JP2001225970A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2001225970A
JP2001225970A JP2000035760A JP2000035760A JP2001225970A JP 2001225970 A JP2001225970 A JP 2001225970A JP 2000035760 A JP2000035760 A JP 2000035760A JP 2000035760 A JP2000035760 A JP 2000035760A JP 2001225970 A JP2001225970 A JP 2001225970A
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recording
storage container
image recording
recording apparatus
cassette
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JP2000035760A
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English (en)
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Hirofumi Hirano
弘文 平野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の記録面に指紋が付くと、その部分がイ
ンクを弾いてしまって著しく画像の劣化を引き起こして
しまったりする。また、多種多様な用紙を分離するため
に、分離機構が複雑になるばかりでなく、場合によって
は自動分離が出来なくなって、手差しで給紙しなければ
ならない等の問題が見られる。 【解決手段】 インクを吐出して記録を行う記録ヘッド
が搭載されたキャリッジと、記録媒体を包含し装置本体
に着脱可能な収納容器と、該収納容器に添付された記録
素子と、該記録素子と通信可能なリーダライタとを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置、特
に、記録媒体としての記録用紙を複数枚装填して順次一
枚ずつ分離給送する機能を有し、記録用紙の装填を記録
用紙の梱包形態で補充できるようにした画像記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録装置において、画像記録
装置に記録用紙を補充する際には、記録用紙を収納して
いる収納容器、紙やフィルムで包んだもの、あるいは紙
製またはその他の材料で作った箱に入っているもの等か
ら記録用紙を取り出して、画像記録装置に装填してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、近年、普
及が著しい画像方式の画像記録装置では、記録用紙の記
録面に指紋が付くと、その部分がインクを弾いてしまっ
て著しく画像の劣化を引き起こしてしまったりしてい
る。
【0004】また、多種多様な記録用紙を一枚ずつ分離
するための分離機構が複雑になるばかりでなく、場合に
よっては記録用紙の自動分離が出来なくなって、手差し
で給紙しなければならない等の問題が見られた。
【0005】従って、本発明の目的は、このような従来
における問題を解決するために、収納容器に付設された
記録素子をリーダライタによって探索して各種情報を収
集して制御作動し、かつ記録用紙等の記録媒体の装填に
際して、記録面に手が触れることの無いようにし、指紋
の付着を防ぐと共に、多種多様な記録媒体の分離を確実
に行い、全ての記録媒体の自動給紙が行えるようにした
画像記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の画像記録装置は、インクを吐出して記録を
行う記録ヘッドが搭載されたキャリッジと、記録媒体を
収納し装置本体に着脱可能な収納容器と、該収納容器に
添付された記録素子と、該記録素子と通信可能なリーダ
ライタとを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明の画像記録装置は、前記リー
ダライタが、装置本体内に設置された通信用基板に設け
られた通信用素子とアンテナを有し、前記収納容器の記
録素子を探索して各種情報を収集し制御作動することを
特徴とする。
【0008】さらに、本発明の画像記録装置は、前記リ
ーダライタが、前記キャリッジに設けられた通信用素子
とアンテナとを有し、前記キャリッジの操作を行いなが
ら前記収納容器の記録素子を探索することを特徴とす
る。
【0009】さらにまた、本発明の画像記録装置は、前
記収納容器が、前記記録媒体の一部が露出するよう収納
