JP2001228926A - マイクロコンピュータ電源回路 - Google Patents

マイクロコンピュータ電源回路

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JP2001228926A
JP2001228926A JP2000040244A JP2000040244A JP2001228926A JP 2001228926 A JP2001228926 A JP 2001228926A JP 2000040244 A JP2000040244 A JP 2000040244A JP 2000040244 A JP2000040244 A JP 2000040244A JP 2001228926 A JP2001228926 A JP 2001228926A
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constant voltage
voltage
power supply
capacitor
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Tokuo Eto
徳夫 江藤
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力低減のために、容量の小さい変圧器
11を使用する電気機器用電源回路10において、マイクロ
コンピュータ35の不定期間を短縮する。 【解決手段】 スイッチ回路40は、直流定電圧回路24と
マイクロコンピュータ35の電源端子との間に介在し、導
通及び非導通を切替えられる。CR包含回路49は、変圧
器11の二次コイル13の二次交流電流の整流電流によりコ
ンデンサ53を充電され、コンデンサ53の電圧によりスイ
ッチ回路40のNPN型トランジスタ44のオン、オフを切
替えて、スイッチ回路40の導通及び非導通を制御する。
これにより、電解コンデンサ21は、スイッチ回路40の非
導通期間に、十分に電圧を上昇し、その後のスイッチ回
路40の導通に伴い、マイクロコンピュータ35を負荷とさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電気機器
用電源回路等に装備されるマイクロコンピュータ電源回
路に係り、詳しくは消費電力抑制型のマイクロコンピュ
ータ電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器用電源回路等の電気機器では、
商用交流電源を変圧器により所定の二次電圧へ変換し、
さらに、それを所定の直流電圧へ変換して、マイクロコ
ンピュータへ供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マイクロコンピュータ
電源回路では、消費電力を低減するために、変圧器の容
量は減少傾向にある。容量の小さい変圧器では、変圧器
の立ち上がり時の負荷が大きいと(例えば、マイクロコ
ンピュータの消費電流は、定常状態では5mA位である
のに対し、十分な電源電圧の印加されていないときなど
の不安定状態では20mA位となる。)、マイクロコン
ピュータの電源端子に供給される電圧が上昇するのに時
間がかかり、すなわちマイクロコンピュータの電圧低迷
状態が長く続き、これにより、マイクロコンピュータに
作動開始としてのリセットが起こらず(マイクロコンピ
ュータは、例えば、電源端子の電圧が、4V以上に立ち
上がると、リセットされるようになっている。)、マイ
クロコンピュータが長く不定状態になると言う不具合が
ある。
【0004】この発明の目的は、上述の問題点を克服す
るマイクロコンピュータ電源回路を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のマイクロコン
ピュータ電源回路(10)は次のものを有している。一次側
に商用交流電源を印加される変圧器(11)変圧器(11)の二
次側の生成電流の整流電流により充電されるコンデンサ
(21)コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けてマイクロコ
ンピュータ(35)への供給用の所定の直流定電圧を生成す
る直流定電圧回路(24)変圧器(11)の一次側へ商用交流電
源が印加されてからの経過時間が所定値T未満である期
間では直流定電圧回路(24)からの供給電圧がマイクロコ
ンピュータ(35)の電源端子に印加されないようにし経過
時間が所定値T以上になると直流定電圧回路(24)からの
供給電圧がマイクロコンピュータ(35)の電源端子に印加
されるように電源端子への直流定電圧回路(24)からの供
給電圧の印加を制御する電圧印加制御手段(40,44,49,6
3)
【0006】マイクロコンピュータ電源回路(10)の装備
される電気機器には、例えば、AV機器(AV機器に
は、オーディオ機器、ビデオ機器、及びテレビが含まれ
る。)、電話機、fax機、複写機、電子ピアノ、現金
自動支払機、保安機、及び監視機等がある。コンデンサ
(21)への充電電流を生成するために、変圧器(11)の二次
側の生成電流を整流する手段は好ましくは全波整流であ
る。
【0007】変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が印加
されてからの経過時間が所定値T未満であるか否かは、
例えば、時定数を適切に設定されたCR回路のコンデン
サの端子電圧を検知することにより、検知される。
【0008】変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が印加
された時刻t0からの経過時間が所定値T未満である期
間では(以下、時刻t0からの経過時間が所定値Tとな
る時刻を以下、「t1」とする。)、直流定電圧回路(2
4)からの供給電圧がマイクロコンピュータ(35)の電源端
