JP2001228598A - 基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス、基板彫り込み型の位相シフトマスク、および基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents
基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス、基板彫り込み型の位相シフトマスク、および基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造方法Info
- Publication number
- JP2001228598A JP2001228598A JP2000039997A JP2000039997A JP2001228598A JP 2001228598 A JP2001228598 A JP 2001228598A JP 2000039997 A JP2000039997 A JP 2000039997A JP 2000039997 A JP2000039997 A JP 2000039997A JP 2001228598 A JP2001228598 A JP 2001228598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase shift
- substrate
- shift mask
- engraving
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板彫り込み精度が高い基板彫り込み型位相
シフトマスクと、その製造方法を提供する。同時に、基
板彫り込み精度が高い基板彫り込み型位相シフトマスク
を作製するための基板彫り込み型位相シフトマスク用ブ
ランクスを提供する。 【解決手段】 所定の測定波長の光を用いた非接触反射
型変位量計測装置によって、被エッチング面の非エッチ
ング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側
の表面と対向する裏面側から計測モニターしながら、彫
り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み
型の位相シフトマスクの製造方法であって、計測モニタ
ーする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、
反射防止膜を透明基板の、彫り込みを設ける側の表面と
対向する裏面に設けておき、裏面からの反射光によるノ
イズ分を除去する。
シフトマスクと、その製造方法を提供する。同時に、基
板彫り込み精度が高い基板彫り込み型位相シフトマスク
を作製するための基板彫り込み型位相シフトマスク用ブ
ランクスを提供する。 【解決手段】 所定の測定波長の光を用いた非接触反射
型変位量計測装置によって、被エッチング面の非エッチ
ング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側
の表面と対向する裏面側から計測モニターしながら、彫
り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み
型の位相シフトマスクの製造方法であって、計測モニタ
ーする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、
反射防止膜を透明基板の、彫り込みを設ける側の表面と
対向する裏面に設けておき、裏面からの反射光によるノ
イズ分を除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
におけるフォトリソ工程中、投影用原板として用いられ
る基板彫り込み型の位相シフトマスク、あるいはまた、
ホログラムパタン加工用の原板となる基板彫り込み型ク
ロムレス位相シフトマスクに関し、特に、基板彫り込み
型の位相シフトマスクと基板彫り込み型の位相シフトマ
スク用のマスクブランクスおよび、基板彫り込み型の位
相シフトマスクの製造方法に関する。
におけるフォトリソ工程中、投影用原板として用いられ
る基板彫り込み型の位相シフトマスク、あるいはまた、
ホログラムパタン加工用の原板となる基板彫り込み型ク
ロムレス位相シフトマスクに関し、特に、基板彫り込み
型の位相シフトマスクと基板彫り込み型の位相シフトマ
スク用のマスクブランクスおよび、基板彫り込み型の位
相シフトマスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子(チップ)の高密度化
は激しく、0. 35μm設計ルールの64MDRAMの
量産もすでに始められ、0.25μm設計ルールの25
6MDRAMの時代へと移ろうとしている。最近では、
コスト低減を目指したチップ縮小が著しく、64MDR
AMを0.25設計ルールまで微細化して、あるいは、
256MDRAMを0.18設計ルールまで微細化して
チップ縮小化を行い、ビットコストを下げる方法も採ら
れるようになってきており、0.18μm設計ルールは
開発完了し、2000年中には0.15μm設計ルール
が開発完了予定とされている。仮に、64MDRAMを
0.2μm設計ルールとすると、約16MDRAMと同
じチップ寸法となり、ビットコストは16Mの約1/4
になる。ウエハサイズの大サイズ化をせず、現装置でコ
スト低減が達成されることとなる。
は激しく、0. 35μm設計ルールの64MDRAMの
量産もすでに始められ、0.25μm設計ルールの25
6MDRAMの時代へと移ろうとしている。最近では、
コスト低減を目指したチップ縮小が著しく、64MDR
AMを0.25設計ルールまで微細化して、あるいは、
256MDRAMを0.18設計ルールまで微細化して
チップ縮小化を行い、ビットコストを下げる方法も採ら
れるようになってきており、0.18μm設計ルールは
開発完了し、2000年中には0.15μm設計ルール
が開発完了予定とされている。仮に、64MDRAMを
0.2μm設計ルールとすると、約16MDRAMと同
じチップ寸法となり、ビットコストは16Mの約1/4
になる。ウエハサイズの大サイズ化をせず、現装置でコ
スト低減が達成されることとなる。
【0003】実用レベルで、デバイスパターンの解像性
を上げることができる方法として、位相シフトマスク
(位相シフトフォトマスクとも言う)をウエハへ直接縮
小投影するためのレチクルとして用いる方法が採られて
いるが、位相シフトマスクには、ますますその精度が求
められるようになってきた。尚、位相シフトマスクを用
いた方法は、従来のステッパー露光方式をそのまま使用
して、レチクルから転写されるデバイスパターンの解像
性を上げることができる。
を上げることができる方法として、位相シフトマスク
(位相シフトフォトマスクとも言う)をウエハへ直接縮
小投影するためのレチクルとして用いる方法が採られて
いるが、位相シフトマスクには、ますますその精度が求
められるようになってきた。尚、位相シフトマスクを用
いた方法は、従来のステッパー露光方式をそのまま使用
して、レチクルから転写されるデバイスパターンの解像
性を上げることができる。
【0004】このように、半導体素子(チップ)の高密
度化に伴い、位相シフトマスクにも、ますます高い精度
が求められる中、図7に示すような基板彫り込み型にお
いては、加工精度が良く、工程が簡単な基板彫り込み加
工方法が求められていた。図7は、透明基板710に彫
り込み730を入れて半波長変化を行う方式のもので基
板彫り込み型と言う。透明基板として石英基板を用いた
ものは石英彫り込み型と言う。尚、図7(a)に示す位
相シフトマスクは、透明基板上に繰り返し模様の遮光層
を設け、遮光層間の1個おきのスペース部に露光光の半
波長変化させるシフター部631を設けるもので、レベ
ンソン型と言われるが、彫り込み型にはレベンソン型の
他、図7(b)に示すような基板彫り込み型クロムレス
位相シフトマスク等種々ある。図7中、710、711
は透明基板、720は遮光層パタン部、721はパタン
部、730、731は彫り込み部(シフター部とも言
う)
度化に伴い、位相シフトマスクにも、ますます高い精度
が求められる中、図7に示すような基板彫り込み型にお
いては、加工精度が良く、工程が簡単な基板彫り込み加
工方法が求められていた。図7は、透明基板710に彫
り込み730を入れて半波長変化を行う方式のもので基
板彫り込み型と言う。透明基板として石英基板を用いた
ものは石英彫り込み型と言う。尚、図7(a)に示す位
相シフトマスクは、透明基板上に繰り返し模様の遮光層
を設け、遮光層間の1個おきのスペース部に露光光の半
波長変化させるシフター部631を設けるもので、レベ
ンソン型と言われるが、彫り込み型にはレベンソン型の
他、図7(b)に示すような基板彫り込み型クロムレス
位相シフトマスク等種々ある。図7中、710、711
は透明基板、720は遮光層パタン部、721はパタン
部、730、731は彫り込み部(シフター部とも言
う)
【0005】従来、基板彫り込み加工においては、エッ
チング終点目安が存在しないため、エッチングの方法に
係わらず終点を検出することが不可能であり、高精度な
エッチング加工を行うには、途中で加工を止め、触針式
段差計あるいは位相差計等で加工量をモニターし、その
後繰り返しリソグラフィ加工を行い不足分を追加加工す
る方法が行われていた。この方法は工程数が多く手間が
かかる上、工程に伴う外観不良発生の誘発等問題があっ
た。
チング終点目安が存在しないため、エッチングの方法に
係わらず終点を検出することが不可能であり、高精度な
エッチング加工を行うには、途中で加工を止め、触針式
段差計あるいは位相差計等で加工量をモニターし、その
後繰り返しリソグラフィ加工を行い不足分を追加加工す
る方法が行われていた。この方法は工程数が多く手間が
かかる上、工程に伴う外観不良発生の誘発等問題があっ
た。
【0006】これに対応し、工程を短縮するために、透
明基板裏面より測定ビームを入射する、非接触の反射型
変位量計測装置を用いることが、特願平10ー9610
8号(特開平11ー295878号)により、本願発明
者により提案されている。しかし、この方法において
も、透明基板裏面と空気の界面による反射が存在するた
め、それがノイズの原因となり測定精度および信頼性が
低下するという問題があった。
