JP2001241722A - 恒温空調システム - Google Patents

恒温空調システム

Info

Publication number
JP2001241722A
JP2001241722A JP2000050630A JP2000050630A JP2001241722A JP 2001241722 A JP2001241722 A JP 2001241722A JP 2000050630 A JP2000050630 A JP 2000050630A JP 2000050630 A JP2000050630 A JP 2000050630A JP 2001241722 A JP2001241722 A JP 2001241722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
air
humidity
unit
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000050630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3415547B2 (ja
Inventor
Kuniaki Yamada
邦昭 山田
Satoshi Yamashita
敏 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd filed Critical Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000050630A priority Critical patent/JP3415547B2/ja
Publication of JP2001241722A publication Critical patent/JP2001241722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3415547B2 publication Critical patent/JP3415547B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パッケージユニットに搭載された冷却ユニット
を冷房負荷変動に応じて発停させた場合でも空調室を恒
温に保つことができる恒温空調システムを提供する。 【解決手段】冷却ユニット11及び加熱ユニット12が
組み込まれたパッケージユニット10、送風温度検出器
23、室温検出器21、これらの検出器23、21から
出力される温度検出信号に基づいて加熱ユニット12を
比例制御する送風温度調節器26及び室温調節器24を
備え、通常の運転状態では送風温度調節器26の比例帯
が最大幅に設定されていると共に室温検出器21からの
温度検出信号に基づいて室温調節器24が冷却ユニット
11の発停制御を行いながら加熱ユニット12の出力を
比例制御し、冷却ユニット11が発停を行った時点で送
風温度調節器26の設定温度をその時の送風温度に変更
すると共に比例帯を最小幅に変更した後、比例帯の幅を
徐々に大きくしながら初期設定値に戻すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調室内をある
程度のレベルの恒温に保持する恒温空調システム、特
に、冷却ユニットと加熱ユニットとが組み込まれたパッ
ケージユニットを用いた恒温空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、±1℃、±10%程度の恒温恒
湿の空調室を低コストで実現するための恒温空調システ
ムとしては、図4に示すように、圧縮機51a、冷媒コ
イル(蒸発器)51b等の冷凍サイクル機器からなる冷
却ユニット51、電気ヒータからなる加熱ユニット5
2、加熱蒸気等を噴射する加湿ユニット53及び送風機
54等が全てケーシング内に組み込まれたパッケージユ
ニット50を用いたものがあり、こういった恒温空調シ
ステムは、通常、空調室R内の温湿度を検出するために
空調室R内に設置される温度検出器61及び湿度検出器
62と、温度検出器61から出力される温度検出信号に
基づいて、加熱ユニット52である電気ヒータの出力を
比例制御する温度調節器63と、湿度検出器62から出
力される湿度検出信号に基づいて蒸気制御弁53aを比
例制御することにより、加湿ユニット53の蒸気噴射量
を制御する湿度調節器64とを備えている。
【0003】ところで、こういったパッケージユニット
50を用いた恒温恒湿の恒温空調システムでは、冷房負
荷変動に応じて冷却ユニット51を発停させると、冷却
ユニット51の発停自体が外乱となって恒温恒湿を保持
することができなくなるので、冷房負荷の変動に拘わら
ず、冷却ユニット51を常時最大能力で運転することに
よって、還気ダクトRD及び外気ダクトODを介してパ
ッケージユニット50に導入される空気(還気及び外
気)を一旦過冷却、過除湿した後、温度調節器63及び
湿度調節器64からそれぞれ出力される制御信号に基づ
いて、加熱ユニット52及び加湿ユニット53によって
加熱及び加湿を行うことで、負荷変動に対応するように
なっている。
【0004】また、こういった恒温恒湿の恒温空調シス
テムでは、上述したように、冷却ユニット51を常時最
大能力で運転させなければならないので、パッケージユ
ニット50によって処理しなければならない変動負荷を
できるだけ小さくするため、外調機OACを別途設け、
変動する外気負荷を外調機OACによって予め処理した
状態で外気をパッケージユニット50に導入することが
