JP7179543B2 - マスクブランク、転写用マスクおよび半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、遮光膜と表面及び裏面反射防止膜とを備えるバイナリーマスクブランクが開示されている。この特許文献1では、遮光帯からの反射に起因する、隣接ショットへ影響するフレア(Flare)や、パターンエリア内での露光量超過エラー(Dose Error)を抑制するために、遮光膜の下に接して形成され、珪素、遷移金属、酸素及び窒素を含み、膜の屈折率n2が1.0~3.5、膜の消衰係数k2が2.5以下、膜厚t2が5~40nmである裏面反射防止膜を備えている。そして、透明基板側からの光の入射に対する反射率(以下、裏面反射率という。)が約30%以下であり、具体的には、その実施例に示されるように、約29%や約23%となるバイナリーマスクブランクを実現している。
(構成1)
対向する2つの主表面を有する透光性基板と、一方の前記主表面上に設けられたパターン形成用薄膜とを備えるマスクブランクであって、
他方の前記主表面上に、前記透光性基板側から第1層、第2層および第3層の順に積層した構造の反射防止膜を備え、
前記第1層、前記第2層および前記第3層のArFエキシマレーザーの露光光の波長における屈折率をそれぞれn1、n2、n3としたとき、n1<n2およびn2>n3の関係を満たし、
前記第1層、前記第2層および前記第3層の前記露光光の波長における消衰係数をそれぞれk1、k2、k3としたとき、k1>k2>k3の関係を満たし、
前記第1層、前記第2層および前記第3層の膜厚をそれぞれd1、d2、d3としたとき、d1>d2およびd2<d3の関係を満たすことを特徴とするマスクブランク。
前記透光性基板の前記露光光の波長における屈折率をnSとしたとき、nS<n1<n2の関係を満たし、
前記透光性基板の前記露光光の波長における消衰係数をkSとしたとき、kS<k2<k1の関係を満たすことを特徴とする構成1記載のマスクブランク。
(構成3)
前記第1層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする構成1または2に記載のマスクブランク。
前記第1層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
前記第2層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
前記第3層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されていることを特徴とする構成1から3のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成5)
前記第2層は、前記第1層よりも窒素の含有量が多いことを特徴とする構成4記載のマスクブランク。
前記パターン形成用薄膜は、位相シフト膜を含み、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から第1A層、第2A層および第3A層の順に積層した構造を備え、
前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層の前記露光光の波長における屈折率をそれぞれn1A、n2A、n3Aとしたとき、n1A>n2Aおよびn2A<n3Aの関係を満たし、
前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層の前記露光光の波長における消衰係数をそれぞれk1A、k2A、k3Aとしたとき、k1A<k2Aおよびk2A>k3Aの関係を満たし、
前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層の膜厚をそれぞれd1A、d2A、d3Aとしたとき、d1A<d3Aおよびd2A<d3Aの関係を満たすことを特徴とする構成1から5のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成7)
前記第3A層の膜厚をd3Aは、前記第2A層の膜厚d1Aの2倍以上であることを特徴とする構成6記載のマスクブランク。
前記第1A層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする構成6または7に記載のマスクブランク。
(構成9)
前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成されていることを特徴とする構成6から8のいずれかに記載のマスクブランク。
前記第2A層は、前記第1A層および前記第3A層よりも窒素の含有量が少ないことを特徴とする構成9記載のマスクブランク。
(構成11)
前記位相シフト膜は、前記露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上200度以下の位相差を生じさせる機能とを有することを特徴とする構成6から10のいずれかに記載のマスクブランク。
前記パターン形成用薄膜は、位相シフト膜を含み、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から第1B層および第2B層の順に積層した構造を備え、
前記第1B層および前記第2B層の前記露光光の波長における屈折率をそれぞれn1B、n2Bとしたとき、n1B<n2Bの関係を満たし、
