JP2001233446A - 手荷物用仕分けシステム - Google Patents

手荷物用仕分けシステム

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JP2001233446A JP2000042346A JP2000042346A JP2001233446A JP 2001233446 A JP2001233446 A JP 2001233446A JP 2000042346 A JP2000042346 A JP 2000042346A JP 2000042346 A JP2000042346 A JP 2000042346A JP 2001233446 A JP2001233446 A JP 2001233446A
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雅彦 金子
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泰次郎 遠矢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バーコード読取器の総数を減らすことができ、
これによりシステムの構成が簡素で、大幅なコストの低
減を可能にしうる空港手荷物用の仕分けシステムを提供
する。 【解決手段】本発明の空港手荷物用仕分けシステムは、
所定の投入部を介して投入された多数の手荷物10を、
各手荷物10に付されたバーコードに基づき仕分けるメ
インソータ30を有する空港手荷物用仕分けシステムで
あって、投入部211に第1のバーコード読取部31が
設けられるとともに、メインソータ30に第2のバーコ
ード読取部32が設けられている。手荷物10に付され
たバーコードを投入部211とメインソータ30の部位
においてそれぞれ異なる方向から読み取り、当該読み取
られた結果に基づいて当該手荷物10の仕分けを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の物品を仕分
けるシステムに関し、特に空港手荷物の仕分システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に空港のターミナルビルにおいて
は、チェックインカウンタに預けた手荷物を仕分けコン
ベヤに搬送し、この仕分けコンベヤによって所定のメイ
クアップコンベヤに仕分けるようにしている。従来、こ
の種の仕分けコンベヤとしては、例えば図8(a)に示
すようなループ形(サークル形)の自動式の仕分けコン
ベヤ100が用いられている。
【0003】この仕分けコンベヤ100を用いて手荷物
110を仕分ける場合には、図8に示すように、各チェ
ックインカウンタ101(101A〜101F)に接続
されたチェックインコンベヤ102(102A〜102
F)によって手荷物110を仕分けコンベヤ100に向
って搬送する。そして、各手荷物110に付された例え
ばラベル状のバーコード(仕分け情報)110aを仕分
けコンベヤ100との合流地点の近傍にバーコード自動
読取部103(103A〜103F)を配設し、このバ
ーコード自動読取部103において得られた読取結果に
基づいて各手荷物110を図示しない所定の分岐シュー
ト部に仕分けるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の仕分けシステムにおいては、読み取るべきバーコ
ード110aが手荷物110のどこに付されているかを
特定することができないため、いずれの方向からでもバ
ーコード110aを読み取ることが可能なバーコード自
動読取器を用いる必要がある。
【0005】このため、従来は、図8(b)に示すよう
に、各チェックインコンベヤ102A〜102Fの上
下、両側、さらに読取位置の上流及び下流側にバーコー
ド自動読取器104(104A〜104E)を配設し、
これらのバーコード自動読取器104A〜104Eによ
って手荷物110のバーコード110aを読み取るよう
にしている。
【0006】しかしながら、このような構成では多くの
バーコード自動読取器104が必要となるため、従来技
術においてはシステムの構成が複雑になるとともにコス
トが高額になるという問題があった。
【0007】特に、仕分けコンベヤ100がループ形の
コンベヤである場合には、合流するラインが多いため、
多数のバーコード自動読取器104が必要となるという
問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、仕分け情報読取器の総
数を減らすことができ、これによりシステムの構成が簡
素で、大幅なコストの低減を可能にしうる空港手荷物用
の仕分けシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、所定の投入部(21
1)を介して投入された多数の仕分け対象物(10)
を、各仕分け対象物(10)に付された仕分け情報に基
づき所定の仕分け装置(30)を用いて仕分けを行う空
港手荷物の仕分け方法であって、前記仕分け対象物(1