明基板裏面より測定ビームを入射する、非接触の反射型
変位量計測装置を用いることが、特願平10ー9610
8号(特開平11ー295878号)により、本願発明
者により提案されている。しかし、この方法において
も、透明基板裏面と空気の界面による反射が存在するた
め、それがノイズの原因となり測定精度および信頼性が
低下するという問題があった。
【0007】特願平10ー96108号(特開平11ー
295878号)に記載の非接触の反射型変位量計測方
法は、簡単には、透明基板の所定パターン部分をエッチ
ングすることにより位相シフターを形成する位相シフト
マスクの製造の際、エッチングされない透明基板裏面よ
り周波数のわずかに異なる2本の光を照射して、その一
方を被エッチング面に他方を非エッチング面に入射さ
せ、それぞれの反射光を相互に干渉させて得られたビー
ト信号の基準信号に対する位相差を求めることによりエ
ッチング量を求め、そのエッチング量から被エッチング
部と非エッチング部の間の位相差を求めるもので、図6
(a)は、この計測方法の1形態の主要部を光路を含み
示した概略図である。尚、図6(b)は図6(a)のE
0部を拡大して示した断面図である。本計測方法におい
ては、図6に示すように、透明基板110のエッチング
されない裏面110Sからの不要反射光(図6(b)の
破線で示す)は、検出器211A、211B側に入射す
ると測定のノイズになるため、通常、ピンホール(絞り
とも言う)212が、これを遮断するように設けられて
いる。図6中、101は被測定部材(加工が行われてい
る位相シフトマスク用ブランクス)、110は透明基
板、110Sは裏面、120は遮光膜、121はクロム
層、122は低反射層(酸化クロム層)、160はレジ
スト、180はエッチング液(あるいはエッチングガ
ス)、195、196は反射光、206、209A、2
09Bはレンズ、211A、211Bは検出器、212
はピンホール(絞りとも言う)、213は対物レンズ、
221、222は検出用光である。
295878号)に記載の非接触の反射型変位量計測方
法は、簡単には、透明基板の所定パターン部分をエッチ
ングすることにより位相シフターを形成する位相シフト
マスクの製造の際、エッチングされない透明基板裏面よ
り周波数のわずかに異なる2本の光を照射して、その一
方を被エッチング面に他方を非エッチング面に入射さ
せ、それぞれの反射光を相互に干渉させて得られたビー
ト信号の基準信号に対する位相差を求めることによりエ
ッチング量を求め、そのエッチング量から被エッチング
部と非エッチング部の間の位相差を求めるもので、図6
(a)は、この計測方法の1形態の主要部を光路を含み
示した概略図である。尚、図6(b)は図6(a)のE
0部を拡大して示した断面図である。本計測方法におい
ては、図6に示すように、透明基板110のエッチング
されない裏面110Sからの不要反射光(図6(b)の
破線で示す)は、検出器211A、211B側に入射す
ると測定のノイズになるため、通常、ピンホール(絞り
とも言う)212が、これを遮断するように設けられて
いる。図6中、101は被測定部材(加工が行われてい
る位相シフトマスク用ブランクス)、110は透明基
板、110Sは裏面、120は遮光膜、121はクロム
層、122は低反射層(酸化クロム層)、160はレジ
スト、180はエッチング液(あるいはエッチングガ
ス)、195、196は反射光、206、209A、2
09Bはレンズ、211A、211Bは検出器、212
はピンホール(絞りとも言う)、213は対物レンズ、
221、222は検出用光である。
【0008】しかし、実際に、位相シフトフォトマスク
用のブランクスを加工して、位相シフトフォトマスクを
作製する際には、加工されている位相シフトフォトマス
ク用のブランクス(被測定部材)101の透明基板裏面
110Sからの不要反射光は、ピンホール(絞りとも言
う)212にて、充分に遮断できないことがあり、これ
が原因で目的とする加工精度が得られず問題になってい
た。
用のブランクスを加工して、位相シフトフォトマスクを
作製する際には、加工されている位相シフトフォトマス
ク用のブランクス(被測定部材)101の透明基板裏面
110Sからの不要反射光は、ピンホール(絞りとも言
う)212にて、充分に遮断できないことがあり、これ
が原因で目的とする加工精度が得られず問題になってい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、半導体
素子(チップ)の高密度化に伴い、位相シフトマスクに
も、ますます高い精度が求められる中、図7に示すよう
な基板彫り込み型においては、加工精度が良く、工程が
簡単な基板彫り込み加工方法が求められ、工程を短縮す
るために、透明基板裏面から反射型変位量計測装置を用
いて、非接触で、エッチング加工量をモニターする方法
を導入されているが、この方法においては、基板裏面と
空気の界面による反射光がノイズとなり測定精度の低下
をもたらし、結果、加工精度の低下と信頼性の低下とな
っており、この対応が求められていた。本発明は、これ
に対応するもので、基板彫り込み精度が高い基板彫り込
み型位相シフトマスクと、その製造方法を提供しようと
するものである。同時に、基板彫り込み精度が高い基板
彫り込み型位相シフトマスクを作製するための基板彫り
込み型位相シフトマスク用ブランクスを提供しようとす
るものである。
素子(チップ)の高密度化に伴い、位相シフトマスクに
も、ますます高い精度が求められる中、図7に示すよう
な基板彫り込み型においては、加工精度が良く、工程が
簡単な基板彫り込み加工方法が求められ、工程を短縮す
るために、透明基板裏面から反射型変位量計測装置を用
いて、非接触で、エッチング加工量をモニターする方法
を導入されているが、この方法においては、基板裏面と
空気の界面による反射光がノイズとなり測定精度の低下
をもたらし、結果、加工精度の低下と信頼性の低下とな
っており、この対応が求められていた。本発明は、これ
に対応するもので、基板彫り込み精度が高い基板彫り込
み型位相シフトマスクと、その製造方法を提供しようと
するものである。同時に、基板彫り込み精度が高い基板
彫り込み型位相シフトマスクを作製するための基板彫り
込み型位相シフトマスク用ブランクスを提供しようとす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基板彫り込み型
の位相シフトマスク用のマスクブランクスは、所定の測
定波長の光を用いた非接触反射型変位量計測装置によっ
て、被エッチング面の非エッチング面からの変位量を、
透明基板の彫り込みを設ける側の表面と対向する裏面側
から計測モニターしながら、彫り込み加工して、彫り込
み部を形成する、基板彫り込み型の位相シフトマスクの
製造方法において用いられる、基板彫り込み型の位相シ
フトマスク用のマスクブランクスであって、透明基板
の、彫り込みを設ける側の表面と対向する裏面に、計測
モニターする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止
する、反射防止膜を設けていることを特徴とするもので
ある。そして、上記において、反射防止膜は、マスクパ
タン形成領域を含む透明基板の裏面ほぼ全面に設けられ
ていることを特徴とするものである。あるいは、上記に
おいて、反射防止膜は、変位量モニター用のモニタパタ
ン形成領域のみに設けられていることを特徴とするもの
である。また、上記において、反射防止層は、これより
作製される基板彫り込み型の位相シフトマスクが使用さ
れる露光装置での露光波長においても反射防止層として
機能するものであることを特徴とするものである。ま
た、上記において、非接触反射型変位量計測装置は、透
明基板裏面より周波数のわずかに異なる2本の光を照射
して、その一方を被エッチング面に他方を非エッチング
面に入射させ、それぞれの反射光を相互に干渉させて得
られたビート信号の基準信号に対する位相差を求めるこ
とによりエッチング量を求め、そのエッチング量から被
エッチング部と非エッチング部の間の位相差を求めるも
のであることを特徴とするものである。
の位相シフトマスク用のマスクブランクスは、所定の測
定波長の光を用いた非接触反射型変位量計測装置によっ
て、被エッチング面の非エッチング面からの変位量を、
透明基板の彫り込みを設ける側の表面と対向する裏面側
から計測モニターしながら、彫り込み加工して、彫り込
み部を形成する、基板彫り込み型の位相シフトマスクの
製造方法において用いられる、基板彫り込み型の位相シ
フトマスク用のマスクブランクスであって、透明基板
の、彫り込みを設ける側の表面と対向する裏面に、計測
モニターする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止
する、反射防止膜を設けていることを特徴とするもので
ある。そして、上記において、反射防止膜は、マスクパ
タン形成領域を含む透明基板の裏面ほぼ全面に設けられ
ていることを特徴とするものである。あるいは、上記に
おいて、反射防止膜は、変位量モニター用のモニタパタ
ン形成領域のみに設けられていることを特徴とするもの
である。また、上記において、反射防止層は、これより
作製される基板彫り込み型の位相シフトマスクが使用さ
れる露光装置での露光波長においても反射防止層として
機能するものであることを特徴とするものである。ま
た、上記において、非接触反射型変位量計測装置は、透
明基板裏面より周波数のわずかに異なる2本の光を照射
して、その一方を被エッチング面に他方を非エッチング
面に入射させ、それぞれの反射光を相互に干渉させて得
られたビート信号の基準信号に対する位相差を求めるこ
とによりエッチング量を求め、そのエッチング量から被
エッチング部と非エッチング部の間の位相差を求めるも
のであることを特徴とするものである。
【0011】本発明の基板彫り込み型の位相シフトマス
クは、所定の測定波長の光を用いた非接触反射型変位量
計測装置によって、被エッチング面の非エッチング面か
らの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側の表面と
対向する裏面側から計測モニターしながら、彫り込み加
工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み型の位相
