JP2001236793A - 読取専用記憶装置の温度補償のための方法と装置 - Google Patents

読取専用記憶装置の温度補償のための方法と装置

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JP2001236793A JP2000401269A JP2000401269A JP2001236793A JP 2001236793 A JP2001236793 A JP 2001236793A JP 2000401269 A JP2000401269 A JP 2000401269A JP 2000401269 A JP2000401269 A JP 2000401269A JP 2001236793 A JP2001236793 A JP 2001236793A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 読取専用記憶装置の温度補償のための方法と
装置とを提供する。 【解決手段】 抵抗性の読取専用記憶装置の温度補償の
ための方法と装置が開示されている。ROMデバイスに
送られた入力電圧は、温度依存性の接続抵抗の固有抵抗
が変わる場合でも、ROMに流れる電流を実質的に一定
のレベルに維持するために、温度変化に対応して調整さ
れる。本発明のある実施例では、基準抵抗29の電圧
は、定電流源27を基準抵抗に呈することから決まり、
この電圧レベルがROMデバイスの入力に印加される。
基準抵抗は、データ抵抗30、例えば、ポリシリコンと
類似の導電特性を有するように選択される。温度が上昇
すると、ポリシリコンのデータ抵抗の固有抵抗と抵抗と
が類似の状態で減少するので、基準抵抗の電圧も低下す
る。基準抵抗の電圧は、データ抵抗の電圧降下に相応し
て低下するので、選択したデータ抵抗を流れる電流を一
定に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体的に電子回路
に関していて、特に、読取専用記憶装置(ROM)電子
回路の温度補償に関している。
【0002】
【従来の技術】読取専用記憶装置(ROM)は周知の技
術である。一般的に、ROMは、数学的機能のようなプ
ログラム命令、又は数学的機能を用いて処理する情報デ
ータを恒久的に保存するために、コンピュータ・システ
ムで用いられている。従来技術で周知のように、ROM
は、平行ビット線の平らな配列構造に対して垂直である
と共に絶縁している、平行ワード線の平らな配列構造か
ら一般的に構成されている。ROMデバイスのある実施
例では、ワード線とビット線とを含んでいる2つの平面
が、互いに垂直に設けてあると共に絶縁層により分離さ
れている。バイポーラ・トランジスタ又は金属−酸化物
半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)のような
能動性半導体デバイスは、各々ワード線と各々ビット線
との接合部を相互に接続して、メモリ・セルを形成して
いる。典型的には、製造工程において、大きさの経済性
のために、全てのセルがデバイスで満たされ、特定のデ
バイスとのリンクが、エンコーディング・プロセスでオ
ープンされて、セルを非作動状態にする。メモリ・セル
でデバイスが接続しているかどうかに基づいて、ロジッ
ク“1”又は“0”がセルに保存してあるかどうかが決
定される。トランジスタ又はMOSFETデバイスに対
して、各々、作動デバイスの制御電極(ベースあるいは
ゲート)がワード線に接続し、エミッタ又はソース電極
が、ビット線に典型的には接続されている。ワード線の
正電位が、そのセルのデバイスを“オン”にする。セル
に物理的リンクがない場合に、ビット線に送られる信号
が無いことになる。ビット線が次に平行して読み取ら
れ、ROMの出力を構成する“1”と“0”の信号のグ
ループが得される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ROMデバイスは、抵
抗性の相互接続部を備えて製造することもできる。ここ
で引例を用いて包含されている“読取専用記憶装置のた
めの構造”という名称でMillなどに開示された米国
特許第5,847,442号では、ワード線とビット線
とを相互に接続するために、抵抗性デバイスを用いて製
造したROMデバイスを考案している。抵抗性デバイス
を用いると、抵抗性デバイスが容易に製造できて、小型
になるので、トランジスタ・デバイスより効果的にな
る。包含した引例の要約は、本発明の特許請求の範囲を
