JP2001237238A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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JP2001237238A JP2000047353A JP2000047353A JP2001237238A JP 2001237238 A JP2001237238 A JP 2001237238A JP 2000047353 A JP2000047353 A JP 2000047353A JP 2000047353 A JP2000047353 A JP 2000047353A JP 2001237238 A JP2001237238 A JP 2001237238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理容器内における処理ガス流の上流側にあ
る汚染源から被処理体を隔離して被処理体の汚染を防止
する。 【解決手段】 内管2aと外管2bを有する二重管構造
の処理容器1の下部に炉口4、ガス導入部5および排気
部6を設け、その炉口4から被処理体wを収容すると共
に炉口4を開閉可能な蓋体13により密閉して被処理体
wに所定の熱処理を施す縦型熱処理装置において、前記
蓋体13に前記内管2aの下端部を閉塞する閉塞部材1
9を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦型熱処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造においては、被処
理体例えば半導体ウエハに酸化、拡散、CVD、アニー
ルなどの処理を施すために、半導体製造装置の一つとし
て縦型熱処理装置が使用されている。この縦型熱処理装
置は、図5に示すように、内管2aと外管2bを有する
二重管構造の処理容器1の下部に炉口4、ガス導入部5
および排気部6を設け、その炉口4からウエハwを収容
すると共に炉口4を開閉可能な蓋体13により密閉して
ウエハwに所定の熱処理例えばCVDによる成膜処理を
施すように構成されている。
【0003】前記処理容器1は、下部に炉口4、ガス導
入部5および排気部6を有するマニホールド7を備え、
このマニホールド7の上端部に前記外管2bが接合支持
され、マニホールド7内に前記内管2aが内管支持部材
10を介して支持されている。前記内管2aの下端部と
マニホールド7の間は、内管支持部材10により塞がれ
ている。また前記蓋体13には、ウエハwを回転するた
めの回転テーブル18が回転軸17aを有する回転導入
部17を介して設けられ、この回転テーブル18上に多
数枚のウエハwを上下方向に所定間隔で配列搭載したボ
ート15が保温筒16を介して載置されている。マニホ
ールド7の下端部と蓋体13の間には、気密材例えばO
リング14が設けられている。
【0004】このように構成された縦型熱処理装置にお
いては、ガス導入部5より処理容器1の内管2a内に導
入された処理ガスが内管2a内を下方から上方へ流れて
ボート15上の各ウエハwに供給された後、内管2aと
外管2bの間の環状排気通路3を上方から下方へ流れて
排気部6より排気されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記縦型熱
処理装置においては、処理容器1内における処理ガス流
の上流側にウエハwの汚染源となり得るOリング14や
回転導入部17が存在している。Oリング14は、処理
容器1内の減圧によりアウトガスを発生することが考え
られ、回転導入部17は、機械的摩擦によりパーティク
ル(塵粒子)を発生することが考えられる。このため、
これらの汚染源が処理ガス流の上流にあることから、汚
染物質が処理ガスと一緒にウエハに供給されてしまい、
ウエハを汚染する恐れがあった。
【0006】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、処理容器内における処理ガス流の上流側にある汚
染源から被処理体を隔離して被処理体の汚染を防止する
ことができる縦型熱処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
の発明は、内管と外管を有する二重管構造の処理容器の
下部に炉口、ガス導入部および排気部を設け、その炉口
から被処理体を収容すると共に炉口を開閉可能な蓋体に
より密閉して被処理体に所定の熱処理を施す縦型熱処理
装置において、前記蓋体に前記内管の下端部を閉塞する
閉塞部材を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の縦型熱
処理装置において、前記閉塞部材と蓋体の間の空間部が
前記排気部と連通されていることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載の縦型熱
処理装置において、前記処理容器が、下部に炉口、ガス
導入部および排気部を有するマニホールドを備え、この
マニホールドの上端部に前記外管が支持され、マニホー
ルド内に前記内管がその下端部を前記閉塞部材と対向さ
せた状態で支持されていることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1記載の縦型熱
