JP2001231514A - イカソーメン等の包装構造 - Google Patents

イカソーメン等の包装構造

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JP2001231514A
JP2001231514A JP2000047392A JP2000047392A JP2001231514A JP 2001231514 A JP2001231514 A JP 2001231514A JP 2000047392 A JP2000047392 A JP 2000047392A JP 2000047392 A JP2000047392 A JP 2000047392A JP 2001231514 A JP2001231514 A JP 2001231514A
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JP
Japan
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squid
container
vermicelli
state
film
Prior art date
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Application number
JP2000047392A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sato
藤 有 一 佐
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KANESAN SATO SUISAN KK
Original Assignee
KANESAN SATO SUISAN KK
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に収納したイカソーメンやイカ刺しが、
冷凍しても容器およびイカソーメン、イカ刺し同士とく
っつくことがなく、取り出しが容易で、保護の信頼性、
保存性が向上し、長期に亘り品質の保護を図ることがで
きるイカソーメン等の包装構造を提供する。 【解決手段】 イカを処理して加工されたイカソーメン
またはイカ刺しの所定量をシートフィルムで包装し、こ
の包装したイカソーメンまたはイカ刺しを容器に複数列
設して収納し、この容器をラップフィルムで包装してな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イカソーメンや
イカ刺しの包装構造、特に、冷凍保存時に全部を取り出
すのも、小分けして取り出すのも容易なイカソーメン等
の包装構造に関する。
【従来の技術】
【0002】従来、イカソーメンやイカ刺しは、各店や
旅館などの調理場において調理加工されていたが、イカ
を所定の処理をしてイカソーメンやイカ刺しに調理加工
するのに、時間と手数がかかるため、最近は工場でイカ
ソーメンやイカ刺しに加工されて冷凍され、出荷、販売
されるようになっている。
【0003】従来、イカソーメンやイカ刺しは、トレー
に所定量ずつを複数列収納したものであるか、その列と
列との間に飾り用の合成樹脂シートを介在させたもので
ある。図4は従来のイカソーメンの包装構造を示す断面
図で、イカソーメン11は、2つ折りされトレー12に
所定量ずつ複数列に収納され、これがラップフィルム1
3で包装されているものである。図5は従来のイカソー
メンの他の包装構造を示す断面図で、イカソーメン11
は、2つ折りされトレー12に所定量ずつ複数列に収納
され、その列11と列11との間に飾り用の合成樹脂シ
ート14が介在され、これがラップフィルム(図示省
略)で包装されている。イカ刺しの包装も前記イカソー
メンと略々同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように包装された
イカソーメンやイカ刺しは、冷凍されて出荷、販売され
るが、前記従来の包装構造においては、冷凍するとイカ
ソーメン(イカ刺し)11とトレー12及びイカソーメ
ンの列11と列11とのイカソーメン(イカ刺し)同士
がくっついてしまい、仕入れてからすぐにトレー12か
ら取り出したり、所定量に取り分けるのが困難になる不
都合がある。
【0005】また、従来の包装構造は、トレー12に列
設されたイカソーメン(イカ刺し)11がラップフィル
ム13で包装されているだけなので、ラップフィルム1
3が破れると直接イカソーメン(イカ刺し)11が外部
に晒されることとなり、不衛生であるし、保護の信頼性
に欠けるし、品質の低下をきたすことにもなる。また、
包装保護の信頼性に欠けるので保存および輸送にも注意
が必要となる課題もある。
【0006】この発明は、このような従来の課題を解決
せんと提供されたものであり、その目的は、冷凍しても
イカソーメンやイカ刺しと容器(例えばトレー)がくっ
つかず、取り出しやすく、イカソーメンやイカ刺しと容
器および列と列とのイカソーメン(イカ刺し)同士がく
っつかないので所定量ずつ取分けするのが容易であり、
しかもイカソーメンやイカ刺しをシートフィルムで包装
して容器に収納し、この容器をラップフィルムで包装す
る三重包装構造とすることによって保護の信頼性および
保存性の向上、品質の保護を図ると共に輸送にも丈夫な
イカソーメン等の包装構造の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明に係るイカソーメン等の包装構造は、イカ
を処理して加工されたイカソーメンまたはイカ刺しの所
定量をシートフィルムで包装し、この包装したイカソー
メンまたはイカ刺しを容器に複数列設して収納し、この
容器をラップフィルムで包装してなることを特徴とす
る。
【0008】また、この発明に係るイカソーメン等の包
装構造は、前記容器が、発泡合成樹脂製のトレーである
ことを特徴とする。
【0009】さらに、この発明に係るイカソーメン等の
包装構造は、前記シートフィルムおよびラップフィルム
が、透明または半透明の合成樹脂フィルムであることを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面と共に詳細に説明する。図1はこの発明の実施
の形態を示す斜視図、図2はイカソーメンがシートフィ
ルムで包装されている状態を示す斜視図、図3はこの発
明の実施の形態を示す断面図である。
【0011】同図において、イカソーメン1は、生イカ
を常法にしたがい加工調理したもので、これが2つ折り
されている。この2つ折りされたイカソーメン1は、図
2に示すように所定量がシートフィルム2で包装され、
