JP2001234368A - 回路基板の製造方法、エッチング方法及びエッチング装置 - Google Patents

回路基板の製造方法、エッチング方法及びエッチング装置

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JP2001234368A
JP2001234368A JP2000046723A JP2000046723A JP2001234368A JP 2001234368 A JP2001234368 A JP 2001234368A JP 2000046723 A JP2000046723 A JP 2000046723A JP 2000046723 A JP2000046723 A JP 2000046723A JP 2001234368 A JP2001234368 A JP 2001234368A
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etching
permanganate
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etching solution
alkali metal
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JP2000046723A
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English (en)
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Hiroko Takehara
裕子 竹原
Yoshihide Yamaguchi
欣秀 山口
Takashi Kashimura
隆司 樫村
Makoto Fukushima
誠 福島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、エッチング速度の低下を抑制
することで回路基板上に形成するパターン精度を向上さ
せることにあり、これによってエッチング残りによる不
良を抑制した回路基板の製造方法を提供することにあ
る。また、それに用いるエッチング方法やエッチング装
置を提供することにある。ここで回路基板とは、プラズ
マデスプレイパネルや液晶表示装置のような表示基板
や、配線基板などを含むものである。 【解決手段】本発明は、上記目的を達成するために、基
板上に少なくともCr膜を形成する工程と、該Cr膜を
エッチングして導体パターンを形成する工程とを有する
回路基板の製造方法であって、電解酸化させたエッチン
グ液を用いて該Cr膜をエッチングするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマデスプレ
イパネルや液晶表示装置のような表示基板や、配線基板
などの製造方法に係り、特に基板上の金属薄膜を選択的
にエッチングして表示基板や配線基板を製造する製造方
法に関するものである。またそのエッチング方法及びエ
ッチング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セラミック基板上のクロム金属膜の選択
的エッチング方法として、アクリルベース・ネガ型フォ
トレジストによるパターン形成後、アルカリ性過マンガ
ン酸カリウム溶液を用いてクロムをエッチングする方法
が特開平6−349978号公報に開示されている。ま
た薄膜多層基板のクロムのエッチングにおいて、ポジ型
レジストやポリイミド絶縁膜へのダメージを低減するた
めアルカリ性過マンガン酸カリウム溶液を用いて低温で
エッチングする方法が特開平8―125346号公報に
開示されている。また、配線基板やガス放電型表示装置
の配線層のエッチングにおいて、無機レジストによるパ
ターン形成後、アルカリ性過マンガン酸カリウム溶液で
クロム金属膜をエッチングする方法が特開平11−16
7874号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アルカリ性過マンガン
酸エッチング液によるクロムのエッチングにおいては、
クロムのエッチングに伴い過マンガン酸イオンがマンガ
ン酸イオンに還元される。過マンガン酸イオンの濃度低
