JP2001229105A

JP2001229105A - 通信ネットを用いたスポンサー広告個別配信方法及びその方法を用いた通信ネットシステム

Info

Publication number: JP2001229105A
Application number: JP2000037648A
Authority: JP
Inventors: Masashi Toyoda; 雅司豊田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-02-16
Filing date: 2000-02-16
Publication date: 2001-08-24

Abstract

(57)【要約】【課題】視聴者個別の要求に合った広告を放映番組に挿
入させて、放送局から配信する、スポンサー広告個別配
信方法およびその方法を用いた通信ネットシステムを提
供する。【解決手段】放送局から提供される番組に、挿入するべ
きスポンサー広告の種別を、予め、通信端末器側で視聴
者に選択設定させ、視聴者がその選択設定を登録した後
は、放送局から視聴者に提供される番組には、視聴者が
選択設定された種類のスポンサー広告を自動的に選択し
て配信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】通信ネットを用いたスポンサ
ー広告の配信方法およびその方法を用いた通信ネットシ
ステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】通信ネットを利用した広告方法として
は、テレビ放映において、番組にコマーシャル（ＣＭ）
を挿入させる手法が一般的に知られている。このテレビ
ＣＭを挿入した番組は、不特定多数の視聴者に対して、
同時に同じものが一斉に、放送局より配信されている。
したがって、視聴者は、番組をチャンネルにより選択す
ることはできても、挿入されるＣＭまでを選択すること
はできない。

【０００３】テレビ番組の放映方法としては、ケーブル
ＴＶ等の通信の双方向性を利用したインタラクティブＴ
Ｖがすでに開発されており、好みの番組だけを好みの時
間に観ることができるように、番組選択についての自由
の幅は広がっている。さらに、インターネットから映画
や映像を送り出すインターネット放送も開発が進んでい
る。

【０００４】一方、インターネット上の情報サイトが提
供するホームページにおける広告手法としては、情報サ
イトから提供される情報画面上にバナー広告を折り込ま
せ、バナーをクリックした場合には、スポンサーのサイ
トの情報画面に接続を切り替えるといった手法が一般的
に用いられている。この手法では、同一の情報サイトか
ら提供される情報画面上には、利用者のニーズに関係な
く、すべての利用者に対して同一のバナー広告が折り込
まれるようになっている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】以上のように、テレビ
視聴者は、テレビ番組を選択することが可能であるのに
対し、ＣＭや広告は、放送局から一方的に提供を受ける
のみである。その結果、テレビ番組の途中にＣＭが流れ
ると他のチャンネルに切り替えられたりすることも少な
くない。

【０００６】また、インターネット利用者も、情報サイ
トを自由に選択することが可能であるのに対し、情報画
面上に折り込まれるバナー広告は、情報サイトがスポン
サーとの契約に基づいて一方的に提供するものである。

【０００７】本発明は、このような事情に鑑みて提案さ
れたもので、第１の目的は、視聴者が事前に簡単な設定
をするだけで、視聴者個別の要求に合った広告を放映番
組の途中に挿入させて、放送局から配信するスポンサー
広告個別配信方法およびその方法を用いた通信ネットシ
ステムを提供することにある。

【０００８】第２の目的は、利用者が事前に簡単な設定
をするだけで、利用者個別の要求に合った広告をホーム
ページの情報画面に折り込ませ、情報サイトから配信す
るスポンサー広告個別配信方法およびその方法を用いた
通信ネットシステムを提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、本発明の請求項１に記載のスポンサー広告個別配
信方法は、放送局から提供される番組に、挿入するべき
スポンサー広告の種別を、予め、通信端末器側で視聴者
に選択設定させ、視聴者がその選択設定を登録した後
は、放送局から視聴者に提供される番組には、視聴者が
選択設定された種類のスポンサー広告を自動的に選択し
て、配信するようにしている。

