JP2001240223A - 車輛反転装置 - Google Patents

車輛反転装置

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JP2001240223A JP2000053698A JP2000053698A JP2001240223A JP 2001240223 A JP2001240223 A JP 2001240223A JP 2000053698 A JP2000053698 A JP 2000053698A JP 2000053698 A JP2000053698 A JP 2000053698A JP 2001240223 A JP2001240223 A JP 2001240223A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば廃棄される自動車等の車輛の反転作業
を、熟練を要さず容易且つ安全に行えるようにすること
を課題とする。 【解決手段】 設置面に設置されるベース10に、車輛
を保持するための複数のホーク爪43を有する車輛保持
装置5が設けられ、ホーク爪43を、走行状態の車輛を
載置すべく略水平に突出する車輛受取姿勢Aと、前記車
輛を反転すべく略垂直上方向きとなる車輛反転姿勢Bと
に姿勢変更できるように、車輛保持装置5を回動させる
反転手段25が設けられたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、廃棄され
た自動車を解体する際に使用される車輛の反転装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、廃棄される自動車が増加するに伴
い、廃車となった自動車は、解体することにより処理し
ているが、解体後に再利用可能な部品は、回収してリサ
イクルするのが社会的趨勢となっている。例えば、ウイ
ンドガラスや、座席シート、インストルメント等の解体
作業は、自動車の走行状態で取り外し可能であるが、車
体の下部に取り付けられている燃料タンクや排気系部品
等は、走行状態では取り外し難い。
【0003】そこで、従来では、汎用の運搬車輛である
フォークリフトを利用している。即ち、フォークリフト
で自動車を直接反転(横転)させたり、または、フォー
クリフトで自動車を所定の作業位置まで上昇させておい
て、作業者が自動車の下方に位置し、作業を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のフォークリフト
で自動車を反転せる場合は、反転時の衝撃で回収すべき
部品が破損するおそれがあると共に、フォークリフトの
操作に熟練を要し、この作業の不慣れな者にとっては、
反転が困難であった。
【0005】しかも、フォークリフトで自動車を上昇さ
せた状態で解体作業を行う場合は、自動車を載置するホ
ークが不用意に下降してしまうおそれがある。即ち、ホ
ークを上昇位置で停止させおくために、ホークを昇降さ
せる油圧シリンダの油圧配管にチェックバルブを使用し
ているものの、仮に油圧ホースが破断したりして油が洩
れてしまうと、ホークを停止させておくことはできな
い。このため、作業者は、不安を感じながら作業しなく
てはならなかった。
【0006】本発明は、例えば廃棄される自動車等の車
輛の反転作業を、熟練を要さず容易且つ安全に行えるよ
うにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためにとしてなされたもので、設置面に設置され
るベース10に、車輛を保持するための複数のホーク爪
43を有する車輛保持装置5が設けられ、ホーク爪43
を、走行状態の車輛を載置すべく略水平に突出する車輛
受取姿勢Aと、前記車輛を反転すべく略垂直上方向きと
なる車輛反転姿勢Bとに姿勢変更できるように、車輛保
持装置5を回動させる反転手段25が設けられたことに
ある。
【0008】そして、ホーク爪43の車輛受取姿勢Aで
車輛をホーク爪43に載置し、更に、反転手段25が車
輛保持装置5を回動させることにより、ホーク爪43は
車輛反転姿勢Bまで姿勢変更し、車輛を反転させること
ができる。このように、作業者は、例えば、フォークリ
フトを利用して車輛を車輛受取姿勢Aのホーク爪43に
載置するだけで、車輛保持装置5上の車輛の反転作業を
