JP2001234812A - 気化器の燃料調整針弁 - Google Patents

気化器の燃料調整針弁

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JP2001234812A
JP2001234812A JP2000045884A JP2000045884A JP2001234812A JP 2001234812 A JP2001234812 A JP 2001234812A JP 2000045884 A JP2000045884 A JP 2000045884A JP 2000045884 A JP2000045884 A JP 2000045884A JP 2001234812 A JP2001234812 A JP 2001234812A
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Japan
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fuel
needle valve
carburetor
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knurl
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JP2000045884A
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English (en)
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Yoshiaki Michiyama
祥明 道山
Shinichi Okane
伸一 大金
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Walbro Japan Inc
Original Assignee
Walbro Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料調整針弁の少くとも頭部の周壁部を、合
成樹脂で覆うと同時にローレツトを成形することにより
ばらつきをなくす。 【解決手段】 気化器本体2に燃料室から吸気路の燃料
噴孔に至る燃料通路の途中に先端ニードル12が突出す
る燃料調整針弁10を螺合支持し、燃料調整針弁10の
頭部16に最大燃料量を規制するキヤツプを装着した内
燃機関の気化器において、金属製の燃料調整針弁10の
少くとも頭部16の異形断面をなす金属本体16aに、
合成樹脂をモールドして覆うとともに、外周面にローレ
ツト16cを一体に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の気化器、
特に頭部に最大燃料量を規制するキヤツプが装着され
る、気化器の燃料調整針弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特願平 7-145677号(特許第29193
05号)に開示されるように、機関の排ガス規制を守るた
めに、燃料調整針弁の頭部には最大燃料量を規制するキ
ヤツプが装着される。このため、燃料調整針弁の頭部に
はキヤツプを所定の回転位置に保持するためのローレツ
トが加工される。従来の金属製の燃料調整針弁の頭部
に、ローレツト材を押し付けてローレツトを転造するも
のでは、燃料調整針弁の材質やローレツト材の押付荷重
の変動により、ローレツトの形状にばらつきが大きく、
燃料調整針弁の頭部へのキヤツプの圧入荷重が大きい
と、組付けに手数が掛る。また、キヤツプの圧入荷重が
大きいと、キヤツプの組付け時に燃料調整針弁が回り、
設定した燃料量に狂いが生じやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、燃料調整針弁の少くとも頭部の周壁部を、
合成樹脂で覆うと同時にローレツトを成形することによ
り形状のばらつきをなくした、気化器の燃料調整針弁を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は気化器本体に燃料室から吸気路の燃
料噴孔に至る燃料通路の途中に先端ニードルが突出する
燃料調整針弁を螺合支持し、燃料調整針弁の頭部に最大
燃料量を規制するキヤツプを装着した内燃機関の気化器
において、金属製の燃料調整針弁の少くとも頭部の異形
断面をなす金属本体に、合成樹脂をモールドして覆うと
ともに、外周面にローレツトを一体に成形したことを特
徴とする気化器本体の燃料室から吸気路の燃料噴孔に至
る燃料通路の途中に燃料調整針弁を螺合し、燃料調整針
弁の頭部に最大燃料量を規制するキヤツプを装着した内
燃機関の気化器において、金属製の燃料調整針弁の少く
とも頭部の異形断面をなす周壁部に、合成樹脂をモール
ドして覆うとともにローレツトを一体に成形したことを
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では金属製の燃料調整針弁
の頭部の周壁部に合成樹脂をモールドして覆うととも
に、ローレツトを一体に成形することにより、寸法精度
を向上し、キヤツプの装着時の圧入荷重のばらつきを抑
える。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係る燃料調整針弁を備えた気
