JP2001239850A - 車両用駆動装置 - Google Patents

車両用駆動装置

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JP2001239850A JP2000052009A JP2000052009A JP2001239850A JP 2001239850 A JP2001239850 A JP 2001239850A JP 2000052009 A JP2000052009 A JP 2000052009A JP 2000052009 A JP2000052009 A JP 2000052009A JP 2001239850 A JP2001239850 A JP 2001239850A
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英隆 古賀
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H57/00General details of gearing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体継手に循環する作動流体を湿式クラッチ
の摩擦板を冷却するための冷却液として利用することに
より、湿式クラッチの冷却液供給装置を別途設けること
なく、しかも、湿式クラッチの摩擦特性を良好に維持す
ることができる車両用駆動装置を提供する。 【解決手段】 車両に搭載されたエンジンと、該エンジ
ンによって作動せしめられる流体継手と、該流体継手に
作動流体を循環せしめる流体作動手段と、該流体継手と
変速機との間に配設された摩擦クラッチとを具備する車
両用駆動装置であって、摩擦クラッチは湿式多板クラッ
チからなっており、流体作動手段は湿式クラッチに作動
流体を冷却液として供給するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用駆動装置、
更に詳しくは車両に搭載されたエンジンと、該エンジン
によって作動せしめられる流体継手と、該流体継手と変
速機との間に配設された摩擦クラッチとを具備する車両
用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体継手(フルードカップリング)は船
舶用、産業機械用、自動車用の動力伝達継手として従来
から用いられている。流体継手を装備した車両用駆動装
置は、例えば特開昭55ー159360号公報に開示さ
れている。該公報に開示された車両用駆動装置は、車両
に搭載されたエンジンによって作動せしめられる流体継
手と、該流体継手に伝動連結された摩擦クラッチと、該
摩擦クラッチに伝動連結された変速機が直列に配設され
ている。このような車両用駆動装置に装備される流体継
手は、例えばディーゼルエンジンのクランクシャフト
(流体継手としての入力軸)に連結されたケーシング
と、該ケーシングと対向して配設され該ケーシングに取
り付けられたポンプと、該ポンプと対向して配設され入
力軸と同一軸線上に配置された出力軸に取り付けられた
タービンとを具備しており、トルク伝達用の作動流体が
収容されている。この作動流体は上記ポンプとタービン
とによって形成される作動室内を旋回するために熱を発
生する。このため、上記公報に開示された流体継手は、
空冷式によって上記作動油の冷却を行っている。また、
上記作動流体を循環させて放熱する作動油循環式の流体
継手装置も用いられている。一方、流体継手と変速機と
の間に配設される摩擦クラッチとしては、一般に乾燥単
板式クラッチが使用されているが、クラッチフェーシン
グの摩耗等を考慮して湿式クラッチを用いることが考え
られる。この湿式多板クラッチは、摩擦板を冷却すると
ともに摩擦板の摩耗を少なくするために、冷却液が摩擦
板に供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、湿式多板クラ
ッチの摩擦板に冷却液を供給するための冷却液供給装置
を別途設けることはコスト的にもスペースの面でも問題
となる。一方、変速機には歯車や同期噛合機構を潤滑す
るための潤滑油を供給するための潤滑装置が設けられて
いる。同期噛合機構の同期リングは銅合金によって構成
されているので摩耗が激しく、従って、変速機の潤滑装
置に用いられている潤滑油は、特に銅合金に対して潤滑
性に優れた油が用いられている。他方、湿式多板クラッ
チの冷却液は摩擦特性が良好であることが要求される
が、変速機の潤滑装置に用いられている潤滑油は潤滑性
に優れいるが良好な摩擦特性が得られない。従って、変
速機の潤滑装置に用いられている潤滑油を湿式多板クラ
