JP2001231521A - 揺動型スプレー式レトルト殺菌装置 - Google Patents

揺動型スプレー式レトルト殺菌装置

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JP2001231521A JP2000049872A JP2000049872A JP2001231521A JP 2001231521 A JP2001231521 A JP 2001231521A JP 2000049872 A JP2000049872 A JP 2000049872A JP 2000049872 A JP2000049872 A JP 2000049872A JP 2001231521 A JP2001231521 A JP 2001231521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、より簡単でコンパクトな揺動手段を
備え、かつ、揺動角度の設定が確実に行える揺動型スプ
レー式レトルト殺菌装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明に係る揺動型スプレー式レトルト殺
菌装置は、殺菌槽1に、収容された回転体2の回転軸2
iに2連流体圧シリンダ9を備える揺動装置を設けた。
この揺動装置8は、2連流体圧シリンダ9の上下のピス
トンロッド14a,15aを適宜伸縮させることによ
り、回転体2を揺動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品や医薬品等の
内容物を容器(パウチ、缶詰、瓶詰等)内に密封充填し
た製品を、揺動させながら昇温、加熱、冷却のレトルト
サイクルプロセスで加熱殺菌処理する揺動型スプレー式
レトルト殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レトルトサイクルプロセスの加熱
殺菌処理には、スプレー式レトルト殺菌機が提供されて
いる。このスプレー式レトルト殺菌機は、製品を載置し
たトレーを複数段積み重ねて殺菌槽内に収容し、トレー
間の隙間に向けて配置したスプレーノズルから熱水ある
いは蒸気等を噴霧して製品を加熱殺菌した後、スプレー
ノズルから冷却水を噴霧して製品を冷却するものである
(実公平3−3197号公報等参照)。
【0003】このスプレー式レトルト殺菌装置には、略
円筒形状で横倒し状態に載置した殺菌槽内に、複数段積
み重ねたトレーを複数組収容する回転体を設け、殺菌槽
内に設けたころ部材によりこの回転体を回転自在に支持
し、駆動装置により回転体を揺動させながら殺菌処理を
行う揺動型スプレー式レトルト殺菌装置がある(特開平
9−215732号公報)。
【0004】揺動させながら殺菌処理を行うメリット
は、製品の内容物(主として液体)が揺り動かされる
ことにより昇温・降温速度が速まる、トレイやパレッ
トが水平に対し傾斜する事により付着水を早期に除去で
きる等であり、全体として殺菌処理に要する時間を短縮
することができることにある。
【0005】この場合、回転体を揺動させる駆動手段6
0は、例えば、図14(A)に示すように、殺菌槽1の
基台5上の端部に設置したモータ61から減速機62、
歯車63、64、を介して回転体2の一端に固着した回
転軸65を回転させるように構成されている。この装置
は、駆動手段60が取付けられる片側の蓋部材1bは開
閉構造ではなく、反対側の蓋部材(図示省略)を開閉し
てトレー3の搬入・搬出を行うものである。
【0006】また、他の形態の駆動手段70は、図14
(B)(C)に示すように、殺菌槽1内において回転体
2の外周に形成した環状歯車71と環状歯車71に噛合
するピニオン72を設け、殺菌槽1の外周上部に設置し
たモータ73の出力軸をピニオン72に連結して、回転
体2を揺動させるように構成されている。また、同様
に、環状歯車71に換えて回転体2にチェーンスプロケ
ットを構成し、かつピニオン72に換えて小型のチェー
ンスプロケットを構成して、モータ73の出力軸を小型
