JP2001235507A - プリント配線板の導通検査装置及び導通検査方法 - Google Patents

プリント配線板の導通検査装置及び導通検査方法

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JP2001235507A
JP2001235507A JP2000209704A JP2000209704A JP2001235507A JP 2001235507 A JP2001235507 A JP 2001235507A JP 2000209704 A JP2000209704 A JP 2000209704A JP 2000209704 A JP2000209704 A JP 2000209704A JP 2001235507 A JP2001235507 A JP 2001235507A
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wiring board
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continuity
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Yasumitsu Murase
泰光 村瀬
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よくコスト安で正確に導通検査可能なプ
リント配線板の導通検査装置及び導通検査方法を提供す
ること。 【解決手段】 回転テーブル200に設けられ検査すべ
きプリント配線板を入れる基板治具201〜206と,
上記回転テーブル200に沿って環状に配置され,プリ
ント配線板を基板治具201〜206に搬入する搬入ス
テージ21と,プリント配線板201〜206のズレ量
を求め,検査ステージ23,24に伝達する画像処理ス
テージ22と,プリント配線板の配線回路の導通検査を
行なう検査ステージ23,24とを有し,かつ基板治具
201〜206は少なくとも搬入ステージ21,画像処
理ステージ22及び上記検査ステージ23,24の数に
応じた数配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,プリント配線板の配線回路の導
通検査方法及び導通検査装置に関する。
【0002】
【従来技術】後述する図5(a),(b)に示すごと
き,電子部品11搭載用のプリント配線板1が知られて
いる。プリント配線板1に電子部品11を搭載する際,
該電子部品11とプリント配線板1の配線回路13とを
導通させるために,表面回路131と電子部品11上に
形成されたバンプ110を介して接続するフリップチッ
プ方式で実装される。
【0003】このようなプリント配線板1における配線
回路13の導通検査方法として,次のような検査が知ら
れている。なお,以下の説明において各処理に付し
た()つきの数字は,後述する図14の線図と対応させ
た数字である。図13に示すごとく,検査すべきプリン
ト配線板99の表面回路に一対一で対向可能にレイアウ
トされたコンタクトピン95を有するチェッカーヘッド
94と,該チェッカーヘッド94と対向し,該チェッカ
ーヘッド94と共にプリント配線板99をプレス可能に
構成したカメラ内蔵基台91と,両者間に設けた検査す
べきプリント配線板99を入れるための基板治具93と
を備えた導通検査装置9を準備する。なお,同図におい
てプリント配線板99が持つ検査すべき配線回路は記載
を省略した。
【0004】上記導通検査装置9の基板治具93に対し
検査すべきプリント配線板99を(1)搬入し,基板治
具93に対して(2)位置決めして,クランプ(図示
略)で固定する。次いで,基板治具93の下方から基台
91に搭載したカメラ92を用いて,プリント配線板9
9のアライメントマーク98を撮影する。得られたアラ
イメントマーク98の画像を基準画像と比較して,両者
のズレ量データを求める(3)画像処理を行なう。
【0005】次いで,このデータから基板治具93の位
置やチェッカーヘッド95の位置を補正する(4)補正
動作を行なう。この補正により,チェッカーヘッド94
のコンタクトピン95を検査すべきプリント配線板99
の対応する表面回路に一対一で位置合わせできる。次い
で,チェッカーヘッド94と基台91とを用いてプリン
ト配線板99をプレスして,基台91とコンタクトピン
95との間に電流を流す。
【0006】あるコンタクトピン95と基台91との間
が導通状態となれば,そのコンタクトピン95と接する
表面回路,内部回路,裏面端子は良品である。導通しな
かった場合は不良である。従って,全てのコンタクトピ
ン95における導通の有無を測定することで,配線回路
の(6)導通検査を行なうことができる。導通検査終了
後,チェッカーヘッド94と基台91とをそれぞれ後退
させ,プリント配線板99を(7)開放する。その後,
基板治具93からプリント配線板99を(8)搬出す
る。これらの各処理を時系列に記載したのが図14であ
る。
【0007】
【解決しようとする課題】図14から知れるように,従
来方法にかかる導通検査は全ての処理が順序良く時系列
に行われる。そのため,検査時間が長くなり,大量生産
の際に導通検査により全体の生産工程が律速されるとい
う問題があった。更に,従来方法ではカメラを内蔵した
複雑な構造の基台を利用するため,導通検査装置の製造
及びメンテナンスが面倒で,コスト高であった。
【0008】更に,上述の理由から少量多品種なプリン
ト配線板の検査時等は基台やチェッカーヘッド交換が面
倒で手間がかかっていた。更に,チェッカーヘッドと基
台とで囲まれた非常に狭い空間でアライメントマークの
撮影が行われるため,安定した画像照度を得ることが難
しく,その結果基板治具の位置やチェッカーヘッドの位
置補正が不充分となることも多かった。基板治具やチェ
ッカーヘッドの位置補正が不充分な際は導通検査結果も
不正確となる。
【0009】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,効率よくコスト安で正確に導通検査可能
なプリント配線板の導通検査装置及び導通検査方法を提
供しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,配線回路
を設けたプリント配線板において,上記配線回路の導通
を検査する際に用いるプリント配線板の導通検査装置で
あって,回転テーブルと,該回転テーブルに設けられ検
査すべきプリント配線板を入れる基板治具と,上記回転
テーブルに沿って環状に配置され,上記プリント配線板
を上記基板治具に搬入する搬入ステージと,上記プリン
ト配線板のズレ量を求め,検査ステージに伝達する画像
