JP2001241249A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JP2001241249A
JP2001241249A JP2000054521A JP2000054521A JP2001241249A JP 2001241249 A JP2001241249 A JP 2001241249A JP 2000054521 A JP2000054521 A JP 2000054521A JP 2000054521 A JP2000054521 A JP 2000054521A JP 2001241249 A JP2001241249 A JP 2001241249A
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二三雄 小林
Hitoshi Nakamura
仁 中村
Masakazu Akahori
正和 赤堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用ドアロック装置において、駆動手段
によってスーパーロック状態にして防盗性向上を図ると
ともに、バッテリー上がり等によって駆動手段が作動不
能になっても、スーパーロック状態を解錠しうるように
する。 【解決手段】 ドアの車外側に設けられたキーシリンダ
に連係され、アウトサイドハンドルの操作によるロック
解除を可能とする解錠状態と、アウトサイドハンドルの
操作によるロック解除を不能とする施錠状態とに移動可
能な車外施解錠手段18と、適宜の操作スイッチの操作
によって駆動可能なアクチュエータ29により、インサ
イドハンドルの操作によるロック解除を可能とする解錠
状態と、インサイドハンドルの操作によるロック解除を
不能とする施錠状態とに移動可能な車内施解錠手段19
とを備え、車外施解錠手段18が、キーシリンダの操作
によって施錠状態から解錠状態に移動することにより、
車内施解錠手段19を施錠状態から解錠状態に移動させ
るように、車外施解錠手段18と車内施解錠手段19と
を連係する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不正手段によって
ドアが開けられないようにした自動車用ドアロック装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のドアロック装置は、ドア
の車外側に設けられた機械式のキーシリンダまたは電気
式の遠隔操作スイッチ等の施錠、解錠操作により、ドア
の車内外に設けられたインサイドハンドル及びアウトサ
イドハンドルの開扉操作を無効にしたり、または有効に
したりする施解錠手段の他に、施解錠手段が施錠状態に
あっても、インサイドハンドルの開扉操作により、常
時、ドアを開けることができるいわゆるオーバーライド
手段を備えるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
ドアロック装置では、施解錠手段を施錠状態にして、ア
ウトサイドハンドルの開扉操作を無効しても、駐車中
に、不正手段をもって車外からインサイドハンドルが操
作されると、不用意にドアが開けられる問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、アクチュエータによってドアの車内外
側に設けたハンドルの操作によるロック解除を不能とし
た、いわゆるスーパーロック状態にして防盗性向上を図
るとともに、バッテリー上がり等によってアクチュエー
タが作動不能になっても、スーパーロック状態を解錠し
うるようにして、安全性も考慮した自動車用ドアロック
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) ドアの車外側に設けられたキーシリンダに連係さ
れ、前記ドアの車外側に設けられたアウトサイドハンド
ルの操作によるロック解除を可能とする解錠状態と、前
記アウトサイドハンドルの操作によるロック解除を不能
とする施錠状態とに切り替え可能な車外施解錠手段と、
適宜の操作スイッチの作動によって駆動可能なアクチュ