のチェーンスプロケットに連結してチェーン伝動により
回転体を揺動させるように構成したものもある(図示省
略)。
【0007】この装置は、殺菌槽1の両側の蓋部材(1
a,1b)が開閉可能であり、殺菌槽1の両側からトレ
ー3の出し入れが可能である。即ち、殺菌加工処理にお
いて殺菌槽1の片側から回転体2にトレー3を搬入し、
処理後に殺菌槽1の反対側で回転体2からトレー3を搬
出することが可能であり、トレー3の出し入れが同時に
行えて作業効率を向上させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように回転体を
揺動させるためにモータ等の回転駆動力を用いていた。
この場合回転体の揺動角度は、回転体の揺動角を検知す
る角度検知手段からの信号に基づいて、回転方向を切換
えるていたが、回転体が所定の揺動角度を越える(オー
バーラン)ことがある。
【0009】また、駆動装置としてモータを用いる場
合、装置が大型に成ると動力コストが高くなり、また揺
動させる場合の負荷が大きいため大型のモータが必要と
なるから、駆動手段全体として大型となる。
【0010】そこで、本発明は、より簡単でコンパクト
な揺動手段を備え、かつ、揺動角度の設定が確実に行え
る揺動型スプレー式レトルト殺菌装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る揺動型スプ
レー式レトルト殺菌装置は、製品を載置したトレーを複
数段積み重ねて収容する回転体と、回転体を内装して基
礎上に配置した殺菌槽と、回転体に配設されトレー間の
隙間に向けて熱水、冷却水等を噴出するスプレーノズル
とを備えて成る揺動型スプレー式レトルト殺菌装置にお
いて、殺菌槽の外側に突出した回転体の回転軸から半径
方向に延在したアーム部と、一端が前記アーム部に連結
され、他端が前記基礎上で支持された流体圧シリンダと
を備えることを特徴とする。この装置は、流体圧シリン
ダへの圧油や空気などの給排を適宜に切換えてピストン
ロッドを伸張又は短縮させることにより回転体が揺動す
る。回転体の揺動角は、ピストンロッドの可動範囲によ
って制限されるので、回転体がオーバーランすることは
ない。
【0012】また、流体圧シリンダが直線状に一体連結
された2つのシリンダ本体を有し、一方のシリンダ本体
のピストンロッドが前記アーム部に連結されると共に、
他方のシリンダ本体のピストンロッドが前記基礎上に支
持され、いずれか一方のピストンロッドを伸長させ他方
のピストンロッドを短縮させた状態で前記回転体のトレ
ーを水平にし、両方のピストンロッドを伸長又は短縮さ
せて前記回転体を左右方向に揺動させるようにしても良
い。
【0013】また、回転体の左右方向の揺動限界位置に
センサを配設し、前記回転体が揺動限界まで揺動したこ
とを前記センサで検出し、前記センサの検出結果に基づ
き前記流体圧シリンダに対する流体の給排を切換えるよ
うにしても良い。
【0014】また、回転体の回転軸の周囲に2つのセン
サを配設すると共に、前記センサが検知可能な被検知部
を回転軸に取付けても良い。
【0015】また、回転体の回転軸から半径方向に延在
した腕部材と、前記腕部材の長手方向に沿って摺動可能
に配設された被検知部と、前記回転体の揺動に伴う前記
被検知部の移動を直線状に案内するレール部材と、前記
レール部材の両端に配設され前記被検知部の移動を規制
するストッパ部とを備えても良い。
【0016】この場合、ストッパ部を緩衝体で構成する
と共に、前記緩衝体に前記被検知部との接触を検出する
接触センサを付設し、前記接触センサからの信号に基づ
き前記流体圧シリンダに対する流体の給排を切換えるよ
うにしても良い。
【0017】また、前記接触センサによる前記被検知部
との接触検出から所定時間をおいて前記流体圧シリンダ
に対する流体の給排を切換えるようにしても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る揺動型スプレ
ー式レトルト殺菌装置の実施形態を図面に基づいて説明
