JP2001235416A - 走査型プローブ顕微鏡および試料・プローブ交換方法 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡および試料・プローブ交換方法

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JP2001235416A
JP2001235416A JP2000046925A JP2000046925A JP2001235416A JP 2001235416 A JP2001235416 A JP 2001235416A JP 2000046925 A JP2000046925 A JP 2000046925A JP 2000046925 A JP2000046925 A JP 2000046925A JP 2001235416 A JP2001235416 A JP 2001235416A
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麻紀 森川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料やプローブの交換時間を短縮し連続観察
の時間を大幅に短縮することができる走査型プローブ顕
微鏡およびその試料・プローブ交換方法を提供する。 【解決手段】 走査型プローブ顕微鏡において、真空容
器1をゲートバルブ2で仕切られた第1の室11および
第2の室31に分割し、第1の室11を大気圧状態にし
て、第1の室11のカルーセル14に試料18、プロー
ブ19を設置した後第1の室11を真空にし、ゲートバ
ルブ2を開いて第1の室11と第2の室31を連結し、
第1の室11側の操作スチック20で第1の室11のカ
ルーセル14上の試料18、プローブ19を第2の室3
1内のカルーセル34上に移動させ、第2の室34側の
操作スチック38で第2のカルーセル34から試料を試
料台32に、プローブをプローブ支持台36に設置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査型プローブ顕
微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】走査型プローブ顕微鏡は、超高真空の空
間内でトンネル電流、原子間力、磁気力、光などをプロ
ーブとして試料などの表面を観察する顕微鏡で、原子レ
ベルでの観察を行うことが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この走査型プローブ顕
微鏡においては、試料台に載置された観察用試料を交換
する場合、試料解析室の超高真空を一旦解除して試料を
取り出し、次の試料を試料台に載置して再度試料解析室
を超高真空にしなければならない。このため、試料解析
室の空間容量にもよるが、超高真空状態に戻るには数時
間かかる。したがって、いくつかの試料やプローブを交
換して観察するには多大な手間と長時間を要するのが現
状である。
【0004】本発明はこれらの問題を解決するもので、
試料解析室を超高真空に保ったまま試料交換またはプロ
ーブの交換を可能として、試料やプローブの交換時間を
短縮し連続観察の時間を大幅に短縮することができる走
査型プローブ顕微鏡およびその試料・プローブ交換方法
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、走査型プローブ顕微鏡において、真空容
器をゲートバルブで仕切られた第1の室および第2の室
で構成し、第1の室を大気圧状態にして、第1の室のカ
ルーセルに試料またはプローブを設置した後第1の室を
真空にし、ゲートバルブを開いて第1の室と第2の室を
連結し、第1の室側の操作スチックで第1の室のカルー
セル上の試料、プローブを第2の室内のカルーセル上に
移動させ、第2の室側の操作スチックで第2のカルーセ
ルから試料を試料台に、プローブをプローブ支持台に設
置させるようにしたものである。
【0006】この構成によれば、試料解析用の第2の室
は常に超高真空に保持されており、試料やプローブ交換
後においても試料解析用の第2の室を超高真空に保持す
ることができ、直ちに解析、測定にはいることができ
る。したがって、試料やプローブの交換時間を短縮し連
続観察の時間を大幅に短縮することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明による走
査型プローブ顕微鏡は、ゲートバルブで仕切られた第1
の室および第2の室と、この第1の室を真空にする第1
の真空系と、第2の室を真空にする第2の真空系と、第
1の室内に配された第1のカルーセルと、第2の室内に
配された第2のカルーセルと、第2の室内に配された試
料台と、試料台を二次元的に移動させる走査手段と、試
料台に対向して試料を観察するプローブを配置するプロ
ーブ設置手段と、第1のカルーセルから前記第2のカル
ーセルに試料またはプローブを移動させる操作スチック
手段と、第2のカルーセルから試料を試料台に、プロー
ブをプローブ設置手段に設置させる第2の操作スチック
手段を備えたものである。
【0008】この構成によれば、ゲートバルブの開閉に
より試料交換用の第1の室と試料解析用の第2の室の大
気圧状態および真空状態の切換が独立して行われるの
で、試料解析用の第2の室は常に高真空に保持されてお
り、試料やプローブ交換後においても試料解析用の第2
の室を超高真空に保持することができる。したがって、