子に印加されず、これにより、コンデンサ(21)の電圧及
び/又は直流定電圧回路(24)の出力電圧は円滑に上昇す
る。時刻t1になると、直流定電圧回路(24)からの供給
電圧がマイクロコンピュータ(35)の電源端子に印加され
るが、時刻t1では、コンデンサ(21)の電圧及び/又は
直流定電圧回路(24)の出力電圧が十分に大きい値まで上
昇しているので、マイクロコンピュータ(35)の電源端子
への直流定電圧回路(24)からの供給電圧の印加開始に伴
い、マイクロコンピュータ(35)の電源端子の電圧は短時
間で適切な所定レベルまで立ち上がり、マイクロコンピ
ュータ(35)が長く不定状態になることが防止される。
【0009】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)によれば、電圧印加制御手段は、コンデンサ(21)か
らマイクロコンピュータ(35)の電源端子までの範囲の電
力伝達線上に介在して導通及び非導通を制御されるスイ
ッチ手段(40)を含む。
【0010】マイクロコンピュータ(35)の電源端子は、
スイッチ手段(40)の非導通時では、直流定電圧回路(24)
からの供給電圧の印加を中止され、コンデンサ(21)は、
放電を抑制され、円滑に電圧を上昇させる。マイクロコ
ンピュータ(35)の電源端子は、また、スイッチ手段(40)
の導通時では、直流定電圧回路(24)のからの供給電圧を
印加される。
【0011】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)によれば、電圧印加制御手段は、直流定電圧回路(2
4)の作動及び非作動を切り替える作動切替手段(44,63)
を含む。
【0012】作動切替手段(44,63)の非作動時では、コ
ンデンサ(21)は、放電を抑制され、円滑に電圧を上昇さ
せる。作動切替手段(44,63)の作動時では、マイクロコ
ンピュータ(35)の電源端子は直流定電圧回路(24)からの
供給電圧を印加される。
【0013】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)は次のものを有している。 一次側に商用交流電源を印加される変圧器(11) 変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充電さ
れるコンデンサ(21) コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流定電
圧を生成する直流定電圧回路(24) 直流定電圧回路(24)の出力側とマイクロコンピュータ(3
5)の電源端子との間に介在して導通及び非導通を切替え
られるスイッチ手段(40) 変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が印加されてからの
経過時間が所定値T未満である期間ではスイッチ手段(4
0)を非導通状態に維持し経過時間が所定値T以上になる
とスイッチ手段(40)を導通状態にさせるスイッチ制御手
段(49)
【0014】スイッチ制御手段(49)は、例えば抵抗値及
び容量値から決まる時定数を適当に設定されたCR回路
である。マイクロコンピュータ(35)の電源端子は、マイ
クロコンピュータ(35)を作動させるための電圧を印加す
る電圧端子である。
【0015】商用交流電源が変圧器(11)の一次側へ印加
されるのに伴い、スイッチ制御手段(49)は、印加開始か
らの経過時間を測定し、経過時間に基づいてスイッチ手
段(40)の導通及び非導通を制御する。スイッチ手段(40)
は、変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が印加された時
刻t0からの経過時間が所定値T未満である期間では
(以下、時刻t0からの経過時間が所定値Tとなる時刻
を以下、「t1」とする。)、非導通状態に維持され、
時刻t1になると、導通状態となる。時刻t0から時刻
t1までの期間では、スイッチ手段(40)が非導通となっ
ているため、変圧器(11)の二次側電流がマイクロコンピ
ュータ(35)により消費されることはなく、コンデンサ(2
1)の電圧は速やかかつ円滑に上昇する。時刻t1では、
コンデンサ(21)の電圧は、十分に大きい値に達してお
り、直流定電圧回路(24)の出力電圧も適切な定電圧を出
力しており、このため、スイッチ手段(40)が導通状態に
なって、マイクロコンピュータ(35)が直流定電圧回路(2
4)の負荷になっても、コンデンサ(21)の電圧低下は防止
される。したがって、マイクロコンピュータ(35)の電源
端子は、時刻t1になりしだい、短時間で適切な所定レ
ベルまで立ち上がる電圧を供給され、これにより、マイ
クロコンピュータ(35)が長く不定状態になることが防止
される。
【0016】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)は次のものを有している。 一次側に商用交流電源を印加される変圧器(11) 変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充電さ
れるコンデンサ(21) 入力電圧から所定の直流定電圧を生成する直流定電圧回
路(24) コンデンサ(21)と直流定電圧回路(24)の入力側との間に
介在して導通及び非導通を切替えられるスイッチ手段(4
0) 変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が印加されてからの
経過時間が所定値T未満である期間ではスイッチ手段(4
0)を非導通状態に維持し経過時間が所定値T以上になる
とスイッチ手段(40)を導通状態にさせるスイッチ制御手
段(49)
【0017】商用交流電源が変圧器(11)の一次側へ印加
されるのに伴い、スイッチ制御手段(49)は、印加開始時
