JP2001229653A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2001229653A
JP2001229653A JP2000033576A JP2000033576A JP2001229653A JP 2001229653 A JP2001229653 A JP 2001229653A JP 2000033576 A JP2000033576 A JP 2000033576A JP 2000033576 A JP2000033576 A JP 2000033576A JP 2001229653 A JP2001229653 A JP 2001229653A
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JP2000033576A
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Ikuo Saito
育夫 斎藤
Kiichi Morota
喜市 諸田
Hideaki Nishioka
秀晃 西岡
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 MDを典型とするディジタル記録媒体のトラ
ック単位の管理に加えて、ファイル単位の管理が可能な
記録再生装置を提供する。 【構成】 MD記録再生装置は、MDのユーザープログ
ラムエリアとは別個に設けられたAUX UTOCの空
きセクター8にトラック(曲)単位の管理情報の上位階
層として1以上のトラックを内包するファイル(アルバ
ム)のファイル単位の管理情報であるファイル(アルバ
ム)とユーザープログラムエリアに記録されているトラ
ック(曲)とのリンクを定義する管理情報を記録及び再
生するようにシステムコントローラが制御し、再生され
た前記ファイル(アルバム)単位の管理情報に基づいて
ユーザープログラムエリアのデータに対してファイル
(アルバム)単位のトラック(曲)の再生・編集を制御
する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミニディスクを典
型とするディジタル記録媒体の記録再生装置の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係るディジタル記録媒体とし
て、記録再生用ミニディスク(以下、MDとも称す
る。)を例に説明する。
【0003】MDは音声圧縮技術ATRAC(Adaptive
TRansform Acoustic Coding )によって圧縮されたデ
ィジタル音声信号データを主な記録対象とする光磁気デ
ィスクであり、現在のところ最大約80分のディジタル
音声信号データの記録が可能である。したがってコンパ
クトディスク(以下、CDと称する。)が最大74.7
分のディジタル音声信号データが記録されていることか
ら、1枚のCDアルバムの全曲がMD1枚に収納できる
ことになる。
【0004】上記MDの記録再生装置の基本システム
は、図8に示されるMD記録再生装置20のブロックダ
イヤグラムに示されるような構成となっている。
【0005】図8において、MD1に記録されたディジ
タル音声信号を再生する場合は、ターンテーブル上でス
ピンドルモータ5によって回転するMD1のカートリッ
ジ1a内に収納された光磁気ディスク1bの圧縮された
ディジタル音声信号データを光ピックアップ2で読み出
し、ヘッドアンプ3(RFマトリクスアンプ)を通っ
て、EFM/CIRCのエンコーダ/デコーダ10に加
えてEFMとCIRCの復調を行う。また、アドレスデ
コーダ4は予めディスク1bに記録されているADIP
信号を復調してアドレス信号を得てEFM/CIRCの
エンコーダ/デコーダ10に入力する。耐震用メモリコ
ントローラ11はEFM/CIRCのエンコーダ/デコ
ーダ10からの圧縮データをバッファメモリ(DRA
M)等のメモリ回路14に蓄積するほか、セクターフォ
ーマット信号のエンコード/デコード、メインデータの
エラーデータ、バッファ制御、外部入出力制御などのデ
ータ制御機能を備える。
【0006】次に、ATRACのエンコーダ/デコーダ
12では、圧縮データを読み出して伸長回路に入力しデ
ータを復調し、復調したデータをディジタル−アナログ
変換器16(DAC)へ送りアナログ音声信号に変換す
る。この変換されたアナログ音声信号は音声信号出力端
子OUTへ出力される。
【0007】次に、MD1に音声信号を記録する場合
は、音声信号入力端子INから入力したアナログ音声信
号をアナログ−ディジタル変換器(ADC)15でディ
ジタルデータに変換、もしくは図示されない再生装置に
て読み取ったCD等のディジタルデータをディジタル入
力端子DINから入力し、さらにATRACのエンコー
ダ/デコーダ12にて圧縮データに変換して、耐震用メ
モリコントローラ11を介してメモリ回路14に格納す
る。メモリ回路14の格納量が一定の量に達した後、格
納された圧縮データをMD1に記録する。即ち、メモリ
回路14からの圧縮データを耐震用メモリコントローラ
11が読み出して、EFM/CIRCのエンコーダ/デ
コーダ10に出力し、EFM/CIRCのエンコーダ/
