JP2001235729A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/3406—Control of illumination source
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- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/04—Maintaining the quality of display appearance
- G09G2320/041—Temperature compensation
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 寒冷地や戸外での使用による周囲の温度の低
温化にかかわらず、色純度と明るさが確保できる液晶表
示装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示素子を面順次走査でR、G、B
各映像信号を時系列に駆動し、映像信号の駆動周期に合
わせて対応するR、G、B各色光の光源を時系列に切り
替え、液晶表示素子に照射する、面順次方式でカラー表
示を行う液晶表示装置において、周囲温度を検出する温
度検出手段を備え、検出した周囲温度に基づき、温度の
低下に従い、R、G、B各色光の単位照射時間をより短
く調整し、あるいは照射時間の短時間化にあわせて照射
強度を強くし、あるいは駆動周期を長くする。
温化にかかわらず、色純度と明るさが確保できる液晶表
示装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示素子を面順次走査でR、G、B
各映像信号を時系列に駆動し、映像信号の駆動周期に合
わせて対応するR、G、B各色光の光源を時系列に切り
替え、液晶表示素子に照射する、面順次方式でカラー表
示を行う液晶表示装置において、周囲温度を検出する温
度検出手段を備え、検出した周囲温度に基づき、温度の
低下に従い、R、G、B各色光の単位照射時間をより短
く調整し、あるいは照射時間の短時間化にあわせて照射
強度を強くし、あるいは駆動周期を長くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面順次方式で三原
色を表示するカラー液晶表示装置に関し、特に低温時の
液晶の応答速度の遅れに起因する色純度の低下を防止す
るものである。
色を表示するカラー液晶表示装置に関し、特に低温時の
液晶の応答速度の遅れに起因する色純度の低下を防止す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、微細加工の進歩に伴い、液晶表示
素子サイズの小型化が進んでいる。特に、シリコン基板
上に形成した反射型の液晶表示素子は、透過型に較べ原
理的に開口率が高いため、LSI技術を駆使して、ます
ます小型になってきている。
素子サイズの小型化が進んでいる。特に、シリコン基板
上に形成した反射型の液晶表示素子は、透過型に較べ原
理的に開口率が高いため、LSI技術を駆使して、ます
ます小型になってきている。
【0003】小型化された液晶表示素子は、従来のプロ
ジェクター用途に留まらず、HMD(ヘッドマウントデ
ィスプレイ)、ビューファインダー、各種端末の表示手
段等の小型軽量化が不可欠な携帯型装置への応用が検討
されている。
ジェクター用途に留まらず、HMD(ヘッドマウントデ
ィスプレイ)、ビューファインダー、各種端末の表示手
段等の小型軽量化が不可欠な携帯型装置への応用が検討
されている。
【0004】一方、液晶表示装置のカラー化手段として
は、R(赤)用、G(緑)用、B(青)用の各液晶表示
基板(液晶表示素子)を三枚用いる「三板方式」と、一
枚の液晶表示基板上にRGBのカラーフィルターを配列
した「単板方式」がこれまで一般的であった。
は、R(赤)用、G(緑)用、B(青)用の各液晶表示
基板(液晶表示素子)を三枚用いる「三板方式」と、一
枚の液晶表示基板上にRGBのカラーフィルターを配列
した「単板方式」がこれまで一般的であった。
【0005】しかし、三板方式では、文字通り液晶表示
基板が三枚必要であり、さらに照射光と射出光の色分解
/色合成のための光学系も必須であり、上述するような
小型軽量化が望まれる携帯型の装置には適していない。
又、上記単板方式では、液晶表示基板は一枚ですむが、
1カラー画素を得るため、RGB3つの画素が必要とな
るため、解像度が1/3になるという問題を有する。
基板が三枚必要であり、さらに照射光と射出光の色分解
/色合成のための光学系も必須であり、上述するような
小型軽量化が望まれる携帯型の装置には適していない。
又、上記単板方式では、液晶表示基板は一枚ですむが、
1カラー画素を得るため、RGB3つの画素が必要とな
るため、解像度が1/3になるという問題を有する。
【0006】そこで、小型軽量の装置に適したカラー化
の方式として、RGBの映像データを面順次走査で切り
替えていくとともに、これにあわせて液晶表示基板面に
照射する色光を、時系列的に順次高速に切り替え、各色
光に対応した残像を人の網膜上で合成してカラー映像を
得る「面順次方式」が注目されている。
の方式として、RGBの映像データを面順次走査で切り
替えていくとともに、これにあわせて液晶表示基板面に
照射する色光を、時系列的に順次高速に切り替え、各色
光に対応した残像を人の網膜上で合成してカラー映像を
得る「面順次方式」が注目されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】面順次方式は、1つの
フレーム期間中にR映像、G映像、B映像を時系列的に
表示しなければならないため、通常の表示装置より少な
くとも3倍以上の高速応答をする必要がある。液晶表示
素子において、応答速度を支配しているのは液晶の応答
速度であり、応答速度が遅いとRGB映像情報が混濁し
十分な色再現性が得られない。
フレーム期間中にR映像、G映像、B映像を時系列的に
表示しなければならないため、通常の表示装置より少な
くとも3倍以上の高速応答をする必要がある。液晶表示
素子において、応答速度を支配しているのは液晶の応答
速度であり、応答速度が遅いとRGB映像情報が混濁し
十分な色再現性が得られない。
【0008】液晶の応答速度は、液晶の種類によっても
異なるが、周囲温度と密接な関係にあり、周囲温度が低
くなると液晶の粘度が大きくなり応答速度が遅延する傾
向がある。
異なるが、周囲温度と密接な関係にあり、周囲温度が低
くなると液晶の粘度が大きくなり応答速度が遅延する傾
向がある。
【0009】小型軽量化された携帯型の装置は、戸外に
持ち出されて使用される場合も多く、室内での使用を目
的とした据え置き型の装置に較べ、使用温度の大幅な変
化が予想される。例えば、冬場屋外で装置を使用する場
合等には、常温に較べ、数十度以上低下することも少な
くない。このような環境下では、液晶の応答速度が顕著