刻t0からの経過時間を測定し、経過時間に基づいてス
イッチ手段(40)の導通及び非導通を制御する。スイッチ
手段(40)は、変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が印加
された時刻t0からの経過時間が所定値T未満である期
間では(以下、時刻t0からの経過時間が所定値Tとな
る時刻を以下、「t1」とする。)、非導通状態に維持
され、時刻t1になると、導通状態となる。時刻t0か
ら時刻t1までの期間では、スイッチ手段(40)が非導通
となっているため、変圧器(11)の二次電流がマイクロコ
ンピュータ(35)に消費されることはなく、コンデンサ(2
1)の電圧は速やかかつ円滑に上昇する。時刻t1になる
と、コンデンサ(21)の電圧は、十分に大きい値に達して
おり、直流定電圧回路(24)は所定の定電圧を出力してお
り、スイッチ手段(40)が導通状態になって、マイクロコ
ンピュータ(35)が直流定電圧回路(24)の負荷になって
も、直流定電圧回路(24)の電圧低下は防止される。した
がって、マイクロコンピュータ(35)の電源端子は、時刻
t1になりしだい、短時間で適切な所定レベルまで立ち
上がる電圧を供給され、これにより、マイクロコンピュ
ータ(35)が長く不定状態になることが防止される。
【0018】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)は次のものを有している。 一次側に商用交流電源を印加される変圧器(11) 変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充電さ
れるコンデンサ(21) コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流定電
圧を生成する直流定電圧回路(24) 直流定電圧回路(24)の出力側とマイクロコンピュータ(3
5)の電源端子との間に介在して導通及び非導通を切替え
られるスイッチ手段(40) コンデンサ(21)の電圧が所定レベルL未満である場合は
スイッチ手段(40)を非導通状態に維持し該所定レベルL
以上になるとスイッチ手段(40)を導通状態にさせるスイ
ッチ制御手段(49)
【0019】商用交流電源が変圧器(11)の一次側へ印加
されるのに伴い、コンデンサ(21)は、変圧器(11)の二次
側の生成電流の整流電流により充電され、時間経過に連
れて電圧を上昇させる。コンデンサ(21)の電圧は、充電
開始時刻t0(=変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が
印加された時刻)からの経過時間が所定値T未満である
期間(以下、時刻t0からの経過時間が所定値Tとなる
時刻を以下、「t1」とする。)では、所定レベルL未
満であり、また、時刻t1以降になると、所定レベルL
以上となる。スイッチ手段(40)は、コンデンサ(21)の電
圧が所定値L未満である場合は、非導通状態に維持さ
れ、所定値L以上である場合は、導通状態となる。こう
して、時刻t0から時刻t1までの期間では、スイッチ
手段(40)が非導通となっているため、変圧器(11)の二次
電流がマイクロコンピュータ(35)に消費されることはな
く、コンデンサ(21)の電圧は速やかかつ円滑に上昇す
る。時刻t1以降になると、コンデンサ(21)の電圧は、
十分に大きい値Lに達しており、直流定電圧回路(24)は
所定の定電圧を生成した状態になっており、スイッチ手
段(40)が導通状態になって、マイクロコンピュータ(35)
が直流定電圧回路(24)の負荷になっても、直流定電圧回
路(24)の定電圧は維持される。したがって、マイクロコ
ンピュータ(35)は、スイッチ手段(40)が導通状態になり
しだい、速やかに立ち上がる電圧を供給され、不定状態
の長く続くことが回避される。
【0020】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)は次のものを有している。 一次側に商用交流電源を印加される変圧器(11) 変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充電さ
れるコンデンサ(21) 入力電圧から所定の直流定電圧を生成する直流定電圧回
路(24) コンデンサ(21)と直流定電圧回路(24)の入力側との間に
介在して導通及び非導通を切替えられるスイッチ手段(4
0) コンデンサ(21)の電圧が所定レベルL未満である場合は
スイッチ手段(40)を非導通状態に維持し該所定レベルL
以上になるとスイッチ手段(40)を導通状態にさせるスイ
ッチ制御手段(49)
【0021】商用交流電源が時刻t0において変圧器(1
1)の一次側へ印加されるのに伴い、コンデンサ(21)は、
変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充電さ
れ、時間経過に連れて電圧を上昇させる。コンデンサ(2
1)の電圧は、充電開始時刻t0からの経過時間が所定値
未T満である期間(以下、時刻t0からの経過時間が所
定値Tとなる時刻を以下、「t1」とする。)では、所
定レベルL未満であり、また、時刻t1になると、所定
レベルL以上となる。スイッチ手段(40)は、コンデンサ
(21)の電圧が所定値L未満である場合は、非導通状態に
維持され、所定値L以上である場合は、導通状態とな
る。コンデンサ(21)の電圧が所定レベルL以上になる
と、マイクロコンピュータ(35)がコンデンサ(21)の負荷
になっても、コンデンサ(21)の電圧が低迷することは回
避される。これにより、マイクロコンピュータ(35)は、
時刻t1になりしだい、その電源端子へ、短時間で適切
な所定レベルまで立ち上がる電圧を供給され、不定状態
の長く続く事態を回避できる。
