JP2001236751A - ディスクカートリッジとディスクカートリッジのスロット機構及びスロット機構を備えた電子機器 - Google Patents

ディスクカートリッジとディスクカートリッジのスロット機構及びスロット機構を備えた電子機器

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JP2001236751A
JP2001236751A JP2000045154A JP2000045154A JP2001236751A JP 2001236751 A JP2001236751 A JP 2001236751A JP 2000045154 A JP2000045154 A JP 2000045154A JP 2000045154 A JP2000045154 A JP 2000045154A JP 2001236751 A JP2001236751 A JP 2001236751A
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disk
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disk cartridge
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Sunao Aoki
青木  直
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可搬性と耐久性に優れ、シーク性能を向上さ
せることができる記録媒体を組み込んだディスクカート
リッジと、そのスロット機構ならびにこのスロット機構
を備えた電子機器を提供すること。 【解決手段】 記録媒体ディスクと、この記録媒体ディ
スクを駆動する手段を内蔵した筐体を有するカートリッ
ジ本体20と、このカートリッジを覆う外筐とを備えて
おり、前記カートリッジ本体を保護するために前記外筐
内に前記カートリッジ本体と接する緩衝部材16を有す
るとともに、一部にこの緩衝部材を設けない領域を形成
して支持部14aとされており、カートリッジ10が挿
入されるスロット30側からこの支持部に対して、支持
手段が当接されることにより、カートリッジがスロット
30側に対して固定支持される構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の記録及び/
または再生のために、記録媒体ディスクをカートリッジ
に納めてパッケージ化したディスクカートリッジと、機
器側にあって、このディスクカートリッジを着脱するた
めのスロット機構及びこのスロット機構を備えた電子機
器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ等の映像機器やパーソナルコンピ
ュータ等の情報関連電子機器に、必要な情報を記録した
り再生したりするためのハードディスク等のディスク状
記録媒体を内蔵させることが広く行われている。このよ
うな場合、これまで、一般的には、装置の筐体等の背面
等、外部から目立たない箇所に、例えば、筐体で覆った
ハードディスク装置等をマウントする場所が予め設けら
れていて、ユーザにより、このような場所を利用してネ
ジ止め等により装着されている。
【0003】これに対して、記録した情報を持ち運んだ
り、外部で所定の機器により、特定の情報を記録して、
別の電子機器で利用したりする場合に、ハードディスク
装置を可搬できるようにしたカートリッジ形式のものも
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
カートリッジタイプの情報記録ディスクにおいては、持
ち運び途中における落下事故等によるデータや媒体の損
傷に関して、有効な対策が高じられていない。特に、近
年において、ハードディスク装置等の記録媒体では、そ
の高性能化に伴い、記録密度の向上やディスクの高速回
転化等に対応して、動作時における自己振動による問題
が発生する。すなわち、可搬性のよいディスクカートリ
ッジを用いた場合に、これを電子機器のスロット等に装
着した状態で動作させると、所定の対策を講じなけれ
ば、着脱構造が原因となって、固定状態が悪くなり、駆
動装置の動作に伴う振動により、磁気ヘッドのシーク性
能に影響を与えてしまうという欠点があった。
【0005】本発明は上記課題を解消し、可搬性と耐久
性に優れ、シーク性能を向上させることができる記録媒
体を組み込んだディスクカートリッジと、そのスロット
機構ならびにこのスロット機構を備えた電子機器を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、記録媒体ディスクと、この記録媒体デ
ィスクを駆動する手段を内蔵した筐体を有するカートリ
ッジ本体と、このカートリッジを覆う外筐とを備えてお
り、前記カートリッジ本体を保護するために前記外筐内
に前記カートリッジ本体と接する緩衝部材を有するとと
もに、一部にこの緩衝部材を設けない領域を形成して支
持部とされており、カートリッジが挿入されるスロット