処理ステージと,上記プリント配線板の配線回路の導通
検査を行なう検査ステージとを有し,かつ上記基板治具
は少なくとも上記搬入ステージ,上記画像処理ステージ
及び上記検査ステージの数に応じた数配置されているこ
とを特徴とするプリント配線板の導通検査装置にある。
【0011】本発明において最も注目すべきことは,導
通検査装置が,回転テーブルに設けた基板治具,回転テ
ーブルに沿って配置された搬入,画像処理,検査ステー
ジより構成された点である。そして,基板治具に入れた
検査すべきプリント配線板は回転テーブルの回転と共に
各ステージを巡回し,各ステージで処理が施され,導通
検査が行なわれる。
【0012】各ステージの詳細等は後述するが,搬入ス
テージではプリント配線板搬入に必要な構成を有し,画
像処理ステージでは画像処理を利用して,基板治具に入
れたプリント配線板が所定位置からどれだけズレたか,
そのズレ量を求める構成と,ズレ量に基づいて,配線回
路の導通検査を確実に行なうことができるように検査ス
テージを調整するために,ズレ量のデータを伝達できる
構成を有する。検査ステージは配線回路の導通検査を行
なうための構成を有する。
【0013】次に,本発明の作用につき説明する。回転
テーブルには各ステージに応じた数の基板治具があり,
回転テーブルを回転させることで,基板治具は各ステー
ジを次々経由して通過する。従って,搬入ステージにあ
る基板治具が存在する際,別の基板治具は画像処理ステ
ージにあり,更に別の基板治具は検査ステージにある。
このため,少なくとも基板治具に対するプリント配線板
の搬入,基板治具に入れたプリント配線板の画像処理,
プリント配線板の配線回路の導通検査を略同時に行なう
ことができる。このため,検査の所要時間を短くするこ
とができる。
【0014】また,従来の検査装置では,前述の図13
に示すごとく,同じ場所で基板治具にプリント配線板を
搬入し,画像処理を行い,導通検査を行っていた。本発
明の導通検査装置は,別々の場所でこれらの処理ができ
るように構成されているため,各ステージは比較的単機
能に構成され,構造が複雑となりにくい。このため,導
通検査装置の製造及びメンテナンスが容易で,コスト安
とすることができる。また,上述の理由から少量多品種
のプリント配線板検査時に,検査ステージの検査すべき
プリント配線板の形や構造に応じた状態への変更が容易
である。
【0015】また,本発明の導通検査装置では,画像処
理を画像処理に特化したステージにおいて行うことがで
きる。よって従来の他の処理と兼用された場所等で行な
う場合と比較して,正確な画像処理が可能となる。その
ため,画像処理ステージで求めたズレ量を伝達して検査
ステージの調整を行なう際に,より正確な調整を行なう
ことができる。よって,より正確な検査を行なうことが
できる。
【0016】以上,本発明によれば,効率よくコスト安
で正確に導通検査可能なプリント配線板の導通検査装置
を提供することができる。
【0017】また,本発明にかかる導通検査装置は上記
以外の処理を行うことができるよう構成された別のステ
ージを持つこともある。例えば後述する不良品取出しス
テージ,検査で良品と判断されたプリント配線板を搬出
する良品搬出ステージ等を備えることができる。また,
複数の機能を一つのステージに持たせることもできる。
例えば搬入ステージに検査済みのプリント配線板を搬出
できるよう構成することもできる。
【0018】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記基板治具は等間隔で配置されていることが好ましい。
回転テーブルが回転することで,搬入ステージ,画像処
理ステージ,検査ステージに対し同時に各基板治具を位
置させることが確実にできるようになり,本発明の効果
を確実に得ることができる。
【0019】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記基板治具は複数のプリント配線板が配置可能であるこ
とが好ましい。これにより,複数枚のプリント配線板の
検査を同時に行なうことができ,より効率良い検査が可
能となる。
【0020】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記画像処理ステージは,上記プリント配線板に予め設け
てあるアラインメントマーク位置を撮影装置で撮影し,
得られたアライメントマーク位置の画像を基準画像と比
較してズレ量を検出し,そのズレ量データを検査ステー
ジに伝達し,検査ステージを調節する画像処理装置を有
することが好ましい。アライメントマークを利用するこ
とで,画像の比較が容易となり,素早く正確なズレ量の
検出が可能となる。また,上記アライメントマークの欠
損を判定するため,予めプリント配線板の良,不良の調
査を行なうことができる。
【0021】ここにズレ量とは,検査ステージにおいて
配線回路が検査可能となるプリント配線板の位置と現実
のプリント配線板の位置との差である。また基準画像と
は配線回路が検査可能となる位置に正確にプリント配線
板が設置された場合に得られるアライメントマーク位置
の映像である。
【0022】次に,請求項5記載の発明のように,上記
検査ステージは,上記プリント配線板の検査すべき配線
回路に対応するよう構成した導電性コンタクトピンを持
つチェッカーヘッドを有し,該チェッカーヘッドを上記
プリント配線板の配線回路にプレスして,上記導電性コ
ンタクトピンと上記配線回路とを一対一で当接させるこ
とで導通検査を行なう導通検査装置を有することが好ま
しい。これにより,チェッカーヘッドをプリント配線板
にプレスするという単純な動作で,全ての配線回路につ
いての確実な導通検査が可能となる。また,プレスして
行なうことで,コンタクトピンの良,不良を判定でき,
検査の信頼性を高めることができる。
【0023】また,上記画像処理ステージにおいて,ズ
レ量データが検査ステージに伝達されるが,この伝達に
より上記チェッカーヘッドの位置が調整されるよう構成
されていることが好ましい。チェッカーヘッドにおける
各導電性コンタクトピンが配線回路に確実に一対一で対
応せねば,上記構成において導通検査を行なうことがで
きない。従って,チェッカーヘッドの位置を調整するこ
とで,コンタクトピンと配線回路とを確実に位置合わせ
することができる。また,上記チェッカーヘッドは例え
ば,回転テーブルの径方向,該径方向と直交する方向
(回転テーブルの接線方向),径方向と直交方向とによ
って構成される座標系に対する回転方向等,3次元的に
自在に移動可能に構成されている。これにより,上記調
整を容易に行なうことができる。
【0024】また,チェッカーヘッドは検査したいプリ