行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、パッケージユニット50に供給される空気を
冷却ユニット51によって一旦過冷却、過除湿した後
に、加熱ユニット52及び加湿ユニット53によって加
熱、加湿する構成を採用すると、空調室Rをある程度の
レベルで恒温恒湿に保つことができるが、冷房負荷が小
さい場合でも冷却ユニット51を常に最大能力で強制運
転させなければならないので、エネルギの無駄が多く、
効率よく恒温空調システムを運転することができないと
いった問題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、パッケージユ
ニットに組み込まれた冷却ユニットを冷房負荷変動に応
じて発停させた場合でも、空調室をある程度のレベルの
恒温に保つことができる恒温空調システムを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、この発明は、冷却ユニットと加熱ユニ
ットとが組み込まれたパッケージユニットを用いて空調
室内を設定温度に保持する恒温空調システムであって、
前記パッケージユニットの送風温度を検出する送風温度
検出器と、前記空調室内の温度を検出する室内温度検出
器と、前記送風温度検出器及び前記室内温度検出器から
それぞれ出力される温度検出信号に基づいて、前記加熱
ユニットの出力を比例制御するための制御信号をそれぞ
れ出力する送風温度調節器及び室内温度調節器とを備
え、通常の運転状態では、前記空調室内が所定温度に保
持されるように、前記室内温度検出器から出力される温
度検出信号に基づいて、前記室内温度調節器が前記冷却
ユニットの発停制御を行いながら前記加熱ユニットの出
力を比例制御する室内温度一定制御を行っており、前記
冷却ユニットが発停を行った時点では、そのときの送風
温度が維持されるように、前記送風温度検出器から出力
される温度検出信号に基づいて、前記送風温度調節器が
前記加熱ユニットの出力を比例制御する送風温度一定制
御に一時的に切り替えた後、前記室内温度一定制御に戻
すようにしたことを特徴とする恒温空調システムを提供
するものである。
【0008】以上のように構成された恒温空調システム
は、冷房負荷変動に応じて冷却ユニットが発停を行った
時点で、それまで行っていた室内温度一定制御を一時的
に中断して、冷却ユニットの発停時における送風温度を
維持する送風温度一定制御に切り替えた後、システムの
運転状態が安定した時点で、再び、室内温度一定制御に
戻すようにしたため、冷却ユニットの発停に伴ってパッ
ケージユニットの冷房能力が急激に変動しても、冷却ユ
ニットの発停時の送風温度がそのまま維持され、空調室
の室温がほとんど変動することなく、通常の運転状態に
スムースに移行させることができる。従って、常に室内
温度一定制御を行っている従来の恒温空調システムでは
不可能であった、冷房負荷変動に応じた冷却ユニットの
発停が可能となり、エネルギの無駄を抑えた高効率運転
が可能な恒温空調システムを実現することができる。
【0009】より具体的には、請求項2に記載の恒温空
調システムのように、通常状態では、前記送風温度調節
器の比例帯の幅を極端に大きく設定しておくと共に、前
記空調室内が設定温度に保持されるように、前記室内温
度検出器から出力される温度検出信号に基づいて、前記
室内温度調節器が前記冷却ユニットの発停制御を行いな
がら前記加熱ユニットの出力を比例制御し、前記冷却ユ
ニットが発停を行った時点で、そのときの送風温度を前
記送風温度調節器の設定温度として新たに設定すると共
に前記送風温度調節器における比例帯の幅を極端に小さ
く設定した後、前記送風温度調節器における比例帯の幅
を徐々に大きくしながら初期設定値に戻すようにすれば
よい。
【0010】この恒温空調システムによれば、通常の運
転状態では、送風温度調節器の比例帯の幅が極端に大き
く設定されているので、送風温度が少々変動しても設定
送風温度に対して大きな偏差が発生することがなく、常
に、室内温度検出器から出力される温度検出信号に基づ
いて、加熱ユニットの出力が比例制御されることにな
る。
【0011】これに対して、冷却ユニットが発停を行っ
た時点では、そのときの送風温度が送風温度調節器の設
定温度として新たに設定され、しかも、比例帯の幅が極
端に小さく設定されるので、送風温度の変動に伴う偏差
信号が室温変動に伴う偏差信号より大きく現れることに
なる。このため、冷却ユニットの発停直後は、室内温度
検出器から出力される温度検出信号に基づいて加熱ユニ
ットが比例制御されることはなく、冷却ユニットが発停
を行った時点の送風温度を維持するように、送風温度検
出器から出力される温度検出信号に基づいて、加熱ユニ
ットが比例制御されることになる。これによって、冷却
ユニットの発停に伴う送風温度の変動が即座に修正さ
れ、冷却ユニットの発停時点における送風温度が確実に
維持されるので、冷却ユニットの発停時点でパッケージ
ユニットの冷房能力が急激に変動しても、空調室の室温
がほとんど変動することがなく、空調室が恒温に保持さ
れる。
【0012】その後、送風温度調節器の比例帯の幅を徐
々に大きくしながら初期設定値に戻すことによって、室
温変動に伴う偏差信号が送風温度の変動に伴う偏差信号
より大きく現れることになり、送風温度一定制御が室内
温度一定制御に徐々に切り替わって、通常の運転状態に
戻る。このように、送風温度調節器の比例帯の幅を徐々
に大きくしながら初期設定値に戻すことによって、送風
温度一定制御から室内温度一定制御に徐々に切り替わる