側からこの支持部に対して、支持手段が当接されること
により、カートリッジがスロット側に対して固定支持さ
れる構成としたディスクカートリッジにより、達成され
る。
【0007】請求項1の構成によれば、記録媒体ディス
クを収容したカートリッジ本体は、これを覆う外筐との
間にある緩衝部材により保護されるようになっているの
で、カートリッジを落としたりした場合にも、その振動
がカートリッジ本体に伝わりにくく、損傷しにくい。し
かも、カートリッジが挿入されるスロット側の支持手段
により、緩衝部材が設けられていない箇所にある支持部
が支持される構成とされているので、カートリッジがス
ロットに装着された状態においては、上記カートリッジ
本体がスロット側から支持され、振動を生じにくい。
【0008】請求項2の構成によれば、カートリッジ
は、案内部によって、スロット側案内手段と協動して、
スロットへの挿入動作に応じて案内される。この案内部
は、前記外筐の前記緩衝部材を設けない領域に対応して
形成されているので、スペースを有効に利用して設けら
れる。
【0009】請求項3の構成によれば、前記案内部は、
カートリッジの厚み方向の中心に関して、どちらか一方
に変位した位置に設けられているので、外見的にもカー
トリッジの上下方向を簡単に判断でき、スロット側の案
内手段との位置決めの関係からも、その方向を誤ってス
ロットに挿入されることがない。
【0010】請求項4の構成によれば、前記案内部は、
スロット側に設けた案内手段としての凸条を受容する凹
溝状に構成されていて、この凹溝の特定の箇所に前記支
持部を設けたことにより、凹溝は、ディスク本体に直接
接触しているので、この領域に支持部を設ければ、スロ
ット側からの支持手段が当接されれば、カートリッジ
は、スロットを介して機器側に適切に固定できる。
【0011】請求項5の構成によれば、スロット側から
進退する支持ピンを設けるだけで、カートリッジを、ス
ロットを介して機器側に適切に固定できる。
【0012】また、上記目的は、請求項6の発明によれ
ば、記録媒体ディスクと、この記録媒体ディスクを駆動
する手段を内蔵した筐体を有するカートリッジ本体と、
このカートリッジ本体を覆う外筐を有するディスクカー
トリッジの前記外筐が挿入されるスロットであって、前
記カートリッジが、前記ディスクカートリッジ本体を保
護するために前記外筐内に前記カートリッジ本体と接す
る緩衝部材を設けるとともに、一部に前記緩衝部材を設
けない領域を形成して支持部とされており、前記スロッ
トが、前記ディスクカートリッジが挿入方向に沿って所
定の姿勢を保持して進退できるように、前記外筐に設け
た案内部を案内するための案内手段と、前記ディスクカ
ートリッジが挿入されたときに、その挿入位置に対応し
て、このディスクカートリッジの支持部に対して、当接
される支持手段とを備える、ディスクカートリッジのス
ロット機構。
【0013】請求項6の構成によれば、請求項1のディ
スクカートリッジを着脱するのに好適な構成のスロット
機構を得ることができる。すなわち、ディスクカートリ
ッジと協動して、カートリッジがスロットに装着された
状態においては、カートリッジ本体をスロット側から支
持して、振動の発生を防止することができる。請求項8
の構成によれば、前記案内手段である凸条と、前記ディ
スクカートリッジの案内部である凹溝とが熱伝導性にす
ぐれた金属材料により形成されているので、カートリッ
ジ本体を外筐で覆っても、駆動による発熱をスロット機
構側に熱的に接続して放熱することができる。
【0014】また、上記目的は、請求項9の発明によれ
ば、情報の記録及び/または再生のために、ディスク状
の記録媒体と、この記録媒体ディスクを駆動する手段を
内蔵した筐体を有するカートリッジ本体と、このカート
リッジ本体を覆う外筐を有するディスクカートリッジを
着脱するためのスロット機構を備える電子機器であっ
て、前記カートリッジが、前記ディスクカートリッジ本
体を保護するために前記外筐内に前記カートリッジ本体
と接する緩衝部材を有するとともに、一部に前記緩衝部
材を設けない領域を形成して支持部とされており、前記
スロットが、前記ディスクカートリッジが挿入方向に沿
って所定の姿勢を保持して進退できるように、前記外筐
に設けた案内部を案内するための案内手段と、前記ディ
スクカートリッジが挿入されたときに、その挿入位置に
対応して、このディスクカートリッジの支持部に対し
て、当接される支持手段とを備える、電子機器により、
達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。図1は、本発明の好ましい実施形態としてのディス
クカートリッジを背面上方から見た概略斜視図、図2
は、図1のディスクカートリッジを背面下方から見た概
略斜視図、図3は図1のa−a線切断概略端面図であ
る。図4は、図1のディスクカートリッジの分解斜視図
である。これらの図において、ディスクカートリッジ1
0は、例えばハードディスク等の記録媒体ディスクを後
述するように内蔵して、持ち運びに便利なように、デタ
ッチャブルなカートリッジ形態としたものである。