する。
【0019】装置の概略を示す図3において、1は殺菌
槽、2は回転体、8は揺動装置、9は2連流体圧シリン
ダである。
【0020】殺菌槽1は円筒形状の容器であって、図1
に示すように基台5の上に水平状態で固定されている。
殺菌槽1の一端には蓋部材1aが気密に、かつ、開閉可
能に装着されている。この装置は、蓋部材1aを開閉し
て殺菌槽1内に製品aを載置したトレー3を段積み状態
で回転体2に搬入し、殺菌槽1内で加熱殺菌処理をした
後、蓋部材1aを開けてトレー3を回転体2から搬出す
るようになっている。殺菌槽1の他端には蓋部材1bが
固定的に配設され、その中央に回転体2の回転軸2iを
気密に軸支するための軸受部1cが設けられている。
【0021】回転体2は、図4(A)に示すように、複
数の円板2aと、各円板2aを適宜の間隔で連結する複
数の連結バー2bとで骨組みが形成されている。各円板
2aには、トレー3を段積みした台車3aを収納するた
めの略矩形の開口部2cが形成されている。各円板2a
の開口部2cの底部には、ころコンベアによる案内レー
ル2dが敷設されて台車3aの搬入路2hが形成されて
いる。搬入路2hには、トレー収容部2jが6つ形成さ
れている。また、搬入路2hの側面には側面案内ロール
2eが設けられ、搬入路2hの上部には、搬入されたト
レー3を上から抑えるトレー押え部材2fと、トレー押
え部材2fを昇降させるエアシリンダ2g等の適宜の手
段が設けられている。回転体2の後面には回転軸2iが
設けられている。回転体2は、図3に示すように回転軸
2iを殺菌槽1の軸受部1cに挿通しつつ殺菌槽1内に
収容され、回転軸2iの先端にリング11が取付けら
れ、かつ、回転継手18が取付けられる。
【0022】以下、回転体2に関し、トレー3、ヘッダ
ーパイプ4及びヘッダーパイプ4への殺菌処理媒体の供
給について説明する。
【0023】トレー3は、図4(B)に示すように、台
車3a上に段積み可能で、それぞれ複数個の製品aを相
互に重ならず、移動しないように仕切板3bで区画して
位置決め保持する。また、トレー3は4隅3dが高く形
成されており、段積みされたトレー3の間には周囲から
熱水等を製品aに噴霧可能とするための隙間3cが形成
されている。また、トレー3の底部は排水を可能とする
ためにパンチングメタル等の適宜の排水構造が採用され
ている。
【0024】ヘッダーパイプ4は、図1に示すように、
多数のスプレーノズル4aを有しており、回転体2の搬
入路2hの両側に縦方向(又は横方向)に所定の間隔で
設置され、図2(A)(B)に示すように、回転体2と
一体的に回転する。スプレーノズル4aは、回転体2の
搬入路2h内に搬入された段積み状態の各トレー3の隙
間3cから製品aに向けて、ヘッダーパイプ4に供給さ
れた熱水、冷却水等の殺菌処理媒体を噴霧するものであ
る。
【0025】ヘッダーパイプ4への熱水、冷却水等の殺
菌処理媒体の供給は、図1に示すように、回転体2の両
側に配設された主配管4bから分岐管4cを介してそれ
ぞれ分岐供給される。主配管4bは、図3に示すよう
に、回転体2の回転軸2i内に配設された供給配管4e
と回転継手18内で固定的に配設された供給配管4fを
介して外部の循環供給配管43に接続されて装置の外部
から殺菌処理媒体が供給される。
【0026】装置の外部には、図1に示すように、ヘッ
ダーパイプ4に供給するための循環供給配管43が形成
されている。循環供給配管43は、循環ポンプ41及び
熱交換器42を備えており熱水又は冷却水を供給する。
循環ポンプ41の吸入管43aは、殺菌槽1の底部に接
続されており、循環ポンプ41の吐出管43bは、熱交
換器42の入り口に接続され、熱交換器42の出口は、
循環供給配管43を介して主配管4bに接続されてい
る。熱交換器42は、殺菌槽1の底部に滞留する水その
他適宜の液体を加熱蒸気s又は冷却水cにより加熱又は
冷却(熱交換)して熱水又は冷却水を作り出すためのも
のであって、熱交換用の加熱蒸気と冷却水とが配管4
4,45から切換弁46,47を介して切換供給され、