0)に付された仕分け情報を前記投入部(211)と前
記仕分け装置(30)の部位においてそれぞれ異なる方
向から読み取り、当該読み取られた結果に基づいて当該
仕分け対象物(10)の仕分けを行うことを特徴とす
る。
【0010】請求項1記載の発明の場合、仕分け対象物
(10)に付された仕分け情報を投入部(211)と仕
分け装置(30)の部位においてそれぞれ異なる方向か
ら読み取り、当該読み取られた結果に基づいて当該仕分
け対象物(10)の仕分けを行うことから、例えば仕分
け装置(30)の部位に種々の方向から読取可能なバー
コードリーダ等の仕分け情報読取器を集中的に配置する
一方で、各投入部(211)に例えば一方向のみの読み
取りを行う仕分け情報読取器を配置すれば、仕分け情報
読取器の総数を大幅に減らすことができ、しかも、仕分
け対象物(10)に付された仕分け情報は全方向から読
み取ることができる。したがって、本発明によれば、シ
ステムの構成を簡素にすることができるとともに、コス
トを大幅に低減させることが可能になる。
【0011】このような効果を有する本発明は、例え
ば、請求項4に記載されているように、所定の投入部
(211)を介して投入された多数の仕分け対象物(1
0)を、各仕分け対象物(10)に付された仕分け情報
に基づき仕分ける仕分け装置(30)を有する空港手荷
物用仕分けシステムであって、前記投入部(211)に
第1の仕分け情報読取部(31)を設けるとともに、仕
分け装置(30)に第2の仕分け情報読取部(32)を
設け、第1及び第2の仕分け情報読取部(31、32)
にて得られた結果に基づいて仕分け装置(30)の仕分
け動作を制御する仕分け制御部(5)を備えるシステム
によって容易に達成することができる。
【0012】本発明にあっては、請求項2記載の発明の
ように、請求項1記載の発明において、投入部(21
1)において仕分け対象物(10)の仕分け情報を下方
から読み取る一方、仕分け装置(30)においては前記
仕分け対象物(10)の仕分け情報を下方以外の方向か
ら読み取ることも効果的である。
【0013】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
仕分け装置(30)において下方から仕分け情報を読み
取ることができない場合であっても、確実に仕分け情報
を読み取ることができる。
【0014】この場合は、例えば、請求項5記載の発明
のように、請求項4記載の発明において、第1の仕分け
情報読取部(31)が、仕分け対象物(10)の搬送路
の下方に位置するバーコードリーダ(310A)を有す
るとともに、第2の仕分け情報読取部(32)が、仕分
け対象物(10)の搬送路の下方以外に位置するバーコ
ードリーダ群(320)を有することによって容易に達
成することができる。
【0015】そして、本発明は、請求項3又は6記載の
発明のように、仕分け装置(30)が、合流するライン
の多いループ形の仕分けコンベヤ(30a)を有する場
合に、仕分け情報読取器の総数を大幅に減らすことがで
きるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に
係る空港手荷物用仕分けシステムの実施の形態の平面構
成を示す概略平面図であり、図2は、同実施の形態の立
体構成を示す概略斜視図である。また、図3は、同実施
の形態におけるバーコード読取部の設置位置を示す概略
説明図である。
【0017】図1及び図2に示すように、本実施の形態
の空港手荷物用仕分けシステム(以下「仕分けシステ
ム」という。)1は、搭乗手続を行うためのチェックイ
ンエリア2と、チェックインエリア2から搬送された手
荷物を仕分ける仕分けエリア3と、仕分けられた手荷物
(仕分け対象物)10を捌くための荷捌きエリア4とか
ら構成されている。
【0018】図2に示すように、これらチェックインエ
リア2、仕分けエリア3及び荷捌きエリア4は、それぞ
れ異なる階に設けられ、また、図示しない滑走路に向っ
てこの順序で配置されている。
【0019】チェックインエリア2には、複数の窓口を
有するチェックインカウンタ20(20A〜20F)
が、所定の間隔をおいて複数個設けられている。
【0020】仕分けエリア3には、メインソータ30が
設けられており、このメインソータ30は、各チェック
インラインに沿って配設されたチェックインコンベヤ2
1A〜21Fを介して上記各チェックインカウンタ20
A〜20Fに接続されている。
【0021】ここで、各チェックインコンベヤ21A〜
21Fには、図3に示すように、メインソータ30との
合流地点の近傍に、各手荷物10に付された仕分け情報
であるバーコード10aを読み取るための第1のバーコ
ード読取部(第1の仕分け情報読取部)31が配設され
ている。
【0022】また、図1及び図2に示すように、メイン
ソータ30は、ループ形(サークル形)で自動式のベル
トコンベヤ30aを有し、多数の手荷物10を所定の速
度で移動させるとともに、各手荷物10を所定の分岐シ
ュート部33(33A〜33F)へ仕分けるように構成
されている。
