JP2001227748A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP2001227748A
JP2001227748A JP2000034962A JP2000034962A JP2001227748A JP 2001227748 A JP2001227748 A JP 2001227748A JP 2000034962 A JP2000034962 A JP 2000034962A JP 2000034962 A JP2000034962 A JP 2000034962A JP 2001227748 A JP2001227748 A JP 2001227748A
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JP
Japan
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cooking chamber
temperature detector
opening
temperature
microwave oven
Prior art date
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JP2000034962A
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Kazuhiro Furuta
和浩 古田
Kazuhiko Tonogaichi
和彦 殿垣内
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6447Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
    • H05B6/645Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using temperature sensors
    • H05B6/6455Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using temperature sensors the sensors being infrared detectors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6402Aspects relating to the microwave cavity

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度検出器をできる限りコンパクトに設置で
き、しかも構成がシンプルで、調理室内の複数箇所の温
度を検出できるようにする。 【解決手段】 温度検出器14は、内部に複数例えば8
個の赤外線センサ素子を有していて、この温度検出器1
4を、調理室4を構成する内箱3の右側壁3aの後部の
上部に位置させ、調理室4内の複数箇所の温度を斜め上
方から検出するように設ける。温度検出器14の検出領
域23は、ターンテーブル10の中心部10aを含む直
径分と、ターンテーブル10から外れた部分とを含み、
また、ターンテーブル10の中心部10a上方の高さ
は、調理室4の高さの1/3以上まで含むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度検出器を備え
た電子レンジに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より電子レンジに
おいては、被調理物の温度を検出する温度検出器として
赤外線センサを用い、この温度検出器の検出結果に基づ
いて加熱調理を制御する構成としたものがある。この場
合、温度検出器として、一つの赤外線センサ素子のみを
有した構成のもの(いわゆる単眼赤外線センサ)の場合
では、調理室内の1つのポイントの温度しか検出するこ
とができない。このため、そのポイント以外の場所に被
調理物が置かれた場合には、その被調理物の温度を検出
することができなくなり、良好な加熱制御を行うことが
できないことがある。
【0003】そこで、調理室内の複数箇所の温度を検出
できるように、上記した単眼赤外線センサからなる温度
検出器を複数個設ける方法や、一つの単眼赤外線センサ
からなる温度検出器の向きを可動とし、時間をずらして
複数箇所の温度を検出する方法が考えられている。
【0004】しかしながら、温度検出器を複数個設ける
方法の場合、設置スペースが大きくなり、設置場所が大
きく制約されると共に、センサの信号線の本数が多くな
るなどの欠点がある。また、温度検出器の向きを可動と
する方法の場合、駆動系システムが別途必要となるた
め、システムが複雑となるなどの欠点がある。電子レン
ジのような家電製品では、温度検出器をできる限りコン
パクトに設置できて、しかも構成がシンプルで、さらに
調理室内の複数箇所の温度を検出できるセンサシステム
が要望されている。