エータにより、前記ドアの車内側に設けられたインサイ
ドハンドルの操作によるロック解除を可能とする解錠状
態と、前記インサイドハンドルの操作によるロック解除
を不能とする施錠状態とに切り替え可能な車内施解錠手
段とを備え、前記車外施解錠手段が、前記キーシリンダ
の操作によって施錠状態から解錠状態に切り替わること
により、前記車内施解錠手段を施錠状態から解錠状態に
切り替えるように、前記車外施解錠手段と車内施解錠手
段とを連係する。
【0006】(2) 上記(1)項において、車内施解錠手
段が、アクチュエータにより作動可能な切替レバーと、
ロック解除手段を作動させる連係レバーと、該連係レバ
ーとインサイドハンドルに連結されるインサイドレバー
間に設けられ、前記切替レバーの作動により前記連係レ
バーとインサイドレバーとを接続する解錠位置と、接続
を切断する施錠位置とに移動可能な係脱部材とを有し、
車外施解錠手段が、キーシリンダの操作によって、前記
係脱部材に向けて移動可能な連結部材を有して、前記車
外施解錠手段が、施錠状態から解錠状態に切り替わるこ
とにより、前記連結部材が前記係脱部材に係合して、前
記車内施解錠手段を解錠状態に切り替える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1に
おける右斜め上方を自動車の「上方」、左斜め下方を
「下方」、左斜め上方を「車内側」、右斜め下方を「車
外側」、上方を「前方」、下方を「後方」とする。
【0008】(1)は、合成樹脂材料で形成され、かつ複
数のボルト(図示略)をもって、自動車の運転席ドアのイ
ンナパネルに固定される箱状のボディである。
【0009】ボディ(1)の後方における表面側に凹設さ
れた収納部(1a)には、図1及び図9に示すように、前後
方向の軸(2)をもって枢着され、かつドアの開閉に伴っ
て車体側に固着されたストライカ(3)と係脱可能なラッ
チ(4)と、前後方向の軸部(5a)をもって枢着され、ラッ
チ(4)に形成されたハーフラッチ爪(4a)及びフルラッチ
爪(4b)に係合することにより、ラッチ(4)のオープン方
向(図9において反時計方向)への回動を阻止して、ドア
を半ドア状態または全閉状態に拘束するポール(5)とが
収容されている。
【0010】ラッチ(4)は、その全周が合成樹脂によっ
て被覆され、その合成樹脂の車外側(図9において左方)
の外周縁には、回動方向に弾性変形可能な中空状の緩衝
部(4c)が、またボディ(1)に対向する側面には、軸(2)
からの距離が時計廻り方向に漸増するカム溝(4d)が凹設
されている。
【0011】(6)は、ラッチ(4)にオープン方向への付
勢力を付与するスプリング、(7)は、ポール(5)に係合
方向(図9において時計方向)への付勢力を付与するスプ
リングである。
【0012】(8)は、ボディ(1)の表面側に固定され
て、収納部(1a)を閉塞する金属製のカバープレートで、
その車外側には、前方に向けてほぼく字状に折曲された
補強壁(8a)が形成されている。この補強壁(8a)は、ラッ
チ(4)がオーバートラベル位置へ移動したとき、緩衝部
(4c)が当接して、ラッチ(4)の回動を阻止する。
【0013】(9)は、ボディ(1)の前面に固定され、か
つ前方に折曲された取付面(9a)を有するベースプレート
である。(10)は、ベースプレート(9)も含めてボディ
(1)の前面側全体を覆う合成樹脂製のカバーである。
【0014】カバー(10)には、上端部がドアの車外側に
配設されたアウトサイドハンドル(図示略)に連結された
上下方向を向くケーブル(14)を保持するためのケーブル
保持部(10a)、及び前端部がドアの車内側に配設された
インサイドハンドル(図示略)に連結された前後方向を向
くケーブル(17)を保持するためのケーブル保持部(10b)
が設けられている。
【0015】(11)は、ボディ(1)の裏面側に突出するポ
ール(5)の軸部(5a)に固着されるとともに、車外側に延
出する第1アーム(11a)、及び車内側に延出する第2ア
ーム(11b)を有するロック解除手段をなすオープンレバ
ーで、オープン方向(図2及び図3において時計方向に)
