JP2001234539A - ネット材の接続部構造およびネット材の接続方法 - Google Patents

ネット材の接続部構造およびネット材の接続方法

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JP2001234539A
JP2001234539A JP2000046344A JP2000046344A JP2001234539A JP 2001234539 A JP2001234539 A JP 2001234539A JP 2000046344 A JP2000046344 A JP 2000046344A JP 2000046344 A JP2000046344 A JP 2000046344A JP 2001234539 A JP2001234539 A JP 2001234539A
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rod
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Hiroyuki Kanbe
廣之 神部
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Nisshoku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植生マットを形成する可撓性を有するネ
ット材の接続強度を高くすると共に、施工が容易である
ネット材の接続部構造およびネット材の接続方法を提供
する。 【解決手段】 植生マット1を形成する可撓性を有する
ネット材2を接続する接続部において、前記ネット材2
の端部に形成された張り出しネット2a,2bを重ね、
その重ねられたネット2a,2bを周囲に巻き付けるこ
とにより摩擦によってネット2a,2b同士の接続を保
持する棒体15と、この棒体15にネット2a,2bを
巻き付けた状態でネット2a,2bおよび棒体15を周
囲から握持する握持片17とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネット材の接続部
構造およびネット材の接続方法に関するものであり、よ
り詳しくは、植生マットを形成する可撓性を有するネッ
ト材を法面に敷設したときに、隣合う二つのネット材の
端部同士の接続を強固に行うネット材の接続部構造およ
びネット材の接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば河川や堤防などの法面の護岸に際
して、従来は、主として防災の見地から、コンクリート
ブロックを堤防の法面に張り付ける張りブロック工法
や、コンクリートブロックを不織布に張り付けて、これ
を法面に張り付けるブロックマット工法が施工されてき
たが、近年では、親水護岸の形成など景観的見地から、
更にはコスト面から、芝生による護岸の形成が要望され
つつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、圃場で生育さ
せた芝生マットを河川の水表の法面に施工する工法が採
用されるようになったが、河川の流水による力に抵抗で
きる芝生マットを提供することが困難であるという問題
があった。たとえば、単に芝生マットを法面に張り付け
た場合は、芝の根の法面への侵入深さが比較的浅いため
に、河川の増水時には、流水によって芝生マットが簡単
に剥がれて、芝生マットによる護岸機能を早期に失っ
て、流水による法面の浸食が起こっていた。
【0004】そこで、法面に芝生マットを張り付けた段
階で、この芝生マットをアンカーなどで法面に止着する
ことが考えられるが、芝生マット自体の保形強度が弱い
ことから、十分な対策とは言えなかった。すなわち、流
水を受けた際にアンカーなどの止着部が崩れて、芝生マ
ットがアンカーから抜け外れ、やがては法面から剥がれ
てしまうことがあった。
【0005】一方、本出願人は、図10に示すように、
法面Nにネット材30を設置して、この上に芝生マット
31を張設し、この芝生マット31をアンカー32など
によって法面Nに固定する植生護岸の工法を研究してい
る。この工法によれば、芝生マット31の生育を待つこ
とで、やがては芝生マット31の強い表層根がネット材
30に強固に根絡みして、強固な植生護岸を形成するこ
とができる。
【0006】すなわち、芝の根の法面Nへの侵入深さが
浅くとも、ネット材30を強固に固定することにより、
流水に対する抵抗性の高い植生護岸を形成でき、法面N
