JP2001235212A - 天井埋込型空気調和機の制御装置 - Google Patents

天井埋込型空気調和機の制御装置

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JP2001235212A
JP2001235212A JP2000045873A JP2000045873A JP2001235212A JP 2001235212 A JP2001235212 A JP 2001235212A JP 2000045873 A JP2000045873 A JP 2000045873A JP 2000045873 A JP2000045873 A JP 2000045873A JP 2001235212 A JP2001235212 A JP 2001235212A
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JP
Japan
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ceiling
air conditioner
suction
fan
grill
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JP2000045873A
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English (en)
Inventor
Yuichi Hirano
裕一 平野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込グリルを取外した状態では強制的に空気
調和機の運転を停止させ、また必要時にはこの強制停止
機能を解除することが可能な制御装置を備えた天井埋込
型空気調和機を提供すること。 【解決手段】この天井埋込型空気調和機は、吸込グリル
17が天井パネル14から外れるとバネ2の動作で強制
停止装置3が動作してファンの運転が強制的に停止され
る。また、吸込グリル17が天井パネル14に取付けら
れるとバネ2の動作でファンの運転が再開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の天井部に設
置される天井埋込型空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、天井埋込型空気調和機は、熱交
換器、ファン及びファンモーターなどを収容したユニッ
ト本体に天井パネルが取付けられて構成され、天井パネ
ルの中央に吸込口が、この吸込口の周囲に吹出口が形成
され、吸込口にはフィルタを備えた脱着可能なグリルが
備えられている。
【0003】このような天井埋込型空気調和機は、機器
本体のメンテナンスを行う場合や、空気調和機の性能を
保つ為のフィルタ掃除を定期的に行う必要があり、これ
らの作業は吸込グリルを取外して行うようになってい
る。また、メンテナンスを行う場合等には、吸込グリル
を取外した状態で空気調和機を運転させながら作業を行
う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような作業中にリモコン等を誤操作し、誤って空気調
和機を運転してしまう可能性が高く、作業中の人に危険
を与える可能性があった。
【0005】本発明では、このような危険を防止するこ
とを目的とし、吸込グリルを取外した状態では強制的に
空気調和機の運転を停止させ、また必要時にはこの強制
停止機能を解除することが可能な制御装置を備えた天井
埋込型空気調和機を提供することにある。
【0006】
【発明が解決しようとする手段】上記課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は熱交換器及びファンを収
容したユニット本体と、このユニット本体に取付けられ
た吸込口及び吹出口を備えた天井パネルと、この天井パ
ネルに脱着可能に取付けられ前記吸込口を覆う吸込グリ
ルと、から構成された天井埋込型空気調和機において、
前記吸込グリルの脱着によって動作し前記ファンの運転
を強制停止させるスイッチを備えることである。
【0007】これによって、請求項1に記載の発明は、
天井埋込型空気調和機の吸込グリルを取外した状態では
空気調和機の運転を強制停止させる為、吸込グリルを取
外しての作業中に誤って空気調和機を運転してしまう危
険性がなくなる。
【0008】請求項2に記載の発明は、吸込グリル装着
時、及び機器メンテナンス等で吸込グリルを外したまま
ファンを運転させたい場合には、前記ファンの強制停止
が解除されることである。
【0009】これによって、天井埋込型空気調和機の吸
込グリルを取外した状態では強制的に空気調和機の運転
を停止させ、またメンテナンス等で吸込グリルを取外し
た状態で空気調和機を運転させる必要がある場合にはこ
の強制停止機能を解除することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
を、図面に基づき説明する。
【0011】図1は、本発明に係わる天井埋込型空気調
和機の一実施の形態を、吸込グリルを省略して示す底面
図である。図2は、図1の天井埋込型空気調和機の縦断
面図である。図3は、吸込グリルの正面図である。
【0012】図2に示すように、10は天井埋込型空気
調和機を示し、この天井埋込型空気調和機10は、建屋
13の天井空間11内に吊り下げて固定されている。こ
の天井埋込型空気調和機10は、四方向吹出型の空気調
和機であり、ユニット本体12と天井パネル14とを有
して構成されている。
【0013】図1及び図2に示すように、天井パネル1
4の中央位置に吸込口16が開口し、合計4つの吹出口
18が開口している。上記天井パネル14の吸込口16
に、図3にも示す吸込グリル17及びエアフィルタ20
が設けられる。このエアフィルタ20は、吸込グリル1
7に載置されて吸入空気を浄化する。
【0014】天井埋込型空気調和機10のユニット本体
12内には、図1及び図2に示すように、ファンモータ
ー24と、ターボファン26と、これらを囲むようにほ