前記第1B層および前記第2B層の前記露光光の波長における消衰係数をそれぞれk1B、k2Bとしたとき、k1B<k2Bの関係を満たし、
前記第1B層および前記第2B層の膜厚をそれぞれd1B、d2Bとしたとき、d1B<d2Bの関係を満たすことを特徴とする構成1から5のいずれかに記載のマスクブランク。
前記第1B層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする構成12記載のマスクブランク。
前記第1B層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
前記第2B層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成されていることを特徴とする構成12または13に記載のマスクブランク。
(構成15)
前記第2B層は、前記第1B層よりも窒素の含有量が多いことを特徴とする構成14記載のマスクブランク。
前記位相シフト膜は、前記露光光を15%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上200度以下の位相差を生じさせる機能とを有することを特徴とする構成12から15のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成17)
構成1から16のいずれかに記載のマスクブランクにおける前記透光性基板または前記パターン形成用薄膜に、転写パターンが設けられていることを特徴とする転写用マスク。
構成17記載の転写用マスクを用い、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
透光性基板1は、合成石英ガラスのほか、石英ガラス、アルミノシリケートガラス、ソーダライムガラス、低熱膨張ガラス(SiO2-TiO2ガラス等)などで形成することができる。これらの中でも、合成石英ガラスは、ArFエキシマレーザー光に対する透過率が高く、マスクブランクの透光性基板1を形成する材料として特に好ましい。透光性基板1は、露光光に対する屈折率nSが1.5以上1.6以下であり、かつ、消衰係数kSが0.1以下であることが好ましい。なお、透光性基板1の消衰係数kSの下限値は0.0である。
本実施形態において、遮光膜3は、ケイ素およびタンタルから選ばれる1以上の元素を含有する材料からなる。
本実施形態では、遮光膜3の素材にケイ素系材料やタンタル系材料を選択することにより、クロム系材料からなるエッチングストッパー兼ハードマスク膜2との高いエッチング選択性を確保することができる。
ケイ素を含有する材料としては、ケイ素および窒素からなる材料、またはこの材料に半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素を含有する材料が挙げられる。この場合の半金属元素は、ホウ素、ゲルマニウム、アンチモンおよびテルルから選ばれる1以上の元素であると好ましい。また、この場合の非金属元素には、狭義の非金属元素(窒素、炭素、酸素、リン、硫黄、セレン)、ハロゲン、および貴ガスが含まれる。
レジスト膜は有機材料からなるもので、電子線描画用のレジスト材料であると好ましく、特に化学増幅型のレジスト材料が好ましく用いられる。
レジスト膜は、通常、スピンコート法等の塗布法によってマスクブランクの表面に形成される。このレジスト膜は、微細パターン形成の観点から、例えば200nm以下の膜厚とすることが好ましいが、上記ハードマスク膜4を備えることにより、レジスト膜をより薄膜化することができ、例えば100nm以下の膜厚とすることが可能である。
また、第3層73の屈折率n3は、1.8以下であると好ましく、1.7以下であるとより好ましい。また、第3層73の屈折率n3は、1.5以上であると好ましく、1.55以上であるとより好ましい。一方、第3層73の消衰係数k3は、0.1以下であると好ましく、0.05以下であるとより好ましい。
第2層72の膜厚d2は、10nm以下であると好ましく、8nm以下であるとより好ましい。また、第2層72の膜厚d2は、4nm以上であることが好ましく、5nm以上であるとより好ましい。
第3層73の膜厚d3は、20nm以下であると好ましく、17nm以下であるとより好ましい。また、第3層73の膜厚d3は、10nm以上であることが好ましく、13nm以上であるとより好ましい。
また、第3層73は、ケイ素と酸素とからなる材料、または上述した半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されることが好ましい。このような材料で第3層73を形成することにより、窒素含有量が多いケイ素含有膜で発生しやすいヘイズの発生を抑制することができる。
また、反射防止膜7は、透光性基板1の裏面全面に亘って形成してもよいが、これに限らず、透光性基板1の裏面の一部の領域(例えば、透光性基板1の表面側に設定される転写パターンを形成する領域(例えば、基板の中心を基準とする一辺が132mmの正方形の内側領域)の外側の領域に対応する部分。)に形成するようにしてもよい。このようにすることで、透光性基板1に入射する露光光の光量を最大化しつつ、反射防止膜7により基板の裏面反射率の低減を図ることができる点で好ましい。反射防止膜7を透光性基板1の裏面の一部の領域に形成する場合には、透光性基板1の所定の領域(反射防止膜7を形成しない領域)に遮蔽部材を設けておき、この状態でスパッタリングを行うようにすればよい。