下及びマンガン酸イオンの濃度上昇はクロムのエッチン
グ速度を低下させ、エッチング残りなどによるパターン
精度の低下を招く。さらに、アルカリ性過マンガン酸エ
ッチング液は空気中の炭酸ガスを吸収してpHが徐々に
低下する。エッチング液のpH低下はエッチング速度を
大幅に低下させ、エッチング残りなどによるパターン精
度の低下となる。さらに、エッチング速度は過マンガン
酸イオンの濃度の影響を受けるが、従来の過マンガン酸
のカリウム塩を用いたエッチング液は過マンガン酸カリ
ウムの水への溶解度が比較的低いため、エッチング液中
の過マンガン酸イオンの濃度を高くすることが困難で、
従ってエッチング速度に限界があった。
【0004】本発明の目的は、エッチング速度の低下を
抑制することで回路基板上に形成するパターン精度を向
上させることにあり、これによってエッチング残りによ
る不良を抑制した回路基板の製造方法を提供することに
ある。また、それに用いるエッチング方法やエッチング
装置を提供することにある。ここで回路基板とは、プラ
ズマデスプレイパネルや液晶表示装置のような表示基板
や、配線基板などを含むものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基板上に金属膜を形成する工程と、該金
属膜をエッチングして導体パターンを形成する工程とを
有する回路基板の製造方法であって、電解酸化させたエ
ッチング液を用いて該金属膜をエッチングするものであ
る。
【0006】また、前記エッチング液がマンガン酸を電
解酸化により過マンガン酸にしたアルカリ過マンガン酸
系エッチング液であるものである。
【0007】また、基板上に形成されたクロム金属膜を
アルカリ過マンガン酸系エッチング液を用いて選択的に
エッチングする方法において、第一のクロム金属膜をエ
ッチングすることで生成されたマンガン酸を過マンガン
酸に再生して第二のクロム金属膜をエッチングするもの
である。
【0008】また、前記アルカリ過マンガン酸系エッチ
ング液にアルカリ金属水酸化物を添加するものである。
【0009】また、前記アルカリ過マンガン酸系エッチ
ング液が、過マンガン酸のアルカリ金属塩及びpH緩衝
剤、もしくは過マンガン酸のアルカリ金属塩及びアルカ
リ金属水酸化物、もしくは過マンガン酸のアルカリ金属
塩及びpH緩衝剤及びアルカリ金属水酸化物を有するもの
である。
【0010】また、前記過マンガン酸のアルカリ金属塩
が過マンガン酸ナトリウム、もしくは過マンガン酸カリ
ウムであるものである。
【0011】また、前記pH緩衝剤がメタケイ酸ナトリウ
ムもしくはオルソケイ酸ナトリウムもしくはリン酸3ナ
トリウムもしくはトリポリリン酸ナトリウムもしくはピ
ロリン酸ナトリウムもしくはヘキサメタリン酸ナトリウ
ムであるものである。
【0012】また、前記過マンガン酸のアルカリ金属塩
が過マンガン酸ナトリウムであり、前記pH緩衝剤がメタ
ケイ酸ナトリウムであるものである。
【0013】また、基板をエッチングするエッチング槽
と、該基板を保持する保持手段と、該エッチング槽から
送られてくるエッチング液を電解酸化させる電解槽とを
備え、該基板上に形成されたクロム金属膜を該電解槽で
電解酸化されたアルカリ過マンガン酸系エッチング液を
用いて選択的にエッチングするものである。
【0014】また、前記エッチング液にアルカリ金属水
酸化物溶液を供給する手段を備えたものである。
【0015】また、前記エッチング液のpHを測定する
手段を備え、その測定結果に基づいて前記エッチング液
にアルカリ金属水酸化物溶液を供給するものである。
【0016】また、前記エッチング液に過マンガン酸の
アルカリ金属塩溶液を供給する手段を備えたものであ
る。
【0017】また、過マンガン酸及びマンガン酸の濃度
を測定する手段を備え、その測定結果に基づいて前記エ
ッチング液に過マンガン酸のアルカリ金属塩溶液を供給
するものである。
【0018】図2(比較例)の70aのグラフは、Cr
エッチング処理基板枚数とエッチング速度の変化を示す
グラフであるが、エッチング基板枚数が増加するに従っ
てエッチング速度が低下した。それに対して70bは、
エッチング反応により消費された過マンガン酸イオンに
相当する過マンガン酸塩を補給して、過マンガン酸イオ