からの剥がれに強い植生護岸を達成することができてい
る。しかしながら、上述した植生護岸もネット材30の
固定が十分に行えなかった場合には、流水によってネッ
ト材30ごと剥離される可能性があった。
【0007】図11は従来のネット材30同士の接続部
の構成を一部拡大して示すものである。前記ネット材3
0は芝生マット31の端部より外側に縁部30aを形成
しており、前記アンカー32によってネット材30を法
面Nに固定している。また、ネット材30の縁部30a
同士が重なった位置においては、両ネット材30を接合
金具33によって接続している。しかしながら、この接
続金具33によるネット材30同士の接続は、ネット材
30を構成する全ての繊維を連結するものではなく、接
続部における強度低下が著しいものとなっていた。
【0008】たとえば、4t/m程度の引っ張り強度を
有するネット材30を、たとえ1m当たり12個の接続
金具33を用いて接続したとしても、その強度は1.2
t/m程度まで低下してしまうことは避けられなかっ
た。また、接合金具の設置には多くの労力を要するの
で、接続金具33の数を多くすると、設置に多くの労力
を要するようになり、施工コストが高額となるので好ま
しくなかった。したがって、従来のように接続金具33
を用いてネット材30を接続する場合には、流水などに
よってネット材30同士の接続部分の接続が外れてしま
い、芝生マット31が剥離されてしまうことが懸念され
る。
【0009】本発明は、このような実情を考慮に入れて
成されたものであって、その目的は植生マットを形成す
る可撓性を有するネット材の接続強度を高くすると共
に、施工が容易であるネット材の接続部構造およびネッ
ト材の接続方法を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するに
至った第1発明によるネット材の接続部構造は、植生マ
ットを形成する可撓性を有するネット材を接続する接続
部において、前記ネット材の端部に形成された張り出し
ネットを重ね、その重ねられたネットを周囲に巻き付け
ることにより摩擦によってネット同士の接続を保持する
棒体と、この棒体にネットを巻き付けた状態でネットお
よび棒体を周囲から握持する握持片とを有することを特
徴としている。
【0011】前記ネット材の接続部構造を用いることに
より、ネット材を構成する各繊維が、棒体に巻き付けら
れた状態で握持され、棒体との摩擦力と、ネット材同士
の摩擦力によって接続されるので、ネット材同士がより
強固に接続される。つまり、ネット材同士の接続部の引
っ張り強度が高くなり、流水などの影響でネット材同士
の接続部が外れることがなく、それだけ、植生マット全
体の強度を高くすることができる。
【0012】第2発明のネット材の接続部構造は、植生
マットを形成する可撓性を有するネット材を接続する接
続部において、前記ネット材の端部に形成された張り出
しネットを重ね、その重ねられたネットを間に挟み込ん
で摩擦によってネット同士の接続を保持する二つに分割
された棒体と、この棒体の間にネットを挟んだ状態で分
割部を密着するように棒体を握持する握持片とを有する
ことを特徴としている。
【0013】前記ネット材の接続部構造を用いることに
より、ネット材を構成する各繊維が、棒体の分割部に挟
み込まれた状態で握持されるので、棒体との摩擦力と、
ネット材同士の摩擦力によって強固に接続されて、ネッ
ト材同士がより強固に接続される。つまり、ネット材同
士の接続部の引っ張り強度が高くなり、流水などの影響
でネット材同士の接続部が外れることがなく、それだ
け、植生マット全体の強度を高くすることができる。そ
して、棒体によってネット材を挟み込んだ状態でさらに
棒体の周囲にネット材を巻き付けることにより、前記引
っ張り強度をさらに高めることが可能である。
【0014】また、前記ネット材が芝生マットと一体化
されたものである場合には、芝生マットの強い表層根が
ネット材に強固に根絡みした保形性の高い植生マットが
得られるのであって、この植生マットを法面などに敷き
詰めて、この植生マットあるいはネット材をアンカー等
によって止着すれば、芝生マットがネット材に強固に根
絡みしていることから、実質的に芝生マットを、ネット
材を介して法面などに強固に張り付けることができるの
であり、かつ、芝生マットは時を経て法面などに強固に
根張りすることになる。
【0015】従って、本発明による植生マットを例えば
河川法面の植生護岸に用いた場合、施工直後に河川が増
