JP2001231000A - 映像記録再生装置 - Google Patents

映像記録再生装置

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JP2001231000A
JP2001231000A JP2000041190A JP2000041190A JP2001231000A JP 2001231000 A JP2001231000 A JP 2001231000A JP 2000041190 A JP2000041190 A JP 2000041190A JP 2000041190 A JP2000041190 A JP 2000041190A JP 2001231000 A JP2001231000 A JP 2001231000A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、検索が迅速に行なえるようにな
る映像記録再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 検索時にブロック記録媒体からブロック
単位でデータを読み取ってメモリのメインバンクに格納
する第1手段、ブロック単位のデータをメモリのメイン
バンクに格納する際に、そのブロックに含まれている各
フィールドデータの先頭格納アドレスをメモリのサブバ
ンクに格納していく第2手段、メインバンクに格納され
たブロック内に含まれている各フィールドデータのう
ち、サブバンクに格納された各フィールドデータの先頭
格納アドレスを利用して付加情報のみを順次読み出し、
読み出した付加情報に基づいて検索対象のフィールドデ
ータを探索する第3手段、および探索されたフィールド
データをメインバンクから読み出して再生出力する第4
手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルVTR
等の映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】監視カメラによって撮像された映像を、
たとえば、JPEG方式の画像圧縮装置よって圧縮した
後に、ビデオテープに記録するとともに、ビデオテープ
に記録されたデータを読み取った後、画像伸長装置によ
って伸長させて出力する映像記録再生装置が既に開発さ
れている。
【0003】記録時には、画像圧縮装置よって圧縮した
データがメモリに蓄積され、メモリに所定容量の1ブロ
ック分のデータが蓄積される毎に、その1ブロック分の
データが順次読み出されてビデオテープに記録せしめら
れる。再生時には、ビデオテープから読み出されたデー
タがメモリに蓄積され、メモリに所定容量の1ブロック
分のデータが蓄積される毎に、その1ブロック分のデー
タが順次読み出されて画像伸長装置に送られる。
【0004】このような映像記録再生装置において、映
像データに付加された付加データに基づいて検索を行な
う場合には、付加データを含むフィールド(フレーム)
データを読み出していたため、検索時間が長くかかると
いう問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、検索が迅
速に行なえるようになる映像記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の映
像記録再生装置は、記録時においては、入力映像データ
またはその圧縮データを、複数フィールド分のデータを
含むブロック単位毎に、かつブロック単位内に含まれて
いる各フィールド毎に先頭に付加情報を付加して記録媒
体に記録する映像記録再生装置において、メインバンク
とサブバンクを備えたメモリ、検索時にブロック記録媒
体からブロック単位でデータを読み取ってメモリのメイ
ンバンクに格納する第1手段、ブロック単位のデータを
メモリのメインバンクに格納する際に、そのブロックに
含まれている各フィールドデータの先頭格納アドレスを
メモリのサブバンクに格納していく第2手段、メインバ
ンクに格納されたブロック内に含まれている各フィール
ドデータのうち、サブバンクに格納された各フィールド
データの先頭格納アドレスを利用して付加情報のみを順
次読み出し、読み出した付加情報に基づいて検索対象の
フィールドデータを探索する第3手段、および探索され
たフィールドデータをメインバンクから読み出して再生
出力する第4手段を備えていることを特徴とする。
【0007】この発明による第2の映像記録再生装置
は、記録時においては、入力映像データまたはその圧縮
データを、複数フィールド分のデータを含むブロック単