自動的に行え、反転作業が容易となると共に安全に行え
る。
【0009】前記ベース10には、支柱12が上下方向
に揺動自在に取り付けられ、該支柱に沿って前記車輛保
持装置5が移動自在に設けられ、支柱12が上向きとな
る前記車輛受取姿勢Aにおいて、車輛保持装置5を昇降
させる昇降手段30と、車輛保持装置5の下降を阻止す
るロック機構とを備えた場合には、車輛を走行状態で上
昇させた際に、ロック機構でホーク爪43が不慮に下降
するのを確実に防止でき、車輛を走行状態で容易且つ安
全に解体作業を行える。
【0010】前記車輛保持装置5は、支柱12に沿って
移動自在に設けられたリフト下部ベース33と、該リフ
ト下部ベース33に対して昇降自在で且つ車輛を載置す
る作動用リフト34とを備えている場合には、反転させ
た車輛を任意の高さ位置に調整することができ、車輛の
底部の解体作業を容易に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面に従って説明する。図1〜図7において、1は
車輛反転装置を示す。該反転装置1は、設置面側に固定
される装置本体3と、車輛を支持し且つ前記装置本体3
に対して回転自在な車輛保持装置5とを備えている。
【0012】装置本体 前記装置本体3は、平面視矩形状のフレームからなるベ
ース10と、該ベース10の前部で且つ左右位置に枢支
された一対の支柱(スライドレール)12と、前記ベー
ス10の後部に設置される各種の制御装置13、油圧発
生装置14及びウエイト15とを備える。
【0013】前記スライドレール12は、断面形状がコ
の状を呈し、その溝部16が互いに内側を向いている。
各スライドレール12の下端(一端)で且つ後方には、
ブラケット18が設けられ、該ブラケット18と前記ベ
ース10の上面に突設されたブラケット20とが枢支ピ
ン21で枢支連結されている。従って、両方のスライド
レール12は、枢支ピン21を支点にして、垂直となる
車輛受取姿勢Aと、車輛受取姿勢Aから後方側(ウエイ
ト側)に揺動して略水平状態となる車輛反転姿勢Bとに
姿勢変更できるようになっている。
【0014】各スライドレール12中途部の外側面には
連結ブラケット23がそれぞれ設けられ、また、前記ベ
ース10の後部には連結ブラケット24が設けられてい
る。そして、ベース10側の連結ブラケット24には、
反転手段としての反転用油圧シリンダ25の基部が枢支
連結され、また、前記スライドレール12側の連結ブラ
ケット23には、前記シリンダ25のロッド25bが枢
支連結されている。従って、反転用油圧シリンダ25
は、ロッド25bを進出した際に、スライドレール12
を車輛受取姿勢Aに維持でき、ロッド25bを後退した
際に、スライドレール12を車輛反転姿勢Bに維持する
ことができる。
【0015】車輛保持装置 前記スライドレール12の両側に介在されたリフト装置
27と、該リフト装置27をスライドレール12に沿っ
て移動させる昇降手段としての昇降スライド用油圧シリ
ンダ30とから昇降装置が構成されている。前記リフト
装置27は、前記スライドレール12の溝部16内を転
動する案内ガイドローラ31を両側に有するリフト下部
ベース33と、該リフト下部ベース33に対して接近又
は離間する方向に移動自在(昇降自在)な作動用リフト
34とを備えている。
【0016】リフト下部ベース33と作動用リフト34
とは、図6に示す如く交差状に枢支連結された揺動脚体
37a,37bで連結されている。即ち、一方の揺動脚
体37aの両端が作動用リフト34及びリフト下部ベー
ス33に枢支連結されている。他方の揺動脚体37bの
一端が作動用リフト34に連結され、他端がリフト下部
ベース33を摺動するようになっている。一方の揺動脚
体37aと他方の揺動脚体37bとの間には、油圧シリ
ンダ38が介在され、該油圧シリンダ38により、揺動
脚体37a,37bを開閉させて作動用リフト34を昇
降させ且つ所定の位置で停止させることができる。尚、
前記揺動脚体37a,37b及び油圧シリンダ38によ
り、リフト手段が構成されている。前記作動用リフト3
4の上面には、衝撃保護パット40が取り付けられてい
る。
【0017】前記リフト下部ベース33の一端には、図
4に示す如く一対のホーク爪取付ハウジング41が設け
られ、各ホーク爪取付ハウジング41には、ホーク爪4
3の基部が作動用リフト34の載置面に対して略直角と