容器の一部が開閉自在に作られていることを特徴とす
る。
【0010】本発明の画像記録装置は、前記収納容器を
収容するカセットと、該カセットを覆うカセット蓋とを
有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の画像記録装置は、前記カセ
ットが、前方部分に弾性的に附勢された圧板を有するこ
とを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の画像記録装置は、前記カ
セットが、前記圧板を押圧する弾性部材を有することを
特徴とする。
【0013】さらにまた、本発明の画像記録装置は、前
記収納容器が消耗品として収納した前記記録媒体を一枚
ずつ分離給送するための分離手段を有することを特徴と
する。
【0014】本発明の画像記録装置は、前記分離手段
が、前記収納容器の先端部両側に設けられた分離爪を有
することを特徴とする。
【0015】また、本発明の画像記録装置は、前記収納
容器が、紙やプラスチック等の軟質材料で形成されるこ
とを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の画像記録装置は、前記収
納容器が、開封部に開封のためのミシン目が設けられて
いることを特徴とする。
【0017】さらにまた、本発明の画像記録装置は、前
記収納容器が、開封部に開封テープが設けられているこ
とを特徴とする。
【0018】本発明の画像記録装置は、前記記録ヘッド
が、インクを吐出するための熱エネルギを発生する電気
熱変換体を有することを特徴とする。
【0019】また、本発明の画像記録装置は、前記記録
ヘッドが、前記電気熱変換体により印可される熱エネル
ギによってインクに生じる膜沸騰を利用して吐出口から
インクを記録媒体に向けて吐出させることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】上記のように構成された本発明の
画像記録装置によれば、インクを吐出して記録を行う記
録ヘッドが搭載されたキャリッジと、記録媒体を包含し
装置本体に着脱可能な収納容器と、該収納容器に添付さ
れた記録素子と、該記録素子と通信可能なリーダライタ
とを有し、前記リーダライタが、装置本体内に設置され
た通信用基板に設けられた通信用素子とアンテナを有す
るので、リーダライタによって、前記収納容器の記録素
子を探索して各種情報を収集して制御作動することがで
きる。さらにまた、本発明の画像記録装置においては、
前記記録媒体の一部が露出するよう前記収納容器の一部
が開閉自在に作られており、前記収納容器を収容するカ
セットと、該カセットを覆うカセット蓋とを有するの
で、記録用紙等の記録媒体の装填の際に、記録媒体を収
納容器ごと画像記録装置に装填でき、かつ記録媒体を収
納容器から取り出す作業を無くすと共に、記録媒体の記
録面にまったく手を触れることが無いようにして、指紋
の付着を防ぎ、そのために、記録媒体の収納容器の一部
が簡単に開封できるように開閉自在な蓋を設けており、
また、ビニール袋等の収納容器においては開封用の細い
テープを添付したり、あるいはミシン目を入れると共
に、記録媒体の装填または補充時には記録媒体の収納容
器を持って装填できるようにしており、多種多様な記録
媒体の1枚ずつの分離を確実に行い、かつ全ての記録媒
体の自動給紙を確実に行うことができるようにしてお
り、性能の向上と信頼性の確保に大いに効果がある。
【0021】さらに、本発明においては、記録媒体の収
納容器に記録媒体のための分離手段を設けており、記録
媒体の一部を露出させた時に、分離手段も同時に露出す
るようにしているために、収容された記録媒体に適した
分離手段を用いることだけでなく、分離手段の設定を、
その記録媒体に合わせて調整しておいて、信頼性の高い
給紙を行うことができる。
【0022】また、このような本発明の画像記録装置に
おいては、記録媒体である記録用紙の最後の一枚を記録
用紙の収納容器に貼り付けておいて分離シートの代わり
としておけば、分離のための条件である以下のような関
係の摩擦μの式が成立する。
【0023】分離ローラと用紙のμ1>分離シートと用
紙のμ2>用紙間のμ3上記の式で、分離ローラと記録
用紙の摩擦μ1を1.8とし、分離シートと記録用紙の
摩擦μ2を1.2とすれば、少なくとも摩擦μが1.2
未満の記録用紙しか給送することができない。また、記
録用紙間の摩擦μ3が1.2以上であるならば、重送
し、分離シートと記録用紙の摩擦μ2が1.8であるな
らば、最後の記録用紙が送られない「ラスト紙送らず」
の状態となる。
【0024】従って、本発明においては、分離シートと
記録用紙の摩擦μ2は無限大となるが、収納容器に貼り
付けられた最後の記録用紙は送られないので、分離ロー
ラと用紙のμ1>用紙間のμ3の関係が成立すれば良
い。しかして、前述の例の如く用紙間の摩擦μ3が1.