位相シフト膜2が上記の条件を満たすには、第3A層23の屈折率n3Aは、2.0以上であると好ましく、2.1以上であるとより好ましい。また、第3A層23の屈折率n3Aは、3.0以下であると好ましく、2.8以下であるとより好ましい。第3A層23の消衰係数k3Aは、0.5以下であることが好ましく、0.4以下であるとより好ましい。また、第3A層23の消衰係数k3Aは、0.1以上であると好ましく、0.2以上であるとより好ましい。
第4A層24は、屈折率n4Aが1.8以下であると好ましく、1.7以下であるとより好ましい。また、第4A層24は、屈折率n4Aが1.5以上であると好ましく、1.55以上であるとより好ましい。一方、第4A層24は、消衰係数k4Aが0.1以下であると好ましく、0.05以下であるとより好ましい。
第3A層23の膜厚d3Aは60nm以下であると好ましく、50nm以下であるとより好ましい。また、第3A層23の膜厚d3Aは、20nmよりも大きいことが好ましく、25nm以上であるとより好ましい。
第4A層24の膜厚d4Aは、15nm以下であると好ましく、10nm以下であるとより好ましい。また、第4A層24の膜厚d4Aは、1nm以上であることが好ましく、2nm以上であるとより好ましい。
第4A層24は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されていることが好ましい。このような材料で第4A層24を形成することにより、窒素含有量が多いケイ素含有膜で発生しやすいヘイズの発生を抑制することができる。
また、本実施形態のように、第3B層23を備える位相シフト膜2においては、第3B層23のArFエキシマレーザーの露光光の波長における屈折率をn3Bとしたとき、n3B<n1Bの関係を満たし、第3B層23のArFエキシマレーザーの露光光の波長における消衰係数をk3Bとしたとき、k3B<k1Bの関係を満たすものであることが好ましい。なお、本実施形態の位相シフト膜2においては第3B層23を備える構成としているが、上記の透過率、位相差の各条件を満たす位相シフト膜2であれば、第3B層23を備えることは必須ではない。
第3B層23の屈折率n3Bは、1.7以下であることが好ましく、1.65以下であるとより好ましい。また、第3B層23の屈折率n3Bは、1.50以上であることが好ましく、1.52以上であるとより好ましい。第3B層23の消衰係数k3Bは、0.02以下であることが好ましく、0.01以下であるとより好ましい。また、第3B層23の消衰係数k3Bは、0.00以上であるとより好ましい。
第2B層22の膜厚d2Bは、33nm以上であると好ましく、34nm以上であるとより好ましい。また、第2B層22の膜厚d2Bは、50nm以下であることが好ましく、48nm以下であるとより好ましい。
第3B層23の膜厚d3Bは30nm以下であると好ましく、25nm以下であるとより好ましい。また、第3B層23の膜厚d3Bは、2nm以上であることが好ましく、3nm以上であるとより好ましい。
第3B層23は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されることが好ましい。第3B層23の酸素の含有量は、第1B層21の酸素の含有量よりも多いことが好ましい。第3B層23の酸素の含有量は、50原子%以上であることが好ましく、55原子%以下であることがより好ましい。このような材料で第3B層23を形成することにより、窒素含有量が多いケイ素含有膜で発生しやすいヘイズの発生を抑制することができる。
本実施形態の位相シフト膜2の各層において好ましい半金属元素、非金属元素は、第2の実施形態において述べた通りである。
第3B層23の酸素の含有量は、第1B層21の酸素の含有量よりも多いことが好ましい。第3B層23の酸素の含有量は、50原子%以上であることが好ましく、55原子%以上であることがより好ましい。
図4に、第1の実施形態のマスクブランク100から製造される本発明の第1の実施形態に係る位相シフトマスク(転写用マスク)200とその製造工程を示す。図4(g)に示されているように、位相シフトマスク200は、マスクブランク100の透光性基板1に転写パターンである位相シフトパターン1aが形成される、基板掘り込みタイプの位相シフトマスク(クロムレス位相シフトマスク)である。
以上のようにして、透光性基板1に、掘り込みタイプの位相シフトパターン1aが形成され、外周領域の遮光パターン(遮光帯パターン)を備えた基板掘り込みタイプの位相シフトマスク(転写用マスク)200を完成することができる。
また、このような本実施形態のマスクブランク100から製造される位相シフトマスク200を用いて、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備える半導体デバイスの製造方法によれば、パターン精度の優れたデバイスパターンが形成された高品質の半導体デバイスを製造することができる。
(実施例1)
[マスクブランクの製造]
主表面の寸法が約152mm×約152mmで、厚さが約6.35mmの合成石英ガラスからなる透光性基板1を準備した。この透光性基板1は、端面及び主表面を所定の表面粗さに研磨され、その後、所定の洗浄処理および乾燥処理を施されたものである。この透光性基板1の光学特性を測定したところ、屈折率nSが1.556、消衰係数kSが0.00であった。