ント配線板の配線回路のレイアウトに基づいたものをい
くつか準備し,同じ検査装置のヘッド固定部に交換可能
に固定することができる。これにより,一台で複数種類
の配線回路レイアウトの異なるプリント配線板の導通検
査が可能な導通検査装置を得ることができる。
【0025】次に,請求項6記載の発明のように,上記
検査ステージは複数箇所設けてあり,該複数の検査ステ
ージ,上記搬入ステージ,上記画像処理ステージの合計
数と少なくとも同数の基板治具が上記回転テーブルに配
置されていることが好ましい。このような構成とするこ
とで,回転テーブルの回転により,搬入ステージ,画像
処理ステージ,検査ステージに対し同時に各基板治具を
位置させることができ,本発明の効果を確実に得ること
ができる。
【0026】次に,請求項7記載の発明のように,上記
導通検査装置は更に不良品を取出す不良品取出し部を有
することが好ましい。これにより,不良品を確実に良品
と区別して取り出すことができる。なお不良品取出し部
を不良品取出しステージとして,ステージの形態で別途
設けることもできる。
【0027】次に,請求項8記載の発明は,配線回路を
設けたプリント配線板において,上記配線回路の導通を
検査する際に用いるプリント配線板の導通検査方法であ
って,回転テーブルに検査すべきプリント配線板を入れ
る基板治具を複数個配置し,上記回転テーブルを回転さ
せて,上記プリント配線板を上記基板治具に搬入する搬
入処理と,上記プリント配線板のズレ量を求め,ズレ量
に基づいてプリント配線板が導通検査を受けることがで
きるような調整を行なう画像処理と,上記プリント配線
板の配線回路の導通検査を行なう検査とを順次行なうこ
とを特徴とするプリント配線板の導通検査方法にある。
【0028】次に,本発明の作用につき説明する。本発
明によれば,回転テーブルを回転させて各処理を順次行
なうことができる。従って,検査すべきプリント配線板
の搬入,画像処理,検査を順次行なうことができると共
にこれらの処理を略同時に行なうことができる。このた
め,検査の所要時間を短くすることができる。更に検査
の速度を高めることができる。
【0029】また,本発明では,別々の場所で各処理が
可能となるため,検査用の装置の構造が複雑となり難
い。このため,本例にかかる導通検査を行なうための導
通検査装置が製造及びメンテナンスが容易で,コスト安
とすることができる。また,上述の理由から少量多品種
のプリント配線板検査時に,プリント配線板の形や構造
に応じて導通検査装置を変更することが容易である。
【0030】また,本発明にかかる画像処理は,画像処
理に特化した場所において行なうことが可能であるた
め,従来の他の処理と兼用された場所で行なう方法と異
なり一層正確な処理が可能となる。本発明にかかる方法
では,画像処理にてプリント配線板の正規の位置からの
ズレ量を求めて,これを利用して導通検査を行なってい
るため,ズレ量が正確であればより正確な導通検査を行
なうことができる。
【0031】以上,本発明によれば,効率よくコスト安
で正確に導通検査可能なプリント配線板の導通検査方法
を提供することができる。
【0032】次に,請求項9記載の発明のように,上記
画像処理は,上記プリント配線板に予め設けてあるアラ
インメントマーク位置を撮影装置で撮影し,得られたア
ライメントマーク位置の画像を基準画像と比較してズレ
量を検出し,そのズレ量データを検査を行なう装置に対
し伝達することが好ましい。
【0033】アライメントマークを利用することで,画
像の比較が容易となり,素早く正確なズレ量の検出が可
能となる。また,上記アライメントマークの欠損を判定
するため,予めプリント配線板の良,不良の調査を行な
うことができる。
【0034】次に,請求項10記載の発明は,上記検査
は,上記プリント配線板の検査すべき配線回路に対応す
るよう構成した導電性コンタクトピンを持つチェッカー
ヘッドを用いて,該チェッカーヘッドを上記プリント配
線板の配線回路にプレスして,上記導電性コンタクトピ
ンと上記配線回路とを一対一で当接させることにより行
なうことが好ましい。
【0035】これにより,チェッカーヘッドをプリント
配線板にプレスするという単純な動作で,全ての配線回
路についての確実な導通検査が可能となる。また,プレ
スして行なうことで,コンタクトピンの良,不良を判定
でき,検査の信頼性を高めることができる。
【0036】次に,請求項11記載の発明のように,上
記検査後,良品と不良品とを別々に搬出することが好ま
しい。これにより,不良品を確実に良品と区別して取り
出すことができる。
【0037】次に,請求項12記載の発明のように,上
記各処理に先立って,全ての配線回路が正常である基準
プリント配線板を用いて,下記の(a)〜(c)に示す
工程からなるチェカーヘッドの位置合わせ処理を行なう
ことが好ましい。
【0038】(a) チェッカーヘッドを一直線方向の
X方向に等間隔dXで移動させて導通検査を行なう移動
工程。 (b) 上記(a)の移動工程において,各点において
得られる導通信号と非道通信号の検出結果から,上記X
方向における非道通信号の検出個数が最小となる範囲の
始端をSX,終端をTXとして,上記二点間の中点CX
を判定して,その位置CXを演算する演算工程。 (c) 上記中点CXに基づいて上記チェッカーヘッ
ド,上記基板治具の少なくとも一方を位置補正する補正
工程。
【0039】これにより,予め基準プリント配線板を用
いてチェッカーヘッドの位置合わせを行なうことがで
き,画像処理を利用した調整がより容易になる。このた
め,より正確な導通検査を行なうことができる。
【0040】また,本請求項では,チェッカーヘッドを
X方向に等間隔dXで移動させ,非導通信号の検出個数
が最小となる範囲SX−TXの中点CXを検出し,該中
点CXに基づいてチェッカーヘッドの位置合わせを行な
う。
【0041】よって,チェッカーヘッドの位置合わせに
要する時間は,チェッカーヘッドをX方向に移動して導
通信号や非導通信号を検出し,中点CXを演算で求める
に必要な時間となる。これらは適当なハードウェアやソ
フトウェアを搭載した制御装置によって短時間かつ自動
的に人手を介することなく実現できる。よって,位置合
わせに要する時間を大幅に短縮することができると共
に,作業が自動化され作業員の熟練度や能力によらない
効率的で正確な位置合わせを行なうことができる。
【0042】上記基準プリント配線板として,例えば検
査すべきプリント配線板の良品を使用することができ
る。ここに良品とは,全ての配線回路が確実に導通した
正常なプリント配線板である。また,基準プリント配線
板として,良品か否か判明していないプリント配線板を
用いることもできる。
【0043】また,チェッカーヘッドの移動範囲は適当