なるように、挿通され固定されている。従って、ホーク
爪43は、前記車輛受取姿勢Aにおいて、前方の略水平
方向に突出し、車輛反転姿勢Bにおいて、略垂直上方向
きとなる。ホーク爪43は、車輛との接触面積を小さく
して車輛の底部が露出しやすいように、断面形状が長方
形となっている。即ち、図1に示す如く車輛と接触する
上面及び下面の幅L1は、左右両側面の幅L2よりも小
さくなっている。また、両方のホーク爪43は、所定の
間隔を有し平行状態になっている。
【0018】前記両方のスライドレール12の背面に架
設されたシリンダブラケット45には、前記昇降スライ
ド用油圧シリンダ30の一方が固定されている。また、
他方は前記スライドレール12のブラケット18に連結
されている。また、リフト下部ベース33の他端には、
左右両側に取付部48が突設され、各取付部48には、
前記昇降スライド用油圧シリンダ30のロッド30aが
連結されている。
【0019】前記リフト下部ベース33の背面側には、
図3及び図7に示す如く、スライドレール12長手方向
(該リフト下部ベース33の移動方向)に沿うように、
一対の落下防止ラックバー50が設けられている。各ラ
ックバー50の内側面に設けられた鋸歯状のラック部5
0aには、前記シリンダブラケット45にピン51を介
して揺動自在に枢支された落下防止レバー52が、係脱
自在に係合するようになっている。尚、スライドレール
12の車輛受取姿勢Aにおいて、落下防止レバー52
は、ラック部50aとの係合が解除されてラックバー5
0が上昇するのを許容し、且つ、ラック部50aに下方
から係合してラックバー50が下降するのを阻止するよ
うになっている。各落下防止レバー52には、揺動押出
片53が設けられ、該揺動押出片53をシリンダブラケ
ット45に固定された解除ソレノイド55の押出体55
aで押圧することにより、落下防止レバー52を回動さ
せて前記ラック部50aから離脱させるようになってい
る。
【0020】シリンダブラケット45と揺動押出片53
との間には、リターンスプリング56が連結され、該ス
プリング56は、落下防止レバー52がラック部50a
に係合する方向に付勢している。尚、前記ラックバー5
0、落下防止レバー52及び解除ソレノイド55によ
り、ロック機構が構成されている。また、図7に仮想線
で示す如く、落下防止ラックバー50の背面側には、補
助ローラ58を設けるのが好ましい。
【0021】次に、前記反転装置1を使用して自動車を
解体する場合について説明する。車輛セット 先ず、フォークリフト60で解体される自動車61を運
搬し、反転装置1のホーク爪43に載置するのである
が、ホーク爪43はスライドレール12と共に車輛受取
姿勢Aにあり、且つ、ホーク爪43は、水平前方に突出
する下降位置にある(図8(イ)参照)。また、リフト
装置27の作動用リフト34はリフト下部ベース33側
に収納され且つ自動車の側方を支持すべく上下方向を向
いている。自動車61をホーク爪43に乗せた後に、フ
ォークリフト60を反転装置1から後退させる。
【0022】車輛反転 次に、反転用油圧シリンダ25を作動させて、そのロッ
ド25aを後退させると、一対のスライドレール12が
垂直姿勢から水平姿勢へと回転する(図8(ロ)参
照)。このスライドレール12の回転に伴って、ホーク
爪43は車輛受取姿勢Aから車輛反転姿勢Bに姿勢変更
することとなる。従って、自動車61 は水平状態( 走行
する状態)から略90度横方向に回転され、自動車の底
部が現出する(図9(イ)参照)。
【0023】自動車61を反転させた状態で、作業者
は、現出している自動車の底部に取り付けられている部
品、例えば、燃料タンクや排気系部品等を取り外す。
尚、自動車は、底部側にエンジン等の重量物が取り付け
られているのが通常であり、重心が底部側にあることか
ら、反転状態において、ホーク爪43側に回転しようと
する。この結果、自動車61は、収納状態のリフト装置
27に載置され且つホーク爪43で反転状態が維持さ
れ、作業者と反対方向(ホーク爪43と反対方向)に不
用意に回転してしまうおそれはなく、安全に解体作業を
行える。また、作業者は、ホーク爪43越しに作業を行
うが、各ホーク爪43の幅L1は狭くなっていることら
か、作業に支承となることはほとんどない。