シフトマスクの製造方法により作製された、基板彫り込
み型の位相シフトマスクであって、透明基板の、彫り込
みを設けた側の表面と対向する裏面に、計測モニターす
る際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、反射
防止膜を設けていることを特徴とするものである。そし
て、上記において、反射防止膜は、マスクパタン領域を
含む透明基板の裏面ほぼ全面に設けられていることを特
徴とするものである。あるいは、上記において、反射防
止膜は、変位量モニター用のモニタパタン領域のみに設
けられていることを特徴とするものである。そして、上
記において、反射防止層は、これが使用される露光装置
での露光波長においても反射防止層として機能するもの
であることを特徴とするものである。また、上記におい
て、非接触反射型変位量計測装置は、透明基板裏面より
周波数のわずかに異なる2本の光を照射して、その一方
を被エッチング面に他方を非エッチング面に入射させ、
それぞれの反射光を相互に干渉させて得られたビート信
号の基準信号に対する位相差を求めることによりエッチ
ング量を求め、そのエッチング量から被エッチング部と
非エッチング部の間の位相差を求めるものであることを
特徴とするものである。
クは、所定の測定波長の光を用いた非接触反射型変位量
計測装置によって、被エッチング面の非エッチング面か
らの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側の表面と
対向する裏面側から計測モニターしながら、彫り込み加
工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み型の位相
シフトマスクの製造方法により作製された、基板彫り込
み型の位相シフトマスクであって、透明基板の、彫り込
みを設けた側の表面と対向する裏面に、計測モニターす
る際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、反射
防止膜を設けていることを特徴とするものである。そし
て、上記において、反射防止膜は、マスクパタン領域を
含む透明基板の裏面ほぼ全面に設けられていることを特
徴とするものである。あるいは、上記において、反射防
止膜は、変位量モニター用のモニタパタン領域のみに設
けられていることを特徴とするものである。そして、上
記において、反射防止層は、これが使用される露光装置
での露光波長においても反射防止層として機能するもの
であることを特徴とするものである。また、上記におい
て、非接触反射型変位量計測装置は、透明基板裏面より
周波数のわずかに異なる2本の光を照射して、その一方
を被エッチング面に他方を非エッチング面に入射させ、
それぞれの反射光を相互に干渉させて得られたビート信
号の基準信号に対する位相差を求めることによりエッチ
ング量を求め、そのエッチング量から被エッチング部と
非エッチング部の間の位相差を求めるものであることを
特徴とするものである。
【0012】本発明の基板彫り込み型の位相シフトマス
クの製造方法は、所定の測定波長の光を用いた非接触反
射型変位量計測装置によって、被エッチング面の非エッ
チング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける
側の表面と対向する裏面側から計測モニターしながら、
彫り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込
み型の位相シフトマスクの製造方法であって、計測モニ
ターする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止す
る、反射防止膜を透明基板の、彫り込みを設ける側の表
面と対向する裏面に設けておき、裏面からの反射光によ
るノイズ分を除去することを特徴とするものである。そ
して、上記において、非接触反射型変位量計測装置は、
透明基板裏面より周波数のわずかに異なる2本の光を照
射して、その一方を被エッチング面に他方を非エッチン
グ面に入射させ、それぞれの反射光を相互に干渉させて
得られたビート信号の基準信号に対する位相差を求める
ことによりエッチング量を求め、そのエッチング量から
被エッチング部と非エッチング部の間の位相差を求める
ものであることを特徴とするものである。
クの製造方法は、所定の測定波長の光を用いた非接触反
射型変位量計測装置によって、被エッチング面の非エッ
チング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける
側の表面と対向する裏面側から計測モニターしながら、
彫り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込
み型の位相シフトマスクの製造方法であって、計測モニ
ターする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止す
る、反射防止膜を透明基板の、彫り込みを設ける側の表
面と対向する裏面に設けておき、裏面からの反射光によ
るノイズ分を除去することを特徴とするものである。そ
して、上記において、非接触反射型変位量計測装置は、
透明基板裏面より周波数のわずかに異なる2本の光を照
射して、その一方を被エッチング面に他方を非エッチン
グ面に入射させ、それぞれの反射光を相互に干渉させて
得られたビート信号の基準信号に対する位相差を求める
ことによりエッチング量を求め、そのエッチング量から
被エッチング部と非エッチング部の間の位相差を求める
ものであることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の基板彫り込み型の位相シフトマスク用
のマスクブランクスは、このような構成にすることによ
り、基板彫り込み精度が高い基板彫り込み型位相シフト
マスクと、その製造方法の提供を可能としている。具体
的には、所定の測定波長の光を用いた非接触反射型変位
量計測装置によって、被エッチング面の非エッチング面
からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側の表面
と対向する裏面側から計測モニターしながら、彫り込み
加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み型の位
相シフトマスクの製造方法において用いられる、基板彫
り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクスであ
って、透明基板の、彫り込みを設ける側の表面と対向す
る裏面に、計測モニターする際に前記所定の測定波長の
光の反射を防止する、反射防止膜を設けていることによ
り、これを達成している。即ち、透明基板の、彫り込み
を設ける側の表面と対向する裏面に、計測モニターする
際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、反射防
止膜を設けていることにより、計測モニターする際の精
度を高いものとでき、これにより、エッチングの終点を
精確に得ることができる。
のマスクブランクスは、このような構成にすることによ
り、基板彫り込み精度が高い基板彫り込み型位相シフト
マスクと、その製造方法の提供を可能としている。具体
的には、所定の測定波長の光を用いた非接触反射型変位
量計測装置によって、被エッチング面の非エッチング面
からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側の表面
と対向する裏面側から計測モニターしながら、彫り込み
加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み型の位
相シフトマスクの製造方法において用いられる、基板彫
り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクスであ
って、透明基板の、彫り込みを設ける側の表面と対向す
る裏面に、計測モニターする際に前記所定の測定波長の
光の反射を防止する、反射防止膜を設けていることによ
り、これを達成している。即ち、透明基板の、彫り込み
を設ける側の表面と対向する裏面に、計測モニターする
際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、反射防
止膜を設けていることにより、計測モニターする際の精
度を高いものとでき、これにより、エッチングの終点を
精確に得ることができる。
【0014】反射防止層は、計測モニターする際の測定
波長の光の反射を防止するためのもので、その構成とし
ては、単層、多層の各種知られているが、多層のものと
しては高屈折率層、低屈折率層を交互に積層した構造の
ものが一般的である。反射防止層の材質は特に限定され
ない。スパッタリングや蒸着等のDry方法により、あ
るいは、Wet塗布により反射防止層は作製される。
尚、高屈折率層としては、Ti酸化物、Al2 O3 、C
eO2 、CeF3 、LaF3 、PbF3 、NdF3 、H
fO2 、Pr6 O11、ZnS、ZrO2 などが挙げられ
る。低屈折率層としては、硅素酸化物、MgF2 、Ca
F2 などが挙げられる。
波長の光の反射を防止するためのもので、その構成とし
ては、単層、多層の各種知られているが、多層のものと
しては高屈折率層、低屈折率層を交互に積層した構造の
ものが一般的である。反射防止層の材質は特に限定され
ない。スパッタリングや蒸着等のDry方法により、あ
るいは、Wet塗布により反射防止層は作製される。
尚、高屈折率層としては、Ti酸化物、Al2 O3 、C
eO2 、CeF3 、LaF3 、PbF3 、NdF3 、H
fO2 、Pr6 O11、ZnS、ZrO2 などが挙げられ
る。低屈折率層としては、硅素酸化物、MgF2 、Ca
F2 などが挙げられる。
【0015】反射防止膜が、マスクパタン形成領域を含
む透明基板の裏面ほぼ全面に設けられているもの、ある
いは、変位量を計測する変位量モニター用のモニタパタ
ン形成領域のみに設けられているもの等が挙げられる。
反射防止層としては、これより作製される基板彫り込み
型の位相シフトマスクが使用される露光装置での露光波
長においても反射防止層として機能するものである場合
には、特に好ましい。
む透明基板の裏面ほぼ全面に設けられているもの、ある