位毎に、かつブロック単位内に含まれている各フィール
ド毎に先頭に記録時刻情報を含む付加情報を付加するよ
うにしてビデオテープに記録させるとともに、ビデオテ
ープのコントロールトラックにブロック単位毎にその先
頭の記録時刻情報を表すVASSデータを記録させるよ
うにした映像記録再生装置であって、メインバンクとサ
ブバンクを備えたメモリ、記録時刻指定による検索を行
うために記録時刻が指定されたときには、VASSデー
タに基づいて指定記録時刻に対応するブロックを特定し
て、そのブロック内のデータをメモリのメインバンクに
格納させる第1手段、上記ブロック内のデータをメモリ
のメインバンクに格納する際に、そのブロックに含まれ
ている各フィールドデータの先頭格納アドレスをメモリ
のサブバンクに格納していく第3手段、メインバンクに
格納されたブロック内に含まれている複数のフィールド
データのうちから、2分検索によって指定記録時刻に対
応する記録時刻情報を有するフィールドを探索する第3
手段、および探索されたフィールドのデータをメインバ
ンクから読み出して再生出力する第4手段を備えてお
り、第3手段は、2分検索時においては、サブバンクに
格納された各フィールドデータの先頭格納アドレスを利
用して、メインバンクに格納されたブロック内に含まれ
ている各フィールドデータのうち付加情報のみを読み出
すことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を、監視カメラによって撮像された映像を記録再生する
デジタルVTRに適用した場合の実施の形態について説
明する。
【0009】〔1〕監視システムの全体的な構成の説明
【0010】図1は、監視システムの全体的な構成を示
している。
【0011】監視システムは、ビデオカメラ(以下、監
視カメラという)101と、監視カメラ101によって
得られる映像信号を圧縮してビデオテープ記録するため
のデジタルVTR102と、デジタルVTR102によ
って再生された映像を表示するモニタ103とを備えて
いる。
【0012】〔2〕デジタルVTR102の映像信号処
理回路の記録時の動作についての説明
【0013】図2は、デジタルVTR102の映像信号
処理回路の構成を示している。映像信号処理回路の記録
時の動作について説明する。
【0014】記録時には、監視カメラ101から送られ
てきたアナログの映像信号は、デコーダ11によってデ
ジタルの映像データに変換される。デコーダ11によっ
て得られた映像データは、第1のFPGA12(フィー
ルドプログラマブルゲートアレイ)に送られる。
【0015】第1のFPGA12は、入力された映像デ
ータを、予め定められた所定フィールド数周期(以下、
画像取込み周期という)で、フィールドメモリ13に格
納していく。フィールドメモリ13に格納された映像デ
ータは、画像圧縮伸長回路14に送られ、画像圧縮伸長
回路14により、フィールド単位毎にたとえばJPEG
方式で圧縮される。画像圧縮伸長回路14によって得ら
れた圧縮映像データ(符号化データ)は、第2のFPG
A15に送られる。
【0016】第2のFPGA15は、画像圧縮伸長回路
14から送られてきた符号化データに、記録時刻情報
(現在の年月日分秒の情報)、アラーム情報、カメラ番
号等の付加情報を付加する。アラーム情報とは、セキュ
リティ上において重要な事象が発生したことが検出され
た場合に発生せしめられる情報である。たとえば、監視
カメラ101は、入力映像の動きベクトルが所定値以上
になったときにアラーム情報を発生してマイコン22に
送信する。また、外部に設けられた物体検知センサから
マイコン22に物体検知信号が入力されたときにマイコ
ン22はアラーム情報を発生する。カメラ番号とは、複
数の監視カメラからの映像が時分割されてデジタルVT
R102に入力されるようなシステムにおいて、各監視
カメラを識別するための情報である。
【0017】第2のFPGA15は、付加情報を付加し
た符号化データを、複数フィールド分のデータを含む所
定ブロック単位毎に2つのメモリ16、17に交互に書
き込み、1ブロック分のデータがメモリに書き込まれる
毎に、1ブロック分のデータの書き込みが終了したメモ
リから、データを読み出して、フォーマッタ18に送
る。1ブロックは、この例では、オーディオに関する情
報も含めて、288トラック分のデータからなる。
【0018】つまり、第2のFPGA15は、付加情報
が付加された符号化データを、一方のメモリ、たとえ
ば、第1メモリ16に書き込んでいく。そして、第1メ
モリ16への1ブロック分のデータの書き込みが終了す