ぼ矩形状に曲げて形成された熱交換器38と、電装箱3
6とが収容されている。この熱交換器38は、管板4
0、42間が仕切り板28によって仕切られ、この仕切
り板28で仕切られた熱交換器38の外側の空間43に
は、ドレンポンプ30、ドレン配管32、冷媒配管3
4、35等が収容されている。冷媒配管34、35は、
それぞれいわゆる液管、ガス管であり、熱交換器38に
接続されて、室外機(図示せず)から熱交換器38へ冷
媒を導く。
【0015】図1〜図3において、ユニット本体12内
のファンモーター24が動作すると、ターボファン26
が回転し、室内Rの空気は吸込グリル17を経て吸込口
16から吸込まれ、エアフィルタ20で清浄化された
後、この熱交換器38で熱交換された後、4ヵ所の吹出
口18から室内Rに吹出される。
【0016】この場合に、吸込口16から吸込まれて熱
交換された室内空気は、ユニット本体12のコーナー部
に位置する仕切り板28の存在により、ドレンポンプ3
0、ドレン配管32、冷媒配管34及び35等の付近へ
は漏れず、四方の吹出口18を通じて、ほぼ確実に室内
Rに吹出される。
【0017】ここで、図4は本発明の制御装置の概略図
であり、天井埋込型空気調和機10の吸込グリル17を
脱着する場合の制御方法を説明する。
【0018】天井埋込型空気調和機10の内部には、こ
の天井埋込型空気調和機10を運転するためのプログラ
ムを格納したマイコン5、強制停止装置3並びに動作指
示を行うスイッチ1、マイコン5と強制停止装置3をつ
なぐ通信線4、および吸込グリル17の脱着動作をスイ
ッチ1に伝えるバネ2が備えられている。
【0019】まず、吸込グリル17を取外した時の動作
としては、吸込グリル17が天井パネル14から外れる
とバネ2がAの方向に跳ね上がり、スイッチ1がB方向
に立ち上がって強制停止装置3が動作し、通信線4を経
由して停止司令がマイコン5に伝えられる。
【0020】次に、吸込グリル17を取付けた時の動作
としては、吸込グリル17が天井パネル14に取付けら
れるとバネ2がCの方向にたたまれ、スイッチ1がD方
向に押し込まれ強制停止装置3の動作が解除されて、通
信線4を経由して停止解除司令がマイコン5に伝えられ
る。
【0021】これにより、例えばサービスマンによる機
器メンテナンスやエアフィルタの掃除等を行う場合、天
井埋込型空気調和機10の吸込グリル17を取外して作
業を行うわけであるが、従来ではリモコン等(天井埋込
型空気調和機10とは別の場所に設置されている)を誤
操作して天井埋込型空気調和機10を運転してしまい作
業者に危険を与えてしまう可能性が有った。
【0022】しかしながら、本発明では天井埋込型空気
調和機10の吸込グリル17を取外した時点で強制停止
装置3が動作する為、たとえリモコンを誤操作してしま
ってもファン26等の運転は行われないので、従来のよ
うな作業者に与える危険性を無くすことができる。
【0023】更に、例えばサービスマンによる機器メン
テナンス時等では、天井埋込型空気調和機10の吸込グ
リル17を取外した状態で運転状態を確認する必要があ
ったが、スイッチ1を手動で操作することにより強制停
止装置3の動作を解除することが出来る為、従来の使い
勝手を損なうことはない。
【0024】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、本発明の制御機器は天井埋込型空気調和機の吸
込口グリルを取外した状態では空気調和機の運転を強制
停止させる為、例えばサービスマンによる機器メンテナ
ンスやエアフィルタの掃除等を行う場合の吸込口グリル
を取外しての作業中に、リモコン等から誤って空気調和
機を運転してしまう危険性がなくなり、空気調和機の使
用上の安全性を向上させることができる。
【0026】また、請求項2に記載の発明によれば、本
発明の制御機器はスイッチ1を手動で操作することによ
り強制停止装置3の動作を解除することが出来る為、従
来の使い勝手を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天井埋込型空気調和機の一実施の
形態を、吸込グリルを省略して示す底面図である。
【図2】図1の天井埋込型空気調和機の吸込グリルを装
着した状態を示す底面図である。
【図3】図1の天井埋込型空気調和機の吸込グリルを装
着した状態を示す底面図である。
【図4】本発明に係わる制御装置の構成をしめす概略図
である。
【符号の説明】
1 スイッチ 10 天井埋込型空気調和機 12 ユニット本体 14 天井パネル 16 吸込口 17 吸込口グリル 18 吹出口 24 ターボファン 38 熱交換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器及びファンを収容したユニット本
    体と、このユニット本体に取付けら吸込口及び吹出口を
    備えた天井パネルと、この天井パネルに脱着可能に取付
    けられ前記吸込口を覆う吸込グリルと、から構成された
    天井埋込型空気調和機において、前記吸込グリルの脱着
    によって動作し前記ファンの運転を強制停止させるスイ
    ッチを備えることを特徴とした天井埋込型空気調和機の
    制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のファンの運転を強制停止
    させるスイッチは、吸込グリル装着時、及び機器メンテ
    ナンス等で吸込グリルを外したままファンを運転させた
    い場合には、前記ファンの強制停止が解除されることを
    特徴とした天井埋込型空気調和機の制御装置。
JP2000045873A 2000-02-23 2000-02-23 天井埋込型空気調和機の制御装置 Pending JP2001235212A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017187562A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

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