いは、変位量を計測する変位量モニター用のモニタパタ
ン形成領域のみに設けられているもの等が挙げられる。
反射防止層としては、これより作製される基板彫り込み
型の位相シフトマスクが使用される露光装置での露光波
長においても反射防止層として機能するものである場合
には、特に好ましい。
【0016】本発明の基板彫り込み型の位相シフトマス
クは、上記本発明の基板彫り込み型の位相シフトマスク
用のマスクブランクスを用いて作製されたもので、彫り
込み精度の良い基板彫り込み型の位相シフトマスクを提
供でき、更に、反射防止層が、これが使用される露光装
置での露光波長においても反射防止層として機能するも
のである場合には、ウエハ上への転写精度も向上でき
る。
クは、上記本発明の基板彫り込み型の位相シフトマスク
用のマスクブランクスを用いて作製されたもので、彫り
込み精度の良い基板彫り込み型の位相シフトマスクを提
供でき、更に、反射防止層が、これが使用される露光装
置での露光波長においても反射防止層として機能するも
のである場合には、ウエハ上への転写精度も向上でき
る。
【0017】本発明の基板彫り込み型の位相シフトマス
クの製造方法は、このように構成することにより、計測
モニターする際に、透明基板の、彫り込みを設ける側の
表面と対向する裏面からの反射光によるノイズ分を除去
でき、彫り込み精度の高い、彫り込み型の位相シフトマ
スクの製造を可能にしている。非接触反射型変位量計測
装置としては、透明基板裏面より周波数のわずかに異な
る2本の光を照射して、その一方を被エッチング面に他
方を非エッチング面に入射させ、それぞれの反射光を相
互に干渉させて得られたビート信号の基準信号に対する
位相差を求めることによりエッチング量を求め、そのエ
ッチング量から被エッチング部と非エッチング部の間の
位相差を求める、図6(a)にその要部が図示される装
置を挙げることができるが、計測装置としてはこれに限
定されない。特に、本発明の方法及び装置を、エッチン
グ装置に組み込みエッチング中に使用すると、変位量つ
まり位相差を、エッチング最中にリアルタイムで、精度
良く測定可能で、これにより、測定した位相差によりエ
ッチングの終点決定が容易に可能になる。
クの製造方法は、このように構成することにより、計測
モニターする際に、透明基板の、彫り込みを設ける側の
表面と対向する裏面からの反射光によるノイズ分を除去
でき、彫り込み精度の高い、彫り込み型の位相シフトマ
スクの製造を可能にしている。非接触反射型変位量計測
装置としては、透明基板裏面より周波数のわずかに異な
る2本の光を照射して、その一方を被エッチング面に他
方を非エッチング面に入射させ、それぞれの反射光を相
互に干渉させて得られたビート信号の基準信号に対する
位相差を求めることによりエッチング量を求め、そのエ
ッチング量から被エッチング部と非エッチング部の間の
位相差を求める、図6(a)にその要部が図示される装
置を挙げることができるが、計測装置としてはこれに限
定されない。特に、本発明の方法及び装置を、エッチン
グ装置に組み込みエッチング中に使用すると、変位量つ
まり位相差を、エッチング最中にリアルタイムで、精度
良く測定可能で、これにより、測定した位相差によりエ
ッチングの終点決定が容易に可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例を図に基づ
いて説明する。図1(a)は本発明の彫り込み型の位相
シフトマスク用ブランクスの実施の形態の1例を示した
断面図で、図1(b)はそのA1側からみた表面を示し
た平面図、図1(c)はそのA2側からみた裏面を示し
た平面図で、図2(a)は本発明の彫り込み型の位相シ
フトマスクの実施の形態の1例の特徴部の一断面図で、
図2(b)は図2(a)においてB1側からみた図で、
図3(a)は本発明の基板彫り込み型の位相シフトマス
クの製造方法の実施の形態の1例における計測モニター
方法の1形態の主要部を光路を含み示した概略図で、図
3(b)はD0部の拡大断面図で、図4は基板彫り込み
型の位相シフトマスクの製造工程を示した工程断面図
で、図5は基板彫り込み型の位相シフトマスクの図4に
続く製造工程を示した工程断面図である。図1〜図5
中、100は被測定部材(加工が行われている位相シフ
トマスク用ブランクス)、110は透明基板、110S
は裏面、117は彫り込み部、120は遮光膜、121
はクロム層、122は低反射層(酸化クロム層)、12
5は遮光膜パタン、127は開口部、130は反射防止
層、140はレジスト、145はパタン部、147は開
口部、150は露光光、160はレジスト、165はパ
タン部、167は開口部、170は露光光、180はエ
ッチングガス、181はエッチング液、191、192
は反射光、206、209A、209Bはレンズ、21
1A、211Bは検出器、212はピンホール(絞りと
も言う)、213は対物レンズ、221、222は検出
用光である。
いて説明する。図1(a)は本発明の彫り込み型の位相
シフトマスク用ブランクスの実施の形態の1例を示した
断面図で、図1(b)はそのA1側からみた表面を示し
た平面図、図1(c)はそのA2側からみた裏面を示し
た平面図で、図2(a)は本発明の彫り込み型の位相シ
フトマスクの実施の形態の1例の特徴部の一断面図で、
図2(b)は図2(a)においてB1側からみた図で、
図3(a)は本発明の基板彫り込み型の位相シフトマス
クの製造方法の実施の形態の1例における計測モニター
方法の1形態の主要部を光路を含み示した概略図で、図
3(b)はD0部の拡大断面図で、図4は基板彫り込み
型の位相シフトマスクの製造工程を示した工程断面図
で、図5は基板彫り込み型の位相シフトマスクの図4に
続く製造工程を示した工程断面図である。図1〜図5
中、100は被測定部材(加工が行われている位相シフ
トマスク用ブランクス)、110は透明基板、110S
は裏面、117は彫り込み部、120は遮光膜、121
はクロム層、122は低反射層(酸化クロム層)、12
5は遮光膜パタン、127は開口部、130は反射防止
層、140はレジスト、145はパタン部、147は開
口部、150は露光光、160はレジスト、165はパ
タン部、167は開口部、170は露光光、180はエ
ッチングガス、181はエッチング液、191、192
は反射光、206、209A、209Bはレンズ、21
1A、211Bは検出器、212はピンホール(絞りと
も言う)、213は対物レンズ、221、222は検出
用光である。
【0019】先ず、本発明の基板彫り込み型の位相シフ
トマスク用ブランクスの実施の形態の1例を、図1に基
づいて説明する。本例の基板彫り込み型の位相シフトマ
スク用ブランクスは、所定の測定波長の光を用いた非接
触反射型変位量計測装置によって、被エッチング面の非
エッチング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設
ける側の表面と対向する裏面側から計測モニターしなが
ら、彫り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫
り込み型の位相シフトマスクの製造方法において用いら
れる、基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブ
ランクスで、透明基板110の、彫り込みを設ける側の
表面(図のA1側)と対向する裏面(図1(a)のA2
側)に、マスクパタン形成領域を含むほぼ全面わたり設
けられている。透明基板110としては、これより位相
シフトマスクを形成し、ウエハへ露光する際の、露光光
の露光波長に透明なもので、石英ガラス等が用いられ
る。本例では、遮光膜120は、クロム層121と低反
射層(酸化クロム層)122を透明基板側から順に積層
したものである。クロム層121厚は800〜900Å
程度で、低反射層(酸化クロム層)122の膜厚は20
0〜300Å程度である。尚、適用できる遮光膜として
は、種々あり、通常、クロム層、酸化窒化クロム層等が
用いられるが、一般には、これらの層を設け、更にその
上に表面層として低反射防止層(酸化クロム層等)を設
けることもある。また、各層の厚さも適宜決める。反射
防止層130は、計測モニターする際の測定波長の光の
反射を防止するためのもので、その構成としては、単
層、多層の各種知られているが、多層のものとしては高
屈折率層、低屈折率層を交互に積層した構造のものが一
般的である。反射防止層の材質は特に限定されない。ス
パッタリングや蒸着等のDry方法により、あるいは、
Wet塗布により反射防止層は作製される。尚、高屈折
率層としては、Ti酸化物、Al2 O3 、CeO2 、C
eF3 、LaF3 、PbF3 、NdF3 、HfO2 、P
r6 O11、ZnS、ZrO2 などが挙げられる。低屈折
率層としては、硅素酸化物、MgF2 、CaF2 などが
挙げられる。反射防止層130が、これから作製される
位相シフトマスクが使用される露光装置での露光波長に
おいても反射防止層として機能するものである場合に
は、更に有効である。
トマスク用ブランクスの実施の形態の1例を、図1に基
づいて説明する。本例の基板彫り込み型の位相シフトマ
スク用ブランクスは、所定の測定波長の光を用いた非接
触反射型変位量計測装置によって、被エッチング面の非
エッチング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設
ける側の表面と対向する裏面側から計測モニターしなが
ら、彫り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫
り込み型の位相シフトマスクの製造方法において用いら
れる、基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブ
ランクスで、透明基板110の、彫り込みを設ける側の
表面(図のA1側)と対向する裏面(図1(a)のA2
側)に、マスクパタン形成領域を含むほぼ全面わたり設
けられている。透明基板110としては、これより位相
シフトマスクを形成し、ウエハへ露光する際の、露光光
の露光波長に透明なもので、石英ガラス等が用いられ
る。本例では、遮光膜120は、クロム層121と低反
射層(酸化クロム層)122を透明基板側から順に積層
したものである。クロム層121厚は800〜900Å