ッチの冷却液として用いると、クラッチを摩擦係合を解
除した状態においても引きずりトルクが発生する。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その主たる技術的課題は、流体継手に循環する作動
流体を湿式クラッチの摩擦板を冷却するための冷却液と
して利用することにより、湿式クラッチの冷却液供給装
置を別途設けることなく、しかも、湿式クラッチの摩擦
特性を良好に維持することができる車両用駆動装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を解決するために、車両に搭載されたエ
ンジンと、該エンジンによって作動せしめられる流体継
手と、該流体継手に作動流体を循環せしめる流体作動手
段と、該流体継手と変速機との間に配設された摩擦クラ
ッチとを具備する車両用駆動装置において、該摩擦クラ
ッチは湿式多板クラッチからなっており、該流体作動手
段は、該湿式クラッチに該作動流体を冷却液として供給
するように構成されている、ことを特徴とする車両用駆
動装置が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
車両用駆動装置の好適実施形態を図示している添付図面
を参照して、更に詳細に説明する。
【0007】図1には、本発明に従って構成された車両
用駆動装置の縦断面図が示されている。図1に示す車両
用駆動装置は、原動機としてのディーゼルエンジン2
と、流体継手(フルードカップリング)4と、湿式多板
摩擦クラッチ8および手動変速機10とから構成され、
これらは直列に配設されている。
【0008】図示の実施形態における車両用駆動装置
は、上記流体継手4および湿式多板摩擦クラッチ8を収
容する継手ハウジング3を具備している。継手ハウジン
グ3は、エンジン側である一端側(図1において左端
側)が開放され、変速機側である他端側(図1において
右端側)に仕切り壁31を備えている。この継手ハウジ
ング3は、図示の実施形態においてはアルミダイキャス
トによって一体成形され、軸方向中央部に中間壁32が
設けられており、該中間壁32によって流体継手収容室
3aと摩擦クラッチ収容室3bに区画されている。この
ように構成された継手ハウジング3は、エンジン2側
(図1において左端側)がディーゼルエンジン2に装着
されたハウジング22にボルト23等の締結手段によっ
て取り付けられており、変速機側(図1において右端
側)が手動変速機10のケース100にボルト24によ
って取り付けられている。
【0009】次に、流体継手4について図2を参照して
説明する。流体継手4は、上記継手ハウジング3の流体
継手収容室3a内に配設されている。図示の実施形態に
おける流体継手4は、ケーシング41とポンプ42およ
びタービン43を具備している。ケーシング41は、上
記ディーゼルエンジン2のクランク軸21(図1参照)
にボルト24によって内周部が装着されたドライブプレ
ート44の外周部にボルト441、ナット442等の締
結手段によって装着されている。なお、上記ドライブプ
レート44の外周には、図示しないスタータモータの駆
動歯車と噛合する始動用のリングギヤ45が装着されて
いる。
【0010】ポンプ42は上記ケーシング41と対向し
て配設されている。このポンプ42は、椀状のポンプシ
ェル421と、該ポンプシェル421内に放射状に配設
された複数個のインペラ422とを備えており、ポンプ
シェル421が上記ケーシング41に溶接等の固着手段
によって取り付けられている。従って、ポンプ42のポ
ンプシェル421は、ケーシング41およびドライブプ
レート44を介してクランク軸21に連結される。この
ため、クランク軸21は流体継手4の入力軸として機能
する。
【0011】タービン43は上記ポンプ42とケーシン
グ41によって形成された室にポンプ42と対向して配
設されている。このタービン43は、上記ポンプ42の
ポンプシェル421と対向して配設された椀状のタービ
ンシェル431と、該タービンシェル431内に放射状
に配設された複数個のランナ432とを備えている。タ
ービンシェル431は、上記入力軸としての上記クラン
ク軸21と同一軸線上に配設された出力軸46にスプラ
イン嵌合されたタービンハブ47に溶接等の固着手段に
よって取り付けられている。
【0012】図示の実施形態における流体継手4は、上
記ケーシング41とタービン43とを直接伝動連結する
ためのロックアップクラッチ50を具備している。ロッ
クアップクラッチ50は、ケーシング41とタービン4
3との間に配設されケーシング41との間に外側室40
aを形成するとともにタービン43との間に内側室40
bを形成するクラッチディスク51を備えている。この