8未満であれば、給紙ができることになるので、給紙で
きる記録用紙の範囲を飛躍的に向上することができる。
【0025】つまり、今までの自動給紙装置で最大の課
題であった「ラスト紙送らず」の状態と、「ラスト紙重
送」の状態との2大問題点を克服することができること
になる。
【0026】さらに、今まで送ることが難しかった布等
の表面が凹凸しているようなものでも、分離爪のかかり
量や角度を最適にして信頼性の高い給送を行うことが可
能になる。つまり、記録用紙に合った分離手段が一緒に
梱包されているので、記録用紙のバラツキに対しての許
容度が大きく、給紙の信頼性を確保することが出来るよ
うになる。
【0027】本発明のその他の目的と特徴および利点は
以下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
【0028】(実施例1)以下に、図面を参照して本発
明の画像記録装置に就いて具体的に詳細に説明する。
【0029】図1乃至図3は、本発明を適用した画像記
録装置の第1の実施例を示す図で、図1(a)は記録媒
体である記録用紙と、記録用紙を収納した収納容器を一
部破断して示す斜視図、図1(b)は記録用紙を収容す
る収納容器を収納するカセットを示す斜視図で、図2は
記録用紙を収容する格納容器のカセット蓋の斜視図、図
3は画像記録装置の斜視図である。
【0030】先ず、本発明の画像記録装置において、図
1(a)に示されるように、記録媒体としての記録用紙
1は、紙や不織布またはビニールのような合成樹脂材料
等の柔軟な材料で形成された収納容器2内に全体的に覆
われて収納されている。このような収容容器2に収納さ
れている記録用紙1の最下端の記録用紙101は収納容
器2に一部が接着されており、先端部101aに、収納
容器2の側面部に対向して一対の分離爪3が一体的に、
あるいは別個に作られたものを、例えば接着等をするこ
とによって設けられている。また、これら分離爪3は記
録用紙1の先端部分に当接しており、下端部の保持部3
01が記録用紙1の最下端の記録用紙101に接合され
ている。さらに、収納容器2には、記録用紙1の先端部
分を露出するために一部が容易に切り取ることができる
ようにするためのミシン目2a、または開封用の幅の細
いテープが設けられている。また、記録用紙101の先
端部101aの両側には、自由度を増すために給紙の方
向と直交するようにスリット101bが夫々形成されて
いる。
【0031】また、図1(b)には、自動給紙用のカセ
ット4が示されており、このカセット4は矩形状の皿形
の箱状を成していて、記録用紙1の収納容器2が入れら
れる桶部4aが形成されており、画像記録装置のケーシ
ング本体8の給紙部Aに装着可能になっている。
【0032】図示されるように、カセット4の先端部中
央には記録用紙ストッパー4bが形成されており、この
記録用紙ストッパー4bの上面は、給紙時に給紙される
記録用紙1に折衝しない位置に、位置するように設定さ
れている。また、カセット4の先端部の左右には一対
の、分離爪3が相対する爪逃げ部4cが設けられてお
り、両側部のほぼ中央にはカセット蓋7のためのクリッ
ク孔4dが夫々設けられている。さらに、カセット4の
一端部には記録用紙取り出し用の操作切欠き4eが設け
られており、収納容器2を取り出す時に掴み易いように
形成されている。
【0033】また、カセット4の内部前方のほぼ半分の
部分には、圧板5が設けられており、この圧板5は、図
示で手前側の前端両側に回動軸部5aが設けられてい
て、カセット4の両側部の小孔4fに軸支されて、カセ
ット4の底面部に所定の位置で回動可能に支持されてお
り、画像記録装置の記録用紙ピックアップローラ(図示
しない)に記録用紙1を押し付けるために、積載された
記録用紙1の下面に押し当てられ、カセット4と圧板5
との間に設けられた圧板ばね6によって上方に押圧され
ている。この圧板ばね6は圧縮コイルばねの形状をなし
ているが、このような圧縮コイルばねに何等限定される
ものではなく、同等の作用をする板ばね等の他のばね部
材や、あるいはまた弾性部材等の他の部材を適宜に用い
ることができるものである。
【0034】図2には、カセット4に被せられてカセッ
ト4の上部に重ねられるカセット蓋7が示されており、
このカセット蓋7は、カセット4の後端部を覆ってカセ
ット4の操作性を良くするように作用するものである。
このようなカセット蓋7の両側部内側には一対の蓋固定