に回動させることにより、ポール(5)をラッチ(4)の係
合から解除させて、ドアを開くことができる。
【0016】(13)は、ボディ(1)の裏面側に、前後方向
の軸(12)をもって枢着されたアウトサイドレバーで、そ
の車外側の端部は、ケーブル(14)を介してアウトサイド
ハンドルに連結され、アウトサイドハンドルの開扉操作
によって、オープン方向(図2及び図3において反時計
方向)に回動する。
【0017】(15)は、ベースプレート(9)の取付面(9a)
に、左右方向の軸(16)をもって枢着されたインサイドレ
バーで、その下方には、L字形溝(15a)が設けられてお
り、上端部はケーブル(17)を介してインサイドハンドル
に連結され、インサイドハンドルの開扉操作によって、
オープン方向(図4〜6において反時計方向)に回動する
ようになっている。
【0018】ボディ(1)の上方には、アウトサイドハン
ドルの開扉操作によって、車外からドアを開くことがで
きる解錠状態と、アウトサイドハンドルの開扉操作を無
効にして、ドアを開くことができない施錠状態とに移動
可能な車外施解錠手段(18)が、また、ボディ(1)の下方
には、インサイドハンドルの開扉操作によって、車内か
らドアを開くことができる解錠状態と、インサイドハン
ドルの開扉操作を無効にして、ドアを開くことができな
い施錠状態とに移動可能な車内施解錠手段(19)が設けら
れている。車外施解錠手段(18)及び車内施解錠手段(19)
が共に施錠状態になると、後述するスーパーロック状態
になる。
【0019】車外施解錠手段(18)は、後述するアクチュ
エータをなすモータ(20)、セクタギヤ(21)、連結部材(2
2)、キー連結部材(23)、及び施解錠機構をなす施解錠レ
バー(24)と第1、2サブレバー(25)(26)を有している。
【0020】モータ(20)は、モータ用ケース(27)によっ
て、図7に示すように、カバー(10)の上部内側に左右方
向に向けて固定され、遠隔操作スイッチまたは車内に設
けた操作スイッチの施解錠操作によって予め定めた方向
に回転するように制御されている。
【0021】セクタギヤ(21)は、カバー(10)の内側に設
けた軸受部(10c)に、左右方向を向く軸部(21a)をもって
枢着され、かつ外周に形成されたギヤ部(21b)が、モー
タ(20)の回転軸に設けたピニオンギヤ(20a)に噛合し
て、モータ(20)の回転により、時計方向及び反時計方向
に所定角度回動しうるようになっている。また、軸部(2
1a)とギヤ部(21b)との間には、車内側を向く突起(21c)
が設けられている。
【0022】連結部材(22)は、カバー(10)の内側に上下
動可能に支持され、係合孔(22c)にセクタギヤ(21)の突
起(21c)が係合して、操作スイッチの解錠操作により、
モータ(20)を介してセクタギヤ(21)が図4において時計
方向に回動すると、下端に設けられた当接部(22f)が、
車内施解錠手段(19)に接近するように下方に移動し、ま
た操作スイッチの施錠操作によりモータ(20)を介してセ
クタギヤ(21)が反時計方向に回動すると、当接部(22f)
が、車内施解錠手段(19)から離れるように上方に移動す
る。
【0023】さらに、連結部材(22)は、上下方向の長孔
(22a)と、車外側に向けて突出する係合部(22b)と、車外
側に突出するアーム(22d)と、下端に設けられて車外側
に突出する係合部(22e)とを有している。
【0024】キー連結部材(23)は、左右方向を向く円柱
状の基部(23a)の車内側に突設され、かつ連結部材(22)
の長孔(22a)に摺動自在に嵌挿される軸部(23b)をもっ
て、カバー(10)の内側に形成された、図7に示す軸受部
(10d)(10e)に枢着され、連結部材(22)の係合部(22b)
に、車外施解錠手段(18)の操作ストロークに相当する遊
びを介して連結される二股状の係合アーム(23c)と、車
外側に開口し、かつドアの車外側に配設されたキーシリ
ンダ(A)から延出する板状の連結杆(A1)が嵌入される挿
入孔(23d)とを有しており、キーシリンダ(A)の操作に
よって回動して、係合アーム(23c)が連結部材(20)の係
