JP2000163019A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2000163019A JP2000163019A JP10336739A JP33673998A JP2000163019A JP 2000163019 A JP2000163019 A JP 2000163019A JP 10336739 A JP10336739 A JP 10336739A JP 33673998 A JP33673998 A JP 33673998A JP 2000163019 A JP2000163019 A JP 2000163019A
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- Japan
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- crystal display
- gamma characteristic
- temperature
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- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶素子を用いて画像を表示する場合におい
て、温度によって画像信号のガンマ特性を変化させ、最
適な画像を得る。 【解決手段】 液晶表示素子１１を用いて各種画像表示
を行う液晶表示装置１において、液晶素子１１の温度を
検知する手段１２と、画像信号のガンマ特性補正量を複
数記憶するガンマ特性補正量記憶手段１６２と、検知し
た温度に対応した最適なガンマ特性補正量を選択するガ
ンマ特性補正量選択手段１６１と、選択したガンマ特性
補正量を用いて画像信号のガンマ補正を行うガンマ特性
補正手段１４とを備えた。
て、温度によって画像信号のガンマ特性を変化させ、最
適な画像を得る。 【解決手段】 液晶表示素子１１を用いて各種画像表示
を行う液晶表示装置１において、液晶素子１１の温度を
検知する手段１２と、画像信号のガンマ特性補正量を複
数記憶するガンマ特性補正量記憶手段１６２と、検知し
た温度に対応した最適なガンマ特性補正量を選択するガ
ンマ特性補正量選択手段１６１と、選択したガンマ特性
補正量を用いて画像信号のガンマ補正を行うガンマ特性
補正手段１４とを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどの出力装置として用いられる、液晶表示素子
を使用して各種画像を表示する液晶表示装置に関する。
ュータなどの出力装置として用いられる、液晶表示素子
を使用して各種画像を表示する液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶素子は、温度によって各種特性が変
化し、当然のことながら、液晶素子のガンマ特性も温度
によって変化する。しかしながら、液晶素子を用いた液
晶表示装置は、家庭用ＴＶカメラの表示部やモバイルコ
ンピュータの表示部などのように温度の変化があまり影
響を及ぼさない状態で使用されており、液晶素子のガン
マ特性に多少の変化があっても画像出力に大きな影響が
現れないでいる。したがって、従来の液晶素子を使用し
た表示装置は、温度が変化した場合にガンマ特性を変え
るような工夫は成されていなかった。
化し、当然のことながら、液晶素子のガンマ特性も温度
によって変化する。しかしながら、液晶素子を用いた液
晶表示装置は、家庭用ＴＶカメラの表示部やモバイルコ
ンピュータの表示部などのように温度の変化があまり影
響を及ぼさない状態で使用されており、液晶素子のガン
マ特性に多少の変化があっても画像出力に大きな影響が
現れないでいる。したがって、従来の液晶素子を使用し
た表示装置は、温度が変化した場合にガンマ特性を変え
るような工夫は成されていなかった。
【０００３】しかしながら、長時間ゆっくりと画面を見
るような状況で使用される投写型の家庭用大型ＴＶなど
に液晶素子を使用する場合には、液晶素子を透過する光
によって液晶素子の温度が上昇して、液晶素子自体のガ
ンマ特性が変化し、このガンマ特性の変化が画質の劣化
を引き起すという問題を生じている。
るような状況で使用される投写型の家庭用大型ＴＶなど
に液晶素子を使用する場合には、液晶素子を透過する光
によって液晶素子の温度が上昇して、液晶素子自体のガ