突起7aが設けられており、カセット蓋7を適宜な力で
カセット4に固定するためと、位置決めするためのとの
機能を有するよう形成されている。また、このカセット
蓋7の後方には、給紙ローラ10のための逃げ用開口部
7bが設けられている。
【0035】図3には本発明の画像記録装置の全体構成
が示されている。図示の本実施例の画像記録装置におい
ては、ケーシング本体8内に複数個の記録ヘッドを有
し、記録用紙の送り機構、データ処理部、電源部等を備
えており、前面下部の給紙部Aに、カセット4を装着す
るためのカセット受け9と、給紙ローラ10が装着され
た給紙軸11が設けられている。給紙軸11は回転自在
に支承されており、複数個の、図示実施例では一対の、
給紙ローラ10、10が給紙軸11に間隔を置いて固着
されている。また、この給紙軸11は、電動機等の図示
しない適宜な駆動装置によって駆動されるよう連結され
ている。
【0036】また、本発明の画像記録装置においては、
記録用紙の情報をやり取りするための手段として、図1
(a)に示されるように、収納容器2の上面または側面
に、電磁誘導で起動するマイクロプロセッサとアンテナ
が一体的に形成された電波通信用の記録ラベル12が貼
付けられている。このような記録ラベル12は内部に通
信用の手順と、記録書き込み用のソフトとが内蔵されて
おり、所定の容量の書き込み用のメモリー素子を有して
いる。さらに、図3に示されるように、画像記録装置の
ケーシング本体8の内部には、通信用基板13と通信用
素子14とアンテナ15とから構成されているリーダラ
イタが所定の位置に装備されている。
【0037】このように構成された本発明の画像記録装
置においては、以下のように動作するものである。
【0038】先ず、記録用紙を補給する手順としては、
収納容器2のミシン目2aの部分で、収納容器2の先端
部を切り取ると、図1(a)に示される如く、記録用紙
1の先端部101と分離爪3が露出される。このような
状態で、記録用紙1は先端部が分離爪3で押さえられて
いるので、収納容器2から脱落することが無い。次に、
収納容器2をカセット4の桶部4aに入れる。この時
に、記録用紙1の先端部101は、記録用紙ストッパー
4bに当接しており、左右に設けられた爪逃げ部4cに
位置する分離爪3がカセット4に当接するようなことは
無い。従って、記録用紙1が補給されたカセット4は、
カセット蓋7を被せてから、ケーシング本体8のカセッ
ト受け9に装着される。
【0039】以上のように、装着時には、記録用紙1に
何等触れること無く、収納容器2を持つだけで良く、カ
セット4に入れた後は、カセット4を持って装着すれば
良い。また、収納容器2には予め記録用紙1に適した形
状の分離爪3が装着されており、しかも記録用紙1がセ
ットされているので、装着時に分離爪3の下に記録用紙
1を潜り込ませる操作が不要になる。従って、画像記録
装置に装着されたカセット4は、給紙ローラ10に記録
用紙1の最上部の記録用紙1が当接し、給紙ローラ10
の回動によって順次記録用紙1が画像記録装置内に送り
込まれることになる。その際に、圧板5によって押し上
げられた記録用紙1の上面には分離爪3が当接している
訳であるが、あるいはまたプラスチックの弾性を利用し
て、当接力を付加するようにしても良い。最後の記録用
紙1を給紙する時には、最下端の記録用紙101が収納
容器2に貼り付けられているので、送る必要がなく、こ
の最下端の記録用紙101が分離パットの役割を担って
いる。この場合に、最後の記録用紙101は色を付けた
り、或いは色の付いた記録用紙を用いたりして、記録用
紙が全く無くなったことを明確にするようにしても良
い。また、カセット蓋7は廃止しても良く、その際に
は、収納容器2の上面部には厚めの紙を内部に貼る等し
て、補強するようにしても良い。
【0040】次に、記録用紙データを画像記録装置に知
らせるための手段に就いて説明する。
【0041】本発明の画像記録装置のケーシング本体8
の内部には適宜なリーダライタが装備されており、この
リーダライタから一定周期で電波が発信され、これによ
ってカセット4の記録用紙1の有無をチェックすること
ができる。収納容器2が装填されたカセット4がケーシ
ング本体8に装着されると、記録ラベル12がリーダラ
イタのアンテナ15の感知範囲に入るために、電磁誘導
の起電力でMPUが動作して、所定のプロトコルで電波