に定めることができるが,最大でも後述する図2に示す
ごとく,チェッカーヘッドが,該チェッカーヘッドの左
端(または右端)が基準プリント配線板の右端(または
左端)と重なりあう位置から上記チェッカーヘッドの右
端(または左端)が基準プリント配線板の左端(または
右端)と重なりあう位置まで移動できる範囲とすればよ
い。
【0044】また,移動範囲や中点の決定について一例
を次に示す。基準プリント配線板位置を固定し,チェッ
カーヘッドをX方向左右に動かした状態を考える。後述
する図8に示すごとく,X方向左方から右方へとチェッ
カーヘッドを移動させる場合,まずチェッカーヘッドを
基準プリント配線板と全く重ならない左方に配置する。
この時のチェッカーヘッドの位置が符号31である。こ
こを移動範囲の始端X1とする。
【0045】始端X1から,基準プリント配線板100
の真上を経由して(この時のチェッカーヘッドの位置が
符号32である。),チェッカーヘッドを該基準プリン
ト配線板100と全く重ならない右方へと移動させる。
この時のチェッカーヘッドの位置が符号33である。こ
こを移動範囲の終端X2とする。
【0046】チェッカーヘッドの移動につれて,該チェ
ッカーヘッド右端が基準プリント配線板左端に重なり,
X方向において最も右端にあるチェッカーヘッド側のコ
ンタクトピンと基準プリント配線板のX方向において最
も左端にある配線回路とが導通可能となる。この時,非
道通信号の個数は最大値から一個減少する。なお非道通
信号の最大値とは,すべてのコンタクトピンから非道通
信号が検出されている状態であり,よって最大値はコン
タクトピンの個数に等しい。
【0047】その後,チェッカーヘッドが右方に移動す
るにつれて,図9に示すごとく,非道通信号の数が減り
つづけ(X1−SX間),ついには最低値(SX)に達
する。この時,最も多くのコンタクトピンと配線回路と
が導通し,導通信号の個数が最大となる。続いて,チェ
ッカーヘッドは右方に移動するが,配線回路もコンタク
トピンもそれぞれ有限の径を持っているため,しばらく
の間,両者は後述する図12(a),(b),(c)に
示すごとき位置関係を保ち,よって,図9の線図に示す
ごとく,平らな状態が続く(SX−TX間)。
【0048】更に,チェッカーヘッドの移動につれて再
び非道通信号の個数が増大し(TX−X2),最終的に
最高値に達する。これは図8における符号33の位置ま
でチェッカーヘッドが移動し,全てのコンタクトピンが
完全に基準プリント配線板に対し位置ずれしたからであ
る。
【0049】このように,非導通信号の数が減りつづ
け,最低値に達し,しばらくその状態が続いた後,再び
非道通信号の数が減りつづけるという現象が観察される
ようにチェッカーヘッドの移動範囲を定めることができ
る。そして,上記移動範囲において,非導通信号の検出
個数が最小となる範囲の始まりを導通信号検出始まり点
SX,非導通信号の検出個数が最小となる範囲の終わり
を導通信号検出終わり点をTXとして検出し,これらか
らSX−TXの中点CXを判定することができる。な
お,X方向としては特に限定なく適当な方向を選択する
ことができる。
【0050】また,上記中点CXに基づいて上記チェッ
カーヘッド,上記基板治具の少なくとも一方を位置補正
するに当り,例えばチェッカーヘッドや基板治具のX方
向における中心位置を上記中点CXに対し合わせること
ができる。なお,基板治具に対し基準プリント配線板は
動かないように固定されている。
【0051】また,チェッカーヘッドを移動させる際の
間隔dXは配線回路における表面回路の径よりも小さく
する必要がある。また,本発明にかかる検査方法では配
線回路の導通検査と共にコンタクトピンの導通不良の検
査を発見することができる。後述する実施形態例に示す
ごとく,本発明の検査方法によれば位置合わせの最中の
各コンタクトピンからは導通信号や非導通信号がチェッ
カーヘッドの位置に応じて検出される。
【0052】仮にコンタクトピンに導通不良があった場
合は,そのコンタクトピンからは位置合わせの最中を通
して常に非道通信号が検出されることになる。従って,
本発明にかかる導通検査方法は配線回路の不良と共にコ
ンタクトピンの不良を容易に発見することができる。な
お,コンタクトピンの不良は例えばピン内部の断線,ピ
ンの傾きや破損等が原因となる。
【0053】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるプリント配線板の導通検査
装置と導通検査方法につき,図1〜図6を用いて説明す
る。本例では,図5に示すごとく,配線回路13を設け
たプリント配線板1において,上記配線回路13の導通
を検査する際に用いる導通検査装置2について説明す
る。
【0054】図1,図2に示すごとく,この導通検査装
置2は,回転テーブル200と,該回転テーブル200
に設けられ,検査すべきプリント配線板1を入れる6個
の基板治具201〜206と,上記回転テーブル200
の外周に沿って環状に配置され,上記プリント配線板1
を上記基板治具201〜206に搬入する搬入ステージ
21と,上記プリント配線板1のズレ量を求め,第1及
び第2検査ステージ23,24に伝達する画像処理ステ
ージ22と,上記プリント配線板1の配線回路13の導
通検査を行なう第1及び第2検査ステージ23,24と
を有する。また,その他に不良品排出ステージ25,良
品搬出ステージ26を有する。
【0055】上記基板治具201〜206は上記搬入ス
テージ21,画像処理ステージ22,第1,第2検査ス
テージ23,24,不良品排出ステージ25,良品搬出
ステージ26の数に応じて6個,回転テーブル200上
に設けてある。
【0056】このような導通検査装置2を用い,上記回
転テーブル200を回転させて,上記プリント配線板1
を上記基板治具201〜206に搬入する搬入処理と,
上記プリント配線板1のズレ量を求める画像処理と,上
記プリント配線板1の配線回路13の導通検査を行なう
検査等とを順次行なう。
【0057】以下,詳細に説明する。まず,本例で検査
の対象となるプリント配線板1について説明する。この
プリント配線板1は,図5(a),(b)に示すごと
き,電子部品11を搭載するためのプリント配線板1
で,電子部品11の搭載部と該搭載部周辺の表面に設け
た図5(c)に示すごとき,多数の表面回路131を有
する((a)〜(c)の図面では簡略化のために一部の
表面回路131のみを記載した。)。図5(c)に示す
ごとく,表面にアライメントマーク19が設けてある。
【0058】表面回路131はプリント配線板1内部の
対応する内部回路132と導通し,該内部回路132は
図5(b)に示すごとく,プリント配線板1の裏面の対
応する裏面端子133と導通するよう構成される。これ