デコーダ10ではEFMとCIRCの変調を行って該出
力を磁気ヘッド駆動回路7に出力する。磁気ヘッド駆動
回路7は磁気ヘッド9に流す電流の向きを記録するEF
M信号データに対応させて磁気ヘッド9に垂直磁界を発
生させる。同時に光ピックアップ2からシステムコント
ローラ13の制御によってサーボ制御回路8を介して出
力されたレーザが出力されて光磁気ディスク1bに照射
され、上記垂直磁界とレーザの相互作用によってディジ
タル信号が記録される。
【0008】なお、光ピックアップ2の送り移動のため
の制御信号がシステムコントローラ13からサーボ制御
回路8を介して送りモータ6に加えられる。また、シス
テムコントローラ13はコンピュータ等からなり、記
録、再生、光ピックアップ2のサーチ動作等の全コント
ロールの制御と、MD1のアドレス情報等の検出信号、
サーボ制御回路8、EFM/CIRCのエンコーダ/デ
コーダ10、耐震用メモリコントローラ11の各部とバ
スを介して接続されており、制御信号の授受を行う。キ
ー操作部18はシステムコントローラ11の入力装置、
表示部17はシステムコントローラ13からの種々のデ
ータを表示する液晶等の表示装置である。
【0009】次に、上記MD1の記録フォーマットにつ
いて説明すると、図9に示されるように、ディスク内周
から外周にかけて、リードインエリアのTOC(Table
of Contents)31、UTOC(User's Table of Conte
nts)32、リザーブエリア33、AUX UTOC(A
uxiliary User's Table of Contents)34、AUXU
DATA(Auxiliary User's Data)35、ユーザープ
ログラムエリア36、そして最外周にリードアウトエリ
ア37が設定されている。
【0010】左端の数字はクラスターアドレスであり、
ユーザープログラムエリア36の前に別個にクラスター
0〜49クラスターのエリアが設けられているのであ
る。
【0011】なお、1クラスター=36セクター(メイ
ン32セクター+サブ4セクター)、1セクター=23
52バイト=424×5.5バイト+シンク(12バイ
ト)+ヘッダー(4バイト)+サブヘッダー(4バイ
ト)=5.5サウンドグループ、1サウンドグループ=
424バイト(サンプリング周波数44.1KHzで5
12サンプル分のオーディオデータ)である。
【0012】上記UTOC32のセクター0にはトラッ
ク(曲)の管理情報、セクター1にはテキストデータ
(ASCIIコード)、セクター2にはトラックに付随
する録音の記録日付、セクター3には著作権情報、セク
ター4にはテキストデータ情報(シフトJIS等の拡張
コード等)が各々入る。なお、MDの規格では、上記U
TOC32のセクター0は必須であるが、セクター1〜
4は任意的に利用できる。
【0013】また、上記AUX UTOC34とAUX
UDATA35はディスクの空きエリアであった10
クラスター〜49クラスターをユーザーがオプションと
して利用できるようにしたエリアである。例えばオプシ
ョンとしてMD Clip(静止画(JPEG))のデ
ータを入れる場合、AUX UTOC34のセクター0
は空きエリアのテーブル(MD Clipで使用する場
合に必須)、セクター1は静止画ファイル配置テーブル
(静止画を記録する場合に必須)、セクター2は静止画
情報テーブル、セクター3は静止画再生シーケンステー
ブル、セクター4はテキスト配置テーブル(テキストを
記録する場合に必須)、セクター5はテキスト情報テー
ブルに割り当てられており、セクター6以降は空きエリ
アとなっている。静止画データはAUX UDATA3
5に入る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記MDを典型とする
従来のディジタル記録媒体の記録再生装置では、前述の
ようにコンパクトディスク(以下、CDと称する。)等
の音楽ソースを念頭にすると、原則的に一つのディジタ
ル記録媒体には一つのアルバムが記録されることを前提
にしている。即ち、CDの再生時間は最大74分であ
り、MDの当初のフォーマットでは、この1枚のCDア
ルバムの音声データを圧縮技術ATRACによって全部
記録可能にすることにあり、MDのユーザー・プログラ
ム・エリアの記録容量はステレオで最大80分の録音を
可能にしているのである。
【0015】ところで、音声圧縮技術の更なる進歩によ
り、MDで採用されている圧縮技術ATRACの進化と
して一層の圧縮を可能にする音声圧縮方式が開発され、
MDのロングプレイモード(以下、MDLPと、仮に略
記する。)が新たにMDの追加フォーマットとして提案
されるに至っている。
【0016】このMDLPの追加フォーマットに対応す
ることで、従来のMD(ステレオ録音で約80分、モノ
ラル録音で160分収録可能である。)に対して、ステ
レオで2倍の約160分または4倍の約320分の録音
・再生が可能になる。
【0017】その結果、従来は概ねCDのアルバム1枚
のみがMD1枚に収録可能であったのが、複数枚のCD
アルバムを1枚のMDに収録可能となる。
【0018】ところが、従来のMDデータフォーマット
では、トラック(=曲)単位の管理(録音・再生・編
