JP2001231909A - スロットマシンにおけるリールと回転軸との固定構造 - Google Patents

スロットマシンにおけるリールと回転軸との固定構造

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JP2001231909A
JP2001231909A JP2000044459A JP2000044459A JP2001231909A JP 2001231909 A JP2001231909 A JP 2001231909A JP 2000044459 A JP2000044459 A JP 2000044459A JP 2000044459 A JP2000044459 A JP 2000044459A JP 2001231909 A JP2001231909 A JP 2001231909A
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hole
reel
rotating shaft
slot machine
insertion hole
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JP2000044459A
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Kazumasa Imai
一正 今井
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リールや回転軸に複雑な加工を施すことな
く、リールと回転軸との相対回転を確実に規制すること
が出来るスロットマシンにおけるリールと回転軸との固
定構造を提供すること。 【解決手段】 周面に図柄が表示されたリール6Rにお
ける駆動部7Rの回転軸125に対応する所定箇所に、
前記回転軸125を嵌入可能な嵌入孔129を有する嵌
入部127が設けられるとともに、該嵌入部127の周
面所定箇所に前記嵌入孔129に連通する挿通孔144
が形成され、また、前記回転軸125の周面所定箇所に
は孔部147が形成されており、前記回転軸125への
嵌入部127の嵌入時において、前記挿通孔144に挿
通した係止部材149の一部を前記孔部147内に挿入
出来るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンに
おけるリールと、該リールを回転させる駆動部の回転軸
との固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンにおいて
従来から一般的に知られているものに、例えば周面に複
数の図柄が印刷されたリールシートを有するリールと、
該各リールを回転させるモータとからなる可変表示装置
を有し、モータの駆動により回転された各リールが、各
リールに対応して設けられた停止ボタンを遊技者が押す
ことにより停止可能とされ、停止した各リールの図柄が
予め定められた所定の表示態様となった場合に所定の有
価価値が遊技者に付与されるスロットマシンがある。
【0003】このようなスロットマシンでは、遊技者が
容易に図柄を組み合わせ出来ないようにリールを高速回
転させるが、リールは高速回転と急停止とを繰り返すた
め、リールとこのリールを回転させるモータの回転軸と
を確実に固定しないと、リール回転初期時や停止時にお
いてリールとモータの回転軸とが相対回転し、リール停
止の際に図柄の位置ずれ等が発生することがあった。
【0004】このようなリールと回転軸との固定方法と
しては、例えば実公平8−4053号公報や、実用新案
登録第3001945号公報に開示されている固定方法
がある。前者にあっては、回転軸に設けられた保持溝内
に回転自在に枢支された支え板を、リールの軸支持部に
形成された収納溝内に収納することによりリールと回転
軸とを固定するようになっており、また、後者にあって
は、外周に切欠面が形成された回転軸にリールのボス部
を回転不能に嵌合するとともに、回転軸に嵌装されたボ
ス部に金属製の固定金具を嵌装した状態で、回転軸の先
端にネジ金具を螺入することによりリールと回転軸とを
固定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
固定方法にあっては、軸支持部の収納溝や回転軸の保持
溝の成形、加工が複雑であるばかりか、保持溝により回
転軸の強度が低下するという問題を有している。一方、
後者の固定方法にあっては、切欠面を有する回転軸に嵌
入するボス部の成形精度等により、図柄の位置ずれが生
じる恐れがあった。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、リールや回転軸に複雑な加工を施す
ことなく、リールと回転軸との相対回転を確実に規制す
ることが出来るスロットマシンにおけるリールと回転軸
との固定構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のスロットマシンは、周面に図柄が表示され
たリールと、該リールを回転させる回転軸を有する駆動
部と、を有するスロットマシンにおけるリールと回転軸
との固定構造であって、前記リールにおける前記回転軸
に対応する所定箇所に、前記回転軸を嵌入可能な嵌入孔
を有する嵌入部が設けられるとともに、該嵌入部の周面
所定箇所に前記嵌入孔に連通する挿通孔が形成され、ま
た、前記回転軸の周面所定箇所には孔部が形成されてお
り、前記回転軸への嵌入部の嵌入時において、前記挿通
孔に挿通した係止部材の一部を前記孔部内に挿入出来る
ようになっていることを特徴としている。この特徴によ
れば、回転軸にリールの嵌入部を嵌入した状態で、該嵌
入部の連通孔より挿通された係止部材の一部が回転軸の
孔部内に挿入されることで、回転軸とリールとの相対回
転が規制されるとともに、回転軸からのリールの逸脱が
防止されるため、リールや回転軸等に複雑な加工を施す
ことなく、リールを回転軸に容易に固定することが出来
る。
【0008】本発明のスロットマシンは、前記係止部材
の外周面所定箇所に雄ネジ部が形成されるとともに、前
記挿通孔または前記孔部のいずれか一方の内周面に、前
記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されていることが
好ましい。このようにすれば、係止部材の雄ネジ部と、
挿通孔または前記孔部のいずれか一方の内周面に形成さ
れた雌ネジ部との螺合作用により、係止部材の孔部から
の逸脱が防止されるとともに、係止部材を孔部内まで円
滑に挿通出来る。
【0009】本発明のスロットマシンは、前記挿通孔よ
り前記孔部内に挿通された前記係止部材の挿通を規制す
る規制面が、前記嵌入部もしくは前記回転軸に形成され
ており、前記嵌入部における前記挿通孔の対向位置への
前記係止部材の挿通が不能とされていることが好まし
い。このようにすれば、所定箇所の挿通孔より回転軸の
孔部内に挿入された係止部材の先端が、前記嵌入部にお
ける前記挿通孔の対向側に再び挿入されることがないた
め、挿通孔や孔部等の成形精度等に関わらず、係止部材
の挿通を比較的容易に行える。
【0010】本発明のスロットマシンは、前記嵌入孔の
横断面形状が円形であることが好ましい。このようにす
れば、回転軸の成形が容易であるばかりか、成形精度が
高まるため、嵌入孔内における回転軸のがたつきが防止
される。
【0011】本発明のスロットマシンは、前記嵌入孔が
前記嵌入部の上端を貫通して形成されているとともに、
前記回転軸の先端部に、前記孔部の位置を認識可能な目