水したとしても、植生マットは流水によって簡単には剥
がされることなく、施工直後から高い親水護岸の機能を
発揮するのであって、景観上で優れることは勿論、流水
による法面の浸食も効果的に防止されるのである。
【0016】前記棒体の断面形状がほぼ円形である場合
には、棒体を握持するときに力が均等にかかり、それだ
けネット材の接続部の強度を高めることができる。他
方、前記棒体の断面形状がほぼ板状である場合には、棒
体をネット材に沿わせることができるので、凹凸を少な
くして見栄えを良くできると共に、棒体の回転を防止で
きるので、特にネットを棒体に巻き付ける場合に強度を
高めることができる。
【0017】前記握持片がCリングである場合には、棒
体を容易かつ強力に握持できる。他方、前記握持片が結
束バンドである場合には、安価にて棒体を比較的容易か
つ強力に握持できる。さらに、前記棒体の両端にネット
を挟み込むフックを有する場合には、棒体とネット材と
の接合を容易に行うことができ、それだけ施工の簡略化
を図ることができる。
【0018】第3発明のネット材の接続方法は、植生マ
ットを形成する可撓性を有するネット材を法面に敷設
し、隣合う二つのネット材の端部同士を重ねた状態でこ
の端部を棒体に巻き付けた後に、巻き付けられたネット
材ごと棒体を握持することにより、棒体とネット材およ
びネット材同士の摩擦力を強くして、両ネット材の接続
を行なうことを特徴としている。
【0019】第4発明のネット材の接続方法は、植生マ
ットを形成する可撓性を有するネット材を法面に敷設
し、隣合う二つのネット材の端部同士を重ねた状態でこ
の端部を二つに分割された棒体の間に挟み込んだ後に、
棒体を握持することにより、棒体とネット材およびネッ
ト材同士の摩擦力を強くして、両ネット材の接続を行な
うことを特徴としている。
【0020】上記何れのネット材の接続方法において
も、ネット材同士を容易かつ迅速に接続できるだけでな
く、接続されたネット材同士の接続を強固に行うことが
できるので、植生マットの施工にかかる時間を短縮して
施工にかかるコストを削減できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜3は本発明の接続部構造を
形成し、本発明の接続方法で接続されるネット材および
植生マットの一例を開示する図である。図1は例えば河
川堤防などの法面の植生護岸の施工状態を示し、図2は
植生護岸に用いる植生マット1を示している。尚、図1
において、図中のRは水の流れ方向である。
【0022】上記の植生マット1は、例えば2000m
m×3000mmの矩形状のものであって、可撓性を有
するネット材2に芝生マット3を一体化させてなる。具
体的には、図3に示すように、可撓性を有するネット材
2を圃場4に敷設し、このネット材2の上に芝のランナ
ー5を撒き出し覆土6を施してランナー5を成育するこ
とにより形成している。
【0023】すなわち、ネット材2上に撒き出されたラ
ンナー5は生育して芝生マット3となり、芝の根はネッ
ト材2に絡まって芝生マット3はネット材2と一体化す
る。この状態でネット材2の下側に伸びた根を切断しつ
つ、このネット材2を圃場4から剥がし取ることで、可
撓性のネット材2に芝生マット3を一体化させた植生マ
ット1を製造している。
【0024】また、この実施の形態では、ネット材2の
周辺部に角材7などを配置して、植生マット1を製造し
た段階で、この角材7などを取り外すことで、植生マッ
ト1の周囲に、例えば50mm幅程度の縁を形成する張
り出しネット2a〜2dを形成している。この張り出し
ネット2a〜2dの各端部には、2〜5cm程度の幅で
網目を密にした部分を形成して、ネット連結時の目ずれ
防止を行っている。なお、上記の角材7などの配置を省
略して、植生マット1の製造後に芝生マット3の周辺部
を崩し取り、上記のように、植生マット1の周辺部に張
り出しネット2a〜2dを張り出させるようにしてもよ
い。
【0025】なお、本例では植生マット1を形成する可
撓性を有するネット材2の例として芝生マット3と一体
化されたものを開示しているが、本発明のネット材2
は、上述した芝生マット3を一体化させてなるものに限
られるものではない。すなわち、前記ネット材2は種々
の植物の植生基材を設けてなるものであってもよいこと
はいうまでもない。
【0026】上記の可撓性のネット材2は、耐久性に富
む繊維、例えばナイロンやポリエステル、アラミド、カ
ーボン、ガラス、ポリアセタール等の繊維を用いて、目
合い2〜15mmの格子状に成型したものであるが、上