集)が基本であるため、1枚のMDに収録されている複
数枚のアルバムをアルバム単位で管理(再生・編集)す
ることができない。例えば、収録された複数のアルバム
の中から1つのアルバムの曲のみを再生するモードや、
1つのアルバムの全曲を選択的に消去するといったこと
が簡単にはできず、操作性に問題が生じる。
【0019】また、アルバム毎のタイトル表示が設定で
きないのも問題である。さらに従来は曲名(トラックの
テキストデータ)をUTOC32のセクター1の256
×7バイトの枠内に記録しており、これは20〜30曲
のデータであれば十分な容量といえるが、MDLPで数
枚のアルバムを収録すると、その全曲数は100曲を超
える場合も生じ得ることになって、全曲名を入れると足
りなくなる恐れがある。
【0020】本発明は、上記問題点に鑑み、従来のトラ
ック単位での管理の上位に新たにファイル(例えばCD
のアルバムに対応)単位に管理できる階層を設けて、フ
ァイル単位の再生・編集を可能にする機能(マルチファ
イル管理機能と称する。)を追加して、ユーザーの再生
・編集の操作性等を向上したユーザーフレンドリーな記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)ディジタル記録媒体の記録及び再生が可能な記録
再生装置において、前記ディジタル記録媒体のユーザー
プログラムエリアとは別個に設けられた空きエリアにト
ラック単位の管理情報の上位階層として1以上のトラッ
クを内包するファイルのファイル単位の管理情報を記録
及び再生する記録再生手段と、再生された前記ファイル
単位の管理情報に基づいてユーザープログラムエリアの
データに対してファイル単位のトラックの再生・編集を
制御する制御手段と、を備えることを特徴とする記録再
生装置を提供することにより上記課題を解決する。 (2)また、上記(1)に記載の記録再生装置におい
て、前記記録再生手段が前記ディジタル記録媒体の前記
空きエリアにファイルのテキストデータとその管理情報
を記録及び再生するとともに、前記制御手段が再生され
たファイルのテキストデータを表示するように制御する
ことを特徴とする記録再生装置を提供することにより上
記課題を解決する。 (3)また、上記(1)または(2)に記載の記録再生
装置において、前記ディジタル記録媒体が録音再生用ミ
ニディスクであり、前記記録再生手段は録音再生用ミニ
ディスクのAUX UTOCの空きセクターに、(a)
ファイルとユーザープログラムエリアに記録されている
トラックとのリンクを定義する管理情報を記録するファ
イル管理用セクターと、(b)ファイルのテキストデー
タの管理情報を記録するファイルテキスト管理用セクタ
ーと、を設定して前記ファイル単位の管理情報とファイ
ルのテキストデータの管理情報を前記各セクターに記録
及び再生するとともに、AUX UDATAの空きエリ
アにファイルのテキストデータを記録及び再生すること
を特徴とする記録再生装置を提供することにより上記課
題を解決する。 (4)また、上記(3)に記載の記録再生装置におい
て、前記記録再生手段は録音再生用ミニディスクのAU
X UTOCの空きセクターに、トラックの拡張テキス
トデータの管理情報を記録するトラック拡張テキストデ
ータ管理用セクターを設定するとともに、AUX UD
ATAの空きエリアにトラックの拡張テキストデータを
記録及び再生することを特徴とする記録再生装置を提供
することにより上記課題を解決する。 (5)また、ディジタル記録媒体の再生装置において、
ディジタル記録媒体のユーザープログラムエリアとは別
個に設けられた空きエリアに記録されたトラック単位の
管理情報の上位階層として1以上のトラックを内包する
ファイルのファイル単位の管理情報を再生する再生手段
と、再生されたファイル単位の管理情報によってユーザ
ープログラムエリアのデータに対してファイル単位の再
生・編集を制御する制御手段と、を備えることを特徴と
する再生装置を提供することにより上記課題を解決す
る。 (6)さらに、上記(5)に記載の再生装置において、
前記ディジタル記録媒体がミニディスクであることを特
徴とする再生装置を提供することにより上記課題を解決
する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態をMD記録再
生装置の例につき、図面に基づいて説明する。図1は本
発明のMD記録再生装置として、システムコントローラ
13が制御する録音時のファイル(アルバム)管理のフ
ローチャートであり、図2は再生時のフローチャートで
ある。図3は本発明のMD記録再生装置におけるAUX
UTOCエリアのファイル管理の情報の記録場所を示
す図である。以下、図8のブロックダイヤグラムと図9
のMDの記録フォーマットも併用して説明する。
【0023】本発明に係るMD記録再生装置の基本的な
ブロックダイヤグラムは、前述の図8のMD記録再生装
置20とほぼ同様であるが、ATRACのエンコーダ/
デコーダ12とEFM/CIRCのエンコーダ/デコー
ダ10が従来よりも圧縮率を2倍乃至4倍に高めたAT
RAC3方式となり、システムコントローラ13のMD
1への記録・再生及び編集の制御にファイル(アルバ