程度で、低反射層(酸化クロム層)122の膜厚は20
0〜300Å程度である。尚、適用できる遮光膜として
は、種々あり、通常、クロム層、酸化窒化クロム層等が
用いられるが、一般には、これらの層を設け、更にその
上に表面層として低反射防止層(酸化クロム層等)を設
けることもある。また、各層の厚さも適宜決める。反射
防止層130は、計測モニターする際の測定波長の光の
反射を防止するためのもので、その構成としては、単
層、多層の各種知られているが、多層のものとしては高
屈折率層、低屈折率層を交互に積層した構造のものが一
般的である。反射防止層の材質は特に限定されない。ス
パッタリングや蒸着等のDry方法により、あるいは、
Wet塗布により反射防止層は作製される。尚、高屈折
率層としては、Ti酸化物、Al2 O3 、CeO2 、C
eF3 、LaF3 、PbF3 、NdF3 、HfO2 、P
r6 O11、ZnS、ZrO2 などが挙げられる。低屈折
率層としては、硅素酸化物、MgF2 、CaF2 などが
挙げられる。反射防止層130が、これから作製される
位相シフトマスクが使用される露光装置での露光波長に
おいても反射防止層として機能するものである場合に
は、更に有効である。
【0020】本例では、反射防止層をマスクパタン形成
領域を含むほぼ全面わたり設けられているが、必ずしも
この必要はなく、本例の変形例として、反射防止膜を、
変位量モニター用のモニタパタン形成領域のみに設けら
れているものも挙げられる。
領域を含むほぼ全面わたり設けられているが、必ずしも
この必要はなく、本例の変形例として、反射防止膜を、
変位量モニター用のモニタパタン形成領域のみに設けら
れているものも挙げられる。
【0021】次に、本発明の基板彫り込み型の位相シフ
トマスクの実施の形態の1例を、図2に基づいて説明す
る。本例の基板彫り込み型の位相シフトマスクは、図1
に示す、彫り込み型の位相シフトマスク用ブランクスの
実施の形態の1例を用いて、作製されたレベンソン型位
相シフトマスクで、透明基板110の、彫り込み117
を設ける側の表面と対向する裏面に、計測モニターする
際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、反射防
止膜130を設けている。尚、露光されるウエハ上の光
強度分布を向上させるため、彫り込み部117の幅は、
遮光膜120の幅(ライン幅)よりも大きく調整されて
いる。また、図1に示す、彫り込み型の位相シフトマス
ク用ブランクスの実施の形態の1例での各部の材質の説
明で、本例マスクの各部の材質の説明に代える。
トマスクの実施の形態の1例を、図2に基づいて説明す
る。本例の基板彫り込み型の位相シフトマスクは、図1
に示す、彫り込み型の位相シフトマスク用ブランクスの
実施の形態の1例を用いて、作製されたレベンソン型位
相シフトマスクで、透明基板110の、彫り込み117
を設ける側の表面と対向する裏面に、計測モニターする
際に前記所定の測定波長の光の反射を防止する、反射防
止膜130を設けている。尚、露光されるウエハ上の光
強度分布を向上させるため、彫り込み部117の幅は、
遮光膜120の幅(ライン幅)よりも大きく調整されて
いる。また、図1に示す、彫り込み型の位相シフトマス
ク用ブランクスの実施の形態の1例での各部の材質の説
明で、本例マスクの各部の材質の説明に代える。
【0022】次に、本発明の基板彫り込み型の位相シフ
トマスクの製造方法の実施の形態の1例について、図3
に基づいて、その特徴部を説明する。本例は、基板彫り
込み型位相シフトマスクの彫り込み部をエッチング形成
する際、所定の測定波長の光を用いた非接触反射型変位
量計測装置によって、被エッチング面の非エッチング面
からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側の表面
と対向する裏面側から計測モニターしながら、エッチン
グを進行させ、彫り込み部を形成するもので、図3
(a)に示すような計測モニター方法を採るが、彫り込
み型位相シフトマスク作製用のブランクスとして、計測
モニターする際に、所定の測定波長の光の反射を防止す
る、反射防止膜を透明基板の、彫り込みを設ける側の表
面と対向する裏面に設けている、図1に示す、彫り込み
型位相シフトマスク用ブランクスを用いており、計測モ
ニターする際、エッチング加工されている彫り込み型位
相シフトマスク作製用のブランクスの裏面からの反射光
によるノイズ分を除去することができる。
トマスクの製造方法の実施の形態の1例について、図3
に基づいて、その特徴部を説明する。本例は、基板彫り
込み型位相シフトマスクの彫り込み部をエッチング形成
する際、所定の測定波長の光を用いた非接触反射型変位
量計測装置によって、被エッチング面の非エッチング面
からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側の表面
と対向する裏面側から計測モニターしながら、エッチン
グを進行させ、彫り込み部を形成するもので、図3
(a)に示すような計測モニター方法を採るが、彫り込
み型位相シフトマスク作製用のブランクスとして、計測
モニターする際に、所定の測定波長の光の反射を防止す
る、反射防止膜を透明基板の、彫り込みを設ける側の表
面と対向する裏面に設けている、図1に示す、彫り込み
型位相シフトマスク用ブランクスを用いており、計測モ
ニターする際、エッチング加工されている彫り込み型位
相シフトマスク作製用のブランクスの裏面からの反射光
によるノイズ分を除去することができる。
【0023】本例の計測モニター方法は、図3(a)に
その要部を示す非接触反射型変位量計測装置を用いて行
うもので、簡単には、透明基板110の裏面側から周波
数のわずかに異なる2本の光を照射して、その一方を被
エッチング面に他方を非エッチング面に入射させ、それ
ぞれの反射光を相互に干渉させて得られたビート信号の
基準信号に対する位相差を求めることによりエッチング
量を求め、そのエッチング量から被エッチング部と非エ
ッチング部の間の位相差を求めるものである。即ち、加
工途中の位相シフトマスクに対し直接位相差測定を行う
ために、高精度・非接触型の変位計である差動型光ヘテ
ロダイン干渉計を用いて、エッチングされない基板裏面
より測定に用いるレーザービームを入射させ、被エッチ
ング面の変位量を非エッチング面を基準にして計測し、
両者の差を計算することで、エッチング面と非エッチン
グ面との位相差φm を求めるものである。このとき、位
相シフターを形成する基板材料の分散を予め記憶してお
くことにより、測定波長である例えばHe−Neレーザ
ー波長632.8nm(λm )における位相差φm 、屈
折率Nm と、位相シフトマスクを実際に使用する波長λ
unmでの屈折率Nu から、その使用波長λu nmでの
位相差φu を自動的に換算するようにする。
その要部を示す非接触反射型変位量計測装置を用いて行
うもので、簡単には、透明基板110の裏面側から周波
数のわずかに異なる2本の光を照射して、その一方を被
エッチング面に他方を非エッチング面に入射させ、それ
ぞれの反射光を相互に干渉させて得られたビート信号の
基準信号に対する位相差を求めることによりエッチング
量を求め、そのエッチング量から被エッチング部と非エ
ッチング部の間の位相差を求めるものである。即ち、加
工途中の位相シフトマスクに対し直接位相差測定を行う
ために、高精度・非接触型の変位計である差動型光ヘテ
ロダイン干渉計を用いて、エッチングされない基板裏面
より測定に用いるレーザービームを入射させ、被エッチ
ング面の変位量を非エッチング面を基準にして計測し、
両者の差を計算することで、エッチング面と非エッチン
グ面との位相差φm を求めるものである。このとき、位
相シフターを形成する基板材料の分散を予め記憶してお
くことにより、測定波長である例えばHe−Neレーザ
ー波長632.8nm(λm )における位相差φm 、屈
折率Nm と、位相シフトマスクを実際に使用する波長λ
unmでの屈折率Nu から、その使用波長λu nmでの
位相差φu を自動的に換算するようにする。
【0024】先ず、周波数が相互にνだけ異なり進行方
向がわずかに異なる2つの光220、221は、ビーム
スプリッタ208に入射し、ここで、2つに分割され、
反射された光220、221は、偏光板210Aを経て
レンズ209Aにより検出器211 A上の同じ位置に入
射する。一方、ビームスプリッター208を透過した光
220、221は、レンズ206によりピンホール(絞
り)212を通るように屈折され、ピンホール212を
通過した光220、221は、対物レンズ213を経て
被測定体である加工途中(図3(g))の基板彫り込み
型(レベンソン型でもある)位相シフトマスク用ブラン
クス100の透明基板110の裏面から入射する。尚、
図示していないが、特開平11ー295878号にも記
載のように、レーザー光源から発振された波長λm の平
行光が音響光学素子に入射するようになっており、相互
に周波数がνだけ異なる2つの発振器からの信号が混合
器で混合され、音響光学素子に駆動信号として入力され
る。そして、このような音響光学素子にレーザー光源か
らの光が入射すると、ドップラー効果により、周波数が
相互にνだけ異なり進行方向がわずかに異なる2つの光
が音響光学素子から射出される。この2つの光はレン
ズ、ミラー等を経て、ビームスプリッター208に入射
される、周波数が相互にνだけ異なり進行方向がわずか
に異なる2つの光220、221となる。
向がわずかに異なる2つの光220、221は、ビーム
スプリッタ208に入射し、ここで、2つに分割され、
反射された光220、221は、偏光板210Aを経て
レンズ209Aにより検出器211 A上の同じ位置に入
射する。一方、ビームスプリッター208を透過した光
220、221は、レンズ206によりピンホール(絞
り)212を通るように屈折され、ピンホール212を
通過した光220、221は、対物レンズ213を経て
被測定体である加工途中(図3(g))の基板彫り込み
型(レベンソン型でもある)位相シフトマスク用ブラン
クス100の透明基板110の裏面から入射する。尚、
図示していないが、特開平11ー295878号にも記
載のように、レーザー光源から発振された波長λm の平
行光が音響光学素子に入射するようになっており、相互
に周波数がνだけ異なる2つの発振器からの信号が混合