【0024】リフト装置による反転車輛の昇降 かかる解体作業時には、自動車61の左右ドア方向(作
業時の上下方向)の上方位置の部品を取り外す場合に
は、作業用リフト34を収納した状態(下げた状態)で
行い。その下方位置の部品を取り外す場合には、作業用
リフト34を上昇させた状態で行うのが作業上好まし
い。即ち、揺動脚体37a,37bを開閉させる油圧シ
リンダ38を作動させる(ロッドを進出させる)と、交
差した揺動脚体37a,37bが閉じて立ち上がり、作
業用リフト34を上昇させることができる。また、反対
に前記ロッドを後退させると、揺動脚体37a,37b
が開いて、作業用リフト34を下降させることができ、
作業用リフト34に載置された横転状態の自動車61
を、作業のしやすい所定の高さ位置で停止させることが
できる(図9(ロ)参照)。
【0025】更に、横転状態の自動車61の底部の部品
を取り外す等して解体作業が終了した後に、再び作業用
リフト34及びホーク爪43を元の位置に回動させ、自
動車を元の水平状態となる戻す作業を行う。この作業
は、前記自動車61を反転させるときとは反対に、反転
用油圧シリンダ25のロッド25bを進出させて行う。
再び、フォークリフト60で自動車61を反転装置1か
ら移動運搬する。
【0026】走行状態の車輛の昇降 上記実施の形態では、自動車の反転状態で解体作業を行
ったが、取り外す部品によっては、自動車を反転せずに
走行状態で上昇させた方が解体作業を容易に行える場合
がある。かかる場合には、図10に示す如く車輛セット
状態(同図(イ)参照)からホーク爪43を上昇させる
(同図(ロ)参照)。即ち、昇降スライド用油圧シリン
ダ30を作動させ、ロッドを進出させると、リフト装置
27と共にホーク爪43を上昇させることができ、自動
車を作業者の作業しやすい高さ位置で維持できる。
【0027】昇降スライド用油圧シリンダ30がホーク
爪43等の車輛保持装置5を上昇させる際に、リフト下
部ベース33に設けられた落下防止ラックバー50も上
昇する。このとき、落下防止ラックバー50のラック部
50aに下方から係合していた落下防止レバー52は、
ラック部52aの傾斜背面を摺動するため、リターンス
プリング56に抗して揺動し、係合が解除される。所定
の位置でリフト下部ベース33が停止すると、リターン
スプリング56は揺動押出片53を引っ張るため、落下
防止レバー52はラックバー50のラック部50の係合
面に係合し、リフト下部ベース33が下降するのを阻止
する。
【0028】このように、ロック機構により、リフト装
置27と共にホーク爪43を直接機械的に固定するた
め、自動車61が不用意に下降するのを確実に防止でき
る。また、スライドレール12は、ベース10の前部に
設けられていることから、自動車61の下方に作業者が
移動しても、ベース等が解体作業の邪魔になることはな
い。
【0029】ホーク爪43を下降させる場合には、若干
車輛保持装置5を上昇し、解除ソレノイド55が作動し
て押出体55aが揺動押出片53を押し、落下防止レバ
ー52をラックバー50からの係合を解除させることが
できる。このように、落下防止レバー52とラックバー
50の係合が解除されるため、ホーク爪43及びリフト
装置27の下降を許容する。そして、押出体55aを後
退させることにより、再び落下防止レバー52は、ラッ
クバー50に係合することとなる。
【0030】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、図11に示す如く、リフタ装置
27は必ずしも設ける必要はなく、前記リフト下部ベー
ス33に衝撃保護パットを設け、該リフト下部ベース3
3でホーク爪43に載置された自動車を保持するように
しても良い。かかる場合には、リフタ装置を設けていな
いことから、構造が簡単になりコストを安くすることが
できる。
【0031】また、前記ラックバー50のラック部50
aは後方向きに設けられている。図12に示す如く各ラ
ックバー50の後方位置に落下防止レバー52が設けら
れ、落下防止レバー52間に位置するように、解除ソレ
ノイド55がシリンダブラケット45に固定されてい
る。また、両方の落下防止レバー52は、シリンダブラ
ケット45に固定された保持体52aに出退自在に保持
され、各落下防止レバー52の後部が移動プレート65
に連結されている。前記解除ソレノイド55の押出体5