【0023】図3に示すように、メインソータ30の上
記合流地点の搬送方向下流側には、後述する第2のバー
コード読取部(第2の情報読取部)32が配設されてい
る。さらに、メインソータ30によって囲まれた部位に
は、第1及び第2のバーコード読取部31、32によっ
て読み取ることができなかった手荷物10を再び読み取
るためのノーリードライン用コンベヤ34、35が配設
されている。
【0024】荷捌きエリア4には、 各チェックインカ
ウンタ20A〜20Fに対応するメイクアップコンベヤ
40A〜40Fが、所定の間隔をおいて複数個配設され
ている。
【0025】一方、本仕分けシステム1においては、メ
インソータ30の近傍からメイクアップコンベヤ40に
向ってバックアップソータ50が配設されている。この
バックアップソータ50は、バックアップラインに沿っ
て配設されたライン形で自動式のバックアップコンベヤ
50aを有し、所定のライン切換装置51を介して各チ
ェックインコンベヤ21A〜21Fに接続されるように
なっている。
【0026】また、バックアップソータ50の所定の位
置には第3のバーコード読取部52が配設されている。
【0027】さらに、荷捌きエリア4の一方の側方に
は、メインソータ30及びバックアップソータ50の稼
働を管理するためのBHS(Baggage Handl
ingSystem)管理室60が配設されている。
【0028】このBHS管理室60においては、後述す
るBHSコンピュータ600を用いて、メインソータ3
0の稼働状況やチェックインコンベヤ21の手荷物10
の流量を監視できるようになっている。
【0029】なお、メインソータ30の一方の側方には
最大手荷物搬送コンベヤ70が設けられている。この最
大手荷物搬送コンベヤ70は、例えばバックアップソー
タ50のバックアップコンベヤ50aを介して近傍のチ
ェックインカウンタ20Fに接続されるようになってい
る。
【0030】また、チェックインコンベヤ21の間に
は、チェックイン済の手荷物をカーブサイド(リムジン
バスの停車位置付近)から投入するためのカーブサイド
ライン80が配設されている。
【0031】また、図4(a)は、本実施の形態におけ
る第1のバーコード読取部の構成を示す斜視図、図4
(b)は、同第1のバーコード読取部の構成を示す正面
図である。
【0032】図4(a)(b)に示すように、第1のバ
ーコード読取部31には、各チェックインコンベヤ21
A〜21Fの下方に2台の下面バーコードリーダ31A
が設けられている。これらの下面バーコードリーダはチ
ェックインコンベヤ21の搬送部210と投入部211
との間に配設され、手荷物10の下面10Aに付された
バーコード(図示せず)を搬送部210と投入部211
の隙間を介して読み取るように構成されている。
【0033】図5(a)は、本実施の形態における第2
のバーコード読取部の構成を示す斜視図、図5(b)
は、同第2のバーコード読取部の構成を示す正面図、図
5(c)は、同第2のバーコード読取部の構成を示す側
面図である。
【0034】図5(a)〜(c)に示すように、本実施
の形態の第2のバーコード読取部32のベルトコンベヤ
30aの下方以外の部位、すなわち、ベルトコンベヤ3
0aの上方及び両側部には、複数の例えばXビーム方式
のバーコードリーダからなるバーコードリーダ群320
が配設されている。
【0035】本実施の形態においては、手荷物10の上
面10Bに付されたバーコード10aを2台の上面バー
コードリーダ320Bによって読み取る一方で、手荷物
10の前面10C及び後面10Dに付されたバーコード
(図示せず)については、上面バーコードリーダ320
Bの手荷物搬送方向下流及び上流側にそれぞれ配設され
た2台の前面バーコードリーダ320C及び後面バーコ
ードリーダ320Dによって読み取るように構成されて
いる。
【0036】また、メインソータ30のベルトコンベヤ
の両側部には、手荷物10の両側面(横面)10Eに付
されたバーコード(図示せず)を読み取るための2台の
横面バーコードリーダ320Eが配設されている。
【0037】図6は、本実施の形態の制御系の要部を示
すブロック図である。図6に示すように、本仕分けシス
テム1にあっては、チェックインコンベヤ21の下方に
配設された下面バーコードリーダ31Aは、メインソー
タ30の動作を制御するためのプログラマブルコントロ
ーラ(PLC;図示せず)を含むメインソータ制御装置
300に接続されている。
【0038】また、メインソータ30のベルトコンベヤ
30aの上方及び側部に配設された上側バーコードリー
ダ群320は、チェックインコンベヤ21の動作を制御
するためのプログラマブルコントローラを含むチェック
インコンベヤ制御装置210に接続されている。ここ
で、メインソータ制御装置300とチェックインコンベ
ヤ制御装置210は、相互にデータの送受信ができるよ
うに構成されている。
【0039】さらに、メインソータ制御装置300は、
各手荷物10についての仕分け情報を記憶し、管理する
機能を有する仕分け情報処理装置400に接続されてい