ンの濃度を初期と等濃度に維持した場合のエッチング速
度を示すグラフであるが、70aに比べてエッチング速
度は多少増加したが初期のエッチング速度までの回復は
認められなかった。これは、エッチング反応により生成
されたマンガン酸イオンがエッチング液中に蓄積してエ
ッチング速度を低下させるためと推定した。そこで、ア
ルカリ過マンガン酸塩に不溶解のSUS製電極を用いてエ
ッチング液の電解酸化を行ったところ、70cのグラフ
に示したようにエッチング速度は初期と同等にまで回復
した。一方、Crのエッチング溶解によりエッチング液
中に蓄積するクロム酸イオンはエッチング速度に影響を
与えないため、マンガン酸イオンを酸化して過マンガン
酸イオンに再生することにより、繰り返しエッチング液
を使用することが可能であった。
【0019】また、アルカリ過マンガン酸系エッチング
液は炭酸ガスの溶解によりpH低下を起こし易い。特にス
プレー方式でエッチングを行う場合はエッチング液と空
気との接触面積が大きいため炭酸ガスの溶解速度が速
い。pHの低下に伴いエッチング速度は低下するが、メタ
ケイ酸ナトリウムをpH緩衝剤として添加した場合はpHの
低下速度がおそく、従ってエッチング速度の低下も少な
い。メタケイ酸ナトリウム以外に、オルソケイ酸ナトリ
ウム、リン酸3ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウ
ム、ピロリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ムを添加した場合も同様にpHの低下が抑制された。しか
し大量の炭酸ガスの溶解に対してはこれら緩衝剤の添加
のみでは不十分で、アルカリ金属水酸化物溶液を添加し
てpHを初期pHにまで戻すことにより、エッチング速度を
初期と同等まで回復可能であることが判った。
【0020】また、エッチング速度は過マンガン酸イオ
ンの濃度増加に伴い上昇する。過マンガン酸塩としてカ
リウム塩を使用した場合、過マンガン酸カリウムの水へ
の飽和溶解度は室温で100gの水に対して7gで、それ以
上の濃度のエッチング液の調整は困難であり、また、保
管中の室温低下などによりエッチング液中への過マンガ
ン酸塩の析出などの問題があった。それに対してナトリ
ウム塩の飽和溶解度は100gの水に対して60gで、過マン
ガン酸イオン濃度としてカリウム塩の場合の約9倍の濃
度にまで増加することが可能となり、従ってエッチング
速度も5倍以上の加速が可能で、膜厚の厚いCr膜を短
時間でエッチングすることが可能となった。また、エッ
チング液中への過マンガン酸塩の析出の問題も解消し
た。
【0021】本発明はこれらの知見に基づいてなされた
ものである。
【0022】すなわち、上記目的は、エッチングにより
生成されるマンガン酸イオンを電解酸化により過マンガ
ン酸イオンに再生することにより達成される。さらに上
記目的は、エッチング液成分としてpH緩衝剤を添加す
ることにより達成される。さらに上記目的は、エッチン
グ液のpHを測定し、pHの低下に対してアルカリ金属
水酸化物溶液を添加することにより達成される。さらに
上記目的は、過マンガン酸塩として過マンガン酸カリウ
ムよりも溶解度の高い過マンガン酸ナトリウムを使用す
ることにより達成される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1を
用いて説明する。即ち、図1に示すエッチング装置にお
いて、1はエッチング槽、2はヒーター、3は噴出口、
4は循環ポンプ、5、5'はエッチング液循環用の配
管、6は定電流電源、7はSUS製陰極(棒状)、8はSUS
製陽極(多孔性)、9はエッチング液電解槽、10は攪
拌装置、11は基板保持装置、12は配線基板である。
なお、エッチング液としては、表1の組成のエッチング
液(pH13.0)をエッチング槽1及びエッチング液電解槽
9内に合わせて200リットル入れ、ヒーター2を用いて3
0℃に保持した。
【0024】
【表1】
【0025】エッチング槽1では、ヒーター2により槽
内を30℃に保持しながら配線基板12に対してエッチ
ングを行う。エッチング槽1内のエッチング液は、エッ
チング液循環用の配管5‘を介してエッチング液電解槽
9に送られる。エッチング液電解槽9では、定電流電源
