JP2001228945A - インターフェースライン及びそのインピーダンスの設定方法 - Google Patents

インターフェースライン及びそのインピーダンスの設定方法

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JP2001228945A
JP2001228945A JP2000036972A JP2000036972A JP2001228945A JP 2001228945 A JP2001228945 A JP 2001228945A JP 2000036972 A JP2000036972 A JP 2000036972A JP 2000036972 A JP2000036972 A JP 2000036972A JP 2001228945 A JP2001228945 A JP 2001228945A
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JP
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circuit
voltage
slave
interface line
impedance
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Yoshihiro Nakagawa
義弘 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路間の電圧回り込みによる誤動作を防止す
ること。 【解決手段】独立した電圧源により動作するメインコン
トローラ1からスレーブコントローラ2への出力信号線
3上に抵抗素子R1を設け、その抵抗値を、電圧源が動
作していない状態のスレーブコントローラ2にメインコ
ントローラ1から出力信号線3を介して印加される電圧
が、スレーブコントローラ2の動作最低電圧以下となる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスタ回路とスレー
ブ回路の間のインターフェースライン及びそのインピー
ダンスの設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マスタ回路とスレーブ回路との間
のインターフェースラインは、ノイズ等による誤動作を
防止するため比較的低インピーダンスとするように設計
されている。例えば、プリンタにおいて、マスタ回路と
してのメインコントローラと、オートシートフィーダユ
ニット等を制御するCMOSプロセスで生成されたスレ
ーブコントローラと、の間のデータの送受信を行なうイ
ンターフェースラインがこれにあたる。このような構成
においては、データ受信回路側であるスレーブコントロ
ーラは、入力インピーダンス、電源インピーダンスの高
いデバイスであって、マスタとスレーブそれぞれのコン
トローラの電源電圧は独立して制御されている。このた
め、メインコントローラが送信信号をハイ状態に保った
まま、スレーブコントローラの電源がオフになる場合が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術の場合
には、メインコントローラ側のハイレベル信号電圧が、
インターフェースラインを介して、スレーブコントロー
ラに入力され、電源端子に電圧が発生していた。
【0004】電源端子に発生する電圧は、その回路の電
源インピーダンスが比較的高い場合、すなわち消費電力
が少ない場合は、パワーオフ中にもかかわらず正常では
ない中途半端な動作電圧まで上昇してしまうことがあ
る。この場合、電圧が不十分なために、リセット回路が
動作領域に至らずに本来のリセット出力を発生しない場
合がある。スレーブコントローラはこのような場合、正
常な動作を行えず誤動作をすることがあった。受信回路
側がスレーブコントローラである場合、リセット回路が
不十分な場合は、暴走するなど予期せぬ動作を引き起こ
すおそれがあった。
【0005】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、独立し
た電圧源により動作するマスタ回路とスレーブ回路との
間で、誤動作を防止するインターフェースライン及びそ
のインピーダンスの設定方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、独立した電圧源により動作するマ
スタ回路とスレーブ回路との間のインターフェースライ
ンであって、電圧源が動作していない状態の前記スレー
ブ回路に前記マスタ回路から前記インタフェースライン
を介して印加される電圧が、前記スレーブ回路の動作最
低電圧以下となるようなインピーダンスを有する手段を
備えることを特徴とする。
【0007】ここで、前記インピーダンスを有する手段
は、抵抗素子であることは好適である。
【0008】また、前記マスタ回路がプリントエンジン
用コントローラであって、前記スレーブ回路がオートシ
ートフィーダ用コントローラであることも好適である。
【0009】さらに、前記マスタ回路がホストコンピュ
ータであって、前記スレーブ回路がプリンタであること
も好適である。
【0010】一方、スレーブ回路がCMOSプロセスに
より製造されることも好適である。
【0011】なお、前記スレーブ回路はマイクロプロセ
ッサであることも好適である。
【0012】一方、本発明に係る方法は、独立した電圧
源により動作するマスタ回路とスレーブ回路との間のイ
ンターフェースラインのインピーダンス設定方法であっ
て、電圧源が動作していない状態の前記スレーブ回路に
前記マスタ回路から前記インタフェースラインを介して
印加される電圧が、前記スレーブ回路の動作最低電圧以
下となるようにインピーダンスを設定することを特徴と
する。
【0013】上記のように、本発明ではデータ送受信回
