JP2001237254A - リードフレーム加熱用ヒータ及びリードフレーム加熱用ヒータへのリードフレームの位置決め方法 - Google Patents

リードフレーム加熱用ヒータ及びリードフレーム加熱用ヒータへのリードフレームの位置決め方法

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JP2001237254A
JP2001237254A JP2000048080A JP2000048080A JP2001237254A JP 2001237254 A JP2001237254 A JP 2001237254A JP 2000048080 A JP2000048080 A JP 2000048080A JP 2000048080 A JP2000048080 A JP 2000048080A JP 2001237254 A JP2001237254 A JP 2001237254A
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lead frame
heater
heating
pin
positioning
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Nobuki Yamamoto
伸樹 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレームを精度良く位置決めすること
ができ、しかも、変形が生じないようにリードフレーム
を加熱することができるリードフレーム加熱用ヒータを
提供する。 【解決手段】 リードフレーム1のパイロット孔2に挿
入するための一本の挿入ピン3と、リードフレーム1の
側端部4に当接するための複数本の当接ピン5と具備し
て位置決めピン群6を形成する。位置決めピン群6をヒ
ータ台7の上面に突出して設ける。リードフレーム1の
移動及び回転を挿入ピン3と当接ピン5で規制すること
ができる。リードフレーム1の熱膨張が挿入ピン3や当
接ピン5で規制されないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームを
金型にセットする前に予熱するのに用いられるリードフ
レーム加熱用ヒータ及びこのヒータへのリードフレーム
の位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子を搭載したリード
フレームを金型にセットし、半導体素子を樹脂で封止し
て半導体パッケージを形成することが行なわれている
が、このように金型を用いた樹脂封止にて半導体パッケ
ージを形成する場合、樹脂の硬化速度を高めるなどの目
的で、リードフレームを金型にセットする前に予熱(プ
レヒート)することが行なわれている。
【0003】図5に従来のリードフレーム加熱用ヒータ
Aを示す。このリードフレーム加熱用ヒータAは、平板
状のヒータ台7の上面に多数本の挿入ピン3を立設して
形成されるものであって、ヒータ台7が発熱するように
形成されている。そして、リードフレーム1を予熱する
にあたっては、リードフレーム1の複数個のパイロット
孔2に挿入ピン3を挿入しながらヒータ台7の上面にリ
ードフレーム1を載置するものであり、ヒータ台7の発
熱によりリードフレーム1が加熱されて予熱することが
できるものである。また、図6に示すように、ヒータ台
7の上面に載置されたリードフレーム1の複数個のパイ
ロット孔2に挿入ピン3をそれぞれ挿入することによっ
て、リードフレーム1を複数の箇所で挿入ピン3にて固
定してリードフレーム1をヒータ台7に対して位置決め
することができ、搬送装置等による搬送の自動化を容易
に行なうことができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のリード
フレーム加熱用ヒータAでは、リードフレーム1を複数
の箇所で挿入ピン3にて固定した状態で加熱しているの
で、リードフレーム1の熱膨張(伸び)が挿入ピン3の
箇所で規制されることになり、リードフレーム1に変形
が生じるという問題があった。そこで、挿入ピン3とパ
イロット孔2のクリアランスを大きくすることも考えら
れているが、このことでリードフレーム1の位置決め精
度が低下するという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、リードフレームを精度良く位置決めすることがで
き、しかも、変形が生じないようにリードフレームを加
熱することができるリードフレーム加熱用ヒータ及びリ
ードフレーム加熱用ヒータへのリードフレームの位置決
め方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