5aは、移動プレート65を後方に移動させることによ
り、落下防止レバー52をラック部50aから脱すべく
後退させる構成になっている。また、シリンダブラケッ
ト45と移動プレート65との間には、リターンスプリ
ング56が連結され、該スプリング56は、落下防止レ
バー52がラック部50aに係合する方向に付勢してい
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明は、設置面に設置
されるベースに、車輛を保持するための複数のホーク爪
を有する車輛保持装置が設けられ、ホーク爪を、走行状
態の車輛を載置すべく略水平に突出する車輛受取姿勢
と、前記車輛を反転すべく略垂直上方向きとなる車輛反
転姿勢とに姿勢変更できるように、車輛保持装置を回動
させる反転手段が設けられているので、車輛を車輛受取
姿勢のホーク爪に載置するだけで、車輛保持装置上の車
輛の反転作業を自動的に行え、反転作業が容易となると
共に安全に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体斜視図。
【図2】同リフト装置を示す斜視図。
【図3】同装置の背面斜視図。
【図4】同装置の車輛反転姿勢を示す斜視図。
【図5】同装置の車輛反転姿勢を示し、作動用リフトを
上昇させた状態の斜視図。
【図6】同リフト装置を示す斜視図。
【図7】同ロック機構を示す斜視図。
【図8】同解体作業の工程を示し、(イ)はホークが車
輛受取姿勢にある概略図、(ロ)は、自動車の反転状態
を示す概略図。
【図9】同解体作業の工程を示し、(イ)は同ホークが
車輛反転姿勢にある概略図、(ロ)はリフト装置で反転
状態の自動車を昇降させる状態の概略図。
【図10】同解体作業の工程を示し、(イ)はホークが
車輛受取姿勢にある概略図、(ロ)は、自動車の上昇状
態を示す概略図。
【図11】本発明の他の実施の形態の要部を示す背面斜
視図。
【図12】同ロック機構を示す斜視図。
【符号の説明】
5…車輛保持装置、10…ベース、12…支柱、25…
反転手段、30…車輛保持装置、33…リフト下部ベー
ス、34…作動用リフト、43…ホーク爪、A…車輛受
取姿勢、B…車輛反転姿勢

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置面に設置されるベース(10)に、
    車輛を保持するための複数のホーク爪(43)を有する
    車輛保持装置(5)が設けられ、ホーク爪(43)を、
    走行状態の車輛を載置すべく略水平に突出する車輛受取
    姿勢(A)と、前記車輛を反転すべく略垂直上方向きと
    なる車輛反転姿勢(B)とに姿勢変更できるように、車
    輛保持装置(5)を回動させる反転手段(25)が設け
    られたことを特徴とする車輛反転装置。
  2. 【請求項2】 前記ベース(10)には、支柱(12)
    が上下方向に揺動自在に取り付けられ、該支柱に沿って
    前記車輛保持装置(5)が移動自在に設けられ、支柱
    (12)が上向きとなる前記車輛受取姿勢(A)におい
    て、車輛保持装置(5)を昇降させる昇降手段(30)
    と、車輛保持装置(5)の下降を阻止するロック機構と
    を備えた請求項1に記載の車輛反転装置。
  3. 【請求項3】 前記車輛保持装置(5)は、支柱(1
    2)に沿って移動自在に設けられたリフト下部ベース
    (33)と、該リフト下部ベース(33)に対して昇降
    自在で且つ車輛を載置する作動用リフト(34)とを備
    えている請求項2に記載の車輛反転装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200165A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Kimura:Kk 車両の持上傾動装置
EP3480158A1 (en) * 2017-11-02 2019-05-08 Hook Up Solutions LLP Load transporter
CN112279151A (zh) * 2020-10-19 2021-01-29 山东飞科电动车有限公司 翻转电动车装置

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