に遅くなる可能性が高い。
持ち出されて使用される場合も多く、室内での使用を目
的とした据え置き型の装置に較べ、使用温度の大幅な変
化が予想される。例えば、冬場屋外で装置を使用する場
合等には、常温に較べ、数十度以上低下することも少な
くない。このような環境下では、液晶の応答速度が顕著
に遅くなる可能性が高い。
【0010】図9は、従来の面順次方式を用いた液晶表
示装置における各種動作波形を示す図である。同図中上
から(a)映像信号波形、(b)LED動作波形、
(c)理想的な液晶の応答の状態を示す。さらに(d)
周囲温度が低温となった場合の液晶の応答状態と(e)
再現される色を示す。ここでは、赤(R)の映像のみを
表示する場合を例に取り説明する。
示装置における各種動作波形を示す図である。同図中上
から(a)映像信号波形、(b)LED動作波形、
(c)理想的な液晶の応答の状態を示す。さらに(d)
周囲温度が低温となった場合の液晶の応答状態と(e)
再現される色を示す。ここでは、赤(R)の映像のみを
表示する場合を例に取り説明する。
【0011】一般に光源としては、小型で応答速度が十
分に早いLEDが用いられる。R色用、G色用、B色用
のLEDが用意され、映像信号と同期させながら、R、
G、BのLEDが順次切り替えられ、液晶画面に照射さ
れる。
分に早いLEDが用いられる。R色用、G色用、B色用
のLEDが用意され、映像信号と同期させながら、R、
G、BのLEDが順次切り替えられ、液晶画面に照射さ
れる。
【0012】図9中(c)に示すように、液晶が理想的
な早い応答特性を示す場合は、映像信号のON/OFF
とほぼ同時に液晶は安定したON/OFF状態を示す。
R光が照射されている期間だけに、液晶は安定したON
状態を示すので、色純度の良いR映像情報が得られる。
な早い応答特性を示す場合は、映像信号のON/OFF
とほぼ同時に液晶は安定したON/OFF状態を示す。
R光が照射されている期間だけに、液晶は安定したON
状態を示すので、色純度の良いR映像情報が得られる。
【0013】しかし、周囲温度が下がると、(d)に示
すように、LEDがG光に切り替わった後にもR映像情
報を持つ液晶状態が完全なOFF状態には戻らないた
め、(e)に示すように、R光にG光が混濁した色純度
の悪い映像になってしまう。
すように、LEDがG光に切り替わった後にもR映像情
報を持つ液晶状態が完全なOFF状態には戻らないた
め、(e)に示すように、R光にG光が混濁した色純度
の悪い映像になってしまう。
【0014】本発明の目的は、上述する課題に鑑み、周
囲の温度環境の変化に対し、柔軟に対応し、良好な色再
現性を維持する液晶表示装置を提供することである。
囲の温度環境の変化に対し、柔軟に対応し、良好な色再
現性を維持する液晶表示装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置の
第1の特徴は、単板の液晶表示素子と、R、G、B各色
光の照射光源と、前記液晶表示素子に対し、R、G、B
各映像信号を時系列に入力し、一定周期で前記液晶表示
素子を駆動する手段と、前記駆動の周期に合わせて、映
像信号に対応するR、G、B各色光の光源を時系列に一
色ずつ、前記液晶表示素子に照射する手段と、周囲温度
を検出する温度検出手段と、検出した周囲温度に基づ
き、温度の低下に従い、R、G、B各色光の単位照射時
間がより短くなるように調整する手段とを有することで
ある。
第1の特徴は、単板の液晶表示素子と、R、G、B各色
光の照射光源と、前記液晶表示素子に対し、R、G、B
各映像信号を時系列に入力し、一定周期で前記液晶表示
素子を駆動する手段と、前記駆動の周期に合わせて、映
像信号に対応するR、G、B各色光の光源を時系列に一
色ずつ、前記液晶表示素子に照射する手段と、周囲温度
を検出する温度検出手段と、検出した周囲温度に基づ
き、温度の低下に従い、R、G、B各色光の単位照射時
間がより短くなるように調整する手段とを有することで
ある。
【0016】上記特徴によれば、周囲温度の低下に伴
い、液晶表示素子中の液晶層の反応速度が遅くなり、所
定の映像信号が入力されてもON状態に安定するまで、
あるいはOFF状態に安定するまで一定の時間を要する
が、RGB各色光の単位照射時間を短くすることによ
り、液晶層が安定したON状態期間のみに映像信号に対
応する色光の照射を行うことができるため、混色の問題
を回避できる。
い、液晶表示素子中の液晶層の反応速度が遅くなり、所
定の映像信号が入力されてもON状態に安定するまで、
あるいはOFF状態に安定するまで一定の時間を要する
が、RGB各色光の単位照射時間を短くすることによ
り、液晶層が安定したON状態期間のみに映像信号に対
応する色光の照射を行うことができるため、混色の問題
を回避できる。
【0017】なお、周囲温度と単位照射時間の関係は、
一定温度、例えば常温以下の場合のみ単位照射時間を短
くするような、限定的な調整であってもよい。
一定温度、例えば常温以下の場合のみ単位照射時間を短
くするような、限定的な調整であってもよい。
【0018】上記第1の特徴を有する液晶表示装置にお
いて、さらに、検出した周囲温度に基づき、温度の低下
に従い、R、G、B各色光の単位照射強度をより高く調
整する手段を有してもよい。この場合は、単位照射時間
を短くすることにより、混色の問題を回避できるととも
に、単位照射時間の短時間化に伴う画面光量の減少を照
射強度を高くすることで補完できる。
いて、さらに、検出した周囲温度に基づき、温度の低下
に従い、R、G、B各色光の単位照射強度をより高く調
整する手段を有してもよい。この場合は、単位照射時間
を短くすることにより、混色の問題を回避できるととも
に、単位照射時間の短時間化に伴う画面光量の減少を照
射強度を高くすることで補完できる。
【0019】本発明の液晶表示装置の第2の特徴は、単
板の液晶表示素子と、R、G、B各色光の照射光源と、
前記液晶表示素子に対し、R、G、B各映像信号を時系
列に入力し、一定周期で駆動する手段と、前記駆動の周
期に合わせて、映像信号に対応するR、G、B各色光の
照射光源を時系列に一色ずつ切り替え、前記液晶表示素
子に照射する手段と、周囲温度を検出する温度検出手段
と、検出した周囲温度に基づき、温度の低下に従い、前
記駆動周期をより長く調整する手段とを有することであ
る。
板の液晶表示素子と、R、G、B各色光の照射光源と、
前記液晶表示素子に対し、R、G、B各映像信号を時系
列に入力し、一定周期で駆動する手段と、前記駆動の周
期に合わせて、映像信号に対応するR、G、B各色光の
照射光源を時系列に一色ずつ切り替え、前記液晶表示素
子に照射する手段と、周囲温度を検出する温度検出手段
と、検出した周囲温度に基づき、温度の低下に従い、前
記駆動周期をより長く調整する手段とを有することであ
る。
【0020】上記第2の特徴によれば、周囲温度の低下
に伴い、液晶表示素子中の液晶層の反応速度が遅くな
り、所定の映像信号が入力されてもON状態に安定する
まで、あるいはOFF状態に安定するまで一定の時間を