【００１０】ここに、放送局とは、インターネットＴＶ
局やケーブルＴＶ局などのことをいい、通信端末器と
は、インタラクティブＴＶ、パソコン、携帯端末器など
のデータの受け取りと送り出しが可能な機器をいう。ま
た、配信されるスポンサー広告は、スポンサーが提供す
べき広告のことで、産業別・商品別などジャンル別に分
類された広告から視聴者が選択したものをいう。

【００１１】請求項２に記載のシステムは、通信端末器
には、視聴者が視聴する放送番組に、挿入させるスポン
サー広告の種別を選択して、広告個別選択情報として登
録させる登録手段を設けており、放送局は、広告個別選
択情報の登録が確認された通信端末器に対して、予め準
備されたスポンサー広告の中から、登録された種別のも
のを選択して、提供すべき番組に挿入させて配信する番
組配信手段を備えた構成にしている。

【００１２】ここに、広告個別選択情報を登録する登録
手段とは、視聴者がパソコン等から個別情報を入力でき
るようにした手段であり、例えば、パソコン画面上に設
けられた設定入力枠に、キーボードやマウス等で入力で
きるようにしたものである。設定された広告個別選択情
報は通信端末器に記憶され、設定が完了すると放送局に
通知される。また、予め準備されたスポンサー広告は、
企業別・商品別広告の集合体（ライブラリ）として、放
送局に設置される。

【００１３】請求項３に記載のシステムは、通信ネット
上には、スポンサー広告サーバをさらに設けており、通
信端末器には、視聴者が視聴する放送番組に、挿入させ
るスポンサー広告の種別を選択する個別広告選択設定手
段を備え、スポンサー広告サーバには、通信端末器によ
って選択設定された広告個別選択情報を登録する個別広
告登録手段と、放送局が通信端末器からの番組の配信要
求を受信した際に、予め準備されたスポンサー広告の中
から、上記広告個別選択情報を参照して、上記番組に挿
入させるべきスポンサー広告を決定するスポンサー広告
決定手段とを備え、放送局には、決定したスポンサー広
告を、通信端末器に提供する番組に挿入させて配信する
番組配信手段を備えている。

【００１４】ここで、スポンサー広告サーバは、放送局
内に配置してもよいし、放送局とは別に、例えば通信ネ
ット上に中継局を設け、中継局内に設置してもよい。

【００１５】請求項４に記載のシステムでは、予め準備
されたスポンサー広告の集合体は、個別広告選択情報内
に設けられた１つの項目、または複数の項目の組合せを
検索キーとして、スポンサー広告の中から上記検索キー
と合致するものを取得できる構造となっている。

【００１６】請求項５に記載のスポンサー広告個別配信
方法は、情報サイトから提供されるサービス情報を提供
する際に、折り込むべきスポンサー広告の種別を、予
め、通信端末器側で視聴者に選択設定させ、利用者がそ
の選択設定を登録した後は、情報サイトから利用者に提
供されるサービス情報には、利用者が選択設定された種
類のスポンサー広告を自動的に選択して、配信するよう
にしている。

【００１７】請求項６に記載のシステムは、通信端末器
には、利用者に提供されるサービス情報に、折り込ませ
るスポンサー広告の種別を選択して、広告個別選択情報
として登録させる登録手段を設けており、情報サイト
は、広告個別選択情報の登録が確認された通信端末器に
対して、予め準備されたスポンサー広告の中から、登録
された種別のものを選択して、提供すべきサービス情報
に折り込ませて提供する情報配信手段を備えた構成にし
ている。請求項７に記載のシステムは、通信ネット上に
は、スポンサー広告サーバをさらに設けており、通信端
末器には、利用者に提供されるサービス情報に、折り込
ませるスポンサー広告の種別を選択する個別広告選択設
定手段を備え、スポンサー広告サーバには、通信端末器
によって選択設定された広告個別選択情報を登録する個
別広告登録手段と、情報サイトが通信端末器からのサー
ビス情報の配信要求を受信した際に、予め準備されたス
ポンサー広告の中から、広告個別選択情報を参照して、
サービス情報に折り込ませるべきスポンサー広告を決定
するスポンサー広告決定手段とを備え、情報サイトに
は、決定したスポンサー広告を、通信端末器に提供する
サービス情報に折り込ませて提供する情報配信手段を備
えている。