試料やプローブの交換時間を短縮し連続観察の時間を大
幅に短縮することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の走査型プローブ顕微鏡において、第1および第2のカ
ルーセルは回転可能であり、複数個の試料またはプロー
ブを載置可能であるもので、複数個の試料またはプロー
ブの交換をカルーセルの回転位置に応じて次々に行うこ
とができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の走査型プローブ顕微鏡において、走査手段が粗動走査
および微動走査を行うものである。これにより試料の観
察が原子レベルで行うことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の走査型プローブ顕微鏡において、第1の操作スチック
手段を第2の室へ案内するガイド手段を有するものであ
る。これにより第1の操作スチック手段が保持した試料
またはプローブを安全確実に第2の室内に移動させるこ
とができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
のいずれかに記載の走査型プローブ顕微鏡において、ゲ
ートバルブを閉じた後第1の室を大気圧にし、第1の室
内のカルーセルに試料またはプローブを設置した後第1
の真空系で真空にし、ゲートバルブを開いて第1の室と
第2の室を連結し、第1の操作スチック手段で前記第1
のカルーセル上の試料またはプローブを第2のカルーセ
ル上に移動させ、第2の操作スチック手段で第2のカル
ーセルから試料を前記試料台に、プローブを前記プロー
ブ設置手段に設置させることを特徴とする走査型プロー
ブ顕微鏡の試料・プローブ交換方法である。
【0013】この構成によれば、ゲートバルブの開閉に
より試料交換用の第1の室と試料解析用の第2の室の大
気圧状態および真空状態の切換が独立して行われるの
で、試料解析用の第2の室は常に高真空に保持されてお
り、試料やプローブ交換後に試料解析用の第2の室を超
高真空に保持することができる。したがって、試料やプ
ローブの交換時間を短縮し連続観察の時間を大幅に短縮
することができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の走査型プローブ顕微鏡の試料・プローブ交換方法にお
いて、第1のカルーセル上の試料またはプローブを第1
の操作スチック手段で第2のカルーセル上に移動させた
のちゲートバルブを閉じて第1の室を大気圧状態にし、
交換用の試料またはプローブを設置した後真空状態に保
持するものである。これにより試料解析室を超高真空に
する課程または試料解析中に次の交換用試料またはプロ
ーブを用意することができるので、試料やプローブの交
換時間を一層短縮することができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の走査型プローブ顕微鏡の試料・プローブ交換方法にお
いて、カルーセルを所定の位置に回転させることにより
操作スチック手段は常に同一位置の試料またはプローブ
を移動させるものである。これにより操作スチックの動
作は常に同じのままで複数個の試料またはプローブの交
換をカルーセルの回転位置に応じて効率的に行うことが
できる。
【0016】(実施の形態1)以下本発明の実施の形態
について、図面と共に詳細に説明する。図1は本発明に
よる走査型プローブ顕微鏡の実施の形態1における全体
構成を示す概略図である。
【0017】真空容器1で囲まれた空間はゲートバルブ
2により第1の室11および第2の室31に分けられて
いる、第1の室11は真空ポンプ12により真空にさ
れ、リークバルブ13を開放することにより大気圧に戻
される。第1の室11内には回転軸15の周りに回転可
能なカルーセル14が配されており、カルーセル14は
試料載置部およびプローブ載置部を有しており、第1の
室11を大気圧にした状態で、試料載置部には交換用の
試料18を、プローブ載置部には交換用のプローブ19
が設置される。第1の室11には真空状態において長さ
方向に移動可能であり、かつ外部から把持操作可能な操
作スチック20が挿入されている。
【0018】第2の室31には超高真空用の真空ポンプ
33が接続されている。この第2の室31内には試料台
32が配されており、試料台32上に載置された試料を
走査型プローブ顕微鏡で観察するための観察空間を構成
する。第2の室31内にも第1の室11と同様に回転軸
35の周りに回転可能なカルーセル34が設けられてい
る。試料台32に対向してプローブ支持台36が配され
ている。プローブ支持台36はプローブに制御信号を供
給する信号源40が結合されている。第2の室31にも
真空状態において長さ方向に移動可能であり、かつ外部
から把持操作可能な操作スチック38が挿入されてい
る。39は操作スチック20を移動させるときのガイド
棒である。
【0019】図2は試料台32およびプローブ支持台3
6の詳細な構成を示す。図2(a)は試料台32の詳細
を示す。試料台32は中央に観察用の試料を載置する凹
み321を有する板状部322が走査装置41に結合さ
れている。走査装置41は試料を平面2方向に粗動およ
び微動させて後述するプローブに対して走査するもの
で、圧電素子に電気信号を印加することにより試料を載
置した板状部を平面方向に移動させる。走査装置41と
しては例えば特開平6−317681号公報に記載され
ている物が使用できる。