ら表面回路131,内部回路132,裏面端子133よ
り配線回路13が構成される。なお上記表面回路13
1,裏面端子133は半田バンプより構成されている。
【0059】プリント配線板1に電子部品11を搭載す
る際は,該電子部品11とプリント配線板1の配線回路
13とを導通させるために,表面回路131と電子部品
11上に形成されたバンプ110を介して接続されるフ
リップチップ方式で実装される。なお,同図にかかる符
号12は封止用樹脂である。これにより,電子部品11
からの出力をバンプ110,配線回路13を経てプリン
ト配線板1の裏面側に引き出したり,裏面側からの入力
を電子部品11に伝えることができる。
【0060】また,上記表面回路131は図5(d)に
示すごとく,間隔Wで配列されている。間隔Wは等間隔
である部分とそうでないところとがあり,本例にかかる
プリント配線板1では,平均0.100mmである。ま
た,表面回路131の径Rは0.1mm程度である。
【0061】図1に示すごとく,本例の導通検査装置2
は,円形の回転テーブル200を有し,該回転テーブル
200を回転駆動するための駆動系(図示略)や制御系
(図示略)より構成される。この回転テーブル200に
対し各ステージ21〜26は外周に沿って環状,等間隔
で配置される。これらの各ステージ21〜26におい
て,導通検査に必要な各処理が時間的に並列に各プリン
ト配線板1に対し行われる(図4参照)。
【0062】また,各ステージ21〜26と一対一で対
応する6つの基板治具201〜206が回転テーブル2
00に等間隔に配置されている。各基板治具201〜2
02は2枚のプリント配線板を同時に搭載可能であり,
2つのプリント配線板搭載部271,272を有する。
また図示を略したが,プリント配線板を基板治具21,
22に固定するためのクランプを有する。
【0063】各ステージ21〜26について説明する。
なお,各ステージ21〜26は,搬入ステージ21と画
像処理ステージ22,第1及び第2検査ステージ23,
24,不良品排出ステージ25,良品搬出ステージ26
である。
【0064】搬入ステージ21は,基板治具201に未
検査のプリント配線板を搬入する搬入装置(図示略)を
備えている。なお,以下の説明において搭載部271に
搭載されたプリント配線板をA,搭載部272に搭載さ
れるプリント配線板をBとする。図1等において,斜線
のハッチを付した箇所が搭載部271である。
【0065】画像処理ステージ22は,図2に示すごと
く,2基の撮影装置221,222と画像処理装置22
0とを有する。撮影装置221,222で,プリント配
線板A,Bのアラインメントマーク19の位置を撮影す
る。画像処理装置220では,得られたアライメントマ
ーク19の位置の画像を,基準画像と比較してプリント
配線板A,Bが所定の位置よりどれだけズレているか,
そのズレ量を検出する。そして,ズレ量データを検査ス
テージ23に伝達する。
【0066】これを受けて,第1及び第2検査ステージ
23,24では,画像処理ステージ22に位置するプリ
ント配線板A,Bが回転テーブル200の回転と共に移
動して,第1及び第2検査ステージ23,24に到達す
る前にチェッカーヘッド232,242等の位置補正を
行なう。
【0067】ここにプリント配線板A,Bの所定の位置
とは,第1,第2検査ステージ23,24でプリント配
線板A,Bをプレスすべきチェッカーヘッド232,2
42のコンタクトピン233,243が確実に一対一の
対応で配線回路と導通可能となる位置で,例えば図3に
示すような状態が実現できる位置である。また,基準画
像とは,プリント配線板A,Bが上記所定の位置にあっ
た際のアライメントマーク位置を表わす画像である。
【0068】第1及び第2検査ステージ23,24は,
プリント配線板搭載部271,272にそれぞれ入った
プリント配線板A,Bをそれぞれ検査可能に構成され,
第1検査ステージ23ではプリント配線板Bを,第2検
査ステージ24ではプリント配線板Aの検査を行なう。
両検査ステージ23,24は,プリント配線板A,Bに
おける配線回路と一対一で対応可能に構成された導電性
コンタクトピン233,243を有するチェッカーヘッ
ド232,242が設けてある。
【0069】図3に示すごとく,上記チェッカーヘッド
232は,基板治具203に設けた搭載部272と共に
検査装置本体231にリード線238で接続されてい
る。また,搭載部272には裏面端子133と一対一で
対応し,検査の際に裏面端子133を当接させる検査端
子273が設けてある。そして,コンタクトピン233
が対応する表面回路131と接触した際,仮に配線回路
13が正常であれば,コンタクトピン233−(表面回
路131)−配線回路13−(裏面端子133)−(検
査端子273)−基板治具203との間が導通し,電流
を流すことができる。
【0070】上記第1及び第2検査ステージ23,24
には,図示を略したチェッカーヘッド232,242を
固定するためのヘッド固定部,チェッカーヘッド23
2,242をX,Y及びθ方向に駆動するための駆動部
が設けてある(以上の各部品は図示略)。なお,X方向
とは回転テーブル200の径方向,Y方向は回転テーブ
ル200の接線方向,θ方向はX方向とY方向とによっ
て張られた直交座標の原点に対する回転方向である。上
記駆動部はチェッカーヘッド232,242を回転テー
ブル200に対し上下方向に駆動可能に構成され,また
プリント配線板A,Bをプレス可能に構成される。
【0071】検査装置本体231は,コンタクトピン2
33に電流などの導通検査を行うに必要な信号や電流,
電圧等を与える送出部,コンタクトピン233が配線回
路を介して基板治具203,204に対し導通するか否
かを検出して,導通信号や非道通信号を検出する検出部
等を有している(以上の各部品は図示略)。
【0072】上記不良品排出ステージ25には不良品取
出し部が設けてあり(図示略),第1及び第2検査ステ
ージで不良と判断されたプリント配線板A,Bを基板治
具201〜206より掃き出す機構が設けてある。上記
良品搬出ステージ26は,良品と判断されたプリント配
線板A,Bを基板治具201〜206より搬出する機構
が設けてある。
【0073】次に,本例の導通検査装置2を用いた導通
検査方法について説明する。また,この導通検査で各処
理がどの時間範囲において行われたかについて,図4に
記載する。なお,以下の説明で()付きの数字にかかる
処理は図4の線図と対応している。
【0074】搬入ステージ21にいる基板治具201に
検査すべきプリント配線板を搬入し,図示を略したクラ
ンプで固定する。これが図4にかかる『(1)搬入・
位置決め』の処理である。
【0075】『(1)搬入・位置決め』の処理が行われ