ようにしたので、制御の切り替え途中で空調室内におけ
る空調負荷が変動した場合でも、その空調負荷変動を加
味して加熱ユニットを制御することができ、制御の切り
替え途中に発生した空調負荷変動の影響を最小限に抑え
ることができる。
【0013】また、請求項3に記載の恒温空調システム
のように、冷却ユニット、加熱ユニット及び加湿ユニッ
トが組み込まれたパッケージユニットを用いて空調室内
を設定温度及び設定湿度に保持する恒温空調システムで
あって、前記パッケージユニットの送風温度を検出する
送風温度検出器と、前記パッケージユニットの送風湿度
を検出する送風湿度検出器と、前記空調室内の温度を検
出する室内温度検出器と、前記空調室内の湿度を検出す
る室内湿度検出器と、前記送風温度検出器及び前記室内
温度検出器からそれぞれ出力される温度検出信号に基づ
いて、前記加熱ユニットの出力を比例制御するための制
御信号を出力する送風温度調節器及び室内温度調節器
と、前記送風湿度検出器及び前記室内湿度検出器からそ
れぞれ出力される湿度検出信号に基づいて、前記加湿ユ
ニットの出力を比例制御するための制御信号を出力する
送風湿度調節器及び室内湿度調節器とを備え、通常の運
転状態では、前記送風温度調節器及び前記送風湿度調節
器の比例帯の幅が極端に大きく設定されていると共に、
前記空調室内が設定温度及び設定湿度に保持されるよう
に、前記室内温度検出器及び前記室内湿度検出器からそ
れぞれ出力される温度検出信号及び湿度検出信号に基づ
いて、前記室内温度調節器及び前記室内湿度調節器が前
記冷却ユニットの発停制御を行いながら前記加熱ユニッ
ト及び前記加湿ユニットの出力を比例制御する室内温湿
度一定制御を行っており、前記冷却ユニットが発停を行
った時点で、そのときの送風温度及び送風湿度を前記送
風温度調節器及び前記送風湿度調節器の設定温度及び設
定湿度として新たに設定すると共に前記送風温度調節器
及び前記送風湿度調節器における比例帯の幅を極端に小
さく設定した後、前記送風温調節器及び前記送風湿度調
節器における比例帯の幅を徐々に大きくしながら初期設
定値に戻すようにしたものにあっては、冷却ユニットの
発停に伴ってパッケージユニットの冷房能力が急激に変
動しても、冷却ユニットの発停時の送風温度及び送風湿
度がそのまま維持され、空調室の室温及び室湿がほとん
ど変動することなく、通常の運転状態にスムースに移行
させることができる。これによって、冷房負荷変動及び
除湿負荷変動に応じた冷却ユニットの発停が可能とな
り、エネルギの無駄を抑えた高効率運転が可能な恒温恒
湿の空調システムを実現することができる。
【0014】特に、請求項4に記載の恒温空調システム
のように、前記冷却ユニットが発停を行った時点で、前
記冷却ユニットの発停に伴う冷房能力の増減分を相殺す
る方向に、前記加熱ユニットの出力を強制的に増減する
ようにしておくと、冷却ユニットの発停に伴う冷房能力
の変動に対する加熱ユニットの追従性が向上するので、
冷却ユニットの発停時における空調室の室温をさらに安
定させることができるという効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は、パッケージユニット10を
用いて、±1℃程度の恒温の空調室を低コストで実現す
るための恒温空調システムの概略構成を示している。同
図に示すように、この恒温空調システム1では、圧縮機
11a、冷媒コイル(蒸発器)11b等の冷凍サイクル
機器からなる2組の冷却ユニット11、電気ヒータから
なる加熱ユニット12、加熱蒸気等を噴射する加湿ユニ
ット13及び送風機14等がケーシング内に組み込まれ
たパッケージユニット10によって処理された処理空気
が給気ダクトSDを通って空調室Rに供給されると共
に、空調室R内の空気が還気ダクトRDを通ってパッケ
ージユニット10に戻されるようになっており、パッケ
ージユニット10には、外調機OACによって予め外気
負荷が処理された外気が外気ダクトODを通って導入さ
れるようになっている。
【0016】空調室Rには、室内温度を検出する室温検
出器21と室内湿度(相対湿度)を検出する室湿検出器
22とがそれぞれ設置されており、給気ダクトSDに
は、パッケージユニット10の付近における送風温度を
検出する送風温度検出器23が設置されている。
【0017】前記室温検出器21から出力される温度検
出信号は、室温調節器24に入力されるようになってお
り、室温調節器24は、入力された温度検出信号に基づ
いて、空調室R内の温度が設定温度になるように、加熱
ユニット12である電気ヒータの出力を比例制御する制
御信号をハイセレクタ27に出力すると共に、加熱ユニ
ット12の出力値及び温度検出信号に基づいて、2組の
冷却ユニット11の発停制御を行うようになっている。
【0018】前記室湿検出器22から出力される湿度検
出信号は、室湿調節器25に入力されるようになってお
り、室湿調節器25は、入力された湿度検出信号に基づ
いて、空調室R内の湿度(相対湿度)が設定湿度になる
ように、蒸気制御弁13aを比例制御することで、加湿
ユニット13の蒸気噴射量を調整するようになってい
る。
【0019】前記送風温度検出器23から出力される温
度検出信号は、送風温度調節器26に入力されるように
なっており、送風温度調節器26は、入力された温度検
出信号に基づいて、送風温度が所定温度になるように、
加熱ユニット12である電気ヒータの出力を比例制御す
るための制御信号をハイセレクタ27に出力するように
なっている。
【0020】前記ハイセレクタ27は、室温調節器24
及び送風温度調節器26からそれぞれ出力された制御信