ンマ特性が変化し、このガンマ特性の変化が画質の劣化
を引き起すという問題を生じている。
【０００４】この液晶素子の温度変化に対するガンマ特
性の変化は、個体間のばらつきは少なくほぼ一定であ
り、温度に対してもさほど敏感でないので、２０〜３０
℃程度の幅で調整すれば実用上問題のないレベルである
ことが判明している。
性の変化は、個体間のばらつきは少なくほぼ一定であ
り、温度に対してもさほど敏感でないので、２０〜３０
℃程度の幅で調整すれば実用上問題のないレベルである
ことが判明している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決しようとするもので、激しい温度変化を生じる環境
で使用する液晶素子を用いた液晶表示装置において、温
度変化にかかわらず最適な画像を得ることを目的とす
る。
解決しようとするもので、激しい温度変化を生じる環境
で使用する液晶素子を用いた液晶表示装置において、温
度変化にかかわらず最適な画像を得ることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、液晶素子の温度変化を検出し、液晶素子
を駆動する画像処理回路のガンマ特性を液晶素子の温度
に応じて補正し、液晶素子の温度変化にかかわらず最適
な画像を得るようにした。液晶駆動回路のガンマ特性を
所定のパターンに設定することは、液晶素子に画像を映
すためには必要な機能であり、液晶表示装置に既に備わ
っている機能である。したがって、簡単な方法で液晶素
子の温度を検知し、すでに備わっているガンマ特性設定
用情報量を増やすだけで容易に本発明を実現できる。
に、本発明は、液晶素子の温度変化を検出し、液晶素子
を駆動する画像処理回路のガンマ特性を液晶素子の温度
に応じて補正し、液晶素子の温度変化にかかわらず最適
な画像を得るようにした。液晶駆動回路のガンマ特性を
所定のパターンに設定することは、液晶素子に画像を映
すためには必要な機能であり、液晶表示装置に既に備わ
っている機能である。したがって、簡単な方法で液晶素
子の温度を検知し、すでに備わっているガンマ特性設定
用情報量を増やすだけで容易に本発明を実現できる。
【０００７】上記目的を達成するために、本発明は、液
晶表示素子を用いて各種画像表示を行う液晶表示装置に
おいて、前記液晶表示素子の温度を検知する手段と、検
知した温度に対応した最適なガンマ特性補正量を選択す
る制御手段と、画像信号のガンマ補正を行う手段を備え
た。
晶表示素子を用いて各種画像表示を行う液晶表示装置に
おいて、前記液晶表示素子の温度を検知する手段と、検
知した温度に対応した最適なガンマ特性補正量を選択す
る制御手段と、画像信号のガンマ補正を行う手段を備え
た。
【０００８】さらに、本発明は、液晶表示素子を用いて
各種画像表示を行う液晶表示装置において、液晶表示素
子の温度を検知する手段と、画像信号のガンマ特性補正
量を複数記憶する手段と、検知した温度に対応した最適
なガンマ特性補正量を選択する制御手段と、選択したガ
ンマ特性補正量を用いて画像信号のガンマ補正を行う手
段とを備えた。
各種画像表示を行う液晶表示装置において、液晶表示素
子の温度を検知する手段と、画像信号のガンマ特性補正
量を複数記憶する手段と、検知した温度に対応した最適
なガンマ特性補正量を選択する制御手段と、選択したガ
ンマ特性補正量を用いて画像信号のガンマ補正を行う手
段とを備えた。
【０００９】また、本発明は、上記液晶表示装置に、液
晶表示素子と、液晶表示素子に映された各種画像を拡大
投写するための拡大投写手段と、前記液晶表示素子を照
明する為の光源ランプを備え、投写型の液晶表示装置と
した。
晶表示素子と、液晶表示素子に映された各種画像を拡大
投写するための拡大投写手段と、前記液晶表示素子を照
明する為の光源ランプを備え、投写型の液晶表示装置と
した。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明にかかる液晶表示装置の構
成を図面を用いて説明する。図１は、本発明にかかる液
晶表示装置の要部構成を示すブロック図である。本発明
にかかる液晶表示装置１は、液晶素子１１と、温度検出
素子１２と、信号処理回路１３と、ガンマ特性補正回路
１４と、液晶駆動回路１５と、ガンマ特性補正量制御手
段１６と、入力端子Ｔ１とを有して構成される。