【００１８】ここで、スポンサー広告サーバは、情報サ
イト側に併設してもよいし、情報サイトとは別に、通信
ネット上の中継局に設置してもよい。

【００１９】請求項８に記載のシステムでは、スポンサ
ー広告は、広告個別選択情報を構成する項目のうち、１
つの項目、または複数の項目の組合せを検索キーとし
て、スポンサー広告の中から上記検索キーと合致するも
のを選択できる構造となっている。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の最適な形態につ
いて、図面とともに説明する。

【００２１】図１は、本発明の通信ネットシステムの一
例を示すブロック図である。図において、１はパソコン
などの通信端末器、２はスポンサー広告サーバとして機
能し、通信ネットワーク上に位置する中継局、３は視聴
者の要求に応えて番組を配信することができるインター
ネットＴＶ局などの放送局である。また、通信ネットワ
ークは、無線でも有線でもよい。

【００２２】通信端末器１は、少なくとも、広告個別選
択情報を設定するための個別広告選択設定手段１０ａ
と、インターネット放送にアクセスするためのインター
ネットＴＶアクセス手段１０ｂを備えている。

【００２３】中継局２は、予めテレビ視聴者が設定した
広告個別選択情報を登録する個別広告登録手段２０と、
インターネットＴＶ局３に提供する広告を決定するため
のスポンサー広告決定手段２１と、記憶部２２とを備え
る。記憶部２２は、視聴者ごとに分類登録されている広
告個別選択情報ＤＢ２２ａと、商品別等に分類されたス
ポンサー広告ライブラリ２２ｂとを有する。

【００２４】また、放送局３は、中継局２から提供を受
けたスポンサー広告を、番組に挿入させて、視聴者の通
信端末器１に配信できる、番組配信手段３０を備えてい
る。

【００２５】本システムにおける、（１）視聴者が事前
に行う個別広告選択設定から、中継局２が行う広告個別
選択情報ＤＢ２２ａの登録までの第１の流れと、（２）
視聴者がインターネットＴＶ局３に番組の配信要求をし
てから、広告が挿入された番組が送られてくるまでの第
２の流れを、以下に、図面とともに簡単に説明する。

【００２６】第１の流れでは、通信端末器１の個別広告
選択設定手段１０ａによって、テレビ視聴者が入力設定
したデータを中継局２に送信し（Ｓ１１）、中継局２の
個別広告登録手段２０は、設定された広告個別選択情報
を受信して、広告個別選択情報ＤＢ２２ａに登録する
（Ｓ１２）。

【００２７】また、第２の流れでは、通信端末器１のイ
ンターネットＴＶアクセス手段１０ｂによって、インタ
ーネットＴＶ局３に対して、視聴者の操作により番組の
配信を要求し（Ｓ２１）、インターネットＴＶ局３は、
この要求を受けて、要求された番組に挿入させるべきＣ
Ｍを、中継局２に問合せる（Ｓ２２）。

【００２８】この問合せに対して、中継局２では、スポ
ンサー広告決定手段２１が、スポンサー広告ライブラリ
２２ｂから、広告個別選択情報ＤＢ２２ａから取り出し
た該当の視聴者の情報に基づいて、挿入させるべきＣＭ
を決定し（Ｓ２３）、インターネットＴＶ局３に送信す
る（Ｓ２４）。インターネットＴＶ局３では、番組配信
手段３０が、受信したＣＭを番組の中に挿入し、要求の
あった通信端末器１に番組を放送する（Ｓ２５）。