【0022】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)は次のものを有している。 一次側に商用交流電源を印加される変圧器(11) 変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充電さ
れるコンデンサ(21) コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流定電
圧を生成する直流定電圧回路(24) コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けてマイクロコンピ
ュータ(35)への供給用の所定の直流定電圧を生成する直
流定電圧回路(24) 直流定電圧回路(24)の作動状態及び非作動状態を切り替
える作動切替手段(44,63) 変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が印加されてからの
経過時間が所定値T未満である期間では直流定電圧回路
(24)が非作動状態となり経過時間が所定値T以上になる
と直流定電圧回路(24)が作動状態となるように作動切替
手段(44,63)を制御する制御手段(49)
【0023】商用交流電源が変圧器(11)の一次側へ印加
されるのに伴い、制御手段(49)は、印加開始からの経過
時間を測定し、経過時間に基づいて作動切替手段(44,6
3)を制御する。作動切替手段(44,63)は、変圧器(11)の
一次側へ商用交流電源が印加された時刻t0からの経過
時間が所定値T未満である期間では(以下、時刻t0か
らの経過時間が所定値Tとなる時刻を以下、「t1」と
する。)、直流定電圧回路(24)を非作動状態に維持し、
時刻t1になると、直流定電圧回路(24)を作動状態にす
る。時刻t0から時刻t1までの期間では、直流定電圧
回路(24)が非作動状態となっているため、変圧器(11)の
二次側電流がマイクロコンピュータ(35)により消費され
ることはなく、コンデンサ(21)の電圧は速やかかつ円滑
に上昇する。時刻t1では、コンデンサ(21)の電圧は、
十分に大きい値に達しており、このため、直流定電圧回
路(24)が作動状態になって、マイクロコンピュータ(35)
がコンデンサ(21)の負荷になっても、コンデンサ(21)の
電圧低下は防止される。したがって、マイクロコンピュ
ータ(35)の電源端子は、時刻t1になりしだい、短時間
で適切な所定レベルまで立ち上がる電圧を供給され、こ
れにより、マイクロコンピュータ(35)が長く不定状態に
なることが防止される。
【0024】この発明のマイクロコンピュータ電源回路
(10)は次のものを有している。 一次側に商用交流電源を印加される変圧器(11) 変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充電さ
れるコンデンサ(21) コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流定電
圧を生成する直流定電圧回路(24) コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けてマイクロコンピ
ュータ(35)への供給用の所定の直流定電圧を生成する直
流定電圧回路(24) 直流定電圧回路(24)の作動状態及び非作動状態を切り替
える作動切替手段(44,63) コンデンサ(21)の電圧が所定レベルL未満である場合は
直流定電圧回路(24)が非作動状態となり該所定レベルL
以上になると直流定電圧回路(24)が作動状態となるよう
に作動切替手段(44,63)を制御する制御手段(49)
【0025】商用交流電源が変圧器(11)の一次側へ印加
されるのに伴い、コンデンサ(21)は、変圧器(11)の二次
側の生成電流の整流電流により充電され、時間経過に連
れて電圧を上昇させる。コンデンサ(21)の電圧は、充電
開始時刻t0(=変圧器(11)の一次側へ商用交流電源が
印加された時刻)からの経過時間が所定値T未満である
期間(以下、時刻t0からの経過時間が所定値Tとなる
時刻を以下、「t1」とする。)では、所定レベルL未
満であり、また、時刻t1以降になると、所定レベルL
以上となる。制御手段(49)により制御される作動切替手
段(44,63)は、コンデンサ(21)の電圧が所定値L未満で
ある場合は、直流定電圧回路(24)を非作動状態に維持
し、所定値L以上である場合は、直流定電圧回路(24)を
作動状態に維持する。こうして、時刻t0から時刻t1
までの期間では、直流定電圧回路(24)が非作動状態とな
っているため、変圧器(11)の二次電流がマイクロコンピ
ュータ(35)に消費されることはなく、コンデンサ(21)の
電圧は速やかかつ円滑に上昇する。時刻t1以降になる
と、直流定電圧回路(24)は作動状態になり、マイクロコ
ンピュータ(35)が直流定電圧回路(24)の負荷になって
も、コンデンサ(21)の電圧は、十分に大きい値Lに達し
ており、直流定電圧回路(24)の定電圧は維持される。し
たがって、マイクロコンピュータ(35)は、直流定電圧回
路(24)が作動状態になりしだい、速やかに立ち上がる電
圧を供給され、不定状態の長く続くことが回避される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は電気機器用電源回路10
の回路図である。変圧器11は、一次コイル12及び二次コ
イル13を備え、消費電力抑制のため、容量としてのVA
(=ボルトアンペア)の小さいものが採用されている。
プラグ15は、例えば100Vの商用交流電源が配電され
ているコンセントへ抜き差し自在であり、プラグ15の差
込み時では、商用交流電源がプラグ15を介して一次コイ
ル12へ印加される。全波整流器20は、4個のダイオード
のブリッジ回路から成る周知のものであり、一方の対角