十分に理解するために提示されている。
【0004】抵抗性デバイスを具備して製造したROM
デバイスが、米国特許の説明で参照したように図1に示
してあり、ここで図1を用いて繰り返し説明される。図
のデバイスでは、あるワード線28だけが抵抗性デバイ
ス30を介してビット線40に接続している。ワード線
28とビット線40との間の接続は、ROMデバイスに
保存した特定のデータから特定される。抵抗性デバイス
30は、垂直に設けた平行ビット線40から平行ワード
線28を分離している絶縁材料の内部で、カラム又はポ
ストとして形成されている。
【0005】抵抗性デバイス30は広範囲の値で製造で
きる。ワード線28とビット線40との間の混線を減少
させるために、抵抗の最小値が10メガオームのオーダ
ーである。配置されたスペースで10メガオームの単位
の抵抗値を得るために、抵抗性デバイス30は、被制御
固有抵抗をもつポリシリコン材料から通常は製作され
る。ポリシリコン材料は、周知の技術であり、そこで、
周知のように、ドーピング又は非ドーピング状態で製造
できる。ドーピング元素は、ホウ素、りん、ヒ素、アン
チモンとから成る元素のグループから通常は選択され
る。引用した特許で述べたように、ワード線とビット線
とを相互に接続する抵抗性デバイスとしてポリシリコン
・ポストを用いる長所として、抵抗性デバイスはトラン
ジスタ又はMOSFETより小型で電力も小さくてすむ
ので、メモリ・セルのサイズも小さくなる。
【0006】しかし、ポリシリコンは、高温に対して敏
感であり、従来技術で周知のように、ポリシリコンの抵
抗は、温度の上昇につれて大幅に減少する。温度が上昇
し、接続するポリシリコンの抵抗性デバイスの固有抵抗
が減少すると、抵抗性デバイスを流れる電流が増加す
る。電流の増加は、従来技術で周知のように、出力電圧
が電流と直接的に関係するので、ROMの出力電圧に悪
い影響を与える。出力電圧の増加を補償する1つの方法
が、前述の米国特許に開示されている。この方法では、
温度の変化に相応する利得特性をもつ演算増幅器を、感
知増幅器42として使用する方式を開示している。開示
してあるように、演算増幅器は、データ抵抗30と同様
の電気特性と熱特性をもつ帰還抵抗を用いている。この
方法によれば、演算増幅器の利得は、帰還抵抗の抵抗が
減少するにつれて低下する。低下した利得が、データ電
流の増加を補償し、出力電圧をほぼ一定に維持すること
になる。
【0007】しかし、この補償方法の欠点は、ROMデ
バイスを流れる電流が温度変化に大きく関与することに
ある。この電流変化がROMデバイスのスイッチング速
度に更に影響するので、スイッチング速度が、温度変化
の影響を大きく受ける。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワード線とビ
ット線を接続するために、温度感応性抵抗材料を用い
る、読取専用記憶装置(ROM)の温度補償に関してい
る。このようなデバイスでは、温度の変化が、ROMの
出力電圧とスイッチング速度に悪い影響を与える。
【0009】本発明によれば、データの抵抗性デバイス
を流れる電流は、温度の変化に対応する入力基準電圧を
ROMに送ることによって、実質的に一定のレベルに維
持される。本発明のある実施例では、入力基準電圧は、
温度依存性基準抵抗に定電流源を送ることによって生成
する。基準抵抗の抵抗は温度の変化に対応して変動し、
それに伴って、基準抵抗の電圧(及びROMの入力)が
変動する。温度の変化に対応して入力電圧を変えること
により、ROMデータ抵抗に対するデータ電流が実質的
に一定の状態を維持する。実質的に一定の電流がROM
デバイスに流れるので、出力電圧とROMのスイッチン
グ速度が実質的に一定に維持される。
【0010】本発明の典型的な実施例では、基準抵抗
は、ROM内部でワード線とビット線を相互に接続する
抵抗性デバイスとして選択された材料と類似の温度依存
性固有抵抗を有する材料から製造される。本発明のこの
実施例では、基準抵抗の抵抗の変動がデータ抵抗の抵抗
の変動と一致するので、データ抵抗を流れる電流は、任
意の温度変化に対して実質的に一定の状態を保つ。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜4と詳細な説明は、本発明
の代表的な実施例の図例として用いられており、本発明
を実施する唯一の方式として解釈すべきでない。本発明
の長所と本質と種々の更なる特徴は、添付の図面を参照