【0016】図1に示すように、ディスクカートリッジ
10は、例えば、全体として、図面奥行き方向に長く厚
みの薄い直方体形状に形成されている。ディスクカート
リッジ10は、ケースである外筐11を備えており、例
えば外筐11は上下に分割されていて、上シェル12と
下シェル13とを有している。外筐11は、内蔵したハ
ードディスク本体(後述)を外部から保護するのに適し
た強度を持ち、熱伝導性に優れた比較的軽量な材料で形
成されることが好ましく、例えばマグネシウムが適して
いる。
【0017】外筐11の両側面には、長手方向に沿っ
て、案内部14,15が設けられてる。この案内部1
4,15は、ディスクカートリッジ10を後述するスロ
ット機構に挿入もしくは取り出す場合に、挿入方向に沿
って所定の姿勢を保持して進退できるように案内する機
能を果たす。このため、案内部14,15は、ディスク
カートリッジ10の両側面にて、その長さ方向のほぼ全
長にわたって直線的に延びる凹状の溝で形成されてい
る。この凹状の溝14,15は、例えば、好ましくは熱
伝導性のよい材料により形成された溝レールであり、例
えば、アルミニウムや銅もしくはこれらの含まれた合金
により形成されると好ましい。そして、この凹状の溝1
4,15は、例えば、ディスクカートリッジ10の厚み
方向の中央を示す図示の仮想線C−Cに関して、変位し
た位置に設けられ、本実施形態では、仮想線C−Cより
も下の位置に設けられている。
【0018】同様にして、下シェル13の正面部には、
図示しない窓もしくは開口16が形成されており、ハー
ドディスクの駆動操作等に必要とされる各種の表示等が
行われる表示部となっている。また、図2に示されてい
るように、ディスクカートリッジ10の仮想線C−Cよ
りも下の位置に、コネクタ部17が設けられている。コ
ネクタ部17は、ディスクカートリッジ10と外部との
電気的接続手段である。
【0019】図3及び図4に示すように、外筐11の内
部には、カートリッジ本体20が収容されている。すな
わち、このカートリッジ本体20内に後述するようにハ
ードディスクとその駆動装置等が備えられており、これ
らを筐体21で覆って構成されている。そして、図3に
示すように、ディスクカートリッジ10の外筐11と、
このカートリッジ本体20との間には、緩衝部材16が
充填されている。これにより、ディスクカートリッジ1
0を運ぶために移動中等にこれをとり落としても、その
衝撃が緩衝部材16に吸収されて、カートリッジ本体2
0に直接伝わらないようになっている。このため、緩衝
部材16は、このような機能を発揮するあらゆる材質が
選択されることができ、好ましくは、熱伝導性に優れ、
絶縁性を備えた材料が選らばれる。本実施形態では、こ
のような材料として、例えばシリコンゴムが使用されて
いる。
【0020】この緩衝部材16は、外筐11とカートリ
ッジ本体20との間に介在して、カートリッジ20を弾
性的に支持することができれば、どのような設け方をし
てもよい。すなわち、本実施形態では、外筐11の内側
で、カートリッジ本体20のほぼ全体を覆うように充填
されているが、外部からの衝撃を直接カートリッジ本体
20に伝えないように設ければ、さまざまな形態で部分
的に設けることができる。ここで、重要なのは、図3及
び図4に示されているように、上述した案内部である凹
状溝のレール14,15が設けられる位置には、上記緩
衝部材16が設けられておらず、この凹状溝を構成する
レール14,15は、直接カートリッジ本体20の筐体
21に、例えばビス止め等により固定されている点であ
る。この場合、案内部としての役割を果たす限りにおい
ては、これらレール14,15は直接カートリッジ本体
20の筐体21に接触する必要はないが、後述する支持
部としての役割を果たす上では、凹状溝を構成するレー
ル14,15が、直接カートリッジ本体20の筐体21
に、固定されていると効果的である。さらに、これら凹
状溝を構成するレール14,15は、外筐11に直接接
触しないようになっており、所定のクリアランスC1,
C1が設けられている。また、レール14,15は、外
筐11の外面よりも僅かに内側に引っ込んで配置されて
いる。これにより、ディスクカートリッジ10を運搬中
等にて、落としたりして外筐11に衝撃を受けた場合に
も、このレール14,15は、外部の物と当たりにく
く、しかも外筐11に受けた衝撃がレール14,15及
びこれらを通じてディスク本体20に伝えられないよう
になっている。
【0021】また、上述したように、凹状の溝14,1
5は、熱伝導性のよい材料により形成されて、直接カー
トリッジ本体20の筐体21に当接されていれば、後述
するように、スロット機構側の支持手段が、この凹状の
溝14,15の一部である支持部に当接することができ
る。これにより、カートリッジ本体20がカートリッジ
側と熱的に接続されることができる。したがって、スロ
ット機構に固定された状態において、ハードディスクが
動作中に発熱した場合に、この熱は、凹状の溝14,1
5及び、スロット機構側の案内手段や、例えば、熱伝導
性のよい金属製のロッドでなる支持手段を介して、スロ