要するが、駆動周期をより長くすることにより、安定し
たON状態の期間を十分確保できる。よって、安定した
ON状態の期間のみRGB光を照射すれば、良好な色純
度と十分な明るさを有する映像を提供できる。
に伴い、液晶表示素子中の液晶層の反応速度が遅くな
り、所定の映像信号が入力されてもON状態に安定する
まで、あるいはOFF状態に安定するまで一定の時間を
要するが、駆動周期をより長くすることにより、安定し
たON状態の期間を十分確保できる。よって、安定した
ON状態の期間のみRGB光を照射すれば、良好な色純
度と十分な明るさを有する映像を提供できる。
【0021】なお、駆動周期と単位照射時間の関係は、
一定温度、例えば常温以下の場合のみ駆動周期を長くす
るような、限定的な調整であってもよい。
一定温度、例えば常温以下の場合のみ駆動周期を長くす
るような、限定的な調整であってもよい。
【0022】なお、第1、第2の特徴を有する液晶表示
装置において、周囲温度を検出する温度検出手段とし
て、サーミスタを用いても良い。また、照射光源として
LEDを用いてもよい。
装置において、周囲温度を検出する温度検出手段とし
て、サーミスタを用いても良い。また、照射光源として
LEDを用いてもよい。
【0023】本発明の液晶表示装置の第3の特徴は、単
板の液晶表示素子と、R、G、B各色光の照射光源と、
前記液晶表示素子の裏面に近接して配置されたIC駆動
回路チップと、周囲温度に基づき、温度の低下に従い、
前記液晶表示素子と前記IC駆動回路チップとの距離が
近づくように調整する手段とを有することである。
板の液晶表示素子と、R、G、B各色光の照射光源と、
前記液晶表示素子の裏面に近接して配置されたIC駆動
回路チップと、周囲温度に基づき、温度の低下に従い、
前記液晶表示素子と前記IC駆動回路チップとの距離が
近づくように調整する手段とを有することである。
【0024】上記第3の特徴によれば、周囲温度が低下
した場合には、液晶表示素子をIC駆動回路チップに近
づけることにより、IC駆動回路チップから発する熱で
液晶表示素子中の液晶層を加温し、応答速度の遅延を防
止できる。
した場合には、液晶表示素子をIC駆動回路チップに近
づけることにより、IC駆動回路チップから発する熱で
液晶表示素子中の液晶層を加温し、応答速度の遅延を防
止できる。
【0025】なお、第3の特徴を有する液晶表示装置に
おいて、前記調整する手段が、前記IC回路チップの裏
面に近接して配置する板状のバイメタル材であり、前記
バイメタル材は、低温時に反り変形を生じ、この反りに
より前記IC駆動回路チップを前記液晶表示素子に押し
出すものであってもよい。この場合は、簡易な構成で、
液晶温度の調整を行うことができる。
おいて、前記調整する手段が、前記IC回路チップの裏
面に近接して配置する板状のバイメタル材であり、前記
バイメタル材は、低温時に反り変形を生じ、この反りに
より前記IC駆動回路チップを前記液晶表示素子に押し
出すものであってもよい。この場合は、簡易な構成で、
液晶温度の調整を行うことができる。
【0026】なお、上述する液晶表示装置は、ヘッドマ
ウントディスプレイ、ビューファインダー、各種小型端
末の表示部等の携帯型液晶表示装置に応用するものであ
ってもよい。
ウントディスプレイ、ビューファインダー、各種小型端
末の表示部等の携帯型液晶表示装置に応用するものであ
ってもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。いずれの実施の形態
も、面順次方式による駆動を行う液晶表示装置に関す
る。即ち、一画面分の映像データを表示する期間である
1フレーム中に、面順次走査でR、G、Bの映像信号と
画面照射光であるR光、G光、B光を同期するように切
り替えていき、人の網膜上の残像を利用し、カラー表示
を行うものである。
明の実施の形態について説明する。いずれの実施の形態
も、面順次方式による駆動を行う液晶表示装置に関す
る。即ち、一画面分の映像データを表示する期間である
1フレーム中に、面順次走査でR、G、Bの映像信号と
画面照射光であるR光、G光、B光を同期するように切
り替えていき、人の網膜上の残像を利用し、カラー表示
を行うものである。
【0028】(第1の実施の形態)第1の実施の形態に
係る液晶表示装置の主な特徴は、装置の周囲温度を検出
する温度センサーと、検出温度に応じてRGB各色光の
照射時間を制御する回路を備えることにより、周囲温度
の低温化に伴い液晶の応答速度が遅くなるのにあわせ
て、光の単位照射時間を短く調整し、混色の問題を解消
するものである。以下、図面を参照しながら、第1の実
施の形態について説明する。
係る液晶表示装置の主な特徴は、装置の周囲温度を検出
する温度センサーと、検出温度に応じてRGB各色光の
照射時間を制御する回路を備えることにより、周囲温度
の低温化に伴い液晶の応答速度が遅くなるのにあわせ
て、光の単位照射時間を短く調整し、混色の問題を解消
するものである。以下、図面を参照しながら、第1の実
施の形態について説明する。
【0029】図1は、第1の実施の形態に係る液晶表示
装置の構成と面順次駆動の回路構成を概略的に示すブロ
ック図である。
装置の構成と面順次駆動の回路構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【0030】液晶表示装置は、反射型の液晶表示素子1
0と光源であるR、G、B各色光のLED40R、40
G、40B、および偏光ビームスプリッタ(PBS)2
0を主な構成要素として有する。PBS20は、例えば
各LEDから発する光のうちs偏光波を反射し、液晶表
示素子10面に照射するとともに、液晶表示素子10に
より映像信号に基づいてp偏光波に変調されて戻ってく
る光を透過し、レンズ30に導く。
0と光源であるR、G、B各色光のLED40R、40
G、40B、および偏光ビームスプリッタ(PBS)2
0を主な構成要素として有する。PBS20は、例えば
各LEDから発する光のうちs偏光波を反射し、液晶表
示素子10面に照射するとともに、液晶表示素子10に
より映像信号に基づいてp偏光波に変調されて戻ってく
る光を透過し、レンズ30に導く。
【0031】一方、RGBの各映像信号は、図1に示す
ように時系列変換回路101に入力され、時系列信号に
変換される。時系列映像信号は、素子駆動回路102を
介し液晶駆動に都合の良い交流信号に変換されて、液晶
表示素子10に入力され、映像信号に応じた電圧を各画
素の液晶層に印加する。
ように時系列変換回路101に入力され、時系列信号に
変換される。時系列映像信号は、素子駆動回路102を
介し液晶駆動に都合の良い交流信号に変換されて、液晶
表示素子10に入力され、映像信号に応じた電圧を各画
素の液晶層に印加する。
【0032】一方、タイミング発生回路103からは、
時系列信号に同期したLED駆動用の信号がだされ、L
EDの発光輝度を決めるアンプ104とLED用のバッ
ファー回路105を介して、LED40R〜40Bを順
