JP2001235956A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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Abstract
を適正値として、画像形成時にオフセットを起こすこと
なく、光沢のある画像を得る。 【解決手段】 発熱体2で加熱された定着ローラ1と加
圧ローラ3で被定着物5を挟持して被定着物5上のトナ
ー5aを加熱溶融する。さらに冷却部4により定着ロー
ラ1の冷却により被定着物5上のトナー5aが冷却され
て軟化点あるいは融点以下になった後、定着ローラ1よ
り被定着物5が引き剥がされる。このとき、定着ローラ
1のトナー5aに接触する側の面は表面粗さが抑えら
れ、粗くても表面粗さRzを20μm以下としてあるた
め、トナー5a表面は平坦となり、被定着物5上のトナ
ー5aの表面は光沢のある画像となる。
Description
ミリ、プリンタ等に用いられている静電気を利用した静
電荷現像する電子写真方式を用いる画像形成方法であ
り、特にフルカラーの高品位画像を形成する画像形成方
法に関するものである。
の画像形成方法として、マゼンタトナー、シアントナー
及びイエロートナーの3色の有彩色トナーを用いるも
の、または、この3色の有彩色トナーにブラックトナー
を加えた4色のトナーを用いるものが提案、実施されて
いる。
一般にトナー層の表面が平滑であれば光が当たったとき
に鏡面反射しやすく光沢がでる。これに対して、表面の
平滑度が低ければ光が当たったとき、表面で乱反射する
ために艶消しとなる。このことから、従来の方式ではト
ナー層の表面を潰しやすくする必要があり、定着時にお
いて溶融粘度を下げるために加熱温度を上げてきた。
うな構成の前記従来例のフルカラーの画像形成方法によ
ってカラー画像を形成すると、通常のモノクロ画像より
は光沢が得られるものの不完全であり、逆にブラックト
ナーにより形成される画像は他の有彩色トナーの定着条
件と合わせるために、照り返しが発生して読みづらいも
のになっており全体的に非常に画像品位の低いものとな
っていた。
で定着を行うと、定着部材にトナーが残るオフセット等
の問題も発生しやすく、オイルを定着部材に塗布する装
置が必要となり装置の大型化及びコストの増大が大きか
った。しかも、従来の方式のように温度を上げるような
方法では、消費電力が大きくなり低消費エネルギーの要
求を満足することはできないという問題があった。
ことに指向するものであり、定着部材の表面粗さを抑え
て、定着時の加圧力を適正値とし、簡単な装置構成によ
り、画像形成を行ってもオフセットを起こすことなく、
光沢のある画像が得られる画像形成方法を提供すること
を目的とする。
に、本発明に係る画像形成方法は、静電気を利用した静
電荷現像装置において、加熱体を有しローラ状あるいは
ベルト状である定着部材と一対の加圧部材から成る定着
部に、有彩色及びブラックのトナーによる粉像が形成さ
れた被定着物を搬送させ、トナーの軟化点あるいは融点
以上の状態まで加熱を行い、トナーの溶解後に加熱を停
止して冷却し、トナーの温度が軟化点あるいは融点以下
となったときに、定着部において被定着物を定着部材か
ら引き剥がす画像形成方法であって、定着部材と加圧部
材間の加圧力により被定着物を挟持させて画像を形成す
る定着部材に光沢のある画像が得られる表面粗さを有
し、定着部材の表面粗さRzは、0<Rz≦20μmで
あることを特徴とする。
圧力を、トナーの軟化点あるいは融点以上の温度におけ
る溶融粘度をηとすると、線圧でP=((9/5)×L
ogη−4/5)/15からP=((1/100)×L
ogη)/15[9.8×100 N/m]とする。
の溶融粘度が、軟化点あるいは融点以上の温度において
10〜1013 [c poise]であるように構成したものであ
る。
部材の面の表面粗さを抑え、表面粗さがあっても表面粗
さRzが20μm以下であれば、使用するトナーの軟化
点あるいは融点以上の温度で溶融粘度がη[c poise]で
あるとき、一対の加熱体の加圧力が線圧でP=((9/
5)×Logη−4/5)/15からP=((1/10
0)×Logη)/15[9.8×100 N/m]であ
れば、簡単にしかも安定した状態で高品位の光沢のある
画像を得ることができる。