ット機構側の例えば後述するベースシャーシに放熱され
る。これにより、カートリッジ本体20を外筐11にて
覆っても、駆動による温度上昇を抑制して、その性能を
保持することができる。
【0022】図5は、カートリッジ本体20の内部構成
を示す概略斜視図であり、筐体21の上部を切断して、
その内部を示したものである。図において、カートリッ
ジ本体20には、例えば、ディスク状記憶媒体としての
ハードディスク22がスピンドルモータ23により回転
可能に収容されている。また、このハードディスク22
に対して、情報を記録及び/再生するための磁気ヘッド
14がキャリッジアーム25の先端に支持されて、ボイ
スコイル等の駆動手段によりシークできるようになって
いる。これらの構成でなるハードディスク装置は、筐体
21により包囲されて外部に対して機密状態に保持され
ている。
【0023】次に、スロット機構について説明する。図
6は、本発明のスロット機構の好適な実施形態の構成を
示す概略分解斜視図である。このスロット機構30は、
後述するように、情報関連機器である電子機器に装備さ
れるもので、図において、スロット機構30は、プレー
ト状のベースシャーシ31を備えている。べースシャー
シ31は、熱伝導性のより金属材料等により形成されて
おり、所定の表面積を有することにより放熱性に優れて
いる。このベースシャーシ31は、上述したディスクカ
ートリッジ10の幅及び長さよりもやや大きな幅及び長
さを有しており、平板な底板の両側縁からそれぞれ起立
する垂直壁部32,33を有している。また、この垂直
壁部32,33の奥行き方向端部を塞ぐように、背板5
2がビス等により固定されて、三方が囲まれた形態とな
っている。背板52内側には、図示するように、機器側
と電気的に接続されるコネクタ基板53が例えば段つき
ネジ等により固定されており、その位置を、背板52の
平面内にて、僅かに調整できるようになっている。この
コネクタ基板53が、図1に示したディスクカートリッ
ジ10のコネクタ部17と、接続されるようになってい
る。
【0024】垂直壁部32,33の内面には、一対の案
内手段が形成されている。図6では、一方の垂直壁部3
3の案内手段34だけが示されているが、垂直壁部32
にも同様の構成のものが設けられている。案内手段34
は、例えば、図示されているように、ベースシャーシ3
1の奥行き方向に沿って形成された凸条でなるレール3
4であり、このレール34は、ベースシャーシ31の手
前開口部よりやや内側から始まって、背板52よりもや
や手前までの間で水平に配置されており、その高さは、
後述するようにディスクカートリッジ10を挿入したと
きに、その案内部である凹溝14,15の高さと合うよ
うになっている。これにより、ディスクカートリッジ1
0は、ベースシャーシ31の内側で、その両側部を支持
された状態で、挿入方向に水平姿勢を保持して進退でき
るように案内されるようになっている。また、レール3
4は、好ましくは、熱伝導性のよい金属材料で形成され
ている。
【0025】この実施形態では、ベースシャーシ31の
片側,すなわち、垂直壁部32の外側に、ディスクカー
トリッジ10の固定機構41が設けられている。この固
定機構41は、ディスクカートリッジ10のイジェクト
機構を兼ねている。図において、固定機構41は、垂直
壁部32から外側に突出するボスもしくはスタッド3
5,35を有している。スタッド35,35の各位置に
対応して、その上部には、垂直壁部32を貫通する貫通
孔37,37が設けられている。
【0026】また、垂直壁部32の外側で、その奥行き
方向に延びるように、細長いスライドプレート42が配
置されている。このスライドプレート42は、垂直壁部
32の外側で矢印方向に沿って進退するようになってい
る。スライドプレート42には、これと対向する上記ス
タッド35,35に対応した位置に、それぞれ上下に並
んで貫通した長孔54,49が長さ方向を上記矢印方向
に揃えて形成されている。つまり、スライドプレート4
2には、長孔が54,49,54,49と4つ形成され
ている。また、スライドプレート42のこれらそれぞれ
の長孔54,49が形成されているさらにその上の位置
に、外側に面して、カム部材47,47が形成されてい
る。
【0027】これらカム部材47,47は傾斜段部を形
成しており、ベースシャーシ31の奥行き方向に沿って
徐々にスライドプレート42に近づくような傾斜面でな
るカム面47a(図9参照)を備えている。また、上記
カム部材47,47は、好ましくは、低摩擦係数の材料
として、例えば合成樹脂の、例えば、ポリアセタール樹
脂で構成されており、スライドプレート42の対応面に
接着されたり、あるいはインサート成形等により形成さ
れている。
【0028】これにより、スライドプレート42は、ベ
ースシャーシ31側から突出するスタッド35,35が
長孔54,54に挿通されることで、その垂直壁部32
に沿ってEリング39を介して掛止されるとともに、さ
らに、スライドプレート42の上の方の長孔49,49
には、細いプッシュロッド46,46が通される。この
プッシュロッド46,46のピン状の先端は、後述する