次点灯する。
時系列信号に同期したLED駆動用の信号がだされ、L
EDの発光輝度を決めるアンプ104とLED用のバッ
ファー回路105を介して、LED40R〜40Bを順
次点灯する。
【0033】第1の実施の形態における液晶表示素子で
は、上述する面順次駆動回路に、周囲温度を検知する温
度センサーであるサーミスタ106と、この温度センサ
ーで検知された電圧情報をLEDのタイミング発生回路
103に取り込むためのAD変換107とテーブル10
8を備えている。
は、上述する面順次駆動回路に、周囲温度を検知する温
度センサーであるサーミスタ106と、この温度センサ
ーで検知された電圧情報をLEDのタイミング発生回路
103に取り込むためのAD変換107とテーブル10
8を備えている。
【0034】サーミスタ106は、電源VccとGND間
に抵抗R1と直列に接続され、周囲の温度変化は、サー
ミスタの抵抗R2と抵抗R1との間のa点における電圧
で検出する。例えば、温度上昇により抵抗値が減少する
タイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴い
a点電位は下がり。逆に、温度上昇により抵抗値が増加
するタイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に
伴いa点電位は上昇する。いずれのタイプを用いてもか
まわない。
に抵抗R1と直列に接続され、周囲の温度変化は、サー
ミスタの抵抗R2と抵抗R1との間のa点における電圧
で検出する。例えば、温度上昇により抵抗値が減少する
タイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴い
a点電位は下がり。逆に、温度上昇により抵抗値が増加
するタイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に
伴いa点電位は上昇する。いずれのタイプを用いてもか
まわない。
【0035】検出したa点の電位は、例えばAD変換器
107で所定のコードに変換する。このコードは、周囲
温度が下がるとLED点灯期間(単位照射時間)を短く
するように、あらかじめコードとLED点灯期間を関連
づけて作製されたテーブル108で、照らし合わせてL
ED点灯期間を決定し、タイミング発生回路103にそ
の情報を伝える。
107で所定のコードに変換する。このコードは、周囲
温度が下がるとLED点灯期間(単位照射時間)を短く
するように、あらかじめコードとLED点灯期間を関連
づけて作製されたテーブル108で、照らし合わせてL
ED点灯期間を決定し、タイミング発生回路103にそ
の情報を伝える。
【0036】図2は、第1の実施の形態に係る液晶表示
装置における各動作波形を示す。ここでは、R映像情報
のみを表示する場合を示している。図2中、(a)は映
像信号波形、(b)は周囲温度が低温時のLEDの動作
波形、(c)は理想的な液晶の応答状態、(d)は周囲
温度が低温時の液晶の応答状態、(e)は液晶の応答状
態とLEDの照射状態によって求まる実際の液晶画面の
再現色の状態を示す。
装置における各動作波形を示す。ここでは、R映像情報
のみを表示する場合を示している。図2中、(a)は映
像信号波形、(b)は周囲温度が低温時のLEDの動作
波形、(c)は理想的な液晶の応答状態、(d)は周囲
温度が低温時の液晶の応答状態、(e)は液晶の応答状
態とLEDの照射状態によって求まる実際の液晶画面の
再現色の状態を示す。
【0037】同図に示すように、理想的な応答特性を有
する液晶であれば、(c)に示すように、映像信号に瞬
時に応答して安定したON/OFF状態をとり、動作波
形は矩形を示すが、周囲温度が下がると、(d)に示す
ように、液晶の応答速度が遅くなり、液晶分子の配列が
ON状態に安定するまで、あるいはOFF状態に安定す
るまでに一定の時間を要し、動作波形は台形状となる。
する液晶であれば、(c)に示すように、映像信号に瞬
時に応答して安定したON/OFF状態をとり、動作波
形は矩形を示すが、周囲温度が下がると、(d)に示す
ように、液晶の応答速度が遅くなり、液晶分子の配列が
ON状態に安定するまで、あるいはOFF状態に安定す
るまでに一定の時間を要し、動作波形は台形状となる。
【0038】しかし、第1の実施の形態に係る液晶表示
装置においては、周囲温度が低温時の時は、図2中
(b)に示すように、LEDのRGB照射光の切り替え
周期は映像信号に同期させたままで、LEDの単位照射
時間t0を周囲温度の低下に従い、短時間化するように
調整する。これより、図示するように、液晶が安定した
ON状態を示す期間のみ、対応する色光のLEDを照射
している。また、液晶が安定したOFF状態に達するま
で、次の色光のLED照射は行われない。この結果図2
(e)に示すように、液晶画面の再現色はR色のみから
なり、良好な色純度を示す。
装置においては、周囲温度が低温時の時は、図2中
(b)に示すように、LEDのRGB照射光の切り替え
周期は映像信号に同期させたままで、LEDの単位照射
時間t0を周囲温度の低下に従い、短時間化するように
調整する。これより、図示するように、液晶が安定した
ON状態を示す期間のみ、対応する色光のLEDを照射
している。また、液晶が安定したOFF状態に達するま
で、次の色光のLED照射は行われない。この結果図2
(e)に示すように、液晶画面の再現色はR色のみから
なり、良好な色純度を示す。
【0039】なお、上述した第1の実施の形態では温度
センサーとしてサーミスタを用いているが、これに限ら
れるものではない。例えば熱電対等の温度変化を電気的
に変換できるものであればよい。後述する第2、第3の
実施の形態においても同様である。
センサーとしてサーミスタを用いているが、これに限ら
れるものではない。例えば熱電対等の温度変化を電気的
に変換できるものであればよい。後述する第2、第3の
実施の形態においても同様である。
【0040】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
係る液晶表示装置は、装置の周囲温度を検出する温度セ
ンサーと、検出温度に応じてRGB各色光の照射時間を
制御する回路を備えることにより、周囲温度の低温化に
より液晶の応答速度が遅くなるのにあわせて、光の単位
照射時間を短時間化するとともに、照射光の強度を上
げ、混色の問題を解決するとともに、画面の明るさを確
保するものである。
係る液晶表示装置は、装置の周囲温度を検出する温度セ
ンサーと、検出温度に応じてRGB各色光の照射時間を
制御する回路を備えることにより、周囲温度の低温化に
より液晶の応答速度が遅くなるのにあわせて、光の単位
照射時間を短時間化するとともに、照射光の強度を上
げ、混色の問題を解決するとともに、画面の明るさを確
保するものである。
【0041】図3は、第2の実施の形態に係る液晶表示
装置と面順次方式の駆動回路構成を概略的に示すブロッ
ク図である。液晶表示装置の主な構成要素は、第1の実