しながら詳細に説明する実施例からより明らかになると
思われる。これらの図面は、本発明の概念を示すことを
意図していることを理解すべきである。同じ参照番号で
も、必要に応じて、参照文字で補足してある場合、対応
する部品を識別するために、図面全体で用いられている
ことに注意すべきである。
【0012】いま図2を見ると、本発明の典型的な実施
例が図示してある。本発明のこの実施例では、スイッチ
25を用いて、入力アドレス線24のコマンドをワード
線28の電圧に変換している。図の本発明の典型的な実
施例では、MOSFETスイッチを用いて、アドレス線
コマンドをワード線電圧に変換している。当業者には自
明のように、異なる技術を用いる複数の異なるスイッチ
のタイプが、アドレス線コマンドをワード線電圧に変換
できる。例えば、CMOSやバイポーラ・トランジスタ
やダイオードや機械的スイッチや静電スイッチが、本発
明に基づいて使用できる。本図の実施例では、スイッチ
25がハイにゲートされると(すなわち、オン)、定電
流源27で生成した電流Iaが、スイッチを介してグラ
ンドに流れる。しかし、図のスイッチがローにゲートさ
れると(すなわち、オフ)、電流Iaは、ドライバ26
に入力電圧Viとして印加される基準抵抗29に基準電
圧V rを生成する。図示するように、ドライバ26は、
電圧フォロアとして構成した単一利得演算増幅器として
表されている。従来技術で周知のように、増幅器の高イ
ンピーダンス入力の電圧Viは、増幅器の低インピーダ
ンス出力にある。従って、基準電圧は、データ抵抗30
の入力側にある。
【0013】本発明のある実施例に基づいて、基準抵抗
29は、データ抵抗30と同様の導電特性をもつ温度依
存性抵抗である。温度が変わると、基準抵抗29の抵抗
値も変動し、基準抵抗に生じた電圧も抵抗の変動に直接
的に連動して変わる。データ抵抗30と基準抵抗29が
同じ電気特性と熱特性をもつ特殊なケースでは、スイッ
チ25がオフにゲートすると、ドライバ電圧Viがワー
ド線25に生じて、電流Iaが、入力線(ワード線2
8)から出力線(ビット線40)にデータ抵抗30を経
由して流れる。電流Iaが、感知増幅器42に印加され
て、出力電圧を生成する。感知増幅器42は、本発明の
この代表的な図例では、固定の温度依存性抵抗41をも
つ演算増幅器である。従来技術で周知のように、感知増
幅器42の出力電圧は、下記のように、固定帰還抵抗4
1の値と電流Iaとから決まる。 Vout = −IaR ここでRは、帰還抵抗41の値である。
【0014】本発明のある実施例に基づいて、基準抵抗
29は、データ抵抗30とほぼ同様の導電特性をもつ材
料から形成されている。この場合、データ抵抗30と基
準抵抗29の抵抗値は、温度変化に相応して実質的に同
じ割合で変わる。そこで、定電流Iaが基準抵抗29に
送られると、任意の温度で基準抵抗29に生じる電圧
は、データ抵抗30に流れる電流Iaに起因するデータ
抵抗30の電圧降下と実質的に同じになる。入力基準電
圧は、従って、関連するワード線が選択される時に、デ
ータ抵抗30により実質的に一定に電流Iaを維持する
ように調整される。
【0015】図3は、図1に示した抵抗性デバイスRO
Mに包含される、本発明のある実施例を示す。本発明の
この実施例では、図2に示したタイプの温度補償回路
が、ドライバ増幅器26を経由して各々入力ワード線2
8に接続している。本図の実施例では、入力20が、ア
ドレス線24に接続したシリーズの出力を有するn−ス
テージ・リング・カウンタ22にコマンドを呈する。ア
ドレス線24は、この図示した実施例では、アドレス線
ごとに1つスイッチ、シリーズのMOSFETスイッチ
25に接続している。基準抵抗29が、各々スイッチに
結合している。
【0016】図2に関係して既に説明したように、基準
電圧Vrは、図のスイッチ25がローにゲートされる時
に、温度依存性基準抵抗29に定電流を送ると、基準抵
抗29に生じる。スイッチ25がハイにゲートされる時
に、基準電圧は、名目的にグランド・レベルになる。基
準電圧Vrは、ドライバ26に対する入力電圧Viとして
用いる。ドライバ26は一般的に低出力状態になる。各
々ドライバは、オンされると、入力電圧Viに追従する
出力電圧VOを生成する。本発明のある実施例に基づい
て、Viは、選択したMOSFETスイッチ25がオン
にゲートされる時に名目的にゼロ・レベルになるか、又
は選択したMOSFETスイッチ25がオフにゲートす
る時に名目的にVrレベルになる。
【0017】引用した米国特許で説明したように、ワー