クラッチディスク51は、内周縁が上記タービンハブ4
7の外周に相対回転可能でかつ軸方向に摺動可能に支持
されており、その外周部には上記ケーシング41と対向
する面にクラッチフェーシング52が装着されている。
また、クラッチディスク51の外周部における内側室4
0b側には、環状の凹部53が形成されており、この凹
部53にそれぞれ支持片54によって支持された複数個
のダンパースプリング55が所定の間隔を置いて配設さ
れている。この複数個のダンパースプリング55の両側
には上記クラッチディスク51に取り付けられた入力側
リテーナ56が突出して配設されているとともに、各ダ
ンパースプリング55間には上記タービン43のタービ
ンシェル431に取り付けられた出力側リテーナ57が
突出して配設されている。
【0013】図示の実施形態におけるロックアップクラ
ッチ50は以上のように構成されており、その作動につ
いて説明する。上記内側室40b側の作動流体の圧力が
外側室40aの作動流体の圧力より高い場合、即ち後述
する流体作動手段6によって供給される作動流体がポン
プ42とタービン43とによって形成される作動室4a
から内側室40bを通して外側室40aに流れる場合に
は、上記クラッチディスク51が図1において左方に押
圧されるので、クラッチディスク51に装着されたクラ
ッチフェーシング52がケーシング41に押圧されて摩
擦係合する(ロックアップクラッチ接)。従って、ケー
シング41とタービン43は、クラッチフェーシング5
2、クラッチディスク51、入力側リテーナ56、ダン
パースプリング55、出力側リテーナ57を介して直接
伝動連結される。一方、上記外側室40aの作動流体の
圧力が内側室40b側の作動流体の圧力より高い場合、
即ち後述する流体作動手段6によって供給される作動流
体が外側室40aから内側室40bを通してポンプ42
とタービン43とによって形成される作動室4aに循環
する場合には、上記クラッチディスク51が図1におい
て右方に押圧されるので、クラッチディスク51に装着
されたクラッチフェーシング52はケーシング41と摩
擦係合せず(ロックアップクラッチ断)、従って、ケー
シング41とタービン43との伝動連結は解除されてい
る。
【0014】上記継手ハウジング3の中間壁32には、
ポンプハウジング61、62がボルト63等の固着手段
によって取り付けられている。このポンプハウジング6
1、62内には、後述する流体作動手段6の流体圧源と
しての油圧ポンプ60が配設されている。また、ポンプ
ハウジング61、62には、後述する流体作動手段6を
構成する各制御弁が配設されているとともに、作動流体
通路が形成されている。ポンプハウジング61、62内
に配設された油圧ポンプ60は、上記ポンプ42のポン
プシェル421に取り付けられポンプハウジング61に
軸受481を介して回転可能に支持されたポンプハブ4
8によって回転駆動されるように構成されている。ま
た、ポンプハウジング61、62には、油圧ポンプ60
の吸入口に連通する吸入通路66aが形成されている。
この吸入通路66aは継手ハウジング3の中間壁32に
設けられた吸い込み通路32aに連通している。吸い込
み通路32aは継手ハウジング3に一体に形成されてお
り、吸い込み口32bが摩擦クラッチ収容室3bの底壁
部に向けて開口されており、この吸い込み口32bにフ
ィルタ67が装着されている。
【0015】図示の実施形態においては、摩擦クラッチ
収容室3bの底部に規定される流体貯留部30bには作
動流体が収容されており、この作動流体が上記油圧ポン
プ60の作動によりフィルタ67を通して吸い込まれる
ようになっている。従って、摩擦クラッチ収容室3bの
流体貯留部30bは、作動流体を貯留するリザーブタン
クとして機能する。このように図示の実施形態において
は、吸い込み通路32aがポンプハウジング61、62
を装着する継手ハウジング3の中間壁32に設けられて
いるので、流体貯留部30bに収容された作動流体を吸
い込むための吸い込み機構を別途設ける必要がなく、部
品点数を低減することができる。また、吸い込み機構を
構成する部品の接合部は継手ハウジング3の中間壁32
とポンプハウジング61、62との接合のみであるた
め、接合部が少なく空気の吸い込み性が改善される。
【0016】なお、上記ポンプハブ48の外周面とポン
プハウジング61の端部との間には、オイルシール48
2が配設されている。また、ポンプハブ48と上記出力
軸46との間には、筒状部材64が配設されており、該
筒状部材64とポンプハブ48との間に上記上記流体継
手4のポンプ42とタービン43とによって形成される
作動室4aと連通する通路641が形成されている。な
お、上記出力軸46には作動流体の通路461が設けら
