JP2001227898A - 改良されたガス圧式ショットガン - Google Patents

改良されたガス圧式ショットガン

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JP2001227898A
JP2001227898A JP2000376124A JP2000376124A JP2001227898A JP 2001227898 A JP2001227898 A JP 2001227898A JP 2000376124 A JP2000376124 A JP 2000376124A JP 2000376124 A JP2000376124 A JP 2000376124A JP 2001227898 A JP2001227898 A JP 2001227898A
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    • F41A5/18—Mechanisms or systems operated by propellant charge energy for automatically opening the lock gas-operated
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 銃身と、銃身に取り付けられたシリンダと、
ピストンとから構成されるガス圧式作動ショットガンに
関するものである。 【解決手段】 ピストン１３は、シリンダ１２内をガイ
ドロッド１６に沿って、前方停止位置と後方制御作動位
置との間を動き、ショットガンに一定の機能及び作動を
させる。銃身１１は、内部で、ピストンが後方作動位置
に動くことにより流れる推進ガスの一部用の少なくとも
１つの入口１４により、シリンダと連通している。保護
フラップ２０は、シリンダの前方において、シリンダチ
ャンバ内へそしてピストン方向へ延びており、前記シリ
ンダチャンバ内のガス入口孔１４の前方に配置されてお
り、ピストンのガイドロッド１６を部分的に覆い保護し
ている。ピストンには、ロッドを清潔にするためのスク
レーパ２２を備えることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して半自動式シ
ョットガンの部分に関するものであって、特に、ショッ
トガンの機能のうちいくつかを作動させるためのガス圧
式システムを有したショットガンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ガス圧式作動システムを有するショット
ガンにおいて、銃の銃身から銃身に取り付けられたシリ
ンダ／ピストン装置へ通じている少なくとも１つの開口
部により、実包を発射するガスの一部がそれることは公
知である。結果として、ガス圧により、ピストンがシリ
ンダ内で動き、前方の停止位置から後退位置に移動し、
戻しばねの動きに作用する。ピストンがこのように後退
位置に動くことにより、カップリングに圧力が掛かり、
その結果、ピストンの一部分が、管状の弾丸タンクに向
かって移動し、公知のような種々の機能、すなわち、発
射後の実包シェルの排出、発射機構の再武装化、及びタ
ンクから銃身内の実包チャンバへのさらに新しい実包の
送り込みなどの機能が実行される。
【０００３】ピストンは、通常、定置ロッド上におい
て、密封ブッシュを介して中央部を案内される。定置ロ
ッドは管状タンク用カバーを支持する。シリンダは、ピ
ストンがガスにより押し込まれると動く方向とは反対の
端部において、ピストンのガイドロッドと同心の軸を中
心に配置された高圧バルブにより閉鎖される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】公知の解決方法におい
て、シリンダから銃身へ流れ、不純物質及び汚染粒子を
含み及び／または運ぶガスは、ガイドロッド及び、ピス
トンとロッドとの間の密封ブッシュと直接接触してしま
う。その結果として、ショットガンを作動させる際に、
不純物質及び外界の粒子がロッドに蓄積しやすく、シス
テムが時間経過に伴って正しく機能せず、ピストンの動
きが制限され、ブッシュの摩耗が引き起され、ブッシュ
の封止力が不安定になる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、これら
の公知技術の問題点を解消することである。
【０００６】本発明の目的は、銃身からシリンダへのガ
ス流が、ピストンドライブロッドと直接接触しないよう
にするための装置を備えたショットガン用のガス圧式作
動システムを提供することである。その結果、このロッ
ドに、不純物質及び汚染物質が堆積しにくくなるかまた
は完全に堆積しないようになり、またそうでなくてもこ
の汚染物質はシリンダから容易に排出することができ
る。
【０００７】本発明の他の目的は、スクレーパ装置を備
えたショットガン用のガス圧式作動システムを提供する
ことである。スクレーパ装置は、ピストンと連動し、ピ