ようにスライドプレート42の長孔49,49を通って
ベースシャーシ31の垂直壁部32に設けた貫通孔3
7,37に挿通され、ディスクカートリッジ10の支持
部に当接されるようになっている。
【0029】そして、このプッシュロッド46,46か
らは、ピン46a,46aが起立しており、このピン4
6a,46aは、スライドプレート42の上記カム部材
47,47のカム面47aと係脱して、プッシュロッド
46,46のピン状の先端がディスクカートリッジ10
の支持部に対して進退するようになっている。このた
め、各プッシュロッド46,46のピン46a,46a
より外側には、押圧する付勢力を付与する付勢手段とし
てのコイルスプリング48,48が挿通される。
【0030】スライドプレート42の手前側は、ほぼク
ランク状の外側に曲折されて、例えば樹脂製でなるイジ
ェクトボタン部材44が装着されており、使用者に手掛
かりを与えるようになっている。また、スライドプレー
ト42の奥側端部には、下側が開放された切り込み部4
3が形成され、後述する回動レバー51の端部に係止さ
れるようになっている。
【0031】固定機構41の一番外側には、ガイドプレ
ート61が配置される。ガイドプレート61は、長いア
ングル状の板材であり、このましくは熱伝導性に優れた
材料,例えば、金属によるプレス材等で形成されてい
る。すなわち、ガイドプレート61は断面がほぼL字状
であり、図6の水平面部62には、上記した各プッシュ
ロッド46,46のピン46a,46aを受容して掛止
するための切り込み64,64を有している。この切り
込み64,64は、ピン46a,46aの進退するスト
ロークに対応した深さを有している。ガイドプレート6
1の垂直面部63には、上記ベースシャーシ31側のス
タッド35,35に対して、ネジ止め等により固定する
ためのネジ孔65,65と、上記各プッシュロッド4
6,46が挿通されて軸方向に移動可能に支持するため
の貫通孔66,66が設けられている。
【0032】さらに、固定もしくはイジェクト機構の一
部として、ベースシャーシ31の背板31の内側に、回
動レバー51が取り付けられている。回動レバー51
は、例えば、断面L字状のプレート状部材であり、その
中央が、ベースシャーシ31の底板に立設されたピン3
8に対して、例えばEリング等を介して回動可能に支持
されている。回動レバー51の垂直壁部33側端部に
は、ディスクカートリッジ10の背面に当接するための
ローラ51aが設けられており、他方の端部51bは、
スライドプレート41の切り込み部43bと係止されて
いる(図7,図9参照)。
【0033】そして、上記カートリッジ機構30とディ
スクカートリッジ10との関係を理解するために、これ
ディスクカートリッジ10をスロット機構30に装着す
る様子が図7ないし図12に示されている。すなわち、
図7及び図8は、上述したスロット機構30に対して、
ディスクカートリッジ10を挿入する様子を示したもの
で、図7は、ディスクカートリッジ10が完全に挿入さ
れた状態をガイドプレート61を省略して示し、図8
は、ディスクカートリッジ10をイジェクトした状態を
ガイドプレート61を省略して示す斜視図である。ま
た、図11は、スロット機構30に対して、ディスクカ
ートリッジ10を挿入した状態を正面側から見た状態を
示し、図12は、図11のディスクカートリッジ10の
外筐11を透視して、内部のカートリッジ本体20の状
態を示す図である。
【0034】本実施形態は、以上のように構成されてお
り、ディスクカートリッジ10をスロット機構30に着
脱する様子を説明する。上述したように、本実施形態の
ディスクカートリッジ10は、図1ないし図5にて説明
したように、ハードディスク22を収容したカートリッ
ジ本体20が、これを覆う外筐21との間にある緩衝部
材16により保護されるようになっているので、カート
リッジ10を落としたりした場合にも、その振動がカー
トリッジ本体20に伝わりにくく、損傷しにくい。しか
も、カートリッジ10が挿入されるスロット側の支持手
段であるプッシュロッド46,46により、後述するよ
うに、緩衝部材16が設けられていない箇所にある支持
部が支持される構成とされているので、カートリッジ1
0がスロット機構30に装着された状態においては、上
記カートリッジ本体20がスロット側から支持され、振
動を生じにくい。
【0035】このようなディスクカートリッジ10をス
ロット機構30に装着する場合は、スロット機構30の
前面開口から、ディスクカートリッジ10の図1に示し
たコネクタ部17が露出した面を奥側にして挿入する。
この間では、スロット機構30側の案内手段である凸条
でなるレール34,34が図12に示すように、ディス
クカートリッジ10の案内部である凹溝14,15に入
り込んで、ディスクカートリッジ10の水平姿勢を保持
しながら、奥行き方向に移動させることができる。ここ
で、ディスクカートリッジ10が図8の位置では、図9
に示されているように、プッシュロッド46から起立し
ているピン46aは、その側面がカム部材47の段部に
乗り上げていて、図9の右側に押されている。このた
