JP2001226371A - ダイオキシン誘導体およびこれを使用した測定法 - Google Patents
ダイオキシン誘導体およびこれを使用した測定法Info
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Abstract
類の高感度な測定・検出技術およびこれに用いる標識体
を提供する。 【解決手段】一般式(1): 【化1】 (式中、Xは水素原子または塩素原子を、R1はビオチ
ン残基を、R2は同一または相異なってアルギニン残基
またはリジン残基を、nは1〜5の整数を、またmは1
〜3の整数を、それぞれ示す)で表わされるビオチン化
ダイオキシン誘導体、および該誘導体を標識体として利
用することを特徴とするダイオキシン類の免疫測定法。
Description
特に2,3,7,8−テトラクロロジベンゾ−p−ダイ
オキシン(以下「2,3,7,8,-TCDD」という)の改良され
た免疫測定法、および該測定法に利用する新規なビオチ
ン化ダイオキシン誘導体に関する。
−p−ダイオキシン類(polychlorinated dibenzo-p-di
oxins: PCDDs)およびその類似物質であるポリ塩化ジベ
ンゾフラン類(polychlorinated dibenzofurans: PCDF
s)の総称であり、塩素原子の位置と数により多くの異
性体が存在している。これは、含塩素有機化合物の焼却
などにより工場、焼却炉から排出し、大気、河川、土壌
に拡散される。
の毒性であり、特に2,3,7,8−TCDDは毒性が
高く、ヒト、家畜、家禽の臓器、生理機能などに悪影響
を及ぼし、これが国内、国外を問わず大きな社会問題と
なっている。
は、このような含塩素有機化合物の場合に一般的である
高速液体クロマトグラフィー、GC−マススペクトロス
コピー、LC−マススペクトロスコピーなどの物理化学
的機器を使用した方法により実施されている。しかしな
がら、このような方法は、用いられる機器類が高価であ
るばかりでなく、検体(サンプル)量、検体の処理能力
にも限界があり、これに代わる、より簡便でしかも多数
の検体を正確且つ迅速に測定・検出できる方法の開発が
望まれていた。
短縮化、簡便化、低コスト化および多数検体の同時処理
などの多くの利点があり、ダイオキシン類の検出・測定
においてもかかる免疫測定法の応用が考えられ、当該測
定系に利用される特異抗体の作成やそれらを利用した測
定系の開発が試行されてきている(Toxicology, 45,229
-243 (1987);Anal. Chem., 70, 1092-1099 (1998);米
国特許4238472号明細書;同5429925号明
細書;同5674697号明細書;特開昭63−146
91号公報;同63−74494号公報など参照)。
料に極めて低濃度に存在するダイオキシン類の特異的な
測定・検出法としては、尚充分ではなく、斯界において
は、ダイオキシン類のより高感度な免疫測定法の確立、
提供が望まれている(The Science of the Total Envir
onment, 239, 1-18 (1999))。
術の課題を解決したダイオキシン類の高感度な免疫測定
法を提供することを目的とする。より詳しくは、本発明
は、免疫測定法本来の上述した利点は保持したままで、
斯界で望まれているダイオキシン類をより高感度で測定
・検出できる改良された方法およびこれに用いられる標
識体を提供することをその主要な目的とする。
重ねた結果、下記一般式(1)で表わされる新規なビオ
チン化ダイオキシン誘導体が、上記目的に合致するダイ
オキシン類の免疫測定系における標識体として有用であ
ることを見出した。また、本発明者は、かかる誘導体の
利用によって、実際に、従来技術に比してより高感度で
ダイオキシン類の測定・検出を行ない得る測定系を確立
するに成功した。本発明は、かかる新知見を基礎として
完成されたものである。
R1はビオチン残基を、R2は同一または相異なってアル
ギニン残基またはリジン残基を、nは1〜5の整数を、
またmは1〜3の整数を、それぞれ示す。)で表わされ
るビオチン化ダイオキシン誘導体、特に、Xが水素原
子、nが4およびmが2である上記誘導体が提供され
る。