印が設けられていることが好ましい。このようにすれ
ば、孔部の位置を回転軸の先端部側から容易に確認する
ことが出来るため、係止部材の挿通を容易に行える。
【0012】本発明のスロットマシンは、前記目印が、
前記回転軸の先端部に、前記孔部の軸心に対して直交方
向を向くように形成された切欠面であり、前記係止部材
が、前記切欠面の反対側から挿入されていることが好ま
しい。このようにすれば、例えば係止部材の先端が先細
り形状になっているような場合において、孔部と、該孔
部内に挿入された係止部材との接触面積が切欠面により
小となることがないので、固定強度の低減が防止され
る。
【0013】本発明のスロットマシンは、前記嵌入部の
周面に、軸心が前記挿通孔の軸心に対してほぼ直交方向
を向くネジ孔が形成されており、前記ネジ孔に止めネジ
を螺入出来るようになっていることが好ましい。このよ
うにすれば、ネジ孔に螺入されるネジにより回転軸が押
さえつけられるため、固定強度が増大する。
【0014】本発明のスロットマシンは、前記回転軸に
対してリールが固定された際に、前記嵌入部の挿通孔の
少なくとも一部が、前記リールにおける前記回転軸に対
応する所定箇所に、もしくは装着部材により隠蔽される
ようになっていることが好ましい。このようにすれば、
リールを回転軸に取り付ければ、係止部材の逸脱方向へ
の移動がリール、もしくは装着部材により規制されるこ
とになるので、係止部材や孔部又は挿通孔に加工等を施
すことなく、係止部材の挿通孔からの逸脱を防止でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。まず図1には、本発明に係
るスロットマシンの一例となるスロットマシン1の正面
図が示されている。スロットマシン1の前面の所定箇所
には表示窓71が設けられており、この表示窓71の内
側には、可変表示装置70(図2参照)によって可変表
示される図柄等の識別情報を遊技者に視認させるための
左可変表示部5L、中可変表示部5C、右可変表示部5
Rが、それぞれに上下3段に図柄を可変表示可能に構成
されている。
【0016】遊技者が遊技を行なう場合には、投入指示
ランプ19が点灯または点滅しているときに、遊技者が
価値物体の一例のコインをコイン投入口18から投入す
る。この投入指示ランプ19は、コインが3枚投入され
た時点で消灯する。ただし、後述するレギュラーボーナ
スゲーム(以降、単にボーナスゲームという。)ではコ
インが1枚投入された時点で消灯する。コインが1枚以
上投入されると、スタートランプ72が点灯され、それ
により、スタートレバー12を押圧操作可能であるスタ
ート状態になった旨が示される。
【0017】遊技者がコインを投入し、スタートランプ
72が点灯した状態でスタートレバー12を押圧操作す
れば、可変表示装置70が可変開始されて各可変表示部
5L、5C、5Rにおいて複数種類の図柄が可変表示さ
れる。次に、遊技者が各停止ボタン9L(左停止ボタン
とも呼ぶ)、9C(中停止ボタンとも呼ぶ)、9R(右
停止ボタンとも呼ぶ)を押圧操作すれば、それぞれに対
応する各可変表示部5L、5C、5Rの可変表示が停止
されるように構成されている。また、遊技者が停止ボタ
ン9L、9C、9Rを押圧操作しない場合には、所定の
可変表示時間の経過により各可変表示部5L、5C、5
Rが例えば5L、5C、5Rの優先順序で自動的に順次
停止する。したがって、一部の可変表示部の停止結果よ
りゲーム結果がはずれの結果となることが予想される場
合においては、わざわざ停止ボタン9Rなどを押圧操作
しなくとも予め定められた停止タイマに基づいた可変表
示時間の経過により自動的に全ての可変表示部の可変表
示が終了するために、遊技者に余計な遊技操作負担を課
すことを防止できる。
【0018】このスロットマシン1は、遊技者が1枚の
コインをコイン投入口18から投入してスタートレバー
12を押圧操作すれば、可変表示部5L、5C、5Rに
おける中段の横1列の有効ライン(当りライン)のみが
有効となり、有効ライン表示ランプ21が点灯してその
ラインが有効である旨が遊技者に報知される。コイン1
枚の価値を賭けて行なわれるゲームを1枚賭けの遊技と
いう。1枚賭けの遊技では、可変表示装置70の停止時
に表示される図柄が中段横1列の有効ライン上において
予め定められた特定の表示態様となった場合に、所定枚
数のコインの払出し等の所定の有価価値の付与が可能な
状態となる。また、特に予め定められた特別の表示態様
となった場合には、コインの払出しが行なわれるととも
に後述するビッグボーナスゲームやボーナスゲームが開
始される。
【0019】一方、遊技者がコインを2枚コイン投入口
18に投入した状態でスタートレバー12を押圧操作す
れば、可変表示部5L、5C、5Rにおける横3列の有
効ラインが有効となって有効ライン表示ランプ21,2
2が点灯し、可変表示装置70の停止時の表示結果がこ
の3列の有効ラインのいずれかのライン上において予め
定められた特定の表示態様となった場合に、所定の有価
価値が付与可能な状態となる。コイン2枚の価値を賭け
て行なわれるゲームを2枚賭けの遊技という。
【0020】さらに、遊技者が3枚のコインをコイン投
入口18に投入した状態でスタートレバー12を押圧操
作すれば、可変表示部5L、5C、5Rにおける横3列
と斜め対角線上2列の合計5本の有効ラインが有効とな
って有効ライン表示ランプ21,22,23が点灯し、
この5本の有効ラインにおけるいずれかのライン上にお
いて予め定められた特定の表示態様となった場合に、所
定の有価価値が付与可能な状態となる。コイン3枚の価
値を賭けて行なわれるゲームを3枚賭けの遊技という。
【0021】すなわち、遊技者が1枚のコインを投入し
てスタートレバー12を押圧操作すればいわゆる1枚賭
けの遊技となって1本の有効ラインが有効となり、2枚
のコインを投入してスタートレバー12を押圧操作すれ
ばいわゆる2枚賭けの遊技となって3本の有効ラインが
有効となり、3枚のコインを投入してスタートレバー1
2を押圧操作すればいわゆる3枚賭けの遊技となって5
本の有効ラインすべてが有効となる。
【0022】なお、この場合のコインの投入枚数と、有
効ラインの本数との関係は、一例を示したものであり、
前述した関係に限られるものではない。また、コインの
投入枚数に対する有効ラインの本数が固定的に定められ
ている例を示したが、これに限らず、コインの投入枚数
に対する有効ラインの本数が抽選によって定められるよ
うにしてもよい。そのような抽選は、1ゲーム毎に行な
ってもよく、所定ゲーム数毎に行なってもよい。また、
抽選により、有効ラインの本数の最大値を例えば1本〜
5本の間で変動させるようにしてもよい。このようにコ
インの投入枚数と、有効ラインの本数との関係を変動さ
せるようにすれば、遊技内容がバラエティに富むように
することができ、遊技者の興趣を向上させることができ
る。
【0023】また、このスロットマシン1は、1ゲーム
の最大賭け数がコイン3枚として設定されているため、
各ゲームにおいて3枚以上のコインが投入された場合、
または上述のように5本の有効ラインにおけるいずれか
のライン上において予め定められた特定の表示態様とな
り、3枚以上のコインが有価価値として付与された場合
等において、これらコインは遊技者所有の価値の一例と
なるクレジットとしてスロットマシン1等に蓄積される
ようになっている。そしてこのように投入したコイン、
あるいは賞品として付与されるコインをクレジットとし
てスロットマシン1等に蓄積させておき、予め蓄積され