【００２９】図２は、通信端末器１の要部構成例を示す
ブロック図である。図において、１０は制御手段、１０
ａは、広告個別選択情報を登録するための個別広告選択
設定手段（個別広告選択設定画面）、１０ｂは、インタ
ーネットＴＶをアクセスするためのインターネットＴＶ
アクセス手段（インターネットＴＶアクセス画面）であ
る。

【００３０】また、テレビの視聴者が操作できるキーボ
ード、リモコン等で構成される操作部１１と、番組を映
し出したり、入力設定画面を表示させる表示部１２と、
他の機器と通信ネットワークを介してやりとりするため
の送受信部１３とを備える。

【００３１】個別広告選択設定手段１０ａは、キーボー
ド１１の操作で表示部１２に画面が表示され、視聴者が
キーボード１１から設定入力することで、広告個別選択
情報を、送受信部１３を介して中継器２に送信する。イ
ンターネットＴＶアクセス手段１０ｂは、キーボード１
１の操作で表示部１２に画面が表示され、送受信部１３
を介して、インターネットＴＶ局３にアクセスする。

【００３２】次に、個別広告選択設定画面１０ａにおけ
る広告個別選択情報の設定例を、図３、４に示す。個別
広告選択設定画面１０ａは、通信端末器１の表示部１２
に表示されて、視聴者が操作部１１より必要項目を入力
することによって、広告個別選択情報が設定される。

【００３３】図３（ａ）は、個別広告選択設定画面１０
ａの構成を示す。画面１０ａは、個人のプロフィールに
関する、氏名・性別・住所等の属性情報、及びＣＭの選
択に関する情報などの入力フィールド群で構成される。
なお、入力項目は、図の例に限らず、例えば、「興味の
ある商品」として、「電子機器」、「家具」、「自動
車」・・・などの複数の項目と、これに対応するチェッ
クボックスを設け、該当するものにチェックさせるよう
なアンケート形式により入力させてもよい。

【００３４】ガイダンスに従い、各入力フィールドにプ
ロフィール等を入力し、ＯＫボタンを操作すると（図３
（ａ））、確認画面に切り替わる（図３（ｂ））。変更
ボタンを操作すると、入力画面に戻り（図３（ａ））、
ＯＫボタンを操作すると、設定データは中継局２に送信
され、中継局２で採番されたＩＤ番号が画面上に表示さ
れる（図３（ｃ））。ここで、パスワードと「ネーム」
を入力し、ＯＫボタンを操作すると、再度、データは中
継局２に送信され、設定は完了する。

【００３５】このように、通信端末器１側では、予め視
聴者が、見たいＣＭを決定するための情報を設定入力し
ておく必要がある。この設定登録により、その後におい
ては、好みのＣＭが挿入された番組を見ることができ
る。

【００３６】図４は、広告個別選択情報ＤＢのデータ構
造の一例を示す図である。通信端末器１によって設定さ
れた１件の広告個別選択情報ｄは、管理情報、採番され
たＩＤ、及び「パスワード」、「ネーム」等の設定情報
で構成される。

【００３７】次に、インターネットＴＶアクセス画面１
０ｂにおけるアクセス例を図５〜７に示す。画面に表示
された複数の中継局より１つを選択すると（図５
（ａ））、インターネットＴＶ局３は、選択した中継局
２に接続し（図５（ｂ））、画面上には、ＩＤ、パスワ
ード入力ガイダンスが表示される（図６（ｃ））。Ｉ
Ｄ、パスワードを入力し、ＯＫボタンを操作すると、イ
ンターネットＴＶ局３は、入力ＩＤをキーに、中継局２
に問い合わせ（図７（ｄ））、中継局２が広告個別選択
情報ＤＢより取り出した視聴者の「ネーム」が表示さ
れ、確認入力を促す（図７（ｅ））。