ける実施の形態を詳細に説明する。
1である画像形成装置の定着部の機構を示した図であ
る。図1において、1は定着ローラ、2は発熱体、3は
加圧ローラ、4は冷却部、5は被定着物、5aはトナー
である。
等の発熱体2で加熱された定着ローラ1と加圧ローラ3
で被定着物5を挟持して被定着物5上のトナー5aを加
熱溶融する。さらに冷却部4により定着ローラ1が冷却
され被定着物5上のトナー5aが冷却されて軟化点ある
いは融点以下になった後、定着ローラ1より被定着物5
が引き剥がされる。このとき、定着ローラ1のトナー5
aに接触する側の面は、表面粗さを極力抑えて粗さがあ
ったとしても、表面粗さRzを20μm以下としてある
ため、トナー5a表面に凹凸が形成されて、定着ローラ
1上のトナー5aの表面は光沢の強い画像となり易い。
この図1において、冷却部4は回転するローラ状の形状
でも良いし、固定されていてもよく、どのような形状で
あっても良い、また、内部に水等の冷媒を通して積極的
に冷却を行っても良い。
る画像形成装置の定着部の機構を示した図である。図2
において、1は定着ローラ、1aは定着ベルト、1bは
補助ベルト、2は発熱体、3,3′は加圧ローラ、5は
被定着物、5aはトナー、6は冷却ローラである。
ーラ1の代わりに、定着ローラ1を使用してその上にエ
ンドレスのフィルムまたはシートから成る無端ベルトの
定着ベルト1aが冷却ローラ6と共にかけられている。
また、加圧ローラ3は定着ベルト1aを介して定着ロー
ラ1と被定着物5を挟持する加圧ローラであり、加圧ロ
ーラ3′と共に補助ベルト1bがかけられている。した
がって、これは図1に示す実施例1の定着ローラ1に代
えて定着ベルト1aを介するようにした形状でありその
効果は同様である。また、このとき加圧ローラ3′及び
補助ベルト1bはなくても良い。
ラ1及び冷却ローラ6の間で空気等を吹き付けて冷却し
ても良いし、あるいは定着ローラ1及び冷却ローラ6の
距離を充分とって自然冷却しても良い。
いは融点以下になった後、定着ベルト1aより被定着物
5が引き剥がされる。さらに、定着ベルト1aがトナー
5aに接触する側の面においても、実施例1の説明で述
べたように表面粗さを抑えて、表面粗さRzを20μm
以下としてあるため被定着物5上のトナー5aの表面は
光沢の強い画像となり易い。
る画像形成装置の定着部の機構を示した図である。図3
において、1aは定着ベルト、1bは補助ベルト、2a
は線状発熱体、3は加圧ローラ、5は被定着物、5aは
トナー、6は冷却ローラ、7,7′は補助ローラであ
る。
ローラ1の代わりに固定された線状発熱体2aにより定
着ベルト1aを介して被定着物5を加熱する。加圧ロー
ラ3は定着ベルト1aを介して線状発熱体2aで被定着
物5を挟持する加圧ローラであり、この図3では補助ロ
ーラ7′と共に補助ベルト1bがかけられているが、補
助ベルト1bと補助ローラ7′はなくても良い。冷却ロ
ーラ6は補助ローラ7と共に、線状発熱体2aを通る定
着ベルト1aがかけられている。この場合にも補助ロー
ラ7はなくてもよい。また、冷却ローラ6では冷却せず
線状発熱体2aと冷却ローラ6の間で空気を吹き付ける
等の自然冷却を利用しても良い。
いは融点以下になった後、定着ベルト1aより被定着物
5が引き剥がされ、また定着ベルト1aのトナー5aに
接触する側の面は表面粗さを抑えて、表面粗さRzを2
0μm以下としてあるため、定着ベルト1a側のトナー
5aの表面は光沢の強い画像となり易い。
方式としては、どのような方法でも可能であり、例え
ば、乾式現像の場合、一成分現像であっても良いし、ま
たは二成分現像であっても良く、トナージェットのよう
な他の現像方式であっても良い。あるいは、湿式現像の
ようなものでも良い。
の溶融粘度を下げていて、通常用いられるトナーの溶融
粘度は107〜1013 [c poise]程度である。このとき
のオフセットの発生を防止するために、定着部材にオイ
ル塗布を行っている。しかし、更に粘度の低いトナーを
使用すると、このオイル塗布のみではオフセットを防止
することはできない。本発明では前記の各実施例に示し
た構成により、融点以上の温度において107〜1013
[c poise]のトナーは勿論のこと、10〜107[c pois
e]のような粘度の低いトナーであっても、オイル塗布を