ド線28は、データ抵抗30によりビット線とワード線
との間に接続が構成されている選択されたセル・サイト
を除いて、ビット線40から絶縁されている。データ抵
抗30が存在するメモリ・セルにおいて、電流Iaはワ
ード線28からビット線40に流れる。電流Iaは、次
に、ビット線40により感知増幅器42に送られる。
【0018】本発明のこの図示した実施例では、感知増
幅器42は、利得が帰還抵抗41から決まる帰還演算増
幅器である。従来技術から分かるように、感知増幅器4
2は、線形又は非線形モードで作動する。図の実施例で
は、帰還抵抗41は、固定値であり、実質的に温度に関
係しない。感知増幅器42の出力電圧は、電流Iaと帰
還抵抗41とから決まる。電流Iaと帰還抵抗41は共
に温度非依存性なので、出力電圧は、実質的に一定な状
態を保つ。
【0019】図4は、図1に示したROMデバイスに適
用される、本発明の第2の実施例を示す。本発明のこの
実施例では、単一の定電流源27と基準抵抗29を用い
て、基準電圧Vrを生成する。基準電圧Vrは、図の実施
例では、CMOSスイッチ25を経由して各々のワード
線28に印加される。図のように、CMOSスイッチ2
5は、2つの相補型MOSFETスイッチ62、64か
ら成るインバータとして構成されている。本実施例で
は、選択したアドレス線24がハイの時に、スイッチ6
4がオフにゲートされ、スイッチ62がオンにゲートさ
れる。従って、ドライバ26と対応するワード線28に
対する入力の電圧レベルが、名目的にグランド・レベル
になる。しかし、選択したアドレス線24がローの時に
は、スイッチ64がオンにゲートし、MOSFETスイ
ッチ62がオフにゲートされる。この場合、ドライバ2
6と対応するワード線28に対する入力の電圧レベル
は、名目的に基準電圧Vrになる。本発明のこの実施例
は、 同じ基準電圧が複数の入力ドライバ26の各々に
選択的に印加されるので、図3のものと比べると優れて
いる。
【0020】ポリシリコン・データ抵抗を採用する特殊
なROMの場合、非線形領域でデータ抵抗を作動する
と、更に効果的になる。ポリシリコンの特性は従来技術
で周知のことである。従来技術から周知のように、ポリ
シリコン抵抗を流れる電流は、下記から決まる。
【数1】 Oは、絶対温度Tに比例し、kは、ボルツマン定数で
あり、EOは、約0.5eVであり、シリコンの約半分
の禁制帯幅である。
【0021】式1から、当業者には、電圧VがVOより
高い場合に、ポリシリコン材料の抵抗が非線形になるこ
とが理解されると思われる。ポリシリコン材料の特性に
ついては、1988年にボストンでTed・Kamin
s、Kluwer・Academic・Publish
ersで発表した“集積回路アプリケーションのための
多結晶シリコン”第5章に詳細に記載してある。更に、
式1と2とから、電流I(v)が、電圧と指数関数的に
関係し、温度と逆の関係にあるので、抵抗値の大きな変
動が電圧の僅かな変動から補償できることが分かる。本
発明の更に別の実施例では、データ抵抗30を流れる電
流は、入力電流Iaに比例している。
【0022】当業者には自明のように、基準電圧V
rは、局部的に測定した温度からアナログで又はデジタ
ルで生成できる。更に、基準電圧は、ROMの外部又は
内部で生成することもできる。本発明の好ましい実施例
では、ポリシリコン基準抵抗とアナログ方式とを用い
て、基準電圧を生成している。
【0023】ここに記した事例は、当業者が本発明を明
確に理解して実施するために提示されている。事例は、
本発明の範囲に対する限定と考えるべきでない。それ
は、本発明の使用例を図示して記載しているにすぎな
い。本発明の種々の修正と代替の実施例が、前述の説明
から当業者には明らかと思われる。従って、この説明
は、図解だけを意図しており、本発明を実施する最良モ
ードを当業者に示すことを意図しており、その考えられ
る全ての形態の図示を意図していない。用いた用語は、
制限するより説明するための用語であり、構造の詳細は
本発明の趣旨から逸脱せずに実質的に変更可能であり、
添付の請求項の範囲に属する全ての修正事項の独占的な
使用が確保されることも理解すべきである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、読取専用記憶装置の温
度補償のための方法と装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】抵抗性デバイスを用いて構成したROMデバイ