たクレジットを使用して遊技を行なうことが出来るよう
になっている。これをクレジットゲームと称しており、
この場合コインを一々投入することなく遊技を行うこと
が出来る。本実施例ではコイン50枚分の価値をクレジ
ットとして予め記憶させておくことが出来、記憶させた
クレジット数(コインの枚数)は、クレジット表示器2
6に表示されるようになっている。
【0024】クレジットゲームでは、3枚賭け用のクレ
ジット操作ボタン14aを1回押圧操作することにより
クレジット表示器26からクレジット数が「3」だけ減
算表示されて3枚賭けの遊技となり、1枚賭け用のクレ
ジット操作ボタン14bを押圧することによりクレジッ
ト表示器26からクレジット数が「1」だけ減算表示さ
れて1枚賭けの遊技となる。この3枚賭け用のクレジッ
ト操作ボタン14aがあれば、最大の賭数である3枚賭
けの遊技を希望する場合に、クレジット操作ボタンを何
回も押圧する必要が無くなるために遊技者の操作負担を
軽減できる。特にこの構成は、最大の賭数が大きく設定
されている場合程、その効果が大きくなる。なお、それ
ぞれの賭数に対応してクレジット操作ボタンを設け、1
枚賭け用クレジット操作ボタンを押圧することにより1
枚賭けのゲームとなり、2枚賭け用クレジット操作ボタ
ンを押圧することにより2枚賭けの遊技となり、3枚賭
け用クレジット操作ボタンを押圧することにより3枚賭
けの遊技ができるように構成してもよい。
【0025】16はクレジットされた有価価値を遊技者
に払い戻す場合に操作するための精算ボタンであり、こ
の精算ボタン16を押圧操作することにより、クレジッ
ト表示器26に表示された枚数分のコインが遊技者に返
却されるようになっている。また、73はコイン返却ボ
タンであり、コイン投入口18より投入されたコインが
何らかの理由により後述する投入コインセレクタ35に
て詰まってしまった場合等に押圧され、コイン流路の途
中で詰まったコインをコイン払出口29に返却出来るよ
うになっている。
【0026】次に、停止ボタン9L、9C、9Rの操作
とスロットマシン1の動作との関係について説明する。
可変表示装置70で可変表示が開始した後、停止ボタン
9L、9C、9Rを押圧操作すれば、そのボタンに対応
したリールが停止する。停止ボタン9L、9C、9Rを
押圧操作する順序は不定であり、遊技者が任意に選択す
ることが出来、例えば最初に左停止ボタン9Lを押圧す
ると可変表示部5Lが停止する。次に、中停止ボタン9
Cを押圧すると可変表示部5Cが停止する。なお、左可
変表示部5L、中可変表示部5Cが停止した段階で両可
変表示部に同一図柄が揃って停止表示されている場合に
は、リーチが成立する。さらに、左可変表示部5L、中
可変表示部5Cが停止している状態で停止タイマの時間
内に停止ボタン9Cを押圧すれば可変表示部5Rが停止
され、最終的な表示結果が導出表示される。
【0027】図中25はゲーム回数表示器であり、ビッ
グボーナスゲームカウンタやボーナスゲームカウンタの
値を表示し、現在実行しているビッグボーナスゲームや
ボーナスゲームの回数を切替表示し得るように構成され
ている。27は払出数表示器であり、入賞が成立した場
合に付与されるコイン枚数を表示するためのものであ
る。なお、入賞が成立した場合には所定枚数(例えば1
5枚)のコインが記憶上限(50枚)を越えない範囲内
で付与されるコイン枚数が記憶される。なお、その記憶
の上限(50枚)を越える場合にはその越えるコインが
コイン貯留皿30内に払出される。
【0028】本実施例におけるスロットマシン1は、前
面が開口する箱状の本体部2a(図2参照)と、本体部
2aの側端に回動自在に枢支された前面パネル2b(図
3参照)とからなり、施錠装置3に所定のキーを挿入し
て時計回り方向に回動操作することにより施錠が解除さ
れて前面パネル2bが開成可能状態となる。また、後述
するビッグボーナスゲームが終了したり、遊技中にエラ
ーが生じた場合等にはリセット操作を行なわない限り再
びゲームの続行可能な状態にはならないのであり、その
リセット操作は施錠装置3に所定のキーを挿入して反時
計回り方向へ操作することにより行なわれる。この施錠
装置3の反時計回り方向への操作がリセットスイッチ4
(図4参照)により検出され、その検出出力に基づいて
スロットマシン1がリセットされて再び遊技が可能とな
る。
【0029】表示窓71の周囲には遊技効果ランプ24
が複数設けられており、ビッグボーナスゲームやボーナ
スゲームの発生時に点灯または点滅表示される。20は
ゲームオーバランプであり、スロットマシンが打止(ゲ
ームオーバ)になったときに点灯または点滅表示され
る。
【0030】図2には、スロットマシン本体部2aの内
部構造図が示されている。本体部2a内略中央部には、
複数(図面では3個)のリール6L、リール6C、リー
ル6Rを有する可変表示装置70が設けられている。そ
れぞれのリール6L、6C、6Rはステッピングモータ
からなるリール駆動モータ7L、7C、7Rに取り付け
られており、それぞれのリール駆動モータ7L、7C、
7Rによりそれぞれのリール6L、6C、6Rが回転、
停止するように構成されている。この各リール6L、6
C、6Rの外周に巻装されたリールシート40には、図
5に示されるような複数種類の図柄からなる識別情報が
描かれており、このリールシート40に描かれていた識
別情報が前記可変表示部5L、5C、5Rにおいて可変
表示されるように構成されている。8L、8C、8R
は、リール位置検出センサであり、各リールの基準位置
を検出するものである。各リール6L〜6Rが1回転す
るたびに基準位置がこのリール位置検出センサ8L、8
C、8Rにより検出されて検出出力が導出される。
【0031】可変表示装置70の下方には、コイン投入
口18より投入されたコインを貯留するコイン貯留タン
ク37が、本体部2aを構成する下板上面に固設された
案内レール80を介して前方に引き出し可能に配設され
ている。コイン貯留タンク37の下方部分にはコイン払
出モータ38が設けられており、このコイン払出モータ
38が回転することによりコイン貯留タンク37内のコ
インが排出され、後述する返却コイン流路95からコイ
ン払出口29を介して1枚宛コイン貯留皿30内に排出
されるようになっている。
【0032】コイン貯留タンク37の側部には、前面に
入賞確率を変更可能とする確率設定スイッチ44、電源
スイッチ81、ビッグボーナスゲームの終了時や遊技中
にエラーが生じた場合等において再びゲームを続行可能
な状態にリセットするためのリセットスイッチ82等が
配設された電源ユニット83が配設されている。電源ス
イッチ81を除く確率設定スイッチ44及びリセットス
イッチ82は、遊技場の管理者等が所持する特定のキー
を電源ユニット83の前面上部に設けられたキー差込口
84に挿入して所定のキー操作を行なうことで操作可能
となるように構成されている。なお、45はスロットマ
シンを制御する制御部であり、マイクロコンピュータ等
を含む。
【0033】図3には、前面パネル2bの裏面構造図が
示されている。図中35は投入コインセレクタであり、
後述するように前面パネル2bにおけるコイン投入口1
8の下方位置に固設されており、コイン投入口18から
投入されたコインをコイン貯留タンク37もしくはコイ
ン払出口29に導くようになっている。この投入コイン
セレクタ35の上流側には不正コイン排出部94が設け
られており、大きさや厚みが適正コインと異なる不正コ
インは、投入コインセレクタ35の下方に設けられる返
却コイン流路95の上部開口に排出され、コイン払出口