号のうち、信号値が大きいいずれか一方の制御信号を選
択して、その制御信号を加熱ユニット12に出力するよ
うになっており、ハイセレクタ27によって選択された
制御信号に従って、加熱ユニット12の出力が比例制御
されるようになっている。
【0021】前記送風温度調節器26は、予めセットさ
れた固定の設定温度及び比例帯の幅に従って制御信号を
出力するだけの機能を有しているのではなく、設定温度
及び比例帯の幅を随時変更しながら、変更後の設定温度
及び比例帯の幅に従って制御信号を出力する機能を備え
ており、この送風温度調節器26では、比例帯の最大幅
が初期設定値として設定されている。
【0022】また、この送風温度調節器26には、室温
調節器24から出力される冷却ユニット11の発停制御
信号が入力されるようになっており、冷却ユニット11
が発停を行った時点で、設定温度をそのときの送風温度
に変更すると共に、比例帯を最大幅である初期設定値か
ら最小幅に変更し、その後、徐々に比例帯の幅を広げて
いくことにより、再び初期設定値に戻すようになってい
る。
【0023】このように、この恒温空調システム1の通
常の運転時では、送風温度調節器26の比例帯が最大幅
に設定されていることから、室温調節器24から出力さ
れる制御信号の信号値が送風温度調節器26から出力さ
れる制御信号の信号値より大きくなり、ハイセレクタ2
7によって、室温調節器24から出力される制御信号が
加熱ユニット12に出力されるので、空調室Rの室温に
基づいて加熱ユニット12の出力が比例制御されること
になる。
【0024】これに対して、冷却ユニット11の発停直
後は、送風温度調節器26の比例帯が最小幅に変更され
ていることから、送風温度調節器26から出力される制
御信号の信号値が室温調節器24から出力される制御信
号の信号値より大きくなり、ハイセレクタ27によっ
て、送風温度調節器26から出力される制御信号が加熱
ユニット12に出力されるので、送風温度に基づいて加
熱ユニット12の出力が比例制御されることになる。
【0025】また、冷却ユニット11の発停時点では、
送風温度調節器26が冷却ユニットの発停に伴う冷房能
力の増減分を相殺する方向に、加熱ユニット12の出力
を強制的に増減するようになっている。
【0026】以上のように構成された恒温空調システム
1の運転状態について以下に説明する。まず、2組の冷
却ユニット11のうち一方の冷却ユニット11のみが作
動している状態で冷房負荷が徐々に大きくなると、図2
(a)に示すように、空調室Rの室温に基づいて制御さ
れている加熱ユニット12の出力値が徐々に小さくなっ
ていき、加熱ユニット12の出力値が0になっても、即
ち、加熱ユニット12が全く加熱を行わない状態になっ
ても、空調室Rの設定温度を保持することができなくな
ると、同図(b)に示すように、室温調節器24が停止
状態にある他方の冷却ユニット11を作動させる。
【0027】このとき、室温調節器24から出力された
発停制御信号が送風温度調節器26にも入力されている
ので、同図(c)、(d)に示すように、他方の冷却ユ
ニット11が作動した時点で、送風温度調節器26は、
その設定温度をそのときの送風温度に変更すると共に比
例帯を初期設定値である最大幅から最小幅に変更し、作
動した他方の冷却ユニット11の冷房能力を相殺するよ
うに、加熱ユニット12の出力値を強制的に大きくする
(同図(a)参照)。この時点から、加熱ユニット12
の出力は、変更された設定温度を維持するように、送風
温度に基づいて比例制御されるようになる。
【0028】これによって、冷却ユニット11の発停に
伴う送風温度の変動が即座に修正され、冷却ユニット1
1の発停時点における送風温度が確実に維持されるの
で、冷却ユニット11の発停時点でパッケージユニット
10の冷房能力が急激に変動しても、空調室Rの室温が
ほとんど変動することがなく、空調室Rが恒温に保持さ
れる。
【0029】その後、送風温度調節器26は、比例帯を
初期設定値である最大幅まで徐々に大きくしていくの
で、送風温度に基づいて比例制御されている加熱ユニッ
ト12は、再び、空調室Rの室温に基づいて比例制御さ
れるようになり、通常の運転状態に戻る。
【0030】以上のように、この恒温空調システム1
は、冷房負荷変動に応じて冷却ユニット11が発停を行
った時点で、送風温度調節器26の比例帯を最小幅に変
更することで、それまで行っていた室内温度一定制御を
一時的に中断して、冷却ユニット11の発停時点におけ
る送風温度を維持する送風温度一定制御に切り替えた
後、送風温度調節器26の比例帯を初期設定値である最
大幅まで徐々に広げていくことによって、再び、室内温
度一定制御に戻すようにしたため、冷却ユニット11の
発停に伴ってパッケージユニット10の冷房能力が急激
に変動しても、冷却ユニット11の発停時点における送
風温度がそのまま維持され、空調室Rの室温がほとんど
変動することなく、通常の運転状態にスムースに移行さ
せることができる。また、送風温度調節器26の比例帯
の幅を徐々に大きくしながら初期設定値に戻すことによ
って、送風温度一定制御から室内温度一定制御に徐々に
切り替わるようにしたので、制御の切り替え途中で空調
室R内における冷房負荷が変動した場合でも、その冷房
負荷変動をある程度加味して加熱ユニット12の出力を
制御することができ、制御の切り替え途中に発生した冷
房負荷変動に伴う空調室Rの温度変動を最小限に抑える
ことができる。これによって、常に室内温度一定制御を
行っている従来の恒温空調システムでは不可能であっ
た、冷房負荷変動に応じた冷却ユニットの発停が可能と