処理装置において、前記蓋体には、前記被処理体を回転
するための回転軸を有する回転導入部が設けられ、その
回転軸が前記閉塞部材を貫通し、回転軸の上端部に回転
テーブルが設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の第1の実施の
形態を示す縦型熱処理装置の縦断面図、図2は図1の要
部断面図、図3は内管支持部を説明するマニホールドの
横断面図である。
【0012】図1において、1は被処理体例えば半導体
ウエハwを収容して所定の処理ガス雰囲気下で所定の熱
処理例えば減圧CVDを施すための縦型の熱処理炉を構
成する処理容器(チャンバ)である。この処理容器1
は、主として、石英製の反応管(プロセスチューブ)2
により構成されている。特に、この反応管2は、同心状
に配置した内管2aと外管2bの二重管構造とされてい
る。
【0013】内管2aは、上端および下端が開口されて
いる。外管2bは、上端が閉塞され、下端が開口されて
いる。外管2bの下端部には、フランジ部2fが形成さ
れている。内管2aは、実質的な処理空間を形成してお
り、内管2aと外管2bとの間の環状空間が処理ガスの
排気通路3を形成している。
【0014】処理容器1の下部には、炉口4、ガス導入
部5および排気部6が設けられている。本実施の形態の
処理容器1は、下部に、炉口4、ガス導入部5および排
気部6を有するマニホールド7を備えている。このマニ
ホールド7は、耐熱性および耐食性を有する材料例えば
ステンレス鋼により前記外管2bとほぼ同径の短管状に
形成されており、その上端部には前記外管2bの下端フ
ランジ部2fを接合支持するためのフランジ部7fが形
成されている。マニホールド7の上端フランジ部7f上
面には、外管2bの下端フランジ部2fが気密材例えば
フッ素系のOリング8を介して載置され、フランジ押え
9により接合固定されている。
【0015】また、マニホールド7内には、前記内管2
aがその下端部を後述の閉塞部材19と対向するように
内管支持部材10を介して支持されている。この内管支
持部材10は、図3に示すように、マニホールド7の内
周に周方向に沿って適宜間隔で鍔状に複数例えば3つ突
設された係止部10aと、これら係止部10aと対応す
るように前記内管2aの外周に周方向に沿って適宜間隔
で鍔状に複数例えば3つ突設された被係止部10bとか
ら主に構成されている。マニホールド7内に内管2aを
支持する場合には、内管2aの被係止部10bを、下方
からマニホールド7の係止部10a間の切欠部10cを
通過させ、内管2aを回動し、被係止部10bを係止部
10a上に位置させて係止させればよい。
【0016】前記マニホールド7の管壁(側部)には、
内管2a内の下方に処理ガスや不活性ガスを導入するガ
ス導入管5aを有するガス導入部5が設けられていると
共に、前記排気通路3を介して処理容器1内を排気する
ための短管状の排気部6が設けられている。前記ガス導
入管5aの先端部は、後述する閉塞部材19や回転テー
ブル18と干渉しないように内管2aの管壁(側部)を
貫通して内管2a内に挿入されていることが好ましい。
【0017】ガス導入部5は、ガス種に応じて複数設け
られおり、ガス導入部5には図示しないガス供給系が接
続されている。前記排気部6には、処理容器1内を所定
の減圧ないし真空度に減圧排気可能な図示しない減圧ポ
ンプおよび排気弁を備えた排気系が接続されている。図
示例の場合、内管支持部材10を基準として、下方にガ
ス導入管5aが、上方に排気部6が配されている。
【0018】マニホールド7は、処理容器1を下方から
挿通する開口部10aを有するベースプレート11の下
部に図示しない取付部材を介して取付けられている。ま
た、ベースプレート11の上部には、炉(処理容器1)
内を所定の温度に加熱制御可能な円筒状のヒータ12が
設置されている。
【0019】一方、処理容器1の下方には、炉口4を密
閉する開閉可能な蓋体13が図示しない昇降機構により
昇降可能に設けられている。蓋体13は、例えばステン
レス鋼により形成されている。この蓋体13には、マニ
ホールド7の下部開口端との間を気密にシールするため
の気密材例えばフッ素系のOリング14が設けられてい
る。この蓋体13の上部には、多数例えば150枚程度
のウエハwを水平状態で上下方向に所定間隔で支持搭載
する石英製のボート15が炉口4の断熱手段である石英
製の保温筒16を介して載置されるようになっている。
【0020】本実施の形態では、ウエハwを面内均一に
熱処理するために、蓋体13に回転導入部17を介して
回転テーブル18を設け、この回転テーブル18上に保
温筒16を介してボート15を載置するように構成され
ている。前記回転導入部17は、図示しないモータによ
って回転駆動される垂直の回転軸17aを有し、この回
転軸17aを蓋体13の中央部に垂直に貫通させた状態
で回転導入部17が蓋体13の下面に取付けられてい
る。回転導入部17は、回転軸17aの貫通部をシール
するために不活性ガス例えば窒素ガスを導入する不活性
ガス導入管部17bを備えている。
【0021】このように構成された縦型熱処理装置にお
いては、蓋体13に設けられたOリング14や回転導入
部17が処理ガスの流れの上流側に位置していることか
ら、ウエハwの汚染源となり得る。そこで、これらの汚