【0005】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、温度検出器をできる限りコンパ
クトに設置でき、しかも構成がシンプルで、調理室内の
複数箇所の温度を検出できる電子レンジを提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、被調理物が収容される調理室
と、この調理室内にマイクロ波を供給して前記被調理物
を加熱するマイクロ波発生装置と、複数の赤外線センサ
素子を有し、これら赤外線センサ素子により前記調理室
内の複数箇所の温度を検出することが可能な温度検出器
とを具備したことを特徴とするものである。
【0007】このものによれば、上記温度検出器は、複
数の赤外線センサ素子を有し、これら赤外線センサ素子
により調理室内の複数箇所の温度を検出することが可能
な構成となっているので、単眼赤外線センサからなる温
度検出器を複数個設ける場合に比べて、コンパクトであ
り、設置スペースを小さくできる。しかも、可動させる
必要がないため、駆動系システムを別途設ける必要がな
く、システムが複雑となることもない。そして、調理室
内の複数箇所の温度を検出することができるから、良好
な加熱制御が可能となる。
【0008】上記と同様な目的を達成するために、請求
項2の発明は、矩形箱状をなし、被調理物が収容され載
置される調理室と、この調理室内にマイクロ波を供給し
て前記被調理物を加熱するマイクロ波発生装置と、複数
の赤外線センサ素子を有し、これら赤外線センサ素子に
より前記調理室内の複数箇所の温度を検出することが可
能な温度検出器とを具備し、前記温度検出器を、前記調
理室の上部で、かつ調理室の平面形状においてそれぞれ
対向する2辺の各中心を通る2本の中心線上から外れた
位置に位置させ、調理室内の温度を斜め上方から検出す
るように設けたことを特徴としている。
【0009】このものによれば、請求項1の発明と同様
な構成の温度検出器を用いているので、請求項1の発明
と同様な効果を得ることができる。また、この場合、温
度検出器を、調理室の上部で、かつ調理室の平面形状に
おいてそれぞれ対向する2辺の各中心を通る2本の中心
線上から外れた位置、換言すれば調理室の中心部に対し
て斜め上方となる部位に設けているので、温度検出器
を、例えば調理室の側壁の上部で、かつ調理室の真横
(矩形状をなす調理室の平面形状において、対向する2
つの側辺の各中心を通る中心線上)に設ける場合に比べ
て、測定対象(被調理物や載置部)と温度検出器との間
の距離を大きく確保することができるようになる。これ
により、温度検出器によって検出する領域を同じとした
場合には、本発明のように温度検出器を斜め方向に設置
した方が、真横に設置する場合に比べて、温度検出器の
全体の視野角度を小さくすることが可能になり、温度検
出器を設置する場合に有利となる。
【0010】請求項3の発明は、温度検出器は、その検
出領域が調理室の底面の対角線にほぼ沿うように設けら
れていることを特徴としている。これによれば、調理室
内の温度を一層良好に検出することが可能となる。
【0011】請求項4の発明は、温度検出器は調理室の
外側に配置すると共に、調理室の壁には、調理室の内部
から発せられる赤外線を前記温度検出器に通すための検
出用の開口部を形成していて、前記温度検出器の検出方
向の中心線と前記開口部の開口面とをほぼ直交させたこ
とを特徴としている。これによれば、検出用の開口部の
大きさを極力小さくすることができ、これに伴い、その
開口部からの電波漏れを低減でき、また、調理室から開
口部を通して汚れが飛散することを極力低減でき、温度
検出器が汚れることを極力低減できるようになる。
【0012】請求項5の発明は、調理室の壁に外側へ凸
となる膨出部を形成すると共に、この膨出部に検出用の
開口部を形成し、温度検出器を、前記膨出部の外側に配
置して、前記開口部を通して前記調理室内の温度を検出
するように構成したことを特徴としている。
【0013】これによれば、温度検出器を調理室から遠
ざけることになるので、温度検出器は、調理室内部の温
度影響を受け難くなる。また、特に請求項2の発明のよ
うに、温度検出器を調理室に対して斜め方向に設置する
場合、温度検出器を、調理室の壁に対して斜めに配置す
る必要があり、調理室の壁に単純に検出用の開口部を形
成しようとすると、大きな開口部を形成する必要があ
る。これに対して、調理室の壁に外側へ凸となる膨出部
を形成し、この膨出部に検出用の開口部を形成するよう
にすれば、開口部の大きさを小さくすることが可能にな
る。
【0014】請求項6の発明は、調理室内の底部には、
駆動手段により回転される回転体が設けられ、この回転
体上に被調理物が載置されるようになっており、温度検
出器の検出領域は、少なくとも前記回転体の中心部を含
むと共に、前記回転体の半径分を含み、かつ、前記回転
体の中心部上方の高さは、前記調理室の高さの1/3以
上まで含んでいることを特徴としている。
【0015】回転体を回転させながら回転体上に載置さ
れた被調理物の温度を検出するシステムの場合、回転体
の中心部分は不動点であるため、仮に温度検出器の検出