ると、データを書き込むメモリが他方の第2メモリ17
に切り替えられると同時に、第1メモリ16から、デー
タの読み出しが開始される。
【0019】第1メモリ16から読み出されたデータ
は、フォーマッタ18に送られる。そして、第1メモリ
16からの1ブロック分のデータの読み出しが完了する
と、読み出しが停止せしめられる。
【0020】この後、第2メモリ17への1ブロック分
のデータの書き込みが終了すると、データを書き込むメ
モリが第1メモリ16に切り替えられると同時に、第2
メモリ17から、データの読み出しが開始される。第2
メモリ17から読み出されたデータは、フォーマッタ1
8に送られる。そして、第2メモリ17からの1ブロッ
ク分のデータの読み出しが完了すると、読み出しが停止
せしめられる。以後、同様な処理が繰り返される。
【0021】フォーマッタ18では、送られてきたデー
タがビテオテープに記録できるデータ構造のデータに変
換される。フォーマッタ18によって得られたデータ
は、信号記録再生部19内の記録アンプおよびビデオヘ
ッドを介して、ビデオテープ(記録媒体)23に記録さ
れる。つまり、ビデオテープ23には、基本的には、1
ブロック(288トラック分)単位で、映像データが記
録される。1ブロック単位のデータの記録が終了する毎
に、ビデオテープは停止せしめられる。
【0022】なお、第2のFPGA15およびフォーマ
ッタ18は、マイコン22によって制御される。
【0023】図3は、ビデオテープに記録される1フィ
ールド分のデータに対するフォーマットを示している。
【0024】1フィールド分のデータブロックは、ヘッ
ダ部51、オーディオデータ部52および映像データ部
53からなる。
【0025】ヘッダ部51には、記録時刻情報、アラー
ム情報、カメラ番号等の付加情報、量子化テーブル(Q
テーブル)、音声付加データ等が含まれている。ヘッダ
部51の先頭には、ヘッダ部51の先頭であることを示
すフレームヘッダ(たとえば、”E1FFh”)が挿入
されている。映像データ部53の最後には、映像データ
部の最後であることを示すエンドコード(EOI;たと
えば、”D9FFh”)が挿入されている。
【0026】〔3〕映像信号処理回路の通常再生時の動
作についての説明
【0027】通常再生時には、信号記録再生部19内の
ビデオヘッドによってビデオテープから1ブロック単位
毎にデータが読み取られる。読み取られた映像データ
は、信号記録再生部19内の再生アンプおよびフォーマ
ッタ18を介して、第2のFPGA15に送られる。
【0028】第2のFPGA15は、送られてきたデー
タ(符号化データおよび付加データ)を、ブロック単位
毎に2つのメモリ16、17に交互に書き込んでいき、
1ブロック分のデータがメモリに書き込まれる毎に、1
ブロック分のデータの書き込みが終了したメモリからデ
ータを読み出して画像圧縮伸長回路14に送る。
【0029】図4は、第2のFPGA15によってメモ
リ16、17に格納されるデータを示している。第2の
FPGA15は、フォーマッタ18から送られてきたデ
ータをメモリ16、17内のメインバンク(MAIN BANK)
に1フィールド単位毎に書き込むとともに、メインバン
クに書き込まれる1フィールド単位毎のフィールドデー
タD1 、D2 …Dn の書き込みアドレスを認識できるよ
うにするために、メモリ16、17内のサブバンク(SU
B BANK) に各フィールドデータD1 、D2 …D n の先頭
にあるフレームヘッダの先頭格納アドレスを格納する。
【0030】図4に示すように、メモリ16、17に、
1 、D2 …Dn の順番でフィールドデータが書き込ま
れたとすると、通常再生時には、D1 、D2 …Dn の順
で、フィールドデータが再生される。
【0031】通常再生時には、マイコン22は、サブバ
ンクのアドレスをS1 、S2 …Snの順番で順次指定し
ていくことによって、フィールドデータがD1 、D2
nの順番で読み出され、読み出されたフィールドデー
タ内の映像符号化データが画像圧縮伸長回路14に送ら
れる。
【0032】マイコン22がサブバンクのアドレスS1
を指定した場合の動作について説明する。マイコン22
が、第2のFPGA15に対して、サブバンクのアドレ
スS 1 を指定すると、第2のFPGA15は、指定され
たアドレスS1 に格納されている先頭格納アドレスを取
得し、取得した先頭格納アドレスからフィールドデータ
1 を読み出す。この際、フィールドデータD1 から記
録時刻情報等の付加情報が分離される。分離されたデー
タは、マイコン22に送られる。また、フィールドデー