成を図面を用いて説明する。図１は、本発明にかかる液
晶表示装置の要部構成を示すブロック図である。本発明
にかかる液晶表示装置１は、液晶素子１１と、温度検出
素子１２と、信号処理回路１３と、ガンマ特性補正回路
１４と、液晶駆動回路１５と、ガンマ特性補正量制御手
段１６と、入力端子Ｔ１とを有して構成される。
【００１１】温度検出素子１２は、液晶素子１１の温度
を検知し、ガンマ特性補正量制御手段１６に検出した温
度情報を送る。温度検出素子１２は、複数の液晶素子１
１で構成される液晶表示部の表示画面の一部に一体に形
成されまたは取り付けられ、液晶素子の温度を検出す
る。
を検知し、ガンマ特性補正量制御手段１６に検出した温
度情報を送る。温度検出素子１２は、複数の液晶素子１
１で構成される液晶表示部の表示画面の一部に一体に形
成されまたは取り付けられ、液晶素子の温度を検出す
る。
【００１２】信号処理回路１３は、入力端子Ｔ１から入
力された映像信号に適切な処理を施し、ガンマ特性補正
回路１４に送出する。入力端子Ｔ１に入力される映像信
号は、アンテナで受信した映像信号屋ＣＡＴＶなどの映
像信号であって良く、またＶＴＲなどの映像信号再生装
置から再生された映像信号であっても良い。
力された映像信号に適切な処理を施し、ガンマ特性補正
回路１４に送出する。入力端子Ｔ１に入力される映像信
号は、アンテナで受信した映像信号屋ＣＡＴＶなどの映
像信号であって良く、またＶＴＲなどの映像信号再生装
置から再生された映像信号であっても良い。
【００１３】ガンマ特性補正回路１４は、信号処理回路
１３からの映像信号に所定のガンマ特性の補正を施し、
液晶駆動回路１５に送る。
１３からの映像信号に所定のガンマ特性の補正を施し、
液晶駆動回路１５に送る。
【００１４】液晶駆動回路１５は、ガンマ特性補正回路
１４からの映像信号によって液晶素子１１からなる液晶
表示部を駆動する。
１４からの映像信号によって液晶素子１１からなる液晶
表示部を駆動する。
【００１５】ガンマ特性補正量制御手段１６は、その温
度情報に従ってガンマ特性補正回路１４のガンマ特性の
設定量を変える手段である。ガンマ特性補正量制御手段
１６は、ガンマ特性補正量選択手段１６１と、ガンマ特
性補正量記憶手段１６２を有している。ガンマ特性補正
量選択手段１６１は、温度検出手段１２からの検出温度
信号に基づいて、ガンマ特性補正量記憶手段１６２に格
納された複数のガンマ特性から適正なガンマ特性を選択
して、ガンマ特性補正回路１４に送出する機能を有して
いる。
度情報に従ってガンマ特性補正回路１４のガンマ特性の
設定量を変える手段である。ガンマ特性補正量制御手段
１６は、ガンマ特性補正量選択手段１６１と、ガンマ特
性補正量記憶手段１６２を有している。ガンマ特性補正
量選択手段１６１は、温度検出手段１２からの検出温度
信号に基づいて、ガンマ特性補正量記憶手段１６２に格
納された複数のガンマ特性から適正なガンマ特性を選択
して、ガンマ特性補正回路１４に送出する機能を有して
いる。
【００１６】入力端子Ｔ１から入力された映像信号は、
信号処理回路１３で適切な処理を施され、ガンマ特性補
正回路１４に入力されて適切なガンマ補正を行った後、
液晶駆動回路１５に入力され、液晶素子１１に入力信号
の映像が表示される。
信号処理回路１３で適切な処理を施され、ガンマ特性補
正回路１４に入力されて適切なガンマ補正を行った後、
液晶駆動回路１５に入力され、液晶素子１１に入力信号
の映像が表示される。
【００１７】ガンマ特性補正量制御手段１６は、ガンマ
特性補正回路１４に適切なガンマ補正情報を転送する。
ガンマ特性補正量制御手段１６は、図示を省略した画像
表示装置全体を制御する機能を有するマイクロコンピュ
ータの機能によって構成することができる。
特性補正回路１４に適切なガンマ補正情報を転送する。
ガンマ特性補正量制御手段１６は、図示を省略した画像
表示装置全体を制御する機能を有するマイクロコンピュ
ータの機能によって構成することができる。
【００１８】ガンマ特性補正量記憶手段１６２には、図
２に示すような、複数のガンマ特性曲線を常温時のガン
マ特性データに補正する補正データが格納されている。
すなわち、ガンマ特性補正量記憶手段１６２には、例え
ば１０℃〜４０℃の常温時のガンマ特性曲線と、例えば
１０℃以下の低温時のガンマ特性曲線補正量と、例えば
４０℃以上の高温時のガンマ特性曲線補正量の３種類の
ガンマ特性曲線が格納されている。この補正データは、