領域に回転体の中心部分が含まれていないとすると、例
え回転体が回転しても、その中心部分の温度は検出でき
ないことになる。また、回転体上に被調理物を載置する
場合、通常は回転体の中心付近に置かれることになるた
め、検出領域に少なくとも回転体の中心部分を含むこと
が好ましい。そして、温度検出器の検出領域として、回
転体の少なくとも半径分を含むことで、回転体が回転す
れば回転体全体を検出することが可能になる。さらに、
温度検出器の検出領域を高さ方向でみた場合、回転体を
回転させることを考慮すると、回転体の中心部分が最も
低くなることになるため、回転体の中心部分の高さを確
保することにより、比較的高さが大きな容器(例えば徳
利やコップなど)を用いた調理についても、良好に温度
検出することが可能になる。
【0016】請求項7の発明は、温度検出器の検出領域
は、調理室内において被調理物を設置可能な部分以外の
部分も含んでいることを特徴としている。これによれ
ば、被調理物の背景温度を検出することができることに
なる。このことは、被調理物の温度との対比ができるよ
うになるので、温度制御する上で有効となる。
【0017】請求項8の発明は、調理室内の底部には、
駆動手段により回転される回転体が設けられ、この回転
体上に被調理物が載置されるようになっており、温度検
出器には、前記回転体の中心部付近を検出領域とする赤
外線センサ素子が複数配列されていることを特徴として
いる。
【0018】温度検出器の検出領域としては、前述した
ように回転体の中心部を含むことが好ましいが、温度検
出器の取付精度などの影響で、回転体の中心部が検出領
域から外れてしまうことが考えられ、外れないようにす
るためには、高度な取付精度が要求されることになる。
この点、この請求項8の発明のように、温度検出器に、
回転体の中心部付近を検出領域とする赤外線センサ素子
が複数配列されていれば、検出領域に回転体の中心部を
含むことが比較的容易となり、温度検出器の取付精度に
余裕ができ、また、製造性も向上するようになる。
【0019】請求項9の発明は、調理室内にはオーブン
皿を設置するための棚受け部が設けられていて、温度検
出器は、前記棚受け部に設置されたオーブン皿上に載置
された被調理物の温度が検出できるように、その棚受け
部よりも高い位置に設けたことを特徴としている。これ
によれば、オーブン皿を使用した調理の際でも、オーブ
ン皿に遮られることなくオーブン皿上に載置された被調
理物の温度を温度検出器により検出することができ、こ
れにより良好な加熱制御が可能となる。
【0020】請求項10の発明は、温度検出器は調理室
の外側に配置されると共に、調理室の壁には、調理室内
側の赤外線を前記温度検出器側に通すための検出用の開
口部が形成されていて、この開口部の周縁部に、当該開
口部を形成した板材の厚さよりも突出寸法が大きな、導
電材製の囲繞壁部を設けたことを特徴としている。
【0021】複数の赤外線センサを有する温度検出器を
用いる場合、その全体の視野角度が大きくなり、これに
伴い検出用の開口部の大きさも大きくなる。そしてこれ
に伴い、その開口部からの電波漏れや汚れの影響も大き
くなることが懸念される。そこで、この請求項10の発
明においては、開口部の周縁部に導電材製の囲繞壁部を
形成している。これにより、開口部からの電波漏れを極
力防止でき、また、汚れが飛散することを極力防止でき
るようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図8を参照して説明する。まず、図1に
おいて、電子レンジの本体1は、横方向に長い矩形箱状
をなす外箱2の内部に、前面が開口した矩形箱状をなす
鋼板製の内箱3を配設して構成されており、その内箱3
の内部を調理室4とし、また、内箱3の右側の空間部を
機械室5としている。本体1の前面には、調理室4の前
面開口部を開閉する扉6が上下方向に回動可能に設けら
れていると共に、機械室5の前部に位置させてに操作パ
ネル7が設けられている。操作パネル7には、複数個の
キー8や表示部9が設けられている。
【0023】上記調理室4は、図3に示すように、上か
ら見た平面形状が矩形状、この場合ほぼ正方形をなして
いる。この調理室4内の底部には、回転体を構成するタ
ーンテーブル10が回転可能に配設されており、このタ
ーンテーブル10は、図示しないモータからなる駆動手
段により回転されるようになっている。このターンテー
ブ10に、被調理物11が載置されるようになってい
る。上記内箱3の右側壁3aの機械室5側には、調理室
4内にマイクロ波を供給して調理室4内の被調理物を加
熱するためのマグネトロン12が配設されている。
【0024】そして、調理室4の壁を構成する内箱3に
おいて、これの右側壁3aの後部の上部には、図2に示
すように、外側(機械室5側)へ凸となる膨出部13が
一体に形成されている。この膨出部13には、右側壁3
aに対して傾斜する取付部13aが形成されていて、こ
の取付部13aに、膨出部13の外側(機械室5側)に
位置させて、温度検出器14がセンサ取付部材15を介
して配設されている。取付部13aには、温度検出器1