る。そして、これらのチェックインコンベヤ制御装置2
10、メインソータ制御装置300及び仕分け情報処理
装置400によって仕分け制御部5が構成されている。
【0040】図7は、本発明に係る空港手荷物の仕分け
方法の一実施の形態を示すフローチャートであり、以
下、主として図6及び図7を参照して本発明の方法の一
実施の形態を説明する。
【0041】図7に示すように、まず、ステップS10
1において、チェックインカウンタ20A〜20Fから
手荷物10を投入する。これにより、各チェックインコ
ンベヤ21A〜21Fによって手荷物10がメインソー
タ30に向って搬送される。
【0042】次いで、ステップS102において手荷物
10が第1のバーコード読取部31を通過する際に、ス
テップS201で示すように、下面バーコードリーダ3
10Aによって手荷物10の下面10Aのバーコードを
自動的に読み取り、ステップS202において、この読
取結果をチェックインコンベヤ制御装置210における
該当手荷物10のレジスタにセットし、ステップS20
3に移行する。
【0043】なお、手荷物10の下面10Aにバーコー
ド10aが存在が認識されなかった場合には、その旨を
該当手荷物10のレジスタにセットする。
【0044】ステップS203では、データを手荷物1
0の移動に合わせてシフトし、その後、ステップS20
4に移行する。
【0045】一方、ステップS103において、手荷物
10がメインソータ30に合流した時点で、ステップS
204において、上記セットされたデータをメインソー
タ制御装置300における該当ソータ台車のレジスタに
渡し、ステップS205において、このデータを該当ソ
ータ台車の移動に合わせてシフトする。
【0046】そして、ステップS104において、手荷
物10が第2のバーコード読取部32を通過する際に、
ステップS205に示すように、上側バーコードリーダ
群320(上面バーコードリーダ320B、前面バーコ
ードリーダ320C、後面バーコードリーダ320D、
及び横面バーコードリーダ320E)によって手荷物1
0の上面10B、前面10C、後面10D及び横面10
Eのバーコードを自動的に読み取り、ステップS207
に移行する。
【0047】なお、手荷物10の上面10B、前面10
C、後面10D及び横面10Eのいずれにもバーコード
10aが存在が認識されなかった場合には、バーコード
10aがないと判断する。
【0048】ステップS207では、第1及び第2のバ
ーコード読取部31、32における読取結果を比較し、
さらにステップS208において、当該手荷物10につ
いての読取結果を決定し、その後、ステップS209に
移行する。
【0049】ステップS209では、メインソータ制御
装置300から仕分け情報処理装置に対して当該手荷物
10についての仕分け先を問い合わせ、ステップS21
0において、仕分け制御装置からメインソータ制御装置
に仕分け先を指示する。
【0050】その後、ステップS212において、当該
データを該当ソータ台車の移動に合わせてシフトし、ス
テップS105において手荷物10の自動仕分けを行
う。
【0051】以上述べたように本実施の形態によれば、
各チェックインコンベヤ21A〜21Fの投入部211
に一方向のみの読み取りを行う下面バーコードリーダ3
10Aを配置する一方で、メインソータ30の第2のバ
ーコード読取部31に種々の方向から読取可能なバーコ
ードリーダ320B〜320Eを集中的に配置すること
により、バーコードリーダの総数を大幅に減らすことが
でき、しかも、手荷物10に付されたバーコード10a
は全方向から確実に読み取ることができる。したがっ
て、本実施の形態によれば、システムの構成を簡素にす
ることができるとともに、コストを大幅に低減させるこ
とができる。
【0052】特に、本発明は、上述の実施の形態のよう
に合流するラインの多いループ形の仕分けコンベヤ30
aを用いた場合に、バーコードリーダの総数を大幅に減
らすことができるものである。
【0053】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態において用いられるバーコードは1次
元、2次元ののいずれをも含み、また、バーコードリー
ダについても、種々のものを使用することができる。
【0054】また、本発明の範囲を逸脱しない限り、バ
ーコードリーダの形状、設置位置、個数等を適宜変更す
ることができるものである。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、仕分
け情報読取器の総数を大幅に減らすことができるので、
システムの構成を簡素にすることができるとともに、コ
ストを大幅に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空港手荷物用仕分けシステムの実
施の形態の平面構成を示す概略平面図である。
【図2】同実施の形態の立体構成を示す概略斜視図であ
る。
【図3】同実施の形態におけるバーコード読取部の設置
位置を示す概略説明図である。
【図4】(a):同実施の形態における第1のバーコー