め、プッシュロッド46のピン状の先端46bは、スラ
イドプレート42の貫通孔49内を外側に移動してい
て、ディスクカートリッジ10に当接していない。
【0036】この状態から、ディスクカートリッジ10
を押し込むと、図11に示すように、ディスクカートリ
ッジ10の背面が、回動レバー51のローラ51aに当
接して押し込むから、回動レバー51はその中心で回動
したローラ51aの他方の端部51bが回動して、前方
へ動き、次第に図13の状態となる。。これにより、図
8において、スライドレバー42は、矢印のA方向に移
動する。このため、スライドレバー42のカム部材47
が、プッシュロッド46に対して相対的に移動し、図7
の状態までディスクカートリッジ10が押し込まれる
と、図10に示されているように、プッシュロッド46
のピン状の先端46bは、カム部材47の傾斜面に案内
されてスライドプレート42の貫通孔49内を内側に移
動する。
【0037】これにより、プッシュロッド46のピン状
の先端46bは、ディスクカートリッジ10の支持部に
当接する。この場合、スライドプレート42の貫通孔4
9は、ベースシャーシ31の垂直壁部32を貫通する貫
通孔37に連通しており、この貫通孔37は、垂直壁部
32に設けたレール34を貫通して形成されている。こ
のため、プッシュロッド46のピン状の先端46bは、
付勢手段であるスプリング48により押圧されて、図1
2に示すディスクカートリッジ10側の凹状の溝14の
内面に押し当てられる。 このディスクカートリッジ1
0側の凹状の溝14の内面がディスクカートリッジ10
の支持部14aである。
【0038】ここで、凹状の溝14は、図12に示され
ているように、緩衝部材16を避けて、カートリッジ本
体20と接しているようから、プッシュロッド46のピ
ン状の先端46bの押圧力は、支持部14aを介して、
直接カートリッジ本体20を図12の右方に押すことに
なり、このため、ディスクカートリッジ10の左側の側
面とベースシャーシ31の垂直壁部32との間には、ク
リアランスに基づく僅かな隙間Sができ、その分ディス
クカートリッジ10右側側面は、ベースシャーシ31の
垂直壁部33に隙間なく押しつけられる。
【0039】かくして、ディスクカートリッジ10は、
ベースシャーシ31に挿入された状態で、機器の固定さ
れているベースシャーシ31としっかり固定される。し
かも、プッシュロッド46のピン状の先端46bは、支
持部14aを介して、緩衝部材16の介在なしにカート
リッジ本体20を押圧し、上記隙間Sが緩衝部材16の
変形ストロークとほぼ対応する大きさに設定されている
ので、カートリッジ本体20はしっかりと固定される。
これにより、図5に示すハードディスク22を回転駆動
したときの振動が、磁気ヘッド24をシークさせる時の
シーク制御にほとんど影響を与えることがなく、シーク
のエラーがなくなり、特に高速のハードディスク装置の
性能を適切に発揮することができる。このように、スロ
ット機構30においては、外筐11内に緩衝部材16を
充填したディスクカートリッジ10を適切にその性能を
発揮できるように固定することができる。
【0040】また、この状態においては、ディスクカー
トリッジ10の凹状の溝14,15は、熱伝導性のよい
材料により形成されて、直接カートリッジ本体20の筐
体21に当接されている。これにより、スロット機構3
0のレール34がディスクカートリッジ10の凹状の溝
14,15に当接することによって、カートリッジ本体
20がスロット機構側と熱的に接続されることができ
る。したがって、スロット機構に固定された状態におい
て、ハードディスクが動作中に発熱した場合に、この熱
は、凹状の溝14,15及び、カートリッジ側の案内部
凹状の溝14,15や、スロット機構30側のベースシ
ャーシに放熱される。これにより、カートリッジ本体2
0を外筐11にて覆っても、駆動時の温度上昇を抑制し
て、その性能を保持することができる。
【0041】次に、ディスクカートリッジ10をスロッ
ト機構30の機能にしたがってイジェクトする際には、
上記反対に動作させることになる。すなわち、図9にお
いて、イジェクトボタン44を矢印Bの方向に押し込む
と、スライドレバー42は、矢印のB方向に移動する。
このため、スライドレバー42のカム部材47が、プッ
シュロッド46に対して相対的に移動し、図9に示され
ているように、プッシュロッド46のピン状の先端46
bは、カム部材47の傾斜面に案内されて、スライドプ
レート42の貫通孔49内を外側に移動する。
【0042】これにより、プッシュロッド46のピン状
の先端46bは、付勢手段であるスプリング48の付勢
力に抗して、図12に示すディスクカートリッジ10の
支持部14aに対する当接が解除される。また、スライ
ドレバー42の矢印B方向への移動により、切り込み部
43は、矢印B方向に移動することで、図14に示すよ
うに、これと係合している回動レバー51の端部51b
を矢印B方向に移動させる。これにより、回動レバー5
1はその中心で回動され、他端側のローラ51aがディ
スクカートリッジ10の背面に当接して、これを前方