スの平面図である。
【図2】本発明の1つの実施例の回路図である。
【図3】図2に示し、図1に示したROMに包含される
本発明の実施例の平面図である。
【図4】図2に示し、図1に示したROMに包含され
る、本発明の第2の実施例である。
【符号の説明】
24 入力アドレス線 25 スイッチ 26 ドライバ 27 定電流源 28 ワード線 29 基準抵抗 30 データ抵抗 40 ビット線

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の出力ビット線に複数の入力ワード
    線を相互接続するために複数のデータ抵抗を用いるRO
    Mデバイスにおいて、前記のデータ抵抗の選択された1
    つに流れる電流を実質的に一定に維持する、温度補償回
    路であって、 前記の基準抵抗の導電性が温度の変化に応答する、少な
    くとも1つの基準抵抗と、 前記の少なくとも1つの基準抵抗に結合された定電流源
    において、前記の少なくとも1つの基準抵抗に電圧を生
    成させる、定電流源と、 前記の入力ワード線に前記の電圧を選択的に結合するた
    めに、前記の少なくとも1つの基準抵抗に接続されてい
    る、少なくとも1つのスイッチとを備えている、温度補
    償回路。
  2. 【請求項2】 前記の基準抵抗の導電特性が、前記のデ
    ータ抵抗の導電特性と同じになるように選択される、請
    求項1に記載の温度補償回路。
  3. 【請求項3】 前記のデータ抵抗がポリシリコン材料か
    ら選択される、請求項2に記載の温度補償回路。
  4. 【請求項4】 前記のポリシリコン材料がドーピングし
    ていない、請求項3に記載の温度補償回路。
  5. 【請求項5】 前記のポリシリコン材料がドーピングさ
    れている、請求項3に記載の温度補償回路。
  6. 【請求項6】 前記のデータ抵抗が金属酸化物から構成
    されている、請求項2に記載の温度補償回路。
  7. 【請求項7】 前記の基準抵抗の導電特性が前記のデー
    タ抵抗の導電特性と実質的に類似している、請求項1に
    記載の温度補償回路。
  8. 【請求項8】 前記のデータ抵抗がポリシリコン材料か
    ら選択される、請求項7に記載の温度補償回路。
  9. 【請求項9】 前記のポリシリコン材料がドーピングさ
    れていない、請求項8に記載の温度補償回路。
  10. 【請求項10】 前記のポリシリコン材料がドーピング
    されている、請求項8に記載の温度補償回路。
  11. 【請求項11】 前記のデータ抵抗が金属酸化物から構
    成されている、請求項8に記載の温度補償回路。
  12. 【請求項12】 前記の出力ビット線に結合された複数
    の感知増幅器において、各々の出力線が少なくとも1つ
    の感知増幅器を備え、前記の感知増幅器は前記のデータ
    抵抗を流れる前記の一定の電流を入力し、前記の感知増
    幅器の各々が一定の出力電圧を呈する、複数の感知増幅
    器を更に備えている、請求項1に記載の温度補償回路。
  13. 【請求項13】 前記の感知増幅器は固定帰還抵抗Rを
    もつ演算増幅器を備え、前記の増幅器の出力電圧が前記
    の一定の電流の値と前記の帰還抵抗とから決定される、
    請求項12に記載の温度補償回路。
  14. 【請求項14】 前記の帰還抵抗が温度非依存性であ
    る、請求項13に記載の温度補償回路。
  15. 【請求項15】 前記の少なくとも1つのスイッチは、
    前記のスイッチに対する入力がハイの時に、前記の入力
    ワード線の選択された1つに前記の電圧を選択的に結合
    する、請求項1に記載の温度補償回路。
  16. 【請求項16】 前記の少なくとも1つのスイッチは、
    前記のスイッチに対する入力がローの時に、前記の入力
    ワード線の選択された1つに前記の電圧を選択的に結合
    する、請求項1に記載の温度補償回路。
  17. 【請求項17】 前記の感知増幅器は非線形領域で作動
    される、請求項12に記載の温度補償回路。
  18. 【請求項18】 前記の感知増幅器は線形領域で作動さ
    れる、請求項12に記載の温度補償回路。
  19. 【請求項19】 読取専用記憶装置(ROM)に流れる
    電流を、温度が変わる際に、実質的に一定に維持するた
    めの方法であって、前記のROMは、複数の入力線と出