29を介してコイン貯留皿30に返却されるようになっ
ている。
【0034】不正コイン排出部94の下流側には、流下
するコイン流路を選択的に切り替え可能とする流路切替
ソレノイド33が設けられている。通常時において流路
切替ソレノイド33は励磁されており、流下するコイン
は流路を切り替えられることなく通過してコイン貯留タ
ンク37内に貯留されるようになっている。コインゲー
ム時において3枚を越えるコインが投入された場合、ま
たはクレジットゲーム時においてクレジット数が50に
達している場合には、流路切替ソレノイド33の励磁が
解除されて流路が切替わり、それ以降投入されるコイン
は返却コイン流路95に導かれるようになっている。ま
た、コイン払出口29の側方には、入賞時やビッグボー
ナスゲーム時、ボーナスゲーム時における効果音の発生
や異常時における警報音の発生等を行なうためのスピー
カ28が設けられている。
【0035】次に、コイン投入口18より投入されたコ
インのコイン流路、及びコイン貯留タンク37より払い
出されるコインのコイン流路を図2及び図3を用いて説
明する。投入コインセレクタ35は、図3のようにコイ
ン投入口18の下部より斜め下方に延設されており、こ
の投入コインセレクタ35の下部には、樹脂製のカバー
材より形成される返却コイン流路95とガイド部材10
2とがそれぞれ配設されている。返却コイン流路95
は、上部開口が投入コインセレクタ35における不正コ
イン排出部94及び流路切替ソレノイド33の下方に位
置し、下端開口がコイン払出口29に連通するように構
成されており、不正コイン排出部94及び流路切替ソレ
ノイド33より排出されたコインをコイン払出口29よ
りコイン貯留皿30内に導くようになっている。また、
縦断面上向きコ字状に形成されたガイド部材102は、
投入コインセレクタ35の下流側端部下方に、かつその
下流側端部が図2に示すコイン貯留タンク37の上方に
位置するように配設されており、投入コインセレクタ3
5の下流側端部から排出されたコインを下流側開口より
排出してコイン貯留タンク37内に導くようになってい
る。
【0036】投入コインセレクタ35における流路切替
ソレノイド33の下流側には投入コインセンサ36が設
けられており、コイン投入口18より投入されてコイン
貯留タンク37内に導かれるコインの検出を行うように
なっている。投入コインセンサ36より出力される検出
信号は制御部45に入力されるようになっており、投入
されたコイン枚数が制御部45にて計数されるようにな
っている。
【0037】コイン貯留タンク37内に貯留されたコイ
ンは、コイン払出モータ38の駆動によりタンク下部に
設けられた開口106(図2参照)より排出されるよう
になっている。この開口106は、本体部2aの前面が
前面パネル2bにより閉塞された状態において返却コイ
ン流路95を構成するカバー材の裏面下部に形成された
開口104と対向するようになっており、開口106よ
り排出されたコインが開口104を介して返却コイン通
路95内に導かれるようになっている。
【0038】開口106の上流所定箇所には払出しコイ
ンセンサ39(図2参照)が設けられており、コイン貯
留タンク37より排出されるコインの検出を行うように
なっている。払出しコインセンサ39より出力される検
出信号は制御部45に入力されるようになっており、払
い出されたコイン枚数が制御部45にて計数されるよう
になっている。そしてコインの払出し枚数が予定された
所定枚数に達した時点でコイン払出モータ38が停止制
御される。
【0039】図4は、スロットマシン1に用いられてい
る制御回路を示すブロック図である。制御回路は、制御
中枢としての制御部45を含む。制御部45は、以下に
述べるようなスロットマシン1の動作を制御する機能を
有する。制御部45は、例えば数チップのLSIで構成
されており、その中には、制御動作を所定の手順で実行
することのできるCPU46とCPU46の動作プログ
ラムを格納するROM47と、必要なデータの書込みお
よび読出しができるRAM48とが含まれている。さら
に、CPU46と外部回路との信号の整合性をとるため
のI/Oポート49と、電源投入時等にCPU46にリ
セットパルスを与える初期リセット回路51と、CPU
46にクロック信号を与えるクロック発生回路52と、
クロック発生回路52からのクロック信号を分周して割
込パルスを定期的にCPU46に与えるパルス分周回路
(割込パルス発生回路)53と、CPU46からのアド
レスデータをデコードするアドレスデコード回路54と
を含む。
【0040】CPU46はパルス分周回路53から定期
的に与えられる割込パルスに従って、割込制御ルーチン
の動作を実行することが可能となる。また、アドレスデ
コード回路54はCPU46からのアドレスデータをデ
コードし、ROM47、RAM48、I/Oポート4
9、サウンドジェネレータ50にそれぞれチップセレク
ト信号を与える。
【0041】この実施形態では、ROM47は、その内
容の書替え、すなわち、必要が生じた場合にはその中に
格納されたCPU46のためのプログラムを変更するこ
とができるように、プログラマブルROM47が用いら
れている。そして、CPU46は、ROM47内に格納
されたプログラムに従って、かつ、以下に述べる各制御
信号の入力に応答して、前述したリール駆動モータや各
種表示ランプ等に対し制御信号を与える。
【0042】まず、コイン投入口18から投入されたコ
インが投入コインセンサ36により検出され、その検出
出力がスイッチ・センサ回路55を介してI/Oポート
49に入力される。コイン払出モータ38よりコインが
払出された場合にはその払出コインが払出しコインセン
サ39により検出されて、その検出出力がスイッチ・セ
ンサ回路55を介してI/Oポート49に入力される。
スタートレバー12の押圧操作がスタートスイッチ13
により検出され、その検出出力がスイッチ・センサ回路
55を介してI/Oポート49に入力される。精算ボタ
ン16の操作が精算スイッチ76で検出され、操作信号
がスイッチ・センサ回路55を介してI/Oポート49
に与えられる。所定のキー操作により施錠装置3のリセ
ットスイッチ4が操作された場合にはその操作信号がス
イッチ・センサ回路55を介してI/Oポート49に入
力される。クレジット操作ボタン14の操作がクレジッ
トスイッチ15により検出され、その検出出力がスイッ
チ・センサ回路55を介してI/Oポート49に入力さ
れる。キー差込口84に所定のキーが差し込まれ、キー
スイッチ43がキー操作された場合には、その操作信号
がスイッチ・センサ回路55を介してI/Oポート49
に入力される。このキースイッチ43により、確率設定
スイッチ44、リセットスイッチ82の入力が受付けら
れる。左停止ボタン9L、中停止ボタン9C、右停止ボ
タン9Rのそれぞれの検出信号が左ストップスイッチ1
0L、中ストップスイッチ10C、右ストップスイッチ
10Rにより検出され、それぞれの検出信号がスイッチ
・センサ回路55を介してI/Oポート49に入力され
る。コイン貯留タンク37が貯留コインにより満タンに
なれば満タンセンサ42によりその旨が検出され、その
検出出力がスイッチ・センサ回路55を介してI/Oポ
ート49に入力される。リール6L、6C、6Rが回転
してそれぞれのリールの基準値(切欠き等が形成されて
いる)が左、中、右リール位置センサ8L、8C、8R
により検出されれば、それぞれの検出信号がスイッチ・
センサ回路55を介してI/Oポート49に入力され
る。電源スイッチ81のスイッチがOFFとされればそ
