JPH01208699A - 空気圧発射もり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は水中で魚を採るときに使用する空気圧発射ちり
に関する。

［従来の技術及びその課題］ 従来の空気圧発射もりは、もりと、基部と、水圧チャン
バを装着したボディとを備え、この水圧チャンバの後端
には空気圧ボンベがねじ込まれる。

この空気圧ボンベの前部は空気圧ボンベと水圧チャンバ
との間をシールするゴム膜に載置される。

ゴム膜の前端は発射仮に設置され、延長部には可動銃身
が装着される。空気圧ボンベの後端は底壁で閉じられて
いる。可動銃身の後半は同時に遮断弁として作用し、こ
のシール縁部はゴムリングに載置される。このゴムリン
グは水圧チャンバの前端にねじ込まれた基部に装着され
る。この基部にはさらに銃身にねじ込まれる。発射板の
長手方向軸線に垂直に、ばねで閉じられているトリガ弁
のシート部が装着される。この発射板には開口が設けら
れ、この開口はトリガ弁に後部の弁を連通ずる。

この従来のちりにおいては、ちりの威力がその長さで直
接定まるため、目的とする魚の大きさによって長さを変
えて製造しなければならないという問題がある。一般に
は、水中ちりの寸法は小形（０，５ｍ）、中形（０，７
〜１．４ｍ　）及び大形（１，５ｍを超えるもの）のも
のが使用されている。所定長さの水中ちりでは一定の径
のちりしか発射できず、したがって砂地あるいは岩場等
の使用状態に応じて径の異なる種々のちりを製造しなけ
ればならない。

本発明は、３つの寸法のものを組合わせて銃身の長さを
調整でき、種々の長さ及び径のちりを発射できる空気圧
発射ちりを提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段、作用及び効果］本発明に
よる水圧空気圧発射ちり （ｈｙｄｒｏｐｎｃｕｍａｔｉｃ　ｌ＋ａｒｐｏｏｎ）
は、ちり（ａｒｒｏｗ　）と、基部を装着したボディと
、水圧チャンバとを備え、この水圧チャンバは空気圧ボ
ンベにねじ込まれ、この内部チャンバはゴム膜により水
圧チャンバの内部から分離されている。ゴム膜の前端は
発射１！２　（ｄｉｓｃｈａｒｇｅ　ｇｒｌｄ）に配置
され、その延長部は可動銃身に載置されている。可動銃
身の後部は基部及び発射仮に対して軸線方向に移動でき
、基部と水圧チャンバとの間に固定されたゴムリングに
載置されている。銃身の前端には更に銃身が螺合される
。本発明によれば、この銃身は取付は具を設けた中間銃
身に結合されるもので、この取付は県内にちりのシール
材が設けられる。この中間銃身は連結部材を介して結合
される。もりは基部ステムと、中間ステムに結合された
尖端部とを備える。基部銃身及び中間銃身の内径は等し
い。

基部ステム及び中間ステムの径も等しく形成される。

本発明の水圧空気圧発射ちりによれば、その長さを調整
でき、所要に応じて小形、中形及び大形のちりの威力を
得ることができる。シール材の径をちりの径に合せて変
えることにより、径の異なるもりを使用できる。更にこ
の威力はちりの長さを変えることにより調整することも
できる。

以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

［実施例コ 本実施例の水圧空気圧発射もりはボディ１を備え、この
ボディ内に基部２と水圧チャンバ３とが装着され、この
水圧チャンバには空気圧ボンベ４が螺合される。この空
気圧ボンベ４の内部はゴム膜５により水圧チャンバ３か
ら分離されている。

このゴム膜５の前端は発射板６上に載置され、延長部は
可動銃身（ｍｏｂｉｌｅ　ｂａｒｒｅｌ　）　７の後部
に配置される。この可動銃身７は水圧チャンバ３及び発
射板６に対して軸線方向に移動可能に装着されており、
ゴムリング８に載置される。このゴムリング８は基部２
と水圧チャンバ３との間に配置されており、後部の弁の
弁室９が開口１０を介してトリガ弁１２の上に形成され
た弁室１１と結合される。基部２の前端には銃身１３が
螺合され、この銃身の前部は連結部材１４を介して中間
銃身１５と螺合されている。中間銃身１５の先端には第
２の連結部材１６を介して第２中間銃身１７が螺合され
、この中間銃身１７に取付は部１８を介してちりのシー
ル材１つが取付けられている。このもりは基部ステム２
０を備え、この基部ステムの後端に円錐状の拡径部２１
が設けられ、前端部には中間ステム２２か螺合されてい
る。この中間ステム２２の先端には第２の中間ステム２
３が螺合され、この先端に尖端部２４が設けられている
。