合部(22b)に係合することにより、連結部材(22)を上下
方向に移動させる。
【0025】施解錠レバー(24)は、合成樹脂材料により
形成されるとともに、ボディ(1)の裏面側に設けられた
軸受部(1b)に、後方を向く軸部(24a)をもって枢着さ
れ、かつ車内側を向く突起(24b)が、連結部材(22)のア
ーム(22d)に係合されており、モータ(20)及びキー連結
部材(23)のいずれかの作動により、連結部材(22)を介し
て、図2に示す施錠位置と、施錠位置から反時計方向に
回動した図3に示す解錠位置とに移動することができ
る。
【0026】施解錠レバー(24)における下方を向くアー
ム(24c)の先端に設けられた弾性変形可能な舌片状のチ
ェック部(24d)は、ボディ(1)に設けられた突起(1c)に
圧接することにより、施解錠レバー(24)を施錠位置及び
解錠位置に弾圧保持する。
【0027】第1サブレバー(25)は、上部に穿設された
上下方向の長孔(25a)が、施解錠レバー(24)に設けられ
た突起(24e)に摺動可能に係合され、下端部に突設され
た軸部(25b)が、アウトサイドレバー(13)の連結孔(13a)
に回動可能に連結されている。
【0028】第2サブレバー(26)は、下端部が軸部(25
b)に枢着されるとともに、ばね(28)によって第1サブレ
バー(25)に接近する方向に付勢され、オープンレバー(1
1)の第1アーム(11a)に係脱可能な解除部(26a)を有して
いる。
【0029】第1、2サブレバー(25)(26)は、施解錠レ
バー(24)の解錠位置及び施錠位置への移動に従動して、
図3に示すように、第2サブレバー(26)の解除部(26a)
が、オープンレバー(11)の第1アーム(11a)に係合可能
な解錠位置と、図2に示すように、係合不能な施錠位置
とに移動することができる。
【0030】以上のように、車外施解錠手段(18)が解錠
状態にあるときは、施解錠レバー(24)及び第1、2サブ
レバー(25)(26)は解錠位置にあり、アウトサイドハンド
ルの開扉操作により、アウトサイドレバー(13)がオープ
ン方向に回動して、第1、2サブレバー(25)(26)が下方
に移動すると、第2サブレバー(26)の解除部(26a)がオ
ープンレバー(11)の第1アーム(11a)に係合して、オー
プンレバー(11)をオープン方向に作動させて、ポール
(6)をラッチ(4)から離脱させてドアを開けることがで
きる。
【0031】また、車外施解錠手段(18)が施錠状態にあ
るときは、施解錠レバー(24)及び第1、2サブレバー(2
5)(26)は施錠位置にあり、第2サブレバー(26)の解除部
(26a)が、オープンレバー(11)の第1アーム(11a)に対し
て空振りするので、アウトサイドハンドルの開扉操作は
無効になり、ドアを開けることはできない。
【0032】なお、従来のドアロック装置は、ドアの車
内側に設けられたロックノブを操作することにより、施
解錠手段を施錠または解錠状態に操作しうるようになっ
ているが、本発明の実施形態におけるドアロック装置
は、不正手段によってロックノブが解錠操作されないよ
うに、ロックノブは有していない。
【0033】したがって、車外施解錠手段(18)の操作
は、車外からは、上述のようにキーシリンダ(A)及び遠
隔操作スイッチのいずれかで行われ、また、室内から
は、運転席の近傍に設けられた操作スイッチの電気的操
作のみにより可能で、手動による操作はできないように
なっている。また、車外施解錠手段(18)の施解錠状態
は、検出スイッチ(図示略)が車外施解錠手段(18)の各状
態を検出して、室内等に設けた表示ランプ等によって表
示するようにしてある。
【0034】次に、車内施解錠手段(19)について説明す
る。車内施解錠手段(19)は、後述するアクチュエータを
なすモータ(29)、切替レバー(30)、連係レバー(31)、及
び係脱部材(32)を有している。
【0035】モータ(29)は、モータ用ケース(33)によっ
て、図7に示すように、カバー(10)の下部内側に左右方
向に向けて固定され、遠隔操作スイッチによる車外から
