JP2001227881A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2001227881A
JP2001227881A JP2000036262A JP2000036262A JP2001227881A JP 2001227881 A JP2001227881 A JP 2001227881A JP 2000036262 A JP2000036262 A JP 2000036262A JP 2000036262 A JP2000036262 A JP 2000036262A JP 2001227881 A JP2001227881 A JP 2001227881A
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JP
Japan
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steam
heat exchange
heat
temperature
exchange container
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000036262A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Mita
哲也 見田
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気中に不凝縮気体を含む場合であっても、
不凝縮気体を外部に排出することのできる熱交換器を得
ること。 【解決手段】 熱交換容器1の上部に温度応動弁5を介
してスチームエゼクタ6を配置する。スチームエゼクタ
6の入口側には、高圧蒸気供給管18を接続する。熱交
換容器1内に溜まった不凝縮気体は、温度応動弁5が開
弁してスチームエゼクタ6の吸引室14に吸引されるこ
とによって、外部に排出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種蒸気使用装置
で使用されて残った蒸気や、高温ドレンから発生した再
蒸発蒸気などを、水等の冷却流体で熱交換して凝縮させ
ることによって、モヤモヤと立ち込める蒸気を無くした
り、あるいは、冷却流体を熱交換して温度上昇した温水
を別途使用して蒸気の保有熱を有効利用するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の熱交換器としては、例え
ば特開昭60−120186号公報に示されたものがあ
る。これは、蒸気供給口を有する熱回収室に冷却管を内
設し、この熱回収室に大気開放部を連通して、大気開放
部と熱回収室の下部に凝縮液を貯溜させることにより、
外部から熱回収室内へ不凝縮気体、例えば空気等、が流
入することを防止して効率良く熱交換することができる
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の熱交換器で
は、熱回収室の外部から空気等の不凝縮気体が流入して
くることは防止できるが、蒸気供給口から供給される蒸
気中に不凝縮気体が混入していると、蒸気と共に不凝縮
気体が熱交換容器内へ流入してしまう問題があった。蒸
気中に空気等の不凝縮気体が混在していると、蒸気の伝
熱効率が著しく低下してしまうのである。例えば、ブロ
ワやシュリンクトンネル等の蒸気使用装置の出口側で
は、多量の空気を混入した蒸気が排出される。
【0004】従って本発明の課題は、供給される蒸気中
に空気等の不凝縮気体が混入している場合であっても、
熱交換器内の空気を外部に排出することのできる熱交換
器を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた手段は、熱交換容器に大気開放部を設けて、
当該大気開放部と熱交換容器の下部で所定水頭高さを有
する液体を貯溜させて、熱交換容器内への空気等の不凝
縮気体の流入を防止して、蒸気を冷却流体で熱交換する
ことにより凝縮させるものにおいて、熱交換容器とスチ
ームエゼクタの吸引室を温度応動弁を介して連通し、熱
交換容器内の温度が所定値低下すると当該温度応動弁が
開弁すると共に、上記スチームエゼクタの入口側に蒸気
供給管を接続したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】熱交換容器内の温度が所定値低下
すると開弁する温度応動弁を介して、熱交換容器とスチ
ームエゼクタの吸引室とを連通したことによって、熱交
換容器内に不凝縮気体が溜まって放熱等によりその温度
が低下すると、温度応動弁が開弁して、不凝縮気体はス