の検出信号がスイッチ・センサ回路55を介してI/O
ポート49に入力される。
【0043】制御部45は次の各種機器に対し制御信号
を出力する。まず、モータ回路56を介して、左、中、
右リール駆動モータ7L、7C、7Rにそれぞれリール
駆動用制御信号(ステッピングモータ用のステップ信
号)を出力する。モータ回路57を介してコイン払出モ
ータ38にコイン払出用制御信号を出力する。ソレノイ
ド回路58を介して流路切替ソレノイド33にソレノイ
ド励磁用制御信号を出力する。LED回路59を介して
ゲーム回数表示器25、クレジット表示器26、払出数
表示器27にそれぞれ表示用制御信号を出力する。ラン
プ回路60を介して遊技効果ランプ24、投入指示ラン
プ19、有効ライン表示ランプ21、22、23、左操
作有効ランプ11L、中操作有効ランプ11C、右操作
有効ランプ11R、ゲームオーバランプ20、スタート
ランプ72にそれぞれランプ制御用信号を出力する。サ
ウンドジェネレータ50、アンプ61を介してスピーカ
28に音発生用制御信号を出力する。なお、前述した各
種機器や制御回路には電源回路62から所定の直流電流
が供給される。また、RAM48にはバックアップ電源
63から記憶保持のための電流が供給されるように構成
されており、停電時により電源回路62からの電流の供
給が行なわれなくなっても、確率設定値や遊技状態を所
定期間記憶しておくことができるように構成されてい
る。また、CPU46には、通信ケーブル93を介して
ホール内に設置される管理コンピュータ96とのデータ
通信を行うための通信部92が接続されている。
【0044】次に、本実施例のスロットマシン1におけ
るリール6R、6C、6Lと、これらリール6L、6
C、6Rを回転させるリール駆動モータ7L、7C、7
Rとの取付構造を以下図面に基づいて説明していく。
【0045】まず図2に示されるように、リール6L、
6C、6Rと、リール6L、6C、6Rを回転可能に支
持するリール駆動モータ7L、7C、7Rとは、スロッ
トマシン1の本体部2aの略中央部に配設される筐体7
7内に配設されて可変表示装置70を構成している。筐
体77は、上板77a、下板77bと、図示しない背面
板と、上板77aと下板77b間における左右方向に所
定間隔おきに配設される側板77cと、固定板78L、
78C、78Rとから前面が開放する箱状に構成されて
おり、リール駆動モータ7L、7C、7Rは、特に図5
に示されるように固定板78L、78C、78Rの所定
箇所にビスにより固定されている。なお、固定板78R
は筐体77の右側の側板を構成している。
【0046】これら各リール6R、6C、6L及びリー
ル駆動モータ7L、7C、7Rは同様に構成されている
ため、以下、リール6R及びリール駆動モータ7Rを一
例に両者の固定構造を説明すると、まず図5、図6に示
されるように、リール6Rは、主にリールシート40が
取り付けられた合成樹脂製の回転体124と、この回転
体124に一体的に取り付けられる金属製の固定部材1
26とから構成されている。
【0047】回転体124は、中心に穴部120が形成
された円盤状の取付盤121と、この取付盤121の周
縁部から放射線状に延びる複数の支持片122の先端に
設けられたリング片123とからなり、リング片123
の取付盤121側の側周面には、前述したように周面に
複数の図柄が表示されたリールシート40の周縁部を嵌
挿可能な断面コ字状の凹部(図示略)が内向きに開放す
るように形成されており、この凹部内面に複数突設され
た突部に、リールシート40の側縁近傍に設けられた複
数の孔部(図示略)を嵌合させることによりリールシー
ト40を取り付け出来るようになっている。
【0048】固定部材126は、外径がリール6Rの穴
部120の内径とほぼ同径な円筒状の筒状体127と、
この筒状体127に連設され、外径が取付盤121の外
径とほぼ同径の円盤128とから構成されており、この
中心部には、内径が回転軸125の外径とほぼ同径をな
す貫通孔129が形成されており、該貫通孔129内に
回転軸125を嵌入出来るようになっている。
【0049】円盤128には、取付盤121の所定箇所
に形成された2つの嵌合孔131内に嵌合可能な凸部1
32が形成されており、筒状体127を取付盤121の
穴部120内に挿入した際に嵌合孔131内に凸部13
2を嵌合することにより、円盤128と取付盤121と
の相対回転が規制されるようになっているとともに、取
付盤121の嵌合孔131内に凸部132が嵌合された
際に取付盤121の所定箇所に形成された4つのネジ挿
通孔133に合致するネジ孔134が形成されている。
このネジ孔134内周面には、回転体124と固定部材
126とを固定するネジ135の雄ネジ部に螺合する雌
ネジ部が形成されている。
【0050】136は、回転体124と固定部材126
との間に介在されるゴム製のスペーサであり、中央には
筒状体127が挿通可能な穴部137が形成されている
とともに、穴部137の周囲には、凸部132が嵌合す
る嵌合孔138と、ネジ135が挿通可能なネジ挿通孔
139とがそれぞれ形成されている。このゴム製のスペ
ーサ136が回転体124と円盤128との間に介在さ
れることで、その摩擦抵抗により回転体124と固定部
材126との相対回転が抑制されるようになっている。
140は取付盤121のネジ挿通孔133内に挿通され
るネジ135の頭部による合成樹脂製の取付盤121の
損傷を保護するためにリールに装着される装着部材とし
ての保護盤であり、中心部に穴部141が形成されてい
るとともに、穴部141の周囲には凸部132が嵌合す
る嵌合孔142と、ネジ135を挿通可能なネジ挿通孔
143とがそれぞれ形成されている。なお、本実施例に
おいてはこれらスペーサ136及び保護盤140とが回
転体124及び固定部材126とともに一体的に固定さ
れてリール6Rを構成している。
【0051】また、筒状体127所定箇所には、特に図
7(a)、(b)に示されるように、軸心が貫通孔12
9の軸心に対して直交する挿通孔144が形成されてい
るとともに、同じく軸心が貫通孔129の軸心に対して
直交するネジ孔145が形成されている。挿通孔144
及びネジ孔145は貫通孔129に連通するように形成
されているとともに、ネジ孔145は、軸心が挿通孔1
44の軸心に対して直交し、かつ貫通孔129の軸心と
交差する位置に形成されており、その内周面には、後述
する止めピン148の外周面に形成された雄ネジ部に螺
合する雌ネジ部が形成されている。
【0052】一方、リール駆動モータ7Rの回転軸12
5の先端部近傍の周面には、内径が筒状体127の挿通
孔144の内径とほぼ同径をなし、軸心が回転軸125
の軸心に直交する貫通孔147が形成されているととも
に、貫通孔147の軸心に対して直交方向を向く平面状
の切欠面146が形成されている。また、貫通孔147
の内周面には、挿通孔144及び貫通孔147を挿通可
能な所定長さを有する係止部材としての係止ネジ149
の外周面に形成された雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形
成されている。
【0053】なお、特に図8に示されるように、筒状体
127の上端部から挿通孔144の軸心までの距離と、
回転軸125の先端部から貫通孔147までの距離とは
同一となっているため、後述のように回転軸125の先
端部と筒状体127の上端面とを同位置にすることで、
挿通孔144と貫通孔147との位置決めを容易に行え
るようになっている。また、止めピン148及び係止ネ