た時,既にプリント配線板が導入された基板治具202
は画像処理ステージ22に位置している。ここにおい
て,撮影装置221,222で,プリント配線板A,B
のアラインメントマーク位置を撮影する。画像処理装置
220では,得られたアライメントマーク位置の画像
を,基準画像と比較してプリント配線板A,Bが所定の
位置よりどれだけズレているか,そのズレ量を検出す
る。得られたズレ量データを第1,第2検査ステージ2
3,24に伝達する。これが『(3)画像処理』であ
る。
【0076】上記『(1)搬入・位置決め』や『(2)
画像処理』と同時に,既にプリント配線板が導入された
基板治具203は,第1検査ステージ23に位置してお
り,ここでプリント配線板Aに対する検査が行われる。
この検査は主として3つの操作よりなる。チェッカーヘ
ッドによるプリント配線板の『(5)プレス』,コンタ
クトピンと基板治具との間を通電する『(6)導通検
査』,チェッカーヘッドの後退による,プリント配線板
の『(7)開放』がそれである。第2検査ステージ24
での検査も同様に行われる。この3つの処理は図4に示
すごとく,時間的に重なることなく順序よく行われる。
【0077】また,『(1)搬入・位置決め』,
『(2)画像処理』,『(5)〜(7)プレス,導通検
査,開放』と同時に,不良品排出ステージ25におい
て,検査を終えて不良品と判定されたプリント配線板が
導通検査装置2の外部に掃き出される。また,良品搬出
ステージ26において良品と判定されたプリント配線板
が導通検査装置2の外部に搬出される。
【0078】そして,回転テーブルを60度回転させる
『(2)テーブル回転』と共に,上記ズレ量データに基
づいて,第1検査ステージ23,第2検査ステージ24
の各チェッカーヘッドに『(4)補正』を施す。この
『(4)補正』により,チェッカーヘッドのコンタクト
ピンが対応する配線回路に対し,『(5)プレス』の際
に確実に当接するようになる。
【0079】また,上記『(2)テーブル回転』により
基板治具201は画像処理ステージ22に,基板治具2
02,203は第1及び第2検査ステージ23,24
に,基板治具204は不良品排出ステージ25,基板治
具205は良品搬出ステージ26に,基板治具206は
搬入ステージ21に移動する。その後は,上述した処理
を繰り返して検査を行なう。
【0080】本例ではいくつかの処理が時間的に重複し
て行われているため,プリント配線板1枚当りの検査時
間が従来の半分近い3秒となる。前述した従来の検査で
は各処理が時間的に重複せず,シーケンシャルに行われ
るため,プリント配線板1枚当りの検査時間が6秒かか
った。また,本例は,回転テーブル200が一回転する
間に,同時に2枚のプリント配線板の検査を行なうこと
ができるため,効率的である。
【0081】このように,搬入ステージ21に基板治具
201が存在する際,別の基板治具202は画像処理ス
テージ22にあり,更に別の基板治具203,204は
検査ステージ23,24にある。このため,本例では
『(1)搬入・位置決め』,『(2)画像処理』,
『(5)〜(7)プレス,導通検査,開放』が同時に行
われて,検査の所要時間を短くすることができる。
【0082】また,本例の導通検査装置2は,別々の場
所で各処理ができるように構成されているため,各ステ
ージ21〜26は比較的単機能に構成され,構造が複雑
となりにくい。このため,導通検査装置2の製造及びメ
ンテナンスが容易で,コスト安とすることができる。ま
た,上述の理由から少量多品種のプリント配線板検査時
に,検査ステージ23,24の検査すべきプリント配線
板の形や構造に応じた状態への変更が容易である。
【0083】また,本例での画像処理は,画像処理に特
化した画像処理ステージ22において行われる。従来の
ように他の処理と兼用された場合と異なり,一層正確な
画像処理を行なうことができる。特に,アライメントマ
ーク位置の撮影が正確にできるようになる。そのため,
画像処理ステージ22で求めたズレ量を伝達して検査ス
テージ23,24の調整を行なう際に,より正確な調整
を行なうことができる。よって,より正確な検査を行な
うことができる。
【0084】以上,本例によれば,効率よくコスト安で
正確に導通検査可能なプリント配線板の導通検査装置を
提供することができる。
【0085】ところで本例にかかる導通検査方法によれ
ば,図6に示すごとき,フリップチップ式のプリント配
線板の導通検査を効率よく行なうことができる。このプ
リント配線板4は,図6(a)(b)に示すごとく,表
面及び裏面に多数の半田バンプ43,半田ボール41が
設けてある。各半田バンプ43間の間隔は非常に狭く
0.15〜0.20mm程度,半田バンプ43の直径は
0.08〜0.13mm程度である。また,各半田ボー
ル41間の間隔も非常に狭く0.1mm程度,直径も
0.2mm程度と小さい。
【0086】このプリント配線板4は,図6(b)に示
すごとく,表面に設けた半田バンプ43によって,電子
部品44を取付ることができるよう構成されている。ま
た,電子部品44とプリント配線板4との間は樹脂42
により封止される。
【0087】また,本例にかかる導通検査方法によれ
ば,図7に示すごとき,タブ式のプリント配線板5につ
いても,フリップチップ式と同様に導通検査を効率よく
行なうことができる。同図において符号50は絶縁テー
プ,符号51はインナーリードである。
【0088】実施形態例2 本例は,基準プリント配線板を用いて予めチェッカーヘ
ッドの調整を導通検査前に済ませておく方法について説
明する。実施形態例1に記載した検査方法において,最
初の検査すべきプリント配線板を基板治具に搬入する
前,全ての基板治具が空である時に,基準プリント配線
板を基板治具に入れて,回転テーブルを回転し,基準プ
リント配線板を第1検査ステージに送り込む。
【0089】次いで,基準プリント配線板を用いた第1
検査ステージにおけるチェッカーヘッドの位置調整を次
の要領で行なう。 (a) チェッカーヘッドを一直線方向のX方向に等間
隔dXで移動させて導通検査を行なう移動工程。 (b) 上記(a)の移動工程において,各点において
得られる導通信号と非道通信号の検出結果から,上記X
方向における非道通信号の検出個数が最小となる範囲の
始端をSX,終端をTXとして,上記二点間の中点CX
を判定して,その位置CXを演算する演算工程。 (c) 上記中点CXに基づいて上記チェッカーヘッ
ド,上記基板治具の少なくとも一方を位置補正する補正
工程。なお,本例はX方向として,回転テーブルの径方
向を採用する。
【0090】また,上記基準プリント配線板を用いた位
置調整を行なうため,本例にかかる導通検査装置の検査
ステージに設けた検査装置本体は,コンタクトピンに電
流などの導通検査を行うに必要な信号や電流,電圧等を