リードフレーム加熱用ヒータAは、リードフレーム1の
パイロット孔2に挿入するための一本の挿入ピン3と、
リードフレーム1の側端部4に当接するための複数本の
当接ピン5とを具備して位置決めピン群6を形成し、位
置決めピン群6をヒータ台7の上面に突出して設けて成
ることを特徴とするものである。
【0007】本発明の請求項2に係るリードフレーム加
熱用ヒータへのリードフレームの位置決め方法は、一本
の挿入ピン3と複数本の当接ピン5を具備して位置決め
ピン群6を形成すると共に位置決めピン群6をヒータ台
7の上面に突出して設けてリードフレーム加熱用ヒータ
Aを形成し、リードフレーム1のパイロット孔2に挿入
ピン3を挿入すると共にリードフレーム1の側端部4に
当接ピン5を当接させて、ヒータ台7の上面にリードフ
レーム1を載置することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0009】リードフレーム1は銅合金やFe-Ni42合金
(42アロイ)などの金属製であって、図2に示すよう
に略矩形板状に形成されている。また、リードフレーム
1は一対のフレーム部10と一対のフレーム部10の間
のパターン形成部11とで構成されている。一対のフレ
ーム部10のうち一方のフレーム部10には複数個のパ
イロット孔2がリードフレーム1の長手方向に並べて設
けられている。また、パターン形成部11には複数個の
回路パターン12がリードフレーム1の長手方向に並べ
て連設されている。図3に示すように、回路パターン1
2は三本の端子13と半導体素子搭載部14とで構成さ
れており、パイロット孔2を設けた一方のフレーム部1
0に二本の端子13が連設されていると共に残りの一本
の端子13が他方のフレーム部10に連設されている。
また、半導体素子搭載部14は上記の一方のフレーム部
10に連設された二本の端子13の間に位置し、残りの
端子13の先端に連設されている。そして、図3の点線
で囲まれた部分が樹脂封止される部分である。上記のパ
イロット孔2及び回路パターン12はエッチング加工や
スタンピング(打ち抜き)加工により形成することがで
きる。尚、図3に示す回路パターン12は一例であっ
て、これに限定されるものではない。また、パイロット
孔2の個数も任意であるが、少なくともリードフレーム
1の長手方向の略中央部に一つのパイロット孔2を設け
るようにする。また、パイロット孔2は両方のフレーム
部10に形成しても良い。
【0010】図1にリードフレーム加熱用ヒータAを示
す。このヒータAは平板状のヒータ台7の上面に複数個
の位置決めピン群6を設けて形成されている。ヒータ台
7は上面が略平坦な載置面15として形成されていると
共にヒータ台7の内部には電熱線等の発熱体が内蔵され
ており、発熱体の発熱により載置面15が加熱されて発
熱するように形成されている。また、位置決めピン群6
は一本の挿入ピン3と一対の当接ピン5とで構成されて
おり、挿入ピン3と当接ピン5はヒータ台7の上面の載
置面15に立設されている。挿入ピン3は一対の当接ピ
ン5の間の略中央の位置で且つ一対の当接ピン5を結ぶ
線上からずれた位置に配設されている。また、一対の当
接ピン5の間の寸法(間隔)はリードフレーム1の長手
方向の寸法よりも若干小さく形成されている。尚、図1
のリードフレーム加熱用ヒータAは8個の位置決めピン
群6を設けて形成されており、8枚のリードフレーム1
を同時に加熱することができるものであるが、これに限
定されるものではなく、位置決めピン群6の個数は任意
に設定することができる。また、一つの位置決めピン群
6における当接ピン5の本数は任意である。
【0011】そして、上記のリードフレーム加熱用ヒー
タAを用いてリードフレーム1を加熱(予熱)するにあ
たっては、図2に示すように、リードフレーム1の長手
方向の略中央部に設けたパイロット孔2に挿入ピン3を
挿入しながら、且つリードフレーム1の長手方向の両端
部においてリードフレーム1の一方の側端部4に当接ピ
ン5の周面を当接させながら、ヒータ台7の上面の載置
面15にリードフレーム1を載置し、この状態で放置す
ることによって、ヒータ台7の発熱によりリードフレー
ム1を加熱することができる。
【0012】本発明では、リードフレーム1のパイロッ
ト孔2に挿入ピン3を挿入すると共にリードフレーム1
の側端部4に当接ピン5を当接させるので、挿入ピン3
をパイロット孔2に挿入することによって、リードフレ
ーム1が長手方向及び短手方向に移動するの規制するこ
とができると共にリードフレーム1の側端部4に当接ピ
ン5を当接させることによって、リードフレーム1が挿
入ピン3を軸として回転するのを規制することができ、
リードフレーム1を精度良く位置決めすることができる
ものである。特に、リードフレーム1の長手方向の略中