また、冷却水出口配管48と蒸気ドレン配管49が切換
弁50、51を介して切換可能に接続されている。ま
た、殺菌槽1には、必要に応じて真空脱気手段52と乾
燥用熱風供給及び排気手段53が接続される。なお、ヘ
ッダーパイプ4への熱水又は冷却水の供給は、熱交換器
42を介さずに直接、加熱蒸気又は冷却水を切換供給す
るようにしても良い。
【0027】回転体2は、図1,3に示すように、殺菌
槽1内で軸受部1c及び殺菌槽1の底部内周の下面にお
いて前後左右の4個所に設けたころ部材6により回転自
在に支持されている。
【0028】ころ部材6は、殺菌槽1の外周面に装着し
たケース7に収容されている。ころ部材6の回転軸6a
は、ケース7の側面により回転体2の回転軸2iと平行
になるように軸支されている。ころ部材6は、殺菌槽1
内に僅かに突出し、回転体2の円板2aの外周面全周に
装着したリング状の接触板2a1と接触して、回転体2
を回転可能に支持している。また、殺菌槽1の下部周面
の左右に設けられる一対のころ部材6は、図1に示すよ
うに、回転体2の円板2aの下側において対象に設けら
れて回転体2の自重を均等に支持している。
【0029】以下、回転体2を揺動させる揺動装置8に
付いて説明する。
【0030】回転体2の回転軸2iの先端は、図5に拡
大して示すように、殺菌槽1の軸受部1cから外部に突
出しており、外周面にリング11が固着され、かつ、回
転継手18が連結されている。
【0031】リング11は、図6に示すように半径方向
に延在するアーム11aが形成され、アーム11aの1
80°反対側には、半径方向に突設したセンサ被検知片
11bが形成されている。また、リング11は、回転体
2が水平になったときにアーム11aが回転軸2iから
水平方向に突出するように形成されている。
【0032】アーム11aには、回転体2を揺動させる
ための2連流体圧シリンダ9が取付けられる。2連流体
圧シリンダ9は、図6に示すように、直列的に配設した
2つのシリンダ本体(12,13)にそれぞれにピスト
ン部材(14,15)を挿着したものである。各ピスト
ン部材(14,15)のピストンロッド(14a,15
a)は、各シリンダ本体(12,13)に対して気密に
装着されている。
【0033】2連流体圧シリンダ9の上側のピストン部
材14は、そのピストンロッド14aの先端を枢軸16
で回動可能な状態でアーム部11aに連結する。他方、
下側のピストン部材15は、そのピストンロッド14a
の先端を枢軸17で回動可能な状態で基台5に固定的に
取付ける。上側のシリンダ本体12は、図7に示すよう
に、ピストン部材14のピストン14bの可動域の上端
と下端に形成した給排部(p,q)から空気を供給・排
気する。下側のシリンダ本体13も同様に、ピストン部
材15のピストン15bの可動域の上端と下端に形成し
た給排部(r,s)から空気を供給・排気する。これに
より、図7〜図9に示すように、2連流体圧シリンダ9
を伸縮させることにより、回転体2を揺動させることが
できる。なお、図7〜図9は、2連流体圧シリンダ9の
伸縮に対応した回転体2の揺動状態が分かり易いよう
に、回転体2に収容されたトレー3を図示している。ま
た、図7〜図9において、60は給排部(p、q、r、
s)への空気給排切換部であり、63は切換え弁60を
操作する切換え装置であり、64は制御弁の切換えのタ
イミングを制御するシーケンサーである。
【0034】図7に示すように、2連流体圧シリンダ9
は、下側のピストン部材14を短縮し、上側のピストン
部材15を伸長させた状態で、トレー3が水平となるよ
うに設定して取付けられており、回転体2の水平状態の
検知は、上下のシリンダ本体(12,13)に取付けた
センサ(t,u)により行なわれる。tは、上側のシリ
ンダ本体12の内部でピストン部材14のピストン14
bの近接状態を検知するセンサで、uは、下側のシリン
ダ本体13の内部でピストン部材15のピストン15b
の近接状態を検知するセンサである。この2つのセンサ
(t,u)は、図7に示すように、それぞれシリンダ本