    力線との間に電気的な相互接続を呈するために、複数の
    データ抵抗を採用しており:更に、 前記のデータ抵抗と実質的に類似の導電特性を有する基
    準抵抗を選択するステップを;基準電圧を前記の入力線
    に供給するステップであって、ここで前記の基準電圧は
    一定の電流を前記の基準抵抗に供給することによって生
    成され、前記の基準電圧が温度変化に対応している、基
    準電圧を供給するステップとを備えている方法。
  20. 【請求項20】 前記のデータ抵抗がドーピングされて
    いないポリシリコンから構成されている、請求項19に
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記のデータ抵抗がドーピングされた
    ポリシリコンから構成されている、請求項19に記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 前記の基準電圧を供給するステップ
    が、前記の基準電圧を前記のワード線に選択的に切り替
    えるステップを更に備えている、請求項19に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 複数の出力ビット線に複数の入力ワー
    ド線を相互接続するために複数のデータ抵抗を用いるR
    OMデバイスにおいて、前記のデータ抵抗の選択された
    1つに流れる電流を実質的に一定に維持する、温度補償
    回路であって、 温度の変化に応答する電圧を生成する、少なくとも1つ
    の電圧源と、 前記の入力ワード線に前記の電圧を選択的に結合するた
    めに、前記の少なくとも1つの電圧源に接続されてい
    る、少なくとも1つのスイッチとを備えている温度補償
    回路。
  24. 【請求項24】 前記の出力ビット線に結合された複数
    の感知増幅器において、各々の出力線が少なくとも1つ
    の感知増幅器を備え、前記の感知増幅器は前記のデータ
    抵抗を流れる前記の一定の電流を入力し、前記の感知増
    幅器の各々が一定の出力電圧を呈する、前記の複数の感
    知増幅器を更に備えている、請求項23に記載の温度補
    償回路。
  25. 【請求項25】 前記の感知増幅器は固定帰還抵抗Rを
    もつ演算増幅器を備え、前記の増幅器の出力電圧が前記
    の一定の電流の値と前記の帰還抵抗とから決定される、
    請求項24に記載の温度補償回路。
  26. 【請求項26】 前記の帰還抵抗が温度非依存性であ
    る、請求項25に記載の温度補償回路。
  27. 【請求項27】 前記の感知増幅器は非線形領域で作動
    される、請求項24に記載の温度補償回路。
  28. 【請求項28】 前記の感知増幅器は線形領域で作動さ
    れる、請求項24に記載の温度補償回路。
  29. 【請求項29】 前記の少なくとも1つのスイッチは、
    前記のスイッチに対する入力がハイの時に、前記の入力
    ワード線の選択された1つに前記の電圧を選択的に結合
    する、請求項23に記載の温度補償回路。
  30. 【請求項30】 前記の少なくとも1つのスイッチは、
    前記のスイッチに対する入力がローの時に、前記の入力
    ワード線の選択された1つに前記の電圧を選択的に結合
    する、請求項23に記載の温度補償回路。
  31. 【請求項31】 前記の温度応答電圧は、前記のデータ
    抵抗の電圧の変化を補償するように変化する、請求項2
    3に記載の温度補償回路。
  32. 【請求項32】 読取専用記憶装置(ROM)に流れる
    電流を、温度が変わる際に、実質的に一定に維持するた
    めの方法であって、前記のROMは、複数の入力線と出
    力線との間に電気的な相互接続を呈するために、複数の
    データ抵抗を採用しており:更に、 前記の入力線に温度の変化に応答する基準電圧を供給
    し、前記の基準電圧は前記のデータ抵抗に流れる前記の
    電流を実質的に一定に維持するように変化する、供給ス
    テップを更に備えている方法。
  33. 【請求項33】 前記の基準電圧を供給するステップ
    が、前記の基準電圧を前記のワード線に選択的に切り替
    えるステップを更に備えている、請求項32に記載の方
    法。
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