【００３８】「ＹＥＳ」ボタンを操作すると、中継局２
は、番組に挿入するべきＣＭの選択処理を開始し（図７
（ｆ））、ＣＭが決定すると、番組のチャンネル選択画
面が表示される（図７（ｇ））。ここで、いずれかのチ
ャンネルを選択すると、番組の放送が開始し、番組途中
には、決定したＣＭが挿入される。

【００３９】図８は、ＣＭが番組に挿入される態様の概
念図を示す。インターネットＴＶ局３が、中継局２によ
って決定されたＣＭ５１を、最終的に選択された番組５
０に挿入し、視聴者に放送する番組形態５２をとる。

【００４０】ここで、挿入されるＣＭ５１は、番組の合
間に流されるＣＭ映像そのものでもよいが、番組の合間
に、複数のバナー広告を画面上に表示し、いずれかのバ
ナーを選択すれば、詳細な広告画面に切り替わるように
してもよい。例えば、選択した広告のスポンサーのサイ
トに接続するようにしてもよい。なお、バナーではなく
文字や絵をマウスでクリックさせて接続してもよい。

【００４１】また、スポンサー広告決定手段２１が、よ
り早くＣＭ５１を選択・決定し、インターネットＴＶ局
３に対してＣＭ５１を提供できるように、中継局２のス
ポンサー広告ライブラリ２２ｂを、検索キーで容易にデ
ータ取得可能なデータベースとすることもできる。スポ
ンサー広告ライブラリ２２ｂがデータベース化されてい
る場合の、スポンサー広告決定手段２１によるＣＭ決定
フローチャートを図９に示す。ここで、スポンサー広告
ライブラリ２２ｂは、インデックス部とデータ部で構成
される。

【００４２】まず、広告個別選択情報ＤＢ２２ａから、
インターネットＴＶ局３から問合せのあった視聴者の個
人情報を取得し（１０１）、この情報から検索キーを作
り出す（１０２）。スポンサー広告ライブラリ２２ｂの
インデックス部から、検索キーにマッチするインデック
スデータを取得し（１０３）、データ部よりＣＭ５１を
取り出す（１０４）。

【００４３】なお、スポンサー広告ライブラリ２２ｂ
は、このようなデータベース構造に限られず、問合せに
よるキーで取得しやすいように、企業別・商品別などで
分類された様式であってもよいし、問合せの都度、問合
せによるキーで分類しなおすようにしてもよい。

【００４４】これまでに説明した通信ネットシステム
は、インターネット放送において放送番組にＣＭを挿入
する場合に利用されるばかりではなく、インターネット
ホームページとその利用者の関係においても、適用でき
るものである。

【００４５】すなわち、ホームページ利用者が、予め、
情報提供を受けようとする情報サイトに対して、パソコ
ン等の通信端末器より広告個別選択情報を登録すれば、
情報サイトは、その利用者に対して、利用者が登録した
選択情報に基づいて、利用者別の広告をホームページの
情報画面に折り込ませて、サービス情報を提供すること
ができる。

【００４６】

【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明に記載の請求項１に記載のスポンサー広告個別配信
方法を利用したシステム、あるいは請求項２〜４に記載
の通信ネットシステムにおいては、視聴者、放送局、お
よびスポンサーに有益な効果が期待できる。

【００４７】すなわち、視聴者側は、予め、視聴者自身
のプロフィールや広告の好みなどを、広告個別選択情報
として登録しておけば、自分の好みに合った広告のみが
挿入された番組を見ることができる。さらに、広告個別
選択情報を登録した視聴者は、登録していない視聴者に
比べ、放映番組の無料提供を受けるなどの恩恵をこうむ
ることも期待できる。

【００４８】放送局側は、視聴者のニーズに合った広告
を挿入した番組を提供することができ、視聴率の向上に
もつながる。特に、請求項３では、スポンサー広告サー
バの機能を有する中継局を設ければ、放送局は、番組に
挿入するべき広告を集めるための広告営業活動を大幅に
削減することができる。