れている。この通路461は、その一端が出力軸46の
図において左端面に開口し上記外側室40aと連通して
おり、その他端が出力軸46の外周面に開口している。
【0017】次に、上記湿式多板摩擦クラッチ8につい
て図2を参照して説明する。湿式多板摩擦クラッチ8
は、上記継手ハウジング3の摩擦クラッチ収容室3b内
に配設されており、クラッチアウタ81とクラッチセン
タ82とを備えている。クラッチアウタ81はドラム状
に形成されており、その内周部には上記流体継手4の出
力軸46とスプライン嵌合するハブ811が設けられて
いる。クラッチアウタ81の外周部内面には内歯スプラ
イン812が設けられており、この内歯スプライン81
2に複数枚の摩擦板83が軸方向に摺動可能に嵌合され
ている。また、クラッチアウタ81の中間部には環状の
シリンダ813が形成されており、該環状のシリンダ8
13を構成する内周壁814が上記ポンプハウジング6
2のボス部621の外周面に相対回転可能に嵌合されて
いる。環状のシリンダ813内には、上記摩擦板83と
後述する摩擦板87を押圧するための押圧ピストン84
が配設されている。この環状のシリンダ813と押圧ピ
ストン84とによって形成される液圧室815は、環状
のシリンダ813を構成する内周壁814に設けられた
通路816および上記ポンプハウジング62のボス部6
21に設けられた通路622を介して後述する流体作動
手段6に連通している。なお、クラッチアウタ81のハ
ブ811と押圧ピストン84との間にはプレート85が
装着されており、このプレート85と押圧ピストン84
との間に圧縮コイルばね86が配設されている。従っ
て、押圧ピストン84は、圧縮コイルばね86のばね力
によって常に図2において左方に移動すべく押圧されて
いる。
【0018】上記クラッチセンタ82は円盤状に形成さ
れており、その内周部には変速機10の入力軸101と
スプライン嵌合するハブ821が設けられている。クラ
ッチセンタ82の外周面には外歯スプライン822が設
けられており、この外歯スプライン822に複数枚の摩
擦板87が軸方向に摺動可能に嵌合されている。クラッ
チセンタ82に装着された複数枚の摩擦板87と上記ク
ラッチアウタ81に装着された複数枚の摩擦板83と
は、それぞれ交互に配設されている。なお、クラッチセ
ンタ82のハブ821とクラッチアウタ81のハブ81
1との間およびクラッチアウタ81のハブ811とポン
プハウジング62のボス部621との間には、それぞれ
スラスト軸受881、882が配設されている。
【0019】図示の実施形態における湿式多板摩擦クラ
ッチ8は以上のように構成されており、後述する流体作
動手段6によって作動流体が液圧室815に供給されな
い図1に示す状態においては、押圧ピストン84は圧縮
コイルばね86のばね力によって左方位置(係合解除位
置)に位置付けられている。このため、複数枚の摩擦板
83と複数枚の摩擦板87とは押圧されないので、複数
枚の摩擦板83と複数枚の摩擦板87とが摩擦係合せ
ず、流体継手4の出力軸46から変速機10の入力軸1
01への動力伝達が遮断されている。後述する流体作動
手段6によって作動流体が液圧室815に供給される
と、押圧ピストン84が圧縮コイルばね86のばね力に
抗して図1において右方の移動せしめられる。この結
果、複数枚の摩擦板83と複数枚の摩擦板87とが押圧
され互いに摩擦係合するので、流体継手4の出力軸46
に伝達された動力はクラッチアウタ81、複数枚の摩擦
板83、87およびクラッチセンタ82を介して変速機
10の入力軸101に伝達される。
【0020】図示の実施形態における湿式多板摩擦クラ
ッチ8は、複数枚の摩擦板83および複数枚の摩擦板8
7を冷却するために、上記流体継手4を循環する作動流
体が後述する流体作動手段6によって供給されるように
構成されている。流体継手4の出力軸46の外周面と上
記ポンプハウジング62のボス部621との間には通路
891が形成されており、この通路891が後述する流
体作動手段6に連通している。通路891に供給された
作動流体は、出力軸46とクラッチアウタ81のハブ8
11とのスプライン嵌合部を潤滑し、出力軸46とクラ
ッチセンタ82のハブ821との間に入り、スラスト軸
受881を潤滑した後に複数枚の摩擦板83および複数
枚の摩擦板87に供給される。また、通路891に供給
された作動流体は、スラスト軸受882を潤滑した後
に、クラッチアウタ81の設けられた通路817を通っ
て複数枚の摩擦板83および複数枚の摩擦板87に供給
される。なお、流体継手4の出力軸46には上記通路8
91と変速機10の入力軸101を支持する支持部とを
連通する通路463が設けられている。従って、通路8