次に、この実施例1のマスクブランク100を用い、以下の手順で実施例1の位相シフトマスク200を作製した。まず、上記マスクブランク100の上面に、スピン塗布法によって、電子線描画用の化学増幅型レジスト(富士フィルムエレクトロニクスマテリアルズ社製 PRL009)を塗布し、所定のベーク処理を行って、膜厚80nmのレジスト膜を形成した。次に、電子線描画機を用いて、上記レジスト膜に対して所定のデバイスパターン(基板に掘り込む転写パターンに対応するパターン)を描画した後、レジスト膜を現像してレジストパターン5aを形成した(図4(a)参照)。なお、このレジストパターン5aは、線幅50nmのライン・アンド・スペースパターンを含むものとした。
[マスクブランクの製造]
実施例2のマスクブランク110は、位相シフト膜2、遮光膜3、ハードマスク膜4以外については、実施例1と同様の手順で製造した。
具体的には、枚葉式RFスパッタ装置内に透光性基板1を設置し、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)ガスおよび窒素(N2)の混合ガスをスパッタリングガスとするRFスパッタリングにより、透光性基板1の表面(一方の主表面)に接してケイ素および窒素からなる位相シフト膜2の第1A層21(SiN膜 Si:N=43原子%:57原子%)を12nmの厚さで形成した。続いて、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および窒素(N2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、第1A層21上に、ケイ素および窒素からなる位相シフト膜2の第2A層22(SiN膜 Si:N=68原子%:32原子%)を15nmの厚さで形成した。続いて、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および窒素(N2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、第2A層22上に、ケイ素および窒素からなる位相シフト膜2の第3A層23(SiN膜 Si:N=43原子%:57原子%)を42nmの厚さで形成した。続いて、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および酸素(O2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、第3A層23上に、ケイ素および酸素からなる位相シフト膜2の第4A層24(SiO膜 Si:O=33原子%:67原子%)を3nmの厚さで形成した。以上の手順により、透光性基板1の表面に接して第1A層21、第2A層22、第3A層23、第4A層24が積層した位相シフト膜2を72nmの厚さで形成した。
そして、実施例1と同様の成膜条件で、透光性基板1の裏面(他方の主表面)に、第1層71、第2層72、第3層73が積層した反射防止膜7を41nmの厚さで形成した。
以上の手順により、透光性基板1の表面上に、4層構造の位相シフト膜2、遮光膜3およびハードマスク膜4が積層した構造を備え、透光性基板1の裏面上に、3層構造の反射防止膜7を備えるマスクブランク110を製造した。
このマスクブランク110について、裏面反射率を測定したところ、0.0%であった。なお、このマスクブランクの裏面反射率とは、反射防止膜7の表面から出射された光(空気と反射防止膜7との界面での反射光、透光性基板1と位相シフト膜2との界面での反射光等が合成された光。)に係る反射率のことである(以降の実施例3および比較例1も同様。)。
次に、この実施例2のマスクブランク110を用い、以下の手順で実施例2の位相シフトマスク210を作製した。最初に、ハードマスク膜4の表面にHMDS処理を施した。続いて、スピン塗布法によって、ハードマスク膜4の表面に接して、電子線描画用化学増幅型レジストからなるレジスト膜を膜厚80nmで形成した。次に、このレジスト膜に対して、位相シフト膜2に形成すべき位相シフトパターンである第1のパターンを電子線描画し、所定の現像処理および洗浄処理を行い、第1のパターンを有する第1のレジストパターン5aを形成した(図5(a)参照)。このとき、第1のレジストパターン5aには、パターン形成領域外において、バーコードやアライメントマークに対応する形状のパターンも併せて形成した。
[マスクブランクの製造]