体(12,13)においてピストン部材(14,15)
が近接したときに信号を出す。両方のセンサの信号は、
シーケンサー64で受信される。即ち、シーケンサー6
4は、両方のセンサ(t,u)から同時に信号を受信し
たときに回転体2が水平な状態であることを検知するこ
とができる。
【0035】次に、回転体2の揺動角の設定について説
明する。
【0036】回転体2の揺動角の設定は、回転体2の回
転軸2iの先端に配設した揺動検知部20によって行わ
れ、揺動検知部20の信号に基づいてシーケンサー64
により、所定のタイミングで2連流体圧シリンダ9への
空気の給排を切換えることにより行う。
【0037】揺動検知部20は、図5に示すように、回
転体2の回転軸2iに装着したリング11と、リング1
1に対向させて回転継手18のケーシングに設けたリン
グ19との間に形成されている。
【0038】回転軸2iのリング11には、図6に示す
ように、アーム11aの反対側に半径方向に突出してセ
ンサ被検知片11bが形成されている。これに対応し
て、回転継手18のリング19には、図10に示すよう
に、半径方向に円弧状に突設したセンサ取付部19aに
形成された長穴19bに近接センサ(v,w)が取付ら
れる。近接センサ(v,w)の取付位置は、長穴19b
において円周方向に調整可能であり、回転体2の所望の
揺動角に応じて水平に対して上下に対称な角度で取付け
られる。
【0039】これにより、下側の近接センサwは、図8
に示すように、2連流体圧シリンダ9が伸びて回転体2
が所定の角度揺動してリング11の被検知部11bが近
接したときに信号を発信する。また、上側の近接センサ
vは、図9に示すように、2連流体圧シリンダ9が縮ん
で回転体2が所定の角度揺動してリング11のセンサ被
検知片11bが近接したときに信号を発信する。この信
号はシーケンサー64で受信され、2連流体圧シリンダ
9の給排部(p,q,r,s)への空気の給排が切換え
られる。
【0040】また、シリンダ(12,13)の給排部
(p,q,r,s)への空気の給排は、図11に示す圧
縮空気の給排回路によって行う。給排回路を示す図11
において、60は給排部(p,q,r,s)への給排を
切換える切換え部であり、給排部(p,q)への圧縮空
気の給排を制御する制御弁61と、給排部(r,s)へ
の圧縮空気の給排を制御する制御弁62を備えている。
63は制御弁61と62を操作する切換え装置であり、
64はシーケンサー、65はエアポンプ、66は排出部
である。
【0041】シーケンサー64は、センサ(t,u,
v,w)の信号を受信して、2連流体圧シリンダ9の給
排部(p,q,r,s)への空気の給排を適宜に切換え
て2連流体圧シリンダ9の各シリンダロッド(14a,
15a)の伸縮させるように切換え装置63を制御して
いる。
【0042】即ち、回転体2が水平状態(図7参照)で
停止しているとき、制御弁61をbのポジションにし、
かつ、制御弁62をeのポジションにして、上下のシリ
ンダ本体(12,13)への空気の給排を停止してい
る。
【0043】そして、回転体2を水平状態(図7参照)
から右に傾動させる場合は、制御弁62をdのポジショ
ンにし、下側のシリンダ本体13においてポンプ65か
ら給排部rに給気し、給排部sから排気してピストンロ
ッド15aを伸長させて回転体2を右に傾動させる。
【0044】そして、回転体2が右に所定角傾動したと
き(図8参照)、センサwの信号を受けて、下側のシリ
ンダ本体13の制御弁62をfのポジションに切換えて
ポンプ65から給排部sに給気し給排部rから排気して
ピストンロッド15を短縮させて回転体2を水平に戻
す。
【0045】そして、回転体2が水平に戻ったとき(図
7参照)、センサtとuの信号を同時に受信して、制御
弁62をeのポジションに切換えて下側のシリンダ本体
13への空気の給排を停止し、かつ、制御弁61をaの
ポジションに切換えて上側のシリンダ本体12において
給排部pに給気し給排部qから排気してピストンロッド
14aを縮めて回転体2を左に傾動させる。