なり、エネルギの無駄を抑えた高効率運転が可能な恒温
空調システムを実現することができる。
【0031】図3は、他の実施形態を示している。この
恒温空調システム2は、冷房負荷に応じて台数制御され
る複数組の冷却ユニットが組み込まれたパッケージユニ
ットを用いて±1℃、±10%程度の恒温恒湿の空調室
を低コストで実現するものであり、基本的には上述した
恒温空調システム1と同様の構成を有しているので、同
一の構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、
異なる構成要素について詳細に説明する。
【0032】上述した恒温空調システム1では、室温調
節器24が、空調室Rの検出温度と加熱ユニット12の
出力値とから冷房運転状態を検出しながら2組の冷却ユ
ニット11の発停制御を行っているが、この恒温空調シ
ステム2では、それに加えて、空調室Rの検出湿度と加
湿ユニット13の出力値(蒸気制御弁13aの開度)と
から除湿運転状態を検出し、検出された冷房運転状態と
除湿運転状態の双方を加味して2組の冷却ユニット11
の発停制御を行っている。
【0033】具体的には、図3に示すように、室温調節
器24及び室湿調節器25からそれぞれ出力される発停
制御信号が発停制御部31に一旦入力され、この発停制
御部31が双方の発停制御信号に基づいて、冷却ユニッ
ト11に発停要求を出力するようになっている。つま
り、加熱ユニット12が加熱していないにも拘わらず、
空調室Rの温度が設定温度を上回る場合や、加湿ユニッ
ト13が加湿していないにも拘わらず、空調室Rの湿度
が設定湿度を上回る場合には、発停制御部31から冷却
ユニット11に対して作動要求が出力され、逆に、加熱
ユニット12が最大能力で加熱しているにも拘わらず、
空調室Rの温度が設定温度を下回る場合や、加湿ユニッ
ト13が最大能力で加湿しているにも拘わらず、空調室
Rの湿度が設定湿度を下回る場合には、発停制御部31
から冷却ユニット11に対して停止要求が出力される。
【0034】また、上述した恒温空調システム1では、
冷却ユニット11の発停時点で、室内温度一定制御を送
風温度一定制御に切り替えるようにしているが、この恒
温空調システム2では、これに加えて、室内湿度一定制
御を送風湿度(露点温度)一定制御に切り替えるように
している。
【0035】具体的には、同図に示すように、給気ダク
トSDに設置される送風空気の露点温度を検出する露点
温度検出器32と、この露点温度検出器32から出力さ
れる露点温度検出信号に基づいて、送風空気の露点温度
を設定露点温度に保持するように、蒸気制御弁13aを
比例制御するための制御信号を出力する露点温度調節器
33と、室湿調節器25から出力される制御信号と露点
温度調節器33から出力される制御信号とを比較して信
号値が大きい制御信号を加湿ユニット13に出力するハ
イセレクタ34とが設けられており、これらの制御機器
によって、室内湿度一定制御と送風湿度一定制御との切
り換えが行われるようになっている。
【0036】露点温度調節器33は、送風温度調節器2
6と同様に、設定露点温度及び比例帯の幅を随時変更し
ながら、変更後の設定露点温度及び比例帯の幅に従って
制御信号を出力する機能を備えており、この露点温度調
節器33では、比例帯の最大幅が初期設定値として設定
されている。
【0037】また、この露点温度調節器33には、発停
制御部31から出力される冷却ユニット11の発停要求
信号が入力されるようになっており、冷却ユニット11
が発停を行った時点で、設定露点温度をそのとき検出さ
れた露点温度に変更すると共に、比例帯を最大幅である
初期設定値から最小幅に変更し、その後、徐々に比例帯
の幅を広げていくことにより、再び初期設定値に戻すよ
うになっている。
【0038】従って、この恒温空調システム2の通常の
運転時では、送風温度調節器26及び露点温度調節器3
3の比例帯が共に最大幅に設定されていることから、室
温調節器24及び室湿調節器25からそれぞれ出力され
る制御信号の信号値が、送風温度調節器26及び露点温
度調節器33からそれぞれ出力される制御信号の信号値
より大きくなり、ハイセレクタ27、34によって、室
温調節器24及び室湿調節器25から出力される制御信
号が加熱ユニット12及び加湿ユニット13にそれぞれ
出力されるので、空調室Rの室温及び室湿に基づいて加
熱ユニット12及び加湿ユニット13の出力が比例制御
(室内温湿度一定制御)されることになる。
【0039】これに対して、冷却ユニット11の発停直
後は、送風温度調節器26及び露点温度調節器33の比
例帯が共に最小幅に変更されていることから、送風温度
調節器26及び露点温度調節器33からそれぞれ出力さ
れる制御信号の信号値が、室温調節器24及び室湿調節
器25からそれぞれ出力される制御信号の信号値より大
きくなり、ハイセレクタ27、34によって、送風温度
調節器26及び露点温度調節器33から出力される制御
信号が加熱ユニット12及び加湿ユニット13にそれぞ
れ出力されるので、送風温度及び送風空気の露点温度に
基づいて加熱ユニット12及び加湿ユニット13の出力
が比例制御(送風温湿度一定制御)されることになる。
【0040】その後、送風温度調節器26及び露点温度
調節器33の比例帯の幅を徐々に広げていって初期設定
値に戻すことにより、送風温湿度一定制御から室内温湿
度一定制御に徐々に切り替わり、通常の運転状態に移行
する。
【0041】以上のように、この恒温空調システム2で
は、冷却ユニット11の発停に伴ってパッケージユニッ
ト10の冷房能力が急激に変動しても、冷却ユニット1