施の形態と共通する。
装置と面順次方式の駆動回路構成を概略的に示すブロッ
ク図である。液晶表示装置の主な構成要素は、第1の実
施の形態と共通する。
【0042】同図に示すように、RGBの各映像信号
は、時系列変換回路201に入力され、時系列信号に変
換される。時系列映像信号は、素子駆動回路202を介
し液晶駆動に都合の良い交流信号に変換されて、液晶表
示素子10に入力され、映像信号に応じた電圧を各画素
の液晶層に印加する。
は、時系列変換回路201に入力され、時系列信号に変
換される。時系列映像信号は、素子駆動回路202を介
し液晶駆動に都合の良い交流信号に変換されて、液晶表
示素子10に入力され、映像信号に応じた電圧を各画素
の液晶層に印加する。
【0043】一方、タイミング発生回路203からは、
時系列信号に同期したLED駆動用の信号が発生され、
LEDの発光輝度を決めるAGC回路(ゲインコントロ
ール)204とLED用のバッファー回路205を介し
て、RGBそれぞれのLED40R〜40Bを順次点灯
する。
時系列信号に同期したLED駆動用の信号が発生され、
LEDの発光輝度を決めるAGC回路(ゲインコントロ
ール)204とLED用のバッファー回路205を介し
て、RGBそれぞれのLED40R〜40Bを順次点灯
する。
【0044】第2の実施の形態における液晶表示素子で
は、上述する面順次方式の駆動回路に、周囲温度を検知
する温度センサーであるサーミスタ206を備え、この
温度センサーで検知された電圧情報をAD変換207と
テーブル208を介してタイミング発生回路203に伝
えるとともに、AGC回路204にも伝える。あるい
は、図中破線で示すように、AGC回路204をサーミ
スタ206の電圧情報で直接制御してもよい。
は、上述する面順次方式の駆動回路に、周囲温度を検知
する温度センサーであるサーミスタ206を備え、この
温度センサーで検知された電圧情報をAD変換207と
テーブル208を介してタイミング発生回路203に伝
えるとともに、AGC回路204にも伝える。あるい
は、図中破線で示すように、AGC回路204をサーミ
スタ206の電圧情報で直接制御してもよい。
【0045】サーミスタ206は、電源VccとGND間
に抵抗R1と直列に接続され、周囲温度変化を、サーミ
スタの抵抗R2と抵抗R1との間のa点における電圧で
検出する。例えば、温度上昇により抵抗値が減少するタ
イプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴いa
点電位は下がり。逆に、温度上昇により抵抗値が増加す
るタイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴
いa点電位は上昇する。いずれのタイプを用いてもかま
わない。
に抵抗R1と直列に接続され、周囲温度変化を、サーミ
スタの抵抗R2と抵抗R1との間のa点における電圧で
検出する。例えば、温度上昇により抵抗値が減少するタ
イプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴いa
点電位は下がり。逆に、温度上昇により抵抗値が増加す
るタイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴
いa点電位は上昇する。いずれのタイプを用いてもかま
わない。
【0046】検出したa点の電位は、例えばAD変換器
207で所定のコードに変換する。このコードは、周囲
温度が下がるとLED点灯期間を短くするように、あら
かじめコードとLED点灯期間を関連づけて作製された
テーブル208で、照らし合わせてLED点灯期間を決
定し、タイミング発生回路203とAGC回路204に
その情報を伝える。
207で所定のコードに変換する。このコードは、周囲
温度が下がるとLED点灯期間を短くするように、あら
かじめコードとLED点灯期間を関連づけて作製された
テーブル208で、照らし合わせてLED点灯期間を決
定し、タイミング発生回路203とAGC回路204に
その情報を伝える。
【0047】図4は、第2の実施の形態に係る液晶表示
装置における各動作波形を示す。ここでは、R映像情報
のみを表示する場合を示している。図4中、(a)は映
像信号波形、(b)は周囲温度が低温時のLEDの動作
波形、(c)は理想的な液晶の応答状態、(d)は周囲
温度が低温時の液晶の応答状態、(e)は液晶の応答状
態とLEDの照射状態によって求まる実際の液晶画面の
再現色の状態を示す。
装置における各動作波形を示す。ここでは、R映像情報
のみを表示する場合を示している。図4中、(a)は映
像信号波形、(b)は周囲温度が低温時のLEDの動作
波形、(c)は理想的な液晶の応答状態、(d)は周囲
温度が低温時の液晶の応答状態、(e)は液晶の応答状
態とLEDの照射状態によって求まる実際の液晶画面の
再現色の状態を示す。
【0048】同図中(c)に示すように、理想的な応答
特性を有する液晶であれば、映像信号に瞬時に応答して
安定したON/OFF状態をとり、動作波形は矩形を示
すが、周囲温度が下がると、(d)に示すように、液晶
の応答速度が遅くなり、液晶分子の配列がON状態に安
定するまで、あるいはOFF状態に安定するまでに一定
の時間を要するため、動作波形は台形状となる。
特性を有する液晶であれば、映像信号に瞬時に応答して
安定したON/OFF状態をとり、動作波形は矩形を示
すが、周囲温度が下がると、(d)に示すように、液晶
の応答速度が遅くなり、液晶分子の配列がON状態に安
定するまで、あるいはOFF状態に安定するまでに一定
の時間を要するため、動作波形は台形状となる。
【0049】しかし、第2の実施の形態に係る液晶表示
装置においては、図4(b)に示すように、LEDのR
GB照射光の切り替え周期を映像信号に同期させたまま
で、LEDの単位照射時間t0を周囲温度の低下に伴
い、短時間化するよう調整するとともに、短時間化した
ための総光量の減少を補うように照射強度を上げてい
る。
装置においては、図4(b)に示すように、LEDのR
GB照射光の切り替え周期を映像信号に同期させたまま
で、LEDの単位照射時間t0を周囲温度の低下に伴
い、短時間化するよう調整するとともに、短時間化した
ための総光量の減少を補うように照射強度を上げてい
る。
【0050】なお、図中、波形の高さは光強度に相当す
る。
る。
【0051】よって、液晶が安定したON状態を示す期
間のみ、対応する色光のLEDを照射することで、混色
の問題を回避し、色純度の良好な画面を得ることができ
るとともに、十分な画面の明るさを確保できる。
間のみ、対応する色光のLEDを照射することで、混色
の問題を回避し、色純度の良好な画面を得ることができ
るとともに、十分な画面の明るさを確保できる。
【0052】(第3の実施の形態)第3の実施の形態に
係る液晶表示装置も、第1の実施の形態と同様、装置の
周囲温度を検出する温度センサーを備えるが、ここでは
検出温度に応じ、RGBの映像信号および照射光の繰り