(矢印B方向と反対の方向)に押し出す。これによっ
て、ディスクカートリッジ10は、図8に示すように、
スロット機構30の開口部から露出して、イジェクトさ
れる。したがて、使用者は、露出したディスクカートリ
ッジ10の端部を持って引き出せば、ディスクカートリ
ッジ10は水平姿勢を保持しながら案内されて、外に引
き出される。
【0043】図15は、上述した実施形態に係るスロッ
ト機構30を備えた電子機器の一例として、携帯式のコ
ンピュータ装置を示している。図において、携帯式コン
ピュータ装置70は、CPUや必要な記憶手段を内蔵し
た本体71と、この本体71の上面に開閉自在に装着さ
れた蓋体72を備えている。蓋体72を開くと、液晶等
で構成された表示部が露出するようになっている。ま
た、蓋体72を開くことにより、カバーされていたキー
ボード74も露出するようになっている。
【0044】本体71の側面には、開口が形成されてい
て、ここに、上述したスロット機構30が設けられてい
る。そして、スロット機構30には、上述したディスク
カートリッジ20が着脱されるようになっている。
【0045】したがって、このような携帯型コンピュー
タ70では、そのスロット機構30を利用することによ
って、可搬性及び耐久性に優れ、高性能な機能を有する
ディスクカートリッジ20を適宜使用することができ
る。
【0046】図16は、ディスクカートリッジ20を上
述のスロット機構30に装着した場合の性能について、
そのシークタイムを中心に示したグラフである。すなわ
ち、図16(a)では、本発明におけるように、スロッ
ト機構30によって、機器側に固定されない場合のディ
スクカートリッジのハードディスクを使用した場合を示
している。図において、横軸はハードディスクの径方向
の距離を示している。そして、その全域にわたって、縦
軸のシークタイムが比較的長くなる場合が、散点状に示
されている。これに対して、図16(b)の本実施形態
のディスクカートリッジ20を上述のスロット機構30
に装着した場合には、径方向距離の全域にわたって、図
16(a)の場合と比べるとシークタイムの短縮がはか
られている。
【0047】ところで本発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。上記実施形態の各構成は、その一
部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わ
せることができる。また、上述のスロット機構30が組
み込まれる電子機器としては、上述の携帯用コンピュー
タに限らず、その動作や機能の面で、種々の情報を利用
する情報関連機器であれば、映像機器や通信機器等種々
のものに適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可搬性と耐久性に優れ、シーク性能を向上させることが
できる記録媒体を組み込んだディスクカートリッジと、
そのスロット機構ならびにこのスロット機構を備えた電
子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態としてのディスクカ
ートリッジを背面上方から見た概略斜視図。
【図2】図1のディスクカートリッジを正面下方から見
た概略斜視図。
【図3】図1のa−a線切断概略端面図。
【図4】図1のディスクカートリッジの分解斜視図。
【図5】図1のディスクカートリッジに内蔵されるカー
トリッジ本体の構造を示す概略斜視図。
【図6】本発明の好ましい実施形態としてのスロット機
構の分解斜視図。
【図7】ディスクカートリッジが完全に挿入された状態
をガイドプレートを省略して示した斜視図。
【図8】ディスクカートリッジをイジェクトした状態を
ガイドプレートを省略して示す斜視図。
【図9】図6のスロット機構のプッシュロッド付近の動
作を示す拡大斜視図である。
【図10】図6のスロット機構のプッシュロッド付近の
動作を示す拡大斜視図である。
【図11】スロット機構に対して、ディスクカートリッ
ジを挿入した状態を正面側から見た状態を示す図。
【図12】図11のディスクカートリッジの外筐を透視
して、内部のカートリッジ本体の状態を示す図。
【図13】図6のスロット機構の回動レバーの動作を示
す概略平面図。
【図14】図6のスロット機構の回動レバーの動作を示
す概略平面図。
【図15】図6のスロット機構を組み込んだ電子機器の
一例を示す概略斜視図。
【図16】図6のスロット機構により固定されたディス
クカートリッジの性能を示すグラフ。
【符号の説明】
10・・・ディスクカートリッジ、11・・・外筐、1
4,15・・・案内部、20・・・カートリッジ本体、
30・・・スロット機構、32・・・ベースシャーシ、
32,33・・・垂直壁部、41・・・固定機構、42
・・・スライドプレート、46,46・・・プッシュロ
ッド、61・・・ガイドプレート。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体ディスクと、この記録媒体ディ
    スクを駆動する手段を内蔵した筐体を有するカートリッ
