JP2001230038A - 積層プレートコネクタの製造方法 - Google Patents

積層プレートコネクタの製造方法

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JP2001230038A
JP2001230038A JP2000036102A JP2000036102A JP2001230038A JP 2001230038 A JP2001230038 A JP 2001230038A JP 2000036102 A JP2000036102 A JP 2000036102A JP 2000036102 A JP2000036102 A JP 2000036102A JP 2001230038 A JP2001230038 A JP 2001230038A
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plate
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Takao Murakami
孝夫 村上
Yoshitsugu Sawada
喜次 澤田
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Yazaki Corp
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    • Y10T29/4922Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts with molding of insulation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層時のハウジングのロックを確実にする。
また、相手先への組み付けや収容を容易にする。 【解決手段】 積層時に係合するロック部11を有する
とともに、基板に立設する隔壁により区画される溝状の
端子収容室を複数並設したプレート状のハウジング3を
備えるプレートコネクタ4を積層した積層プレートコネ
クタ1の製造方法は、積層プレートコネクタ1の各ハウ
ジング3を、複数のキャビティを有する成形金型2で成
形されるうちの同一キャビティのもので構成する点に特
徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレート状のハウ
ジングを備えるプレートコネクタを積層した積層プレー
トコネクタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力を各部に供給するため自動車等の車
両に搭載される電気接続箱には、その内部に積層プレー
トコネクタを配設しているものがある。また、電気接続
箱とは別に、積層プレートコネクタを枠状のケース内に
収容し、一つのコネクタとして構成しているものもあ
る。
【0003】積層プレートコネクタは、プレートコネク
タを所望の数だけ積層して成り、そのプレートコネクタ
には、プレート状のハウジングと、複数の圧接端子(既
知構成のもの)とが設けられている。ハウジングは合成
樹脂製であり、一般的に射出成形によって形成されてい
る。
【0004】ハウジングには、プレートコネクタ同士が
積層される際に係合するロック部が形成されている。ま
た、ハウジングには、基板に立設する隔壁により区画さ
れる溝状の端子収容室が複数並設されている。ロック部
は、例えばハウジングの一方の面から突出する爪状の係
止突起と、その係止突起が係合する貫通孔とで構成され
ている。また、端子収容室には、上記圧接端子が適宜手
段で固定されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、ハウジングが複数のキャビティを有する成
形金型で成形される場合、キャビティ間、ロット生産
(lot production)間でハウジングのソリ(成形時に発
生する変形の一つ、上記基板に平行方向に変形するも
の)にばらつきが生じてしまっていた。或いは、ハウジ
ングが一つのキャビティを有する成形金型で成形される
場合に、ロット生産間でハウジングのソリにばらつきが
生じてしまっていた。
【0006】これにより、プレートコネクタを積層する
際、ハウジング間に隙間が生じてプレートコネクタ同士
(ハウジング同士)のロック部がかからない恐れがあっ
た。また、積層プレートコネクタの製造後において、積
層方向の厚みが安定せず、電気接続箱内への組み付け
や、枠状のケース内への収容が非常に困難になってしま