記の繊維による線条を用いて、上記と同様の目合いの網
状体に編組したものにしてもよく、これら両者を重ね合
わせてもよいのであって、幅1m当たりの引っ張り強度
を、1.0〜7.0t程度としている。
【0027】次に、上述した植生マット1を複数用いて
河川法面Nの植生護岸を行なう例について説明する。先
ず、図1および図4に示すように、法尻の湛水域又はか
なりの期間湛水する部分を適宜掘削して、この掘削部
に、例えばカゴマット8の張り工法を実施(その他、捨
て石やフトンカゴの敷設も好適である。)する。
【0028】この際、カゴマット8の下側に、上記のネ
ット材2と同様のネット材9を適宜の幅にわたって敷き
込んで、その上辺部を構成するネット9aを、カゴマッ
ト8の上部の法面N側(護岸域側)に突出させておく。
一方、想定される増水時の最高水位付近、好ましくは図
示するように、最高水位Hよりもやゝ上部側の護岸域に
も、上記のネット材2と同様のネット材10を、その一
部のネット10aを突出させて埋設しておく。
【0029】更に、図5にも示すように、上下のネット
材10,9間にわたる護岸域内に、増水時の流速を勘案
して例えば10m〜30mの間隔で、前記ネット材2と
同様のネット材11を埋設する。そして、このネット材
11は、一部を下流側に向けて突出させるように埋設さ
れており、かつ、必要に応じて、これらのネット材1
0,11をアンカー12によって法面Nに固定してい
る。
【0030】そして、図1に示すように、例えばネット
材2の長手方向一方の張り出しネット2cにフック部材
13を引っかけて、クレーン14などを利用して、上記
構成の植生マット1を、例えば護岸域の下流側から上流
側に向けて法面Nに張設する。また、護岸域の下部側か
ら上部側に向けて法面Nに張設する。そして、前記護岸
域に張設された各植生マット1のネット材2は順次ネッ
ト材9,10,11および隣合う植生マット1のネット
材2と接続されることにより、ネット材2を護岸域に強
固に配置してこの護岸域を保護することができる。
【0031】次に、護岸域に張設された植生マット1を
形成する可撓性を有するネット材2同士および前記ネッ
ト材2と上述したネット材9,10,11との接続部C
の構成(以下、接続部構造Cという)およびこれらのネ
ット材2,9,10,11の接続方法について説明す
る。図6は本発明のネット材の接続部構造Cおよびネッ
ト材の接続方法の一例を示す図であり、図6を図4,5
と共に用いて本発明の第1実施例を説明する。
【0032】なお、以下の説明で説明する図6(A)〜
(E)においては、一例として横方向に隣合う2つのネ
ット材2,2の両側部に形成した張り出しネット2a,
2bの接続部Cの構成を示しているが、縦方向に隣合う
2つのネット材2,2の上下部に形成した張り出しネッ
ト2c,2dの接続部構造Cおよびその接続方法につい
ても同様である。また、ネット材2と上述したネット材
9,10,11との接続部構造Cおよびその接続方法に
ついても同様であるから、各組み合わせに関する詳細な
説明を省略して、その重複説明を避ける。
【0033】これらの図において、15は例えば直径1
cm程度のステンテス製の棒体であり、その断面形状は
円形である。また、16,17は前記棒体15を握持す
るCリングであり、図外のCリングガンによって棒体1
5に取り付けられる。
【0034】なお、棒体15はステンレスによって形成
することにより、耐蝕性に優れており、ネット2a,2
b同士を長期間にわたって確実に接続することが可能で
あるが、本発明は棒体15の材質を限定するものではな
い。すなわち、本例の場合には芝生マット3が法面Nに
対して根を張ることができるまでの期間内は所定の強度
を有するものであれば合成樹脂を用いることも可能であ
る。さらに、棒体15の外周にはネット材2との摩擦係
数を増大するローレットや凹凸を形成してもよい。ま
た、Cリング16,17は棒体15を握持できるもので
あればよく、結束バンドを用いることによりコストを抑
えることができる。
【0035】前記ネット材2,2の接続方法を説明する
と、まず、図6(A)に示すように、隣合う2つのネッ
ト材2の張り出しネット2a,2bの端部を重ね合わせ
て、図6(B)に示すように、この重ね合わされた両ネ
ット2a,2bの先端部に、前記棒体15を沿わせた状
態で、ネット2a,2bと棒体15とを複数のCリング
16によって握持する。
【0036】次いで、図6(C)に示すように、前記棒
体15を回転させることにより、棒体15の周囲に前記