1の発停時点における送風温度及び送風空気の露点温度
(送風湿度)がそのまま維持され、空調室Rの室温及び
室湿がほとんど変動することなく、通常の運転状態にス
ムースに移行させることができると共に、移行途中に発
生した冷房負荷変動や除湿負荷変動の影響を最小限に抑
えることができる。これによって、常に室内温湿度一定
制御を行っている従来の恒温空調システムでは不可能で
あった、冷房負荷変動や除湿負荷変動に応じた冷却ユニ
ットの発停が可能となり、エネルギの無駄を抑えた高効
率運転が可能な恒温恒湿の空調システムを実現すること
ができる。
【0042】なお、上述した各実施形態では、2組の冷
却ユニット11を組み込んだパッケージユニット10を
用いた恒温空調システム1、2について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、冬季に冷房負荷
や除湿負荷がないような場合は、1組の冷却ユニットを
組み込んだパッケージユニットを使用し、1組の冷却ユ
ニットの発停制御を行う場合についても適用することが
できることはいうまでもない。
【0043】また、上述した各実施形態では、設定温度
(設定露点温度)及び比例帯の幅を随時変更しながら、
変更後の設定温度(設定露点温度)及び比例帯の幅に従
って制御信号を出力する機能を備えた送風温度調節器2
6(露点温度調節器33)を使用しているが、これに限
定されるものではなく、同様の機能を実現することがで
きる種々のデジタル機器を使用することが可能である。
【0044】また、上述した各実施形態では、外気負荷
を処理する外調機OACを設置しているが、パッケージ
ユニットに組み込まれた冷却ユニットの台数制御が可能
な本発明の恒温空調システムを採用すると、外気負荷変
動についても効率よく対応することができるので、必ず
しも、外調機を設置する必要はない。
【0045】また、上述した実施形態では、送風湿度を
検出するために、送風空気の露点温度検出するようにし
ているが、これに限定されるものではなく、送風空気の
湿度を検出することができるのであれば、露点温度検出
器以外の湿度検出器を使用することも可能である。
【0046】また、上述した実施形態では、送風温度調
節器26や露点温度調節器33の比例帯の幅を変化させ
ることによって、室内温度一定制御(室内温湿度一定制
御)と送風温度一定制御(送風温湿度一定制御)との切
り替えが行われるようになっているが、これに限定され
るものではなく、冷却ユニット11の発停時点で強制的
に室内温度一定制御(室内温湿度一定制御)から送風温
度一定制御(送風温湿度一定制御)に切り替えた後、一
定時間経過後に、送風温度一定制御(送風温湿度一定制
御)から室内温度一定制御(室内温湿度一定制御)に強
制的に切り替えることも可能である。このように、室内
温度一定制御(室内温湿度一定制御)と送風温度一定制
御(送風温湿度一定制御)との切り替えを強制的に行う
場合でも、冷却ユニット11の発停時点では、送風温度
調節器26や露点温度調節器33の設定温度、設定露点
温度を、そのときの送風温度や露点温度(送風湿度)に
変更しなければならないことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる恒温空調システムの一実施形
態を示す概略構成図である。
【図2】(a)〜(d)は同上の恒温空調システムの運
転状態を示す図である。
【図3】他の実施形態である恒温空調システムを示す概
略構成図である。
【図4】従来の恒温空調システムを示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1、2 恒温空調システム 10 パッケージユニット 11 冷却ユニット 12 加熱ユニット 13 加湿ユニット 14 送風機 21 室温検出器 22 室湿検出器 23 送風温度検出器 24 室温調節器 25 室湿調節器 26 送風温度調節器 27、34 ハイセレクタ 31 発停制御部 32 露点温度検出器(送風湿度検出器) 33 露点温度調節器(送風湿度調節器) R 空調室 SD 給気ダクト RD 還気ダクト OD 外気ダクト OAC 外調機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ユニットと加熱ユニットとが組み込
    まれたパッケージユニットを用いて空調室内を設定温度
    に保持する恒温空調システムであって、 前記パッケージユニットの送風温度を検出する送風温度
    検出器と、 前記空調室内の温度を検出する室内温度検出器と、 前記送風温度検出器及び前記室内温度検出器からそれぞ
    れ出力される温度検出信号に基づいて、前記加熱ユニッ
    トの出力を比例制御するための制御信号を出力する送風
    温度調節器及び室内温度調節器とを備え、 通常の運転状態では、前記空調室内が所定温度に保持さ
    れるように、前記室内温度検出器から出力される温度検
    出信号に基づいて、前記室内温度調節器が前記冷却ユニ
    ットの発停制御を行いながら前記加熱ユニットの出力を
    比例制御する室内温度一定制御を行っており、 前記冷却ユニットが発停を行った時点で、そのときの送
    風温度が維持されるように、前記送風温度検出器から出
    力される温度検出信号に基づいて、前記送風温度調節器
    が前記加熱ユニットの出力を比例制御する送風温度一定
    制御に一時的に切り替えた後、前記室内温度一定制御に
    戻すようにしたことを特徴とする恒温空調システム。
  2. 【請求項2】 冷却ユニットと加熱ユニットとが組み込