【００４９】スポンサー側は、商品を本当に必要として
いる視聴者に、訪問販売のごとく直接的にアプローチす
ることができ、また、商品やサービスの購入者となり得
ない視聴者に広告を提供しないことで、広告費用を削減
することが可能となる。さらに、放送局または中継局で
集められた広告個別選択情報の提供を受けることができ
れば、この情報の解析により、市場調査を容易に行うこ
とができる。

【００５０】また、請求項４では、スポンサー広告ライ
ブラリが、インデックス部とデータ部からなるデータベ
ースの構造をとっているので、検索キーを用いて容易に
広告を選択することができるため、放送局の問合せに対
して、より短時間で応えることができる。

【００５１】また、本発明に記載の請求項５に記載のス
ポンサー広告個別配信方法を利用したシステム、あるい
は請求項６〜８に記載の通信ネットシステムでも、利用
者側、情報サイト側、スポンサー側において、請求項１
〜４と同様の効果が期待できる。

【００５２】すなわち、利用者側は、自分の好みに合っ
たバナー広告のみが折り込まれた情報画面を見ることが
でき、情報サイト側は、より多くの利用者に情報を提供
することができ、スポンサー側は、真に商品を必要とす
る利用者に広告を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の通信ネットシステムの一例を示すブロ
ック図である。