ネット2a,2bを巻き付けることができる。なお、図
示する例においては、前記棒体15をネット2b側に接
続して、これを矢印Aに示す時計まわりに回転させてい
るが、この棒体15の回転方向は任意に選択可能であ
る。
【0037】図6(D)に示すように、前記棒体15を
張り出しネット2a,2bの根元まで巻き付けると、こ
の棒体15に対してネット2a,2bを巻き付けた状態
でネット2a,2bおよび棒体15をその表面から握持
するように図外のCリングガンを用いてCリング17を
取り付けて固定する。
【0038】このとき、図6(E)に拡大図を用いて示
すように、Cリング17は前記棒体15を巻き付けた方
向のネット2bの繊維2b’を挟み込むようにして取り
付けている。このようにすることにより、棒体15が前
記ネット2a,2bを巻き付けた方向と逆の方向(本例
の場合反時計まわり)に回転することを防ぐことができ
る。すなわち、棒体15に巻き付けられたネット2a,
2bが解ける方向に棒体15が回転することを防止でき
る。
【0039】なお、このとき、図6(E)に仮想線で示
すように、アンカー12を適宜の間隔で法面Nに打ちつ
けて、棒体15をアンカー12に固定することにより、
棒体15の回転を阻止すると共に、法面Nに対するネッ
ト材2,2の固定を行ってもよい。また、図6に示した
ネット材2,2の接続方法の例では、2枚のネット材を
接続する例を開示しているが、同様の方法で3枚以上の
ネット材を接続することも可能であることはいうまでも
ない。
【0040】上記方法で接続されたネット材2はそのネ
ット材2を構成する各繊維が棒体15に巻き付けられ
て、ネット材2の繊維同士およびネット材2の繊維と棒
体15との間に生じる摩擦力によって保持されるので、
ネット材2同士の接続を強固なものとすることができ
る。したがって、本例では前記ネット材2の端部に形成
された張り出しネット2a,2bにネット連結時の目ず
れ防止のために、2〜5cm程度の幅で網目を密にした
部分を形成しているが、本発明によれば、接合部分に網
目を密にした帯部をあえて設ける必要はなくなる。ま
た、本発明のネット材の接続部構造Cを構成すれば、部
分的にかかった力を棒体15によって分散することも可
能であるから、この点によってもその強度を上げること
ができる。
【0041】例えば、4t/mの引っ張り強度を有する
ネット材2同士を接続した場合には、ネット材2の接続
部構造Cの引っ張り強度を2t/m程度にすることが可
能となる。すなわち、増水時に水流によって芝生マット
3に大きな力が加わっても、ネット材2が法面Nに強固
に固定されることによって、植生マット1の剥離が生じ
ることがなく、強固な護岸を達成できる。
【0042】また、上記ネット材2の接続方法は施工が
簡単であるから、施工を迅速に行うことができ、それだ
けコストを引き下げることができる。さらに、ネット材
2,2同士の接続に用いられるネット2a,2bの幅が
比較的狭くても強固に接続できるので、ネット材2の接
続部構造Cに無駄が少なくなる。
【0043】以下、上述したネット材2の接続部構造C
および接続方法を用いて、前記護岸域に植生マット1構
成するネット材2を、順次ネット材9,10,11およ
び隣合う植生マット1のネット材2と接続して、各植生
マット1を張設する方法の一例を説明する。
【0044】まず、護岸域下部側の植生マット1を敷設
するときは、図4に示すように、その下端に形成された
張り出しネット2d(図2参照)が、カゴマット8の下
側に敷き込んで突出させたネット材9の上辺部のネット
9aと重ね合わさるように配置する。そして、この状態
で、この両ネット2d,9aを前記棒体15に巻き付け
て両ネット2d,9aごと棒体15を握持することによ
り、ネット2d,9a同士を接続する。
【0045】同様に、上下の植生マット1,1間につい
ては、図4に拡大して示すように、下部側の植生マット
1の上部側の張り出しネット2cと、上部側の植生マッ
ト1の下部側の張り出しネット2dとを重ね合わせて、
この両ネット2d,2cを後述する棒体15に巻き付け
た状態で両ネット2d,2cごと棒体15を握持するこ
とにより、ネット2d,2c同士を接続する。
【0046】さらに、護岸域上部側の植生マット1につ
いては、図4の別の拡大図に示すように、それの上部側
の張り出しネット2cと、ネット材10の突出辺部のネ
ット10aとを重ね合わせて、この両ネット2c,10
aを後述する棒体15に巻き付けた状態で両ネット2
c,10aごと棒体15を握持することにより、ネット
