JP2001226964A - 土台用部材埋設用打撃ノミ - Google Patents

土台用部材埋設用打撃ノミ

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JP2001226964A
JP2001226964A JP2000035220A JP2000035220A JP2001226964A JP 2001226964 A JP2001226964 A JP 2001226964A JP 2000035220 A JP2000035220 A JP 2000035220A JP 2000035220 A JP2000035220 A JP 2000035220A JP 2001226964 A JP2001226964 A JP 2001226964A
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JP2000035220A
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Kazuhisa Yoshimura
和久 吉村
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YOSHIMURAGUMI KK
Original Assignee
YOSHIMURAGUMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に土台用部材を埋設することのできる打撃
ノミを提供すること 【解決手段】土台用部材埋設装置1には、駆動手段を備
えた本体5と、本体5によって駆動させられるとともに
土台用部材2の打撃側に設けられた開口から土台用部材
2の内部に遊挿された状態で打撃側の開口縁2Bを打撃
可能な打撃部3が備えられた打撃ノミ4とが設けられて
いる。土台用部材2の打撃側の開口縁2Bから打撃ノミ
4を遊挿し、次いで本体5によって打撃ノミ4を上下方
向に往復運動させる。これにより打撃ノミ4に設けられ
た打撃部3によって、土台用部材2の打撃側の開口縁2
Bを打撃し、土台用部材2を地盤15に埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土台用部材埋設用
打撃ノミに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に建築物を建造するときには、その
敷地の周囲に図7に示すような仮囲い16を組み、その
仮囲い内で作業を行うことになる。この仮囲いを組む際
には、まず筒状の土台用部材2を地盤に埋設し、パイプ
17を組付けて仮囲いを組んでいく。従来、土台用部材
2を地盤に埋設する作業は、図8に示すように、作業員
M1が土台用部材2の一端を地盤15に当接させて保持
し、作業員M2が土台用部材2の他端をハンマー18を
用いて打撃して埋設するなどのように、手作業で行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な手作業では、作業時間と労力がかかり、非効率的であ
った。また地盤にコンクリート等が敷設されている場合
のように、地盤の表面が強固なものであるときには、人
力による土台用部材の埋設は非常に困難であった。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、容易に土台用部材を埋設する
ことのできる土台用部材埋設用打撃ノミを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る打撃ノミは、駆動手段が備え
られた本体に着脱可能に取付けられて、筒状の土台用部
材の打撃側に設けられた開口から前記土台用部材の内部
に遊挿された状態で、前記打撃側の開口縁を打撃部によ
って打撃することで前記土台用部材を地盤に埋設するも
のであって、前記打撃ノミは、前記本体に装着されると
ともに前記土台用部材に遊挿されるノミ本体と、前記打
撃部を備え前記ノミ本体に対して着脱可能とされた打撃
用部材とに分割して形成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、土台用部材の打撃側の開口から打撃ノミを遊挿
し、埋設側を地盤に付けておく。この状態で本体の駆動
手段を駆動させると、打撃ノミが駆動して、打撃ノミの
打撃部が土台用部材の打撃側の開口縁部を打撃すること
により、土台用部材が地盤に埋設される。このように、