チームエゼクタの吸引室に吸引され外部に排出される。
【0007】
【実施例】図1において、熱交換容器1と、凝縮させる
べく蒸気を供給する蒸気供給管2と、蒸気の凝縮したド
レンを排出するオーバーフロー管3と、熱交換容器1の
中央に設けた大気開放部としての大気開放管4と、スチ
ームエゼクタ6、及び、温度応動弁5とで熱交換器を構
成する。
【0008】熱交換容器1内で大気開放管4の外周に、
銅製パイプをコイル状に形成した熱交換パイプ7を配置
して、熱交換パイプ7の下部入口側を冷却流体供給管8
と接続すると共に、熱交換パイプ7の上部出口側は温水
排出管9と接続する。
【0009】オーバーフロー管3は鉛直直線状で、上端
11を大気開放管4内に開口し下端12を熱交換容器1
外部の大気中に開口する。
【0010】熱交換容器1の上端に管13を取り付けて
温度応動弁5とスチームエゼクタ6の吸引室14を連通
する。温度応動弁5は、本実施例においては自力式の温
度調整弁を用いた例を示す。温度応動弁5の感温筒15
を熱交換容器1の上部に取り付けて、温度応動弁5とキ
ャピラリーチューブ16で接続する。感温筒15が熱交
換容器1内の温度低下を検知して温度応動弁5が自動的
に開弁することによって、熱交換容器1内とスチームエ
ゼクタ6の吸引室14を連通するものである。
【0011】スチームエゼクタ6の入口側は、バルブ1
7を介して高圧蒸気供給管18を接続する。また、バル
ブ19を介して蒸気供給管2とも接続する。スチームエ
ゼクタ6は、通常は高圧蒸気供給管18からの高圧蒸気
によって吸引力を発生するものであるが、本来凝縮すべ
く蒸気を熱交換容器1に供給する蒸気供給管2からの蒸
気によっても吸引力を生じることができるものである。
スチームエゼクタ6の出口側は図示しない別途の蒸気使
用箇所等と接続する。
【0012】蒸気供給管2は、図示しないブロワやシュ
リンクトンネル等の蒸気使用装置の出口側や再蒸発タン
ク等と接続して、凝縮すべく蒸気を熱交換容器1へ供給
する。
【0013】蒸気供給管2から熱交換容器1内へ供給さ
れる蒸気が、熱交換パイプ7で冷却されて凝縮しドレン
となって熱交換容器1の下部に溜まる。溜まったドレン
は供給される蒸気の圧力により大気開放管4内を上昇し
て、オーバーフロー管3の上端11から外部へ排除され
る。
【0014】蒸気供給管2から熱交換容器1へ供給され
る蒸気中に多量の不凝縮気体例えば空気等を含んでいる
場合、不凝縮気体は冷却されて凝縮することはないが、
蒸気は熱交換パイプ7で冷却されて凝縮し水滴となり熱
交換容器1の下部に滴下して所定の水頭高さを生じる。
【0015】熱交換容器1内に不凝縮気体が溜まってそ
の温度が低下すると、感温筒15が検知して温度応動弁
5が開弁し、スチームエゼクタ6の吸引室14に吸引さ
れて外部に排出される。不凝縮気体が外部に排出されて
熱交換容器1内の温度が上昇すると感温筒15が検知し
て温度応動弁5は閉弁する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、供給される蒸気中に空
気等の不凝縮気体を含む場合であっても、不凝縮気体の
温度が低下すると温度応動弁が開弁して、不凝縮気体は
スチームエゼクタの吸引室に吸引され外部に排出するこ
とができる。従って、蒸気による伝熱効率の低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器の実施例を示す構成図。
【符号の説明】
1 熱交換容器 2 蒸気供給管 3 オーバーフロー管 4 大気開放管 5 温度応動弁 6 スチームエゼクタ 7 熱交換パイプ 8 冷却流体供給管 18 高圧蒸気供給管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換容器に大気開放部を設けて、当該
    大気開放部と熱交換容器の下部で所定水頭高さを有する
    液体を貯溜させて、熱交換容器内への空気等の不凝縮気
    体の流入を防止して、蒸気を冷却流体で熱交換すること
    により凝縮させるものにおいて、熱交換容器とスチーム
    エゼクタの吸引室を温度応動弁を介して連通し、熱交換
    容器内の温度が所定値低下すると当該温度応動弁が開弁
    すると共に、上記スチームエゼクタの入口側に蒸気供給
    管を接続したことを特徴とする熱交換器。
JP2000036262A 2000-02-15 2000-02-15 熱交換器 Pending JP2001227881A (ja)

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