ジ149の先端は三角錐形状に形成されているととも
に、後端面には、特に図示しないが例えば六角レンチ等
を差し込み可能な六角孔等が形成されている。
【0054】次に、このように構成されたリール6Rと
リール駆動モータ7Rとの固定方法を図5〜図8に基づ
いて説明する。
【0055】リール6Rをリール駆動モータ7Rに取り
付ける場合、本実施例においては、まず固定部材126
を回転軸125に対して取り付けた後、固定部材126
に対してスペーサ136、回転体124、保護盤140
をネジ135により一体的に取付けることになる。ここ
で、固定部材126を回転軸125に対して取り付ける
には、図8に示されるように貫通孔129内に回転軸1
25を嵌合させ、筒状体127の上面と回転軸125の
先端とを同高さ位置に合わせる。この状態において、前
述したように回転軸125の先端から貫通孔147の軸
心までの距離と筒状体127の上面から挿通孔144の
軸心までの距離とが同寸であるため、挿通孔144と貫
通孔147とが同高さに位置することになる。
【0056】そして、図7(a)に示されるように、切
欠面146が回転軸125の中心軸心を挟んで挿通孔1
44に対向する位置まで固定部材126を回転軸125
周りに相対回転させれば挿通孔144と貫通孔147と
がほぼ合致されることになる。このように回転軸125
の先端部に切欠面146が形成されていることにより、
取付け時において図7に示されるように貫通孔147の
向きを上方から確認することが出来るため、挿通孔14
4と貫通孔147との位置合わせが容易に行える。
【0057】ここで、図7(a)に示されるように係止
ネジ149を挿通孔144内に挿通した後、係止ネジ1
49の後端面の六角孔(図示略)に六角レンチを差し込
み、係止ネジ149の先端が図7(b)に示されるよう
に貫通孔129の内周面に圧接されるまで係止ネジ14
9をねじ込む。このように挿通孔144を挿通して貫通
孔147内に螺入された係止ネジ149により、固定部
材126と回転軸125との相対回転が規制されること
になるとともに、固定部材126における回転軸125
の軸方向への移動が規制され、回転軸125からの逸脱
が防止される。
【0058】さらに、ネジ孔145内に止めピン148
を螺入し、後端面の六角孔内に六角レンチを差し込ん
で、先端が回転軸125の外周面に圧接されるまで押さ
えピン148をねじ込むことで、貫通孔129内におけ
る回転軸125のがたつきが効果的に防止され、これに
より回転軸125と固定部材126との固定強度が増大
する。
【0059】次に、このように回転軸125に取り付け
られた固定部材126に対して回転体124を取り付け
るには、図6に示されるように筒状体127にスペーサ
136の穴部137を嵌合するとともに、嵌合孔138
内に凸部132を嵌合させてスペーサ136と円盤12
8とを当接させる。次いでスペーサ136より突出して
いる筒状体127に取付盤121の穴部120を嵌合す
るとともに、嵌合孔138より突出した凸部132にネ
ジ挿通孔133を嵌合させて取付盤121をスペーサ1
36に当接させる。さらに取付盤121より突出してい
る筒状体127に保護盤140の穴部141を嵌合する
とともに、嵌合孔131より突出した凸部132に嵌合
孔142を嵌合させて保護盤140を取付盤121に当
接させる。
【0060】ここで凸部132と各嵌合孔138、13
1、142との嵌合により保護盤140、回転体12
4、スペーサ136、固定部材126との相対回転が規
制されて位置決めがなされるため、対応する各ネジ挿通
孔143、133、139、及びネジ孔134が合致す
ることになる。そして図8に示されるようにネジ135
を保護盤140のネジ挿通孔143より挿入してねじ込
むことで、ネジ135の先端が回転軸125に固定され
た固定部材126の円盤128のネジ孔134内に螺合
され、保護盤140、回転体124、スペーサ136、
固定部材126とが互いに相対回転不能に一体的に取り
付けられて、これら保護盤140、回転体124、スペ
ーサ136、固定部材126と回転軸125とが固定さ
れることになる。
【0061】以上説明してきたように、回転軸125に
形成された貫通孔147と、固定部材126の筒状体1
27に形成された挿通孔144とを互いに合致させ、こ
れら互いに合致された挿通孔144及び貫通孔147内
に係止ネジ149を挿通することで、リール6Rに対し
て一体的に取付られる固定部材126とリール駆動モー
タ7Rの回転軸125との相対回転が規制されるととも
に、筒状体127の回転軸125からの逸脱が防止され
るため、各部位に複雑な加工等を施すことなく、リール
6Rをリール駆動モータ7Rの回転軸125に対して強
固に固定することが出来る。
【0062】また、本実施例においては係止ネジ149
の外周面所定箇所に形成された雄ネジ部に螺合する雌ネ
ジ部が貫通孔147の内周面に形成されていることによ
り、係止ネジ149の挿通孔144及び貫通孔147内
からの逸脱が防止される。なお、雌ネジ部は貫通孔14
7の内周面のみに形成されていることで、係止ネジ14
9の挿通孔144及び貫通孔147内への挿入を容易に
行うことが出来る。
【0063】また、本実施例においては、切欠面146
を回転軸125の軸心を挟んで挿通孔144の対向位置
にした状態で係止ネジ149を螺入しているため、切欠
面146を挿通孔144側に向けた場合に比べて係止ネ
ジ149の雄ネジ部と貫通孔147の雌ネジ部との螺合
面積が大となるので、両者の固定強度が増大することに
なる。さらに、筒状体127のネジ孔145に止めピン
148を螺入することで、貫通孔129内における回転
軸125のがたつきが確実に防止される。
【0064】また、例えば挿通孔144より挿通されて
貫通孔147内を貫通した係止ネジ149の先端が、筒
状体127における挿通孔144の対向側に形成された
他の挿通孔等に挿入される構造とされている場合、挿通
孔や貫通孔等の成形精度が粗雑であると係止ネジ149
がうまく挿通出来ないことがあるが、上記実施例の構成
によれば、挿通孔144より挿通されて貫通孔147内
を貫通した係止ネジ149の先端は、規制面としての筒
状体127の内周面に当接され、再び筒状体127に入
り込むことがないので、係止ネジ149の挿通を比較的
容易に行える。
【0065】さらに、リール6Rが、金属からなる強固
な固定部材126を介して回転軸125に固定されてい
るとともに、高速回転する回転体124が合成樹脂によ
り軽量に形成されているため、リール6Rと回転軸12
5との固定強度が高まるとともに、固定強度の低下が効
果的に抑制されることになる。
【0066】図9(a)、(b)には、回転軸125と
固定部材126との固定構造の変形例が示されている。
図9に示される回転軸125には、軸心が回転軸125
の中心を通過するとともに、回転軸125内を貫通しな
い有底の孔部150が中心を挟んで切欠面146の反対
側に形成されているとともに、筒状体127に形成され
た挿通孔144の内周面には、係止ネジ149の外周面
に形成された雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部が形成され
ており、係止ネジ149を図9(b)に示されるように
挿通孔144内に螺入し、先端が孔部150の底面15
0aに圧接されるまでねじ込むことで、回転軸125と
固定部材126との相対回転が規制されるようになって
いる。
【0067】このように、係止ネジ149を挿入可能と
するために回転軸125に形成する孔部は、図7