4と対向する部分に検出用の開口部16が形成されてい
る。
【0025】従って、温度検出器14は、調理室4の上
部で、かつ図3に示すように調理室4の平面形状におい
てそれぞれ対向する2辺4a,4b及び4c,4dの各
中心を通る2本の中心線A1,A2から外れた位置に位
置され、調理室4内の温度を斜め上方から検出するよう
に設けられている。
【0026】ここで、上記温度検出器14は、図5及び
図6に示すように、円筒状をなすケース17の内部に、
1個のICチップ18上に複数この場合8個の赤外線セ
ンサ素子19を設けたものを配設すると共に、これら赤
外線センサ素子19の入射部側に1個の結像用のレンズ
20を設けて構成されている。この場合、8個の赤外線
センサ素子19は、一列の直線状に配列されている。こ
のように構成された温度検出器14は、図2に示すよう
に基板21に取り付けられ、この基板21がねじ22に
より上記センサ取付部材15に取り付けられている。
【0027】上記検出用の開口部16は、温度検出器1
5における赤外線センサ素子19の配列方向に沿って延
びるスリット状に形成されていて、この開口部16及び
赤外線センサ素子19の配列方向は、上記ターンテーブ
ル10の径方向に沿うように配置されている。この場
合、図2に示すように、温度検出器14の検出方向の中
心線Bと、開口部16の開口面Cとはほぼ直交してい
る。また、開口部16の開口範囲D1は、温度検出器1
4におけるレンズ20において、赤外線が透過するのに
有効な有効透過面20a(図5参照)の範囲D2よりも
大きくなるように設定している。
【0028】また、温度検出器14の全体の検出領域2
3は、図3及び図4に示すように、8個の赤外線センサ
素子18の各個別検出領域23aを集めたものとなって
いる。このうち、1個の個別検出領域23aは、ターン
テーブル10から温度検出器14側に外れた部分(調理
室4において被調理物を設置可能な部分以外の部分)を
検出領域としており、また、残りの7個の個別検出領域
23aは、ターンテーブル10の中心部10aを含むタ
ーンテーブル10の直径分を検出領域としている。ま
た、温度検出器14の検出領域23の高さ方向について
は、ターンテーブル10の中心部10a上方の高さH1
で、調理室4の高さH0の1/3以上、この場合約1/
2までを検出領域としている。従って、温度検出器14
は、その検出領域23が調理室4の底面の対角線にほぼ
沿うように設けられている。
【0029】なお、上記操作パネル7の裏側には、図示
はしないがマイクロコンピュータを備えた制御装置が設
けられていて、この制御装置により本電子レンジの運転
全般を制御する構成となっている。
【0030】さて、上記した構成において、レンジ調理
を行う場合には、ターンテーブル10上に被調理物11
を載置し、扉6を閉じた状態で、キー8によりレンジ調
理を行う操作を行う。これに基づき、ターンテーブル1
0が回転されると共に、マグネトロン12から調理室4
内にマイクロ波が供給され、そのマイクロ波により被調
理物11が加熱調理される。またこのとき、被調理物1
1の温度が温度検出器14により検出され、この検出結
果に基づき加熱が制御されることによって調理が行われ
る。
【0031】上記した第1実施例においては、次のよう
な効果を得ることができる。まず、被調理物11の温度
を検出する温度検出器14としては、複数(この場合8
個)の赤外線センサ素子19を有し、これら赤外線セン
サ素子19により調理室4内の複数箇所の温度を検出す
ることが可能な構成となっているので、単眼赤外線セン
サからなる温度検出器を複数個設ける場合に比べて、コ
ンパクトであり、設置スペースを小さくできる。しか
も、温度検出器14は、可動させる必要がないため、駆
動系システムを別途設ける必要がなく、システムが複雑
となることもない。そして、調理室4内の複数箇所の温
度を検出することができるから、良好な加熱制御が可能
となる。
【0032】また、温度検出器14は、調理室4の上部
で、かつ調理室4の斜め後部(調理室4の平面形状にお
いてそれぞれ対向する2辺の各中心を通る2本の中心線
A1,A2上から外れた位置)に設け、調理室4内の温
度を斜め上方から検出するようにしているので、測定対
象(ターンテーブル10や被調理物11)と温度検出器
14との間の距離を大きく確保することができるように
なる。
【0033】ちなみ、図7及び図8に示すように、温度
検出器14を、調理室4の右側壁3aの上部で、かつ調
理室4の真横(矩形状をなす調理室4の平面形状におい
て、対向する2つの側辺4a,4bの各中心を通る中心
線A1上)に設けるようにした場合、測定対象(ターン
テーブル10や被調理物11)と温度検出器14との間
の距離が近くなる。特に、温度検出器14の検出領域2
5として、右側壁3a近くのターンテーブル10の端部
付近まで含むようにした場合、右側壁3a近くの視野角
度を大きく下向きにする必要があり、その視野の光路を
確保するために、膨出部26を外側へ大きく出っ張らせ
る必要がある。このようにした場合には、構造的にも不