返し周期を制御し、周囲温度が低くなる程、RGB繰り
返し周期を長くすることを特徴とする。
係る液晶表示装置も、第1の実施の形態と同様、装置の
周囲温度を検出する温度センサーを備えるが、ここでは
検出温度に応じ、RGBの映像信号および照射光の繰り
返し周期を制御し、周囲温度が低くなる程、RGB繰り
返し周期を長くすることを特徴とする。
【0053】図5は、第3の実施の形態に係る液晶表示
装置と面順次駆動の回路構成を概略的に示すブロック図
である。液晶表示装置の主な構成要素は、第1の実施の
形態と共通する。
装置と面順次駆動の回路構成を概略的に示すブロック図
である。液晶表示装置の主な構成要素は、第1の実施の
形態と共通する。
【0054】同図に示すように、RGBの各映像信号
は、時系列変換回路301に入力され、時系列信号に変
換される。時系列映像信号は、素子駆動回路302を介
し液晶駆動に都合の良い交流信号に変換されて、液晶表
示素子10に入力され、映像信号に応じた電圧を各画素
の液晶層に印加する。
は、時系列変換回路301に入力され、時系列信号に変
換される。時系列映像信号は、素子駆動回路302を介
し液晶駆動に都合の良い交流信号に変換されて、液晶表
示素子10に入力され、映像信号に応じた電圧を各画素
の液晶層に印加する。
【0055】一方、タイミング発生回路303からは、
時系列信号に同期したLED駆動用の信号が発生され、
LEDの発光輝度を決めるアンプ304とLED用のバ
ッファー回路305を介して、RGBそれぞれのLED
40R〜40Bを順次点灯する。
時系列信号に同期したLED駆動用の信号が発生され、
LEDの発光輝度を決めるアンプ304とLED用のバ
ッファー回路305を介して、RGBそれぞれのLED
40R〜40Bを順次点灯する。
【0056】サーミスタ306は、電源VccとGND間
に抵抗R1と直列に接続され、周囲の温度変化を、サー
ミスタの抵抗R2と抵抗R1との間のa点における電圧
で検出する。例えば、温度上昇により抵抗値が減少する
タイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴い
a点電位は下がり。逆に、温度上昇により抵抗値が増加
するタイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に
伴いa点電位は上昇する。いずれのタイプを用いてもか
まわない。
に抵抗R1と直列に接続され、周囲の温度変化を、サー
ミスタの抵抗R2と抵抗R1との間のa点における電圧
で検出する。例えば、温度上昇により抵抗値が減少する
タイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に伴い
a点電位は下がり。逆に、温度上昇により抵抗値が増加
するタイプのサーミスタを用いれば、周囲温度の低下に
伴いa点電位は上昇する。いずれのタイプを用いてもか
まわない。
【0057】検出したa点の電位は、例えばAD変換器
307で所定のコードに変換する。このコードは、周囲
温度が下がるとRGB周期時間を長くするように、あら
かじめコードとRGB繰り返し周期を関連づけて作製さ
れたテーブル308で、照らし合わせてRGB繰り返し
周期を決定し、タイミング発生回路303にその情報を
伝える。タイミング発生回路303は、映像信号の周期
とLEDの点灯周期の両方を調整し、この情報を時系列
変換回路301と素子駆動回路302およびアンプ30
4に伝える。
307で所定のコードに変換する。このコードは、周囲
温度が下がるとRGB周期時間を長くするように、あら
かじめコードとRGB繰り返し周期を関連づけて作製さ
れたテーブル308で、照らし合わせてRGB繰り返し
周期を決定し、タイミング発生回路303にその情報を
伝える。タイミング発生回路303は、映像信号の周期
とLEDの点灯周期の両方を調整し、この情報を時系列
変換回路301と素子駆動回路302およびアンプ30
4に伝える。
【0058】図6は、第2の実施の形態に係る液晶表示
装置における各動作波形を示す。ここでは、R映像情報
のみを表示する場合を示している。図5中、(a1)
は、常温時の映像信号波形、(a2)は、周囲温度が低
温時の映像信号波形、(b)は、周囲温度が低温時のL
EDの動作波形、(c)は理想的な液晶の応答状態、
(d)は周囲温度が低温時の液晶の応答状態、(e)は
液晶の応答状態とLEDの照射状態によって求まる実際
の液晶画面の再現色の状態を示す。
装置における各動作波形を示す。ここでは、R映像情報
のみを表示する場合を示している。図5中、(a1)
は、常温時の映像信号波形、(a2)は、周囲温度が低
温時の映像信号波形、(b)は、周囲温度が低温時のL
EDの動作波形、(c)は理想的な液晶の応答状態、
(d)は周囲温度が低温時の液晶の応答状態、(e)は
液晶の応答状態とLEDの照射状態によって求まる実際
の液晶画面の再現色の状態を示す。
【0059】同図に示すように、理想的な応答特性を有
する液晶であれば、(c)に示すように、映像信号に瞬
時に応答して安定したON/OFF状態をとり、動作波
形は矩形を示すが、周囲温度が下がると、(d)に示す
ように、液晶の応答速度が遅くなり、液晶分子の配列が
ON状態に安定するまで、あるいはOFF状態に安定す
るまでに一定の時間を要し、動作波形は台形状となる。
する液晶であれば、(c)に示すように、映像信号に瞬
時に応答して安定したON/OFF状態をとり、動作波
形は矩形を示すが、周囲温度が下がると、(d)に示す
ように、液晶の応答速度が遅くなり、液晶分子の配列が
ON状態に安定するまで、あるいはOFF状態に安定す
るまでに一定の時間を要し、動作波形は台形状となる。
【0060】そこで、液晶の動作速度に合わせて、(a
2)に示すように、RGB映像信号の周期を長くとれ
ば、液晶が安定したON状態を十分な時間確保できる。
また、図に示すように、LED単位照射時間をこのRG
B映像信号の周期にあわせて、液晶のOFF状態が安定
してから次の色光の照射を行うので、(e)に示すよう
に、十分な光量を確保するとともに混色の発生がなく、
色純度の高い画面を得ることができる。
2)に示すように、RGB映像信号の周期を長くとれ
ば、液晶が安定したON状態を十分な時間確保できる。
また、図に示すように、LED単位照射時間をこのRG
B映像信号の周期にあわせて、液晶のOFF状態が安定
してから次の色光の照射を行うので、(e)に示すよう
に、十分な光量を確保するとともに混色の発生がなく、
色純度の高い画面を得ることができる。
【0061】なお、面順次方式におけるRGB駆動周期
は、RGBの繰り返し周期が不自然周期にならないよう
に、1フレームを約60Hz以下程度に抑えることが好
ましい。
は、RGBの繰り返し周期が不自然周期にならないよう
に、1フレームを約60Hz以下程度に抑えることが好
ましい。
【0062】(第4の実施の形態)第4の実施の形態に
係る液晶表示装置は、液晶表示素子と駆動ICが搭載さ
れた駆動回路基板の距離を、バイメタルを用いて調整す