91に供給された作動流体は、通路891を通して上記
入力軸101を回転自在に支持する軸受108を潤滑
し、更に変速機10の入力軸101とクラッチセンタ8
2のバブ821とのスプライン嵌合部を潤滑する。この
ように湿式多板摩擦クラッチ8の各部を潤滑ないし冷却
した作動流体は、摩擦クラッチ収容室3bに放出され、
リザーブタンクとして機能する流体貯留部30bに貯留
される。
【0021】次に、流体作動手段6について、図3を参
照して説明する。流体作動手段6は、上記油圧ポンプ6
0が作動することにより、リザーブタンクとして機能す
る流体貯留部30bに貯留された作動流体をフィルタ6
7、吸い込み通路32a、通路32aを通して吸い込
み、後述するように循環せしめる。油圧ポンプ60によ
って吸い込まれた作動流体は通路66bに吐出される。
通路66bに吐出された作動流体は、通路66cおよび
ロックアップクラッチ用方向制御弁68を介して上記出
力軸46に設けられた通路461と連通する通路66
d、または上記流体継手4の作動室4aに連通する通路
641と連通する通路66eに供給される。ロックアッ
プクラッチ用方向制御弁68にパイロット圧を作用せし
めるために、上記通路66bとロックアップクラッチ用
方向制御弁68とを連絡するパイロット通路66fが設
けられており、該パイロット通路66fにロックアップ
クラッチ用電磁切換弁69が配設されている。なお、ロ
ックアップクラッチ用電磁切換弁69は、車両の走行速
度に基づいて車両の走行速度が所定値以上になると図示
しない制御手段によって付勢(ON)される。
【0022】ロックアップクラッチ用電磁切換弁69が
除勢(OFF)している図2に示す状態のときには、パ
イロット通路66fが遮断されており、ロックアップク
ラッチ用方向制御弁68にはパイロット圧が作用しな
い。従って、ロックアップクラッチ用方向制御弁68は
図2に示す状態に位置付けられており、通路66cと通
路66dが連通するとともに、通路66eと戻り通路6
6gが連通している。この結果、油圧ポンプ60によっ
て通路66bに吐出された作動流体は、通路66c、通
路66d、通路461、流体継手4の外側室40a、内
側室40b、ポンプ42とタービン43とによって形成
される作動室4a、通路641、通路66e、戻り通路
66g、該戻り通路66gに配設された逆止弁70およ
び冷却器71を通して流体貯留部32bに循環される。
このように作動流体が循環するときは、外側室40aの
流体圧が内側室40bの流体圧より高いので、ロックア
ップクラッチ50は上述したように摩擦係合しない(ッ
クアップクラッチ断)。
【0023】一方、ロックアップクラッチ用電磁切換弁
69が付勢(ON)されると、パイロット通路66fが
連通されロックアップクラッチ用方向制御弁68にはパ
イロット圧が作用してロックアップクラッチ用方向制御
弁68が作動せしめられて、通路66cと通路66eが
連通するとともに、通路66dと流体貯留部65が連通
する。この結果、油圧ポンプ60によって通路66bに
吐出された作動流体は、通路66c、通路66e、通路
641、ポンプ42とタービン43とによって形成され
る作動室4a、内側室40b、外側室40a、通路46
1、通路66dを通して流体貯留部30bに循環され
る。このように作動流体が循環するときは、内側室40
bの流体圧が外側室40aの流体圧より高いので、ロッ
クアップクラッチ50は上述したように摩擦係合する
(ロックアップクラッチ接)。なお、ロックアップクラ
ッチ用電磁切換弁69は、付勢(ON)された状態にお
いて通路66bの作動流体圧力が所定値より低くロック
アップクラッチ用方向制御弁68に作用するパイロット
圧が低い場合には、ロックアップクラッチ用方向制御弁
68のスプール682が中間位置に位置付けられて、通
路66cが通路66dおよび通路66eと連通するよう
に構成されている。この作動形態に関連して、通路66
eと戻り通路66gとを連通するバイパス通路66hが
設けられており、このバイパス通路66hに絞り72が
配設されている。従って、油圧ポンプ60の回転速度が
低く通路66bの作動流体圧力が所定値より低い場合に
は、通路66bに吐出された作動流体は、通路66c、
通路66e、絞り72を備えたバイパス通路66hを通
して循環される。
【0024】図示の実施形態における流体作動手段6
は、上記通路66aと通路66bを結ぶリリーフ通路6
6jを備えており、このリリーフ通路66jにリリーフ
弁73が配設されている。リリーフ弁73は、開弁圧が
上記ロックアップクラッチ50のON時において上記ク
ラッチディスク51に装着されたクラッチフェーシング
52がケーシング41に押圧されて摩擦係合するに必要