ム)管理情報に基づく制御が追加されるが、これはシス
テムコントローラ13のマイクロコンピュータのプログ
ラミングで実現される。
【0024】本発明のMD記録再生装置における最大の
特長は、従来のトラック単位の管理に加えてファイル
(アルバム)単位の管理を行う点にあり、図9に示すM
Dのユーザープログラムエリア36とは別個に設けられ
た空きエリア、例えばAUXUTOC34の空きセクタ
ー8にトラック(曲)単位の管理情報の上位階層として
1以上のトラックを内包するファイル(アルバム)のフ
ァイル単位の管理情報、即ち、ファイル(アルバム)と
ユーザープログラムエリア36に記録されているトラッ
ク(曲)とのリンクを定義する管理情報を記録及び再生
するようにシステムコントローラ13が制御する。そし
て再生された前記ファイル(アルバム)単位の管理情報
に基づいてユーザープログラムエリア36のデータに対
してファイル(アルバム)単位のトラック(曲)の再生
・編集を制御する。
【0025】さらに、上記に加えて、システムコントロ
ーラ13は、ファイル(アルバム)のテキストデータ
(アルバムタイトル)をAUX UDATA35の空き
エリアに記録し、そのアドレス管理情報をAUX UT
OC34の空きセクター(例えばセクター9)に記録及
び再生するとともに、再生されたファイルのテキストデ
ータ(アルバムタイトル)を表示部17に表示するよう
に制御する。これによってMDに収録された複数のアル
バムのタイトルが表示されることとなる。
【0026】さらに、AUX UTOC34の空きセク
ター(例えばセクターA)に、トラック(曲)の拡張テ
キストデータの管理情報を記録するトラック拡張テキス
トデータ管理用セクターを設定するとともに、AUX
UDATA35の空きエリアにトラック(曲)の拡張テ
キストデータ(曲名)を記録及び再生する。この際、各
トラック用に記録するテキストデータは、Text M
odeで規定されたテキストコードで最小1セクター単
位で記録する(1曲=1セクター=2334バイトであ
り、2バイトコードでも1167文字入る)。これによ
って、曲名の入力文字の制限の問題は解消される。
【0027】なお、上記ファイル(アルバム)単位の管
理情報等は、適当な空きエリアを当てることができる
が、本発明は新たなMDLPモードへの対応を主眼とす
るので、従来のMDフォーマットに対して上位互換を達
成するために、TOC31、UTOC32、リザーブエ
リア33及びユーザープログラムエリア36のデータに
変更を加えないこととする。この点、任意の使用が許さ
れるUTOC32にも通常は空きエリア(セクター5以
降)が存在し、また、UTOC32の後にはリザーブエ
リア33があるが、これらのエリアをファイル管理等に
使用すると各メーカーの検証が必要になって、通用性に
問題が生じる恐れがあるので使用しないこととする。
【0028】なお、上記ファイル管理のシステムは、M
D Clip用にリザーブされたAUX UTOC34
及びAUX UDATA35を共用できるように、一部
AUX UTOC34のデータ対応(AUX UTOC
セクター0をMD ClipとMDLPテキストデータ
が共用できるようにする取り扱い。)を必要とする。
【0029】次に、上記ファイル管理情報を格納する空
きエリアの例としてクラスターアドレス10、11、1
2のエリアにあるAUX UTOC34の各クラスター
のセクター8、9、Aについて順に詳述する(勿論、ど
の空きセクターを使用してもよい)。なお、ベリファイ
のために上記3つのクラスターには各々同じ管理情報が
記録される。 (1) セクター8はファイル単位の録音・再生を実現
する管理用セクターである。図4のテーブルはこのセク
ター8全体のデータ構成を示しており、1セクター分
(2352バイト)のバイト単位のデータである(1枠
が1バイト)。なお、後述のセクター9、セクターAも
同じ構成である。
【0030】左端の0〜587のデータ番号で示される
各行には4バイト単位のデータが記されている。例え
ば、テーブルのFNO255の位置は、75×4+3=
303バイト目となる。以下、各バイトについて説明す
る。
【0031】0バイト目〜11バイト目:シンクデータ
領域であり、固定パターン12バイトでセクターの頭の
データと認識する。
【0032】12バイト目:ClusterH;このセクター
8のアドレスであり、8セクター目があるアドレスのク
ラスター(上位バイト)値が入る。
【0033】13バイト目:ClusterL;アドレスのク
ラスター(下位)値が入る。
【0034】14バイト目:08h;このセクターがア
ドレスxxxxクラスターの8セクターのデータであること
を示す。
【0035】15バイト目:02h;MDがCD−RO
Mモード2と同様のデータ構造をとることを示してい
る。
【0036】24バイト目〜27バイト目:“MDL
P”用のセクターであることを示す。
【0037】28バイト目:このセクターを記録したレ
コーダを発売するメーカーNo.を示す。
【0038】29バイト目:メーカー毎に定める識別コ
ードである。
【0039】30バイト目:First FNO;スタートフ
ァイルNo.であり、0だとファイルが無いことを示
す。