ることにより、駆動ICから発せられる熱の影響を利用
して液晶分子の温度を一定範囲に保ち、周囲温度の低下
による反応速度の遅延化を防止するものである。
係る液晶表示装置は、液晶表示素子と駆動ICが搭載さ
れた駆動回路基板の距離を、バイメタルを用いて調整す
ることにより、駆動ICから発せられる熱の影響を利用
して液晶分子の温度を一定範囲に保ち、周囲温度の低下
による反応速度の遅延化を防止するものである。
【0063】図7は、第4の実施の形態に係る液晶表示
素子10とこれに隣接する部分の構成を示す斜視図であ
る。同図に示すように、液晶表示素子10は、素子より
少し大きめの固い支持体401上に固定されており、こ
の支持体の裏に一定の隙間をもって、駆動ICチップ4
02を載せた駆動回路基板403が備えられる。さらに
この駆動回路基板403の裏には、図示されないスペー
サを介して両端を支持棒405で固定したバイメタル4
04を備える。
素子10とこれに隣接する部分の構成を示す斜視図であ
る。同図に示すように、液晶表示素子10は、素子より
少し大きめの固い支持体401上に固定されており、こ
の支持体の裏に一定の隙間をもって、駆動ICチップ4
02を載せた駆動回路基板403が備えられる。さらに
この駆動回路基板403の裏には、図示されないスペー
サを介して両端を支持棒405で固定したバイメタル4
04を備える。
【0064】なお、他の部分の構成は、第1〜第3の実
施の形態に係る液晶表示装置と共通する。
施の形態に係る液晶表示装置と共通する。
【0065】図8(a)、図8(b)は、第4の実施の
形態に係る液晶表示素子の動作を説明する装置の断面図
である。
形態に係る液晶表示素子の動作を説明する装置の断面図
である。
【0066】バイメタル404とは、熱膨張率の異なる
二種類の薄い金属板をはり合わせたものであり、この熱
膨張率の違いが、温度の変化に伴い金属板に湾曲を発生
させる。第4の実施の形態では、このバイメタルの形状
変化を利用したものである。例えば、ここでは熱膨張係
数の小さい金属を駆動回路基板403側に配置し、その
裏面に膨張係数が相対的に大きい金属板を貼りつける。
二種類の薄い金属板をはり合わせたものであり、この熱
膨張率の違いが、温度の変化に伴い金属板に湾曲を発生
させる。第4の実施の形態では、このバイメタルの形状
変化を利用したものである。例えば、ここでは熱膨張係
数の小さい金属を駆動回路基板403側に配置し、その
裏面に膨張係数が相対的に大きい金属板を貼りつける。
【0067】図8(a)に示すように、常温時には、バ
イメタル404は湾曲せず、ほぼまっすぐな金属板であ
るため、液晶表示素子10と駆動IC402チップは一
定距離を保っているが、周囲温度が低温になると、熱膨
張係数の大きい金属板はより収縮するためバイメタル4
04は板バネのように反り、スペーサ406を介して、
駆動IC402を搭載した駆動回路基板403を液晶表
示素子10側に押し出す。
イメタル404は湾曲せず、ほぼまっすぐな金属板であ
るため、液晶表示素子10と駆動IC402チップは一
定距離を保っているが、周囲温度が低温になると、熱膨
張係数の大きい金属板はより収縮するためバイメタル4
04は板バネのように反り、スペーサ406を介して、
駆動IC402を搭載した駆動回路基板403を液晶表
示素子10側に押し出す。
【0068】動作中の駆動ICは一般に数十〜50℃程
度の発熱を生じ、周囲温度に較べ高い温度となっている
ため、液晶表示素子10の加熱源として利用できる。こ
の結果、周囲温度が低温のときも、液晶表示素子10を
駆動IC402に近づけることにより液晶は加温され、
一定温度範囲を保つことができ、応答速度の遅れを抑制
できる。
度の発熱を生じ、周囲温度に較べ高い温度となっている
ため、液晶表示素子10の加熱源として利用できる。こ
の結果、周囲温度が低温のときも、液晶表示素子10を
駆動IC402に近づけることにより液晶は加温され、
一定温度範囲を保つことができ、応答速度の遅れを抑制
できる。
【0069】なお、駆動IC402をより効果的に液晶
表示素子の加熱源とするためには、バイメタルの反りに
よって駆動IC402が支持体401に直接接するよう
にするとよい。また、支持体401を熱伝導度の高い材
料、例えば金属板等にすることが望ましい。
表示素子の加熱源とするためには、バイメタルの反りに
よって駆動IC402が支持体401に直接接するよう
にするとよい。また、支持体401を熱伝導度の高い材
料、例えば金属板等にすることが望ましい。
【0070】ここで用いるバイメタルとしては、例えば
膨張係数が小さい金属板としてアンバー(Niに36%
Feを含有したもの)を用い、膨張係数の大きい金属板
として黄銅を用いてもよい。
膨張係数が小さい金属板としてアンバー(Niに36%
Feを含有したもの)を用い、膨張係数の大きい金属板
として黄銅を用いてもよい。
【0071】この液晶表示装置構造によれば、液晶層の
応答速度の遅れそのものの発生を抑制できるので、周囲
温度に合わせたRGB駆動周期や、照射光源の駆動周期
の調整が不要となる。勿論、第1〜第3の実施の形態に
示す回路構造やサーミスタと組み合わせてもかまわな
い。
応答速度の遅れそのものの発生を抑制できるので、周囲
温度に合わせたRGB駆動周期や、照射光源の駆動周期
の調整が不要となる。勿論、第1〜第3の実施の形態に
示す回路構造やサーミスタと組み合わせてもかまわな
い。
【0072】以上、第1〜第4の実施の形態に沿って、
本発明の液晶表示装置について説明したが、本発明は、
上述した実施の形態に限定されるものではない。種々の
改変や改良が可能なことは当業者に明らかである。
本発明の液晶表示装置について説明したが、本発明は、
上述した実施の形態に限定されるものではない。種々の
改変や改良が可能なことは当業者に明らかである。
【0073】
【発明の効果】上述するように、本発明の第1の特徴を
有する面順次方式で駆動する液晶表示装置によれば、周
囲温度を検出する温度検出手段と、検出した周囲温度に
基づき、周囲温度の低下した場合に、R、G、B各色光
の単位照射時間をより短く調整することにより、温度の
低下に従い、液晶表示素子中の液晶層の反応速度が遅く
なっても、液晶層が安定したON状態期間のみに映像信
号に対応する色光を照射し、寒冷地や戸外での使用に際
する混色の問題を回避し、色純度の高い良好な画面表示
を可能とする。
有する面順次方式で駆動する液晶表示装置によれば、周
囲温度を検出する温度検出手段と、検出した周囲温度に
基づき、周囲温度の低下した場合に、R、G、B各色光
の単位照射時間をより短く調整することにより、温度の
低下に従い、液晶表示素子中の液晶層の反応速度が遅く
なっても、液晶層が安定したON状態期間のみに映像信
号に対応する色光を照射し、寒冷地や戸外での使用に際
する混色の問題を回避し、色純度の高い良好な画面表示
を可能とする。
【0074】また、あわせて単位照射強度の調整を図る
ことにより、画面の明るさを犠牲にすることなく色純度