【0020】図2(b)はプローブ支持台36の詳細を
示す。プローブ支持台36はプローブ42を平面2方向
および上下方向の3方向に移動させる走査装置43に載
置して構成させる。プローブ42は先端に導電性の探針
44を有しており、この探針44を図3に示すように複
数本観察する試料50の表面近傍に配置し、走査装置4
1で平面方向に走査させながら探針44と試料表面間に
微小電圧を印加したときに流れるトンネル電流を一定に
なるように信号源40(図1参照)から走査装置43に
制御電圧を印加し、この制御電圧により算出される探針
44の位置データにより試料表面の3次元像を観察す
る。
【0021】図4は第1の室11内のカルーセル14の
平面図である。図4にはプローブ42を10本載置した
場合を示す。カルーセル14は中央の回転軸15を中心
に平面方向に回転し、その回転位置に対応してその位置
にあるプローブ421を操作スチック20が摘んで第2
の室31内のカルーセル34に運ぶ。カルーセル34も
カルーセル14と全く同一の構成をしており、操作スチ
ック20がカルーセル14のある位置にプローブ421
を載置し、次のプローブ422を運んできたときにはカ
ルーセル34を回転させて異なる位置にそのプローブ4
22を載置する。カルーセル34に運ばれてきたプロー
ブ421、422……は第2の室31の操作スチック3
8により所定のプローブ支持台36に設置される。
【0022】試料用のカルーセルも全く同様にして構成
される。なお、カルーセル14、34にそれぞれプロー
ブ42と試料の載置スペースを設け、1つのカルーセル
でプローブと試料を一緒に載置するようにすることもで
きる。
【0023】つぎに動作を説明する。まずゲートバルブ
2を閉じて第2の室31を真空ポンプ33により真空に
する。第2の室は試料解析室であるので、常時1×10
-10mbar以上の超高真空に保持する。
【0024】一方第1の室11は大気圧状態にして蓋1
0を開放し、カルーセル14の所定の位置に新しくセッ
トする試料50、プローブ42を載置する。この載置作
業は蓋10の開いた大気中であるので、操作スチック2
0は使う必要がなく、ピンセットなどで作業すればよ
い。カルーセル14への載置作業が完了したら蓋10を
して第1の室をターボポンプなどの真空ポンプ12で超
高真空にする。第1の室11の真空度が第2の室31の
真空度とほぼ同じ状態になったとき、ゲートバルブ2を
開放して第1の室11と第2の室31を連通させ、カル
ーセル14上の試料50、プローブ42を第2の室31
内にセットする準備態勢にはいる。
【0025】カルーセル14を所定の角度に回転させ、
操作スチック20を操作してカルーセル14上の所定位
置のプローブ421を摘み、操作スチック20をガイド
棒39でガイドしながら第2の室31方向に移動させ、
摘んでいたプローブ421が第2の室31内のカルーセ
ル34上に来たとき、カルーセル34を回転させてプロ
ーブ421を受ける位置を指定し、操作スチックを操作
してプローブ421をカルーセル34の所定の位置に載
置する。こうしてプローブ421は第1の室11内のカ
ルーセル14から第2の室31のカルーセル34に移動
させることができる。
【0026】つぎに、カルーセル14を所定量回転さ
せ、同様にして次のプローブ422をカルーセル34に
移動させ、以下同様にして第1の室11内のカルーセル
14上の全てのプローブおよび試料を第2の室31のカ
ルーセル34上に移動させる。全てのプローブおよび試
料を移動させた後、ゲートバルブ2を閉じ、リークバル
ブ13を開いて第1の室11を大気圧に戻し、同様にし
てつぎにセットするプローブおよび試料をカルーセル1
4上に準備し待機状態にはいる。
【0027】一方第2の室31では、カルーセル34上
の試料を試料台32にセットし、プローブをプローブ支
持台36にセットする。これらの作業は以下のように行
われる。まず、カルーセル34を所定の角度に回転さ
せ、第2の操作スチック38を操作してカルーセル34
上の試料50を摘み、試料台32の試料収納部である凹
み321内に試料50を挿入する。なお、凹み321を
形成せずに所定の場所に載置するようにしても良い。
【0028】カルーセル34上のプローブも同様にカル
ーセル34を所定量回転させて第2の操作スチック38
を操作してカルーセル34上のプローブ42を摘み、プ
ローブ支持台36にセットする。プローブ42は通常2
つあるいは4つ使用されるので、カルーセル34を回転
させて複数個をそれぞれのプローブ支持台36にセット
する。こうして走査型プローブ顕微鏡が解析待機状態に
なる。
【0029】なお、以上の説明では各カルーセル14、
34に試料とプローブの両者を載置した場合について説
明したが、それぞれ専用のものを使用しても良いことは
もちろんである。
【0030】走査型プローブ顕微鏡の解析動作は周知で
あるので、ここでは詳細な説明は省略するが、試料50
を載せた走査装置41とプローブ42の走査装置43の
両者を制御して試料表面をプローブ42の探針44で走
査しながら観察する。
【0031】(実施の形態2)図5は本発明による走査
型プローブ顕微鏡の実施の形態2における全体構成を示
す概略図である。本実施の形態においては、実施の形態
1における第1の室11と同じ構成の第3の室61を第
1の室11に並列に付加し、この第3の室61に第1の
室11におけるカルーセル14、操作スチック20、真
空ポンプ12およびゲートバルブ2からなる系を設けた
ものである。この構成においては、第1の室11につぎ