行うことなくオフセットが起こらず安定した定着が可能
となった。
点かあるいは融点以上の温度におけるものである。しか
もこれら軟化点及び融点は、島津製作所製のフローテス
ターの測定における軟化温度、流出開始温度に対応す
る。
では固体であり、軟化点を超えると柔らかくなり粘性を
呈し、これを更に加熱し融点を超えるともっと柔らかく
なり粘い液体状態になるが、このときの軟化点から融点
迄の温度の幅や、軟化点から融点迄の粘性及び融点以上
の粘性は樹脂の分子量、分子量分布、結晶化度、架橋
度、分子間力等により異なる。
に10〜1013 [c poise]の溶融粘度を呈するものであ
れば本発明において軟化点以上の温度で使用し、また、
軟化点から融点迄の間の溶融粘度が1013 [c poise]を
超え、融点以上の温度において10〜1013 [c poise]
であるようなものであれば、融点以上の温度を使用す
る。
より定着部材にオイル等を塗布することなくオフセット
の発生を防止することが可能となったが、これだけでは
完全な光沢が得られないことが判明した。この原因は、
定着部において加熱加圧したときにトナーの溶融粘度が
低いために、簡単にトナー表面が潰されて定着部材の表
面に密着するようになる。このために、固体化した後に
引き剥がすことでトナー表面が定着部材の表面でエンボ
スされてしまうことから、定着部材の表面が平滑でない
と光沢度が下がってしまうと考えられる。
面粗さを抑えて、粗さがあっても表面粗さRzが20μ
m以下であり、かつ定着システムでη[c poise]である
とき、一対の加熱体の加圧力が線圧でP=((9/5)
×Logη−4/5)/15からP=((1/100)
×Logη)/15[9.8×100 N/m]であれ
ば光沢を維持できることがわかった。
きに定着部材の表面粗さ、そのままがトナーの表面にエ
ンボスされる訳であるから、定着部材の表面が粗くない
状態が好ましく、表面粗さRzが0であることが理想で
あることは間違いない。なお、実際には表面粗さが負や
0ということはあり得ないので、できるだけ粗さを抑
え、表面粗さRzを20μm以下とすることが望ましい
ことはいうまでもない。
うな粘度の低いトナーで顕著であり、程度は軽いものの
107〜1013 [c poise]のトナーを使用しても同様の
結果が得られた。そして、この傾向は定着部材の表面粗
さが小さければ小さいほど効果が高く、好ましくは表面
粗さRzで10μm以下、もっと好ましくは5μm以
下、更に好ましくは1μm以下、更にもっと好ましくは
0.1μm以下であることが望ましい。
表面の凹凸を潰しきることができずに表面の平滑性が下
がり、高すぎるとトナー層を潰しすぎて実際のトナー粉
像が太ってしまい画像の正確な再現性がなくなる。
圧力が図4に示すグラフの範囲内であればよいことがわ
かった。図4に示すグラフ中の○印は5℃,10%から
35℃,80%の環境で本発明の意図する品質が得られ
たことを示している。また、△印は常温常湿に於いては
本発明の意図する品質が得られるが、高温高湿、低温低
湿の環境ではそれぞれ問題があり、高温高湿の環境で圧
力が高い場合、ドットが潰れすぎて画像が太りぎみにな
り、低温低湿の環境で圧力が低い場合、トナーの接着が
少し甘くなりやすい。さらに、×は高温高湿の環境に於
いて画像が完全に潰れて画像再現性に問題があり、低温
低湿の環境に於いてはトナーの接着が甘くトナーの脱落
が簡単に生じる。なお、グラフ中の縦軸は加圧の片側を
表しているので両側加圧では2倍の加圧となっており、
実験に使用した加圧ローラの実長は30cmであった。
る時、定着部材と一対の加圧部材の加圧力が線圧でP=
((9/5)×Logη−4/5)/15からP=
((1/100)×Logη)/15[9.8×100
N/m]であれば充分実用の範囲内ではあるが、好ま
しくはP=((9/7)×Logη−2/7)/15か
らP=((9/700)×Logη−2/700)/1
5[9.8×100 N/m]、もっと好ましくはP=
(Logη)/15からP=((19/1200)Lo
gη−7/1200)/15[9.8×100 N/
m]が良く、この範囲であればトナーの接着性、トナー
画像の再現性のそれぞれを損なうことなく光沢のある画
像が得られることがわかった。
ダー樹脂の一例としては、ポリスチレン、ポリp−クロ
ロスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及びそ
の置換体の単重合体;スチレン−p−クロロスチレン共
重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビ
ニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共
重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸
ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル
酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン
−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合
体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、
スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸
エステル共重合体などのスチレン系共重合体;ポリメチ
ルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩
化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポ
キシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹
脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族または
脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフ
ィン、パラフィンワックスなどが挙げられ、単独あるい
は混合して使用できるが特にこれらに限定するものでは
なく、これらの樹脂に、必要に応じてカーボンブラック
やカラー顔料を混練分散して使用すればよく、当然帯電
制御剤の併用も可能である。
整するためにシリカ、チタン、ストロンチウム等の添加
剤を加えても良い。
置の定着部の機構にて、(表1)に示す溶融粘度ηのト
ナーを用いて、光沢度(%)は日本電色工業(株)製の
光沢度計を使用し、JISZ8741に基づいて、照射
角度60°で測定を行った被定着物上に画像形成された
光沢度の測定結果の例を示す。
0.01μm、使用トナーを(表1)に示すイエロー
1、マゼンタ1、シアン1、ブラック1として、定着時
のトナーの温度を140℃として、画像形成処理を行っ
たところ、すべての有彩色部及びブラック部ともに光沢
の非常に強い画像を得ることができた。
Rzを1μm、使用トナーをイエロー2、マゼンタ2、
シアン2、ブラック2、定着時のトナーの温度を110
℃として、画像形成処理を行ったところ、すべての有彩
色部及びブラック部ともに非常に光沢のある画像を得る
ことができた。
さRzを5μm、使用トナーをイエロー3、マゼンタ
3、シアン3、ブラック3、定着時トナーの温度を14
0℃として、画像形成処理を行ったところ、すべての有
彩色部及びブラック部ともに光沢の強い画像を得ること
ができた。
25μm、使用トナーをイエロー1、マゼンタ1、シア
ン1、ブラック1、定着時のトナー温度を110℃とし
て、画像形成処理を行ったところ、すべての有彩色部及
びブラック部ともに光沢の弱い画像を得ることができ
た。
10μm、使用トナーをイエロー2、マゼンタ2、シア
ン2、ブラック3、定着時のトナー温度を110℃とし
て、画像形成処理を行ったところ、すべての有彩色部で
光沢の強い画像が得られ、ブラック部では艶消し画像が
得られた。
20μm、使用トナーをイエロー2、マゼンタ2、シア
ン2、ブラック2、定着時のトナー温度を110℃とし
て、画像形成処理を行ったところ、すべての有彩色部及
びブラック部ともに光沢のある画像を得ることができ
た。
と、(表2)のようになる。
材の表面粗さを抑えて、粗さがあっても表面粗さRzを
20μm以下として、定着部材と一対を成す加圧部材
が、線圧でP=((9/5)×Logη−4/5)/1
5からP=((1/100)×Logη)/15[9.