の施解錠操作によって、所定の方向に回転するように制
御されている。
【0036】切替レバー(30)は、ベースプレート(9)の
取付面(9a)に、車内側を向く軸部(30a)をもって枢着さ
れ、かつインサイドレバー(15)のL字形溝(15a)に重合
する前後方向の長孔(30b)と、モータ(29)のピニオンギ
ヤ(29a)に噛合するギヤ部(30c)とを有しており、モータ
(29)の回転によって、図4に示す施錠位置と、図5及び
図6に示す解錠位置とに移動することができる。
【0037】この施錠位置及び解錠位置の保持は、舌片
状の弾性変形可能なチェック部(30e)が、取付面(9a)に
突設された突起(9b)に弾接することによって行われる。
【0038】さらに、切替レバー(30)の車内側の側面に
は、ドアを開けたときのみ、手動操作により切替レバー
(30)を施錠位置及び解錠位置に操作できるように、ドア
のインナーパネルからドア外に突出する摘み部(30d)が
設けられている。
【0039】連係レバー(31)は、インサイドレバー(15)
と同軸(16)上に枢着され、かつオープン方向(図4〜図
6において反時計方向)の回動により、オープンレバー
(11)の第2アーム(11b)に係合可能な解除部(31a)及び連
結部材(22)の係合部(22e)に係合可能であり、連結部材
(22)を下方に移動させて、車外施解錠手段(18)を解錠状
態に移動させうるキャンセル部(31b)と、インサイドレ
バー(15)のL字型溝(15a)及び切替レバー(30)の長孔(30
b)に重合する上下方向の長孔(31c)とを有している。
【0040】係脱部材(32)は、上部に穿設された上下方
向の長孔(32a)が軸(16)に摺動自在に係合されるととも
に、下部に突設された突起(32b)が切替レバー(30)の長
孔(30b)、連係レバー(31)の長孔(31c)及びインサイドレ
バー(15)のL字型溝(15a)に嵌入されて、切替レバー(3
0)の施解錠移動により上下方向に移動し、図4に示す施
錠位置と、図5及び図6に示す解錠位置とに移動する。
【0041】係脱部材(32)が施錠位置にあるときには、
突起(32b)がL字型溝(15a)の角部に位置して、インサイ
ドレバー(15)のオープン方向の回動にともない、L字型
溝(15a)が突起(32b)に対して空振りして、インサイドレ
バー(15)の回動が連係レバー(31)に伝達されないように
なっている。
【0042】また、解錠位置にあるときには、突起(32
b)がL字型溝(15a)の下端に位置して、インサイドレバ
ー(15)と連係レバー(31)とを接続し、インサイドレバー
(15)のオープン方向の回動により、連係レバー(31)もオ
ープン方向に回動するようになっている。
【0043】係脱部材(32)の上端には、連結部材(22)の
当接部(22f)と互いに上下方向に当接可能な当接部(32c)
が設けられている。係脱部材(32)の当接部(32c)と連結
部材(22)の当接部(22f)との係合関係において、連結部
材(22)が下方に移動すると、当接部(22f)が係脱部材(3
2)の当接部(32c)に当接して、係脱部材(32)を下方に移
動させて、車内施解錠手段(19)を解錠状態に移動させ
る。また、係脱部材(32)が上方に移動すると、当接部(3
2c)が連結部材(22)の当接部(22f)に当接して、連結部材
(22)を上方に移動させて、車外施解錠手段(18)を施錠状
態に移動させる。
【0044】以上のように、車内施解錠手段(19)が解錠
状態にあるときは、切替レバー(30)及び係脱部材(32)が
解錠位置にあって、インサイドレバー(15)と連係レバー
(31)とは、係脱部材(32)をもって接続されている。
【0045】この状態においては、インサイドハンドル
が操作されると、連係レバー(31)がインサイドレバー(1
5)と一体になってオープン方向に回動することにより、
連係レバー(31)の解除部(31a)がオープンレバー(11)の
第2アーム(11b)に係合して、オープンレバー(11)を作
動させて、ポール(6)をラッチ(4)から離脱させてドア
を開けることができる。すなわち、この状態において