6を用いてSUS製陰極7とSUS製陽極8との間に電
流を流し、エッチング液の電解再生を行う。すなわち、
陽極では下記(1)の反応によりマンガン酸イオンが酸
化されて過マンガン酸イオンとなる。
【0026】MnO4 2- = MnO4 - + e- なお、SUS製陽極8の表面積大きくし、かつエッチン
グ液の流動性を良くするために陽極8を多孔性とした。
また、陰極7、陽極8には耐アルカリ性の大きいSUS
製電極を使用したが、SUSの他にTi、Al、カーボ
ン電極などを使用することが可能である。また、反応攪
拌装置10を用いてエッチング液を攪拌することによ
り、エッチング液(マンガン酸イオン)の陽極8への供
給を早め、陽極における酸化反応の促進を図った。
【0027】エッチング液電解槽9内のエッチング液
は、ポンプ4により配管5を介してエッチング槽1に送
られ、噴出口3から噴出される。そして、配線基板12
に対してエッチングを行う。
【0028】このようにエッチング液を循環させてエッ
チング液電解槽9内でエッチング液を電解再生すること
で、マンガン酸イオンを蓄積せずに過マンガン酸イオン
の濃度を一定に保つことが可能となるので、エッチング
速度の低下は抑制され、従って高精度に所望のパターン
を形成することが可能となった。
【0029】次に、本実施例を用いたセラミック配線基
板の製造プロセスに関して図7を用いて説明する。
【0030】セラミック基板12上にスッパッタ法によ
りCr(50nm厚)、Cu(10μm厚)、Cr(100nm
厚)積層配線膜を形成した後、その上にフォトレジスト
をコートし、露光、現像によりパターン形成を行った
(ステップ(a))。フォトレジストとしてはゴム系レジ
スト(日本ゼオンZPN207D)を使用した。上記配線基板
5枚を保持装置11を用いてエッチング槽1に浸漬し、循
環ポンプ4を稼動させて噴出口3からエッチング液を噴
出させながら10分間、上層Cr膜のエッチングを行った
(ステップ(b))。その間、エッチング液電解槽9で
は、攪拌装置10でエッチング液を攪拌しながら定電流
電源6を用いて陰極7、陽極8間に15Aの電流を流し、
エッチング液の電解再生を行った。
【0031】次に、上記配線基板12を水洗後、Cuエ
ッチング槽に移してCu膜のエッチングを行った(ステ
ップ(c))。Cuのエッチング液としては、Cuのエッ
チングに広く使用されているリン酸、硝酸系のエッチン
グ液を使用したが、Cr膜及びレジストに影響を与えな
い限り、Cuのエッチング液として知られている他のエ
ッチング液を使用することができる。更に、Cuエッチ
ング後の配線基板を水洗後、再度上記と同様の方法で5
分間下層Cr膜のエッチングを行い(ステップ(d))、C
r/Cu/Cr配線を形成した(ステップ(e))。
【0032】このようにエッチング液を循環させてエッ
チング液電解槽9内でエッチング液を電解再生すること
により、配線基板6000枚処理後もエッチング速度の低下
がなく、エッチング残りは認められなかった。すなわ
ち、高精度に所望のパターンを形成することができた。
また、サイドエッチは全て0.5μm以下であった。それ
に対して、エッチング液の電解再生を行わなかった場合
は配線基板500枚処理でエッチング速度の低下によるエ
ッチング残りが発生し、本発明の有効性が確認された。
【0033】また、上記方法において配線基板12のエ
ッチングを繰り返し、基板200〜500枚処理毎にエッチン
グ液のpHを測定し、炭酸ガスの溶解によるpHの低下に対
して5規定NaOH溶液を添加してpH13に再調整した。ま
た、液量の低下に対してはエッチング液の補給を行っ
た。以上のように、pHの調整やエッチング液の補給に
より、さらにエッチング速度の低下を抑制することがで
きた。
【0034】なお、エッチング液組成に関しては表1の
組成に限定されるものではなく、過マンガン酸カリウム
以外に過マンガン酸ナトリウム、その他の過マンガン酸
塩を使用することができる。また、実効的にCrのエッ
チングが行われ且つレジストにダメージを与えない範囲
で、過マンガン酸塩の濃度を0.1mol/L〜1.5mol/L、pH
を11〜14、エッチング液温度を10〜80℃に変えることが
できる。また、pH緩衝剤としてはメタケイ酸ナトリウム