必要なスペースを必要とし、また、調理室4の側壁に大
きな凹凸ができるため、製造性や清掃性も悪くなる。
【0034】これに対して、本実施例の場合、前述した
ように、温度検出器14は、調理室4の上部で、かつ調
理室4の斜め後部(調理室4の平面形状においてそれぞ
れ対向する2辺の各中心を通る2本の中心線A1,A2
上から外れた位置)に設け、調理室4内の温度を斜め上
方から検出するようにしているので、温度検出器14
を、調理室4の側壁の上部で、かつ調理室4の真横に設
けた場合(図7及び図8の例)に比べて、測定対象(タ
ーンテーブル10や被調理物11)と温度検出器14と
の間の距離を大きく確保することができるようになる。
これにより、温度検出器14によって検出する領域を同
じとした場合には、本実施例のように温度検出器14を
斜め方向に設置した場合の全体の視野角度を、真横に設
置する場合の視野角度に比べて小さくすることが可能に
なり、温度検出器14を設置する場合に有利となる。
【0035】なお、本実施例を示す図4の場合、温度検
出器14の検出領域23は、ターンテーブル10の直径
分よりも大きく設定しているので、この場合の温度検出
器14の全体の視野角度α1は、ターンテーブル10の
直径分を検出領域26とした図7及び図8の場合の視野
角度α2とほぼ同じとなっている。
【0036】また、温度検出器14の視野角度を小さく
できることは、開口部16の大きさを小さくできること
であり、本実施例の場合、その開口部16からの電波漏
れを低減できると共に、ノイズによる検出精度の悪化を
防止することも可能となる。さらには、開口部16を小
さくできることにより、調理室4から開口部16を通し
て汚れが飛散することを極力低減でき、温度検出器14
が汚れることを極力低減できるようにもなる。
【0037】ここで、温度検出器として、一つの赤外線
センサ素子のみを有した構成のもの(いわゆる単眼赤外
線センサ)の場合では、その視野角度は小さく(約5
度)、それに対応する開口部の大きさや、設置場所など
はさほど問題にはならない。しかしながら、本実施例の
ように、温度検出器14として8個もの赤外線センサ素
子19を有する構成のものを用いる場合には、その視野
角度は全体で約40度も確保する必要があるため、上述
したようにそれに対応する開口部16の大きさや、設置
場所などが問題となるものである。本実施例では、前述
したように、温度検出器14を、調理室4の上部で、か
つ調理室4の斜め後部となるように配置することで、そ
のような課題を解決できる。
【0038】さらに、調理室4の右側壁3aに外側へ凸
となる膨出部13を形成し、この膨出部13の外側に温
度検出器14を配置し、この温度検出器14の検出方向
の中心線Bと、膨出部13のセンサ取付部13aに形成
された検出用の開口部16の開口面Cとをほぼ直交させ
ているので、その検出用の開口部16の大きさを極力小
さくすることができる。
【0039】ちなみに、図2に二点鎖線で示すように、
調理室4の右側壁3aに開口部27を形成し、その開口
部27に対して、温度検出器14を斜めに配置した場合
には、温度検出器14の視野を確保するためには大きな
開口部27を形成する必要がある。
【0040】この点、本実施例によれば、前述したよう
に、検出用の開口部16の大きさを極力小さくすること
ができるので、これに伴い、その開口部16からの電波
漏れを低減でき、また、調理室4から開口部16を通し
て汚れが飛散することを極力低減でき、温度検出器14
が汚れることも極力低減できるようになる。
【0041】また、温度検出器14は、調理室4の右側
壁3aに外側へ凸となるように形成した膨出部13の外
側に配置した構成としているので、温度検出器14を調
理室4から遠ざけることになり、温度検出器14は、調
理室4内部の温度影響を受け難くなる。
【0042】さらに、開口部16の開口範囲D1は、温
度検出器14におけるレンズ20において、赤外線が透
過するのに有効な有効透過面20aの範囲D2よりも大
きくなるように設定しているので、温度検出器14は調
理室4内の温度を正確に検出することができる。
【0043】通常、温度検出器14の温度検出部(8個
の赤外線センサ素子19)は1cm以下の小さいもので
あり、これに対して全体の検出領域23は20cmから
30cmもあるので、レンズ20によって赤外線検出視
野を集光した場合に、その視野光路は、レンズ20の有
効透過面20aから広がって測定対象視野に到達する。
よって、レンズ20と測定対象視野との間に位置する開
口部16の開口範囲D1を、レンズ20の有効透過面2
0aの範囲D2よりも大きくすることにより、開口部1
6の縁部で赤外線を遮ることを防止できるから、測定対
象物からの赤外線を温度検出器14に有効に到達させる
ことができ、調理室4内の温度を正確に検出することが
できるようになる。
【0044】そして、温度検出器14の検出領域23
は、ターンテーブル10の中心部10aを含むと共に、
ターンテーブル10の直径分を含み、かつ、ターンテー
ブル10の中心部10a上方の高さは、調理室4の高さ
の約1/2まで含むようにしているので、被調理物11
