JP2001241980A - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP2001241980A
JP2001241980A JP2000056589A JP2000056589A JP2001241980A JP 2001241980 A JP2001241980 A JP 2001241980A JP 2000056589 A JP2000056589 A JP 2000056589A JP 2000056589 A JP2000056589 A JP 2000056589A JP 2001241980 A JP2001241980 A JP 2001241980A
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浩史 中江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆流が発生するような配管中においても、正
確に流量が測定できる流量計を提供する。 【解決手段】 順方向動圧測定管2、逆方向動圧測定管
3、静圧測定管4に発生する圧力は、それぞれ圧力変換
器5により電流に変換され、順方向動圧測定管2と静圧
測定管4の圧力に対応する電流が流量演算器6に入力さ
れて順方向流量が算出される。一方、逆方向動圧測定管
3と静圧測定管4の圧力に対応する電流が流量演算器
6’に入力されて逆方向流量が算出される。流量演算器
6と6’の出力はそれぞれ積分器7、7’に入力されて
積分され、それぞれの積分器の出力は差分演算器8に入
力されてその差が出力される。図示しない制御装置によ
り、差分演算器8の出力は所定時間間隔で読み取られ
る。そして、この制御装置は読み取りが終わった後で積
分器7、7’をリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ガス等の流体
の瞬間流量を所定間隔で測定するのに好適な流量計に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス配管網においては、ロードサーベイ
等のために、所定箇所に流量計を設け、その流量の分布
を測定することにより配管網の負荷解析を行なってい
る。一般にガスメーターとしては膜式流量計やルーツメ
ーター等の容積式流量計が用いられていることが多い
が、これらの流量計はその原理が積算型であるため、瞬
間流量を測定するのには不向きである。これらの流量計
を用いて瞬間流量を測定する方法としては、たとえばル
ーツメーターに発電機を取り付け、発電機から発生する
電圧を測定するような方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガス消
費設備がガスエンジン式ヒートポンプであったり、パル
ス燃焼型の燃焼装置であるような場合には、ガスの流れ
に脈動が発生する。この脈動は、はなはだしい場合に
は、瞬間的なガスの逆流を引き起こす。膜式流量計やル
ーツメーター等は、その慣性力のためにこの脈動に応答
できず、瞬間流量の測定には不向きである。また、通常
のオリフィスを使用したような瞬間流量計でも、逆流が
起こる場合には差圧の向きが逆になるので、正確な流量
を測定することができない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、脈動を含む配管中の流れに対しても、正確に流
量が測定できる流量計を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、動圧測定管が、それぞれ鄭上流の上流
側と下流側を向くように設けられた1対のピトー管と、
各ピトー管の出力から流量を演算する流量演算器と、各
演算器の出力を積分する積分器と、両積分器の差を計算
する差分演算器とを有してなることを特徴とする流量計
(請求項1)である。
【0006】本手段においては、1対のピトー管によ
り、配管の順方向の流れと逆方向の流れを別々に測定し
ている。すなわち、ピトー管の場合は、オリフィス等の
絞り機構を伴った流量計と異なり、通常の流れの方向と
逆方向の流れが発生した場合、動圧測定管と静圧測定管
の圧力の大小が逆転することが無く、両者の差がなくな
るだけである。よって、順方向の流れを測定するピトー
管は順方向の流れのみに応答し、逆方向の流れを測定す
るピトー管は逆方向の流れのみに応答する。
【0007】よって、両者の出力から流量を求め、各々
を積分することによって、各方向への流量の積分値が計
算できる。よって、この積分器の出力の差分をとること
により、流量の積分値が算出できる。この積分値を所定
時間ごとに読み取り、その時間間隔で割れば、所定時間
間隔ごとの瞬間流量の平均値が算出できる。積分器の出
力は、読み取り完了後リセットしておくことはいうまで
もない。本手段によれば、所定サンプリング間隔で測定
を行なう場合でも、正確な瞬間流量の平均値を測定する
ことができる。
【0008】前記課題を解決するための第2の手段は、
動圧測定管が、それぞれ定常流の上流側と下流側を向く
ように設けられた1対のピトー管と、各ピトー管の出力
から流量を演算する流量演算器と、各演算器の出力の差
を計算する差分演算器と、差分演算器の出力を積分する
積分器を有してなることを特徴とする流量計(請求項
2)である。
【0009】前記第1の手段においては、各々の流量演
算器の出力を積分し、その積分値の差分を求めていた
が、本手段においては、先に各々の流量演算器の出力の
差分を求め、その差分演算器の出力を積分器で積分する
ようにしている。よって、前記第1の手段と同様の作用
効果を生じ、正確な瞬間流量の平均値を測定することが
できる。
【0010】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1の手段又は第2の手段であって、静圧測定管が
2つのピトー管に共用されていることを特徴とするもの
(請求項3)である。
【0011】本手段においては、動圧測定管が2つのピ
トー管に共用されているので、ピトー管の構造を簡単に
することができ、2本の動圧測定管と1本の静圧測定管
を1つのユニットとすることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の1例
である流量計の概要を示す図である。図1において、1