【0046】そして、回転体2が左に所定角傾動したと
き(図9参照)、センサvの信号を受けて、上側のシリ
ンダ本体12への空気の給排を切換え、給排部qに給気
し給排部pから排気して上側のピストンロッド14aを
伸長させて回転体2を水平に戻す。
【0047】このように、回転体2の揺動は、センサ
(t,u,v,w)の信号に基づいて、2連流体圧シリ
ンダ9への空気の給排を切換えて2連流体圧シリンダ9
の上下のピストンロッド(14a,15a)を適宜伸縮
させることによって行う。また、回転体2を水平状態で
停止させる場合は、センサtとuの信号を同時に受けた
ときに、2連流体圧シリンダ9への空気の給排を止めれ
ばよい。
【0048】上記の構成により、この装置は、製品を載
置したトレー3を段積み状態で回転体2の搬入路2hに
搬入し、2連流体圧シリンダ9によって回転体2を左右
に揺動させながら、ヘッダーパイプ4のスプレーノズル
4aから殺菌処理媒体を噴出して製品aを加熱殺菌処理
することができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施形態を図12、
図13に基づいて説明する。
【0050】第2の実施形態は、上記装置の回転体2を
揺動させる構造において、回転体2の回転軸2iに揺動
規制部30を設けたものである。なお、図12,図13
において上記した第1の実施形態と同様の構成には同一
の符号を付して説明を省略する。
【0051】回転体2の回転軸2iには、図12に示す
ように、腕部31が取付られている。腕部31は、回転
体2の回転軸2iの半径方向下方に突出して2枚の片材
が平行に延在する部材であり、その先端部に回転軸2i
の半径方向に沿って長穴31aが形成されている。
【0052】この腕部31に対応して基台5に基部32
が取付けられている。基部32には上下に案内レールを
備えるレール部材33が水平に配設されており、レール
部材33にはスライド部材34がスライド可能に装着さ
れている。レール部材33の両端には緩衝ばねを内蔵す
る緩衝体35,36がスライド部材34の可動域に突出
して取付けられている。緩衝体35,36の突出量は調
整ねじ37,38により調整することができる。緩衝体
35と36は、スライド部材34の接触を感知して信号
を発するセンサ(x、y)を備えている。センサ(x、
y)の信号は、図11に示すように、シーケンサー64
に受信される。
【0053】スライド部材34は、その枢軸34aが腕
部31の長穴31aに摺動可能に挿着されており、回転
体2の揺動に応じて左右に振れ動く腕部31の動きに対
応して、レール部材33に沿って左右に往復移動する。
【0054】この実施形態では、スライド部材34がレ
ール部材33の左右で緩衝ばね35又は36に緩衝した
とき、シーケンサー64は、緩衝ばね35と36に取付
けたセンサ(x,y)が発する信号を受信して、制御弁
61をbのポジションにし、制御弁62をeのポジショ
ンにして、2連流体圧シリンダ9の上下のシリンダ本体
(12,13)への空気の給排をそれぞれ一定時間止め
て、回転体2を傾動し状態で停止させた後、回転体2の
揺動を再開させる。
【0055】このように、この揺動構造を備える装置
は、回転体2が左右に傾動した状態(図8又は図9参
照)で、一定時間回転体2の揺動を止めることができ
る。これにより、例えば、製品の内容物の粘度が高い場
合や、製品に内容物に固形物が含まれる場合に、回転体
2を傾動した状態で一定時間停止させることで、揺動状
態から停止することによる慣性力で製品の内容物をよく
混ぜることができる。
【0056】以上、本発明の揺動型スプレー式レトルト
殺菌処理装置について説明したが、本発明は上記に限定
されない。
【0057】例えば、この実施形態では、回転体2の水
平状態の設定を容易にし、かつ、回転体2の揺動を左右
対称に行えるように、2連流体圧シリンダ9を用いてい
るが、回転体2を揺動させる駆動手段としては、一連の
流体圧シリンダでも良く、この場合、回転体2の揺動角
を制御する制御手段を別途設ければ良い。