中間銃身１５．１７の内径は中間ステム２２゜２３の径
に等しい。中間銃身１７は、プランジャ２５を挿入して
ポンプシリンダとして用いることができ、このプランジ
ャ２５は中間ステム２３の一端に結合し、このステムの
他端にはボンピング用のハンドル２６を螺合して用いる
ことができる。

中間ステム２３から外したハンドル２６はその円錐状の
開口部２７に、ちりの先端部２４が結合される。前側銃
身１５内に装着されるシール材１９の径はちりの全長及
び後部の円錐状拡径部の径に対応する。空気圧ボンベ４
の後端には底壁２８が螺合され、この底壁内に安全弁２
９と圧力弁３０とが設けられている。この圧力弁３０に
はねじ付き開口が設けられている。

上記水圧空気圧発射ちりの作用は以下の通りである。

始めに、中間銃身１７を開口３１にねじ込み、ハンドル
２６を軸線方向に移動して空気圧ボンベ４内に蓄圧する
。空気圧ボンベ４内の圧力が安全弁３０の制限圧力まで
上昇すると、ちりの発射準備が整う。この水圧空気圧発
射ちり及びこれから発射されるちりの長さに応じて、こ
のちりをシール材１９を介して水が充填された銃身内に
挿入する。この場合、ハンドル２６は中間ステム２３か
ら取外し、その円錐状の開口２７を尖端部２４上に載置
する。ちりが銃身内に挿入されると、後部をゴムリング
８でシールされた可動銃身７が軸線方向後方に移動する
。発射板６のスリット及び開口を介してこの可動銃身７
とゴム部材５間の間隙に水が流れ込む。ちりの尖端部２
４を押込む力を中断すると、可動銃身７の後部がゴム部
材５と空気圧ボンベ４内の空気圧とでゴムリング８に押
圧されてシールされる。このちりにはシール材１９との
接触部に半径方向に生じるｇ振力以外には作用しない。

トリガ弁１２を押すと、後部弁室９内の圧力が急激に減
少する。可動銃身７の後部が後方に移動し、ちりが装填
され間に流入した水は、空気圧ボンベ４の圧力により発
射板６と銃身内との開口を介して流出する。水の排出さ
れた間隙を埋めるため、もりは高速で前方に移動し、水
中に発射される。ちりが銃身を離れると、可動銃身７は
ゴムリング８で閉じられる。ちりを装填した後、このち
りを取出し、再度充填すると、ゴム膜５と可動銃身７の
後部との間に流入する水の量は２倍となり、空気圧ボン
ベ４内の圧力が増加し、威力も増加する。この場合の圧
力は制限弁２９で制限される。

威力を増加する必要がある場合は銃身とちりのサイズを
大きくする。連結部材１６により中間銃身１５を中間銃
身１７に螺合し、その前端に取付は具１８によりシール
材１つを固定する。もりの中間ステム２２の先端には中
間ステム２３を螺合し、その先端に尖端部２４を固定す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による空圧もりの説明図、第２
図は中間銃身を用いたポンプの説明図、第３図（ａ）、
（ｂ）、（ｃ）はそれぞれ長さを変更した状態の説明図
である。 １・・・ボディ、２・・・基部、３・・・水圧チャンバ
、４・・・空気圧ボンベ、５・・・ゴム膜、６・・・発
射板、７・・・可動銃身、８・・・ゴムリング、１３，
１５゜１７・・・銃身、１８・・・取付は具、２０，２
２゜２３・・・ステム、２４・・・尖端部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）もりと、基部と、水圧チャンバを設けたボディ部
   と、この水圧チャンバの後部にねじ込まれれた空気圧ボ
   ンベと、この空気圧ボンベの前部が当接するゴム膜とを
   備え、この空気圧ボンベの前部は発射板に載置され、後
   部はゴムリングでシールされた可動銃身上に配置され、
   このゴムリングは水圧チャンバの前端にねじ込まれた基
   部に装着され、この基部には銃身がねじ込まれ、前記発
   射板の軸線に垂直にトリガ弁が装着された水圧空気圧発
   射もりであって、基部に取付けられた基部銃身（１３）
   には取付け具（１８）を設けた中間銃身（１５、１７）
   が結合され、この取付け具内には前記もりのシール材（
   １９）が設けられ、中間銃身（１５、１７）は基部銃身
   （１３）に、これらの各銃身間に配置される連結部材（
   １４、１６）を介して結合され、前記もりは基部ステム
   部（２０）と、中間ステム部（２２、２３）を介して基
   部ステム部に結合される尖端部（２４）とを有すること
   を特徴とする水圧空気圧発射もり。
2. （２）前記基部銃身（１３）及び中間銃身 （１５、１７）の内径がそれぞれ等しい請求項１記載の
   空気圧発射もり、
3. （３）前記基部ステム（２０）及び中間ステム（２２、
   ２３）の径が等しい請求項１記載の空気圧発射もり。