以外にオルソケイ酸塩、リン酸塩を使用し、さらに必要
に応じてアルカリ金属水酸化物を添加して所定pHに調整
することが可能である。また、エッチング液の電解再生
はエッチング速度、即ちマンガン酸の生成速度に合わせ
て常時電解する方法の他に、一定期間ごとにマンガン酸
濃度を測定しながら間歇的に電解再生することも可能で
ある。
【0035】本発明の他の実施例を図3を用いて説明す
る。即ち、図3に示すエッチング装置において、1はエ
ッチング槽、2はヒーター、4は循環ポンプ、5、5'
は配管、6は定電流電源、7はSUS製陰極、8は多孔性
のSUS製陽極、9はエッチング液電解槽、10は攪拌装
置、21はシャワースプレー、22はCrエッチング用の
基板、23は搬送装置、24は液切り槽、25はエッチ
ング液組成分析装置、26、27、28は定量ポンプ、
29はエッチング液槽、30は水酸化ナトリウム溶液
槽、31は過マンガン酸ナトリウム溶液槽である。な
お、エッチング液としては、表2の組成のエッチング液
(pH13.5)をエッチング液電解槽内に200リットル入
れ、ヒーター2を用いて40℃に保持した。
【0036】
【表2】
【0037】本実施例も、エッチング液を循環させてエ
ッチング液電解槽9内でエッチング液を電解再生するも
のであるが、エッチング液槽29によるエッチング液の
補給(液量調整)、水酸化ナトリウム溶液槽30による
水酸化ナトリウムの補給(pH調整)、過マンガン酸ナト
リウム溶液槽31による過マンガン酸ナトリウムの補給
(過マンガン酸イオン濃度調整)する構成とした点で異
なる。
【0038】本実施例を用いた液晶表示基板の製造プロ
セスに関して図4を用いて説明する。
【0039】まず、図4(a)に示したようにガラス基板
35上にゲート電極(Cu)36、ゲート絶縁膜(Si
N)37、画素電極(ITO)38、半導体膜(a−Si)3
9を形成した。上記電極等の形成は通常の方法、即ち、
ゲート電極36はCuスパッタ膜をフォトレジストを用
いてリン酸−硝酸系エッチング液でパターン形成し、ゲ
ート絶縁膜37及び半導体膜38はプラズマCVD法で形
成し、レジストを用いてSF6によるドライエッチングに
よりパターン形成を行った。また画素電極38はスパッ
タ法で形成したITO膜をレジストを用いて王水によるウ
エットエッチでパターン形成した。更に、上記積層膜上
にスパッタ法により膜厚50nmのCr層40と、300nm厚
の配線層(Cu)41を形成し、レジスト42を塗布し
た後、露光、現像によりレジストのパターン形成を行っ
た。上記プロセスにより形成された基板 (a)を、次にリ
ン酸−硝酸系Cuエッチング液を用いてCuのエッチン
グを行い、更にレジスト剥離液を用いてレジストの剥離
を行い、図4(b)に示した基板を得た。これを本実施例
(図3)のCrエッチング槽1に送り、Cu膜をレジス
トとしてそれより露出した部分のCr層のエッチングを
行った。エッチング条件は、循環ポンプ4を稼動させて
毎分20リットルの速度でエッチング液をスプレーノズル
21から噴霧させ、2分間Crのエッチングを行い、図
4(c)に示した形状の電極を持つ表示基板を得た。液晶
表示基板は2分毎に搬送装置23を用いてエッチング層
1に送られ、連続してエッチングを行った。その間エッ
チング液電解槽9では、攪拌装置10でエッチング液を
攪拌しながら定電流電源6を用いて陰極7、陽極8間に
70Aの電流を流し、エッチング液の電解再生を行った。
また、基板1枚処理毎に定量ポンプ26を用いてエッチ
ング液槽29からエッチング液200mLを補給した。更
に、基板50枚処理毎にエッチング液分析装置25を用い
てエッチング液のpH、過マンガン酸及びマンガン酸の濃
度を測定した。pHはpH電極を用いて測定し、pH13.4以下
の場合はポンプ27を用いて水酸化ナトリウム溶液槽3
0から5N NaOH溶液を補給し、pH13.5に戻した。また過
マンガン酸とマンガン酸の濃度は、0.1N NaOH溶液で100
0倍希釈後の溶液の吸光度から算出した。両イオンの濃
度の和が0.25mol/L以下となった場合は、ポンプ28を
用いて過マンガン酸ナトリウム溶液槽31から5mol/L
の過マンガン酸ナトリウムを補給し、0.35mol/Lに戻し
た。
【0040】上記方法で配線基板のエッチングを繰り返