【0040】31バイト目:Last FNO;ラストファ
イルNo.(255以下)であり、使用しているファイ
ル数が判る。
【0041】49バイト目〜303バイト目:FNO1
〜FNO255;FNO1は1トラック目の情報が入る
場所、FNO2は2トラック目の情報が入る場所という
ように、トラックNo.で決まる絶対位置を示す。
【0042】上記テーブルの255バイトによって、各
トラックがどのファイルに属しているかを判別する。例
えば、MDに30曲録音されていて、1〜10曲がファ
イル1に、11〜20曲がファイル2に、21〜30曲
がファイル3に属するとすると、FNOnそれぞれのデ
ータは、FNO1〜FNO10=1、FNO11〜FN
O20=2、FNO21〜FNO30=3、FNO31
〜FNO255=0、となる。したがって、このテーブ
ルを見れば、各々のトラックがファイルに属するか否
か、及び属するファイルNo.がいくつかが判別できる
ことになる。更に、従来のようにトラックを消去、結
合、分割した場合でも、FNO1〜FNO255の中
で、該当するFNOを消して詰めたり、間に追加してシ
フトしたりしてもトラックとファイルの関係は崩れず維
持される。
【0043】ファイル単位で消去した場合、同じ値を探
して、消去後詰める、そしてLastFNO−1とすること
によって、トラックとファイルとの関係は崩れない。 (2) 次に、セクター9は前記セクター8で定義され
るファイル(1〜255)用にテキストデータを入れる
ための情報が入る。図5のテーブルはこのセクター9全
体のデータ構成を示している。なお、後述のセクターA
と此のセクター9は情報エリアであり、実際のテキスト
データはAUX UDATAエリアに記録される。つま
り、セクター9はファイル用のテキストデータが、AU
X UDATAのどのアドレスから記録されているかの
情報が入っているのである。以下、セクター9(235
2バイト)の各バイトについて説明する。
【0044】0バイト目〜11バイト目:セクター8と
同様。
【0045】12バイト目:ClusterH;セクター8と
同様。
【0046】13バイト目:ClusterL;セクター8と
同様。
【0047】14バイト目:09h;このセクターがア
ドレスxxxxクラスターの9セクターのデータであること
を示す。
【0048】15バイト目:02h;セクター8と同
様。
【0049】24バイト目〜27バイト目:セクター8
と同様。
【0050】28バイト目:セクター8と同様。
【0051】29バイト目:セクター8と同様。
【0052】30バイト目:First TXNO;スタート
ファイルNo.であり、0だとファイルが無いことを示
す。
【0053】31バイト目:Last TXNO;ラストフ
ァイルNo.(255以下)であり、使用しているファ
イル数が判る。
【0054】47バイト目:P−EMPTY;78(3
12バイト目)〜586(2347バイト目)の中で空
いている(使用できる)エリアは何処からかを示すポイ
ンタである。なお、78〜586に書かれているStart
Address とEnd Address は必ずしもファイル1が78の
エリアを使用する必要はない。
【0055】48バイト目:P−TFRA;AUX U
DATAをファイルテキスト用に1セクターずつ使用す
るとき、1クラスターに満たない場合に空きエリアのア
ドレスを記録する場所を示すポインタである。
【0056】49バイト目〜303バイト目:P−FT
XNO1〜P−FTXNO255;ファイルnのテキス
トがAUX UDATAのどのアドレスから記録されて
いるかを示すポインタである。例えば、P−XXX値か
ら78〜587の場所を検索する式は、76×4+(P
−XXX)×8となる。ここに(P−XXX)はP−X
XXが採る値である。
【0057】312バイト目〜2351バイト目:Star
t Address とEnd Address ;各ファイルのテキストデー
タがAUX UDATAのどのアドレスに記録されてい
るかを示すアドレスが記録されているエリア。各ファイ
ル用に記録するテキストデータは、Text Mode
で規定されたテキストコードで最小1セクター単位で記
録する。
【0058】1クラスターは36セクター(このうちデ
ータを入れることができるセクターは32セクター)で
構成されているため、最大の255ファイル分のテキス
トを入れた場合には8クラスター分使用することにな
る。(付言すれば、各ファイルのテキストの単位はセク
ターであるが、ファイル用のテキスト全体はクラスター
単位とするために8クラスター分の使用となる。) (3) 次に、セクターAは従来のトラック用のテキス
トデータが1792バイト(=7バイト×256)であ
るため、録音曲数が増えたときに1曲あたりのテキスト
数が減ってしまうことに対する対策であり、トラック用
の拡張テキストをAUX UDATAのどのアドレスか
ら記録しているかの情報が入る。図6のテーブルはこの
セクターA全体のデータ構成を示している。以下、各バ
イトについて説明する。
【0059】0バイト目〜13バイト目:セクター8、
9と同様。
【0060】14バイト目:0Ah;このセクターがア
ドレスxxxxクラスターのAセクターのデータであること