器で混合され、音響光学素子に駆動信号として入力され
る。そして、このような音響光学素子にレーザー光源か
らの光が入射すると、ドップラー効果により、周波数が
相互にνだけ異なり進行方向がわずかに異なる2つの光
が音響光学素子から射出される。この2つの光はレン
ズ、ミラー等を経て、ビームスプリッター208に入射
される、周波数が相互にνだけ異なり進行方向がわずか
に異なる2つの光220、221となる。
【0025】ここで、図3(a)に示すように、2つの
光220、221の中、一方の光220は、透明基板1
10の非エッチング部に入射し、他方の光221は、透
明基板110のエッチング部に入射するように、対物レ
ンズ213によって屈折される。
光220、221の中、一方の光220は、透明基板1
10の非エッチング部に入射し、他方の光221は、透
明基板110のエッチング部に入射するように、対物レ
ンズ213によって屈折される。
【0026】ここで、ピンホール212の位置では光2
20、221それぞれは平行光となるようにレンズ系が
配置されており、対物レンズ213によってそれぞれ非
エッチング部、エッチング部の面に集光するような光学
配置になっている。そのため、非エッチング部の面(こ
の面には、クロム等の遮光膜120が設けられているた
め、反射率が高い。)で反射された光220は、今度は
入射のときの光221の光路を逆にたどり、エッチング
部の面で反射された光221は、今度は入射のときの光
220の光路を逆にたどり、何れも対物レンズ213、
ピンホール212を逆方向から通過し、ビームスプリッ
ター208に入射し、その分割面で反射された光22
0、221は、偏光板210Bを経てレンズ209Bに
より検出器211B上の同じ位置に入射する。
20、221それぞれは平行光となるようにレンズ系が
配置されており、対物レンズ213によってそれぞれ非
エッチング部、エッチング部の面に集光するような光学
配置になっている。そのため、非エッチング部の面(こ
の面には、クロム等の遮光膜120が設けられているた
め、反射率が高い。)で反射された光220は、今度は
入射のときの光221の光路を逆にたどり、エッチング
部の面で反射された光221は、今度は入射のときの光
220の光路を逆にたどり、何れも対物レンズ213、
ピンホール212を逆方向から通過し、ビームスプリッ
ター208に入射し、その分割面で反射された光22
0、221は、偏光板210Bを経てレンズ209Bに
より検出器211B上の同じ位置に入射する。
【0027】上記検出器211A、211Bの検出面は
何れも音響光学素子(図示していない)と共役な位置に
配置されており、それぞれの光220、221が相互に
検出器211A、211Bの検出面の位置で交差して入
射する。入射する前にそれぞれ偏光板210A、210
Bを通過することによって偏光面がそろえられているの
で、2つの光220、221は相互に干渉して周波数ν
のビート信号が検出器211A、211Bから得られ
る。
何れも音響光学素子(図示していない)と共役な位置に
配置されており、それぞれの光220、221が相互に
検出器211A、211Bの検出面の位置で交差して入
射する。入射する前にそれぞれ偏光板210A、210
Bを通過することによって偏光面がそろえられているの
で、2つの光220、221は相互に干渉して周波数ν
のビート信号が検出器211A、211Bから得られ
る。
【0028】ここで、差動型光ヘテロダイン干渉計の原
理から、検出器211Aから得られる信号Iref は、 Iref =C1 +C2 cos(2πν+φ0 ) ・・・(1) と書け、検出器211Bから得られる信号Imea は、 Imea =C1'+C2'cos{2πν+(4πNm d/λm )+φ0 } ・・・(2) と書ける。ここで、φ0 は一定の位相項であり、Nm は
測定波長λm での基板31の屈折率、dは非エッチング
部とエッチング部の距離の差であるエッチング量であ
り、式(2)の位相項(4πNm d/λm )は、非エッ
チング部とエッチング部との間の往復の光路差に基づく
位相差を表している。
理から、検出器211Aから得られる信号Iref は、 Iref =C1 +C2 cos(2πν+φ0 ) ・・・(1) と書け、検出器211Bから得られる信号Imea は、 Imea =C1'+C2'cos{2πν+(4πNm d/λm )+φ0 } ・・・(2) と書ける。ここで、φ0 は一定の位相項であり、Nm は
測定波長λm での基板31の屈折率、dは非エッチング
部とエッチング部の距離の差であるエッチング量であ
り、式(2)の位相項(4πNm d/λm )は、非エッ
チング部とエッチング部との間の往復の光路差に基づく
位相差を表している。
【0029】検出器211A、211Bから得られたそ
れぞれ式(1)、(2)で表される信号Iref 、Imea
は、特開平11ー295878号にも記載のように、そ
れぞれの増幅器(図示していない)を経て、それぞれの
コンパレータ(図示していない)により、基準値より高
い信号部分は1に、低い部分は0と2値化され、位相比
較器17に入力して、信号Iref を基準にして信号Ime
a の位相差(4πNmd/λm )が求められる。予めNm
とλm が分かっており、パソコン等に記憶されている
ので、求められた位相差(4πNm d/λm )からエッ
チング量dが求まる。また、パソコン等中には、測定対
象のガラス彫り込み型レベンソン型位相シフトマスクを
実際に使用する波長λu とその波長λu での基板31の
屈折率Nu も記憶されているので、求められたエッチン
グ量dと、 φu =2πd(Nu −1)/λu ・・・(3) の関係から、ガラス彫り込み型レベンソン型位相シフト
マスクの位相シフターの位相差φu を求めることができ
る。レベンソン型位相シフトマスクにおいてはこの位相
差φu を180°あるいはその奇数倍に設定する必要で
あるが、上記の測定の結果、この値から位相差φuがず
れていると判定された場合には、後述する図5(k)の
工程で、レジスト膜160の開口部167を通して透明
基板110をさらにエッチングし、位相差φu が180
°あるいはその奇数倍になるように加工をする。
れぞれ式(1)、(2)で表される信号Iref 、Imea
は、特開平11ー295878号にも記載のように、そ
れぞれの増幅器(図示していない)を経て、それぞれの
コンパレータ(図示していない)により、基準値より高
い信号部分は1に、低い部分は0と2値化され、位相比
較器17に入力して、信号Iref を基準にして信号Ime
a の位相差(4πNmd/λm )が求められる。予めNm
とλm が分かっており、パソコン等に記憶されている
ので、求められた位相差(4πNm d/λm )からエッ
チング量dが求まる。また、パソコン等中には、測定対
象のガラス彫り込み型レベンソン型位相シフトマスクを
実際に使用する波長λu とその波長λu での基板31の
屈折率Nu も記憶されているので、求められたエッチン
グ量dと、 φu =2πd(Nu −1)/λu ・・・(3) の関係から、ガラス彫り込み型レベンソン型位相シフト
マスクの位相シフターの位相差φu を求めることができ
る。レベンソン型位相シフトマスクにおいてはこの位相
差φu を180°あるいはその奇数倍に設定する必要で
あるが、上記の測定の結果、この値から位相差φuがず
れていると判定された場合には、後述する図5(k)の
工程で、レジスト膜160の開口部167を通して透明
基板110をさらにエッチングし、位相差φu が180
°あるいはその奇数倍になるように加工をする。
【0030】本計測モニター方法では、被測定体である
エッチング加工されている位相シフトマスク用ブランク
ス100の透明基板110の裏面には、反射防止層13
0が設けられており、裏面からの不要反射光が生じるこ
とはなく、図6に示す従来の方法のように、検出器21
1Bに入射して測定のノイズの原因になることはない。
エッチング加工されている位相シフトマスク用ブランク
ス100の透明基板110の裏面には、反射防止層13
0が設けられており、裏面からの不要反射光が生じるこ
とはなく、図6に示す従来の方法のように、検出器21
1Bに入射して測定のノイズの原因になることはない。
【0031】
【実施例】更に、実施例を挙げて、本発明を説明する。
実施例は、図1に示す位相シフトマスク用ブランクスを
用い、図3に示す製造方法を採り入れ、図2に示す基板
彫り込み型の位相シフトマスクを作製したものである。
図4、図5に基づいて説明する。先ず、6. 3mm厚の
合成石英基板からなる透明基板110の一面に厚さ80
0nmのクロム層211、厚さ300nmの酸化クロム
層からなる低反射層212を、順に積層し、遮光層12
0とし、もう一方の面には、Ti酸化物/珪素酸化物/
Ti酸化物/珪素酸化物/Ti酸化物/珪素酸化物の6
層繰り返しの反射防止層を設けた、位相シフトマスク用
ブランクスを用意した。(図4(a)) 尚、遮光層120の形成、反射防止層130の形成は、
スパッタリングにより行った。次いで、遮光層120上
に、ポジ型の電子ビームレジストZ−EP(日本ゼオン
社製)を3500Å厚に塗布し(図4(b))、乾燥
後、電子ビーム描画装置(ETEC社、Mebes■)
にて、20μc/cm2のドーズ量で、所定領域を照射
し(図4(c))、所定の現像液で現像し、所定の開口
部147を有するレジストパタン145を形成した。
(図4(d)) 乾燥後、レジストパタン145をエッチングマスクとし
て、塩素ー酸素系のガスをエッチングガスとして、開口
147から露出している遮光層120をドライエッチン
グし(図4(e))、次いで、所定の溶剤系の剥離液で
レジストパタン145を除去し、更にオゾンアッシング
を行った。(図4(f))
実施例は、図1に示す位相シフトマスク用ブランクスを
用い、図3に示す製造方法を採り入れ、図2に示す基板
彫り込み型の位相シフトマスクを作製したものである。
図4、図5に基づいて説明する。先ず、6. 3mm厚の
合成石英基板からなる透明基板110の一面に厚さ80
0nmのクロム層211、厚さ300nmの酸化クロム
層からなる低反射層212を、順に積層し、遮光層12
0とし、もう一方の面には、Ti酸化物/珪素酸化物/
Ti酸化物/珪素酸化物/Ti酸化物/珪素酸化物の6
層繰り返しの反射防止層を設けた、位相シフトマスク用