の試料およびプローブを用意して待機状態にある場合
に、第2の室31での観察、測定が終了したとき、あら
かじめ超高真空にした状態の第3の室61をゲートバル
ブ3を開いて第2の室31と連通し、第2の室31内の
観察、測定済みの試料、プローブを全て操作スチック3
8を操作して第3の室61内のカルーセル64に移動さ
せ、ゲートバルブ3を閉じたのちゲートバルブ2を開い
て再び第1の室11内の試料、プローブを第2の室31
内に移動させる。同時に第3の室61を大気圧にして次
の試料、プローブへの交換作業を行うことができる。
【0032】このように本実施の形態によれば、新しい
試料、プローブのセットと観察、測定済みの試料、プロ
ーブの交換が並行して行えるので、作業性が一層向上す
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は走
査型プローブ顕微鏡において、試料解析室を常に高真空
に保持したまま試料やプローブを交換することができる
ので、試料やプローブの交換時間を短縮することがで
き、連続観察の時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走査型プローブ顕微鏡の実施の形
態1における構成を示す概念図
【図2】本発明による走査型プローブ顕微鏡の実施の形
態1における試料台およびプローブ支持台の詳細を示す
側面図
【図3】本発明による走査型プローブ顕微鏡の実施の形
態1における試料とプローブの位置関係を説明する平面
【図4】本発明による走査型プローブ顕微鏡の実施の形
態1におけるカルーセルの平面図
【図5】本発明による走査型プローブ顕微鏡の実施の形
態2における構成を示す概念図
【符号の説明】
1 真空容器 2、3 ゲートバルブ 10 蓋 11 第1の室 12、33 真空ポンプ 13 リークバルブ 15、35 回転軸 14、34、64 カルーセル 18、50 試料 19、42、421、422 プローブ 20、38 操作スチック 31 第2の室 32 試料台 36 プローブ支持台 39 ガイド棒 40 信号源 41、43 走査装置 44 探針 61 第3の室 321 凹み 322 板状部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートバルブで仕切られた第1の室およ
    び第2の室と、前記第1の室を真空にする第1の真空系
    と、前記第2の室を真空にする第2の真空系と、前記第
    1の室内に配された第1のカルーセルと、前記第2の室
    内に配された第2のカルーセルと、前記第2室内に配さ
    れた試料台と、前記試料台を二次元的に移動させる走査
    手段と、前記試料台に対向して試料を観察するプローブ
    を配置するプローブ設置手段と、前記第1のカルーセル
    から前記第2のカルーセルに試料またはプローブを移動
    させる操作スチック手段と、前記第2のカルーセルから
    試料を前記試料台に、プローブを前記プローブ設置手段
    に設置させる第2の操作スチック手段を備えたことを特
    徴とする走査型プローブ顕微鏡。
  2. 【請求項2】 第1および第2のカルーセルは回転可能
    であり、複数個の試料またはプローブを載置可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の走査型プローブ顕微
    鏡。
  3. 【請求項3】 走査手段は粗動走査および微動走査を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の走査型プローブ顕
    微鏡。
  4. 【請求項4】 第1の操作スチック手段を第2の室へ案
    内するガイド手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の走査型プローブ顕微鏡。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の走査
    型プローブ顕微鏡において、ゲートバルブを閉じた後第
    1の室を大気圧にし、第1の室内のカルーセルに試料ま
    たはプローブを設置した後第1の真空系で真空にし、ゲ
    ートバルブを開いて第1の室と第2の室を連結し、第1
    の操作スチック手段で前記第1のカルーセル上の試料ま
    たはプローブを第2のカルーセル上に移動させ、第2の
    操作スチック手段で第2のカルーセルから試料を前記試
    料台に、プローブを前記プローブ設置手段に設置させる
    ことを特徴とする走査型プローブ顕微鏡の試料・プロー
    ブ交換方法。
  6. 【請求項6】 第1のカルーセル上の試料またはプロー
    ブを第1の操作スチック手段で第2のカルーセル上に移
    動させたのちゲートバルブを閉じて第1の室を大気圧状
    態にし、交換用の試料またはプローブを設置した後真空
    状態に保持することを特徴とする請求項5に記載の走査
    型プローブ顕微鏡の試料・プローブ交換方法。
  7. 【請求項7】 カルーセルを所定の位置に回転させるこ
    とにより操作スチック手段は常に同一位置の試料または
    プローブを移動させることを特徴とする請求項5または
    6に記載の走査型プローブ顕微鏡の試料・プローブ交換
    方法。
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