を示す。
【0061】15バイト目〜29バイト目:セクター
8、9と同様。
【0062】30バイト目:First TXNO;スタート
トラックNo.(1以上。0は未記録であることを示
す。)である。
【0063】31バイト目:Last TXNO;ラストト
ラックNo.(255以下。使用しているファイル数が
判る。)である。
【0064】47バイト目〜48バイト目:セクター9
と同様。
【0065】49バイト目〜303バイト目:P−TX
NO1〜P−TXNO255;トラックnのテキストが
AUX UDATAのどのアドレスから記録されている
かを示すポインタである。
【0066】312バイト目〜2351バイト目:Star
t Address とEnd Address ;各トラックのテキストデー
タがAUX UDATAのどのアドレスに記録されてい
るかを示すアドレスが記録されているエリア。各トラッ
ク用に記録するテキストデータは、Text Mode
で規定されたテキストコードで最小1セクター単位で記
録する。
【0067】前述のように、1クラスターは36セクタ
ー(このうちデータを入れることができるセクターは3
2セクター)で構成されているため、最大の255トラ
ック分のテキストを入れた場合には8クラスター分を使
用することになる。(付言すれば、各トラックのテキス
トの単位はセクターであるが、トラック用のテキスト全
体はクラスター単位とするために8クラスター分の使用
となる。) なお、図7に示されるAUX UTOCのセクター0の
テーブルは、MD Clipで既に使用しているが、そ
の中のデータ中にAUX UDATAの何処から空いて
いるかの情報(接続情報)が左端のデータ番号で78番
から275番までに入っている。そして本発明ではAU
X UTOCのセクター8、9、Aを使用してファイル
管理を行っているものの、その管理のためのテキスト情
報はAUX UDATAエリアに記録するため、AUX
UDATAの空きエリアが判らなければならない。そ
こで、MD Clipとセクター0を共用し、前記接続
情報を使用することとする。
【0068】次に、図1、2のフローチャートを基に、
システムコントローラ13によるMDLPモードでの録
音時と再生時のファイル単位の管理の制御を説明する。 [ファイル(アルバム)単位の録音]・・・図1 STEP1:録音ソースからMDへの録音の際には、ユ
ーザーが録音モードを通常録音(トラック単位の管理)
にするか、アルバム録音(ファイル単位の録音)にする
かをキー操作部に配した録音モード選択ボタンで選択す
る。
【0069】STEP2:ファイル単位の録音をスター
トする。
【0070】STEP3:AUX UTOCセクター8
のFirst FNOとLast FNOを更新する。即ち、ディ
スク内にファイルがない場合、First=Last FNO=0
からFirst=Last FNO=1へと更新する。既にファイ
ルが存在するディスクに追加録音する場合、Last FN
O+1をLast FNOにする処理を行い、AUX UT
OCセクター8のFirst FNOとLast FNOを更新す
る。
【0071】STEP4:録音中のトラックを更新する
か否かを判断する。即ち、録音ソースのトラック変化の
認識やユーザーによるトラック更新の指示等のイベント
の有無を録音中に継続的にモニターする。イベントが有
ればSTEP5へ、無ければSTEP7へ移る。
【0072】STEP5:録音したトラックの範囲を示
すP−TNOnとスロットを更新する(UTOCセクタ
ー0)。録音中のトラックを更新する場合、UTOCセ
クター0のトラック情報を更新する。始めにP−TNO
nに空いているスロットを示すポインター値を記録し、
このポインター値で示されるスロットに更新する直前の
トラックのスタートとエンドアドレスを記録する。
【0073】STEP6:更新したトラックに対応した
FNOnを更新する(AUX UTOCセクター8)。
即ち、UTOCセクター0のP−TNOnと同じ位置の
FNOnに現在のファイル(アルバム)No.値を記録
する。
【0074】STEP7:録音ソースの演奏終了検出に
よる録音停止かユーザー指定による録音停止かをシステ
ムコントローラが監視し、認識する。NoならばSTE
P4へ、YesならばSTEP8へ移行する。
【0075】STEP8:更新したUTOC、AUX
UTOCの情報をディスクに記録する。即ち、録音終了
後、最後にSTEP1〜7で変更したAUX UTO
C、UTOCデータをディスクに記録する。
【0076】なお、本システムでは、録音中にファイル
(アルバム)を更新することも可能である。また、録音
後に不要なファイル(アルバム)を消去したりすること
もUTOCセクター0と共に更新することによって可能
である。
【0077】 [ファイル(アルバム)単位の再生]・・・図2 STEP9:再生モードを選択する。録音の場合と同様
に、ユーザーがトラック単位の再生とファイル単位の再
生の何れかをキー操作部に配した再生モード選択ボタン
で選択する。
【0078】STEP10:ファイル単位の再生をスタ
ートする。
【0079】STEP11:指定されたFNOのトラッ
クをAUX UTOCセクター8のFNOの値から検索