の温度を良好に検出することができる。
【0045】ここで、ターンテーブル10を回転させな
がらターンテーブル10上に載置された被調理物11の
温度を検出するシステムの場合、ターンテーブル10の
中心部10a部分は不動点であるため、仮に温度検出器
14の検出領域23にターンテーブル10の中心部10
aが含まれていないとすると、例えターンテーブル10
が回転しても、その中心部10a部分の温度は検出でき
ないことになる。また、ターンテーブル10上に被調理
物11を載置する場合、通常はターンテーブル10の中
心部10a付近に置かれることになるため、検出領域2
3に少なくともターンテーブル10の中心部分を含むこ
とが好ましい。
【0046】そして、温度検出器14の検出領域23と
して、ターンテーブル10の少なくとも半径分を含むこ
とで、ターンテーブル10が回転すればターンテーブル
10全体を検出することが可能になる。さらに、温度検
出器14の検出領域23を高さ方向でみた場合、ターン
テーブル10を回転させることを考慮すると、ターンテ
ーブル10の中心部分が最も低くなることになるため
(図4参照)、ターンテーブル10の中心部10a部分
の高さを確保することにより、比較的高さが大きな容器
(例えば徳利やコップなど)を用いた調理についても、
良好に温度検出することが可能になる。
【0047】さらに、本実施例においては、温度検出器
14の検出領域23として、被調理物が載置されるター
ンテーブル10を外れた部分(図3の個別検出領域23
a参照)も含むようにしているので、被調理物の背景温
度を検出することができることになる。このことは、被
調理物の温度との対比ができるようになるので、温度制
御する上で有効となる。
【0048】図9は本発明の第2実施例を示したもので
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の点
が異なっている。すなわち、調理室4の右側壁3aの上
部に、内側(調理室4側)へ凸となる凹部30を形成す
ると共に、この凹部30に、スリット状の開口部16を
有する取付部30aを形成し、この取付部30aに、調
理室4の外側(機械室5側)に位置させて、温度検出器
14を配設するようにしている。このような第2実施例
においても、上記した第1実施例とほぼ同様な効果を得
ることができる。
【0049】図10は本発明の第3実施例を示したもの
であり、この第3実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、温度検出器14の検出領
域32において、ターンテーブル10の中心部10a付
近を検出領域とする個別検出領域23aが複数、この場
合3列6個となるように、温度検出器14に、ターンテ
ーブル10の中心部10a付近を検出領域とする赤外線
センサ19を4個追加している。
【0050】温度検出器14の検出領域としては、前述
したようにターンテーブル10の中心部10aを含むこ
とが好ましいが、温度検出器14の取付精度などの影響
で、ターンテーブル10の中心部10aが検出領域から
外れてしまうことが考えられ、外れないようにするため
には、高度な取付精度が要求されることになる。例え
ば、ターンテーブル10の中心部10aを検出する赤外
線センサ19が、第1実施例のように1列のみに並んで
いる場合、その視野角度を5度とすると、ターンテーブ
ル10の中心部10aを検出できるようにするには、5
度の範囲で取り付ける必要がある。
【0051】これに対して、この第3実施例のように、
温度検出器14に、ターンテーブル10の中心部10a
付近を検出領域とする赤外線センサ素子19が3列配列
されていれば、単純に5度の3倍、すなわち15度の範
囲で取り付ければ良いことになり、よって、検出領域3
2にターンテーブル10の中心部10aを含むことが比
較的容易となり、温度検出器14の取付精度に余裕がで
き、また、製造性も向上するようになる。
【0052】図11は本発明の第4実施例を示したもの
であり、この第4実施例は上記した第3実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、温度検出器14の検出領
域33において、ターンテーブル10の中心部10a付
近を検出領域とする個別検出領域23aが、この場合2
列4個となるように、温度検出器14には、合計10個
の赤外線センサ19を2列となるように配列している。
このような第4実施例においても、第3実施例とほぼ同
様な作用効果を得ることができる。
【0053】図12は本発明の第5実施例を示したもの
であり、この第5実施例は上記した第3及び第4実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、温度検出器14
の検出領域34において、ターンテーブル10の中心部
10a付近を検出領域とする個別検出領域23aが、こ
の場合3列となるように、温度検出器14には、8個の
赤外線センサ19が3列並ぶように配列されている。こ
のような第5実施例においても、第3実施例とほぼ同様