この包装されたイカソーメン1が図1および図3に示す
ように容器3に複数列に列設して収納され、この容器3
がラップフィルム4で包装されている。
【0012】この発明の目的の1つは、冷凍してもイカ
ソーメン1と容器3および列と列とのイカソーメン1と
1同士がくっつかないようにして、取り出したり、取り
分けするのを容易とすることにあり、その手段としてシ
ートフィルム2で包装したものである。従って、前記シ
ートフィルム2は、耐冷凍性で冷凍してもイカソーメン
1や容器3とくっつかず剥離性に富む透明または半透明
の合成樹脂フィルムが好ましい。また、ラップフィルム
4は、容器3を包装しイカソーメン1を保護するもので
あり、かつ冷凍されるので、丈夫で耐冷凍性に富む透明
または半透明の合成樹脂フィルムが望ましい。前記シー
トフィルム2およびラップフィルム4を透明または半透
明としたのは、イカソーメン1の品質を、外部から確認
できるようにして、良否の判断を可能とするためであ
る。シートフィルム2およびラップフィルム4の合成樹
脂フィルムとしては、ポリエステルフィルム、塩化ビニ
ル系共重合樹脂フィルム、ポリエチレンフィルム、塩化
ビニルフィルム等を例示できる。
【0013】また、容器3は、本例ではトレーで示して
あり、発泡合成樹脂製のものが、軽くて水および冷凍に
も強く,成型性に富み容易に製造できるため好ましい。
軽いと輸送にも最適となる。発泡合成樹脂として発泡ポ
リスチレンを例示できる。
【0014】しかして、イカソーメン1は、所定量がシ
ートフィルム2に包装されて容器3に複数列に列設され
ているのでイカソーメン1と容器3との間にはシートフ
ィルム2が介在しイカソーメン1は容器3と直接接触し
ないので冷凍しても容器3にくっつくこともないし、列
と列のイカソーメン1、1同士もシートフィルム2が介
在し直接接触しないので列と列のイカソーメン1、1同
士がくっつくこともない。従って、冷凍しても取り出し
やすく、必要量の取り分けも容易となる。
【0015】また、イカソーメン1をシートフィルム2
で包装して容器3に収納し、この容器3をラップフィル
ム4で包装してなるので、三重包装構造となり、イカソ
ーメン1の保護の信頼性、保存性の向上および品質の保
護を図ると共に丈夫で保存性に富むため、輸送してもこ
われず、かつ長期にわたって品質が保護されることにな
る。
【0016】なお、前記実施の形態では、2つ折りのイ
カソーメンについて説明したが、これは2つ折りでなく
てもよく、通常の造りでも姿造りでもよい。また、イカ
ソーメンに代えてイカ刺しであってもよい。さらに、容
器も前記実施の形態に限定されるものではない。この発
明は、目的を逸脱しない範囲で種々の変形が許される。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、この発明は、
イカソーメンまたはイカ刺しの所定量をシートフィルム
で包装し、この包装したイカソーメンまたはイカ刺しを
容器に複数列設して収納し、この容器をラップフィルム
で包装してなるので、次のような効果を奏する。 (1) イカソーメンまたはイカ刺しと容器との間にシ
ートフィルムが介在するので、冷凍してもイカソーメン
またはイカ刺しと容器がくっつかず、取り出しやすい。 (2) 間にシートフィルムが介在するので冷凍しても
イカソーメンまたはイカ刺しと容器および列と列とのイ
カソーメン同士またはイカ刺し同士がくっつかないので
所定量ずつ取分けするのも容易となる。 (3) イカソーメンまたはイカ刺しをシートフィルム
で包装して容器に収納し、この容器をラップフィルムで
包装してなるので、シートフィルム、容器およびラップ
フィルムの三重包装構造となり、イカソーメンまたはイ
カ刺しの保護の信頼性、保存性が向上し、衛生的であ
り、かつ長期に亘り品質の保護を図ることができる。し
かも保存性に富み丈夫となるので輸送に最適となる。 (4) また、容器が発泡合成樹脂製のトレーである
と、水および冷凍にも強く、成型性に富み容易に製造で
き安価に提供できると共に、軽いので輸送にも好都合と
なる。 (5) さらに、シートフィルムおよびラップフィルム
が透明または半透明だと、容器に収納したイカソーメン
やイカ刺しを、外部から透視して確認でき、品質などの
良否の判断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】イカソーメンがシートフィルムで包装されてい
る状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態を示す断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 イカソーメン 2 シートフィルム 3 容器 4 ラップフィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イカを処理して加工されたイカソーメン
    またはイカ刺しの所定量をシートフィルムで包装し、こ
    の包装したイカソーメンまたはイカ刺しを容器に複数列
    設して収納し、この容器をラップフィルムで包装してな
    ることを特徴とするイカソーメン等の包装構造。
  2. 【請求項2】 前記容器は、発泡合成樹脂製のトレーで
    あることを特徴とする請求項1記載のイカソーメン等の
    包装構造。
  3. 【請求項3】 前記シートフィルムおよびラップフィル
    ムは、透明または半透明の合成樹脂フィルムであること
    を特徴とする請求項1または2記載のイカソーメン等の
    包装構造。
JP2000047392A 2000-02-24 2000-02-24 イカソーメン等の包装構造 Pending JP2001231514A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8158174B2 (en) 2002-09-27 2012-04-17 Kraft Foods Global Brands Llc Container for food products
JP6125688B1 (ja) * 2016-03-31 2017-05-10 株式会社鮮冷 冷凍保存用水産加工品の提供方法

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US8158174B2 (en) 2002-09-27 2012-04-17 Kraft Foods Global Brands Llc Container for food products
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030123