JP2001227477A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JP2001227477A
JP2001227477A JP2000040550A JP2000040550A JP2001227477A JP 2001227477 A JP2001227477 A JP 2001227477A JP 2000040550 A JP2000040550 A JP 2000040550A JP 2000040550 A JP2000040550 A JP 2000040550A JP 2001227477 A JP2001227477 A JP 2001227477A
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JP
Japan
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scroll
key
orbiting scroll
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orbiting
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Application number
JP2000040550A
Other languages
English (en)
Inventor
Motonobu Furukawa
基信 古川
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回スクロールに形成されるキー溝の径方向
長さを、オルダムリングのキーの摺動に必要な長さまで
短くし、スラスト摺動部の面積を増やし、運転中に面圧
を減少させ、圧縮機の入力減や焼き付きを防止できるス
クロール型圧縮機を提供する。 【解決手段】 圧縮部を、鏡板の内面に渦捲き状のラッ
プを立設させた固定スクロール4と、旋回スクロール5
と、旋回スクロール5をその自転を防止しながら公転旋
回をさせるオルダムリングとを備え、オルダムリング
と、オルダムリングに係合する旋回スクロール5および
メインフレームに形成されるキー及びキー溝5eから構成
されたスクロール型圧縮機において、旋回スクロール5
のキー溝5eを、刃先が平坦な切削工具を用い、刃先を旋
回スクロール5の径方向の軸と並行に、外周面より中心
方向に向けて移動させ切削加工し、オルダムリングキー
の最小摺動キー溝5eを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機等に使
用されるスクロール型圧縮機に係り、詳しくはオルダム
リングのキーに係合する旋回スクロール鏡板に形成され
たキー溝の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機は例えば図
2、図5および図6に示すように、密閉容器1内に左右
に電動機2と圧縮部3を配置し、同圧縮部3を、鏡板4a
の内面に渦捲き状のラップ4bを立設させた固定スクロー
ル4と、同じく、鏡板5a' の内面に渦捲き状のラップ5
b' を立設させた旋定スクロール5'とを互いに噛み合わ
せ圧縮室6を形成し、同旋回スクロール5'の自転を防止
して公転旋回運動させるオルダムリング7と、メインフ
レーム8に形成された軸受8aに、前記旋回スクロール5'
の鏡板5a' の背面に備えたスクロール軸5c' を挿入し、
前記電動機2の回転力を前記圧縮部3に伝達するととも
に、密閉容器1底部の油溜11から前記圧縮部3へ潤滑油
を給油する油送路10を備え、先端に前記スクロール軸5c
に挿入される偏心軸9aを形成したシャフト9とからスク
ロール型圧縮機を構成している。
【0003】前記メインフレーム8は、前記軸受8aの外
周に前記旋回スクロール5'を摺動自在に支持する環状の
スラスト軸受8bを形成し、前記軸受8aと外側背圧室8c間
を仕切っている。自転防止機構を形成している前記オル
ダムリング7の摺動部は、前記旋回スクロール5'のキー
溝5e' に係合するキー7a、および前記メインフレーム8
のキー溝8dに係合するキー7bとで構成されている。
【0004】前記オルダムリング7のキー7a,7bと前記
旋回スクロール5'のキー溝5e' および前記メインフレー
ム8のキー溝8dは、直線的な往復運動を行う構造となっ
ている。前記旋回スクロール5'は、このオルダムリング
7によって自転することなく、旋回運動を行っている。
上記構成において、図6に示すように、前記キー溝5e'
の加工は旋盤を用いて、前記キー溝5e' とほぼ同じ円径
のバイトBの切削工具により、バイトBを旋回スクロー
ル5'の背面に直角方向に切削加工しており、キー溝5e'
の径方向長さ寸法は、前記オルダムリング7のキー7aの
摺動に必要な長さbよりさらに、キー溝5e' の幅aの1
/2即ちa/2(図中B'部分)ほど、中心部まで加工溝
が広がっていた。
【0005】しかしながら、上記の場合キー溝5e' が大
きくなるので、前記メインフレーム8のスラスト軸受8b
と前記旋回スクロール5'間のスラスト摺動部の面積が減
ってしまい、運転中に面圧が増え、圧縮機の入力増加や