っていた。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、積層時のハウジングのロックが確実になり、相
手先への組み付けや収容も容易となる積層プレートコネ
クタの製造方法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の積層プレートコネクタ
の製造方法は、積層時に係合するロック部を有するとと
もに、基板に立設する隔壁により区画される溝状の端子
収容室を複数並設したプレート状のハウジングを備える
プレートコネクタを積層した積層プレートコネクタの製
造方法であって、前記ハウジングは、複数のキャビティ
を有する成形金型で成形されるうちの同一キャビティの
もので構成することを特徴としている。
【0009】請求項2記載の本発明の積層プレートコネ
クタの製造方法は、請求項1に記載の積層プレートコネ
クタの製造方法において、更に、前記ハウジングは、同
一のロット生産によるもので構成することを特徴として
いる。
【0010】請求項3記載の本発明の積層プレートコネ
クタの製造方法は、請求項1又は請求項2に記載の積層
プレートコネクタの製造方法において、前記ハウジング
は、前記キャビティ毎に異なる識別部が形成されること
を特徴としている。
【0011】請求項4記載の本発明の積層プレートコネ
クタの製造方法は、請求項3に記載の積層プレートコネ
クタの製造方法において、前記識別部は、前記キャビテ
ィ毎に配置が異なることを特徴としている。
【0012】請求項5記載の本発明の積層プレートコネ
クタの製造方法は、請求項3又は請求項4に記載の積層
プレートコネクタの製造方法において、前記識別部は、
前記ロック部の係合状態が視認できる位置に形成される
ことを特徴としている。
【0013】上記課題を解決するためなされた請求項6
記載の本発明の積層プレートコネクタの製造方法は、積
層時に係合するロック部を有するとともに、基板に立設
する隔壁により区画される溝状の端子収容室を複数並設
したプレート状のハウジングを備えるプレートコネクタ
を積層した積層プレートコネクタの製造方法であって、
前記ハウジングは、一つのキャビティを有する成形金型
で成形されるものにおいては、同一のロット生産による
もので構成することを特徴としている。
【0014】請求項1に記載された本発明によれば、積
層プレートコネクタの積層される各プレートコネクタ
は、それぞれ同一キャビティで成形したハウジングを用
いることになるから、ハウジングにソリが生じていても
そのソリの度合いにばらつきがなくなる。これにより、
プレートコネクタを積層してもハウジング間に隙間が生
じなくなる。また、プレートコネクタ同士のロックが確
実にかかるとともに、積層方向の厚みが安定する。尚、
キャビティ(cavity)は、本来、成形金型のめす型を指
すが、本明細書においては、一つの成形品を直接形づく
る部分全てを指すものとする。
【0015】請求項2に記載された本発明によれば、更
に、同一のロット生産によるハウジングを用いることに
なるから、ハウジングのソリのばらつきが確実になくな
る。
【0016】請求項3に記載された本発明によれば、プ
レートコネクタの積層時に、ハウジングが同一キャビテ
ィで成形されたものか否か識別される。
【0017】請求項4に記載された本発明によれば、プ
レートコネクタの積層時に、ハウジングが同一キャビテ
ィで成形されたものか否かを識別するのが一層し易くな
る。
【0018】請求項5に記載された本発明によれば、プ
レートコネクタの積層時に、ハウジングが同一キャビテ
ィで成形されたものか否かを識別しながらロック部の係
合状態を確認できるようになる。
【0019】請求項6に記載された本発明によれば、積
層プレートコネクタの積層される各プレートコネクタ
は、同一のロット生産によるハウジングを用いることに
なるから、ハウジングにソリが生じていてもそのソリの
度合いにばらつきがなくなる。これにより、プレートコ
ネクタを積層してもハウジング間に隙間が生じなくな
る。また、プレートコネクタ同士のロックが確実にかか
るとともに、積層方向の厚みが安定する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の積層プレートコ
ネクタの製造方法の一実施の形態を説明するための模式
図である。また、図2は積層プレートコネクタの分解斜
視図を示している。
【0021】図1において、例えば自動車等の車両に搭
載される電気接続箱内に配設されたり、一つのコネクタ
として構成されたりする積層プレートコネクタ1は、成