方向の対端子は両端を二次コイル13の両端へ接続され
る。電解コンデンサ21は、両端を全波整流器20の他方の
対角方向の対端子へ接続されるとともに、一端をアース
へ接続されている。直流定電圧回路24は、電解コンデン
サ21−電解コンデンサ31間に介在し、電解コンデンサ21
の電圧を入力されて、定電圧を生成し、それを出力す
る。直流定電圧回路24において、NPN型トランジスタ
27は、そのコレクタ及びエミッタをそれぞれ直流定電圧
回路24の入力端及び出力端とし、抵抗25はPNP型トラ
ンジスタ41のコレクタ−エミッタ間に介在し、ツェナダ
イオード26及びコンデンサ28は、相互に並列に接続され
て、NPN型トランジスタ27のベース−アース間に介在
する。電解コンデンサ31は直流定電圧回路24の出力端−
アース間に介在する。スイッチ回路40は、電解コンデン
サ31−電解コンデンサ34間に介在し、導通及び非導通を
切替えられる。スイッチ回路40において、PNP型トラ
ンジスタ41は、そのエミッタ及びコレクタをそれぞれス
イッチ回路40の入力端及び出力端とし、抵抗42はPNP
型トランジスタ41のエミッタ−ベース間に介在し、PN
P型トランジスタ41のベースは、抵抗43を介してNPN
型トランジスタ44のコレクタへ接続されている。NPN
型トランジスタ44は、エミッタをアースへ接続され、抵
抗45は、NPN型トランジスタ44のベースへ接続されて
いるとともに、抵抗46を介してアースへ接続されてい
る。電解コンデンサ34は、一端側をスイッチ回路40の出
力端子及びマイクロコンピュータ35の電源端子へ接続さ
れ、他端側をアースへ接続され、直流定電圧回路24の出
力インピーダンスの減少を図っている。CR包含回路49
は、二次コイル13−スイッチ回路40間に介在し、スイッ
チ回路40の導通及び非導通を制御する。CR包含回路49
において、ダイオード50,51は、陽極(アノード)側を
それぞれ二次コイル13の両端へ接続され、抵抗52は、一
端側においてダイオード50,51の陰極(カソード)側へ
接続され、他端側において抵抗45を介してNPN型トラ
ンジスタ44のベースへ接続されているとともに、コンデ
ンサ53を介してアースへ接続されている。
【0027】図2はプラグ15をコンセントへ差し込んで
からの図1の各個所の電圧の時間変化を示している。V
1は電解コンデンサ21の電圧、V2は電解コンデンサ34
の電圧、及びV3はコンデンサ53の電圧を、それぞれ意
味する。図2を参照しつつ、電気機器用電源回路10の作
用について説明する。
【0028】プラグ15をコンセントから引抜いていると
きは、商用交流電源が変圧器11の一次コイル12に印加さ
れず、電解コンデンサ21はほぼ0の電圧となっている。
これに対して、プラグ15をコンセントへ差し込むと(こ
の時刻をt0とする。)、商用交流電源が一次コイル12
に印加され、所定の交流二次電圧が二次コイル13に生成
され、この交流二次電圧は、ダイオード50,51により整
流されて、コンデンサ53を充電するとともに、全波整流
器20において全波整流されてから、電解コンデンサ21を
充電する。これにより、V1,V3は漸増する。V3の
時間変化は、抵抗52及びコンデンサ53から成るCR回路
の時定数で決まる。直流定電圧回路24は、入力側にV1
を供給されて、コンデンサ28は抵抗25を介して充電電流
を受け、NPN型トランジスタ27はオンになり、直流定
電圧回路24の出力端は、V1より少し低い電圧を維持し
ている。
【0029】時刻t0から所定時間Tが経過した時刻を
t1とする。Tは、例えば500msecであり、抵抗
52及びコンデンサ53のCR回路の時定数に関係する。時
刻t1までは、V3がまだ低いために、NPN型トラン
ジスタ44はオフであり、これにより、PNP型トランジ
スタ41もオフになり、直流定電圧回路24の出力電圧は、
スイッチ回路40を介してマイクロコンピュータ35の電源
端子へ伝達されることはなく、直流定電圧回路24の負荷
は実質0である。したがって、直流定電圧回路24の出力
電圧は速やかかつ円滑に上昇する。
【0030】時刻t1になると、CR包含回路49のコン
デンサ53の電圧は所定値Vr以上となり、この結果、N
PN型トランジスタ44がオンになり、これに伴い、PN
P型トランジスタ41がオンになる。これにより、直流定
電圧回路24の出力電圧がマイクロコンピュータ35の電源
端子へ供給される。時刻t1において、直流定電圧回路
24の出力電圧は十分に大きい値に達しており、マイクロ
コンピュータ35の電源端子への電力供給開始にもかかわ
らず、V2の長く低迷する事態が回避され、すなわち、
マイクロコンピュータ35は、時刻t1から所定レベルま
で速やかに立ち上がる電圧を電源端子に供給されて、速
やかにリセットされることになり、不定期間が長く続く
ことが防止される。
【0031】図3は別の電気機器用電源回路10(以下、
図1の電気機器用電源回路10を「第1の電気機器用電源
回路10」と言い、図3の電気機器用電源回路10を「第2
の電気機器用電源回路10」と言う。)の回路図である。
第1の電気機器用電源回路10と同一の素子は同符号で指
示し、相違点のみを説明する。第2の電気機器用電源回
路10では、第1の電気機器用電源回路10に対して直流定
電圧回路24とスイッチ回路40との場所が相互に取り換え
られている。したがって、第2の電気機器用電源回路10
では、時刻t1までの期間では、スイッチ回路40が非導
通であるので、直流定電圧回路24は非作動状態にあり、
直流定電圧回路24の出力電圧は0となっている。これに
より、電解コンデンサ21は速やかかつ円滑に上昇する。
時刻t1になると、スイッチ回路40が導通状態になり、
電解コンデンサ21の十分に増大した電圧が直流定電圧回
路24へ入力され、これにより、直流定電圧回路24は、十
分に大きい電圧を作動開始から速やかに生成し、その生