実施例3のマスクブランク120は、位相シフト膜2以外については、実施例2と同様の手順で製造した。この実施例3の位相シフト膜2は、実施例2とはそれぞれ異なる膜厚及び組成を有する、第1B層21、第2B層22、第3B層23を備えている。具体的には、枚葉式RFスパッタ装置内に透光性基板1を設置し、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)ガス、酸素(O2)および窒素(N2)の混合ガスをスパッタリングガスとするRFスパッタリングにより、透光性基板1の表面に接してケイ素、酸素および窒素からなる位相シフト膜2の第1B層21(SiON膜 Si:O:N=40原子%:35原子%:25原子%)を29.5nmの厚さで形成した。続いて、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および窒素(N2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、第1B層21上に、ケイ素および窒素からなる位相シフト膜2の第2B層22(SiN膜 Si:N=43原子%:57原子%)を41.5nmの厚さで形成した。続いて、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および酸素(O2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、第2B層22上に、ケイ素および酸素からなる位相シフト膜2の第3B層23(SiO膜 Si:O=33原子%:67原子%)を3nmの厚さで形成した。以上の手順により、透光性基板1の表面に接して第1B層21、第2B層22、第3B層23が積層した位相シフト膜2を74nmの厚さで形成した。
そして、実施例1と同様の成膜条件で、透光性基板1の裏面に、第1層71、第2層72、第3層73が積層した反射防止膜7を41nmの厚さで形成した。
このマスクブランク120について、裏面反射率を測定したところ、0.6%であった。
次に、この実施例3のマスクブランク120を用い、実施例1と同様の手順で、実施例3の位相シフトマスク220を作製した。
[マスクブランクの製造]
この比較例1のマスクブランクは、反射防止膜以外については、実施例2と同様の手順で製造した。この比較例1の反射防止膜は、実施例2における反射防止膜の第1層と第2層とを入れ替えた構成としている。
具体的には、枚葉式DCスパッタリング装置内に、透光性基板の裏面が露出するように透光性基板を設置し、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および窒素(N2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、透光性基板の裏面上に、ケイ素および窒素からなる反射防止膜の第2層(SiN膜 Si:N=43原子%:57原子%)を6nmの厚さで形成した。続いて、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および窒素(N2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、第1層71上に、ケイ素および窒素からなる反射防止膜の第2層(SiN膜 Si:N=68原子%:32原子%)を20nmの厚さで形成した。続いて、ケイ素(Si)ターゲットを用い、アルゴン(Ar)および酸素(O2)の混合ガスをスパッタリングガスとする反応性スパッタリング(RFスパッタリング)により、第2層上に、ケイ素および酸素からなる反射防止膜の第3層(SiO膜 Si:O=33原子%:67原子%)を15nmの厚さで形成した。以上の手順により、透光性基板の裏面に接して第1層、第2層、第3層が積層した反射防止膜7を41nmの厚さで形成した。
すなわち、この比較例2の反射防止膜は、第1層、第2層および第3層の露光光の波長における屈折率についての、n1<n2およびn2>n3の関係、消衰係数についての、k1>k2>k3の関係、膜厚についての、d1>d2およびd2<d3の関係の、いずれも満たすものではない。
次に、この比較例1のマスクブランクを用い、実施例1と同様の手順で、比較例1の位相シフトマスクを作製した。
また、実施例3のマスクブランク120における裏面反射率の測定結果から、比較例1の反射防止膜を実施例3のマスクブランク120の反射防止膜7に適用した場合、このマスクブランクから製造された位相シフトマスクは、半導体デバイス上のレジスト膜に対して高精度で露光転写を行うことができなくなることが推定される。
2 パターン形成用薄膜(エッチングストッパー兼ハードマスク膜、位相シフト膜)
21 第1A層、第1B層
22 第2A層、第2B層
23 第3A層、第3B層
24 第4A層
2a 薄膜パターン(位相シフトパターン)
3 遮光膜
3a,3b 遮光パターン
4 ハードマスク膜
4a ハードマスクパターン
5a 第1のレジストパターン
6b、6c 第2のレジストパターン
7 反射防止膜
71 第1層
72 第2層
73 第3層
100,110,120 マスクブランク
200,210,220 位相シフトマスク
Claims (17)
- 対向する2つの主表面を有する透光性基板と、一方の前記主表面上に設けられたパターン形成用薄膜とを備えるマスクブランクであって、
他方の前記主表面上に、前記透光性基板側から第1層、第2層および第3層の順に積層した構造の反射防止膜を備え、
前記第1層、前記第2層および前記第3層のArFエキシマレーザーの露光光の波長における屈折率をそれぞれn1、n2、n3としたとき、n1<n2およびn2>n3の関係を満たし、
前記第1層、前記第2層および前記第3層の前記露光光の波長における消衰係数をそれぞれk1、k2、k3としたとき、k1>k2>k3の関係を満たし、
前記第1層、前記第2層および前記第3層の膜厚をそれぞれd1、d2、d3としたとき、d1>d2およびd2<d3の関係を満たし、
前記第1層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