液晶表示装置の組立て時に、室温にて使用する液晶素子
の特性に合わせて個々に設定され、ガンマ特性補正量記
憶手段１６２に記憶される。
２に示すような、複数のガンマ特性曲線を常温時のガン
マ特性データに補正する補正データが格納されている。
すなわち、ガンマ特性補正量記憶手段１６２には、例え
ば１０℃〜４０℃の常温時のガンマ特性曲線と、例えば
１０℃以下の低温時のガンマ特性曲線補正量と、例えば
４０℃以上の高温時のガンマ特性曲線補正量の３種類の
ガンマ特性曲線が格納されている。この補正データは、
液晶表示装置の組立て時に、室温にて使用する液晶素子
の特性に合わせて個々に設定され、ガンマ特性補正量記
憶手段１６２に記憶される。
【００１９】ガンマ特性補正の設定量の制御方法を以下
に説明する。本発明にかかる液晶表示装置は人が生活し
ている空間で使用されるものであり、設定する補正量は
この空間の温度範囲での設定であればこと足り、さらに
検知温度に２〜３℃の誤差が生じても問題ないことか
ら、ガンマ特性補正量は、３０℃刻みで設定すれば十分
実用になる。つまり、１０℃以下と１０〜４０℃、４０
℃以上というような仕分けで十分である。
に説明する。本発明にかかる液晶表示装置は人が生活し
ている空間で使用されるものであり、設定する補正量は
この空間の温度範囲での設定であればこと足り、さらに
検知温度に２〜３℃の誤差が生じても問題ないことか
ら、ガンマ特性補正量は、３０℃刻みで設定すれば十分
実用になる。つまり、１０℃以下と１０〜４０℃、４０
℃以上というような仕分けで十分である。
【００２０】温度に対する液晶素子のガンマ特性の変化
量には個々の差がなく、室温で設定した常温値に一定の
決まった数値を加算すればよいので、製造時の環境を０
℃や５０℃に設定して調整する必要はない。
量には個々の差がなく、室温で設定した常温値に一定の
決まった数値を加算すればよいので、製造時の環境を０
℃や５０℃に設定して調整する必要はない。
【００２１】温度検知手段１２は、とくに高い検知精度
を必要としないので、バイメタル等の比較的安価なもの
を用いて構成することができる。
を必要としないので、バイメタル等の比較的安価なもの
を用いて構成することができる。
【００２２】図２を用いて、ガンマ特性の制御方法を説
明する。図２は、縦軸に液晶素子の明るさを、横軸に液
晶素子への入力信号のレベルをとり、縦軸及び横軸の状
態をそれぞれ最大値を１．０にし、正規化した図であ
る。
明する。図２は、縦軸に液晶素子の明るさを、横軸に液
晶素子への入力信号のレベルをとり、縦軸及び横軸の状
態をそれぞれ最大値を１．０にし、正規化した図であ
る。
【００２３】常温時の曲線を用いてガンマ特性を補正し
たときに最適な画像が得られているとした場合、温度の
変化によって入力信号のレベルに対する液晶表示素子の
明るさは、図示のように変化する。つまり、低温時の場
合、低温時の曲線のように、入力信号レベルが高くなっ
ても十分な明るさが得られないことになる。また、高温
時は高温時の曲線のように、信号レベルが低くい点で明
るさが飽和してしまい、高輝度部分の解像度がなくなる
現象が生じる。
たときに最適な画像が得られているとした場合、温度の
変化によって入力信号のレベルに対する液晶表示素子の
明るさは、図示のように変化する。つまり、低温時の場
合、低温時の曲線のように、入力信号レベルが高くなっ
ても十分な明るさが得られないことになる。また、高温
時は高温時の曲線のように、信号レベルが低くい点で明
るさが飽和してしまい、高輝度部分の解像度がなくなる
現象が生じる。
【００２４】本発明は、このようにガンマ特性曲線が温
度の変化によって変化したときに、この変化したガンマ
特性曲線を常温時のガンマ特性曲線とほぼ同等となるよ
うに補正する。そのために、例えば、入力信号レベルの
１０点に対応して、ガンマ特性補正量を設定し、ガンマ
特性補正量記憶手段１６２に格納する。実際には、入力
信号の０〜１．０の間を約１０点程度に分割し、設定す
ることになる。
度の変化によって変化したときに、この変化したガンマ
特性曲線を常温時のガンマ特性曲線とほぼ同等となるよ
うに補正する。そのために、例えば、入力信号レベルの
１０点に対応して、ガンマ特性補正量を設定し、ガンマ
特性補正量記憶手段１６２に格納する。実際には、入力
信号の０〜１．０の間を約１０点程度に分割し、設定す
ることになる。