【図２】通信端末器の要部構成の一例を示すブロック図
である。

【図３】個別広告選択設定画面における広告個別選択情
報の設定例を示す図である。

【図４】広告個別選択情報ＤＢのデータ構造の一例を示
す図である。

【図５】インターネットＴＶアクセス画面におけるアク
セス例を示す図である。

【図６】インターネットＴＶアクセス画面におけるアク
セス例を示す図である。

【図７】インターネットＴＶアクセス画面におけるアク
セス例を示す図である。

【図８】ＣＭが番組に挿入される態様を示す概念図であ
る。

【図９】スポンサー広告決定手段によるＣＭ決定の一例
を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１通信端末器２中継局（スポンサー広告サーバ）３インターネットＴＶ局１０ａ個別広告選択手段１０ｂインターネットＴＶアクセス手段２０個別広告登録手段２１スポンサー広告決定手段２２記憶部２２ａ広告個別選択情報ＤＢ２２ｂスポンサー広告ライブラリ３０番組配信手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】番組を放送する放送局と、通信端末器とを
通信ネットを通じて接続し、視聴者側では、通信端末器
を操作して、放送局の提供する番組や、情報から任意の
ものを選択して視聴できるようにした放送番組配信シス
テムにおいて、放送局から提供される番組に、挿入するべきスポンサー
広告の種別を、予め、通信端末器側で視聴者に選択設定
させ、視聴者がその選択設定を登録した後は、放送局から視聴
者に提供される番組には、視聴者が選択設定された種類
のスポンサー広告を自動的に選択して、配信することを
特徴とする通信ネットを用いたスポンサー広告個別配信
方法。
【請求項２】番組にスポンサー広告を挿入させて放送す
る放送局と、この放送局に通信ネットを介して接続され
た通信端末器とを組み合わせて構成された放送番組配信
システムにおいて、上記通信端末器には、視聴者が視聴する放送番組に、挿
入させるスポンサー広告の種別を選択して、広告個別選
択情報として登録させる登録手段を設けており、上記放送局は、広告個別選択情報の登録が確認された通
信端末器に対して、予め準備されたスポンサー広告の中
から、登録された種別のものを選択して、提供すべき番
組に挿入させて配信する番組配信手段を備えた構成にし
ている、通信ネットシステム。
【請求項３】番組にスポンサー広告を挿入させて放送
する放送局と、この放送局に通信ネットを介して接続さ
れた通信端末器とを組み合わせて構成された放送番組配
信システムにおいて、通信ネット上には、スポンサー広告サーバをさらに設け
ており、上記通信端末器には、視聴者が視聴する放送番組に、挿
入させるスポンサー広告の種別を選択する個別広告選択
設定手段を備え、上記スポンサー広告サーバには、上記通信端末器によっ
て選択設定された広告個別選択情報を登録する個別広告
登録手段と、放送局が通信端末器からの番組の配信要求
を受信した際に、予め準備されたスポンサー広告の中か
ら、上記広告個別選択情報を参照して、上記番組に挿入
させるべきスポンサー広告を決定するスポンサー広告決
定手段とを備え、上記放送局には、決定したスポンサー広告を、通信端末
器に提供する番組に挿入させて配信する番組配信手段を
備えた、通信ネットシステム。
【請求項４】上記スポンサー広告は、広告個別選択情報
を構成する項目のうち、１つの項目、または複数の項目
の組合せを検索キーとして、スポンサー広告の中から上
記検索キーと合致するものを選択できる構造となってい
ることを特徴とする、請求項２または３に記載の通信ネ
ットシステム。
【請求項５】各種のサービス情報を提供する情報サイト
と、通信端末器とを通信ネットを通じて接続し、利用者
側では、通信端末器を操作して、情報サイトの提供する
サービス情報のうちから、任意のサービス情報を選択で
きるようにした情報配信システムにおいて、情報サイ
トから提供されるサービス情報を提供する際に、折り込
むべきスポンサー広告の種別を、予め、通信端末器側で
利用者に選択設定させ、利用者がその選択設定を登録した後は、情報サイトから
利用者に提供されるサービス情報には、利用者が選択設
定された種類のスポンサー広告を自動的に選択して、提
供することを特徴とする通信ネットにおけるスポンサー
広告個別配信方法。
【請求項６】各種のサービス情報を提供する情報サイト
と、通信端末器とを通信ネットを通じて接続し、利用者
側では、通信端末器を操作して、情報サイトの提供する
サービス情報のうちから、任意のサービス情報を選択で
きるようにした情報配信システムにおいて、上記通信
端末器には、利用者に提供されるサービス情報に、折り
込ませるスポンサー広告の種別を選択して、広告個別選
択情報として登録させる登録手段を設けており、上記情報サイトは、広告個別選択情報の登録が確認され
た通信端末器に対して、予め準備されたスポンサー広告
の中から、登録された種別のものを選択して、提供すべ
きサービス情報に折り込ませて提供する情報配信手段を
備えた構成にしている、通信ネットシステム。
【請求項７】各種のサービス情報を提供する情報サイト
と、通信端末器とを通信ネットを通じて接続し、利用者
側では、通信端末器を操作して、情報サイトの提供する
サービス情報のうちから、任意のサービス情報を選択で
きるようにした情報配信システムにおいて、通信ネット上には、スポンサー広告サーバをさらに設け
ており、上記通信端末器には、利用者に提供されるサービス情報
に、折り込ませるスポンサー広告の種別を選択する個別
広告選択設定手段を備え、上記スポンサー広告サーバには、上記通信端末器によっ
て選択設定された広告個別選択情報を登録する個別広告
登録手段と、情報サイトが通信端末器からのサービス情
報の配信要求を受信した際に、予め準備されたスポンサ
ー広告の中から、上記広告個別選択情報を参照して、上
記サービス情報に折り込ませるべきスポンサー広告を決
定するスポンサー広告決定手段とを備え、上記情報サイトには、決定したスポンサー広告を、通信
端末器に提供するサービス情報に折り込ませて提供する
情報配信手段を備えた、通信ネットシステム。
【請求項８】上記スポンサー広告は、広告個別選択情報
を構成する項目のうち、１つの項目、または複数の項目
の組合せを検索キーとして、スポンサー広告の中から上
記検索キーと合致するものを選択できる構造となってい
ることを特徴とする、請求項６または７に記載の通信ネ
ットシステム。