JP2001230536A - クリーム半田のスクリーン印刷方法およびスクリーンマスク - Google Patents
クリーム半田のスクリーン印刷方法およびスクリーンマスクInfo
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Abstract
際し、適正な半田量を確保できるクリーム半田のスクリ
ーン印刷方法およびスクリーンマスクを提供する。 【解決手段】 スルーホール電極8bが設けられた基板
8にスクリーンマスク12によってクリーム半田を印刷
するクリーム半田のスクリーン印刷方法において、スル
ーホール電極8bに対応したパターン孔19bの開口内
にブリッジ20が設けられたスクリーンマスク12を用
い、スキージを摺動させる際の移動方向をブリッジ20
の長手方向に一致させる。これにより、スキージングの
際のスルーホール8c内へのクリーム半田の押し込み量
を安定させてスルーホール電極8bに印刷されるクリー
ム半田量の適正量を確保することができる。
Description
田を印刷するクリーム半田のスクリーン印刷方法および
スクリーンマスクに関するものである。
リーム半田を印刷する方法としてスクリーン印刷が用い
られている。この方法では、印刷対象部位に応じてパタ
ーン孔が設けられたマスクプレートを基板に当接させた
状態で印刷が行われる。印刷はスクリーンマスク上にク
リーム半田を供給しスキージをスクリーンマスク上で摺
動させることによりクリーム半田をスクリーンマスク上
で掻き寄せてパターン孔内にクリーム半田を充填するこ
とにより行われる。
て、スルーホール電極がある。このスルーホール電極
は、基板に設けられた貫通孔の内面を貫通して形成され
た電極であり、この貫通孔内に電子部品のリードなどが
挿入された状態で電極に半田接合される。この半田接合
に際しても、他の一般の電極と同様にスクリーン印刷に
よりクリーム半田が印刷される。
極へのクリーム半田のスクリーン印刷には、電極に貫通
孔が設けられていることに起因して、以下に述べるよう
な問題点があった。すなわち、印刷に際してはスクリー
ンマスクを基板上に装着してスキージングによってクリ
ーム半田を電極上に印刷するが、スルーホール電極に対
応して設けられたパターン孔上をスキージが摺動すると
き、パターン孔内に貫通孔が位置した状態でクリーム半
田のパターン孔内への押し込みが行われるため、押し込
まれたクリーム半田は電極上面に印刷されるのみなら
ず、貫通孔内へも同時に押し込まれる。この結果、スル
ーホール電極に供給されるクリーム半田量が良好な半田
接合のための適正量よりも過大になりやすいとともに、
押し込まれたクリーム半田が基板下面まで到達して下受
け部材を汚損する結果となっていた。
リーム半田の印刷に際し、適正な半田量を確保できるク
リーム半田のスクリーン印刷方法およびスクリーンマス
クを提供することを目的とする。
半田のスクリーン印刷方法は、パターン孔が設けられた
スクリーンマスクをスルーホール電極が設けられた基板
に当接させ、スクリーンマスク上にクリーム半田を供給
してスキージを摺動させることにより、前記パターン孔
を介して前記スルーホール電極上にクリーム半田を印刷
するクリーム半田のスクリーン印刷方法であって、前記
スルーホール電極に対応したパターン孔の開口内にブリ
ッジが設けられたスクリーンマスクを用い、前記スキー
ジを摺動させる際の移動方向が前記ブリッジの長手方向
である。
ーホール電極が設けられた基板に下面を当接させて用い
られ、上面をスキージを摺動させることによりパターン
孔を介して基板にクリーム半田を印刷するクリーム半田
のスクリーン印刷用のスクリーンマスクであって、前記
スルーホール電極に対応したパターン孔の開口内に前記
スキージの移動方向に長手方向を合わせたブリッジが設
けられている。
したパターン孔の開口内にブリッジが設けられたスクリ
ーンマスクを用い、前記スキージを摺動させる際の移動
方向に前記ブリッジの長手方向を合わせることにより、
スキージングの際のスルーホール内へのクリーム半田の
押し込み量を安定させて電極に印刷されるクリーム半田
量の適正量を確保することができる。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
リーン印刷装置の斜視図、図2は本発明の一実施の形態
のスクリーン印刷装置の側断面図、図3は本発明の一実
施の形態のスクリーン印刷装置のスクリーンマスクおよ
び基板の部分断面図、図4は本発明の一実施の形態のス
クリーン印刷装置のスクリーンマスクの部分平面図、図
5(a)は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置
のスクリーンマスクの部分断面図、図5(b)は従来の
スクリーン印刷装置のスクリーンマスクの部分断面図で
ある。
構造を説明する。図1において基台1上には基板8の位
置決め部2が配設されている。基板8の位置決め部2は
X軸テーブル3、Y軸テーブル4および送りねじ5によ
って昇降するZ軸テーブル6を段積みして構成されてい
る。Z軸テーブル6上には基板8をクランパ9によって