(a)、(b)にて示した貫通孔147のように回転軸
125内を貫通していなくても、係止ネジ149の先端
の一部のみが挿入されて、回転軸125と固定部材12
6との相対回転が規制される構成であれば、図9
(a)、(b)に示されるように横断面凹状の有底の孔
部であってもよい。
【0068】また、この場合、挿通孔144より挿通さ
れて貫通孔147内を貫通した係止ネジ149の先端
は、規制面としての底面150aに当接され、再び筒状
体127に入り込むことがないので、図7に示した構成
と同様、係止ネジ149の挿通を比較的容易に行えるこ
とになる。
【0069】図10には、回転軸125と固定部材12
6との固定構造の他の変形例が示されている。
【0070】図10に示されるリール6Rの取付盤12
1における中央に形成された穴部120の周縁には、所
定高さを有する管状の筒体151が突設されている。そ
してこの筒体151は、固定部材126への取付け時に
おいて、筒状体127の外周面に露呈された挿通孔14
4及び挿通孔152を閉塞するように構成されている。
【0071】このようにすれば、固定部材126への取
付け時において、筒状体127の挿通孔144がリール
6Rの取付盤121に設けられた筒体151の内周面に
より閉塞されることになるので、係止ネジ149に雄ネ
ジ部を、また、挿通孔144や貫通孔147の内周面に
雌ネジ部等を形成することなく、係止ネジ149の挿通
孔144側からの逸脱を防止することが出来る。なお、
ここでは筒状体127外周面に露呈された挿通孔144
全体が筒体151により閉塞されるように構成されてい
たが、挿通孔144の少なくとも一部が閉塞されていて
もよい。
【0072】また、上記実施例においては、回転軸12
5に形成された挿通孔144や孔部150の位置が、回
転軸125先端部に形成された切欠面146により示さ
れるように構成されていたが、図11に示されるよう
に、回転軸125の上端面にマークM(目印)を設ける
ことにより、挿通孔144や孔部150の位置が回転軸
125の上端部側から確認出来るようにしてもよい。
【0073】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0074】本発明の請求項1は、周面に図柄が表示さ
れたリール(6R、6C、6L)と、該リールを回転さ
せる回転軸(125)を有する駆動部と、を有するスロ
ットマシンにおけるリールと回転軸との固定構造であっ
て、前記リール(6R、6C、6L)における前記回転
軸(125)に対応する所定箇所に、前記回転軸(12
5)を嵌入可能な嵌入孔を有する嵌入部が設けられると
ともに、該嵌入部(筒状体127)の周面所定箇所に前
記嵌入孔(貫通孔129)に連通する挿通孔(144)
が形成され、また、前記回転軸(125)の周面所定箇
所には孔部(貫通孔147)が形成されており、前記回
転軸(125)への嵌入部(筒状体127)の嵌入時に
おいて、前記挿通孔(144)に挿通した係止部材(係
止ネジ149)の一部を前記孔部(貫通孔147)内に
挿入出来るようになっている。
【0075】本発明の請求項2は、前記係止部材(係止
ネジ149)の外周面所定箇所に雄ネジ部が形成される
とともに、前記挿通孔(144)または前記孔部(貫通
孔147)のいずれか一方の内周面に、前記雄ネジ部に
螺合する雌ネジ部が形成されている。
【0076】本発明の請求項3は、前記挿通孔(14
4)より前記孔部(貫通孔147)内に挿通された前記
係止部材(係止ネジ149)の挿通を規制する規制面
(筒状体127内周面、底面150a)が、前記嵌入部
(筒状体127)、もしくは前記回転軸(125)に形
成されており、前記嵌入部(筒状体127)における前
記挿通孔(144)の対向位置への前記係止部材(係止
ネジ149)の挿通が不能とされている。
【0077】本発明の請求項4は、前記嵌入孔(貫通孔
129)の横断面形状が円形である。
【0078】本発明の請求項5は、前記嵌入孔(貫通孔
129)が前記嵌入部(筒状体127)の上端を貫通し
て形成されているとともに、前記回転軸(125)の先
端部に、前記孔部(貫通孔147、孔部150)の位置
を認識可能な目印(マークM)が設けられている。
【0079】本発明の請求項6は、前記目印が、前記回
転軸(125)の先端部に、前記孔部(挿通孔147、
孔部150)の軸心に対して直交方向を向くように形成
された切欠面(146)であり、前記係止部材(係止ネ
ジ149)が、前記切欠面(146)の反対側から挿入
されている。
【0080】本発明の請求項7は、前記嵌入部(筒状体
127)の周面に、軸心が前記挿通孔(144)の軸心
に対してほぼ直交方向を向くネジ孔(145)が形成さ
れており、前記ネジ孔(145)に止めネジ(148)
を螺入出来るようになっている。
【0081】本発明の請求項8は、前記回転軸(12
5)に対してリール(6R、6C、6L)が固定された
際に、前記嵌入部(筒状体127)の挿通孔(144)
の少なくとも一部が、前記リール(6R、6C、6L)
における前記回転軸(125)に対応する所定箇所(筒
体151)、もしくは装着部材(保護盤140)により
隠蔽されるようになっている。
【0082】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0083】例えば、上記実施例においては、リール6
Rと回転軸125とは、リール6Rの一部である固定部
材126を介して取付ける構成とされていたが、固定部
材126に構成されている各部位が回転体124に一体
的に設けられていてもよい。
【0084】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0085】(a)請求項1項の発明によれば、回転軸
にリールの嵌入部を嵌入した状態で、該嵌入部の連通孔
より挿通された係止部材の一部が回転軸の孔部内に挿入
されることで、回転軸とリールとの相対回転が規制され
るとともに、回転軸からのリールの逸脱が防止されるた
め、リールや回転軸等に複雑な加工を施すことなく、リ
ールを回転軸に容易に固定することが出来る。
【0086】(b)請求項2項の発明によれば、係止部
材の雄ネジ部と、挿通孔または前記孔部のいずれか一方
の内周面に形成された雌ネジ部との螺合作用により、係
止部材の孔部からの逸脱が防止されるとともに、係止部
材を孔部内まで円滑に挿通出来る。
【0087】(c)請求項3項の発明によれば、所定箇
所の挿通孔より回転軸の孔部内に挿入された係止部材の
先端が、前記嵌入部における前記挿通孔の対向側に再び
挿入されることがないため、挿通孔や孔部等の成形精度
等に関わらず、係止部材の挿通を比較的容易に行える。
【0088】(d)請求項4項の発明によれば、回転軸
の成形が容易であるばかりか、成形精度が高まるため、
嵌入孔内における回転軸のがたつきが防止される。
【0089】(e)請求項5項の発明によれば、孔部の
位置を回転軸の先端部側から容易に確認することが出来
るため、係止部材の挿通を容易に行える。
【0090】(f)請求項6項の発明によれば、例えば
係止部材の先端が先細り形状になっているような場合に
おいて、孔部と、該孔部内に挿入された係止部材との接
触面積が切欠面により小となることがないので、固定強
度の低減が防止される。
【0091】(g)請求項7項の発明によれば、ネジ孔
に螺入されるネジにより回転軸が押さえつけられるた
め、固定強度が増大する。
【0092】(g)請求項8項の発明によれば、リール
を回転軸に取り付ければ、係止部材の逸脱方向への移動
がリール、もしくは装着部材により規制されることにな