な作用効果を得ることができる。
【0054】図13は本発明の第6実施例を示したもの
であり、この第6実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、調理室4の左右の側壁3
a,3bには、上下方向の中間部に位置させて、オーブ
ン皿35を設置するための棚受け部36が設けられてい
て、温度検出器14は、そのオーブン皿35に載置され
た被調理物(図示せず)の温度が検出できるように、棚
受け部36よりも高い位置に設置されている。なおこの
場合、内箱3の天井部及び底部には、オーブン調理用の
ヒータ(図示せず)が設けられる。
【0055】このような第6実施例によれば、オーブン
皿35を使用したオーブン調理の際でも、オーブン皿3
5に遮られることなくオーブン皿35上に載置された被
調理物の温度を温度検出器14により検出することがで
き、これにより良好な加熱制御が可能となる。
【0056】図14は本発明の第7実施例を示したもの
であり、この第7実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、調理室4の右側壁3aに
形成された膨出部37に検出用の開口部16が形成され
ていて、この開口部16の周縁部に、右側壁3aを構成
する板材の厚さよりも突出寸法が大きな囲繞壁部38を
形成している。この場合、囲繞壁部38は、外側(温度
検出器14側)へ突出するように、バーリング加工によ
り内箱3の右側壁3aに一体に形成している。
【0057】複数の赤外線センサ19を有する温度検出
器14を用いる場合、その全体の視野角度が大きくな
り、これに伴い検出用の開口部16の大きさも大きくな
る。そしてこれに伴い、その開口部16からの電波漏れ
や汚れの影響も大きくなることが懸念される。そこで、
本実施例においては、開口部16を、単に板材に孔を明
けるだけではなく、その開口部16の周縁部に囲繞壁部
38を形成している。開口部16を形成する調理室4の
右側壁3aは、鋼板製で、導電材製であり、その開口部
16の周縁部に導電材製の囲繞壁部38を形成すること
により、その囲繞壁部38により電波を減衰させること
ができて、電波漏れを極力防止でき、また、汚れが飛散
することも極力防止できるようになる。
【0058】図15は本発明の第8実施例を示したもの
であり、この第8実施例は上記した第7実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、開口部16の周縁部に、
調理室4側へ向けて突出する導電材製の囲繞壁部39を
設けている。この場合、囲繞壁部39は、開口部16を
形成した右側壁3aとは別部材としている。この実施例
においても、第7実施例と同様な効果を得ることができ
る。
【0059】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張できる。
温度検出器14は、調理室4の右側壁3aに代えて、左
側壁または天井壁に設置するようにしても良く、また、
後部に代えて、前部(手前側)に設置するようにしても
良い。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)温度検出器は、複数の赤外線センサ素子を有し、
これら赤外線センサ素子により調理室内の複数箇所の温
度を検出することが可能な構成となっているので、単眼
赤外線センサからなる温度検出器を複数個設ける場合に
比べて、コンパクトであり、設置スペースを小さくでき
る。しかも、可動させる必要がないため、駆動系システ
ムを別途設ける必要がなく、システムが複雑となること
もない。そして、調理室内の複数箇所の温度を検出する
ことができるから、良好な加熱制御が可能となる。
【0061】(2)特に温度検出器を、調理室の上部
で、かつ調理室の平面形状においてそれぞれ対向する2
辺の各中心を通る2本の中心線上から外れた位置、換言
すれば調理室の中心部に対して斜め上方となる部位に設
けることにより、温度検出器を調理室の例えば真横に設
置する場合に比べて、測定対象(被調理物や載置部)と
温度検出器との間の距離を大きく確保することができる
ようになると共に、温度検出器の全体の視野角度を小さ
くすることが可能になり、温度検出器を設置する場合に
有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、一部を破断
した状態で示した斜視図
【図2】要部の拡大縦断正面図
【図3】要部の横断平面図
【図4】図3中、X−X線に沿う縦断面図
【図5】温度検出器の正面図
【図6】温度検出器の側面図
【図7】本発明の第1実施例に対する比較例を示す図3
相当図
【図8】図7中、Y−Y線に沿う縦断面図
【図9】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図10】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図11】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図12】本発明の第5実施例を示す図3相当図