イオキシン誘導体を標識体として利用することを特徴と
する、ダイオキシン類の免疫測定法が提供される。
誘導体は、免疫測定系の液相に可溶性である(水溶性で
ある)ことによって特徴付けられる。従って、これはダ
イオキシン類の免疫測定系における標識体として極めて
有用である。
合を利用した間接標識剤として慣用されており、また一
般の酵素類と比較して、低分子(分子量244.31)
であることより、免疫測定系における標識体としての利
用が好ましいものの、それ自体水溶性に欠けており、水
溶性に欠けるダイオキシンとの結合体は、当然に水不溶
性であるため上記免疫測定系には採用することができな
い。
キシン誘導体は、ダイオキシン類の免疫測定法への利用
に適した水溶性を具備しており、しかも抗ダイオキシン
抗体との交差反応性を消失しないものであり、これらの
点より、斯界で要望されるダイオキシン類の免疫測定系
への利用に適したものである。
るとおりであり、例えば、この好ましい1態様としての
酵素免疫測定法によれば、約0.1〜100ng/mL
の範囲のダイオキシン類が測定可能である。この濃度範
囲は、例えばヒト尿および血漿中におけるダイオキシン
類の濃度に相当する。即ち、本発明は、かかるヒト尿な
どを検体として、その中のダイオキシン類を測定でき
る、非常に高感度な測定系を提供するものである。
は、ダイオキシン類、例えばその毒性がよく知られてい
る、2,3,7,8−TCDDを代表とする7種のポリ
塩化ジベンゾ−p−ダイオキシンおよび/または2,
3,7,8−トリクロロジベンゾフランを代表とする1
0種のポリ塩化ジベンゾフランの任意の各種免疫測定法
における標識体として有用であり、殊に、2,3,7,
8−TCDDを測定対象として含むダイオキシン類の免
疫測定法に好ましく利用することができる。
る本発明のビオチン化ダイオキシン誘導体は、毒性が極
めて低く、従ってかかる誘導体を利用する本発明測定法
は、その操作中の安全性が高く保たれる利点もある。
体につき詳述すれば、該誘導体は、前記一般式(1)で
表わされる。
されるビオチン残基とR2で示されるアミノ酸残基(R1
基と直接結合する基)との結合は、ビオチンのカルボキ
シル基とアミノ酸のアミノ基とのアミド結合であるもの
とする。また、R2で示されるアミノ酸残基(Argお
よびLys)は、特に断らない限り、D体およびL体の
両者を包含するものとする。
例えば、下記一般式(2)で示される化合物のヒドラジ
ドと、一般式(3)で示される化合物との縮合反応によ
り製造することができる。
に同じ。) ここで一般式(3)の化合物は、通常の液相法および固
相法を包含する一般的なペプチド化学合成法に従い、例
えば、ビオチンおよび所望のアミノ酸の1種を、または
2種以上を順次、縮合反応させることにより製造するこ
とができる。該合成法において、採用される縮合反応
も、公知の各種縮合反応に従うことができる。
は、例えば、アジド法、混合酸無水物法、DCC法、活
性エステル法、酸化還元法、DPPA(ジフェニルホス
ホリルアジド)法、DCC+添加物(1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール、N−ヒドロキシスクシンアミド、N
−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキ
シイミドなど)、ウッドワード法などを例示できる。
のペプチド縮合反応に慣用される各種の溶媒から適宜選
択することができる。その例としては、例えばN−メチ
リピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド(DM
F)、ジメチルスルホキシド(DMSO)などおよびこ
れらの混合溶媒などを例示できる。
ない官能基は、常法に従い、通常の保護基により保護で
き、これらは反応終了後に脱離できる。これら各反応方
法は公知であり、それらに用いられる試薬類も公知のも
のから適宜選択できる。
シルオキシカルボニル、第三級ブトキシカルボニル(B
oc)、イソボルニルオキシカルボニル、p−メトキシ
ベンジルオキシカルボニルなどを例示できる。また、カ
ルボキシル基の保護基としては、例えばメチルエステ
ル、エチルエステル、第三級ブチルエステルなどの低級