形金型2(射出用成形金型)にて成形されたハウジング
3を有するプレートコネクタ4を所望の数だけ積層して
形成されている。また、積層プレートコネクタ1を構成
する各ハウジング3は、成形金型2の同一キャビティに
て成形されたものが用いられている。
【0022】成形金型2は、モールドベースと、キャビ
ティ部(特許請求の範囲に記載したキャビティに相当)
と、ランナ及びゲート部と、成形品の突き出し装置と、
冷却装置と、成形機への取り付け部等とで構成されてい
る(標準的なツー・プレート金型の構造の場合。これに
限るものではなく、スリー・プレート金型の構造であっ
てもよい)。上記キャビティ部は、成形材料が充填され
て製品となる部分であって、めす型(キャビティ・ブロ
ック又はキャビティ)とおす型(コア・ブロック)とで
構成されており、本形態においては上記モールドベース
に八つ形成されている。従って、一回の成形工程におい
てハウジング3が八つ(ハウジング3a〜3h)成形さ
れるようになっている。
【0023】尚、引用符号5はランナ、引用符号6はス
プールを示している。また、ハウジングに対する引用符
号3は、ハウジング3a〜3h総称する場合に用いるこ
とにする(後述する箱7についても同様)。
【0024】積層プレートコネクタ1の製造にかかる工
程(製造方法)を説明すると、その積層プレートコネク
タ1は、ハウジング3を成形する工程と、プレートコネ
クタ4を組み付ける工程と、そのプレートコネクタ4を
積層する工程とを順に経て製造されている。
【0025】ハウジング3を成形する工程では、成形金
型2で成形されたランナ5付きの八つのハウジング3
(3a〜3h)をそれぞれ手動又は自動で分離し、所定
のストック用の箱7(7a〜7h)に収納する作業が行
われる。この時、ランナ5より分離されたハウジング3
aは箱7aに、ハウジング3bは箱7bに…ハウジング
3hは箱7hに収納されるようになる。即ち、成形され
たハウジング3(3a〜3h)は、キャビティ部(キャ
ビティ)毎に対応する箱7(7a〜7h)に収納される
ようになる。尚、各ハウジング3を収容した各箱7は、
ロット生産(lotproduction)毎にストックされること
が好ましい。
【0026】プレートコネクタ4を組み付ける工程で
は、ハウジング3の複数の端子収容室8(図2参照)に
各々圧接端子9(図2参照)を装着する作業と、各圧接
端子9(図2参照)に対して電線10(図2参照)を圧
接する作業とが行われる。そしてこの工程で組み付けら
れたプレートコネクタ4は、ハウジング3と同様に選別
されて一旦ストック、又は直ぐに次工程へ移される。
【0027】もう少し詳しく説明すれば、積層プレート
コネクタ1を構成するのに必要な数のプレートコネクタ
4は、同一のキャビティ部のハウジング3(3a〜3h
のいずれか)を用いて組み付けられるようになる。従っ
て、例えば箱7aに収納されるハウジング3aのみを用
いて先ずプレートコネクタ4が組み付けられるようにな
る。これによりできた複数のプレートコネクタ4は、全
てハウジング3aで構成され、ひとかたまりになって一
旦ストック、又は直ぐに次工程へ移される。箱7aに収
納されるハウジング3aがなくなった場合には、次の箱
(例えば箱7b)のハウジング(例えばハウジング3
b)を用いて組み付けが行われるようになる。尚、前の
箱(箱7a)のプレートコネクタ4と次の箱(例えば箱
7b)のプレートコネクタ4とを混在させるようなこと
はしないように作業が管理されているものとする。
【0028】そして最後に、プレートコネクタ4を積層
する工程では、同一のキャビティ部のハウジング3(3
a〜3hのいずれか)を用いて組み付けられたプレート
コネクタ4を所望の数だけ積層して積層プレートコネク
タ1を製造する作業が行われる。
【0029】各プレートコネクタ4は、同一のキャビテ
ィ部のハウジング3(3a〜3hのいずれか)を用いて
組み付けられていることから、仮にハウジング3にソリ
が生じていてもそのソリの度合いにばらつきがなく、各
プレートコネクタ4を積層しても各ハウジング3間に隙
間が生じることはない。従って、各プレートコネクタ4
は確実に積層され、そしてできた積層プレートコネクタ
1は、当然に積層方向の厚みが安定する。相手先への組
み付けや収容が容易になるのは言うまでもない。尚、プ
レートコネクタ4を組み付ける工程で、ハウジング3を
同一のロット生産のものにすれば一層効果が高まること
になる。
【0030】次に、図2を参照しながら積層プレートコ
ネクタ1の構成の一例を詳細に説明する。
【0031】積層プレートコネクタ1は、上述の如く、