成電圧がマイクロコンピュータ35の電源端子へ供給され
る。電解コンデンサ21の電圧が、十分に増大してから、
スイッチ回路40が導通状態になって、直流定電圧回路24
が作動し、直流定電圧回路24の生成電圧がマイクロコン
ピュータ35の電源端子へ供給されるので、マイクロコン
ピュータ35の電源端子へ供給される電圧は、時刻t1に
なりしだい。0から速やかかつ安定的に立ち上がり、マ
イクロコンピュータ35は、直ちにリセットされて、不定
状態が長く続くのが防止される。
【0032】図4は第3の電気機器用電源回路10の回路
図である。第1の電気機器用電源回路10との相違点のみ
を説明する。第3の電気機器用電源回路10では、CR包
含回路49において、図1のダイオード50,51が省略さ
れ、CR包含回路49のCR回路のコンデンサ53は、電解
コンデンサ21と同様に全波整流器20の出力電流により充
電される。時刻t0から時刻t1までの期間では、コン
デンサ53は、全波整流器20の出力電流により充電される
ものの、所定電圧Vr未満であり、スイッチ回路40は非
導通に保持される。時刻t1以降では、コンデンサ53の
電圧が所定値Vr以上となり、スイッチ回路40は導通状
態になる。
【0033】図5は第4の電気機器用電源回路10の回路
図である。第3の電気機器用電源回路10との相違点のみ
を説明する。第4の電気機器用電源回路10では、第3の
電気機器用電源回路10における直流定電圧回路24及びス
イッチ回路40の場所が相互に取り換えられている。第4
の電気機器用電源回路10では、図3の第2の電気機器用
電源回路10の場合と同様に、直流定電圧回路24は、時刻
t1になると、電解コンデンサ21の電圧を入力されて、
作動開始し、速やかに定電圧を生成するようになってい
る。
【0034】第1〜第4の電気機器用電源回路10におい
て、直流定電圧回路24は、1個のIC(集積回路)から
構成されるが、この1個のICには、直流定電圧回路24
の他に、スイッチ回路40を含ませてもよい。
【0035】図6は第5の電気機器用電源回路10の回路
図である。第1の電気機器用電源回路10(図1)との相
違点のみを説明する。第5の電気機器用電源回路10で
は、第1の電気機器用電源回路10におけるスイッチ回路
40が省略される。また、直流定電圧回路24において、抵
抗25の代わりに定電流回路60が設けられているが、第1
の電気機器用電源回路10と同様に、抵抗25のままであっ
ても可とする(ただし、抵抗25の値は,)。PNP型ト
ランジスタ63は、エミッタにおいてNPN型トランジス
タ27のベースへ接続され、コレクタをアースへ接続され
ている。抵抗61,62は、直列に接続されて、コンデンサ
53とアースとの間に介在し、抵抗61,62の接続点におい
てPNP型トランジスタ63のベースへ接続されている。
プラグ15をコンセントへ差し込むと時刻t0から所定時
間Tが経過した時刻t1までは、PNP型トランジスタ
63はオンであり、NPN型トランジスタ27はオフとなっ
ている。このため、この期間の電解コンデンサ21の放電
は無視され又は無視できる程度であり、電解コンデンサ
21の電圧は順調に上昇する。時刻t1になると、CR包
含回路49のコンデンサ53の電圧は所定値以上となり、こ
の結果、PNP型トランジスタ63はオフになり、コンデ
ンサ28は直ちに電圧上昇し、NPN型トランジスタ27は
オンになる。これにより、直流定電圧回路24の出力電圧
がマイクロコンピュータ35の電源端子へ供給される。時
刻t1では、電解コンデンサ21の電圧は十分に立ち上が
っており、マイクロコンピュータ35の電源端子への直流
定電圧回路24からの電力供給開始にもかかわらず、該電
源端子の電圧の長く低迷する事態が回避され、すなわ
ち、マイクロコンピュータ35は、時刻t1から所定レベ
ルまで速やかに立ち上がる電圧を電源端子に供給され
て、速やかにリセットされることになり、不定期間が長
く続くことが防止される。
【0036】図7は第6の電気機器用電源回路10の回路
図である。第3の電気機器用電源回路10(図4)との相
違点のみを説明する。第6の電気機器用電源回路10で
は、第3の電気機器用電源回路10におけるスイッチ回路
40が省略される。また、直流定電圧回路24は、第5の電
気機器用電源回路10(図6)の直流定電圧回路24と同一
の構成とされる。そして、抵抗61,62は、直列に接続さ
れて、抵抗52とコンデンサ53との間へ接続されている。
時刻t0から所定時間Tが経過した時刻t1までは、コ
ンデンサ53は所定電圧Vr未満であり、PNP型トラン
ジスタ63はオンであり、NPN型トランジスタ27はオフ
となっている。時刻t1になると、コンデンサ53は所定
電圧Vr以上となり、PNP型トランジスタ63はオフに
なり、コンデンサ28は直ちに電圧上昇し、NPN型トラ
ンジスタ27はオンになる。
【0037】図8は第7の電気機器用電源回路10の回路
図である。第1の電気機器用電源回路10(図1)との相
違点のみを説明する。第7の電気機器用電源回路10で
は、第1の電気機器用電源回路10におけるスイッチ回路
40が省略される。NPN型トランジスタ44、抵抗45,46
は、第1の電気機器用電源回路10のスイッチ回路40のN
PN型トランジスタ44、抵抗45,46と同一であるが、直
流定電圧回路24内に設けられている。PNP型トランジ
スタ66は、エミッタ及びコレクタをそれぞれNPN型ト
ランジスタ27のコレクタ及び抵抗25へ接続されている。
抵抗67,68は、直列に接続されて、NPN型トランジス
タ27のコレクタとNPN型トランジスタ44との間に介在
する。PNP型トランジスタ66のベースは抵抗67,68の
接続点へ接続されている。プラグ15をコンセントへ差し
込むと時刻t0から所定時間Tが経過した時刻t1まで
は、NPN型トランジスタ44はオフであり、PNP型ト
ランジスタ66もオフとなっている。このため、この期間