2c,10a同士を接続する。
【0047】この際、植生マット1の長さ寸法の関係
で、植生マット1の上端が突出辺部のネット10aを越
えることがあり、この場合は、ネット材2を切断して、
植生マット1の長さ寸法を調整し、芝生マット3の上辺
部を崩し取って張り出しネット2cを張り出させ、この
ネット2cをネット10aと接続するようにすればよ
い。
【0048】一方、護岸域の下流側から上流側に向けて
張設される植生マット1については、図5に示すよう
に、下流側の植生マット1の上流側の張り出しネット2
bに、上流側の植生マット1の下流側の張り出しネット
2aを重ね合わせて、これらのネット2a,2bを棒体
15に巻き付けた状態で両ネット2a,2bごと棒体1
5を握持することにより両ネット2a,2b同士を接続
する。
【0049】前記ネット材11に対して植生マット1の
上流側の張り出しネット2bを接続する部分について
は、図5に拡大して示すように、植生マット1の上流側
の張り出しネット2bをネット材11の突出辺部のネッ
ト11aに重ね合わせて、これらのネット2b,11a
を棒体15に巻き付けることにより接続する。この時、
図5に示すように、ネット材11よりも上流側にさらに
別の植生マット1を配置させるときは、前記棒体15に
対してネット材11よりも上流側に配置される植生マッ
ト1の下流側の張り出しネット2aを含めたネット2
a,2b,11aを重ね合わせて巻き付けることによ
り、3枚のネットを同時に接続可能であるが、ネット2
b,11bのみを接続することも可能であることはいう
までもない。
【0050】この際、植生マット1の幅寸法の関係で、
植生マット1がネット材11をオーバーすることがある
が、この場合は、ネット材2を切断して、植生マット1
の幅寸法を調整し、芝生マット3の右辺部を崩し取って
張り出しネット2bを張り出させ、このネット2bをネ
ット11aと接続するようにすればよい。
【0051】なお、上下ならびに左右方向で隣り合うネ
ット材2の接続部分に配置される棒体15は、各ネット
材2,9,10,11等を巻き付けた状態で、図4,5
に仮想線で示すように、適宜の間隔で法面Nに打ち込ま
れるアンカー12などに接続されることにより、周り止
め固定されていてもよい。この場合、棒体15の回転が
確実に阻止されるので、ネット材の接続部構造Cを強固
なものとして、棒体15に巻き付けられた各ネット材
2,9,10,11同士の接続をより強固なものとする
ことができる。また、法面Nに対して固定することも可
能となる。
【0052】さらに、必要に応じて植生マット1を覆う
ように、芝生マット3に覆土(図1及び図4,5を参
照)18を施すことにより、施工後の見栄えを良くする
ことができる。
【0053】尚、上記の例では、図1及び図4に示すよ
うに、ネット材10の埋設域よりも上方の護岸域に、ネ
ット材2を一体化させていない芝生マット19を張設し
ているが、この芝生マット19に代えて、上記構成の植
生マット1を張設してもよいことは言うまでもない。
【0054】上記のネット材の接続部構造Cを用いて植
生護岸工法を実施すれば、その工法に用いる植生マット
1のそれぞれが、芝生マット3の強い表層根がネット材
2に強固に根絡みした保形性の高い植生マット1である
だけでなく、各植生マット1の隣り合うネット材2同士
を強固に接続できる。したがって、実質的に四側辺が互
いに連結された芝生マット3を、ネット材2を介して法
面Nに強固に張り付けることができる。また、芝生マッ
ト3は時を経て法面Nに強固に根張りすることになる。
【0055】従って、法面N全体の均一な緑化植生を期
することができる上に、植生マット1の施工直後に河川
が増水したとしても、植生マット1は、かなりの流水に
も耐えて簡単に崩れたり剥がれたりしないので、施工直
後から高い親水護岸の機能を発揮するのであり、景観上
で優れることは勿論、流水による法面Nの浸食も効果的
に防止される。
【0056】図7は本発明の第2実施例を開示するもの
である。図7において、15’は前記棒体15の変形例
であり、二つに分割された左右の棒体15a,15bか
らなる。これらの棒体15a,15bは図7(A)に示
すように、重ね合わされたネット2a,2bを挟み込む
ように構成されている。
【0057】すなわち、本例のように二つに分割された
棒体15’を用いることにより、図7(B)に示すよう
に、この棒体15’を構成する二つの棒体15a,15
bの間にネット2a,2bを挟んだ状態で分割部を密着
するように棒体15’を握持するようにCリング16を