な流体圧である例えば6kg/cm2に設定されてお
り、通路66b内の作動流体圧が6kg/cm2を越え
ると作動流体をリリーフ通路66jを介して通路66a
に戻す。
【0025】図示の実施形態における流体作動手段6
は、上記湿式多板摩擦クラッチ8の液圧室815に連通
された通路816、622と上記通路66bとを連絡す
る通路66kおよび通路66mを備えている。この通路
66kと通路66mとの間に摩擦クラッチ用方向制御弁
74が配設されている。摩擦クラッチ用方向制御弁74
にパイロット圧を作用せしめるために、上記通路66b
と摩擦クラッチ用方向制御弁74とを連絡するパイロッ
ト通路66nが設けられており、該パイロット通路66
nに摩擦クラッチ用電磁切換弁75が配設されている。
摩擦クラッチ用電磁切換弁75は、除勢(OFF)され
ているときには図1に示すようにパイロット通路66n
を連通しており、付勢(ON)されるとパイロット通路
66nの連通を遮断するように構成されている。なお、
上記摩擦クラッチ用方向制御弁74はパイロット圧が作
用していない状態では通路66kと通路66mとの連通
を遮断しており、パイロット圧が作用すると通路66k
と通路66mとを連通するように構成されている。従っ
て、摩擦クラッチ用電磁切換弁75が除勢(OFF)さ
れているときには、摩擦クラッチ用方向制御弁74にパ
イロット圧が作用しているので、摩擦クラッチ用方向制
御弁74は通路66kと通路66mとを連通する。この
結果、油圧ポンプ60によって通路66bに吐出された
作動流体が通路66k、通路66m、通路622、通路
816を介して湿式多板摩擦クラッチ8の液圧室815
に供給されるので、上記のように押圧ピストン84が圧
縮コイルばね86のばね力に抗して図1において右方の
移動せしめられ、複数枚の摩擦板83と複数枚の摩擦板
87とが押圧され互いに摩擦係合する。一方、摩擦クラ
ッチ用電磁切換弁75が付勢(ON)されるとパイロッ
ト通路66nの連通が遮断され、摩擦クラッチ用方向制
御弁74にパイロット圧が作用しないので、通路66k
と通路66mとの連通が遮断されるとともに、通路66
mが流体貯留部30bに開放される。この結果、湿式多
板摩擦クラッチ8の押圧ピストン84は圧縮コイルばね
86のばね力によって図1において左方移動せしめられ
るため、複数枚の摩擦板83と複数枚の摩擦板87との
擦係合が解除される。
【0026】なお、摩擦クラッチ用電磁切換弁75の付
勢(ON)および除勢(OFF)の制御は、手動変速機
10の変速時に図示しない制御手段によって行われる。
即ち、図示の実施形態における湿式多板摩擦クラッチ8
は自動クラッチシステムを構成しており、図示しない制
御手段は運転者が手動変速機10の変速操作を行う際
に、図示しない変速レバーに装着された変速指示スイッ
チをONしたことによる信号に基づいて摩擦クラッチ用
電磁切換弁75を付勢(ON)し、湿式多板摩擦クラッ
チ8による動力伝達を遮断する。そして、図示しない制
御手段は変速機のシフト操作が終了した時点で、図示し
ないシフトストロークセンサからのシフト終了信号に基
づいて摩擦クラッチ用電磁切換弁75を除勢(OFF)
し、湿式多板摩擦クラッチ8を擦係合する。
【0027】図示の実施形態における流体作動手段6
は、上記通路66bと上記流体継手4の出力軸46の外
周面と上記ポンプハウジング62のボス部621との間
に形成された通路891とを連絡する通路66pを備え
ている。このため、油圧ポンプ60によって通路66b
に吐出された作動流体は、通路66pを通して通路89
1に常時供給される。従って、油圧ポンプ60の作動時
には通路891に供給された作動流体が上述したように
上記スプライン嵌合部および上記各軸受を潤滑するとと
もに、湿式多板摩擦クラッチ8の複数枚の摩擦板83お
よび複数枚の摩擦板87に供給される。このように、流
体継手4に作動流体を循環せしめる流体作動手段6は、
作動流体を湿式多板摩擦クラッチ8の各軸受等を潤滑す
るとともに、複数枚の摩擦板83および複数枚の摩擦板
87に冷却液として供給する。従って、湿式多板摩擦ク
ラッチ8の摩擦板を冷却するために冷却液供給装置を別
途設ける必要はないとともに、摩擦板に供給される流体
継手4の作動流体は摩擦特性が良好であるため良好な摩
擦クラッチ特性を維持することができる。
【0028】次に、手動変速機10について図1を参照
して説明する。図示の実施形態における手動変速機10
は、平行軸式歯車変速機からなり、ケース100と、該
ケース100内に配設され上記湿式多板摩擦クラッチ8
のクラッチセンタ82を装着した入力軸101と、該入
力軸101と同一軸上に配設された出力軸102と、該
出力軸102と平行に配設されたカウンターシャフト1