ブランクスを用意した。(図4(a)) 尚、遮光層120の形成、反射防止層130の形成は、
スパッタリングにより行った。次いで、遮光層120上
に、ポジ型の電子ビームレジストZ−EP(日本ゼオン
社製)を3500Å厚に塗布し(図4(b))、乾燥
後、電子ビーム描画装置(ETEC社、Mebes■)
にて、20μc/cm2のドーズ量で、所定領域を照射
し(図4(c))、所定の現像液で現像し、所定の開口
部147を有するレジストパタン145を形成した。
(図4(d)) 乾燥後、レジストパタン145をエッチングマスクとし
て、塩素ー酸素系のガスをエッチングガスとして、開口
147から露出している遮光層120をドライエッチン
グし(図4(e))、次いで、所定の溶剤系の剥離液で
レジストパタン145を除去し、更にオゾンアッシング
を行った。(図4(f))
【0032】次いで、彫り込み部(図2の117に相
当)を形成する際の、エッチングマスクを形成するため
の、レジスト160を形成した。(図4(g)) レジスト160としては、東京応化株式会社製のIP3
500を約4800Å厚に塗布した。次いで、レーザー
描画装置(ETEC社、ALTA3000)を用い、露
光波長363. 8nmで、露光量140mJ/cm2で
所定領域を照射した(図5(h))後、所定の現像液で
現像し、所定の開口167を有するレジストパタン16
5を形成し、これを彫り込み部形成用の耐エッチング用
マスクとした。(図5(i))
当)を形成する際の、エッチングマスクを形成するため
の、レジスト160を形成した。(図4(g)) レジスト160としては、東京応化株式会社製のIP3
500を約4800Å厚に塗布した。次いで、レーザー
描画装置(ETEC社、ALTA3000)を用い、露
光波長363. 8nmで、露光量140mJ/cm2で
所定領域を照射した(図5(h))後、所定の現像液で
現像し、所定の開口167を有するレジストパタン16
5を形成し、これを彫り込み部形成用の耐エッチング用
マスクとした。(図5(i))
【0033】次いで、ULVAC製のドライエッチング
装置、MEPSを用い、CF4をエッチングガスとし
て、レジストパタン165の開口部167から露出した
透明基板110をドライエッチングし、位相差が60度
程度の位置でエッチングを止めた。(図5(j)) 次いで、図5(k)に示すように(図3(a)に対
応)、透明基板110の裏面側から彫り込み部117の
彫り込み量を計測モニターしながら、緩衝ふっ酸液をエ
ッチング液として、ウェットエッチングし、所定の深さ
で、エッチングを止めた。(図5(l)) この後、レジスト160(165)を所定の剥離液で除
去して、洗浄処理等を経て、目的とする基板彫り込み型
の位相シフトマスク(図2に相当)を得た。(図5
(m))
装置、MEPSを用い、CF4をエッチングガスとし
て、レジストパタン165の開口部167から露出した
透明基板110をドライエッチングし、位相差が60度
程度の位置でエッチングを止めた。(図5(j)) 次いで、図5(k)に示すように(図3(a)に対
応)、透明基板110の裏面側から彫り込み部117の
彫り込み量を計測モニターしながら、緩衝ふっ酸液をエ
ッチング液として、ウェットエッチングし、所定の深さ
で、エッチングを止めた。(図5(l)) この後、レジスト160(165)を所定の剥離液で除
去して、洗浄処理等を経て、目的とする基板彫り込み型
の位相シフトマスク(図2に相当)を得た。(図5
(m))
【0034】
【発明の効果】上記のように、本発明は、基板彫り込み
精度が高い基板彫り込み型位相シフトマスクと、その製
造方法の提供を可能とした。同時に、基板彫り込み精度
が高い基板彫り込み型位相シフトマスクを作製するため
の基板彫り込み型位相シフトマスク用ブランクスの提供
を可能とした。
精度が高い基板彫り込み型位相シフトマスクと、その製
造方法の提供を可能とした。同時に、基板彫り込み精度
が高い基板彫り込み型位相シフトマスクを作製するため
の基板彫り込み型位相シフトマスク用ブランクスの提供
を可能とした。
【図1】図1(a)は本発明の彫り込み型の位相シフト
マスク用ブランクスの実施の形態の1例を示した断面図
で、図1(b)はそのA1側からみた表面を示した平面
図、図1(c)はそのA2側からみた裏面を示した平面
図である。
マスク用ブランクスの実施の形態の1例を示した断面図
で、図1(b)はそのA1側からみた表面を示した平面
図、図1(c)はそのA2側からみた裏面を示した平面
図である。
【図2】図2(a)は本発明の彫り込み型の位相シフト
マスクの実施の形態の1例の特徴部の一断面図で、図2
(b)は図2(a)においてB1側からみた図である。
マスクの実施の形態の1例の特徴部の一断面図で、図2
(b)は図2(a)においてB1側からみた図である。
【図3】図3(a)は本発明の基板彫り込み型の位相シ
フトマスクの製造方法の実施の形態の1例における計測
モニター方法の1形態の主要部を光路を含み示した概略
図で、図3(b)はD0部の拡大断面図である。
フトマスクの製造方法の実施の形態の1例における計測
モニター方法の1形態の主要部を光路を含み示した概略
図で、図3(b)はD0部の拡大断面図である。
【図4】基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造工程
の一部を示した工程断面図
の一部を示した工程断面図
【図5】基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造工程
のうち、図4に続く製造工程を示した工程断面図
のうち、図4に続く製造工程を示した工程断面図
【図6】図6(a)は、この計測方法の1形態の主要部
を光路を含み示した概略図で、図6(b)は図6(a)
のE0部を拡大して示した断面図である。
を光路を含み示した概略図で、図6(b)は図6(a)
のE0部を拡大して示した断面図である。
【図7】基板彫り込み型位相シフトマスクを示した図
100 被測定部材(加工が行われている位相シフ
トマスク用ブランクス) 101 被測定部材(加工が行われている位相シフ
トマスク用ブランクス) 110 透明基板 110S 裏面 117 彫り込み部 120 遮光膜 121 クロム層 122 低反射層(酸化クロム層) 125 遮光膜パタン 127 開口部 130 反射防止層 140 レジスト 145 パタン部 147 開口部 150 露光光 160 レジスト 165 パタン部 167 開口部 170 露光光 180 エッチングガス 181 エッチング液 191、192 反射光 195、196 反射光 206、209A、209B レンズ 211A、211B 検出器 212 ピンホール(絞りとも言う) 213 対物レンズ 221、222 検出用光
トマスク用ブランクス) 101 被測定部材(加工が行われている位相シフ
トマスク用ブランクス) 110 透明基板 110S 裏面 117 彫り込み部 120 遮光膜 121 クロム層 122 低反射層(酸化クロム層) 125 遮光膜パタン 127 開口部 130 反射防止層 140 レジスト 145 パタン部 147 開口部 150 露光光 160 レジスト 165 パタン部 167 開口部 170 露光光 180 エッチングガス 181 エッチング液 191、192 反射光 195、196 反射光 206、209A、209B レンズ 211A、211B 検出器 212 ピンホール(絞りとも言う) 213 対物レンズ 221、222 検出用光
Claims (12)
- 【請求項1】 所定の測定波長の光を用いた非接触反射
型変位量計測装置によって、被エッチング面の非エッチ
ング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側
の表面と対向する裏面側から計測モニターしながら、彫
り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み
型の位相シフトマスクの製造方法において用いられる、
基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランク
スであって、透明基板の、彫り込みを設ける側の表面と
対向する裏面に、計測モニターする際に前記所定の測定
波長の光の反射を防止する、反射防止膜を設けているこ
とを特徴とする基板彫り込み型の位相シフトマスク用の
マスクブランクス。 - 【請求項2】 請求項1において、反射防止膜は、マス
クパタン形成領域を含む透明基板の裏面ほぼ全面に設け
られていることを特徴とする基板彫り込み型の位相シフ
トマスク用のマスクブランクス。 - 【請求項3】 請求項1において、反射防止膜は、変位
量モニター用のモニタパタン形成領域のみに設けられて
いることを特徴とする基板彫り込み型の位相シフトマス
ク用のマスクブランクス。 - 【請求項4】 請求項1ないし3において、反射防止層
は、これより作製される基板彫り込み型の位相シフトマ
スクが使用される露光装置での露光波長においても反射
防止層として機能するものであることを特徴とする基板
彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス。 - 【請求項5】 請求項1ないし4において、非接触反射
型変位量計測装置は、透明基板裏面より周波数のわずか
に異なる2本の光を照射して、その一方を被エッチング
面に他方を非エッチング面に入射させ、それぞれの反射
光を相互に干渉させて得られたビート信号の基準信号に
対する位相差を求めることによりエッチング量を求め、
そのエッチング量から被エッチング部と非エッチング部
の間の位相差を求めるものであることを特徴とする基板
彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス。 - 【請求項6】 所定の測定波長の光を用いた非接触反射
型変位量計測装置によって、被エッチング面の非エッチ
ング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける側
の表面と対向する裏面側から計測モニターしながら、彫
り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込み
型の位相シフトマスクの製造方法により作製された、基
板彫り込み型の位相シフトマスクであって、透明基板