保持する基板保持部7が設けられている。
に位置してスクリーン印刷部10が配設されている。ス
クリーン印刷部10はホルダ11に装着されたスクリー
ンマスク12、スクリーンマスク12上で摺動するスキ
ージユニット13およびスキージユニット13を水平方
向に往復動させるスキージ移動テーブル14から構成さ
れている。スクリーンマスク12は印刷対象の基板の印
刷部位に対応したパターン孔19aが開孔されている。
は一対のスキージ16およびスキージ16を上下動させ
るシリンダ17を備えている。スクリーンマスク12上
にクリーム半田18を供給した状態でシリンダ17を駆
動してスキージ16の下端部をスクリーンマスク12の
上面に当接させ、スキージ移動テーブル14を駆動して
スキージユニット13を水平移動させることにより、ス
キージ16の下端部はスクリーンマスク12上で摺動す
る。これにより、クリーム半田18はスクリーンマスク
12上で掻き寄せられ、パターン孔19a,19b(図
4参照)を介して基板8の表面に印刷される。
となる基板およびこの基板に対して用いられるスクリー
ンマスクについて説明する。図3(a)において、基板
8には電極8a,8bが形成されている。電極8aは基
板8の上面のみに形成された表面電極であり、電極8b
は貫通孔8cを介して基板8の表裏両面に導通して形成
されたスルーホール電極となっている。スクリーン印刷
工程においては、電極8a,8bの上面に図3(b)に
示すようにクリーム半田18が印刷される。
が形成された基板8のスクリーン印刷に用いられるスク
リーンマスクについて説明する。図4(a)に示すよう
に、スクリーンマスク12には電極8a,8bに対応し
たパターン孔19a,19bが設けられている。パター
ン孔19aは電極8aの平面形状に対応した短形状の開
口となっており、パターン孔19bはスルーホール電極
である電極8bの形状に応じた円形の開口となってい
る。
を中央に2分する位置にブリッジ20が設けられてい
る。図4(b)は、図4(a)のA−A断面を示してお
り、スクリーンマスク12を基板8上にセットした状態
では、ブリッジ20は貫通孔8cの中心に位置する。そ
して、ブリッジ20が形成される方向、即ちブリッジ2
0の長手方向はスクリーン印刷工程においてスキージ1
6がスクリーンマスク上で摺動する際の移動方向に合わ
されている。このブリッジ20は、後述するようにパタ
ーン孔19bを介して電極8bに印刷されるクリーム半
田量が過大になるのを防止する目的で設けられるもので
ある。
されており、以下スクリーン印刷方法について説明す
る。まず図1において基板保持部7上に基板8が搬入さ
れ、スクリーンマスク12に対して位置決めされる。次
いで基板保持部7が上昇することにより、基板8の上面
がスクリーンマスク12の下面に当接する。この状態
で、図2に示すようにスクリーンマスク12上にはクリ
ーム半田18が供給され、スキージ16がスクリーンマ
スク12上で摺動しながらY方向に移動することによ
り、パターン孔19a,19bを介して、電極8a,8
b上面にクリーム半田18が印刷される。
の状態を示している。図5(a)はスキージの移動方向
に直交する方向の断面を示すものであり、スキージ16
は紙面の垂直な方向に移動する。スキージ16の移動に
より、パターン孔19b内にはクリーム半田18が押し
込まれるが、このときパターン孔19bには貫通孔8c
の直上に位置してブリッジ20が設けられているため、
クリーム半田18は貫通孔8cの内部に適量進入する。
す従来のブリッジ無しのパターン孔の場合には、スキー
ジ16がパターン孔19bを通過する際にはスキージ1
6の下端の摺接部は印圧によりパターン孔19bの内部
に入り込む形となり、スキージ16の移動に伴ってクリ
ーム半田18は連続してパターン孔19b内に押し込ま
れる。この結果、貫通孔8c内へのクリーム半田18の
進入は全く阻害されず、パターン孔19b内に供給され
るクリーム半田18の量が過大になるとともに、クリー
ム半田18が基板8の下面まで到達して下受け部材を汚
損するする場合もあった。
ジ16の移動方向と一致させることの意義について説明
する。図4に示すような方向にブリッジが形成されてい
る場合においては、ブリッジ20の位置がパターン孔1
9bの中心から幾分ずれていても、スキージ16の摺接
部はパターン孔19bを通過する間、常にブリッジ20
によって支持されている。このためブリッジ20の位置
ずれはスキージ16の摺接部の状態には影響を及ぼさ
ず、すなわち、摺接部がパターン孔19b内に入り込む
ことがなく、したがってパターン孔19b内に押し込ま
れるクリーム半田量はほとんど変化しない。
と直交する方向に形成されている場合には、スキージ1
6がパターン孔19bを通過する際に必ず図5(b)に
示す状態が発生する。このとき、ブリッジ20のパター
ン孔19b内での位置がばらついて貫通孔8cの上面を
ふさぐ位置がずれている場合には、スキージ16によっ
てクリーム半田18が貫通孔8c内に押し込まれること
となる。すなわち、この場合にはブリッジ20の位置ず
れの程度によって、パターン孔19b内へ押し込まれる
クリーム半田量には大きなばらつきが生じる。