取付けるだけで、摩擦によって棒体15a,15bの間
に挟まれたネット2a,2b同士を接続することができ
る。
【0058】その後、本例では図7(C)に示すよう
に、棒体15’を矢印Aに示す方向に回転し、図7
(D)に示すように、別のCリング17によって棒体1
5’に対してネット2a,2bを巻き付けた状態でネッ
ト2a,2bおよび棒体15’をその表面から握持する
ようにCリング17を取り付けて固定する。すなわち、
両ネット材2,2同士の接続をより強固に行えるように
している。
【0059】このとき、図7(E)に拡大図を用いて示
すように、Cリング17は前記棒体15を巻き付けた方
向のネット2bの繊維2b’を挟み込むようにして取り
付けて、棒体15’が前記ネット2a,2bを巻き付け
た方向と逆の方向(本例の場合反時計まわり)に回転す
ることを防げる。また、仮想線で示すように、アンカー
12を法面Nに打ちつけて、棒体15’をアンカー12
に固定し、棒体15’の回転を阻止することにより、ネ
ット材2,2同士の接続部構造Cにおいて、引っ張り強
度を更に高くしてもよい。
【0060】なお、図7に示した例においても、図6に
示した例と同様の種々の変形が可能であることはいうま
でもない。
【0061】図8は前記棒体15の別の変形例を示す図
である。図8に示す棒体15はその両端部に屈曲可能に
形成されたフック15c,15cを形成している。すな
わち、本例の棒体15を接続するネット2a,2bの先
端部に沿わせた状態で、フック15c,15cを、矢印
Bに示すように屈曲することにより、棒体15をネット
2a,2bに仮止めすることができる。
【0062】そして、図6(C)〜図6(E)の説明で
既に開示した手順に従って棒体15にネット2a,2b
を巻き付けて、これらのネット2a,2bを接続するこ
とができる。本例のように構成することにより、施工を
より簡単かつ迅速に行うことが可能となり、それだけコ
ストの削減を図ることができる。
【0063】なお、本例のようにフック15cを屈曲可
能に構成しているので、このフック15cをネット2
a,2bに突き刺してから屈曲することが可能となり、
棒体15の長さがネット材2の幅と同じでない場合にも
取付け可能であるが、前記フック15cが始めから棒体
15に沿うように形成されたものであってもよい。この
場合には、フック15cを屈曲する必要がないだけでな
く、フック15cを弾性変形する材料で形成することに
よってネット2a,2bを挟み込んだ状態で保持するこ
とも可能となる。
【0064】図9は本発明の第3実施例を示す図であ
る。図9において20は断面形状が板状の棒体であっ
て、たとえば、耐蝕性を備えた合成樹脂からなる。ま
た、21,22はこの棒体20にネット2a,2bを取
付けるように棒体20を握持する結束バンドである。
【0065】以下、この棒体20を用いてネット材の接
続部構造Cを形成するネット材の接続方法を説明する。
まず、図9(A)に示すように、重ねられた張り出しネ
ット2a,2bの端部に前記棒体20を沿わせた状態
で、図9(B)に示すように、結束バンド21によって
ネット2a,2bの端部に棒体20を取付ける。
【0066】その後、図9(C)に示すように棒体20
を矢印Aに示す方向に回転し、図9(D)に示すように
最後に結束バンド22によって棒体20に巻き付けられ
たネット2a,2bごと棒体20を握持する。このと
き、図9(E)に示すように、ネット2a,2bが巻き
付けられた棒体20をアンカー12によって法面Nに固
定することにより、棒体20に対するネット2a,2b
の巻き付けをより強固に行うことができる。
【0067】なお、本例では棒体20の断面形状を板状
に形成しているので、ネット材2,2の接続部に大きな
引っ張り力がかかっても、これによって棒体20がネッ
ト2a,2bの巻き付けが外れる方向に回転することを
効果的に防止できる。とりわけ、図9(E)に拡大して
示すように、結束バンド22によって棒体20を回転し
た方向のネット2bの繊維2b’を挟み込むように握持
した場合には、ネット2a,2b同士の接続をより強固
に行うことができる。
【0068】また、本例のように、棒体20を合成樹脂
によって形成した場合には、これを予め張り出しネット
2bの端部に接着または一体成形していてもよく、この
場合には、前記図9(A),(B)に示す作業を省略す
ることが可能であり、一層の簡略化を図ることができ
る。さらに、前記棒体20を2本用いて図7に示した例
のように2本の棒体20の間にネット2a,2bを挟み