【図13】本発明の第6実施例を示す図4相当図
【図14】本発明の第7実施例を示す要部の断面図
【図15】本発明の第8実施例を示す図14相当図
【符号の説明】
図面中、1は本体、3は内箱、3aは右側壁(壁)、4
は調理室、10はターンテーブル(回転体)、11は被
調理物、12はマグネトロン(マイクロ波発生装置)、
13は膨出部、14は温度検出器、16は開口部、18
はICチップ、19は赤外線センサ素子、20はレン
ズ、23は検出領域、23aは個別検出領域、32,3
3,34は検出領域、35はオーブン皿、36は棚受け
部、37は膨出部、38,39は囲繞壁部、A1,A2
は中心線、Bは検出方向の中心線、Cは開口面を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物が収容される調理室と、 この調理室内にマイクロ波を供給して前記被調理物を加
    熱するマイクロ波発生装置と、 複数の赤外線センサ素子を有し、これら赤外線センサ素
    子により前記調理室内の複数箇所の温度を検出すること
    が可能な温度検出器とを具備したことを特徴とする電子
    レンジ。
  2. 【請求項2】 矩形箱状をなし、被調理物が収容され載
    置される調理室と、 この調理室内にマイクロ波を供給して前記被調理物を加
    熱するマイクロ波発生装置と、 複数の赤外線センサ素子を有し、これら赤外線センサ素
    子により前記調理室内の複数箇所の温度を検出すること
    が可能な温度検出器とを具備し、 前記温度検出器を、前記調理室の上部で、かつ調理室の
    平面形状においてそれぞれ対向する2辺の各中心を通る
    2本の中心線上から外れた位置に位置させ、調理室内の
    温度を斜め上方から検出するように設けたことを特徴と
    する電子レンジ。
  3. 【請求項3】 温度検出器は、その検出領域が調理室の
    底面の対角線にほぼ沿うように設けられていることを特
    徴とする請求項1または2記載の電子レンジ。
  4. 【請求項4】 温度検出器は調理室の外側に配置すると
    共に、調理室の壁には、調理室の内部から発せられる赤
    外線を前記温度検出器に通すための検出用の開口部を形
    成していて、 前記温度検出器の検出方向の中心線と前記開口部の開口
    面とをほぼ直交させたことを特徴とする請求項1または
    2記載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 調理室の壁に外側へ凸となる膨出部を形
    成すると共に、この膨出部に検出用の開口部を形成し、 温度検出器を、前記膨出部の外側に配置して、前記開口
    部を通して前記調理室内の温度を検出するように構成し
    たことを特徴とする請求項1または2記載の電子レン
    ジ。
  6. 【請求項6】 調理室内の底部には、駆動手段により回
    転される回転体が設けられ、この回転体上に被調理物が
    載置されるようになっており、 温度検出器の検出領域は、少なくとも前記回転体の中心
    部を含むと共に、前記回転体の半径分を含み、かつ、前
    記回転体の中心部上方の高さは、前記調理室の高さの1
    /3以上まで含んでいることを特徴とする請求項1また
    は2記載の電子レンジ。
  7. 【請求項7】 温度検出器の検出領域は、調理室内にお
    いて被調理物を設置可能な部分以外の部分も含んでいる
    ことを特徴とする請求項1、2、6のいずれかに記載の
    電子レンジ。
  8. 【請求項8】 調理室内の底部には、駆動手段により回
    転される回転体が設けられ、この回転体上に被調理物が
    載置されるようになっており、 温度検出器には、前記回転体の中心部付近を検出領域と
    する赤外線センサ素子が複数配列されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の電子レンジ。
  9. 【請求項9】 調理室内にはオーブン皿を設置するため
    の棚受け部が設けられていて、 温度検出器は、前記棚受け部に設置されたオーブン皿上
    に載置された被調理物の温度が検出できるように、その
    棚受け部よりも高い位置に設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の電子レンジ。
  10. 【請求項10】 温度検出器は調理室の外側に配置され
    ると共に、調理室の壁には、調理室内側の赤外線を前記
    温度検出器側に通すための検出用の開口部が形成されて
    いて、この開口部の周縁部に、当該開口部を形成した板
    材の厚さよりも突出寸法が大きな、導電材製の囲繞壁部
    を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の電子
    レンジ。
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