目的で設けられるブリッジの形成方向を上記実施の形態
に示すようにスキージの移動方向と一致させることによ
り、スルーホール電極へのスクリーン印刷において電極
上に供給されるクリーム半田量のばらつきを防止するこ
とができる。
応したパターン孔の開口内にブリッジが設けられたスク
リーンマスクを用い、スキージを摺動させる際の移動方
向を前記ブリッジの長手方向に設定するようにしたの
で、スキージングの際のスルーホール内へのクリーム半
田の押し込み量を安定させるとともに、ブリッジの幅に
より印刷されるクリーム半田量を調整してクリーム半田
の適正量を確保することができる。
斜視図
側断面図
スクリーンマスクおよび基板の部分断面図
スクリーンマスクの部分平面図
装置のスクリーンマスクの部分断面図 (b)従来のスクリーン印刷装置のスクリーンマスクの
部分断面図
Claims (2)
- 【請求項1】パターン孔が設けられたスクリーンマスク
をスルーホール電極が設けられた基板に当接させ、スク
リーンマスク上にクリーム半田を供給してスキージを摺
動させることにより、前記パターン孔を介して前記スル
ーホール電極上にクリーム半田を印刷するクリーム半田
のスクリーン印刷方法であって、前記スルーホール電極
に対応したパターン孔の開口内にブリッジが設けられた
スクリーンマスクを用い、前記スキージを摺動させる際
の移動方向が前記ブリッジの長手方向であることを特徴
とするクリーム半田のスクリーン印刷方法。 - 【請求項2】スルーホール電極が設けられた基板に下面
を当接させて用いられ、上面をスキージを摺動させるこ
とによりパターン孔を介して基板にクリーム半田を印刷
するクリーム半田のスクリーン印刷用のスクリーンマス
クであって、前記スルーホール電極に対応したパターン
孔の開口内に前記スキージの移動方向に長手方向を合わ
せたブリッジが設けられていることを特徴とするクリー
ム半田印刷用のスクリーンマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034706A JP2001230536A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | クリーム半田のスクリーン印刷方法およびスクリーンマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034706A JP2001230536A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | クリーム半田のスクリーン印刷方法およびスクリーンマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230536A true JP2001230536A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18559005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000034706A Pending JP2001230536A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | クリーム半田のスクリーン印刷方法およびスクリーンマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001230536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003011539A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-15 | Murata Mfg Co Ltd | スルーホール電極のはんだコーティング用マスクおよびはんだコーティング方法 |
JP2008093980A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクリーン印刷装置 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000034706A patent/JP2001230536A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003011539A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-15 | Murata Mfg Co Ltd | スルーホール電極のはんだコーティング用マスクおよびはんだコーティング方法 |
JP4720033B2 (ja) * | 2001-07-05 | 2011-07-13 | 株式会社村田製作所 | スルーホール電極のはんだコーティング用マスクおよびはんだコーティング方法 |
JP2008093980A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクリーン印刷装置 |
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