アルキルエステルやベンジルエステルやp−メトキシベ
ンジルエステルなどを形成し得る基を例示することがで
きる。
は、例えば2,2,5,7,8−ペンタメチルクロモン
−6−スルホニル(Pmc)、2,2,4,6,7−ペ
ンタメチルジヒドロベンゾフラン−5−スルホニル(P
bf)、ニトロ、ベンジルオキシカルボニル、Boc、
p−トルエンスルホニルなどを例示できる。
方法、例えば、接触還元法や、液体アンモニア/ナトリ
ウム、フッ化水素、臭化水素素、塩化水素、トルフルオ
ロ酢酸(TFA)、酢酸、メタンスルホン酸などを用い
る方法などに従い実施できる。
えばBoc、ベンジルオキシカルボニル、Trocなど
の任意の保護基で保護されたヒドラジンと一般式(2)
の化合物とを、上記と同様に縮合反応させ、次いで得ら
れる化合物の保護基を脱離反応させることにより製造す
ることができる。
ヒドラジドと一般式(3)の化合物の縮合反応も、上記
した縮合反応に準じて実施することができ、保護基の導
入と脱離も同様にして行うことができる。
(Toxicology and Applied pharmacology, 50, 137-146
(1979)など)に従い容易に製造することができる。
表わされるビオチン化ダイオキシン誘導体は、常法に従
い、高速液体クロマトグラフィーなどの各種の精製手段
により適宜その精製を行うことができる。
利用によれば、通常の免疫測定法、例えば酵素イムノア
ッセイ(EIA)や酵素イムノメトリックアッセイ(E
LISA)などの各種免疫分析方法に従って、ダイオキ
シン類、特に2,3,7,8−TCDDの特異的且つ高
感度な測定・検出が可能である。
オチン化ダイオキシン誘導体を測定系の標識体として利
用することを必須とし、それ以外は、通常の各種免疫分
析方法に従い実施することができる。
り、各種の任意の固相に固定化して用いることができ
る。当該固相としては、この種の技術分野において慣用
の各種の固相が利用できる。該固相への抗体の固定化
も、特に制限はなく、通常の物理的結合および化学的結
合のいずれによっても実施することができる。
定法で採用されている条件、例えば、一般には45℃以
下、通常約4〜40℃にて約0.5から数時間程度の条
件下に実施することができる。また、反応に使用される
溶媒およびそのpHも当該反応に悪影響を与えないもの
であれば、特に制限されない。その例としては、例えば
クエン酸緩衝液、リン酸緩衝液、トリス塩緩衝液、酢酸
緩衝液などを挙げることができる。
を用いる競合法に従い実施することができる。例えば、
抗ダイオキシン抗体を固相化してなる固相化抗体に、標
識体としての本発明誘導体の存在下に、測定対象のダイ
オキシン類を含み得る検体を加えて、抗原抗体反応(競
合)を行わせる。次いで、固相化抗体に結合した標識体
を通常のアビジンからなる検出試薬を用いて測定する。
は、特に制限されることなく一般に当業界で採用されて
いる各種の標識剤で修飾されたアビジン或いはストレプ
トアビジンを広く用いることができる。アビジンの標識
剤としては、特に制限されず、従来公知のものまたは将
来使用され得るいずれのものをも用いることができる。
具体的には、アルカリフォスファターゼ(ALP)やペ
ルオキシダーゼ(HRP)などの酵素類を好ましいもの
として例示することができる。これら標識剤によるアビ
ジンの修飾は、自体公知の方法に従って実施できる。ま
た、これらの修飾体は、市販品としても入手できる。
前記一般式(2)で表される化合物が利用でき、特に該
式中、Xが水素原子およびnが4である化合物が好まし
いものとして例示できる。
定・検出法の特に好ましい1例としては、後述する実施
例に記載の高感度ELISAを例示することができる。
・検出に際しては、本発明ビオチン化ダイオキシン誘導
体を有効成分として含有する測定キットを利用するのが
簡便である。かかるキットには、当該誘導体に加えて、
前記したアビジンからなる検出試薬、抗ダイオキシン抗
体、標準抗原およびアッセイ緩衝液などの、当該測定・
検出を実施するのに際して必要な、任意の他の試薬をさ
らに包含させることができる。
は、被検物質としてのヒトおよび動物中の、即ちヒトお
よび動物の組織、血液、尿、骨髄液、唾液および魚類の