ド読取部の構成を示す斜視図である。 (b):同第1のバーコード読取部の構成を示す正面図
である。
【図5】(a):同実施の形態における第2のバーコー
ド読取部の構成を示す斜視図である。 (b):同第1のバーコード読取部の構成を示す正面図
である。 (c):同第1のバーコード読取部の構成を示す側面図
である。
【図6】同実施の形態の制御系の要部を示すブロック図
である。
【図7】本発明に係る空港手荷物の仕分け方法の一実施
の形態を示すフローチャートである。
【図8】(a):従来の空港手荷物用仕分けシステムに
おけるバーコード読取部の設置位置を示す概略説明図で
ある。 (b):従来例のバーコード読取部の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 空港手荷物用仕分けシステム 5 仕分け制御部 10 手荷物(仕分け対象物) 10a バーコード 30 メインソータ(仕分け装置) 30a ベルトコンベヤ(ループ形の仕分けコンベ
ヤ) 31 第1のバーコード読取部(第1の仕分け情報
読取部) 32 第2のバーコード読取部(第1の仕分け情報
読取部) 211 投入部 310A 下面バーコードリーダ(搬送路の下方に位置
するバーコードリーダ) 320 バーコードリーダ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 朗 千葉県成田市木の根字神台24新東京国際空 港公団内 (72)発明者 金子 雅彦 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内 (72)発明者 遠矢 泰次郎 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内 Fターム(参考) 3F015 AA06 HA02 JA02 JC02 JC08 JC12 JC18 JC23 3F022 AA00 AA15 BB01 LL12 LL30 LL32 MM02 MM08 NN31 NN39 NN51 PP04 3F027 AA02 AA10 CA01 DA15 DA16 EA01 FA18 3F070 AA06 BA10 BB03 BD05 EA24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の投入部(211)を介して投入され
    た多数の仕分け対象物(10)を、各仕分け対象物(1
    0)に付された仕分け情報に基づき所定の仕分け装置
    (30)を用いて仕分けを行う空港手荷物(10)の仕
    分け方法であって、 前記仕分け対象物(10)に付された仕分け情報を前記
    投入部(211)と前記仕分け装置(30)の部位にお
    いてそれぞれ異なる方向から読み取り、当該読み取られ
    た結果に基づいて当該仕分け対象物(10)の仕分けを
    行うことを特徴とする空港手荷物の仕分け方法。
  2. 【請求項2】前記投入部(211)において前記仕分け
    対象物(10)の仕分け情報を下方から読み取る一方、
    前記仕分け装置(30)においては前記仕分け対象物
    (10)の仕分け情報を下方以外の方向から読み取るこ
    とを特徴とする請求項1記載の空港手荷物の仕分け方
    法。
  3. 【請求項3】前記仕分け装置(30)は、ループ形の仕
    分けコンベヤ(30a)を用いて前記仕分け対象物(1
    0)を搬送することを特徴とする請求項1又は2のいず
    れか1項記載の空港手荷物の仕分け方法。
  4. 【請求項4】所定の投入部(211)を介して投入され
    た多数の仕分け対象物(10)を、各仕分け対象物(1
    0)に付された仕分け情報に基づき仕分ける仕分け装置
    (30)を有する空港手荷物用仕分けシステムであっ
    て、 前記投入部(211)に第1の仕分け情報読取部(3
    1)を設けるとともに、前記仕分け装置(30)に第2
    の仕分け情報読取部(32)を設け、前記第1及び第2
    の仕分け情報読取部(31、32)にて得られた結果に
    基づいて前記仕分け装置(30)の仕分け動作を制御す
    る仕分け制御部(5)を備えたことを特徴とする空港手
    荷物用仕分けシステム。
  5. 【請求項5】前記第1の仕分け情報読取部(31)は、
    前記仕分け対象物(10)の搬送路の下方に位置するバ
    ーコードリーダ(310A)を有するとともに、前記第
    2の仕分け情報読取部(32)は、前記仕分け対象物
    (10)の搬送路の下方以外に位置するバーコードリー
    ダ群(320)を有することを特徴とする請求項4記載
    の空港手荷物用仕分けシステム。
  6. 【請求項6】前記仕分け装置(30)は、ループ形の仕
    分けコンベヤ(30a)を有することを特徴とする請求
    項4又は5のいずれか1項記載の空港手荷物用仕分けシ
    ステム。
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