タD1 からオーディオデータが分離される。分離された
オーディオデータは、図示しない音声信号処理回路に送
られる。フィールドデータD1 内の映像符号化データは
画像圧縮伸長回路14に送られる。
【0033】画像圧縮伸長回路14では、送られてきた
映像符号化データが伸長される。画像圧縮伸長回路14
によって得られた映像データはフィールドメモリ13に
蓄積される。フィールドメモリ13に1フィールド分の
映像データが蓄積されると、当該1フィールド分の映像
データが第1のFPGA12によって繰り返し読み出さ
れてエンコーダ21に送られる。エンコーダ21では、
送られてきた映像データがアナログの映像信号に戻され
た後、モニタ103に送られる。
【0034】〔4〕特殊再生についての説明
【0035】〔4−1〕逆転再生時の動作の説明
【0036】逆転再生時においては、通常再生時とは逆
に、記録時刻が新しいブロックから古いブロックの順
に、ビデオテープからブロック単位毎にデータが読み取
られていく。ただし、1ブロック内においては、記録時
刻の古いデータから新しいデータの順にデータが読み取
られていく。ビデオテープから読み取られたデータは、
メモリ16、17に交互に格納される。
【0037】図4に示すように、メモリ16、17に、
1 、D2 …Dn の順番でフィールドデータが書き込ま
れたとすると、逆転再生時には、Dn 、D(n-1)
2 、D 1 の順で、フィールドデータが再生される。
【0038】つまり、逆転再生時には、マイコン22
は、サブバンクのアドレスをSn 、S (n-1) …S2 、S
1 の順番で順次指定していくことによって、フィールド
データがDn 、D(n-1) …D2 、D1 の順番で読み出さ
れ、読み出されたフィールドデータ内の映像符号化デー
タが画像圧縮伸長回路14に送られる。
【0039】〔4−2〕早送り再生時の動作の説明
【0040】早送り再生時においては、通常再生時と同
様に、ビデオテープから読み取られたデータが、メモリ
16、17にブロック単位で交互に格納されていく。し
かしながら、早送り再生時においては、メモリ16、1
7に格納されたフィールドデータが所定フィールド数ず
つ飛ばされて読み出される。
【0041】早送り再生時においては、マイコン22
は、サブバンクのアドレスを、たとえば、kを2以上の
整数とするとS1 、S1+k 、S1+2k…の順番で順次指定
していくことによって、フィールドデータがD1 、D
1+k 、D1+2k…の順番で読み出され、読み出されたフィ
ールドデータ内の映像符号化データが画像圧縮伸長回路
14に送られる。
【0042】〔4−3〕早戻し再生時の動作の説明
【0043】早戻し再生時においては、逆転再生時と同
様に、ビデオテープから読み取られたデータが、メモリ
16、17にブロック単位で交互に格納されていく。し
かしながら、早戻し再生時においては、メモリ16、1
7に格納されたフィールドデータが、所定フィールド数
ずつ飛ばされて読み出される。
【0044】早戻し再生時においては、マイコン22
は、サブバンクのアドレスを、たとえば、kを2以上の
整数とするとSn 、Sn-k 、Sn-2k…の順番で順次指定
していくことによって、フィールドデータがDn 、D
n-k 、Dn-2k…の順番で読み出され、読み出されたフィ
ールドデータ内の映像符号化データが画像圧縮伸長回路
14に送られる。
【0045】〔5〕検索処理の説明
【0046】〔5−1〕アラーム情報が付加された映像
データのみを検索して再生する場合についての説明
【0047】アラーム情報が付加された映像データのみ
を検索して再生する場合について説明する。
【0048】この場合にも、通常再生時と同様に、信号
記録再生部19内のビデオヘッドによってビデオテープ
23から1ブロック単位毎にデータが読み取られる。読
み取られた映像データは、信号記録再生部19内の再生
アンプおよびフォーマッタ18を介して、第2のFPG
A15に送られる。
【0049】第2のFPGA15は、送られてきたデー
タ(符号化データおよび付加データ)を、ブロック単位
毎に2つのメモリ16、17に交互に書き込んでいく。
第2のFPGA15は、図4に示すように、フォーマッ
タ18から送られてきたデータをメモリ16、17内の
メインバンクに1フィールド単位毎に書き込むととも
に、メモリ16、17内のサブバンク(SUB BANK) に各
フィールドデータD1 、D2 …Dn の先頭にあるフレー
ムヘッダの先頭格納アドレスを格納する。
【0050】マイコン22は、第2のFPGA15に対
して、サブバンクのアドレスをS1、S2 …Sn の順番