では,直流定電圧回路24は非作動状態であり、電解コン
デンサ21の放電は無視され又は無視できる程度であり、
電解コンデンサ21の電圧は順調に上昇する。時刻t1に
なると、CR包含回路49のコンデンサ53の電圧は所定値
以上となり、この結果、NPN型トランジスタ44はオン
となり、PNP型トランジスタ66もオンとなる。これに
より、直流定電圧回路24は作動状態となり、直流定電圧
回路24の出力電圧がマイクロコンピュータ35の電源端子
へ供給される。時刻t1では、電解コンデンサ21の電圧
は十分に立ち上がっており、マイクロコンピュータ35の
電源端子への直流定電圧回路24からの救急電圧は速やか
に上昇して、該電源端子の電圧の長く低迷する事態が回
避され、すなわち、マイクロコンピュータ35は、時刻t
1から所定レベルまで速やかに立ち上がる電圧を電源端
子に供給されて、速やかにリセットされることになり、
不定期間が長く続くことが防止される。
【0038】図9は第8の電気機器用電源回路10の回路
図である。第3の電気機器用電源回路10(図4)との相
違点のみを説明する。第8の電気機器用電源回路10で
は、第3の電気機器用電源回路10におけるスイッチ回路
40が省略される。また、直流定電圧回路24は、第8の電
気機器用電源回路10(図8)の直流定電圧回路24と同一
の構成とされる。時刻t0から所定時間Tが経過した時
刻t1までは、コンデンサ53の電圧はVr未満であり、
これにより、NPN型トランジスタ44及びPNP型トラ
ンジスタ66は共にオフであり、NPN型トランジスタ27
はオフとなって、直流定電圧回路24は非作動状態となっ
ている。時刻t1になると、コンデンサ53の電圧はVr
以上となり、これにより、NPN型トランジスタ44及び
PNP型トランジスタ66は共にオンとなり、NPN型ト
ランジスタ27はオンとなって、直流定電圧回路24は作動
状態となる。
【0039】なお、第5〜第8の電気機器用電源回路10
では、直流定電圧回路24は、その作動及び非作動を切り
替える回路を内蔵するが、図示の回路はあくまで例示で
あり、図示以外も種々の回路例が当業者の設計事項内で
考えられる。また、第5〜第8の電気機器用電源回路10
において、直流定電圧回路24は好ましくは1個のIC
(集積回路)から構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の電気機器用電源回路の回路図である。
【図2】第2の電気機器用電源回路の回路図である。
【図3】プラグをコンセントへ差し込んでからの図1の
各個所の電圧の時間変化を示す図である。
【図4】第3の電気機器用電源回路の回路図である。
【図5】第4の電気機器用電源回路の回路図である。
【図6】第5の電気機器用電源回路の回路図である。
【図7】第6の電気機器用電源回路の回路図である。
【図8】第7の電気機器用電源回路の回路図である。
【図9】第8の電気機器用電源回路の回路図である。
【符号の説明】
10 電気機器用電源回路(マイクロコンピュータ電
源回路) 11 変圧器 21 電解コンデンサ(コンデンサ) 24 直流定電圧回路 35 マイクロコンピュータ 40 スイッチ回路(スイッチ手段) 44 NPN型トランジスタ(電圧印加制御手段) 49 CR包含回路(スイッチ制御手段) 63 PNP型トランジスタ(電圧印加制御手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側に商用交流電源を印加される変圧
    器(11)、 前記変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充
    電されるコンデンサ(21)、 前記コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けてマイクロコ
    ンピュータ(35)への供給用の所定の直流定電圧を生成す
    る直流定電圧回路(24)、及び前記変圧器(11)の一次側へ
    商用交流電源が印加されてからの経過時間が所定値T未
    満である期間では前記直流定電圧回路(24)からの供給電
    圧が前記マイクロコンピュータ(35)の電源端子に印加さ
    れないようにし経過時間が所定値T以上になると直流定
    電圧回路(24)からの供給電圧がマイクロコンピュータ(3
    5)の電源端子に印加されるように前記電源端子への前記
    直流定電圧回路(24)からの供給電圧の印加を制御する電
    圧印加制御手段(40,44,49,63)、を有していることを特
    徴とするマイクロコンピュータ電源回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧印加制御手段は、前記コンデン
    サ(21)から前記マイクロコンピュータ(35)の前記電源端
    子までの範囲の電力伝達線上に介在して導通及び非導通
    を制御されるスイッチ手段(40)を含むことを特徴とする
    請求項1記載のマイクロコンピュータ電源回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧印加制御手段は、前記直流定電
    圧回路(24)の作動及び非作動を切り替える作動切替手段
    (44,63)を含むことを特徴とする請求項1記載のマイク
    ロコンピュータ電源回路。
  4. 【請求項4】 一次側に商用交流電源を印加される変圧
    器(11)、 前記変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充
    電されるコンデンサ(21)、 前記コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流