の高い表示映像を有する液晶表示装置を提供できる。
ことにより、画面の明るさを犠牲にすることなく色純度
の高い表示映像を有する液晶表示装置を提供できる。
【0075】本発明の第2の特徴を有する面順次方式で
駆動する液晶表示装置によれば、周囲温度を検出する温
度検出手段と、検出した周囲温度に基づき、周囲温度の
低下に伴い、前記駆動周期をより長く調整する手段を備
えることにより、周囲温度の低下に伴う液晶表示素子中
の液晶層の応答速度の遅れに対し、駆動周期をより長く
することにより、安定した液晶のON状態の期間を十分
確保し、寒冷地や冬季の戸外での使用に際しても、色純
度が高く、しかも十分な明るさの表示映像を提供でき
る。
駆動する液晶表示装置によれば、周囲温度を検出する温
度検出手段と、検出した周囲温度に基づき、周囲温度の
低下に伴い、前記駆動周期をより長く調整する手段を備
えることにより、周囲温度の低下に伴う液晶表示素子中
の液晶層の応答速度の遅れに対し、駆動周期をより長く
することにより、安定した液晶のON状態の期間を十分
確保し、寒冷地や冬季の戸外での使用に際しても、色純
度が高く、しかも十分な明るさの表示映像を提供でき
る。
【0076】本発明の第3の特徴を有する液晶表示装置
によれば、IC回路チップの裏面に近接して板状のバイ
メタル材を配置し、周囲温度の低下に伴い、前記液晶表
示素子と前記IC駆動回路チップとの距離が近づくよう
に調整することにより、周囲温度にかかわらずIC駆動
回路チップから発する熱で液晶表示素子中の液晶層を加
温し、液晶層の温度を一定範囲に保ち、応答速度の遅れ
の発生そのものを抑制する。よって、寒冷地や冬季の戸
外での使用に際しても、色純度、明るさの良好な画像特
性を、簡便な構成により提供できる。
によれば、IC回路チップの裏面に近接して板状のバイ
メタル材を配置し、周囲温度の低下に伴い、前記液晶表
示素子と前記IC駆動回路チップとの距離が近づくよう
に調整することにより、周囲温度にかかわらずIC駆動
回路チップから発する熱で液晶表示素子中の液晶層を加
温し、液晶層の温度を一定範囲に保ち、応答速度の遅れ
の発生そのものを抑制する。よって、寒冷地や冬季の戸
外での使用に際しても、色純度、明るさの良好な画像特
性を、簡便な構成により提供できる。
【図1】第1の実施の形態に係る液晶表示装置と面順次
駆動の回路構成を概略的に示すブロック図である。
駆動の回路構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る液晶表示装置の動作波
形を示す図である。
形を示す図である。
【図3】第2の実施の形態に係る液晶表示装置と面順次
駆動の回路構成を概略的に示すブロック図である。
駆動の回路構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】第2の実施の形態に係る液晶表示装置の動作波
形を示す図である。
形を示す図である。
【図5】第3の実施の形態に係る液晶表示装置と面順次
駆動の回路構成を概略的に示すブロック図である。
駆動の回路構成を概略的に示すブロック図である。
【図6】第3の実施の形態に係る液晶表示装置の動作波
形を示す図である。
形を示す図である。
【図7】第4の実施の形態に係る液晶表示装置の斜視図
である。
である。
【図8】第4の実施の形態に係る液晶表示装置の動作を
説明する図である。
説明する図である。
【図9】従来の液晶表示装置の動作波形を示す図であ
る。
る。
10 液晶表示素子 20 PBS 30 レンズ 40R〜40B LED 101、201、301 時系列変換回路 102、202、302 素子駆動回路 103、203、303 タイミング発生回路 104、304 アンプ 105、205、305 LEDバッファー回路 106、206、306 サーミスタ 107、207、307 AD変換回路 108、208、308 テーブル 204 ゲインコントロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/36 G09G 3/36 Fターム(参考) 2H088 EA10 EA13 EA15 HA06 HA20 HA24 HA28 MA05 MA06 MA10 2H093 NA65 NC16 NC24 NC42 NC43 NC49 NC57 NC63 ND02 ND17 ND32 NE06 NG02 5C006 AA01 AA22 AC02 AC11 AF62 AF71 BB11 EA01 EC02 EC11 EC13 FA19 5C080 AA10 CC03 DD20 DD30 EE30 FF09 GG07 GG08 KK02 KK07 KK43 KK52
Claims (4)
- 【請求項1】 単板の液晶表示素子と、 R、G、B各色光の照射光源と、 前記液晶表示素子に対し、R、G、B各色の映像信号を
時系列に入力し、一定周期で前記液晶表示素子を駆動す
る手段と、 前記駆動の周期に合わせて、映像信号に対応するR、
G、B各色光の光源を時系列に一色ずつ切り替え、前記
液晶表示素子に照射する手段と、 周囲温度を検出する温度検出手段と、 検出した周囲温度に基づき、温度の低下に従い、R、
G、B各色光の単位照射時間がより短くなるように調整
する手段とを有する液晶表示装置。 - 【請求項2】 さらに、検出した周囲温度に基づき、温
度の低下に従い、R、G、B各色光の照射強度がより高
くなるように調整する手段とを有する、請求項1に記載
の液晶表示装置。 - 【請求項3】 単板の液晶表示素子と、 R、G、B各色光の照射光源と、 前記液晶表示素子に対し、R、G、B各色の映像信号を
時系列に入力し、一定周期で駆動する手段と、 前記駆動の周期に合わせて、映像信号に対応するR、
G、B各色光の照射光源を時系列に一色ずつ切り替え、
前記液晶表示素子に照射する手段と、 周囲温度を検出する温度検出手段と、 検出した周囲温度に基づき、温度の低下に従い、前記駆
動周期がより長くなるように調整する手段とを有する液
晶表示装置。 - 【請求項4】 単板の液晶表示素子と、 R、G、B各色光の照射光源と、 前記液晶表示素子の裏面に近接して配置されたIC駆動
回路チップと、 周囲温度に基づき、温度の低下に従い、前記液晶表示素
子と前記IC駆動回路チップとの距離が近づくように調
整する手段とを有する液晶表示装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000042898A JP2001235729A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | 液晶表示装置 |
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- 2000-02-21 JP JP2000042898A patent/JP2001235729A/ja active Pending
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