複数のプレートコネクタ4を図2の矢線P方向に積層し
て構成されている。各プレートコネクタ4には、プレー
ト状のハウジング3と、そのハウジング3に装着される
複数の圧接端子9とが設けられており、各プレートコネ
クタ4が、本形態において、交互に向きを変えて積層さ
れている。
【0032】ハウジング3には、圧接端子9を収容する
ための複数の端子収容室8と、プレートコネクタ4を積
層させた際に係合しあうロック部11とが形成されてい
る。端子収容室8は、基板12に立設する隔壁13、1
3によって区画されるとともに、溝状に形成されてい
る。また、端子収容室8は、その端子収容室8の延在方
向に対して直交する方向に並設されている。隔壁13、
13の間隔は、圧接端子9の幅に対応して形成されてお
り、圧接端子9に対する図示しない固定手段が一体に形
成されている。隔壁13、13の高さは、圧接端子9の
高さに一致するか、又は若干高く形成されている。
【0033】本形態においては、隣り合う端子収容室8
の間に、ロック部11を形成するためのロック形成部1
4が配設されている。従って、図2に示されるハウジン
グ3には、四つの端子収容室8と、三つのロック形成部
14とが並んで形成されている。
【0034】ハウジング3の一端側(図2では一番上の
ハウジング3の手前側を指す)においては、三つのロッ
ク形成部14のうちの外側二つの端部に、係止突起15
を有する可撓アーム16が形成されている。また、真ん
中のロック形成部14の端部には、上側に積層されるハ
ウジング3の可撓アーム16が嵌合することになる矩形
の貫通孔17が形成されている。これに対し、ハウジン
グ3の他端側においては、三つのロック形成部14のう
ちの外側二つの端部に、貫通孔17、17が形成されて
いる。また、真ん中のロック形成部14には、係止突起
15を有する可撓アーム16が形成されている。
【0035】尚、可撓アーム16と貫通孔17とが上記
ロック部11を構成するものとする。また、可撓アーム
16は、上記矢線P方向に突出形成されているものとす
る。
【0036】一方、ハウジング3の上記一端及び他端に
は、上記キャビティ部毎に位置が異なる識別部18、1
8が形成されている。識別部18、18は、刻印又は突
起或いは溝状に形成されており、プレートコネクタ4同
士を積層すると、ハウジング3が同一のキャビティ部か
らなるものか否かを判定することができるようになって
いる。また、識別部18、18を上記一端及び他端に形
成すれば、ロック部11の係合状態を視認しながら作業
することができるようになっている。識別部18、18
は、上記一端及び他端に限られるものではなく、少なく
とも積層時にハウジング3が同一のキャビティ部からな
るものか否かを判定することができる位置にあればよ
い。
【0037】圧接端子9は、既知構成であるのでここで
はその詳細な説明を省略するが、図2に示される如く、
箱状の電気接触部19とその電気接触部19に連続する
電線圧接部20とで構成されており、電線圧接部20に
は、圧接用スリットを有する一対の圧接片が形成されて
電線10が圧接されるようになっている。
【0038】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更可能なことは勿論である。
【0039】尚、一つのキャビティ部(キャビティ)を
有する成形金型で成形されるハウジングにおいては、同
一のロット生産によるもで積層プレートコネクタを構成
すればよい。これにより、プレートコネクタを積層して
も上述同様ハウジング間に隙間が生じることはなく、積
層時のハウジング同士のロックが確実になる。また、積
層方向の厚みが安定し、相手先への組み付けや収容が容
易になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、ソリにばらつきのない同一キャビ
ティで成形したハウジングを用いてプレートコネクタを
積層することができるから、プレートコネクタを積層し
てもハウジング間に隙間が生じることはない。従って、
積層時のハウジング同士のロックが確実になり、積層方
向の厚みを安定させることができる。また、相手先への
組み付けや収容を容易にすることができる。
【0041】請求項2に記載された本発明によれば、更
に、同一のロット生産によるハウジングを用いてプレー
トコネクタを積層することができる。従って、ハウジン
グのソリのばらつきが確実になくなり、請求項1の効果
を一層高めることができる。
【0042】請求項3に記載された本発明によれば、ハ
ウジングに、キャビティ毎に異なる識別部を形成してい