央部に設けたパイロット孔2に挿入ピン3を挿入すると
共にリードフレーム1の長手方向の両端部において側端
部4に当接ピン5を当接させることによって、リードフ
レーム1が熱膨張しても常にリードフレーム1の長手方
向の略中央部を基準としてリードフレーム1を位置決め
することができると共にリードフレーム1の両端部にお
いてリードフレーム1の側端部4に当接ピン5を当接さ
せることによって、リードフレーム1が挿入ピン3を軸
として回転するのを確実に規制することができ、リード
フレーム1が熱膨張しても非常に精度良く位置決めする
ことができるものである。しかも、当接ピン5はリード
フレーム1の側端部4に当接させるだけあるので、リー
ドフレーム1の熱膨張(特に、リードフレーム1の長手
方向における熱膨張)が当接ピン5で規制されないよう
にすることでき、リードフレーム1がほぼ自由に熱膨張
することができて変形が生じないようにすることができ
るものである。
【0013】尚、図3に示す実施の形態では、リードフ
レーム1の両方の側端部4のうち、パイロット孔2に近
い方の側端部4に当接ピン5を当接させたが、これに限
らず、図4に示すように、パイロット孔2から遠い方の
側端部4に当接ピン5を当接させるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1の発明
は、リードフレームのパイロット孔に挿入するための一
本の挿入ピンと、リードフレームの側端部に当接するた
めの複数本の当接ピンとを具備して位置決めピン群を形
成し、位置決めピン群をヒータ台の上面に突出して設け
るので、リードフレームのパイロット孔に挿入ピンを挿
入すると共にリードフレームの側端部に当接ピンを当接
させて、ヒータ台の上面にリードフレームを載置するこ
とによって、リードフレームの移動及び回転を挿入ピン
と当接ピンで規制することができ、リードフレームを精
度良く位置決めすることができるものであり、しかも、
リードフレームの熱膨張が挿入ピンや当接ピンで規制さ
れないようにすることができ、変形が生じないようにリ
ードフレームを加熱することができるものである。
【0015】また本発明の請求項2の発明は、一本の挿
入ピンと複数本の当接ピンを具備して位置決めピン群を
形成すると共に位置決めピン群をヒータ台の上面に突出
して設けてリードフレーム加熱用ヒータを形成し、リー
ドフレームのパイロット孔に挿入ピンを挿入すると共に
リードフレームの側端部に当接ピンを当接させて、ヒー
タ台の上面にリードフレームを載置するので、リードフ
レームの移動及び回転を挿入ピンと当接ピンで規制する
ことができ、リードフレームを精度良く位置決めするこ
とができるものであり、しかも、リードフレームの熱膨
張が挿入ピンや当接ピンで規制されないようにすること
ができ、変形が生じないようにリードフレームを加熱す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の図2のイ部分を示す拡大図である。
【図4】同上の他の実施の形態を示す平面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム 2 パイロット孔 3 挿入ピン 4 側端部 5 当接ピン 6 位置決めピン群 7 ヒータ台 A リードフレーム加熱用ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームのパイロット孔に挿入す
    るための一本の挿入ピンと、リードフレームの側端部に
    当接するための複数本の当接ピンとを具備して位置決め
    ピン群を形成し、位置決めピン群をヒータ台の上面に突
    出して設けて成ることを特徴とするリードフレーム加熱
    用ヒータ。
  2. 【請求項2】 一本の挿入ピンと複数本の当接ピンを具
    備して位置決めピン群を形成すると共に位置決めピン群
    をヒータ台の上面に突出して設けてリードフレーム加熱
    用ヒータを形成し、リードフレームのパイロット孔に挿
    入ピンを挿入すると共にリードフレームの側端部に当接
    ピンを当接させて、ヒータ台の上面にリードフレームを
    載置することを特徴とするリードフレーム加熱用ヒータ
    へのリードフレームの位置決め方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016092050A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 三菱電機株式会社 電子部品搭載基板、電動機、空気調和機、及び電子部品搭載基板の製造方法
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