で順次指定していくが、第2のFPGA15は、サブバ
ンクから得た先頭格納アドレスに基づいてフィールドデ
ータのうち付加情報のみを読み出して、付加情報にアラ
ーム情報が含まれているか否かを判別する。付加情報に
アラーム情報が含まれている場合には、当該フィールド
データを読み出す。付加情報にアラーム情報が含まれて
いる場合には、次のフィールドデータの先頭格納アドレ
スを取得して、付加情報のみを読み出す。第2のFPG
A15は、このような処理を繰り返し行なう。
【0051】複数の監視カメラによって撮像された映像
が時分割されてデジタルVTR102に入力されるシス
テムにおいて、特定の監視カメラによって撮像された映
像のみを再生出力する場合も、上記と同様な検索方法に
よって行なうことができる。ただし、この場合には、付
加情報に含まれているカメラ番号が指定された検索対象
のカメラ番号と一致している場合のみ、当該付加情報が
付加されているフィールドデータが読み出される。
【0052】〔5−2〕記録時刻指定による検索処理の
説明
【0053】次に、記録時刻を指定することによって、
指定された記録時刻(以下、指定記録時刻という)に記
録された映像を再生するといった検索処理について説明
する。
【0054】データ記録時において、各記録ブロック毎
に、記録ブロックの先頭の記録時刻(年、月、日、分、
秒)を、ビデオテープのコントロールトラックにVAS
Sデータとして書き込んでおく。
【0055】図5は、記録時刻指定による検索処理手順
を示している。
【0056】まず、コントロールトラックに書き込まれ
ているVASSデータに基づいて指定記録時刻に対応す
る記録ブロックを特定し、その記録ブロックのデータを
メモリ16に取り込む(ステップ1)。
【0057】つまり、マイコン22は、ビデオテープを
早送りさせながらコントロールトラックからVASSデ
ータを取込んでいく。そして、指定記録時刻を過ぎるV
ASSデータを検出すると、1ブロックだけ巻き戻した
後、通常再生動作を行うことによって、指定記録時刻を
過ぎるVASSデータに対応するブロックより1つ前の
記録ブロックのデータをメモリ16に取り込む。
【0058】第2のFPGA15は、特定した記録ブロ
ックのデータをメモリ16に取り込む際に、各フィール
ドデータの先頭にあるフレームヘッダの先頭格納アドレ
スをサブバンクに記憶する。先頭格納アドレスが格納さ
れたサブバンクのアドレスS 1 〜Sn の添字1〜nをイ
ンデックス番号ということにする。第2のFPGA15
は、インデックスの総数(サブバンクに格納された先頭
格納アドレスの総数)をマイコン22に知らせる(ステ
ップ2)。マイコン22および第2のFPGA15は、
2分検索を開始する。
【0059】つまり、マイコン22は、まず、第2のF
PGA15に対して、検索範囲の中央のインデックス番
号を指示して付加情報を要求することにより、検索範囲
の中央のインデックス番号に対応するフィールドデータ
中の付加情報のみを取得する(ステップ3)。2分検索
開始直後においては、検索範囲は、上記ステップ1で特
定された記録ブロック内の全フィールド(全インデック
ス)となる。
【0060】そして、取得した付加情報に含まれている
当該フィールドに対する記録時刻情報と、指定記録時刻
とが一致しているか否かを判別する(ステップ4)。一
致していない場合には、目的とするフィールドが付加情
報を取得したフィールドより前側にあるか後ろ側にある
かを判別し、この判別結果によって、検索範囲を1/2
に絞った後(ステップ5)、ステップ3に戻り、ステッ
プ3以降の処理を行う。
【0061】ステップ3〜ステップ5の2分検索を繰り
返し行うことによって、指定記録時刻と同じ時刻が付加
情報に含まれているフィールドを探索する。指定記録時
刻と同じ時刻が付加情報に含まれているフィールド(以
下、該当フィールドという)が探索できた場合には(ス
テップ4でYES)、マイコン22は、該当フィールド
の映像符号化データを出力するように第2のFPGA1
5に指示する(ステップ6)。これにより、該当フィー
ルドデータが再生出力される。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、検索が迅速に行なえ
るようになる映像記録再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】デジタルVTRの概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】ビデオテープに記録される1フィールド分のデ
