JPS6033372Y2 - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPS6033372Y2
JPS6033372Y2 JP17873980U JP17873980U JPS6033372Y2 JP S6033372 Y2 JPS6033372 Y2 JP S6033372Y2 JP 17873980 U JP17873980 U JP 17873980U JP 17873980 U JP17873980 U JP 17873980U JP S6033372 Y2 JPS6033372 Y2 JP S6033372Y2
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JP
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differential pressure
vortex
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flow velocity
mass flow
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JP17873980U
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JPS57101919U (ja
Inventor
正一 半沢
Original Assignee
オ−バル機器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は新規な質量流量計に関する。
一般に流体の密度はその温度・圧力の変動に伴って変化
する。
特に流体が気体の場合はそめ変動が大きいので天然ガス
等の高価な気体計量を行なう場合は温度、圧力の補正を
行って基準状態に於ける流量又は質量流量を求めること
が一般的である。
従来より知られている質量流量計は、これを大別すると
直接型と間接型がある。
前者は質量流量を物玲量として変換するために質量流量
を単一量として測定できる簡便さはあるが質量流量を検
定するための装置が大型高価となるため、取付後の検定
を行うとき、装置を持っているメーカとか検定機関に持
込む必要があるため、実用上不便な点がある。
後者は体積流量、温度、圧力等を検出して演算するため
、検出要素が多くなる欠点はあるが要素ごとの検定が比
較的簡便に行える利点があるため、一般的にはこの方法
によって質量流量を求めている。
ところで、この考案は、渦流量計と差圧発振器を用いた
簡便な間接型質量流量計を提供することにある。
一方、渦流量計を用いた質量流量計として例えば実開昭
53−166467等が知られるが、これらは渦発生体
に作用する全圧と静圧との差から動圧を求めているので
渦発生体からの圧力検出の位置とかレイノルズ数により
誤差が生じやすく、且つ加工が難かしいという欠点があ
る。
この考案は、成上の点に着目して威されたもので簡単に
しかも精度よく流体の流量を計測できるようにした渦流
量計測機構を備えた新規な質量流量計を提供することに
あり、基本的には、渦流量計測機構の圧力損失ΔPが流
体の密度γとその流速υの2乗に比例するという実験か
ら得た相関関係を利用したものである。
以下にこの考案の一実施例を図面と共に説明する。
まづ、第1図は、第2図に示す渦発生体1の前後の流体
の圧力損失ΔPと、その流体の密度γとの比ΔP/γが
流量Qに比例するという関係、換言すれば圧力損失ΔP
が流体の密度γとその流速υの二乗に比例するという実
験データに基いたグラフである。
そしてこの渦発生体1は好みの形状を備え、たとえば、
三角柱の形状をなし、その一端もしくは両端が管路2に
支持され、流体の流れに応じて、後流側に二列のカルマ
ン渦が発生できるようになっている。
3は前記カルマン渦を検知計数できる好みの渦検出機構
であって図示のように渦発生体1内に内蔵されて、カル
マン渦の発生で可撓変形する渦発生体1の変位を検出で
きる。
たとえばストレインゲージ等で構成するとか、渦発生体
1に穿孔して隔膜を介してセンサーを働かせるようにす
るとか、また渦発生体1の後方に設けた超音波送受信機
によりカルマン渦を検出するとか、すべての好みの構成
をとることができる。
そしてこの渦検出機構3によってその流体の周波数fの
流速信号i□を配線4によって出力できるようになって
いる。
5は渦発生体1の上流側と下流側の差圧ΔPを検知する
ための差圧検出機構であって、導管6を介して差圧変換
器等が接続され差圧ΔPに比例する差圧信号12が配線
7を通して出力できるようになっている。
8は演算機構であって、前記流速信号i□と差圧信号1
2とが入力され、これらを演算して質量流量Mを出力で
きるようになっている。
上記の構成に基づきこの考案の作用を説明する。
流体を矢符の方向に向かって流す場合、渦発生体1の側
面付近には左右交互にカルマン渦が発生し左右の圧力を
変化させるため渦発生体1は可撓変形してカルマン渦の
発生数に相当する周波数fで振動することになる。
ここで周波数fは流量Qに比例し定数をに□とすれば次
式が成立する。
f=KtQ ・・・・・・
(i)この渦発生体1の振動は、流速検出機構3によっ
てたとえば電気量に変換され流速信号i□として配線4
を経て演算機構8に入力される。
一方、渦発生体1の後方の圧力は、その前方の圧力より
も小さく両者の間には次式で示される差圧ΔPが発生し
ている。
AP = K2 y Q2
・・・・・・(ii)但し、K2:定数 γ :流体の密度 この差圧ΔPは導管6を介して差圧検出機構5によって
たとえば電気量に変換され、差圧信号12となって配線
7を経て演算機構8に入力される。
演算機構8はAPの演算を行ない次式で示される質量流
量Mを出力する。
AP M” t ”K3γQ ・・・・・・(i
ii)2 但し、K3=( なお、渦発生体1の構成は前述のように何等、その形状
、構造を特定するものでなく、渦検出手段も前述のよう
に光学式或いは超音波式等の無接触方式などあらゆる場
合を包含することは勿論である。
この考案によれば同一位置について体積流量と差圧とを
測定し、これらを演算して質量流量を求めるようにした
ため測定精度が極めて高く、温度および圧力の変動が激
しい用途に用いても正確に質量流量の測定ができると共
に、またこの考案にかかる質量流量計によれば渦発生体
が差圧発生体を兼ねるようになっているため、コンパク
トにできる利点を有する。
さらに、この考案によれば構造が簡単であるから、特別
な加工を必要としないなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る理論的背景を示す圧力損失と流
体の密度との比に対する流量の関係を示すグラフ、第2
図はこの考案にかかる質量流量計の一実施例を示す説明
図である。 1・・・・・・渦発生体、2・・・・・・流速検出機構
、4・・・・・・流速信号i1を流す配線、5・・・・
・・差圧検出機構、7・・・・・・差圧信号12を流す
配線、8・・・・・・演算機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流路中に配設されてカルマン渦を発生させる渦発生体と
    、カルマン渦の発生に基づき流体の流速に比例する流速
    信号を出力する流速検出機構と、前記渦発生体の前後の
    差圧を検知して差圧信号を出力する差圧検出機構と、流
    速信号と差圧信号とを演算して質量流量を出力できる演
    算機構とを備えた質量流量計。
JP17873980U 1980-12-15 1980-12-15 質量流量計 Expired JPS6033372Y2 (ja)

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JP17873980U JPS6033372Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15 質量流量計

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JPS57101919U JPS57101919U (ja) 1982-06-23
JPS6033372Y2 true JPS6033372Y2 (ja) 1985-10-04

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ID=29973807

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JPS57101919U (ja) 1982-06-23

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