し、液晶表示基板10000枚処理後もエッチング速度の低
下がなく、パターン精度としてはCr配線幅のバラツキ
が1μm以下であった。それに対して、pH調整、エッチ
ング液の電解再生を行わなかった場合は配線基板100枚
処理でエッチング速度の低下によるエッチング残りが発
生し、本発明の有効性が確認された。また、エッチング
液の電解再生はエッチング速度、即ちマンガン酸の生成
速度に合わせて常時電解する方法の他に、過マンガン
酸、マンガン酸濃度をオフラインで分析し、あるいはエ
ッチング液の濃度測定装置25を用いて測定しながら間
歇的に電解再生することも可能である。
【0041】本発明の他の実施例を用いたガス放電型表
示装置の製造方法について図5及び図6を用いて説明す
る。本実施例も、エッチング液を循環させてエッチング
液電解槽9内でエッチング液を電解再生するものである
が、連続的に複数層の金属膜をエッチングするために複
数のエッチング液電解槽9を設けた点が異なる。
【0042】図においては、図5(a)に示したガラス基
板51上にスッパタ法によりITO膜を成膜し、レジス
トを用いて王水でITO膜のエッチングを行い、透明電
極52を形成した。その上に、図5(a)に示したように
下層Cr膜(膜厚100nm)53、Cu膜(膜厚5μm)5
4、上層Cr膜(100nm)55をスパッタ法で連続成膜
した。さらにスパッタ法により無機レジスト層56とし
てITO膜を形膜し、レーザー光を照射してITOのパ
ターニングを行った。なお、無機レジストとしてはIT
Oの他にSiO2、NiとCrの合金なども用いることがで
きる。また無機レジストのパターン形成は、レーザー照
射以外にフォトレジ法、ブラスト法によっても可能であ
る。
【0043】上記方法で作成した積層膜付きのガラス基
板52を、図6に示した本実施例のCrエッチング槽1
に基板搬送装置23を用いて送り込み、上層Cr膜55の
エッチングを行った。Crエッチング液としては、表3
の組成のエッチング液(pH13.5)をエッチング液電解槽
9内に300リットル入れ、ヒーター2を用いて60℃に保
持した。
【0044】
【表3】
【0045】エッチング条件は、循環ポンプ4を稼動さ
せて毎分50リットルの速度でエッチング液をスプレーノ
ズル21から噴霧させ、2分間上層Cr膜55のエッチ
ングを行った。次に、上層Crエッチング後のガラス基
板22を液切り槽24で液切り、水洗槽61で水洗後、
Cuエッチング槽62へ搬送し、Cu膜54のエッチング
を行った。Cuエッチング液としては、Cuアンモニア
錯体を主成分とするアルカリ系のエッチング液をエッチ
ング液槽63から循環ポンプ4'を用いて送り、スプレ
ーノズル21から噴射して2分間エッチングを行った。
なお、Cuエッチング液としてはCr、無機レジストに
影響を与えない限り他のエッチング液、例えば塩化鉄溶
液などを使用することができる。Cuエッチング後の基
板22を液切り、水洗後Crエッチング槽1'に送り、
下層Cr膜53のエッチングを行った。エッチング条件
は上層Cr膜55と同じく表3の組成のエッチング液を
用い、60℃で2分間、スプレー法でエッチングを行っ
た。液切り、水洗後の表示基板の形状を図5(b)に示し
たが、Cr層53、55のサイドエッチは上層、下層と
も0.5μm以下であった。なお、基板22は2分毎に搬
送装置23を用いてエッチング装置に送られ、連続して
エッチングを行った。その間エッチング液電解槽9で
は、攪拌装置10でエッチング液を攪拌しながら定電流
電源6を用いて陰極7、陽極8間に150Aの電流を流
し、エッチング液の電解再生を行った。また、基板1枚
処理毎に定量ポンプ29を用いてエッチング液層29か
らエッチング液を500mLを補給した。更に、基板25枚処
理毎にエッチング液分析装置25を用いてエッチング液
のpH、過マンガン酸及びマンガン酸の濃度を測定した。
pHはpH電極を用いて測定し、pH13.4以下の場合はポンプ
27を用いて5N NaOH溶液を補給し、pH13.5に戻した。
また過マンガン酸とマンガン酸の濃度は、0.1N NaOH溶
液で2000倍希釈後の溶液の吸光度から算出した。両イオ
ンの濃度の和が0.45mol/L以下となった場合は、ポンプ
31を用いて5mol/Lの過マンガン酸ナトリウムを補給
し、0.55mol/Lに戻した。