    ジ本体と、このカートリッジを覆う外筐とを備えてお
    り、 前記カートリッジ本体を保護するために前記外筐内に前
    記カートリッジ本体と接する緩衝部材を有するととも
    に、一部にこの緩衝部材を設けない領域を形成して支持
    部とされており、カートリッジが挿入されるスロット側
    からこの支持部に対して、支持手段が当接されることに
    より、カートリッジがスロット側に対して固定支持され
    る構成としたことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記外筐には、スロット側に設けた案内
    手段に対応して、カートリッジが挿入方向に沿って所定
    の姿勢を保持して進退できるように、案内部が形成され
    ており、この案内部は前記外筐の前記緩衝部材を設けな
    い領域に対応して形成されていることを特徴とする、請
    求項1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記案内部は、カートリッジの厚み方向
    の中心に関して、どちらか一方に変位した位置に設けら
    れていることを特徴とする、請求項2に記載のディスク
    カートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記案内部は、スロット側に設けた案内
    手段としての凸条を受容する凹溝状に構成されており、
    前記凹溝の特定の箇所に前記支持部を設けたことを特徴
    とする、請求項3に記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記凹溝の特定の箇所である前記支持部
    に対して、スロット側から進退する前記支持手段として
    の支持ピンが当接する構成とした、請求項3に記載のデ
    ィスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 記録媒体ディスクと、この記録媒体ディ
    スクを駆動する手段を内蔵した筐体を有するカートリッ
    ジ本体と、このカートリッジ本体を覆う外筐を有するデ
    ィスクカートリッジの前記外筐が挿入されるスロットで
    あって、 前記カートリッジが、前記ディスクカートリッジ本体を
    保護するために前記外筐内に前記カートリッジ本体と接
    する緩衝部材を設けるとともに、一部に前記緩衝部材を
    設けない領域を形成して支持部とされており、 前記スロットが、 前記ディスクカートリッジが挿入方向に沿って所定の姿
    勢を保持して進退できるように、前記外筐に設けた案内
    部を案内するための案内手段と、 前記ディスクカートリッジが挿入されたときに、その挿
    入位置に対応して、このディスクカートリッジの支持部
    に対して、当接される支持手段とを備えることを特徴と
    する、ディスクカートリッジのスロット機構。
  7. 【請求項7】 前記案内手段が、前記ディスクカートリ
    ッジに対して突出する凸条であり、前記ディスクカート
    リッジの案内部が、この凸条を受容する凹溝状に形成さ
    れており、前記支持手段が、この凹溝の一部に設けた支
    持部に対して当接される支持ピンにより構成されている
    ことを特徴とする、請求項6に記載のスロット機構。
  8. 【請求項8】 前記案内手段である凸条と、前記ディス
    クカートリッジの案内部である凹溝とが熱伝導性にすぐ
    れた金属材料により形成されていることを特徴とする、
    請求項7に記載のスロット機構。
  9. 【請求項9】 前記支持部に対して前記支持ピンの当接
    を解除する解除する解除手段を備えることを特徴とす
    る、請求項7に記載のスロット機構。
  10. 【請求項10】 情報の記録及び/または再生のため
    に、ディスク状の記録媒体と、この記録媒体ディスクを
    駆動する手段を内蔵した筐体を有するカートリッジ本体
    と、このカートリッジ本体を覆う外筐を有するディスク
    カートリッジを着脱するためのスロット機構を備える電
    子機器であって、 前記カートリッジが、前記ディスクカートリッジ本体を
    保護するために前記外筐内に前記カートリッジ本体と接
    する緩衝部材を有するとともに、一部に前記緩衝部材を
    設けない領域を形成して支持部とされており、 前記スロットが、 前記ディスクカートリッジが挿入方向に沿って所定の姿
    勢を保持して進退できるように、前記外筐に設けた案内
    部を案内するための案内手段と、 前記ディスクカートリッジが挿入されたときに、その挿
    入位置に対応して、このディスクカートリッジの支持部
    に対して、当接される支持手段とを備えることを特徴と
    する、電子機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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