ストンのガイドロッドから不純物質を取り除くことがで
き、その結果、確実に、ピストンの動きを常時最適化す
ることができ、密封ブッシュの動きが安定する。
【０００８】本発明のさらに他の目的は、ガスをピスト
ンのガイドロッドと直接接触しないようにする手段と、
同時に、このロッドを清潔に維持し、種々の汚染粒子を
堆積させないためのスクレーパ装置とを備える上述の種
類のショットガン用のガス圧式作動システムを提供する
ことである。
【０００９】これらの目的は、銃身からシリンダへのガ
ス入口の前に配置され、ピストンのガイドロッドを部分
的に覆っている固定保護フラップと、ガイドロッドの表
面近傍に配置され作動し、ロッド自体に沿ってピストン
とともに動くスクレーパブレードとを組み込んでいるガ
ス圧式作動システムを有するショットガンにより達成さ
れる。
【００１０】さらに本発明についての詳細は、添付の図
面に関して行った記述により、より明らかとなるだろ
う。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、シリンダ１２を有するシ
ョットガンの銃身１１の一部分を図示している。シリン
ダ１２には、ピストン１３が中を移動するチャンバ１
２’が取り付けられている。銃身１１は、その内部で、
孔１４によりシリンダ１２のチャンバ内部と連結してお
り、その結果、実包を発射すると生じる推進ガスの一部
が、ピストン１３の作動により、銃身からシリンダへ流
れる。
【００１２】さらに、ピストン１３は、シリンダ１２に
おいて、密封ブッシュ１５が介在することにより、定置
ロッド１６で中央に案内され、定置ロッド１６は、タン
ク（図示せず）を閉鎖するカバー１７に取り付けられて
いる。ピストン１３は、使用されていない場合、戻しば
ね（図示せず）により前方位置に保持されており、図に
おいて矢印Ｒの方向で作動する。ピストンは、銃身から
流れてくるガスにより推力が働くと、（図で右方向へ）
移動し、所定の機能を果たす。
【００１３】前方（図の左側）において、シリンダ１２
のチャンバは、高圧バルブ１８により閉鎖されている
が、通気孔を備えている。
【００１４】このバルブは、バルブ軸１９により保持さ
れており、通常は、図で矢印Ｆの方向に作用する調整ば
ね（図示せず）により閉鎖位置に維持されている。バル
ブ軸１９は、ピストン１３のガイドロッド１６と同軸に
組み立てられている。
【００１５】上述のガス圧式作動システムは、改良要素
として保護フラップ２０を備えており、保護フラップ２
０は、ピストンの前方部に、バルブ軸１９の延長部とし
て形成することができ、また、シリンダ内においてピス
トンに向かって延びている。保護フラップ２０は、シリ
ンダへのガス入口の前方部に配置されており、約１８０
°の角度でガイドロッドを部分的に覆っている。
【００１６】フラップ２０の自由端部は、外側径方向に
向いているデフレクタ２１で終わっている。
【００１７】他の改良点として、本システムには、スク
レーパブレード２２を備えることができる。スクレーパ
ブレード２２は、ガイドロッド１６の外側表面を取り囲
み、ロッド自体に沿ってピストンが動いていくのに従っ
てガイドロッド１６上で作動する。この目的のために、
また本システムの利点のために、スクレーパブレード
は、ガイドロッドに沿ってピストンを伴い摺動する密封
ブッシュ１５から形成されるか、または密封ブッシュ１
５により装着されるかのいずれかである。
【００１８】
【発明の効果】すなわち、デフレクタ端部を有する保護
フラップ２０の効果は：−定置ガイドロッド１６を、ロ
ッド自体に積もりやすい汚染物質を含みまた運ぶ可能性
のあるシリンダ１２から来るガス流に直接露出しないよ
うにすること。−シリンダ内のガス流に乱れを生じさ
せ、バルブの通気孔を通じての、及びピストンが戻りス
トロークの終わりに来ると開くシリンダの標準的排出空
間２３からの、汚染物質の排出を促進すること。
【００１９】スクレーパブレード２２の効果は、密封ブ
ッシュ１５を自浄させること及び、停止位置に対してピ
ストンがストロークを前後に行う際に、それぞれ、ガイ
ドロッド１６上に存在する種々の汚染物質を除去し排除
する役割を果たすことである。
【図面の簡単な説明】
【図１】ショットガンハウジングの一部分のみを断面で
図示したものである。
【符号の説明】
１１…銃身、１２…シリンダ、１３…ピストン、１４…
通路、１５…密封ブッシュ、１６…定置ガイドロッド、
１８…高圧バルブ、１９…軸、２０…保護フラップ、２
２…スクレーパブレード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597056040 Ｖｉａ Ｐ．Ｂｅｒｅｔｔａ 10，ＧＡＲ ＲＤＯＮＥ Ｖ．Ｔ．，Ｂｒｅｓｃｉａ, Ｉｔａｌｙ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内側部分を有する銃身（１１）と、前記
    銃身（１１）に取り付けられ、内部チャンバを有するシ
    リンダ（１２）と、前記シリンダの前記チャンバ内にお