する。検索は先ず指定されたFNOの値によってAUX
UTOCセクター8のFNOn値から、再生すべきト
ラックNo.を選択する。通常、トラックNo.は昇順
のためにFNO1から検索した順がトラックNo.とな
る。
【0080】STEP12:FNOの値から検索したト
ラックをシステムコントローラに昇順に記録する。
【0081】STEP13:STEP12で記録したト
ラックNo.から再生するトラックの範囲(スタートア
ドレスとエンドアドレス)をUTOCセクター0のスロ
ットデータから読み出し、スタートアドレスを検索して
ディスクからデータを読み取り再生する。
【0082】STEP14:スロットデータ範囲を確認
しつつ、且つユーザーからの停止指示や最終トラックの
再生終了を確認しながら再生する。
【0083】STEP15:ユーザーの停止指示または
最終トラックの再生終了を認識すると再生停止処理を行
う。
【0084】以上説明したシステムコントローラ13の
制御による一連の動作によってファイル単位の録音、再
生が実現され、ファイル単位の編集が可能になる。この
ような録音再生装置のシステムは、特にMDにおけるM
DLPモードの録音再生では、収録可能な曲数が従来の
数倍になることから極めてユーザー側のファイル(アル
バム)管理に効果的なシステムであるといえる。
【0085】従来機器は、従来通りにTOC情報、そし
てUTOC情報を読めばトラック単位の再生ができる。
即ち、トラック単位のテキスト情報が表示できることは
言うまでもない。
【0086】一方、MDLP対応機器ではTOCからA
UX UTOCそしてUTOCと読めばファイル毎のト
ラック構成やファイルタイトル(=テキスト情報)、ト
ラックの拡張テキストも表示できる(勿論、従来のテキ
スト情報を表示してもよい。)。
【0087】念のために付言すれば、MDLP非対応機
器による録音再生用MDの編集作業等によって、従来の
UTOCと上記追加したセクターデータとの不整合(ト
ラック数の不一致等)が生じたMDはMDLPに対応す
る機器が不具合のないように補正動作し、ユーザーに混
乱を与えないことが肝要である。
【0088】また、上述のようにMDLPモードにおけ
るファイル管理情報を所定のフォーマットで所定のエリ
ア、例えばAUX UTOCの空きエリアに入れるとい
うように一般に規格化すれば、MDLPにおけるマルチ
ファイル管理機能を他社の記録再生装置でも活用できる
ことになって、一層ユーザーフレンドリーな記録再生装
置となることは毫も疑いない。
【0089】ところで、上記ディジタル記録媒体の記録
再生装置によるトラックに対する上位階層としてのファ
イルの管理は、ディジタル記録媒体の再生専用の再生装
置においても前述と同じフォーマットにしたがって適用
可能であることは明白である。即ち、ディジタル記録媒
体(MD等)のユーザープログラムエリアとは別個に設
けられた空きエリアに記録されたトラック単位の管理情
報の上位階層として1以上のトラックを内包するファイ
ルのファイル単位の管理情報を再生する再生手段と、再
生されたファイル単位の管理情報によってユーザープロ
グラムエリアのデータに対してファイル単位の再生・編
集を制御する制御手段と、を備える構成とすることで、
ファイル単位の再生・編集が可能になる。
【0090】以上の説明はMDを念頭になされたが、M
D以外のディジタル録音媒体を対象とする録音記録装
置、再生装置も本発明の射程内であることは勿論であ
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
再生装置は下記の優れた効果を有する。 (1) 1以上のトラックを内包する異なるファイル
(アルバム)が記録された一つの記録媒体(例えばM
D)について、ファイル(アルバム)単位のノーマル再
生やランダム再生等が可能になる。 (2) ファイル(アルバム)単位の編集(アルバムタ
イトル付け、アルバム毎の消去)が可能になる。 (3) MDLPモードにおけるファイル(アルバム)
単位の管理が可能になることで、ユーザー側の再生曲目
の選択操作性が向上し、ユーザーフレンドリーな記録再
生装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMD記録再生装置として、録音時のシ
ステムコントローラが制御するファイル(アルバム)管
理のフローチャート図である。
【図2】本発明のMD記録再生装置として、再生時のシ
ステムコントローラが制御するファイル(アルバム)管
理のフローチャート図である。
【図3】本発明のMD記録再生装置におけるファイル管
理の情報の記録状態を説明するための図である。
【図4】本発明に係るAUX UTOCのセクター8の
データ構成を示すテーブルである。
【図5】本発明に係るAUX UTOCのセクター9の
データ構成を示すテーブルである。
【図6】本発明に係るAUX UTOCのセクターAの
データ構成を示すテーブルである。
【図7】AUX UTOCのセクター0のデータ構成を
示すテーブルである。
【図8】MD記録再生装置のブロックダイヤグラムであ
る。
