分放電を検出するガス絶縁機器の部分放電検出
    装置において、 前記部分放電検出電極を外部に導出する導体を短絡した
    ことを特徴するガス絶縁機器の部分放電検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記部分放電
    検出電極を外部に導出する導体は格納容器の外部で短絡
    したことを特徴するガス絶縁機器の部分放電検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2の何れか1の記
    載において、前記部分放電検出電極はダイポールアンテ
    ナ型であることを特徴とするガス絶縁機器の部分放電検
    出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、前記部分放電
    検出電極は非対称な電極を備えたダイポールアンテナ型
    であることを特徴とするガス絶縁機器の部分放電検出装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか1の記
    載において、部分放電検出電極を外部に導出する導体は
    同軸導体であることを特徴とするガス絶縁機器の部分放
    電検出装置。
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