【００２５】例えば、図２に示す特性曲線を有する場合
では、常温時では補正量は１で良く、低温時の補正量
は、入力信号レベル０．１で１倍、０．２で１．１倍、
０．３で１．２倍、０．４で１．２倍、０．５で１．２
倍、０．６で１．４倍、０．７で１．２倍、０．８で
１．３倍、０．９で１．３倍、１．０で１．２３倍とす
れば良い。一方、高温時の補正量は、入力信号レベル
０．１で０．７５倍、０．２で０．４７倍、０．３で
０．４４倍、０．４で０．４７倍、０．５で０．４９
倍、０．６で０．５６倍、０．７で０．６４倍、０．８
で０．７８倍、０．９で０．９５倍、１．０で１．０倍
とすれば良い。
では、常温時では補正量は１で良く、低温時の補正量
は、入力信号レベル０．１で１倍、０．２で１．１倍、
０．３で１．２倍、０．４で１．２倍、０．５で１．２
倍、０．６で１．４倍、０．７で１．２倍、０．８で
１．３倍、０．９で１．３倍、１．０で１．２３倍とす
れば良い。一方、高温時の補正量は、入力信号レベル
０．１で０．７５倍、０．２で０．４７倍、０．３で
０．４４倍、０．４で０．４７倍、０．５で０．４９
倍、０．６で０．５６倍、０．７で０．６４倍、０．８
で０．７８倍、０．９で０．９５倍、１．０で１．０倍
とすれば良い。
【００２６】以上のような補正量データをガンマ特性補
正量記憶手段１６２に格納しておき、ガンマ特性補正量
制御手段１６は、温度検出手段１２が検出した液晶素子
１１の温度によって、この温度に対応した補正量を選択
して読み出し、ガンマ補正回路１４に送出する。ガンマ
補正回路１４は、設定された常温時のガンマ特性をガン
マ特性補正量制御手段１６からの補正データに基づいて
補正し、補正されたガンマ特性データを用いて入力され
た映像信号を補正して液晶駆動回路１５に送出する。
正量記憶手段１６２に格納しておき、ガンマ特性補正量
制御手段１６は、温度検出手段１２が検出した液晶素子
１１の温度によって、この温度に対応した補正量を選択
して読み出し、ガンマ補正回路１４に送出する。ガンマ
補正回路１４は、設定された常温時のガンマ特性をガン
マ特性補正量制御手段１６からの補正データに基づいて
補正し、補正されたガンマ特性データを用いて入力され
た映像信号を補正して液晶駆動回路１５に送出する。
【００２７】このようにして、投写型液晶表示装置のよ
うに、長時間使用する表示装置の場合にも、温度変化に
よるガンマ特性の変化を補正して適切な画像を得ること
ができる。
うに、長時間使用する表示装置の場合にも、温度変化に
よるガンマ特性の変化を補正して適切な画像を得ること
ができる。
【００２８】図３は、本発明にかかる液晶表示装置１を
投写型液晶表示装置１´に適用した実施の形態の構成を
示すブロック図である。符号１１〜１６で示される液晶
表示装置は、図１に示す液晶表示装置と同じ構成をとる
ことができる。この実施の形態では、液晶素子１１から
なる液晶表示部の後方に光源ランプ２を、前方に拡大投
写手段１３を設け、液晶表示部を透過してきた画像を拡
大投写手段３を介して図示を省略したスクリーンに拡大
投写して画像を得た点に特徴を有している。光源ランプ
２は白色光を発光するものが望ましく、拡大投写手段３
はレンズから構成される。
投写型液晶表示装置１´に適用した実施の形態の構成を
示すブロック図である。符号１１〜１６で示される液晶
表示装置は、図１に示す液晶表示装置と同じ構成をとる
ことができる。この実施の形態では、液晶素子１１から
なる液晶表示部の後方に光源ランプ２を、前方に拡大投
写手段１３を設け、液晶表示部を透過してきた画像を拡
大投写手段３を介して図示を省略したスクリーンに拡大
投写して画像を得た点に特徴を有している。光源ランプ
２は白色光を発光するものが望ましく、拡大投写手段３
はレンズから構成される。
【００２９】この実施の形態では、長時間動作させるこ
とによって、光源ランプ２からの光のエネルギーにより
液晶素子１１の温度が上昇し、温度変化の大きい使用環
境となる。この場合に特に本発明が有効である。
とによって、光源ランプ２からの光のエネルギーにより
液晶素子１１の温度が上昇し、温度変化の大きい使用環
境となる。この場合に特に本発明が有効である。
【００３０】上記の説明では、ガンマ特性補正量制御手
段１６には、温度に対応したガンマ特性の補正量が記憶
される例を示したが、ガンマ特性補正量記憶手段１６２
には、温度に対応して補正したガンマ特性曲線自体を複