    いて前方停止位置と後方作動制御位置との間を動き、シ
    ョットガンをある一定の機能及び作動をさせるためのピ
    ストン（１３）とを備え、 前記銃身は、内部で、少なくとも１つの通路（１４）に
    より前記シリンダのチャンバ内部と連通しており、前記
    少なくとも１つの通路（１４）は、前記銃身から実包が
    発射されることにより生じる推進ガスの一部を、前記ピ
    ストンが前方停止位置から後方作動位置へと移動するこ
    とにより、前記銃身から前記シリンダ内へ噴出させるた
    めのものであって、 前記ピストンは、間に配置された密封ブッシュ（１５）
    により、シリンダと同軸の定置ガイドロッド（１６）上
    を中央部で案内され、 前記ガイドロッドは高圧バルブ（１８）を有する軸（１
    ９）を移動させ、前記高圧バルブ（１８）は、前記ピス
    トンが作動後方ストロークをしている間に移動していく
    方向と反対側に配置されて、前記シリンダ（１２）を閉
    鎖しており、 該ショットガンは、保護フラップ（２０）を備えてお
    り、該保護フラップは、前記シリンダチャンバ内におい
    て前記ピストン方向へ延び、ピストンの前方に達し、ま
    た、前記シリンダチャンバにおいて、前記ガス入口（１
    ４）の前方に配置され、前記ピストンの前記ガイドロッ
    ド（１６）を部分的に覆っていることを特徴とするガス
    圧式作動ショットガン。
  2. 【請求項２】 前記保護フラップ（２０）は、前記高圧
    バルブ（１８）の軸（１９）の延長部である請求項１に
    記載のショットガン。
  3. 【請求項３】 前記保護フラップ（２０）は、前記ピス
    トンの前記ガイドブッシュの近傍にあるデフレクタ端部
    で終わる請求項１に記載のショットガン。
  4. 【請求項４】 前記保護フラップ（２０）は、１８０°
    の角度で前記ガイドロッドを覆っている請求項１から３
    の何れかに記載のショットガン。
  5. 【請求項５】 前記ピストンとともに動き、また前記ガ
    イドロッド（１６）の表面を取り囲みその上で作用する
    スクレーパブレード（２２）をさらに備える請求項１か
    ら４の何れかに記載のショットガン。
  6. 【請求項６】 前記スクレーパブレード（２２）は、前
    記ピストンとガイドロッドとの間の前記密封ブッシュ
    （１５）の一体をなす部分である請求項５に記載のショ
    ットガン。
  7. 【請求項７】 内側部分を有する銃身（１１）と、前記
    銃身に取り付けられ、内側チャンバを有するシリンダ
    （１２）と、前記シリンダのチャンバ内において、前方
    停止位置と、ショットガンを一定の機能及び作動させる
    後方作動制御位置との間を動くピストン（１３）とから
    構成され、 前記銃身の内側は、少なくとも１つの通路（１４）によ
    り、前記シリンダのチャンバ内側と連通しており、前記
    少なくとも１つの通路（１４）は、前記銃身から実包が
    発射されることにより発生する推進ガスの一部を、前記
    ピストンが前方停止位置から後方作動位置へと移動する
    ことにより、前記銃身から前記シリンダ内へ噴出させる
    ためのものであって、 前記ピストンは、間に配置された密封ブッシュ（１５）
    により、前記シリンダと同軸の固定されたガイドロッド
    （１６）上を中央に案内され、 前記ガイドロッドは、高圧バルブ（１８）を有する軸
    （１９）を備え、前記高圧バルブ（１８）は、前記ピス
    トンが後方作動ストロークをしている間に動く方向とは
    反対側の端部に配置されて、前記シリンダ（１２）を閉
    鎖しており、 前記ピストンの前方において、前記シリンダのチャンバ
    内へそして前記ピストン方向へ延び、前記シリンダのチ
    ャンバ内の前記ガスの入口通路（１４）の前方に位置
    し、前記ピストンの前記ガイドロッド（１６）を部分的
    に覆っている保護フラップ（２０）と、 前記ピストンとともに動き、前記ガイドロッド（１６）
    の表面を取り囲みその上で作用するスクレーパブレード
    （２２）とを備えることを特徴とするガス圧式作動ショ
    ットガン。
  8. 【請求項８】 前記保護フラップ（２０）は、前記高圧
    バルブの軸の延長部であり、前記シリンダ内のガス入口
    の前方に配置され、前記ガイドロッドの周囲の一部に沿
    って前記ガイドロッドを覆っており、また、前記保護フ
    ラップ（２２）は、前記ピストンとガイドロッドとの間
    の前記密封ブッシュと一体をなす部分である請求項７に
    記載のショットガン。
JP2000376124A 1999-12-10 2000-12-11 改良されたガス圧式ショットガン Ceased JP2001227898A (ja)

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