03とを具備している。入力軸101には駆動歯車10
4が配設され、出力軸102には変速歯車105a、1
05b、・・・が配設されているとともに、同期噛合装
置106a、106b、・・・が配設されている。ま
た、カウンターシャフト103には、上記駆動歯車10
4および変速歯車105a、105b、・・・と常時噛
み合うカウンター歯車107a、107b、107c、
・・・が設けられている。なお、上記入力軸101は、
上記継手ハウジング3の仕切り壁31に設けられた穴3
11を貫通して配設され、その一端部が上記流体継手4
の出力軸46に軸受108を介して回転自在に支持され
ており、その中間部が軸受109を介して継手ハウジン
グ3に回転自在に支持されている。上記継手ハウジング
3の仕切り壁31に設けられた穴311の内周面と入力
軸101との間には、オイルシール110が配設されて
いる。このオイルシール110により継手ハウジング3
の摩擦クラッチ収容室3b内のクラッチ冷却液が手動変
速機10のケース100内に侵入すること、および手動
変速機10のケース100内の潤滑油が摩擦クラッチ収
容室3b内に侵入することが防止される。
【0029】図示の実施形態における車両用駆動装置は
以上のように構成されており、以下その作動について説
明する。先ず、車両の発進動作について説明する。ディ
ーゼルエンジン2が始動されアイドリング状態において
は摩擦クラッチ用電磁切換弁75は除勢(OFF)され
ており、湿式多板摩擦クラッチ8は上述したように摩擦
係合されている。なお、ロックアップクラッチ用電磁切
換弁69は除勢(OFF)されており、上述したように
流体継手4のロックアップクラッチ50は摩擦係合しな
い(ロックアップクラッチ断)。従って、エンジン2は
流体継手4の滑りによってアイドリング回転が維持され
ている。車両を発進するために運転者が図示しない変速
レバーに装着された変速指示スイッチをONすると、上
述したように摩擦クラッチ用電磁切換弁75が付勢(O
N)され、湿式多板摩擦クラッチ8による動力伝達が遮
断される。湿式多板摩擦クラッチ8による動力伝達が遮
断されている間に変速レバーによる変速操作が行われ、
手動変速機10が発進段に投入されると、上述したよう
に摩擦クラッチ用電磁切換弁75が除勢(OFF)さ
れ、湿式多板摩擦クラッチ8を摩擦係合する。この状態
で図示しないアクセルペダルを踏み込みエンジン回転速
度を増大すると、ディーゼルエンジン2のクランク軸2
1(入力軸)に発生した駆動力は、上述したようにドラ
イブプレート44を介して流体継手4のケーシング41
に伝達される。ケーシング41とポンプ42のポンプシ
ェル421は一体的に構成されているので、上記駆動力
によってポンプ42が回転せしめられる。ポンプ42が
回転するとポンプ42内の作動流体は遠心力によりイン
ペラ422に沿って外周に向かって流れ、矢印で示すよ
うにタービン43側に流入する。タービン43側に流入
した作動流体は、中心側に向かって流れ矢印で示すよう
にポンプ42に戻される。このように、ポンプ42とタ
ービン43とによって形成される作動室4a内の作動流
体がポンプ42とタービン43内を循環することによ
り、ポンプ42側の駆動トルクが作動流体を介してター
ビン43側に伝達される。タービン43側に伝達された
駆動力は、タービンシェル431およびタービンハブ4
7を介して出力軸46に伝達され、更に上記湿式多板摩
擦クラッチ8を介して変速機10に伝達され、車両を発
進することができる。
【0030】次に、車両用駆動装置の変速時の動作につ
いて説明する。車両が走行中に手動変速機10を所定の
変速段へ変速する場合は、運転者が図示しない変速レバ
ーに装着された変速指示スイッチをONすると、上述し
たように摩擦クラッチ用電磁切換弁75が付勢(ON)
され、湿式多板摩擦クラッチ8による動力伝達が遮断さ
れる。湿式多板摩擦クラッチ8による動力伝達が遮断さ
れている間に変速レバーによる変速操作が行われ、手動
変速機10が所定の変速段へ投入される。このとき、同
期噛合装置106によって出力軸102の回転速度と所
定の変速歯車105の回転速度を同期させるが、この同
期作用は変速歯車105と伝動連結されている摩擦クラ
ッチの構成部材の回転慣性が大きい(同期負荷が大き
い)と長時間を要し、回転慣性が小さい(同期負荷が小
さい)程短時間で同期させることができる。しかるに、
図示の実施形態においては、変速歯車105と伝動連結
されている入力軸101には回転慣性の小さい(同期負
荷が小さい)クラッチセンタ82が装着されているの
で、同期作用が短時間で行われ変速時間を短縮すること
ができる。
【0031】上記のようにして出力軸102の回転速度