は、車外施解錠手段(18)が施錠状態あるか解錠状態にあ
るかに拘わりなく、常時、インサイドハンドルの操作に
よりドアを開けることができる。すなわち、オーバーラ
イド操作が可能になっている。
【0046】車内施解錠手段(19)が施錠状態にあるとき
には、切替レバー(30)及び係脱部材(32)は解錠位置にあ
って、インサイドレバー(15)と連係レバー(31)との接続
は切断され、インサイドレバー(15)のオープン方向の回
動は、連係レバー(32)には伝達されない。したがって、
この施錠状態においては、インサイドハンドルを操作し
ても、ドアを開けることができない。また、この状態に
おいては、車外施解錠手段(18)も施錠状態にあり、アウ
トサイドハンドル及びインサイドハンドルの操作を無効
にして、車内外からのドアの開扉が不能である。この状
態は、スーパーロック状態である。
【0047】(34)は、前後方向を向く筒部(34a)が、ボ
ディ(1)の上方隅部に設けられた軸孔(1d)に回動可能に
嵌合された検出部材で、図10に示すように、ボディ(1)
に穿設された挿通窓(1e)を介してボディ(1)の前面から
収納部(1a)に進入し、ラッチ(4)のカム溝(4d)に嵌合す
る第1アーム(34b)と、ボディ(1)の前面に沿って延出
された第2アーム(34c)(図2参照)とを有しており、ラ
ッチ(4)のオープン位置からフルラッチ位置への移動に
連動して、図9において反時計方向に回動するようにな
っている。
【0048】図2において、(35)は、ボディ(1)の前面
に固定された検出スイッチで、検出部材(34)の移動を検
出してラッチ(4)の各位置を検出する。(36)は、検出部
材(34)の筒部(34a)内に、軸部(36a)が回動可能に挿入さ
れたエマージェンシー操作部材で、ボディ(1)の前面に
おいて施解錠レバー(24)に設けられたアーム(24f)に係
合するアーム(36b)と、軸部(36a)の後端面に設けられた
スリット状の操作孔(36c)とを有している。
【0049】操作孔(36c)は、ドアを開けた状態におい
て、ドアのインナーパネルを介して外部に露出するよう
に取り付けられる。この操作孔(36c)に、キープレート
等を挿入して、検出部材(34)全体を回動させることによ
り、施解錠レバー(24)を解錠位置から施錠位置に、また
はその逆に移動させることができる。
【0050】次に、本発明における実施形態の各状態の
作用について説明する。 (車外施解錠手段及び車内施解錠手段が解錠状態)図3及
び図6に示し、この状態においては、車外からアウトサ
イドハンドルを開扉操作することにより、ケーブル(1
4)、アウトサイドレバー(13)、第1,2サブレバー(25)
(26)を介して、オープンレバー(11)を作動させてドアを
開けることができる。
【0051】また、車内からインサイドハンドルを操作
した場合も、ケーブル(17)、インサイドレバー(15)、係
脱部材(32)、連係レバー(31)を介して、オープンレバー
(11)を作動させてドアを開けることができる。
【0052】図3及び図6に示す状態から、キーシリン
ダー(A)を施錠操作するか、または操作スイッチを施錠
操作してモータ(20)を回転させると、キー連結部材(23)
またはセクタギヤ(21)によって、連結部材(22)を下方に
移動させて、車外施解錠手段(18)を施錠状態にすること
ができる。
【0053】また、車外から遠隔操作スイッチを操作し
て、モータ(29)を回転させると、車内施解錠手段(19)が
解錠状態から施錠状態になるとともに、係脱部材(32)の
当接部(32c)が、連結部材(22)を上方に押動することに
よって、車外施解錠手段(18)も施錠状態になり、スーパ
ーロック状態になる。
【0054】(車外施解錠手段が施錠状態、車内施解錠
手段が解錠状態)図2及び図5に示し、この状態におい
ては、車外からアウトサイドハンドルを開扉操作して
も、第2サブレバー(26)の解除部(26a)が、オープンレ
バー(11)の第1アーム(11a)に対して空振りするため、
ドアを開けることができない。
【0055】車内からインサイドハンドルを操作した場