【0058】
【発明の効果】本発明に係る揺動型スプレー式レトルト
殺菌装置は、殺菌槽の外側に突出した回転体の回転軸か
ら半径方向に延在したアーム部と、一端が前記アーム部
に連結され、他端が前記基礎上で支持された流体圧シリ
ンダとを備えたので、流体圧シリンダへの圧油や空気な
どの給排を適宜に切換えてピストンロッドを伸張又は短
縮させることで回転体を揺動させることができ、かつ、
流体圧シリンダによって回転体の揺動角を規制して回転
体のオーバーランを防止することができる。
【0059】また、流体圧シリンダが直線状に一体連結
された2つのシリンダ本体を有し、一方のシリンダ本体
のピストンロッドが前記アーム部に連結されると共に、
他方のシリンダ本体のピストンロッドが前記基礎上に支
持され、いずれか一方のピストンロッドを伸長させ他方
のピストンロッドを短縮させた状態で前記回転体のトレ
ーを水平にし、両方のピストンロッドを伸長又は短縮さ
せて前記回転体を左右方向に揺動させるようにしたの
で、2つのピストンロッドを交互に伸縮操作することで
回転体を左右均等に揺動させることができる。
【0060】また、回転体の左右方向の揺動限界位置に
センサを配設し、前記回転体が揺動限界まで揺動したこ
とを前記センサで検出し、前記センサの検出結果に基づ
き前記流体圧シリンダに対する流体の給排を切換えるよ
うにしたので、流体圧シリンダの伸縮範囲内で回転体の
揺動角を設定することができる。
【0061】また、回転体の回転軸から半径方向に延在
した腕部材と、前記腕部材の長手方向に沿って摺動可能
に配設された被検知部と、前記回転体の揺動に伴う前記
被検知部の移動を直線状に案内するレール部材と、前記
レール部材の両端に配設され前記被検知部の移動を規制
するストッパ部とを備えたので、回転体の揺動範囲を流
体圧シリンダの伸縮範囲内でストッパ部により設定する
ことができる。
【0062】この場合、ストッパ部を緩衝体で構成する
と共に、前記緩衝体に前記被検知部との接触を検出する
接触センサを付設し、前記接触センサからの信号に基づ
き前記流体圧シリンダに対する流体の給排を切換えるタ
イミングを設定できる。また、前記接触センサによる前
記被検知部との接触検出から所定時間をおいて前記流体
圧シリンダに対する流体の給排を切換えることができ
る。この場合、例えば、製品の内容物の粘度が高い場合
や製品に内容物に固形物が含まれる場合に、回転体を傾
動した状態で一定時間停止させることで、揺動状態から
停止することによる慣性力で製品の内容物をよく混ぜる
ことができる。これにより、揺動型スプレー式レトルト
殺菌装置が目的とする早期の殺菌処理を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る揺動型スプレー式レトルト殺菌
装置の概略構造を示す縦断正面図。
【図2】 (A)(B)は左右に揺動させた状態を示す
動作状態の説明図である。
【図3】 本発明に係る揺動型スプレー式レトルト殺菌
装置の回転体の駆動構造の概略を示す側面図。
【図4】 (A)は回転体の概略構造を示す斜視図、
(B)はトレーの概略斜視図。
【図5】 本発明に係る第1の実施形態の揺動装置を示
す側面図。
【図6】 揺動装置における揺動検知部の回転軸側を示
す断面図。
【図7】 本発明に係る揺動型スプレー式レトルト殺菌
装置の回転体の水平状態を示す概略背面図。
【図8】 本発明に係る揺動型スプレー式レトルト殺菌
装置の回転体の揺動状態を示す概略背面図。
【図9】 本発明に係る揺動型スプレー式レトルト殺菌
装置の回転体の揺動状態を示す概略背面図。
【図10】 揺動装置における揺動検知部の回転継手側
を示す断面図。
【図11】 揺動装置における圧縮空気の給排回路図。
【図12】 本発明に係る第2の実施形態の揺動装置を
示す側面図。
【図13】 第2実施形態の揺動装置における揺動検知
部の回転軸側を示す断面図。
【図14】 (A)は従来の回転駆動手段の第1実施例
を示す概略側面図、(B)は従来の回転駆動手段の第2
実施例を示す概略側面図、(C)はその縦断面正面図を