与える送出部,コンタクトピンが配線回路を介して基板
治具に対し導通するか否かを検出して,導通信号や非道
通信号を検出する検出部等の他に,導通信号や非道通信
号の数やチェッカーヘッドの位置等から中点CX等を算
出する演算部等を有する。
【0091】次に,上記基準プリント配線板を用いた第
1検査ステージ23上での調整について説明する。な
お,第2検査ステージ24でも同様の方法で調整でき
る。チェッカーヘッドを基準プリント配線板100の上
方で,図8に示すごとく,基準プリント配線板100と
全く重ならない左方に配置する。この時のチェッカーヘ
ッド2の位置が符号31である。ここを移動範囲の始端
X1とする。始端X1から,基準プリント配線板100
の真上を経由して(この時のチェッカーヘッドの位置が
符号32である。),チェッカーヘッド2を該基準プリ
ント配線板100と全く重ならない右方へと移動させ
る。この時のチェッカーヘッド2の位置が符号33であ
る。ここを移動範囲の終端X2とする。この移動は等間
隔d=0.02mmで行われる。なお,同図において各
チェッカーヘッドに記した十字印はチェッカーヘッド2
の中心位置Gである。
【0092】チェッカーヘッド2のX方向の移動位置を
横軸に,各位置における非道通信号の個数を縦軸にとっ
た線図を図9に記載する。始端X1からチェッカーヘッ
ドの移動につれて,該チェッカーヘッド右端が基準プリ
ント配線板100左端に重なり,X方向において最も右
端にあるヘッド側のコンタクトピンと基準プリント配線
板100のX方向において最も左端にある配線回路とが
導通,ここで導通信号が検出され,非道通信号の数が一
つ減る。
【0093】その後,チェッカーヘッドが右方に移動す
るにつれて,図9に示すごとく,非道通信号の数が減り
つづけ(X1−SX間),ついに0に達する(SX)。
この時,全てのコンタクトピンと表面回路とがすべて導
通し,全コンタクトピンから導通信号が検出される。こ
の時のチェッカーヘッドの左端は図2におけるSXの位
置にある。
【0094】そして,表面回路もコンタクトピンもそれ
ぞれ有限の径を持っているため,しばらくの間は図12
(a),(b),(c)に示すごとき位置関係を保ち,
よって,図9のSX−TX間のように非導通信号0の状
態が続く。なお,図11における符号A1…A5はコン
タクトピンを示しており,B1…B5は表面回路を示し
ている。そして,A1とB1,A2とB2…とが対応す
るコンタクトピンと表面回路との組み合わせである。
【0095】その後,チェッカーヘッドの移動につれて
非道通信号の個数が増大し始める。この時のチェッカー
ヘッドの左端の位置は図8におけるSXの位置にある。
チェッカーヘッドが右方に移動するにつれて非道通信号
の数が順次増大し(SX−X2間),再び最高値に達す
る。これは図8における符号33の位置までチェッカー
ヘッドが移動して,全てのコンタクトピンが完全に基準
プリント配線板100と位置がずれてしまったためであ
る。これが(b)の移動工程である。
【0096】このようにして,非道通信号や導通信号の
個数の変化から上述した上記検査装置本体に設けた演算
部等において,SX−TXの中点CXを判定する。これ
が(c)の演算工程である。
【0097】得られた中点CXを通る直線で,X方向に
垂直な直線LXに対し,上記チェッカーヘッドの中心位
置Gが合致するよう上記チェッカーヘッド2を移動させ
る。これが(d)の補正工程である。上記LXは図8に
記載した。
【0098】なお,チェッカーヘッドのX方向の移動位
置を横軸に,各位置における非道通信号の個数を縦軸に
とった線図としては,基準プリント配線板100とチェ
ッカーヘッドの位置関係によっては,上記図9以外にも
図10,図11のような状態となることがある。図10
は非道通信号の最小値が0とならない場合である。例え
ば基準プリント配線板100にX方向に対し斜めにチェ
ッカーヘッドがある場合等にこのような線図が得られる
ことがある。この場合でも上記と同様にSXとTXを検
出して,これからCXを判定することができる。
【0099】また,図11のように非導通信号が一度最
小値まで低下した後,何度か導通信号が検出され,その
後は図9と同様に非道通信号の数が増えていくような状
態となることもある。この場合は,SX−TX間のピー
クは無視してCXを判定すればよい。そして,上記CX
に対しチェッカーヘッドの重心を揃えることで位置合わ
せを行なう。また,X方向以外にもこれと直交する,つ
まり接線方向のY方向についても同様に位置合わせを行
なうこともできるし,更にX及びY方向により形成され
た直交座標に対する回転方向についても同様に位置合わ
せすることができる。
【0100】以上により,第1と第2の検査ステージに
おいて予めチェッカーヘッドを概略位置合わせすること
ができるため,これ以降の実際の検査の際に画像処理に
よって補正するチェッカーヘッドの調整量を少なくする
ことができる。よって,画像処理を利用した調整がより
短時間で実現でき,容易となる。このため,本例にかか
る基準プリント配線板100を用いた調整を予め行なう
ことで,より正確かつ確実な導通検査を行なうことがで
きる。
【0101】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,効率よ
くコスト安で正確に導通検査可能なプリント配線板の導
通検査装置及び導通検査方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,導通検査装置の全体構
成を示す説明図。
【図2】実施形態例1における,導通検査装置の画像処
理ステージ,第1及び第2検査ステージを示す説明図。
【図3】実施形態例1における,検査ステージの詳細を
示す説明図。
【図4】実施形態例1における,導通検査における各処
理と経過時間との関係を示す線図。
【図5】実施形態例1における,プリント配線板の説明
図。
【図6】実施形態例1における,フリップチップ式のプ
リント配線板の説明図。
【図7】実施形態例1における,タブ式のプリント配線
板の説明図。
【図8】実施形態例2における,チェッカーヘッドをX
方向に移動させて中点CXを判定する際の説明図。
【図9】実施形態例2における,チェッカーヘッドのX
方向の移動量と非道通信号の個数との関係を示す説明
図。
【図10】実施形態例2における,チェッカーヘッドの
X方向の移動量と非道通信号の個数との関係を示す説明
図。
【図11】実施形態例2における,チェッカーヘッドの
X方向の移動量と非道通信号の個数との関係を示す説明
図。
【図12】実施形態例2における,チェッカーヘッドが
X方向に移動する際のコンタクトピンと表面回路との位
置関係を示す説明図。
【図13】従来における,導通検査装置の説明図。