【0046】上記方法で表示基板のエッチングを繰り返
し、基板10000枚処理後もエッチング速度の低下がな
く、パターン精度としてはCr配線幅のバラツキが1μ
m以下であった。なお、pH、マンガン酸濃度の測定頻度
は上記条件に限定されるものでなく、エッチング速度即
ちエッチング液組成の変化程度に応じて測定間隔を変え
る必要がある。また、エッチング液の電解再生のために
電極間に流す電流量も、単位時間あたりのエッチング量
に応じて変える必要がある。
【0047】以上詳述したように、エッチングにより生
成されるマンガン酸イオンを電解により過マンガン酸に
再生するので、長時間エッチング速度の低下がなく、良
好なパターン精度が実現される。また、炭酸ガスの吸収
によるpHの低下に対してはアルカリ金属水酸化物溶液を
添加して初期pHに調整するため、これによっても長時間
エッチング速度の低下がなく、良好なパターン精度が実
現される。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、エッチング速度の低下
を抑制することで回路基板上に形成するパターン精度を
向上させることができ、これによってエッチング残りに
よる不良を抑制した回路基板の製造方法を提供すること
ができる。また、それに用いるエッチング方法やエッチ
ング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図
【図2】Crエッチング処理基板枚数とエッチング速度
の変化を示すグラフ
【図3】本発明の一実施例を示す図
【図4】本実施例を用いて作製した液晶表示基板電極部
分の断面を示す図
【図5】本実施例を用いて作製したガス放電型表示基板
電極部分の断面を示す図
【図6】本発明の一実施例を示す図
【図7】本実施例を用いて作製した配線部分の断面を示
す図
【符号の説明】
1、1'・・・Crエッチング槽 2・・・ヒーター 3、3'・・・噴出口 4・・・循環ポンプ 5、5'・・・配管 6・・・定電流電源 7・・・陰極 8・・・陽極 9・・・エッチング液電解槽 10・・・攪拌装置 11・・・基板保持装置 12・・・配線基板 21、21'・・・スプレーノズル 22・・・表示基板 23・・・基板搬送装置 24・・・液切り槽 25・・・組成分析装置 26、27、28・・・補給ポンプ 29・・・エッチング液槽 30・・・NaOH溶液槽 31・・・過マンガン酸ナトリウム溶液槽 35・・・ガラス基板 36・・・ゲート電極 37・・・ゲート絶縁膜 38・・・画素電極 39・・・半導体膜 40・・・Cr層 41・・・配線層(Cu) 51・・・ガラス基板 52・・・透明電極 53・・・下層Cr層 54・・・Cu層 55・・・上層Cr層 56・・・無機レジスト層 61、61'、61''・・・水洗槽 62・・・Cuエッチング槽 63・・・Cuエッチング液槽 64・・・循環ポンプ 70a・・・過マンガン酸塩無添加の場合のエッチング
速度を示すグラフ 70b・・・過マンガン酸塩を補給した場合のエッチン
グ速度を示すグラフ 70c・・・エッチング液の電解再生を行った場合のエ
ッチング速度を示すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫村 隆司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 福島 誠 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 富 士通日立プラズマディスプレイ株式会社内 Fターム(参考) 4K057 WA10 WA11 WB04 WB20 WD05 WE21 WE25 WH05 WM02 WM06 WM08 WN01 5E339 BE13 BE17 GG10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に金属膜を形成する工程と、該金属
    膜をエッチングして導体パターンを形成する工程とを有
    する回路基板の製造方法であって、電解酸化させたエッ
    チング液を用いて該金属膜をエッチングすることを特徴
    とする回路基板の製造方法。
  2. 【請求項2】前記エッチング液がマンガン酸を電解酸化