の、彫り込みを設けた側の表面と対向する裏面に、計測
モニターする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止
する、反射防止膜を設けていることを特徴とする基板彫
り込み型の位相シフトマスク。 - 【請求項7】 請求項6において、反射防止膜は、マス
クパタン領域を含む透明基板の裏面ほぼ全面に設けられ
ていることを特徴とする基板彫り込み型の位相シフトマ
スク。 - 【請求項8】 請求項6において、反射防止膜は、変位
量モニター用のモニタパタン領域のみに設けられている
ことを特徴とする基板彫り込み型の位相シフトマスク。 - 【請求項9】 請求項6ないし8において、反射防止層
は、これが使用される露光装置での露光波長においても
反射防止層として機能するものであることを特徴とする
基板彫り込み型の位相シフトマスク。 - 【請求項10】 請求項6ないし9において、非接触反
射型変位量計測装置は、透明基板裏面より周波数のわず
かに異なる2本の光を照射して、その一方を被エッチン
グ面に他方を非エッチング面に入射させ、それぞれの反
射光を相互に干渉させて得られたビート信号の基準信号
に対する位相差を求めることによりエッチング量を求
め、そのエッチング量から被エッチング部と非エッチン
グ部の間の位相差を求めるものであることを特徴とする
基板彫り込み型の位相シフトマスク。 - 【請求項11】 所定の測定波長の光を用いた非接触反
射型変位量計測装置によって、被エッチング面の非エッ
チング面からの変位量を、透明基板の彫り込みを設ける
側の表面と対向する裏面側から計測モニターしながら、
彫り込み加工して、彫り込み部を形成する、基板彫り込
み型の位相シフトマスクの製造方法であって、計測モニ
ターする際に前記所定の測定波長の光の反射を防止す
る、反射防止膜を透明基板の、彫り込みを設ける側の表
面と対向する裏面に設けておき、裏面からの反射光によ
るノイズ分を除去することを特徴とする基板彫り込み型
の位相シフトマスクの製造方法。 - 【請求項12】 請求項11において、非接触反射型変
位量計測装置は、透明基板裏面より周波数のわずかに異
なる2本の光を照射して、その一方を被エッチング面に
他方を非エッチング面に入射させ、それぞれの反射光を
相互に干渉させて得られたビート信号の基準信号に対す
る位相差を求めることによりエッチング量を求め、その
エッチング量から被エッチング部と非エッチング部の間
の位相差を求めるものであることを特徴とする基板彫り
込み型の位相シフトマスクの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039997A JP2001228598A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス、基板彫り込み型の位相シフトマスク、および基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039997A JP2001228598A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス、基板彫り込み型の位相シフトマスク、および基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001228598A true JP2001228598A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18563469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000039997A Withdrawn JP2001228598A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス、基板彫り込み型の位相シフトマスク、および基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001228598A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010204257A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 両面にパターンを有するフォトマスクの作製方法およびフォトマスク |
JP2012253142A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Shibaura Mechatronics Corp | 基板の製造装置および基板の製造方法 |
JP2015167199A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | Hoya株式会社 | インプリント用モールドブランクおよびインプリント用モールド |
JP2017054105A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 旭硝子株式会社 | マスクブランク |
JP2020042208A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | Hoya株式会社 | マスクブランク、転写用マスクおよび半導体デバイスの製造方法 |
-
2000
- 2000-02-17 JP JP2000039997A patent/JP2001228598A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010204257A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 両面にパターンを有するフォトマスクの作製方法およびフォトマスク |
JP2012253142A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Shibaura Mechatronics Corp | 基板の製造装置および基板の製造方法 |
JP2015167199A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | Hoya株式会社 | インプリント用モールドブランクおよびインプリント用モールド |
JP2017054105A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 旭硝子株式会社 | マスクブランク |
JP2020042208A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | Hoya株式会社 | マスクブランク、転写用マスクおよび半導体デバイスの製造方法 |
JP7179543B2 (ja) | 2018-09-12 | 2022-11-29 | Hoya株式会社 | マスクブランク、転写用マスクおよび半導体デバイスの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0653679B1 (en) | Mask, mask producing method and pattern forming method using mask | |
TWI293141B (en) | Dimension monitoring method and system | |
JP4109765B2 (ja) | 結像性能評価方法 | |
JPH02140743A (ja) | 集積回路装置の製造方法 | |
WO2001016628A1 (en) | Polarization preserving optical systems | |
US10453696B2 (en) | Dual endpoint detection for advanced phase shift and binary photomasks | |
JP2000138164A (ja) | 位置検出装置及びそれを用いた露光装置 | |
JP2020518846A (ja) | メトロロジセンサ、リソグラフィ装置、及びデバイスを製造するための方法 | |
US5756235A (en) | Phase shift mask and method for fabricating the same | |
JP2001228598A (ja) | 基板彫り込み型の位相シフトマスク用のマスクブランクス、基板彫り込み型の位相シフトマスク、および基板彫り込み型の位相シフトマスクの製造方法 | |
JPH06289589A (ja) | 位相シフトマスクとその製造方法そしてそれに用いるブランク | |
JPH11327123A (ja) | エアリアル像測定ツ―ルを用いた位相測定 | |
KR100583871B1 (ko) | 교번 위상 전이 마스크의 위상 및 진폭 에러 검출 방법 및시스템 | |
JPH06250376A (ja) | 位相シフトマスク及び位相シフトマスクの製造方法 | |
JPH08194303A (ja) | 位相シフトマスクおよびその製造方法 | |
JP3161348B2 (ja) | 位相差測定用パターンおよび位相シフトマスクの製造方法 | |
JP2830784B2 (ja) | 位置誤差計測方法および半導体装置の製造方法 | |
JP3417834B2 (ja) | 位相シフトマスク加工用位相シフト量測定方法及び装置 | |
JP3042225B2 (ja) | 表面状態検査方法及びそれを用いた表面状態検査装置 | |
JP4100514B2 (ja) | 電子デバイス用ガラス基板の製造方法、フォトマスクブランクの製造法及びフォトマスクの製造方法 | |
Ghosh et al. | Direct phase measurements in phase-shift masks | |
JP3247736B2 (ja) | 位相シフトフォトマスクの検査方法 | |
JP3508988B2 (ja) | 位相シフトマスク加工用位相シフト量測定方法 | |
JPH11143048A (ja) | 位相シフトマスク | |
JP3072917B2 (ja) | 位相シフト層を有するレクチルの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070501 |