路間に受信側回路の電源インピーダンスと比較し、充分
大きい値の抵抗素子を直列に挿入し、受信回路電源端子
に発生する電圧を動作不可能な電圧まで低下させること
により電圧回り込みによる受信回路側の誤動作を防止す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
【0015】(一実施の形態) [本体構成]図3に本発明の実施の形態としてのインタ
ーフェースラインを適用可能なカラー画像形成装置の概
略断面図を示す。
【0016】原稿給送装置101はスレーブコントロー
ラ2の制御によって原稿を最終頁から順に1枚ずつプラ
テンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了
後、プラテンガラス102上の原稿を排出するものであ
る。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ラ
ンプ103を点灯し、そしてスキャナユニット104の
移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿
からの反射光は、ミラー105,106,107、及び
レンズ108によってCCDイメージセンサ(以下CC
Dという)109へ導かれる。このように、走査された
原稿の画像はCCD109によって読み取られるCCD
109から出力される画像データは、メインコントロー
ラ1によって制御され、所定の処理を加えられて、レー
ザドライバ(不図示)に送られる。
【0017】レーザドライバは画像データに応じて、レ
ーザ発光部201を駆動する。これにより、レーザ発光
部201はスキャナ部1から出力された画像データに応
じたレーザ光を発光する。このレーザ光は感光ドラム2
02に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じ
た潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部
分には現像器203によって現像剤が付着される。そし
て、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセ
ット204及びカセット205のいずれかから記録紙を
給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付
着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記
録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧
力により現像剤は記録紙に定着される。定着部207を
通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、
ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのピンに収
納して記録紙の仕分けを行う。
【0018】なお、ソータ220は仕分けが設定されて
いない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面
記録が設定されている場合は、排出ローラ208のとこ
ろまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方
向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ
導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出
ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によ
って再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録
紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙される。
【0019】[回路構成]次に、図1に、メインコント
ローラ1とスレーブコントローラ2を中心とした回路図
を示す。
【0020】図1において、メインコントローラ1はプ
リンタ全般を制御するマイクロコントローラにより構成
される。スレーブコントローラ2はメインコントローラ
1が含まれる主制御部に接続され、メインコントローラ
1の命令に従いオートシートフィーダユニット等を制御
する。スレーブコントローラ2はCMOSプロセスで生
成されたマイクロコントローラよりなる。3及び4はコ
ントローラ1,2に接続され、シリアル方式により通信
を行う信号線である。3はメインコントローラ1からみ
た出力信号線、4は入力信号線である。5はスレーブコ
ントローラ2に電源が投入された時に初期化信号を発生
するリセット回路である。
【0021】以上の構成において、メインコントローラ
1はプリンタの制御を行う一方、コネクタ等を介し、ス
レーブコントローラが接続されているかの検証を、出力
信号線3に特定信号を送信し、入力信号線4に定められ
た信号がスレーブコントローラ2により返されるかを監
視することにより実行する。
【0022】一方、スレーブコントローラ2はその電源
電圧がメインコントローラ1の電源とは別個に制御され
た電圧が供給される。スレーブコントローラ2に電源が
供給されるとリセット回路5により一定時間初期化パル
スが出力され、その後スレーブコントローラ2は内蔵さ
れたROMに記述されたプログラムにより、通信ポート
の設定、又特に図示しないがモータドライバーに接続さ
れるポートの設定等の動作を実行した後、本体からの通
信待ち状態に移行する。
【0023】メインコントローラ1とスレーブコントロ
ーラ2間の通信は非同期のシリアル通信により行われて
いるため、メインコントローラ1から送信を行うための