と所定の変速歯車105の回転速度が同期して所定の変
速段へのシフトが完了したら、上述したように摩擦クラ
ッチ用電磁切換弁75が除勢(OFF)され、湿式多板
摩擦クラッチ8が擦係合せしめられる。
【0032】
【発明の効果】本発明による車両用駆動装置は以上のよ
うに構成されているので、以下に述べる作用効果を奏す
る。
【0033】即ち、本発明によれば、流体継手に作動流
体を循環せしめる流体作動手段は湿式クラッチに作動流
体を冷却液として供給するように構成されているので、
湿式多板摩擦クラッチの摩擦板を冷却するために冷却液
供給装置を別途設ける必要がないとともに、摩擦板に供
給される流体継手の作動流体は摩擦特性が良好であるた
め良好な摩擦クラッチ特性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された車両用駆動装置の縦
断面図。
【図2】図1に示す車両用駆動装置の要部拡大断面図。
【図3】図1の車両用駆動装置に装備される流体作動手
段の流体回路図。
【符号の説明】
2:内燃機関 21:クランク軸 3:継手ハウジング 3a:流体継手収容室 3b:擦クラッチ収容室 30b:流体貯留部 4:流体継手 40:流体継手ハウジング 41:ケーシング 42:ポンプ 421:ポンプシェル 422:インペラ 43:タービン 431:タービンシェル 432:ランナ 44:ドライブプレート 45:リングギヤ 46:流体継手の出力軸 47:タービンハブ 48:ポンプハブ 50:ックアップクラッチ 51:クラッチディスク 55:ダンパースプリング 56:入力側リテーナ 57:出力側リテーナ 6:流体作動手段 60:油圧ポンプ 61、62:ポンプハウジング 67:フィルタ 68:ックアップクラッチ用方向制御弁 69:ロックアップクラッチ用電磁切換弁 70:逆止弁 71:冷却器 72:絞り 73:リリーフ弁 74:擦クラッチ用方向制御弁 75:摩擦クラッチ用電磁切換弁 8:湿式多板擦クラッチ 81:クラッチアウタ 82:クラッチセンタ 83:擦板 84:押圧ピストン 86:圧縮コイルばね 87:擦板 10:変速機 100:変速機のケース 101:変速機の入力軸 102:変速機の出力軸 103:変速機のカウンターシャフト 104:駆動歯車 105a、105b、・・・:変速歯車 107a、107b、107c、・・・:カウンター歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 淳 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 岡本 壮史 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 Fターム(参考) 3D039 AA02 AA03 AA19 AB01 AC21 AD01 AD06 3J063 AA01 AB42 AB53 BA11 BA15 CB41 CD13 CD17 XD03 XD23 XD33 XD43 XD62 XD72 XD73 XE14 XH03 XH13 XH23 XH42

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンと、該エンジ
    ンによって作動せしめられる流体継手と、該流体継手に
    作動流体を循環せしめる流体作動手段と、該流体継手と
    変速機との間に配設された摩擦クラッチとを具備する車
    両用駆動装置において、 該摩擦クラッチは湿式多板クラッチからなっており、 該流体作動手段は、該湿式クラッチに該作動流体を冷却
    液として供給するように構成されている、 ことを特徴とする車両用駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008208978A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Aisin Aw Industries Co Ltd 発進装置の油路構造
JP2015190491A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 いすゞ自動車株式会社 動力伝達装置の制御装置及び制御方法

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JP2015190491A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 いすゞ自動車株式会社 動力伝達装置の制御装置及び制御方法

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