【図14】従来における,導通検査における各処理と経
過時間との関係を示す線図。
【符号の説明】
1...プリント配線板, 100...基準プリント配線板, 13...配線回路, 19...アライメントマーク, 2...導通検査装置, 21...搬入ステージ, 22...画像処理ステージ, 23,24...検査ステージ, 200...回転テーブル, 201〜206...基板治具,

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線回路を設けたプリント配線板におい
    て,上記配線回路の導通を検査する際に用いるプリント
    配線板の導通検査装置であって,回転テーブルと,該回
    転テーブルに設けられ検査すべきプリント配線板を入れ
    る基板治具と,上記回転テーブルに沿って環状に配置さ
    れ,上記プリント配線板を上記基板治具に搬入する搬入
    ステージと,上記プリント配線板のズレ量を求め,検査
    ステージに伝達する画像処理ステージと,上記プリント
    配線板の配線回路の導通検査を行なう検査ステージとを
    有し,かつ上記基板治具は少なくとも上記搬入ステー
    ジ,上記画像処理ステージ及び上記検査ステージの数に
    応じた数配置されていることを特徴とするプリント配線
    板の導通検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記基板治具は等間
    隔で配置されていることを特徴とするプリント配線板の
    導通検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において,上記基板治
    具は複数のプリント配線板が配置可能であることを特徴
    とするプリント配線板の導通検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記画像処理ステージは,上記プリント配線板に予め設
    けてあるアラインメントマーク位置を撮影装置で撮影
    し,得られたアライメントマーク位置の画像を基準画像
    と比較してズレ量を検出し,そのズレ量データを検査ス
    テージに伝達し,検査ステージを調節する画像処理装置
    を有することを特徴とするプリント配線板の導通検査装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記検査ステージは,上記プリント配線板の検査すべき
    配線回路に対応するよう構成した導電性コンタクトピン
    を持つチェッカーヘッドを有し,該チェッカーヘッドを
    上記プリント配線板の配線回路にプレスして,上記導電
    性コンタクトピンと上記配線回路とを一対一で当接させ
    ることで導通検査を行なう導通検査装置を有することを
    特徴とするプリント配線板の導通検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記検査ステージは複数箇所設けてあり,該複数の検査
    ステージ,上記搬入ステージ,上記画像処理ステージの
    合計数と少なくとも同数の基板治具が上記回転テーブル
    に配置されていることを特徴とするプリント配線板の導
    通検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において,
    上記導通検査装置は更に不良品を取出す不良品取出し部
    を有することを特徴とするプリント配線板の導通検査装
    置。
  8. 【請求項8】 配線回路を設けたプリント配線板におい
    て,上記配線回路の導通を検査する際に用いるプリント
    配線板の導通検査方法であって,回転テーブルに検査す
    べきプリント配線板を入れる基板治具を複数個配置し,
    上記回転テーブルを回転させて,上記プリント配線板を
    上記基板治具に搬入する搬入処理と,上記プリント配線
    板のズレ量を求め,ズレ量に基づいてプリント配線板が
    導通検査を受けることができるような調整を行なう画像
    処理と,上記プリント配線板の配線回路の導通検査を行
    なう検査とを順次行なうことを特徴とするプリント配線
    板の導通検査方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において,上記画像処理は,上
    記プリント配線板に予め設けてあるアラインメントマー
    ク位置を撮影装置で撮影し,得られたアライメントマー
    ク位置の画像を基準画像と比較してズレ量を検出し,そ
    のズレ量データを検査を行なう装置に対し伝達すること
    を特徴とするプリント配線板の導通検査方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において,上記検査
    は,上記プリント配線板の検査すべき配線回路に対応す
    るよう構成した導電性コンタクトピンを持つチェッカー
    ヘッドを用いて,該チェッカーヘッドを上記プリント配
    線板の配線回路にプレスして,上記導電性コンタクトピ
    ンと上記配線回路とを一対一で当接させることにより行
    なうことを特徴とするプリント配線板の導通検査方法。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれか一項におい
    て,上記検査後,良品と不良品とを別々に搬出すること
    を特徴とするプリント配線板の導通検査方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11において,上記
    各処理に先立って,全ての配線回路が正常である基準プ
    リント配線板を用いて,下記の(a)〜(c)に示す工
    程からなるチェカーヘッドの位置合わせ処理を行なうこ
    とを特徴とするプリント配線板の導通検査方法。 (a) チェッカーヘッドを一直線方向のX方向に等間
    隔dXで移動させて導通検査を行なう移動工程。 (b) 上記(a)の移動工程において,各点において
    得られる導通信号と非道通信号の検出結果から,上記X
    方向における非道通信号の検出個数が最小となる範囲の
    始端をSX,終端をTXとして,上記二点間の中点CX
    を判定して,その位置CXを演算する演算工程。 (c) 上記中点CXに基づいて上記チェッカーヘッ
    ド,上記基板治具の少なくとも一方を位置補正する補正
    工程。
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