    定電圧を生成する直流定電圧回路(24)、 前記直流定電圧回路(24)の出力側とマイクロコンピュー
    タ(35)の電源端子との間に介在して導通及び非導通を切
    替えられるスイッチ手段(40)、及び前記変圧器(11)の一
    次側へ商用交流電源が印加されてからの経過時間が所定
    値T未満である期間では前記スイッチ手段(40)を非導通
    状態に維持し経過時間が所定値T以上になると前記スイ
    ッチ手段(40)を導通状態にさせるスイッチ制御手段(4
    9)、を有していることを特徴とするマイクロコンピュー
    タ電源回路。
  5. 【請求項5】 一次側に商用交流電源を印加される変圧
    器(11)、 前記変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充
    電されるコンデンサ(21)、 入力電圧から所定の直流定電圧を生成する直流定電圧回
    路(24)、 前記コンデンサ(21)と前記直流定電圧回路(24)の入力側
    との間に介在して導通及び非導通を切替えられるスイッ
    チ手段(40)、及び前記変圧器(11)の一次側へ商用交流電
    源が印加されてからの経過時間が所定値T未満である期
    間では前記スイッチ手段(40)を非導通状態に維持し経過
    時間が所定値T以上になると前記スイッチ手段(40)を導
    通状態にさせるスイッチ制御手段(49)、を有しているこ
    とを特徴とするマイクロコンピュータ電源回路。
  6. 【請求項6】 一次側に商用交流電源を印加される変圧
    器(11)、 前記変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充
    電されるコンデンサ(21)、 前記コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流
    定電圧を生成する直流定電圧回路(24)、 前記直流定電圧回路(24)の出力側とマイクロコンピュー
    タ(35)の電源端子との間に介在して導通及び非導通を切
    替えられるスイッチ手段(40)、及び前記コンデンサ(21)
    の電圧が所定レベルL未満である場合は前記スイッチ手
    段(40)を非導通状態に維持し該所定レベルL以上になる
    と前記スイッチ手段(40)を導通状態にさせるスイッチ制
    御手段(49)、を有していることを特徴とするマイクロコ
    ンピュータ電源回路。
  7. 【請求項7】 一次側に商用交流電源を印加される変圧
    器(11)、 前記変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充
    電されるコンデンサ(21)、 入力電圧から所定の直流定電圧を生成する直流定電圧回
    路(24)、 前記コンデンサ(21)と前記直流定電圧回路(24)の入力側
    との間に介在して導通及び非導通を切替えられるスイッ
    チ手段(40)、及び前記コンデンサ(21)の電圧が所定レベ
    ルL未満である場合は前記スイッチ手段(40)を非導通状
    態に維持し該所定レベルL以上になると前記スイッチ手
    段(40)を導通状態にさせるスイッチ制御手段(49)、を有
    していることを特徴とするマイクロコンピュータ電源回
    路。
  8. 【請求項8】 一次側に商用交流電源を印加される変圧
    器(11)、 前記変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充
    電されるコンデンサ(21)、 前記コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流
    定電圧を生成する直流定電圧回路(24)、 前記コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けてマイクロコ
    ンピュータ(35)への供給用の所定の直流定電圧を生成す
    る直流定電圧回路(24)、 前記直流定電圧回路(24)の作動状態及び非作動状態を切
    り替える作動切替手段(44,63)、及び前記変圧器(11)の
    一次側へ商用交流電源が印加されてからの経過時間が所
    定値T未満である期間では前記直流定電圧回路(24)が非
    作動状態となり経過時間が所定値T以上になると前記直
    流定電圧回路(24)が作動状態となるように前記作動切替
    手段(44,63)を制御する制御手段(49)、を有しているこ
    とを特徴とするマイクロコンピュータ電源回路。
  9. 【請求項9】 一次側に商用交流電源を印加される変圧
    器(11)、 前記変圧器(11)の二次側の生成電流の整流電流により充
    電されるコンデンサ(21)、 前記コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けて所定の直流
    定電圧を生成する直流定電圧回路(24)、 前記コンデンサ(21)の電圧を入力側に受けてマイクロコ
    ンピュータ(35)への供給用の所定の直流定電圧を生成す
    る直流定電圧回路(24)、 前記直流定電圧回路(24)の作動状態及び非作動状態を切
    り替える作動切替手段(44,63)、及び前記コンデンサ(2
    1)の電圧が所定レベルL未満である場合は前記直流定電
    圧回路(24)が非作動状態となり該所定レベルL以上にな
    ると前記直流定電圧回路(24)が作動状態となるように前
    記作動切替手段(44,63)を制御する制御手段(49)、を有
    していることを特徴とするマイクロコンピュータ電源回
    路。
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