染源からウエハwを隔離してウエハwの汚染を防止する
ために、前記蓋体13には、図1ないし図2に示すよう
に、その炉口密閉時に内管2aの下端部(下部開口端)
を閉塞する例えば石英製の閉塞部材19が設けられてい
る。
【0022】この閉塞部材は19、内管2aの下部開口
端に当接してこれを塞ぐために、例えば円板状に形成さ
れている。また、閉塞部材19は、蓋体13が炉口4を
密閉した時に、丁度内管2aの下部開口端に当接するよ
うに、蓋体13の上部に複数の支柱(スぺーサ)20を
介して取付けられている。また、前記閉塞部材19の上
方に回転テーブル18を配置するために、前記回転導入
部17の回転軸17aは、閉塞部材19を貫通してお
り、この閉塞部材19を貫通した回転軸17aの上端部
に前記回転テーブル18が取付けられている。閉塞部材
19には、回転軸17aが緩く貫通する貫通孔19aが
形成されている。
【0023】前記汚染源からのアウトガスやパーティク
ル等の汚染物質を内管2a内のウエハwと接触させるこ
となく直接排気部6より排気するために、前記閉塞部材
19と蓋体13の間の空間部21は、内管支持部材10
の切欠部10cを通して排気部6と連通されている。
【0024】次に、以上の構成からなる縦型熱処理装置
の作用を述べる。昇降機構により蓋体13を上昇させて
ボート15および保温筒16を処理容器1内に搬入する
と共に炉口4を蓋体13で密閉する。この時、蓋体13
に設けられた閉塞部材19によって内管2aの下端部が
閉塞される。そして、先ず、排気部6の排気系を介して
処理容器1内を減圧排気すると共に、ガス導入部5のガ
ス導入管5a等を介して処理容器1内に不活性ガス例え
ば窒素(N2)ガスを導入して処理容器1内をパージす
る。
【0025】次に、ヒータ12の作動により処理容器1
内のウエハwを所定の熱処理温度に加熱昇温させると共
に、ガス供給系からガス導入部5のガス導入管5aを介
して処理容器1内のウエハwに所定の処理ガスを供給
し、所定の熱処理例えば減圧CVDによる成膜処理を行
う。熱処理が終了したら、ヒータ12の作動および処理
ガスの供給を停止し、不活性ガスを導入して処理容器1
内をパージした後、処理容器1内を常圧に復帰させてか
ら蓋体13を降下させてボート15および保温筒16を
処理容器1外に搬出すればよい。
【0026】前記構成からなる縦型熱処理装置によれ
ば、内管2aと外管2bを有する二重管構造の処理容器
1の下部に炉口4、ガス導入部5および排気部6を設
け、その炉口4からウエハwを収容すると共に炉口4を
開閉可能な蓋体13により密閉してウエハwに所定の熱
処理を施す縦型熱処理装置において、前記蓋体13に前
記内管2aの下端部を閉塞する閉塞部材19を設けてい
るため、処理容器1内における処理ガス流の上流側にあ
る汚染源からウエハwを隔離してウエハwの汚染を抑制
ないし防止することができる。
【0027】しかも、前記閉塞部材19と蓋体13の間
の空間部21が前記排気部6と連通されているため、汚
染源からのアウトガスやパーティクル等の汚染物質を内
管2a内のウエハwに接触させることなく排気部6より
直接排気することができ、ウエハwの汚染を更に十分に
防止することが可能となる。
【0028】また、前記処理容器1が、下部に炉口4、
ガス導入部5および排気部6を有するマニホールド7を
備え、このマニホールド7の上端部に前記外管2bが支
持され、マニホールド7内に前記内管2aがその下端部
を前記閉塞部材19と対向させた状態で支持されている
ため、内管2aの下端部を閉塞部材19で確実に閉塞す
ることができ、処理容器1内における処理ガス流の上流
側にある汚染源からウエハwを確実に隔離することがで
きる。
【0029】更に、前記蓋体13には前記ウエハwを回
転するための回転軸17aを有する回転導入部17が設
けられ、その回転軸17aが前記閉塞部材19を貫通
し、回転軸17aの上端部に回転テーブル18が設けら
れているため、閉塞部材19と干渉せずにウエハwを容
易に回転させることができ、ウエハwの面内均一な熱処
理が可能となる。
【0030】図4は、本発明の第2の実施の形態を示す
縦型熱処理装置の要部縦断面図である。この図4の実施
の形態において、前記図1の実施の形態と同一部分は、
同一参照符号を付して説明を省略し、異なる部分につい
て説明を加える。図4に示すように、内管2aの下端部
を閉塞する閉塞部材19は、マニホールド7の排気部6
とほぼ同じ高さに配置されており、回転導入部17の回
転軸17aには、蓋体13および閉塞部材19の回転軸
貫通部を覆うべく蓋体13の上面および閉塞部材19の
下面に位置される鍔状の覆い部22a,22bが設けら
れている。
【0031】また、内管2aの支持部材10は、ガス導
入部5および排気部6よりも上方に配置されている。閉
塞部材19と蓋体13の間の空間部21は、排気部6に
直接連通しており、内管2aと外管2bの間の環状排気
通路3は、内管支持部材10の切欠部10c(図3参
照)を介して排気部6に連通されている。回転テーブル
上18には保温筒を介さずにボート15が直接載置さ
れ、回転テーブル18の下方には、炉口断熱手段とし
て、抵抗発熱体からなる平面状の加熱板23が配置され
ている。この加熱板23は、蓋体13から閉塞部材19
を貫通するように立設された通電用の支柱24を介して