組織および血液中の、ダイオキシン類の測定乃至検出に
有効な手段を与えるものであり、外因性物質の生体刺激
−分泌機構或いは臓器組織への影響の解明・研究に役立
つものである。
大気、土壌などを被検物質として、これら環境中のダイ
オキシン類の測定・検出にも有用である。
シン抗体は、測定対象であるダイオキシン類に特異反応
性を有するものであれば、特に制限はなく、これらは前
記した各種公知の抗体或いはそれらに準じて製造した抗
体であることができる。該抗体には、温血動物の抗血清
や鶏卵抗体などのポリクローナル抗体およびモノクロー
ナル抗体が含有される。
類に応じて適宜選択することができる。好ましくは、
2,3,7,8−TCDDと反応性を有する抗体である
ことができる。
化合物を抗原として産生する抗体の力価においては、一
般に、ポリクローナル抗体が優れていることが本発明者
により確認されており、本発明でもかかるポリクローナ
ル抗体の利用をより好ましいものとして例示することが
できる。
を除く)に免疫することにより収得できる。その方法な
いし手法は、基本的には常法に従うことができる。
は前記一般式(2)で表される化合物のキャリア蛋白結
合体であることができる。
プテンの免疫原性を高めるものとして当該分野で慣用の
各種キャリア蛋白、例えばアルブミン、グロブリン、チ
オグロブリン、ヘモシアニンなどの各種動物蛋白質やポ
リリジンなどを制限なく採用できる。これらキャリア蛋
白質は、前記した縮合反応と同様にして、慣用の試薬を
用いた縮合反応により、一般式(2)の化合物との結合
体とすることができる。
それ自体所望の免疫原性を有し、本発明測定法に良好に
採用し得る特異抗体製造用の免疫抗原として使用でき
る。
キャリア蛋白結合体を高分子吸着体に吸着させて得られ
る吸着体として使用することもできる。
を高めるものとして、当該分野で慣用される各種高分子
物質を採用することができ、例えば、ポリビニルピロリ
ドン、ラテックス、ブタチオグロブリンなどの血清蛋白
質および炭素末などを例示できる。該高分子吸着体と上
記キャリア蛋白結合体とを常法に従い混和することによ
り所望の吸着体が得られる。
抗体の取得操作も、常法に従うことができる。例えば、
ポリクロ−ナル抗体の製造は、ウサギ、ヒツジ、モルモ
ット、ニワトリのような温血動物に、上記免疫抗原を、
通常、フロイントの完全アジュバントと混和して調製し
た乳化物を、複数回注射免疫し、得られる抗血清を常法
に従い取得することにより実施できる。また、ニワトリ
の場合には、上記免疫抗原を複数回免疫して、該ニワト
リが産卵する鶏卵にイムノグロブリン(IgY)を産生
させ、そして該鶏卵の卵黄より、常法に従いIgYを取
得することによっても、所望のポリクローナル抗体を得
ることができる。
体として取得することもできる。該モノクローナル抗体
は、例えば上記免疫抗原をフロイントの完全アジュバン
トとともにマウスに複数回投与して免疫化し、抗体を産
生させるとともに、例えば細胞融合法などの常法に従
い、得られる抗体産生細胞と骨髄脾細胞とを融合し、ク
ローニングし、目的とする抗体を産生する単一クローン
細胞を分離し、該細胞の培養により取得することができ
る。
安塩析、イオン交換クロマトグラフイー、アフィニティ
ークロマトグラフイーなどの常法に従いさらに精製する
ことができる。
明する。しかし、これらの実施例は非制限的なものであ
り、本発明の範囲はそれらの例によって限定解釈される
べきものではない。 実施例1 後記参考例で得た一般式(2)の化合物(X=水素原
子、n=4)を出発原料として用いて、本発明のビオチ
ン化ダイオキシン誘導体を製造した。
L;ペプチド研)を、上記化合物(2.3mg、5.4
μmol)およびBoc−N2H3(1.4mg、10.7
μmol)のジメチルホルムアミド溶液(1.0mL)に
−10℃にて添加し、室温にて18時間撹拌した。反応
混合物に氷冷下に蒸留水を加え固化した固化物を集め減
圧乾燥して、1位側鎖が Boc-NHNHCO(CH2)4CONH- の
3,7,8−トリクロロジベンゾ−p−ダイオキシン
2.5mgを得た。
mL)に溶解し、室温で40分間撹拌して脱Boc化
後、後記参考例で得たビオチニル−L−Arg(pb
f)−L−Arg(pbf)−OH(7.3mg、6.