ータに対するフォーマットを示す模式図である。
【図4】再生時においてメモリ16、17に格納される
データを示す模式図である。
【図5】記録時刻指定による検索処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
12 第1のFPGA 13 フィールドメモリ 14 画像圧縮伸長回路 15 第2のFPGA 16、17 メモリ 18 フォーマッタ 19 信号記録再生部 22 マイコン 23 記録媒体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 5/782 Z 5/92 5/92 H Fターム(参考) 5C018 HA01 5C052 AA01 AA17 AB03 AB04 AC08 CC06 CC11 DD04 5C053 FA21 FA27 GB06 HA29 KA03 KA05 LA01 LA06 5D044 AB07 BC01 CC03 DE03 DE38 DE39 DE91 EF03 FG18 GK08 5D077 AA08 CB01 DC01 DC03 EA01 EA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録時においては、入力映像データまた
    はその圧縮データを、複数フィールド分のデータを含む
    ブロック単位毎に、かつブロック単位内に含まれている
    各フィールド毎に先頭に付加情報を付加して記録媒体に
    記録する映像記録再生装置において、 メインバンクとサブバンクを備えたメモリ、 検索時にブロック記録媒体からブロック単位でデータを
    読み取ってメモリのメインバンクに格納する第1手段、 ブロック単位のデータをメモリのメインバンクに格納す
    る際に、そのブロックに含まれている各フィールドデー
    タの先頭格納アドレスをメモリのサブバンクに格納して
    いく第2手段、 メインバンクに格納されたブロック内に含まれている各
    フィールドデータのうち、サブバンクに格納された各フ
    ィールドデータの先頭格納アドレスを利用して付加情報
    のみを順次読み出し、読み出した付加情報に基づいて検
    索対象のフィールドデータを探索する第3手段、および
    探索されたフィールドデータをメインバンクから読み出
    して再生出力する第4手段、 を備えていることを特徴とする映像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録時においては、入力映像データまた
    はその圧縮データを、複数フィールド分のデータを含む
    ブロック単位毎に、かつブロック単位内に含まれている
    各フィールド毎に先頭に記録時刻情報を含む付加情報を
    付加するようにしてビデオテープに記録させるととも
    に、ビデオテープのコントロールトラックにブロック単
    位毎にその先頭の記録時刻情報を表すVASSデータを
    記録させるようにした映像記録再生装置であって、 メインバンクとサブバンクを備えたメモリ、 記録時刻指定による検索を行うために記録時刻が指定さ
    れたときには、VASSデータに基づいて指定記録時刻
    に対応するブロックを特定して、そのブロック内のデー
    タをメモリのメインバンクに格納させる第1手段、 上記ブロック内のデータをメモリのメインバンクに格納
    する際に、そのブロックに含まれている各フィールドデ
    ータの先頭格納アドレスをメモリのサブバンクに格納し
    ていく第3手段、 メインバンクに格納されたブロック内に含まれている複
    数のフィールドデータのうちから、2分検索によって指
    定記録時刻に対応する記録時刻情報を有するフィールド
    を探索する第3手段、および探索されたフィールドのデ
    ータをメインバンクから読み出して再生出力する第4手
    段を備えており、 第3手段は、2分検索時においては、サブバンクに格納
    された各フィールドデータの先頭格納アドレスを利用し
    て、メインバンクに格納されたブロック内に含まれてい
    る各フィールドデータのうち付加情報のみを読み出すこ
    とを特徴とする映像記録再生装置。
JP2000041190A 2000-02-18 2000-02-18 映像記録再生装置 Expired - Fee Related JP3548073B2 (ja)

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