化器の平面断面図である。中心軸線9で示す方向に吸気
路が貫通するアルミニウムなどの金属からなる気化器本
体2は、端壁2aに空気清浄器を結合され、端壁2bを
断熱管を介して機関の吸気ポートへ結合される。気化器
本体2から側方へ突出する突壁3に断面楕円形の内空部
8とこれよりも小さい断面楕円形の内空部7が構成され
る。内空部7の端壁面7aから内方へ順に内径が小さく
なる、軸孔21とねじ孔6と弁室5と出口通路4が同軸
に設けられる。弁室5は図示してない定圧燃料室に連通
され、出口通路4は吸気路へ臨む高速燃料噴孔または低
速燃料噴孔へ連通される。高速燃料系の燃料調整針弁1
0は内空部7へ収容される工具溝17を有する頭部16
から、先端へ順に外径が小さくなる軸部15とねじ軸部
14とステム13と先端ニードル12とを形成される。
軸部15には環状突条23が形成される。低速燃料系の
燃料調整針弁10aも同様に構成され、気化器本体2の
ねじ孔6へ螺合支持される。
【0007】図2に示すように、本発明によれば燃料調
整針弁10,10aの各ねじ軸部14と軸部15と頭部
16は、異形断面の金属本体16aの外周側に合成樹脂
被覆16bをモールド成形して、ねじ軸部14には不完
全ねじ溝が、軸部15には環状突条23が、頭部16に
はローレツト16cがそれぞれ一体に成形される。合成
樹脂被膜16bは少くとも頭部16の金属本体16aの
外周側にモールド成形するだけでもよい。
【0008】軸部15の環状突条23は軸孔21へ圧入
され、気化器本体2に対する燃料調整針弁10,10a
の気密が保たれる。ねじ軸部14の不完全ねじ溝はねじ
孔6のねじ溝に倣つてねじ溝を切り込みながら螺合さ
れ、ねじ孔6とねじ軸部14との螺合部に背隙(バツク
ラツシユ)のない固い螺合が達せられる。燃料調整針弁
10,10aは先端ニードル12を弁室5から出口通路
4へ突出される。定圧燃料室の燃料は弁室5へ入り、弁
室5から先端ニードル12と出口通路4の隙間を経て高
速燃料ノズルまたは低速燃料ノズルへ供給される。高速
燃料ノズルまたは低速燃料ノズルへ供給される燃料量
は、先端ニードル12の出口通路4への突出量により調
整される。
【0009】排ガス規制を遵守するために、頭部16は
内空部7へ収容され、かつ予め設定した燃料量よりも増
方向へは燃料調整針弁10,10aを回転できないよう
に、図示してないキヤツプが頭部16のローレツト16
cに嵌合され、内空部7は内空部8に取外し不能に係止
した蓋板により覆われ、キヤツプを外部から外すことが
できないように構成される。
【0010】図3に示す実施例では、金属製の燃料調整
針弁10,10aのねじ軸部14と頭部16との間に、
合成樹脂をモールドして環状突条23を有する軸部15
が設けられる一方、軸部15に対応して気化器本体2の
ねじ孔6の基端側に、ねじ孔6よりも大径の軸孔21が
設けられる。軸孔21へ軸部15の環状突条23を圧入
して、軸孔21と環状突条23との間の気密が達成され
る。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のように、気化器本体に燃
料室から吸気路の燃料噴孔に至る燃料通路の途中に先端
ニードルが突出する燃料調整針弁を螺合支持し、燃料調
整針弁の頭部に最大燃料量を規制するキヤツプを装着し
た内燃機関の気化器において、金属製の燃料調整針弁の
少くとも頭部の異形断面をなす金属本体に、合成樹脂を
モールドして覆うとともに、外周面にローレツトを一体
に成形したものであるから、燃料調整針弁の頭部のロー
レツトの形状、寸法精度が向上され、燃料調整針弁の頭
部へのキヤツプの圧入荷重にばらつきがなくなり、燃料
調整針弁が組付性が改善される。
【0012】キヤツプの圧入荷重が適正に保たれるの
で、キヤツプの組付け時に燃料調整針弁が回り、設定さ
れた燃料量に狂いが生じるようなことが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料調整針弁を備える気化器の平
面断面図である。
【図2】同燃料調整針弁の頭部の側面断面図である。
【符号の説明】
2:気化器本体 4:出口通路 5:弁室 6:ねじ孔
7,8:内空部 9:中心軸線 10,10a:燃料
調整針弁 12:先端ニードル 13:ステム 14:ねじ軸部 15:軸部 16:頭部 16a:金
属本体 16b:樹脂被覆 16c:ローレツト 1
7:工具溝 21:軸孔 23:環状突条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気化器本体に燃料室から吸気路の燃料噴孔
    に至る燃料通路の途中に先端ニードルが突出する燃料調
    整針弁を螺合支持し、燃料調整針弁の頭部に最大燃料量
    を規制するキヤツプを装着した内燃機関の気化器におい
    て、金属製の燃料調整針弁の少くとも頭部の異形断面を
    なす金属本体に、合成樹脂をモールドして覆うととも
    に、外周面にローレツトを一体に成形したことを特徴と
    する、気化器の燃料調整針弁。
JP2000045884A 2000-02-23 2000-02-23 気化器の燃料調整針弁 Pending JP2001234812A (ja)

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