8μmol)と、DMF(1.0mL)中、上記と同様に
水溶性カルボジイミド/1−ヒドロキシベンゾトリアズ
ール(WSCL/HOBt)法で室温2日間縮合した。
化し、固化物を集めて減圧下に乾燥した。この5.0m
gを、蒸留水(65μL)およびトリイソプロピルシラ
ン(65μL)を含むTFA(2.4mL)に溶解し、
室温で2時間撹拌後、ジエチルエーテルを加えて固化、
乾燥して、目的の粗生成物4.5mgを得た。
(1mL)に溶解後、0.1%TFA/アセトニトリル
混合溶媒の直線濃度勾配(85/15→20/80,30
分)による分取用逆相HPLCにて精製して、目的の化
合物(一般式(1)の化合物:X=水素原子、m=2、
n=4、R2=L−Arg)0.2mgを得た。
83.378)に一致するピークを確認した。 実施例2 抗体固定化プレートの作成 96ウエルのマイクロプレート(Maxi Sorp Nunc)の各
ウエルに、0.1Mクエン酸緩衝液で200倍に希釈し
たヤギ抗ウサギIgG血清(Jackson immuno Researc
h)をそれぞれ100μLづつ分注した。25℃で2時
間静置後、上清を捨て、ブロックエース(大日本製薬)
を各ウエルに340μL分注して25℃2時間静置し
た。洗浄液(0.1%Tween20を含む0.15M
NaCl)で5回洗浄後、0.01MPBS緩衝液
(0.05%BSA,0.05%Tween20,10
mM EDTA含有)で1000倍に希釈した抗ダイオ
キシン抗体(後記参考例で得た抗体調製物)を各ウエル
に100μLづつ分注した。4℃で24時間静置し、抗
ダイオキシン抗体が固相化された抗体固相化プレートを
得た。 標準液の調整 参考例で得た一般式(2)の化合物(X=水素原子、n
=4)の1mgをヘキサメチレンスルフォラミド(Hexa
methylphospharamide)またはDMSOに溶解後、PB
S緩衝液にて1000倍に希釈し、濃度1μg/mLの
標準液とした。さらにこの溶液について5倍希釈の操作
を行い、200;40;8;1.6;0.32;0.0
64μg/mLの標準希釈液をそれぞれ調製した。 標識体の調製 実施例1で得た本発明化合物(一般式(1)の化合物:
X=水素原子、m=2、n=4、R2=L−Arg)の
200μgを0.1N酢酸に溶解し、使用時にPBS緩
衝液で1000倍に希釈して使用した。 発色液の調整 ストレプトアビジン−HRP(CALBIOCHEM)
の200μgをPBS緩衝液で2000倍に希釈して使
用した。
素を含む0.1Mリン酸ナトリウム−クエン酸緩衝液
(pH5.0)10mLにOPD錠(10mg:Sig
ma)を溶解し、最終濃度1mg/mlになるように使
用時に調製した。 免疫測定 抗ダイオキシン抗体を固定化したプレートの各ウエルを
洗浄後、各段階希釈の標準品50μLまたは測定すべき
検体50μLを加えた。さらに上記の標識体50μLを
添加し、マイクロタイタープレートを密封して室温にて
2時間反応させた。その各ウエルの液を流し除いて5回
洗浄操作を繰り返した。
μLずつ注入し、室温で15分間反応させた。その後、
各ウエルに酵素反応停止液として2N硫酸100μLを
加え、マイクロタイタープレート用吸光度計を用いて、
波長490nmにて各ウエル内の液の吸光度をそれぞれ測
定した。
イオキシン(30.0mg、0.1mmol)を4−ジ
メチルアミノピリジン(6.1mg、0.05mmo
l)を含む無水ピリジン溶液(2.0mL)に溶解し
た。
μL、0.5mmol)を無水ピリジン溶液(2.0m
L)に溶解し、塩化チオニル(360μL、5mmo
l)を滴下して窒素雰囲気下に5時間還流後、溶媒を留
去し乾燥した。
L)に溶解し、上記1−アミノ−3,7,8−トリクロ
ロジベンゾ−p−ダイオキシンのピリジン溶液に加え、
室温で3日間撹拌した。溶媒を留去後、エーテルを加え
固化し、沈殿を集めて目的のメチルアジポイル誘導体を
得た(14.0mg/31.5%)。
95%エタノール(5.0mL)に懸濁し、0.1N
NaOH(378μL、378μmol)を加え70℃
にて4時間撹拌した。0〜4℃に冷却後、1N HCl