込むようにして接続してもよい。
【0069】加えて、図7〜9における説明において、
ネット2,2同士の接続を例に挙げて説明しているが、
前記ネット材の接続部構造Cはネット材2,9,10,
11を選ぶことなく、2つ以上のネット材2,9,1
0,11の接続部に実施可能であることはいうまでもな
い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネット材を構成する各繊維を、棒体との摩擦力およびネ
ット材同士の摩擦力によって接続することが可能とな
り、ネット材の接続部構造における引っ張り強度を強く
して、これが一体化された植生マットを法面に強固に取
り付けることが可能となる。また本発明のネット材の接
続方法は施工が簡単であり、それだけ施工に掛かる時間
およびコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】河川堤防の法面に対する植生護岸の状況説明図
である。
【図2】一部を取り出して拡大し断面図示した植生マッ
ト斜視図である。
【図3】植生マットの製造例を示す分解斜視図である。
【図4】一部を取り出して拡大図示した植生護岸の縦断
側面図である。
【図5】一部を取り出して拡大図示した植生護岸の横断
平面図である。
【図6】本発明のネット材の接続部構造およびネット材
の接続方法の第1実施例を説明する断面図である。
【図7】第2実施例のネット材の接続部構造およびネッ
ト材の接続方法を説明する断面図である。
【図8】前記ネット材の接続部構造に用いられる棒体の
変形例を示す部分拡大図である。
【図9】第3実施例のネット材の接続部構造およびネッ
ト材の接続方法を説明する断面図である。
【図10】河川堤防の法面に対する植生護岸の状況を説
明する図である。
【図11】従来のネット材の接続部構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…植生マット、2…ネット材、2a〜2d…ネット、
3…芝生マット、15,20…棒体、15c…フック、
16,17…握持片(Cリング)、21,22…握持片
(結束バンド)、C…接続部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植生マットを形成する可撓性を有するネ
    ット材を接続する接続部において、前記ネット材の端部
    に形成された張り出しネットを重ね、その重ねられたネ
    ットを周囲に巻き付けることにより摩擦によってネット
    同士の接続を保持する棒体と、この棒体にネットを巻き
    付けた状態でネットおよび棒体を周囲から握持する握持
    片とを有することを特徴とするネット材の接続部構造。
  2. 【請求項2】 植生マットを形成する可撓性を有するネ
    ット材を接続する接続部において、前記ネット材の端部
    に形成された張り出しネットを重ね、その重ねられたネ
    ットを間に挟み込んで摩擦によってネット同士の接続を
    保持する二つに分割された棒体と、この棒体の間にネッ
    トを挟んだ状態で分割部を密着するように棒体を握持す
    る握持片とを有することを特徴とするネット材の接続部
    構造。
  3. 【請求項3】 植生マットを形成する可撓性を有するネ
    ット材を法面に敷設し、隣合う二つのネット材の端部同
    士を重ねた状態でこの端部を棒体に巻き付けた後に、巻
    き付けられたネット材ごと棒体を握持することにより、
    棒体とネット材およびネット材同士の摩擦力を強くし
    て、両ネット材の接続を行なうことを特徴とするネット
    材の接続方法。
  4. 【請求項4】 植生マットを形成する可撓性を有するネ
    ット材を法面に敷設し、隣合う二つのネット材の端部同
    士を重ねた状態でこの端部を二つに分割された棒体の間
    に挟み込んだ後に、棒体を握持することにより、棒体と
    ネット材およびネット材同士の摩擦力を強くして、両ネ
    ット材の接続を行なうことを特徴とするネット材の接続
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131557A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 日本植生株式会社 芝生保護構造及び芝生保護工法

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