前記第2層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
前記第3層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されていることを特徴とするマスクブランク。 - 前記透光性基板の前記露光光の波長における屈折率をnSとしたとき、nS<n1<n2の関係を満たし、
前記透光性基板の前記露光光の波長における消衰係数をkSとしたとき、kS<k2<k1の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載のマスクブランク。 - 前記第1層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のマスクブランク。
- 前記第2層は、前記第1層よりも窒素の含有量が多いことを特徴とする請求項1記載のマスクブランク。
- 前記パターン形成用薄膜は、位相シフト膜を含み、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から第1A層、第2A層および第3A層の順に積層した構造を備え、
前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層の前記露光光の波長における屈折率をそれぞれn1A、n2A、n3Aとしたとき、n1A>n2Aおよびn2A<n3Aの関係を満たし、
前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層の前記露光光の波長における消衰係数をそれぞれk1A、k2A、k3Aとしたとき、k1A<k2Aおよびk2A>k3Aの関係を満たし、
前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層の膜厚をそれぞれd1A、d2A、d3Aとしたとき、d1A<d3Aおよびd2A<d3Aの関係を満たすことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマスクブランク。 - 前記第3A層の膜厚をd3Aは、前記第1A層の膜厚d1Aの2倍以上であることを特徴とする請求項5記載のマスクブランク。
- 前記第1A層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載のマスクブランク。
- 前記第1A層、前記第2A層および前記第3A層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成されていることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記第2A層は、前記第1A層および前記第3A層よりも窒素の含有量が少ないことを特徴とする請求項8記載のマスクブランク。
- 前記位相シフト膜は、前記露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上200度以下の位相差を生じさせる機能とを有することを特徴とする請求項5から9のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記パターン形成用薄膜は、位相シフト膜を含み、
前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から第1B層および第2B層の順に積層した構造を備え、
前記第1B層および前記第2B層の前記露光光の波長における屈折率をそれぞれn1B、n2Bとしたとき、n1B<n2Bの関係を満たし、
前記第1B層および前記第2B層の前記露光光の波長における消衰係数をそれぞれk1B、k2Bとしたとき、k1B<k2Bの関係を満たし、
前記第1B層および前記第2B層の膜厚をそれぞれd1B、d2Bとしたとき、d1B<d2Bの関係を満たすことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマスクブランク。 - 前記第1B層は、前記透光性基板の表面に接して設けられていることを特徴とする請求項11記載のマスクブランク。
- 前記第1B層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
前記第2B層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成されていることを特徴とする請求項11または12に記載のマスクブランク。 - 前記第2B層は、前記第1B層よりも窒素の含有量が多いことを特徴とする請求項13記載のマスクブランク。
- 前記位相シフト膜は、前記露光光を15%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上200度以下の位相差を生じさせる機能とを有することを特徴とする請求項11から14のいずれかに記載のマスクブランク。
- 請求項1から15のいずれかに記載のマスクブランクにおける前記透光性基板または前記パターン形成用薄膜に、転写パターンが設けられていることを特徴とする転写用マスク。
- 請求項16記載の転写用マスクを用い、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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