を加え、酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層を1
N HCl、ついで飽和食塩水でそれぞれ3回洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、溶媒を留去
した。残査をジオキサン存在下凍結乾燥して10.0m
g(73.5%)の目的物(一般式(2)の化合物:X
=水素原子、n=4)を得た。純度はHPLCにて98
%以上であることを確認した。 参考例2 ビオチニル−Arg(Pbf)−Arg(Pbf)−O
Hは、常法の固相合成法に従い合成した即ち、H−Ar
g(Pbf)−Trt(2−CL)−樹脂1.0g
(0.49mmol)をDMFで洗浄後、HATU試薬
(0.75g、1.96mmol)を用いて、Fmoc
−Arg(Pbf)−OH(1.27g、1.96mm
ol)を縮合した。ペプチド樹脂を50%ピペリジンの
DMF溶液(10ml)で室温20分間処理して脱Fm
oc後,同様にしてビオチン(0.48g、1.96m
mol)を縮合した。ペプチド樹脂を、酢酸:トリフロ
ロエタノール:ジクロロメタン=1:2:7(25m
l)で室温1時間処理してペプチドを樹脂から脱離し
た。樹脂をろ過にて除去し、ろ液を留去して残渣にエー
テルを加えて固化し沈澱物として目的化合物540mg
を得た。 HATU:0-(7-azabenzotriazol-1-yl)-1,1,3,3-tetra
methylunonium hexafluorophosphate 参考例3 参考例1で得た化合物をハプテンとして、常法に従い、
キーホール・リンペット・ヘモシアニン(KLH;Pi
erce)と縮合させ免疫用コンジュゲートを作成し
た。
ソプロパノール含有リン酸緩衝液1mLに溶解し、0.
1M PBS(pH6.0)2mLに溶解したKLH
(20mg)と混合し、水溶性カルボジイミド(100
mg:ペプチド研)を添加して、室温で30分間反応さ
せた。
ピロリドン(3mL:Merck)と混和し、これを3
等分し、さらにそれぞれ等量のフロイントの完全アジュ
バント(1mL:Calbiochem)を加えて乳化
した。この乳化物を、家兎3匹(日本ホワイト、オス、
体重2.0〜2.5kg)に免疫抗原が0.3mg/家
兎になるように調整して皮内注射した。追加免疫を初回
の注射量の1/2の投与量にて2週間毎に6回注射免疫
を繰り返すことにより行った。最終免疫1週間後、家兎
の血液を全採血し、これを37℃にて1時間、その後4
℃にて一夜放置し、3,000rpmで遠心分離するこ
とにより充分な力価の抗血清を収得した。これは凍結乾
燥して保存した。
キシン類との交差反応性を検討した結果、免疫した3匹
の家兎のいずれから得られた抗血清もダイオキシン類と
特異的な反応性を示した。
ロジベンゾ−p−ダイオキシンまたは1−アミノ−2,
3,7,8−テトラクロロジベンゾ−p−ダイオキシン
をカラム(FMP活性化セルロファイン:生化学工業)
に結合し、このカラムを用いて上記で得た抗血清のアフ
ィニティークロマトグラフィーを行った。
(1M酢酸で溶出)により、3,7,8−トリクロロジ
ベンゾ−p−ダイオキシンおよび/または2,3,7,
8−テトラクロロジベンゾ−p−ダイオキシンに特異的
な反応性をもち、ジベンゾ−p−ダイオキシンおよび含
クロロフェノールとは実質的に交差反応しないことで特
徴付けられる抗体調製物を収得した。
法における標準曲線である。
Claims (3)
- 【請求項1】一般式(1): 【化1】 (式中、Xは水素原子または塩素原子を、R1はビオチ
ン残基を、R2は同一または相異なってアルギニン残基
またはリジン残基を、nは1〜5の整数を、またmは1
〜3の整数を、それぞれ示す)で表わされるビオチン化
ダイオキシン誘導体。 - 【請求項2】Xが水素原子、nが4およびmが2である
請求項1に記載の一般式(1)で表わされる誘導体。 - 【請求項3】請求項1に記載のビオチン化ダイオキシン
誘導体を標識体として利用することを特徴とする、ダイ
オキシン類の免疫測定法。
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