8×100 N/m](η;溶融粘度)で加圧することに
より、溶融粘度の低いトナーでもオフセットを起こすこ
となく、さらにトナーの接着性、トナー画像の再現性を
損なうことなく光沢のある画像を得ることができる。
被定着物に当たる定着部材の面の表面粗さを抑えて、表
面粗さRzを20μm以下とすることで、トナー溶融時
にトナーの溶融粘度が低下して押し潰されても表面粗さ
Rzによるエンボスの形成が抑えられて、光沢のある画
像を得ることができ、また加圧力をトナーの軟化点ある
いは融点以上の温度における溶融粘度ηにおいて、線圧
でP=((9/5)×Logη−4/5)/15からP
=((1/100)×Logη)/15[9.8×10
0 N/m]とすることにより、被定着物へのトナーの接
着性や、トナー層の潰しすぎによるトナー画像の再現性
を損なうようなことなく光沢のある画像を得ることがで
きるという効果を奏する。
像形成装置の定着部の機構を示す図
像形成装置の定着部の機構を示す図
像形成装置の定着部の機構を示す図
を示すグラフ
Claims (4)
- 【請求項1】 静電気を利用した静電荷現像装置におい
て、加熱体を有しローラ状あるいはベルト状である定着
部材と一対の加圧部材とから成る定着部に、有彩色及び
ブラックのトナーによる粉像が形成された被定着物を搬
送させ、前記トナーの軟化点あるいは融点以上の状態ま
で加熱を行い、前記トナーの溶解後に加熱を停止して冷
却し、前記トナーの温度が軟化点あるいは融点以下とな
ったときに、前記定着部において前記被定着物を前記定
着部材から引き剥がす画像形成方法であって、 前記定着部材と前記加圧部材間の加圧力により前記被定
着物を挟持させて画像を形成する前記定着部材に光沢の
ある画像が得られる表面粗さを有することを特徴とする
画像形成方法。 - 【請求項2】 前記定着部材の表面粗さRzは、0<R
z≦20μmであることを特徴とする請求項1記載の画
像形成方法。 - 【請求項3】 前記定着部材と前記加圧部材間の加圧力
を、トナーの軟化点あるいは融点以上の温度における溶
融粘度をηとすると、線圧でP=((9/5)×Log
η−4/5)/15からP=((1/100)×Log
η)/15[9.8×100 N/m]とすることを特徴
とする請求項2記載の画像形成方法。 - 【請求項4】 前記有彩色及びブラックのトナーの溶融
粘度が、軟化点あるいは融点以上の温度において10〜
1013 [c poise]であることを特徴とする請求項3記載
の画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000378493A JP2001235956A (ja) | 1999-12-13 | 2000-12-13 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35333699 | 1999-12-13 | ||
JP11-353336 | 1999-12-13 | ||
JP2000378493A JP2001235956A (ja) | 1999-12-13 | 2000-12-13 | 画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001235956A true JP2001235956A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=26579822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000378493A Pending JP2001235956A (ja) | 1999-12-13 | 2000-12-13 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001235956A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006323413A (ja) * | 2006-07-31 | 2006-11-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2009008762A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2000
- 2000-12-13 JP JP2000378493A patent/JP2001235956A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006323413A (ja) * | 2006-07-31 | 2006-11-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2009008762A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
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