は配管、2は順方向動圧測定管、3は逆方向動圧測定
管、4は静圧測定管、5は圧力変換器、6,6’は流量
演算器、7,7’は積分器、8は差分演算器である。
【0013】順方向動圧測定管2は、その先端部がガス
流の上流側に向けられており、順方向動圧測定管2と静
圧測定管4は、順方向の流れを測定するピトー管を構成
している。逆方向動圧測定管2は、その先端部がガス流
の下流側に向けられており、逆方向動圧測定管2と静圧
測定管4は、逆方向の流れを測定するピトー管を構成し
ている。
【0014】順方向動圧測定管2、逆方向動圧測定管
3、静圧測定管4に発生する圧力は、それぞれ圧力変換
器5により電流に変換され、順方向動圧測定管2と静圧
測定管4の圧力に対応する電流が流量演算器6に入力さ
れて順方向流量が算出される。一方、逆方向動圧測定管
3と静圧測定管4の圧力に対応する電流が流量演算器
6’に入力されて逆方向流量が算出される。
【0015】流量演算器6と6’の出力はそれぞれ積分
器7、7’に入力されて積分され、それぞれの積分器の
出力は差分演算器8に入力されてその差が出力される。
図示しない制御装置により、差分演算器8の出力は所定
時間間隔で読み取られる。そして、この制御装置は読み
取りが終わった後で積分器7、7’をリセットする。制
御装置は、差分演算器から出力される値を流量の積分値
に換算し、前記所定時間間隔で割り算することにより、
当該所定時間間隔ごとの瞬間流量の平均値を求める。こ
れにより、所定時間間隔ごとのサンプリングで、その間
の瞬間流量の平均値を正確に求めることができる。
【0016】図2は、本発明の実施の形態の他の例であ
る流量計の概要を示す図である。図2において、図1に
示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付して
その説明を省略する。この実施の形態においては、ピト
ー管から流量演算器までの構成は第1の実施の形態と同
じである。本実施の形態においては、流量演算器6、
6’の出力を、差分演算器8に入力し、その出力を積分
器7で積分して出力する。この実施の形態が、前記第1
の実施の形態と実質的に同一の作用を行なうことは当業
者には明らかであると思われるので、これ以上の説明を
省略する。
【0017】なお、以上の実施の形態においては、静圧
測定管4は、2つのピトー管に共通に用いていたが、各
ピトー管ごとに別々の静圧測定管を使用してもよいこと
は言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1及び請求項2に係る発明においては、所定のサンプ
リング間隔で測定する場合においても、正確な瞬間流量
の平均値を測定することができる。
【0019】請求項3に係る発明においては、これに加
え、ピトー管の構造を簡単にすることができ、2本の動
圧測定管と1本の静圧測定管を1つのユニットとするこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例である流量計の概要
を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の他の例である流量計の概
要を示す図である。
【符号の説明】
1…配管 2…順方向動圧測定管 3…逆方向動圧測定管 4…静圧測定管 5…圧力変換器 6,6’…流量演算器 7,7’…積分器 8…差分演算器
フロントページの続き (72)発明者 瀬戸 実 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CA04 CB07 CB09 CC13 CE02 CE04 2F035 GA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動圧測定管が、それぞれ定常流の上流側
    と下流側を向くように設けられた1対のピトー管と、各
    ピトー管の出力から流量を演算する流量演算器と、各演
    算器の出力を積分する積分器と、両積分器の差を計算す
    る差分演算器とを有してなることを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 動圧測定管が、それぞれ定常流の上流側
    と下流側を向くように設けられた1対のピトー管と、各
    ピトー管の出力から流量を演算する流量演算器と、各演
    算器の出力の差を計算する差分演算器と、差分演算器の
    出力を積分する積分器を有してなることを特徴とする流
    量計。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の流量計で
    あって、静圧測定管が2つのピトー管に共用されている
    ことを特徴とする流量計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013001657A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 パイオニア株式会社 風検出装置
JP2014020808A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Isuzu Motors Ltd ピトー管式流量計及びそれを用いた流量測定方法
JP2015078893A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 排気ガス再循環装置用ピトー管式エアフローメータ

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WO2013001657A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 パイオニア株式会社 風検出装置
JP2014020808A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Isuzu Motors Ltd ピトー管式流量計及びそれを用いた流量測定方法
JP2015078893A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 排気ガス再循環装置用ピトー管式エアフローメータ

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