るので、係止部材や孔部又は挿通孔に加工等を施すこと
なく、係止部材の挿通孔からの逸脱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されたスロットマシンを示す正面
図である。
【図2】図1のスロットマシンの内部構造図である。
【図3】図1のスロットマシンの前面パネルの裏面図で
ある。
【図4】スロットマシンの内部構造を示す概略断面図で
ある。
【図5】リールとリール駆動モータとの構造を示す分解
斜視図である。
【図6】図5の要部拡大斜視図である。
【図7】(a)、(b)は図8の要部断面図である。
【図8】リール駆動モータとリールとの取付構造を示す
一部破断側面図である。
【図9】(a)、(b)は取付部材と回転軸との取付構
造の変形例を示す横断面図である。
【図10】同じく取付部材と回転軸との取付構造の他の
変形例を示す横断面図である。
【図11】目印の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 コイン 2a 本体部 2b 前面パネル 3 施錠装置 4 リセットスイッチ 5R 右可変表示部 5L 可変表示部 5C 可変表示部 6L リール 6C リール 6R リール 7L リール駆動モータ 8L リール位置検出センサ 9R 右停止ボタン 9L 左停止ボタン 9C 中停止ボタン 10R 右ストップスイッチ 10L 左ストップスイッチ 10C 中ストップスイッチ 11R 右操作有効ランプ 11L 左操作有効ランプ 11C 中操作有効ランプ 12 スタートレバー 13 スタートスイッチ 14a クレジット操作ボタン 14b クレジット操作ボタン 15 クレジットスイッチ 16 精算ボタン 18 コイン投入口 19 投入指示ランプ 20 ゲームオーバランプ 21,22,23 有効ライン表示ランプ 24 遊技効果ランプ 25 ゲーム回数表示器 26 クレジット表示器 27 払出数表示器 28 スピーカ 29 コイン払出口 30 コイン貯留皿 33 流路切替ソレノイド 35 投入コインセレクタ 35a 投入口 35b 排出口 36 投入コインセンサ 37 コイン貯留タンク 38 コイン払出モータ 39 払出しコインセンサ 42 満タンセンサ 43 キースイッチ 21,22 有効ライン表示ランプ 44 確率設定スイッチ 45 制御部 49 I/Oポート 50 サウンドジェネレータ 51 初期リセット回路 52 クロック発生回路 53 パルス分周回路 54 アドレスデコード回路 55 スイッチ・センサ回路 56、57 モータ回路 58 ソレノイド回路 59 LED回路 60 ランプ回路 61 アンプ 62 電源回路 63 バックアップ電源 70 可変表示装置 71 表示窓 72 スタートランプ 73 コイン返却ボタン 76 精算スイッチ 80 案内レール 81 電源スイッチ 82 リセットスイッチ 83 設定ユニット 84 キー差込口 92 通信部 93 通信ケーブル 94 不正コイン排出部 95 返却コイン流路 96 管理コンピュータ 102 ガイド部材 104 開口 106 開口 120 穴部 121 取付盤 122 支持片 123 リング片 124 回転体 125 回転軸 126 固定部材 127 筒状体 128 円盤 129 貫通孔 131 嵌合孔 132 凸部 133 ネジ挿通孔 134 ネジ孔 135 ネジ 136 スペーサ 137 穴部 138 嵌合孔 139 ネジ挿通孔 140 保護盤 141 穴部 142 嵌合孔 143 ネジ挿通孔 144 挿通孔 145 ネジ孔 146 切欠面 147 貫通孔 148 止めピン 149 係止ネジ 150 孔部 150a 底面 151 筒体 M マーク(目印)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に図柄が表示されたリールと、該リ
    ールを回転させる回転軸を有する駆動部と、を有するス
    ロットマシンにおけるリールと回転軸との固定構造であ
    って、 前記リールにおける前記回転軸に対応する所定箇所に、
    前記回転軸を嵌入可能な嵌入孔を有する嵌入部が設けら
    れるとともに、該嵌入部の周面所定箇所に前記嵌入孔に
    連通する挿通孔が形成され、また、前記回転軸の周面所
    定箇所には孔部が形成されており、前記回転軸への嵌入
    部の嵌入時において、前記挿通孔に挿通した係止部材の
    一部を前記孔部内に挿入出来るようになっていることを
    特徴とするスロットマシンにおけるリールと回転軸との
    固定構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部材の外周面所定箇所に雄ネジ
    部が形成されるとともに、前記挿通孔または前記孔部の
    いずれか一方の内周面に、前記雄ネジ部に螺合する雌ネ
    ジ部が形成されている請求項1に記載のスロットマシン
    におけるリールと回転軸との固定構造。
  3. 【請求項3】 前記挿通孔より前記孔部内に挿通された
    前記係止部材の挿通を規制する規制面が、前記嵌入部も
    しくは前記回転軸に形成されており、前記嵌入部におけ
    る前記挿通孔の対向位置への前記係止部材の挿通が不能
    とされている請求項1または2に記載のスロットマシン
    におけるリールと回転軸との固定構造。
  4. 【請求項4】 前記嵌入孔の横断面形状が円形である請
    求項1ないし3のいずれかに記載のスロットマシンにお
    けるリールと回転軸との固定構造。
  5. 【請求項5】 前記嵌入孔が前記嵌入部の上端を貫通し
    て形成されているとともに、前記回転軸の先端部に、前
    記孔部の位置を認識可能な目印が設けられている請求項
    1ないし4のいずれかに記載のスロットマシンにおける
    リールと回転軸との固定構造。
  6. 【請求項6】 前記目印が、前記回転軸の先端部に、前
    記孔部の軸心に対して直交方向を向くように形成された
    切欠面であり、前記係止部材が、前記切欠面の反対側か
    ら挿入されている請求項5に記載のスロットマシンにお
    けるリールと回転軸との固定構造。
  7. 【請求項7】 前記嵌入部の周面に、軸心が前記挿通孔
    の軸心に対してほぼ直交方向を向くネジ孔が形成されて
    おり、前記ネジ孔に止めネジを螺入出来るようになって
    いる請求項1ないし6のいずれかに記載のスロットマシ
    ンにおけるリールと回転軸との固定構造。
  8. 【請求項8】 前記回転軸に対してリールが固定された
    際に、前記嵌入部の挿通孔の少なくとも一部が、前記リ
    ールにおける前記回転軸に対応する所定箇所、もしくは
    装着部材により隠蔽されるようになっている請求項1な
    いし7のいずれかに記載のスロットマシンにおけるリー
    ルと回転軸との固定構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320460A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Samii Kk リールユニットの分解装置
JP2006325802A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Samii Kk 弾球遊技機

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