支持されている。この図4の実施の形態においても、図
1に実施の形態と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0032】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、本発明の縦型熱処理
装置は、CVD以外に、例えば酸化、拡散、アニール等
の処理に適するように構成されていてもよい。また、被
処理体としては、半導体ウエハ以外に、例えばガラス基
板等がであってもよい。閉塞部材としては、石英以外
に、例えば炭化珪素(SiC)により形成されていても
よい。前記実施の形態では、マニホールドが外管とは別
体に形成されているが、マニホールドを石英製にするこ
とにより外管と一体形成されていてもよい。また、図5
に示すように、内管支持部材が内管の下端部を支持して
いる場合には、閉塞部材が内管支持部材の下面に当接し
て(すなわち内管支持部材を介して)内管の下端部を閉
塞するように構成されていてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0034】(1)請求項1の発明によれば、内管と外
管を有する二重管構造の処理容器の下部に炉口、ガス導
入部および排気部を設け、その炉口から被処理体を収容
すると共に炉口を開閉可能な蓋体により密閉して被処理
体に所定の熱処理を施す縦型熱処理装置において、前記
蓋体に前記内管の下端部を閉塞する閉塞部材を設けてい
るため、処理容器内における処理ガス流の上流側にある
汚染源から被処理体を隔離して被処理体の汚染を防止す
ることができる。
【0035】(2)請求項2の発明によれば、前記閉塞
部材と蓋体の間の空間部が前記排気部と連通されている
ため、汚染源からのアウトガスやパーティクル等を被処
理体に接触させることなく排気部より直接排気すること
ができ、被処理体の汚染を更に防止することができる。
【0036】(3)請求項3の発明によれば、前記処理
容器が、下部に炉口、ガス導入部および排気部を有する
マニホールドを備え、このマニホールドの上端部に前記
外管が支持され、マニホールド内に前記内管がその下端
部を前記閉塞部材と対向させた状態で支持されているた
め、内管の下端部を閉塞部材で確実に閉塞することがで
き、処理容器内における処理ガス流の上流側にある汚染
源から被処理体を確実に隔離することができる。
【0037】(4)請求項4の発明によれば、前記蓋体
には前記被処理体を回転するための回転軸を有する回転
導入部が設けられ、その回転軸が前記閉塞部材を貫通
し、回転軸の上端部に回転テーブルが設けられているた
め、閉塞部材と干渉せずに被処理体を容易に回転させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す縦型熱処理装
置の縦断面図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】内管支持部を説明するマニホールドの横断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す縦型熱処理装
置の要部縦断面図である。
【図5】従来の縦型熱処理装置を示す要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
w 半導体ウエハ(被処理体) 1 処理容器 2a 内管 2b 外管 4 炉口 5 ガス導入部 6 排気部 7 マニホールド 13 蓋体 17 回転導入部 17a 回転軸 18 回転テーブル 19 閉塞部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内管と外管を有する二重管構造の処理容
    器の下部に炉口、ガス導入部および排気部を設け、その
    炉口から被処理体を収容すると共に炉口を開閉可能な蓋
    体により密閉して被処理体に所定の熱処理を施す縦型熱
    処理装置において、前記蓋体に前記内管の下端部を閉塞
    する閉塞部材を設けたことを特徴とする縦型熱処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記閉塞部材と蓋体の間の空間部が前記
    排気部と連通されていることを特徴とする請求項1記載
    の縦型熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理容器が、下部に炉口、ガス導入
    部および排気部を有するマニホールドを備え、このマニ
    ホールドの上端部に前記外管が支持され、マニホールド
    内に前記内管がその下端部を前記閉塞部材と対向させた
    状態で支持されていることを特徴とする請求項1記載の
    縦型熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記蓋体には、前記被処理体を回転する
    ための回転軸を有する回転導入部が設けられ、その回転
    軸が前記閉塞部材を貫通し、回転軸の上端部に回転テー
    ブルが設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    縦型熱処理装置。
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