数格納しておき、温度によって最適なガンマ特性曲線を
読み出して、ガンマ補正回路に設定するようにしても良
い。
段１６には、温度に対応したガンマ特性の補正量が記憶
される例を示したが、ガンマ特性補正量記憶手段１６２
には、温度に対応して補正したガンマ特性曲線自体を複
数格納しておき、温度によって最適なガンマ特性曲線を
読み出して、ガンマ補正回路に設定するようにしても良
い。
【００３１】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、液晶表
示素子の温度に合わせてガンマ特性を最適な値に補正で
きるので、より最適な状態で液晶素子を使用した液晶表
示装置の画像を楽しむことができる。
示素子の温度に合わせてガンマ特性を最適な値に補正で
きるので、より最適な状態で液晶素子を使用した液晶表
示装置の画像を楽しむことができる。
【図１】本発明にかかる液晶表示装置の要部構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図２】液晶表示装置のガンマ特性が温度によって変化
することを説明する図。
することを説明する図。
【図３】本発明にかかる液晶表示装置を用いた投写型液
晶表示装置の構成を示すブロック図。
晶表示装置の構成を示すブロック図。
１ 液晶表示装置 ２ 光源 ３ 拡大投写手段 １１ 液晶素子 １２ 温度センサ １３ 信号処理回路 １４ ガンマ特性補正回路 １５ 液晶駆動回路 １６ ガンマ特性補正量制御手段 １６１ ガンマ特性補正量選択手段 １６２ ガンマ特性補正量記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 浩二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 Ｆターム(参考） 2H093 NC21 NC50 NC57 NC63 ND02 ND58 NE06 NG02 5C006 AA01 AB01 AF13 AF46 AF51 BB11 BB29 BF16 BF28 EA01 EC11 FA19 5C021 PA58 PA62 PA80 RB00 XA34 5C080 AA10 BB05 DD03 DD20 EE28 FF09 GG08 JJ02 JJ05
Claims (3)
- 【請求項１】 液晶表示素子を用いて各種画像表示を行
う液晶表示装置において、前記液晶表示素子の温度を検
知する手段と、検知した温度に対応した最適なガンマ特
性補正量を選択する制御手段と、画像信号のガンマ特性
の補正を行う手段を備えることを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項２】 液晶表示素子を用いて各種画像表示を行
う液晶表示装置において、前記液晶表示素子の温度を検
知する手段と、画像信号のガンマ特性補正量を複数記憶
する手段と、検知した温度に対応した最適なガンマ特性
補正量を選択する制御手段と、選択したガンマ特性補正
量を用いて画像信号のガンマ補正を行う手段とを備える
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項３】 前記液晶表示素子と、前記液晶表示素子
に映された各種画像を拡大投写するための拡大投写手段
と、前記液晶表示素子を照明する為の光源ランプを備え
ることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の液
晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336739A JP2000163019A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10336739A JP2000163019A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000163019A true JP2000163019A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18302284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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