    まれたパッケージユニットを用いて空調室内を設定温度
    に保持する恒温空調システムであって、 前記パッケージユニットの送風温度を検出する送風温度
    検出器と、 前記空調室内の温度を検出する室内温度検出器と、 前記送風温度検出器及び前記室内温度検出器からそれぞ
    れ出力される温度検出信号に基づいて、前記加熱ユニッ
    トの出力を比例制御するための制御信号を出力する送風
    温度調節器及び室内温度調節器とを備え、 通常の運転状態では、前記送風温度調節器の比例帯の幅
    が極端に大きく設定されていると共に、前記空調室内が
    設定温度に保持されるように、前記室内温度検出器から
    出力される温度検出信号に基づいて、前記室内温度調節
    器が前記冷却ユニットの発停制御を行いながら前記加熱
    ユニットの出力を比例制御する室内温度一定制御を行っ
    ており、 前記冷却ユニットが発停を行った時点で、そのときの送
    風温度を前記送風温度調節器の設定温度として新たに設
    定すると共に前記送風温度調節器における比例帯の幅を
    極端に小さく設定した後、前記送風温調節器における比
    例帯の幅を徐々に大きくしながら初期設定値に戻すよう
    にしたことを特徴とする恒温空調システム。
  3. 【請求項3】 冷却ユニット、加熱ユニット及び加湿ユ
    ニットが組み込まれたパッケージユニットを用いて空調
    室内を設定温度及び設定湿度に保持する恒温空調システ
    ムであって、 前記パッケージユニットの送風温度を検出する送風温度
    検出器と、 前記パッケージユニットの送風湿度を検出する送風湿度
    検出器と、 前記空調室内の温度を検出する室内温度検出器と、 前記空調室内の湿度を検出する室内湿度検出器と、 前記送風温度検出器及び前記室内温度検出器からそれぞ
    れ出力される温度検出信号に基づいて、前記加熱ユニッ
    トの出力を比例制御するための制御信号を出力する送風
    温度調節器及び室内温度調節器と、 前記送風湿度検出器及び前記室内湿度検出器からそれぞ
    れ出力される湿度検出信号に基づいて、前記加湿ユニッ
    トの出力を比例制御するための制御信号を出力する送風
    湿度調節器及び室内湿度調節器とを備え、 通常の運転状態では、前記送風温度調節器及び前記送風
    湿度調節器の比例帯の幅が極端に大きく設定されている
    と共に、前記空調室内が設定温度及び設定湿度に保持さ
    れるように、前記室内温度検出器及び前記室内湿度検出
    器からそれぞれ出力される温度検出信号及び湿度検出信
    号に基づいて、前記室内温度調節器及び前記室内湿度調
    節器が前記冷却ユニットの発停制御を行いながら前記加
    熱ユニット及び前記加湿ユニットの出力を比例制御する
    室内温湿度一定制御を行っており、 前記冷却ユニットが発停を行った時点で、そのときの送
    風温度及び送風湿度を前記送風温度調節器及び前記送風
    湿度調節器の設定温度及び設定湿度として新たに設定す
    ると共に前記送風温度調節器及び前記送風湿度調節器に
    おける比例帯の幅を極端に小さく設定した後、前記送風
    温調節器及び前記送風湿度調節器における比例帯の幅を
    徐々に大きくしながら初期設定値に戻すようにしたこと
    を特徴とする恒温空調システム。
  4. 【請求項4】 前記冷却ユニットが発停を行った時点
    で、前記冷却ユニットの発停に伴う冷房能力の増減分を
    相殺する方向に、前記加熱ユニットの出力を強制的に増
    減するようにした請求項1、2または3に記載の恒温空
    調システム。
JP2000050630A 2000-02-28 2000-02-28 恒温空調システム Expired - Lifetime JP3415547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000050630A JP3415547B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 恒温空調システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000050630A JP3415547B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 恒温空調システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001241722A true JP2001241722A (ja) 2001-09-07
JP3415547B2 JP3415547B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=18572394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000050630A Expired - Lifetime JP3415547B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 恒温空調システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3415547B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621688B1 (ko) 2005-05-20 2006-09-07 주식회사 제일테크 살균 및 온도조절 기능을 구비한 환기유니트