焼き付き等の問題を生じていた。また、環状のスラスト
軸受8bにより外側の背圧室8cを仕切る場合、スラスト軸
受8bの外径が制限されてしまい、設計上での不具合を生
じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、旋回スクロールに形成されるキー
溝の径方向長さ寸法を、オルダムリングのキーの摺動に
必要な長さまで短くし、スラスト摺動部の面積を増やし
て、運転中に面圧を減少させ、圧縮機の入力減や焼き付
きを防止するとともに、スラスト軸受の外径の設計自由
度を増大することができるスクロール型圧縮機を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためなされたもので、密閉容器内に電動機と圧縮
部を配置し、同圧縮部を、鏡板の内面に渦捲き状のラッ
プを立設させた固定スクロールと、同固定スクロールと
互いに噛み合わせて複数の圧縮室を形成する旋回スクロ
ールと、同旋回スクロールを摺動自在に支持するスラス
ト軸受を形成したメインフレームと、前記旋回スクロー
ルをその自転を阻止しながら公転旋回をさせるオルダム
リングとを備え、同オルダムリングと、オルダムリング
に係合する前記旋回スクロールおよび前記メインフレー
ムに形成されるキーおよびキー溝から構成されてなるス
クロール型圧縮機において、前記旋回スクロールのキー
溝を、刃先が平坦な切削工具を用い、同刃先を前記旋回
スクロールの径方向の軸と並行に、外周面より中心方向
に向けて移動させ切削加工し、前記オルダムリングキー
の最小摺動キー溝を形成した構成となっている。
【0008】また、前記切削工具にバイトを用いた構成
となっている。
【0009】また、前記バイトの径を、前記キー溝の幅
より小さくした構成となっている。
【0010】また、前記旋回スクロールに形成されるキ
ー溝の内周側形状を矩形またはR形状に形成した構成と
なっている。
【0011】また、前記スラスト軸受の径方向幅を前記
旋回スクロールの鏡板背面に備えたスクロール軸外周
と、前記旋回スクロールに形成されたキー溝内周との間
に任意の幅で設けた構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1、図2、
図3(A)および図3(B)において、横置型の密閉容
器1内に左右に電動機2と圧縮部3を配置し、同圧縮部
3を、鏡板4aの内面に渦捲き状のラップ4bを立設させた
固定スクロール4と、同じく、鏡板5aの内面に渦捲き状
のラップ5bを立設させた旋定スクロール5とを互いに噛
み合わせ圧縮室6を形成し、同旋回スクロール5の自転
を防止して公転旋回運動させるオルダムリング7と、メ
インフレーム8に形成された軸受8aに、前記旋回スクロ
ール5の鏡板5aの背面に備えたスクロール軸5cを挿入
し、前記電動機2の回転力を前記圧縮部3に伝達すると
ともに、密閉容器1底部の油溜11から前記圧縮部3へ潤
滑油を給油する油送路10を備え、先端に前記スクロール
軸5cに挿入される偏心軸9aを形成したシャフト9とから
スクロール型圧縮機を構成している。
【0013】前記メインフレーム8は、前記軸受8aの外
周に前記旋回スクロール5を摺動自在に支持する環状の
スラスト軸受8bを形成し、前記軸受8aと外側背圧室8c間
を仕切っている。自転防止機構を形成している前記オル
ダムリング7の摺動部は、前記旋回スクロール5のキー
溝5eに係合するキー7a、および前記メインフレーム8の
キー溝8dに係合するキー7bとで構成されている。
【0014】前記オルダムリング7のキー7a,7bと前記
旋回スクロール5のキー溝5eおよび前記メインフレーム
8のキー溝8dは、直線的な往復運動を行う構造となって
いる。前記旋回スクロール5は、このオルダムリング7
によって自転することなく、旋回運動を行っている。前
記旋回スクロール5に形成されるキー溝5eの径方向長さ
寸法を、前記オルダムリング7のキー7aの摺動に必要な
長さまで短くした構成となっている。言い換えれば、上
記従来例に対して、キー溝の幅aの1/2即ち、a/2
だけキー溝5eの径方向の長さを短くしている。
【0015】前記キー溝5eの加工は図3に示すように、
旋盤を用いて溝を切削加工するバイトBの径を、前記キ
ー溝5eの幅aより小さくするとともに、前記旋回スクロ
ール5の径方向の軸αと前記バイトBの軸を合わせ、同
バイトBを移動させることにより前記キー溝5eを加工す
る構成とすることにより、前記キー溝5eの径方向長さを
前記オルダムリング7のキー7aの摺動に必要な長さbに
加工することができる。また、前記旋回スクロール5に
形成されるキー溝5eの内周側形状を矩形またはR形状に
形成した構成となっている。
【0016】上記構成において、前記旋回スクロール5
に形成されるキー溝5eの径方向長さ寸法を、オルダムリ
ング7のキー7aの摺動に必要な長さまで短くすることに
より、前記メインフレーム8のスラスト軸受8bと前記旋
回スクロール5間のスラスト摺動部の面積を増やすこと
ができるため、運転中に面圧を減少させ、圧縮機の入力
減や焼き付きを防止するとともに、スラスト軸受8aの外
径を任意の幅で設け、設計の自由度を増大することがで
きるスクロール型圧縮機となる。
【0017】図4(A)、(B)は本発明による他の実