ることから、プレートコネクタの積層時に、ハウジング
が同一キャビティで成形されたものか否かを識別するこ
とができる。従って、確実に同一キャビティのハウジン
グ同士を積層することができる。
【0043】請求項4に記載された本発明によれば、ハ
ウジングに形成した識別部は、キャビティ毎に配置が異
なっていることから、プレートコネクタの積層時に、ハ
ウジングが同一キャビティで成形されたものか否かを識
別するのを一層し易くすることができる。従って、請求
項3の効果を一層高めることができる。
【0044】請求項5に記載された本発明によれば、ハ
ウジングに形成した識別部を、ロック部の係合状態を視
認できる位置に形成していることから、プレートコネク
タの積層時に、ハウジングが同一キャビティで成形され
たものか否かを識別しながらロック部の係合状態を確認
することができる。従って、請求項3及び請求項4の効
果を一層高めることができる。
【0045】請求項6に記載された本発明によれば、ソ
リにばらつきのない同一のロット生産によるハウジング
を用いてプレートコネクタを積層することができるか
ら、プレートコネクタを積層してもハウジング間に隙間
が生じることはない。従って、積層時のハウジング同士
のロックが確実になり、積層方向の厚みを安定させるこ
とができる。また、相手先への組み付けや収容を容易に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による積層プレートコネクタの製造方法
の一実施の形態を説明するための模式図である。
【図2】積層プレートコネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 積層プレートコネクタ 2 成形金型 3 ハウジング 4 プレートコネクタ 7 箱 8 端子収容室 9 圧接端子 10 電線 11 ロック部 12 基板 13 隔壁 14 ロック形成部 15 係止突起 16 可撓アーム 17 貫通孔 18 識別部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層時に係合するロック部を有するとと
    もに、基板に立設する隔壁により区画される溝状の端子
    収容室を複数並設したプレート状のハウジングを備える
    プレートコネクタを積層した積層プレートコネクタの製
    造方法であって、 前記ハウジングは、複数のキャビティを有する成形金型
    で成形されるうちの同一キャビティのもので構成するこ
    とを特徴とする積層プレートコネクタの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の積層プレートコネクタ
    の製造方法において、 更に、前記ハウジングは、同一のロット生産によるもの
    で構成することを特徴とする積層プレートコネクタの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の積層プレ
    ートコネクタの製造方法において、 前記ハウジングは、前記キャビティ毎に異なる識別部が
    形成されることを特徴とする積層プレートコネクタの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の積層プレートコネクタ
    の製造方法において、 前記識別部は、前記キャビティ毎に配置が異なることを
    特徴とする積層プレートコネクタの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の積層プレ
    ートコネクタの製造方法において、 前記識別部は、前記ロック部の係合状態が視認できる位
    置に形成されることを特徴とする積層プレートコネクタ
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 積層時に係合するロック部を有するとと
    もに、基板に立設する隔壁により区画される溝状の端子
    収容室を複数並設したプレート状のハウジングを備える
    プレートコネクタを積層した積層プレートコネクタの製
    造方法であって、 前記ハウジングは、一つのキャビティを有する成形金型
    で成形されるものにおいては、同一のロット生産による
    もので構成することを特徴とする積層プレートコネクタ
    の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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