示している。
【符号の説明】
1 殺菌槽 2 回転体 2a 円板 2c 開口部 2d 案内レール 2i 回転軸 3 トレー 4 ヘッダーパイプ 4a スプレーノズル 4e 供給配管 5 基台 6 ころ部材 8 揺動装置 9 2連流体圧シリンダ 12 シリンダ本体 13 シリンダ本体 14 ピストン部材 15 ピストン部材 14a ピストンロッド 14b ピストン 15a ピストンロッド 15b ピストン 31 腕部 33 レール部材 34 スライド部材 34a 枢軸 p,q,r,s 給排部 t,u センサ v,w センサ x,y センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品を載置したトレーを複数段積み重ねて
    収容する回転体と、前記回転体を内装して基礎上に配置
    した殺菌槽と、前記回転体に配設され前記トレー間の隙
    間に向けて熱水、冷却水等を噴出するスプレーノズルと
    を備えて成る揺動型スプレー式レトルト殺菌装置におい
    て、 前記殺菌槽の外側に突出した回転体の回転軸から半径方
    向に延在したアーム部と、 一端が前記アーム部に連結され、他端が前記基礎上で支
    持された流体圧シリンダとを備えることを特徴とする揺
    動型スプレー式レトルト殺菌装置。
  2. 【請求項2】前記流体圧シリンダが直線状に一体連結さ
    れた2つのシリンダ本体を有し、一方のシリンダ本体の
    ピストンロッドが前記アーム部に連結されると共に、他
    方のシリンダ本体のピストンロッドが前記基礎上に支持
    され、いずれか一方のピストンロッドを伸長させ他方の
    ピストンロッドを短縮させた状態で前記回転体のトレー
    を水平にし、両方のピストンロッドを伸長又は短縮させ
    て前記回転体を左右方向に揺動させるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の揺動型スプレー式レトルト殺
    菌装置。
  3. 【請求項3】前記回転体の左右方向の揺動限界位置にセ
    ンサを配設し、前記回転体が揺動限界まで揺動したこと
    を前記センサで検出し、前記センサの検出結果に基づき
    前記流体圧シリンダに対する流体の給排を切換えるよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の揺動型ス
    プレー式レトルト殺菌装置。
  4. 【請求項4】前記回転体の回転軸の周囲に2つのセンサ
    を配設すると共に、前記センサが検知可能な被検知部を
    回転軸に取付けたことを特徴とする請求項3記載の揺動
    型スプレー式レトルト殺菌装置。
  5. 【請求項5】前記回転体の回転軸から半径方向に延在し
    た腕部材と、前記腕部材の長手方向に沿って摺動可能に
    配設された被検知部と、前記回転体の揺動に伴う前記被
    検知部の移動を直線状に案内するレール部材と、前記レ
    ール部材の両端に配設され前記被検知部の移動を規制す
    るストッパ部とを備えたことを特徴とする請求項4記載
    の揺動型スプレー式レトルト殺菌装置。
  6. 【請求項6】前記ストッパ部を緩衝体で構成すると共
    に、前記緩衝体に前記被検知部との接触を検出する接触
    センサを付設し、前記接触センサからの信号に基づき前
    記流体圧シリンダに対する流体の給排を切換えるように
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の揺動型スプ
    レー式レトルト殺菌装置。
  7. 【請求項7】前記接触センサによる前記被検知部との接
    触検出から所定時間をおいて前記流体圧シリンダに対す
    る流体の給排を切換えるようにしたことを特徴とする請
    求項6記載の揺動型スプレー式レトルト殺菌装置。
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