施例を示したもので、前記キー溝5eの粗加工(図中点線
cの部分)を行った後に、前記キー溝5eより小径なバイ
トBにより従来例と同様に旋回スクロール5の背面に直
角方向より切削加工し、図中網かけ部分の切削を矢印方
向に沿って行う。これによって、上記と同様に前記キー
溝5eの長さは,ほぼ摺動に必要な長さbと同じとなり、
スラスト摺動部の面積を増やすことができるため、運転
中に面圧を減少させ、圧縮機の入力減や焼き付きを防止
することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明においては、旋回ス
クロールに形成されるキー溝の径方向長さ寸法を、オル
ダムリングのキーの摺動に必要な長さまで短くし、スラ
スト摺動部の面積を増やして、運転中に面圧を減少さ
せ、圧縮機の入力減や焼き付きを防止するとともに、ス
ラスト軸受の外径の設計自由度を増大することができる
スクロール型圧縮機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すスクロール型圧縮機の横
断面図である。
【図2】本発明および従来例による自転防止機構の展開
斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す要部拡大図で、(A)は
正面図、(B)は断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す要部拡大図で、
(A)は正面図、(B)は断面図である。
【図5】従来例を示すスクロール型圧縮機の横断面図で
ある。
【図6】従来例を示す要部拡大図で、(A)は正面図、
(B)は断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 電動機 2a 電動機室 3 圧縮部 4 固定スクロール 4a 鏡板 4b ラップ 5 旋回スクロール 5a 鏡板 5b ラップ 5c スクロール軸 5d 旋回軸受 5e キー溝 6 圧縮室 7 オルダムリング 7a,7b キー 8 メインフレーム 9 油送路 10 シャフト 11 油溜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動機と圧縮部を配置し、
    同圧縮部を、鏡板の内面に渦捲き状のラップを立設させ
    た固定スクロールと、同固定スクロールと互いに噛み合
    わせて複数の圧縮室を形成する旋回スクロールと、同旋
    回スクロールを摺動自在に支持するスラスト軸受を形成
    したメインフレームと、前記旋回スクロールをその自転
    を防止しながら公転旋回をさせるオルダムリングとを備
    え、同オルダムリングと、オルダムリングに係合する前
    記旋回スクロールおよび前記メインフレームに形成され
    るキーおよびキー溝から構成されてなるスクロール型圧
    縮機において、 前記旋回スクロールのキー溝を、刃先が平坦な切削工具
    を用い、同刃先を前記旋回スクロールの径方向の軸と並
    行に、外周面より中心方向に向けて移動させ切削加工
    し、前記オルダムリングキーの最小摺動キー溝を形成し
    てなることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記切削工具にバイトを用いてなること
    を特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記バイトの径を、前記キー溝の幅より
    小さくしてなることを特徴とする請求項1または2記載
    のスクロール型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記旋回スクロールに形成されるキー溝
    の内周側形状を矩形またはR形状に形成してなることを
    特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記スラスト軸受の径方向幅を前記旋回
    スクロールの鏡板背面に備えたスクロール軸外周と、前
    記旋回スクロールに形成されたキー溝内周との間に任意
    の幅で設けてなることを特徴とする請求項1記載のスク
    ロール型圧縮機。
JP2000040550A 2000-02-18 2000-02-18 スクロール型圧縮機 Pending JP2001227477A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11746779B2 (en) 2021-09-02 2023-09-05 Danfoss (Tianjin) Ltd. Scroll assembly and scroll compressor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11746779B2 (en) 2021-09-02 2023-09-05 Danfoss (Tianjin) Ltd. Scroll assembly and scroll compressor

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