    により過マンガン酸にしたアルカリ過マンガン酸系エッ
    チング液であることを特徴とする請求項1記載の配線基
    板の製造方法。
  3. 【請求項3】基板上に形成されたクロム金属膜をアルカ
    リ過マンガン酸系エッチング液を用いて選択的にエッチ
    ングする方法において、第一のクロム金属膜をエッチン
    グすることで生成されたマンガン酸を過マンガン酸に再
    生して第二のクロム金属膜をエッチングすることを特徴
    とするエッチング方法。
  4. 【請求項4】前記アルカリ過マンガン酸系エッチング液
    にアルカリ金属水酸化物を添加することを特徴とする請
    求項3記載のエッチング方法。
  5. 【請求項5】前記アルカリ過マンガン酸系エッチング液
    が、過マンガン酸のアルカリ金属塩及びpH緩衝剤、もし
    くは過マンガン酸のアルカリ金属塩及びアルカリ金属水
    酸化物、もしくは過マンガン酸のアルカリ金属塩及びpH
    緩衝剤及びアルカリ金属水酸化物を有することを特徴と
    する請求項3または4記載のエッチング方法。
  6. 【請求項6】前記過マンガン酸のアルカリ金属塩が過マ
    ンガン酸ナトリウム、もしくは過マンガン酸カリウムで
    あることを特徴とする請求項5記載のエッチング方法。
  7. 【請求項7】前記pH緩衝剤がメタケイ酸ナトリウムもし
    くはオルソケイ酸ナトリウムもしくはリン酸3ナトリウ
    ムもしくはトリポリリン酸ナトリウムもしくはピロリン
    酸ナトリウムもしくはヘキサメタリン酸ナトリウムであ
    ることを特徴とする請求項5記載のエッチング方法。
  8. 【請求項8】前記過マンガン酸のアルカリ金属塩が過マ
    ンガン酸ナトリウムであり、前記pH緩衝剤がメタケイ酸
    ナトリウムであることを特徴とする請求項5記載のエッ
    チング方法。
  9. 【請求項9】基板をエッチングするエッチング槽と、該
    基板を保持する保持手段と、該エッチング槽から送られ
    てくるエッチング液を電解酸化させる電解槽とを備え、
    該基板上に形成されたクロム金属膜を該電解槽で電解酸
    化されたアルカリ過マンガン酸系エッチング液を用いて
    選択的にエッチングすることを特徴とするエッチング装
    置。
  10. 【請求項10】前記エッチング液にアルカリ金属水酸化
    物溶液を供給する手段を備えたことを特徴とする請求項
    9記載のエッチング装置。
  11. 【請求項11】前記エッチング液のpHを測定する手段
    を備え、その測定結果に基づいて前記エッチング液にア
    ルカリ金属水酸化物溶液を供給することを特徴とする請
    求項10記載のエッチング装置。
  12. 【請求項12】前記エッチング液に過マンガン酸のアル
    カリ金属塩溶液を供給する手段を備えたことを特徴とす
    る請求項9〜11のいずれかに記載のエッチング装置。
  13. 【請求項13】過マンガン酸及びマンガン酸の濃度を測
    定する手段を備え、その測定結果に基づいて前記エッチ
    ング液に過マンガン酸のアルカリ金属塩溶液を供給する
    ことを特徴とする請求項12記載のエッチング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007119846A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Zairyo Kankyo Kenkyusho:Kk エッチング液の長寿命化方法
JP2014525680A (ja) * 2011-08-26 2014-09-29 アトテツク・ドイチユラント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング プラスチック基板を処理する方法及び処理溶液を少なくとも部分的に再生する装置
JP2015042404A (ja) * 2014-09-30 2015-03-05 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置

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