土台用部材の埋設を効率的に行うことができる。また、
手作業の場合に比べ、土台用部材の打撃側の開口縁が潰
れることがなく、仕上がり良く埋設することができる。
さらに、土台用部材埋設用打撃ノミは、ノミ本体と、ノ
ミ本体に対して着脱可能とされた打撃用部材とに分割し
て形成されている。したがって、ノミ本体としては汎用
されている土木用の打撃ノミを使用すればよく、打撃用
部材のみを製作すれば足りる。このため、低コストで打
撃ノミを提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の土台用部材埋設用
打撃ノミを具体化した一実施形態について、図1〜図5
を参照しつつ詳細に説明する。
【0008】図1には、本発明を具現化した打撃ノミ4
を備えた土台用部材埋設装置1の斜視図を示す。
【0009】この土台用部材埋設装置1は、土台用部材
2を地盤に埋設するために使用するものである。ところ
で、土台用部材2は鉄によって一体に形成されており、
打撃側と埋設側との両方向に同径で開放する円筒状とさ
れ、断面の直径は50mmである。埋設側の開口縁2A
は地盤に載置され、打撃側の開口縁2Bが土台用部材埋
設装置1によって打撃されることにより、埋設側の開口
縁2Aが地盤内に埋設されていく。
【0010】この土台用部材埋設装置1には、土台用部
材2の打撃側の開口縁2Bを打撃する打撃部3を備えた
打撃ノミ4と、この打撃ノミ4を上下方向に往復運動さ
せる駆動手段を備えた本体5とが備えられている。
【0011】本体5は汎用されている土木用エアハンマ
である(図2参照)。本体5にはシリンダ6(本発明に
おける駆動手段に該当する)が備えられており、シリン
ダ6内には、図示しない打撃ピストンが上下方向に往復
運動可能に組み付けられている。シリンダ6は図示しな
いチューブを介して図示しないエアーコンプレッサーに
接続されている。シリンダ6の上端部には、作業者が把
持するための左右一対のハンドル7が取付けられてお
り、そのうちの一方側のハンドル7にはシリンダ6を駆
動させるスイッチ8が備えられている。
【0012】また本体下端には、打撃ノミ4上端の挿入
部12を受入可能な組付部13が設けられている(図3
参照)。組付部13の下端には、挿入部12の外径に適
合する内径を備えた開口が設けられており、組付部13
内に挿入部12を挿入することにより、打撃ノミ4が本
体5に装着される
【0013】両ハンドル7を把持した状態で、スイッチ
8を入れると、圧縮された空気がシリンダ6内に流入
し、その空気によってシリンダ6内のピストンが上下方
向に往復運動する。すると、ピストンの先端に連結され
た打撃ノミ4が、シリンダ6の駆動につれて上下に往復
運動する。
【0014】打撃ノミ4は、ノミ本体4Aと、ノミ本体
4Aに対して着脱可能とされた打撃用部材3Aとに分割
して形成されている(図2、図3参照)。ノミ本体4A
は、断面が円形の略棒状に形成されており、その一端部
(図3において下端部)は、テーパー状の先端部14と
されている。また、他端部(図3において上端部)は、
本体5に組み付けるための挿入部12とされている。ま
た、挿入部12の下方には、ノミ本体4Aの全周から径
方向外側に突出する位置決め突部9が鍔状に形成されて
いる。
【0015】打撃用部材3Aは六角形のナット状に形成
されている。打撃用部材3Aの中央には、ノミ本体4A
の外径に適合する径を持つ、上下方向に貫通する挿入孔
11が形成されており、ノミ本体4Aを受け入れ可能と
なっている。また、挿入孔11の上部は、全周に沿って
径方向外側に拡大されており、ここには位置決め突部9
を受け入れる嵌合穴10が凹設されている。ノミ本体4
Aに打撃用部材3Aを組み付けるには、ノミ本体4Aを
打撃用部材3Aの挿入孔11に挿入する。このとき、位
置決め突部9が嵌合穴10に嵌まり込むことにより、ス
トッパーの役目をする。また、ノミ本体4Aは微小なテ
ーパー状となっており、嵌合穴10とかみ合うことで打
撃用部材3Aが所定の位置に留まるようになっている。
打撃用部材3Aの外径は、土台用部材2の外径よりもや
や大きくされて、土台用部材2の開口縁2Bを打撃可能
となっている。
【0016】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について説明する。
【0017】打撃用部材3Aを取り付けたノミ本体4A
を、土台用部材埋設装置1の本体5の下端に設けられた
組付部13に組み付ける。
【0018】次いで、土台用部材2の埋設側の開口縁2