ポートは通信を行っていないときは通常ハイ状態に維持
されている。これらのコントローラの電源電圧は別個に
制御されるためメインコントローラ1は出力信号線3の
信号をハイ状態に保ったまま、スレーブコントローラ2
側電源がオフとなる状態が生ずることになる。このとき
メインコントローラ41側から出力信号線3を介して出
力された信号としての電圧が、CMOSプロセスで製造
されたスレーブコントローラ2に通常備えられているラ
ッチアップ保護用のダイオードを経由して、電源端子に
電源電圧を生じさせる。この時スレーブコントローラ2
電源端子に発生する電圧は、電源インピーダンスが比較
的高い場合、すなわち消費電力が少ない場合は、正常で
はない中途半端な動作電圧まで上昇してしまうことがあ
る。この場合、リセット回路5は、その電源電圧が低い
場合、動作領域に至らずにリセット出力を発生しない場
合がある。スレーブコントローラ2はこのような場合、
正常な動作を行えず誤動作をすることがあった。そこ
で、出力信号線3上に抵抗R1を設け、スレーブコント
ローラ2の電源インピーダンスとでこの電源電圧を分圧
する。
【0024】図2は図1のコントローラ1,2と抵抗R
1についての等価回路である。図のように、メインコン
トローラ1は電源8に、スレーブコントローラ2は保護
ダイオード6と受信回路電源インピーダンス7とに置き
換えることができる。このように、モデル化した回路に
おいて、抵抗R1はスレーブ側電源電圧に発生する電圧
を低下させるように作用するものであり、その値は以下
の条件を満たすよう選択する。
【0025】 (R1/Ioh)>Iih …(1) (Voh−Vf)・R1/Rs<Vop …(2) 上記(1)式において、Iohはメインコントローラ1
からの出力信号線3がハイ時の出力電圧(電源8の出力
電圧)、Iihはスレーブコントローラ2の通常の入力
電源電圧、(2)式において、Vfはスレーブコントロ
ーラ2の入力端子保護ダイオード6の順電圧降下、Rs
はスレーブコントローラ2に含まれる制御部の電源ライ
ンインピーダンス7の値、Vopはスレーブコントロー
ラ2の動作最低電圧である。
【0026】(他の実施の形態)上記実施の形態におい
ては出力信号線が1本の場合について説明したが、勿論
複数の場合にも有効である。この場合は複数の線のそれ
ぞれに抵抗を挿入し、その値はそれらの抵抗が並列に接
続された時の抵抗が前例のRにあたるようなものを選択
すればよい。たとえば、ホストとプリンタ間のパラレル
インターフェース等に適用可能である。
【0027】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。上記では複写機のコントロー
ラを例として示したが、レーザプリンタやBJプリンタ
に適用してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で、回路間の、電圧回り込みによる誤動作を防
止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路図である。
【図2】図1の等価回路を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態としてのインターフェース
ラインを適用可能な画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 メインコントローラ 2 スレーブコントローラ 3 出力信号線 4 入力信号線 5 リセット回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立した電圧源により動作するマスタ回路
    とスレーブ回路との間のインターフェースラインであっ
    て、 電圧源が動作していない状態の前記スレーブ回路に前記
    マスタ回路から前記インタフェースラインを介して印加
    される電圧が、前記スレーブ回路の動作最低電圧以下と
    なるようなインピーダンスを有する手段を備えることを
    特徴とするインターフェースライン。
  2. 【請求項2】前記インピーダンスを有する手段は、抵抗
    素子であることを特徴とする請求項1に記載のインター
    フェースライン。
  3. 【請求項3】前記マスタ回路がプリントエンジン用コン
    トローラであって、前記スレーブ回路がオートシートフ
    ィーダ用コントローラであることを特徴とする請求項1
    に記載のインターフェースライン。
  4. 【請求項4】前記マスタ回路がホストコンピュータであ
    って、前記スレーブ回路がプリンタであることを特徴と
    する請求項1に記載のインターフェースライン。
  5. 【請求項5】前記スレーブ回路はCMOSプロセスによ
    り製造されることを特徴とする請求項1に記載のインタ
    ーフェースライン。
  6. 【請求項6】前記スレーブ回路はマイクロプロセッサで
    あることを特徴とする請求項1に記載のインターフェー
    スライン。
  7. 【請求項7】独立した電圧源により動作するマスタ回路
    とスレーブ回路との間のインターフェースラインのイン
    ピーダンス設定方法であって、 電圧源が動作していない状態の前記スレーブ回路に前記
    マスタ回路から前記インタフェースラインを介して印加
    される電圧が、前記スレーブ回路の動作最低電圧以下と
    なるようにインピーダンスを設定することを特徴とする
    インターフェースラインのインピーダンス設定方法。
JP2000036972A 2000-02-15 2000-02-15 インターフェースライン及びそのインピーダンスの設定方法 Withdrawn JP2001228945A (ja)

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