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6280442A (ja) * 1985-10-02 1987-04-13 Hitachi Ltd 恒温恒湿装置の制御方法
JPS6334435A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 Hitachi Ltd 恒温設備の冷凍機制御方法
JPS6463048A (en) * 1987-09-04 1989-03-09 Hitachi Ltd Thermostatic and humidistatic device
JPH03129236A (ja) * 1989-10-13 1991-06-03 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の運転制御装置
JPH0566045A (ja) * 1991-05-27 1993-03-19 Hitachi Ltd 恒温恒湿装置の湿度制御方法
JPH08152185A (ja) * 1994-11-25 1996-06-11 Shin Nippon Kucho Kk 空調システムにおける結露防止制御方法
JPH11101486A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Yamatake Corp 恒温恒湿空調制御システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6280442A (ja) * 1985-10-02 1987-04-13 Hitachi Ltd 恒温恒湿装置の制御方法
JPS6334435A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 Hitachi Ltd 恒温設備の冷凍機制御方法
JPS6463048A (en) * 1987-09-04 1989-03-09 Hitachi Ltd Thermostatic and humidistatic device
JPH03129236A (ja) * 1989-10-13 1991-06-03 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の運転制御装置
JPH0566045A (ja) * 1991-05-27 1993-03-19 Hitachi Ltd 恒温恒湿装置の湿度制御方法
JPH08152185A (ja) * 1994-11-25 1996-06-11 Shin Nippon Kucho Kk 空調システムにおける結露防止制御方法
JPH11101486A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Yamatake Corp 恒温恒湿空調制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621688B1 (ko) 2005-05-20 2006-09-07 주식회사 제일테크 살균 및 온도조절 기능을 구비한 환기유니트

Also Published As

Publication number Publication date
JP3415547B2 (ja) 2003-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7574871B2 (en) Systems and methods for whole-house dehumidification based on dew point measurements
JPS63286642A (ja) 空気調和機
JP6835141B2 (ja) 空調システム
WO2020261982A1 (ja) 空調システム
JPWO2020003405A1 (ja) 空調制御システム
JP6618388B2 (ja) 空調システム
JP2001241722A (ja) 恒温空調システム
JP3066558B2 (ja) 除湿機の制御装置
JPH05340594A (ja) ヒートポンプ式空調装置
JPH07151419A (ja) ヒートポンプ装置
JP2007198646A (ja) 空気調和装置
JP2000046401A (ja) マルチ型空気調和機
JP7350503B2 (ja) 空調システム
JPH08219529A (ja) 空気調和機
JP2938560B2 (ja) 空気調和機
JP3075863B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP2767964B2 (ja) 空気調和機
WO2020255907A1 (ja) 空調システム
JPH0432298B2 (ja)
JPH03168556A (ja) パッケージエアコンを用いた恒温恒湿空調制御方法および装置
JPS6191443A (ja) 空気調和機の運転制御装置
JPH11223373A (ja) パッケージ形空気調和機の運転制御システム
JPH0387549A (ja) 空気調和機
JPH06337151A (ja) 空気調和装置
JPH0798143A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3415547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term