合は、車外施解錠手段(18)が施錠状態にあっても、ドア
を開けることができる。さらに、それと同時に、連係レ
バー(31)のキャンセル部(31b)が、連結部材(22)の係合
部(22e)に係合して、連結部材(22)を下方に移動させる
ことによって、車外施解錠手段(18)を施錠状態から解錠
状態に切り替える。
【0056】図2及び図5に示す状態から、遠隔操作ス
イッチを操作して、モータ(29)を回転させると、車内施
解錠手段(19)を施錠状態にして、スーパーロック状態に
なる。
【0057】(車外施解錠手段及び車内施解錠手段が施
錠状態)図2及び図4に示し、この状態は、スーパーロ
ック状態にあって、車外からアウトサイドハンドルを操
作しても、車内からインサイドハンドルを操作しても、
ドアを開けることができない。したがって、不正手段を
もって車外からインサイドハンドルが操作されても、ド
アを開けることができない。
【0058】スーパーロック状態から、キーシリンダ
(A)を解錠操作することにより、車外施解錠手段(18)を
解錠状態にすることができるとともに、連結部材(22)の
当接部(22f)が、係脱部材(32)を下方に押動して、車内
施解錠手段(19)を解錠状態にすることができる。
【0059】したがって、バッテリー上がりによって、
モータ(20)(29)の作動が不能になった場合でも、キーシ
リンダ(A)の機械的操作によって、車外からスーパーロ
ック状態を解錠することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、車外施解錠手段及び
車内施解錠手段をともに施錠状態にすることによってス
ーパーロック状態になり、不正手段によってインサイド
ハンドルが操作されて、ドアが開けられることを防止で
き、しかも、バッテリー上がり等によって、アクチュエ
ータによるスーパーロック状態の解錠操作が不能になっ
ても、車外からキーシリンダの操作によって、スーパー
ロック状態を解錠でき、安全性の向上を図ることができ
る。
【0061】(b)請求項2記載の発明によると、簡単な
構成で、車内施解錠手段を施解錠することができ、かつ
キーシリンダの解錠操作によって確実にスーパーロック
状態を解錠できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるドアロック装置の
分解斜視図である。
【図2】同じく、カバーを外して示す車外施解錠手段が
施錠状態にあるときの、ドアロック装置の正面図であ
る。
【図3】同じく、車外施解錠手段が解錠状態にあるとき
の、要部の正面図である。
【図4】同じく、車外施解錠手段が施錠状態に、車内施
解錠手段が施錠状態にあるときの、要部の側面図であ
る。
【図5】同じく、車外施解錠手段が施錠状態に、車内施
解錠手段が解錠状態にあるときの、要部の側面図であ
る。
【図6】同じく、車外施解錠手段及び車内施解錠手段が
解錠状態にあるときの、要部の側面図である。
【図7】同じく、カバーの内部を示す後面図である。
【図8】同じく、ドアロック装置の後面図である。
【図9】同じく、カバープレートを外して示す、ボディ
の後面図である。
【図10】図8におけるX−X線に沿う拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
(1)ボディ (1a)収納部 (1b)軸受部 (1c)突起 (1d)軸孔 (1e)挿通窓 (2)軸 (3)ストライカ (4)ラッチ (4a)ハーフラッチ爪 (4b)フルラッチ爪 (4c)緩衝部 (4d)カム溝 (5)ポール (5a)軸部 (6)(7)スプリング (8)カバープレート (8a)補強壁 (9)ベースプレート (9a)取付面 (9b)突起 (10)カバー (10a)(10b)ケーブル保持部 (10c)(10d)(10e)軸受部 (11)オープンレバー(ロック解除手段) (11a)第1アーム (11b)第2アーム (12)軸 (13)アウトサイドレバー (13a)連結孔 (14)ケーブル (15)インサイドレバー (15a)L字形溝 (16)軸 (17)ケーブル (18)車外施解錠手段 (19)車内施解錠手段 (20)モータ(アクチュエータ) (20a)ピニオンギヤ (21)セクタギヤ (21a)軸部 (21b)ギヤ部 (21c)突起 (22)連結部材 (22a)長孔 (22b)係合部 (22c)係合孔 (22d)アーム (22e)係合部 (22f)当接部 (23)キー連結部材 (23a)基部 (23b)軸部 (23c)係合アーム (23d)挿入孔 (24)施解錠レバー (24a)軸部 (24b)突起 (24c)アーム (24d)チェック部 (24e)突起 (24f)アーム (25)第1サブレバー (25a)長孔 (25b)軸部 (26)第2サブレバー (26a)解除部 (27)モータ用ケース (28)ばね (29)モータ(アクチュエータ) (29a)ピニオンギヤ (30)切替レバー (30a)軸部 (30b)長孔 (30c)ギヤ部 (30d)摘み部 (30e)チェック部 (31)連係レバー (31a)解除部 (31b)キャンセル部 (31c)長孔 (32)係脱部材 (32a)長孔 (32b)突起 (32c)当接部 (33)モータ用ケース (34)検出部材 (34b)第1アーム (34c)第2アーム (35)検出スイッチ (36)エマージェンシー操作部材 (36a)軸部 (36b)アーム (36c)操作孔 (A)キーシリンダ
フロントページの続き (72)発明者 赤堀 正和 横浜市磯子区丸山一丁目14番7号 株式会 社大井製作所内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 JJ05 JJ34 KK02 LL01 NN01 PP04 PP12 PP13 PP15 QQ03 QQ10 RR12 RR25 RR44

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの車外側に設けられたキーシリンダ
    に連係され、前記ドアの車外側に設けられたアウトサイ
    ドハンドルの操作によるロック解除を可能とする解錠状
    態と、前記アウトサイドハンドルの操作によるロック解
    除を不能とする施錠状態とに切り替え可能な車外施解錠
    手段と、 適宜の操作スイッチの作動によって駆動可能なアクチュ
    エータにより、前記ドアの車内側に設けられたインサイ
    ドハンドルの操作によるロック解除を可能とする解錠状
    態と、前記インサイドハンドルの操作によるロック解除
    を不能とする施錠状態とに切り替え可能な車内施解錠手
    段とを備え、 前記車外施解錠手段が、前記キーシリンダの操作によっ
    て施錠状態から解錠状態に切り替わることにより、前記
    車内施解錠手段を施錠状態から解錠状態に切り替えるよ
    うに、前記車外施解錠手段と車内施解錠手段とを連係し
    たことを特徴とする自動車用ドアロック装置。
  2. 【請求項2】 車内施解錠手段が、アクチュエータによ
    り作動可能な切替レバーと、ロック解除手段を作動させ
    る連係レバーと、該連係レバーとインサイドハンドルに
    連結されるインサイドレバー間に設けられ、前記切替レ
    バーの作動により前記連係レバーとインサイドレバーと
    を接続する解錠位置と、接続を切断する施錠位置とに移
    動可能な係脱部材とを有し、 車外施解錠手段が、キーシリンダの操作によって、前記
    係脱部材に向けて移動可能な連結部材を有して、 前記車外施解錠手段が、施錠状態から解錠状態に切り替
    わることにより、前記連結部材が前記係脱部材に係合し
    て、前記車内施解錠手段を解錠状態に切り替えるように
    した請求項1記載の自動車用ドアロック装置。
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EP4050184A1 (en) * 2021-02-27 2022-08-31 Inteva Products, LLC Vehicle door latch with override function

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