【図9】MDの記録フォーマットについて説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 MD 1a MDのカートリッジ 1b 光磁気ディスク 2 光ピックアップ 3 ヘッドアンプ 4 アドレスデコーダ 5 スピンドルモータ 6 送りモータ 7 磁気ヘッド駆動回路 8 サーボ制御回路 9 磁気ヘッド 10 EFMとCIRCのエンコーダ/デコーダ 11 耐震用メモリコントローラ 12 ATRACのエンコーダ/デコーダ 13 システムコントローラ 14 メモリ回路 15 アナログ−ディジタル変換器 16 ディジタル−アナログ変換器 17 表示部 18 キー操作部 20 MD記録再生装置 31 TOC(Table of Contents) 32 UTOC(User's Table of Contents) 33 リザーブエリア 34 AUX UTOC(Auxiliary User's Table o
f Contents) 35 AUX UDATA(Auxiliary User's Dat
a) 36 ユーザープログラムエリア 37 リードアウトエリア IN 音声信号入力端子 OUT 音声信号出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 秀晃 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AA08 BE03 BE07 CC07 CE08 5D077 AA30 BA14 CA02 DC01 DC39 DE08 DF07 EA33 EA34 5D110 AA19 AA27 CA06 CA16 CD15 DA11 DA12 DB03 DC05 DC15 DE02 DE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル記録媒体の記録及び再生が可
    能な記録再生装置において、前記ディジタル記録媒体の
    ユーザープログラムエリアとは別個に設けられた空きエ
    リアにトラック単位の管理情報の上位階層として1以上
    のトラックを内包するファイルのファイル単位の管理情
    報を記録及び再生する記録再生手段と、再生された前記
    ファイル単位の管理情報に基づいてユーザープログラム
    エリアのデータに対してファイル単位のトラックの再生
    ・編集を制御する制御手段と、を備えることを特徴とす
    る記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、前記記録再生手段が前記ディジタル記録媒体の前記
    空きエリアにファイルのテキストデータとその管理情報
    を記録及び再生するとともに、前記制御手段が再生され
    たファイルのテキストデータを表示するように制御する
    ことを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の記録再
    生装置において、前記ディジタル記録媒体が録音再生用
    ミニディスクであり、前記記録再生手段は録音再生用ミ
    ニディスクのAUX UTOCの空きセクターに、
    (a)ファイルとユーザープログラムエリアに記録され
    ているトラックとのリンクを定義する管理情報を記録す
    るファイル管理用セクターと、(b)ファイルのテキス
    トデータの管理情報を記録するファイルテキスト管理用
    セクターと、を設定して前記ファイル単位の管理情報と
    ファイルのテキストデータの管理情報を前記各セクター
    に記録及び再生するとともに、AUX UDATAの空
    きエリアにファイルのテキストデータを記録及び再生す
    ることを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の記録再生装置におい
    て、前記記録再生手段は録音再生用ミニディスクのAU
    X UTOCの空きセクターに、トラックの拡張テキス
    トデータの管理情報を記録するトラック拡張テキストデ
    ータ管理用セクターを設定するとともに、AUX UD
    ATAの空きエリアにトラックの拡張テキストデータを
    記録及び再生することを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】 ディジタル記録媒体の再生装置におい
    て、ディジタル記録媒体のユーザープログラムエリアと
    は別個に設けられた空きエリアに記録されたトラック単
    位の管理情報の上位階層として1以上のトラックを内包
    するファイルのファイル単位の管理情報を再生する再生
    手段と、再生されたファイル単位の管理情報によってユ
    ーザープログラムエリアのデータに対してファイル単位
    の再生・編集を制御する制御手段と、を備えることを特
    徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の再生装置において、前
    記ディジタル記録媒体がミニディスクであることを特徴
    とする再生装置。
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