Aを地盤15に当接させた状態で、打撃側の開口縁2B
から、土台用部材埋設装置1のノミ本体4Aの先端部1
4を遊挿させ、打撃用部材3Aを打撃側の開口縁2Bに
当接させる(図4参照)。
【0019】作業員Mが両ハンドル7を握った状態でス
イッチ8を握ると、図示しないエアーコンプレッサから
送られる圧縮空気の作用により、シリンダ6内の図示し
ないピストンが上下方向に往復運動し、ノミ本体4Aの
上端部を打撃する。この打撃を受けてノミ本体4Aは土
台用部材2の長さ方向に沿って往復運動し、打撃用部材
3Aによって土台用部材2の打撃側の開口縁2Bを打撃
する。こうして、土台用部材2は、埋設側の開口縁2A
から地盤15に埋設されていく。
【0020】このように本実施形態によれば、土台用部
材2を地盤15に効率的に埋設することができる(図
5、図6参照)。
【0021】また、地盤15にコンクリート等が敷設さ
れている場合のように、強固な地盤であっても、この土
台用部材埋設用打撃ノミ4を使用することにより、従来
のように人力で作業していた場合に比べると、容易に土
台用部材2を地盤に埋設することができる。また、手作
業の場合に比べ、土台用部材2の打撃側の開口縁2Bが
潰れることがなく、仕上がり良く埋設することができ
る。
【0022】さらに、打撃ノミ4は、ノミ本体4Aと、
ノミ本体4Aに対して着脱可能とされた打撃用部材3A
とに分割して形成されている。これにより、打撃用部材
3Aのみを新たに製作し、汎用されているノミ本体に組
み付ければよく、低コストで土台用部材埋設装置1を供
給することができる。
【0023】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。 (1)本実施形態では、打撃部3はノミ本体4Aに着脱
可能な打撃用部材3Aよりなるが、本発明によれば打撃
部は実施例に限るものではなく、例えばノミ本体に溶接
されていてもよい。 (2)本実施形態では、打撃用部材3Aは六角形のナッ
ト状であるが、本発明によれば打撃用部材の形状は実施
例に限るものではなく、例えば円形であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打撃ノミを備えた土台用部材埋設装置
に土台用部材を装着した斜視図
【図2】本発明の打撃ノミを備えた土台用部材埋設装置
の斜視図
【図3】本発明の打撃ノミを備えた土台用部材埋設装置
の構成を示す図
【図4】本発明の打撃ノミを備えた土台用部材埋設装置
を用いて土台用部材を地盤に埋設する方法を示した図
【図5】本発明の打撃ノミを備えた土台用部材埋設装置
により土台用部材を地盤に埋設した図
【図6】本発明の打撃ノミを備えた土台用部材埋設装置
により土台用部材を地盤に埋設した図
【図7】設置された土台用部材および仮囲いを示した図
【図8】土台用部材を地盤に埋設する従来の方法を示し
た図
【符号の説明】
1…土台用部材埋設装置 2…土台用部材 2B…打撃側の開口縁 3…打撃部 3A…打撃用部材 4…打撃ノミ 4A…ノミ本体 5…土木用エアハンマ(本体) 6…シリンダ(駆動手段) 15…地盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段が備えられた本体に着脱可能に
    取付けられて、筒状の土台用部材の打撃側に設けられた
    開口から前記土台用部材の内部に遊挿された状態で、前
    記打撃側の開口縁を打撃部によって打撃することで前記
    土台用部材を地盤に埋設する打撃ノミであって、 前記打撃ノミは、前記本体に装着されるとともに前記土
    台用部材に遊挿されるノミ本体と、前記打撃部を備え前
    記ノミ本体に対して着脱可能とされた打撃用部材とに分
    割して形成されていることを特徴とする打撃ノミ。
JP2000035220A 2000-02-14 2000-02-14 土台用部材埋設用打撃ノミ Pending JP2001226964A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058263A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Seko Komuten:Kk 杭打込み装置
CN107394429A (zh) * 2017-08-14 2017-11-24 国家电网公司 接地极

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040219