を使った通信を行い、所定のデータのやり取りを行うこ
とによって、画像記録装置のケーシング本体8内のマイ
コンがカセット4の記録用紙1を検知する。
【0042】記録用紙1のデータとしては、記録用紙1
の種類、記録用紙1のサイズ、梱包枚数、製造年月日、
最初の一枚目を使用した年月日、使用した枚数を差し引
いた残りの枚数等の情報が書き込まれており、画像記録
装置はこの情報を元に、印刷時には、記録用紙1に最適
な印字条件で印刷を行えるようにプリンタドライバの設
定を行う。また、一枚印字する毎に装填時の残りの枚数
から差し引いて、記録ラベル12に書き込むことによっ
て記録用紙1の正確な残り枚数をカウントすることがで
きる。
【0043】また、この記録用紙1を使って印字条件の
カスタマイズを行ったか、どんな画像やテキストを印字
したかも書き戻すことによって、次回の印刷に反映させ
ることも可能である。
【0044】このようなことによって、カセット4に各
種情報をセットするよりも簡単に、ただ記録用紙1を収
納容器2毎に装填するだけで、リーダライタによって必
要な情報を画像記録装置とやり取りすることができ、記
録用紙1の記録面を何等汚すこと無く装填することがで
きる。
【0045】(実施例2)図4は、本発明の画像記録装
置における第2の実施例を示す収納容器2の全体斜視図
で、図5は、図4の収納容器2の蓋部202を開いた時
の同様な斜視図である。
【0046】図4および図5に示されるように、収納容
器2はボール紙のような厚手の紙や、塩化ビニール等の
高分子材料で形成されており、蓋部202が接合部20
2aによって収納容器2の本体部分に開閉自在に丁番連
結されている。この接合部202aは、折り曲げ耐久性
の優れた和紙等の薄手の紙や、塩化ビニール等の高分子
材料を用いて作り、図5に示されるように、蓋部202
が矢印方向に開かれる時に接合部202aが自由に屈曲
できるのが好適である。
【0047】また、このような蓋部202は、図6に示
されるように、紙で作られるならば一部を型押しして、
折り曲げ位置の確定と、折り曲げ自由度を増すように丁
番部から成る接合部202aを形成することができる。
また、プラスチックのような高分子材料から作られるな
らば、図7に示される変形例のように、折曲部を薄く形
成して一体的に作られた丁番状の接合部202aを形成
することもできる。さらに、蓋部202を開け易いよう
な形状に、図8に示される如くアール部と薄肉部とで形
成された接合部202aを作ることもできる。いずれに
しても、このような接合部202aは、蓋部202を開
けた状態では上述した実施例1と同様に、分離爪3が記
録用紙1の上面に当接して係止するように圧板5と圧板
ばね6とが配置されて取付けられている。
【0048】このような実施例2における動作は先の実
施例1と大体同じであるが、図5に示されるように、蓋
部202を開いて、そのまま画像記録装置に装着すれば
良く、カセット4に一旦入れる必要が何等無く、操作が
簡単であり、リーダライタによって必要な情報を画像記
録装置とやり取りすることができ、記録用紙1の記録面
を何等汚すこと無く装填することができる。すなわち、
本例では、収納容器2が装着された後の動作は実施例1
と同様であるが、実施例2では圧板5も記録用紙1に合
わせて圧力を最適化できるために、給紙の信頼性が更に
向上されることが可能である。さらに、記録用紙1の交
換等においても、予備のカセットを用意する必要が無
く、取り外した収納容器2ごと、本棚や戸棚等に保管し
ておけば良いので、記録用紙交換の操作性をなお一層向
上することができる。
【0049】(実施例3)図9は本発明における画像記
録装置の第3の実施例を一部破断して示す斜視図であ
る。図示されるように、本実施例の画像記録装置におい
ては、ケーシング本体8内に複数個の記録ヘッド16と
インクタンクカートリッジ20が搭載されたキャリア1
7が2本の平行なガイド軸19に沿って往復動自在に設
けられると共に、収納容器2に添付されたラベル12と
の通信を行うためのアンテナ18が設けられている。本
例の画像記録装置も先の実施例1と同様に、記録用紙の
送り機構、データ処理部、電源部等を備えており、前面
下部の給紙部Aに、記録媒体を包含する収納容器2が収
納されるよう設けられている。
【0050】また、本発明の画像記録装置においても、
記録用紙等の記録媒体の情報をやり取りするための手段
として、図示されるように、収納容器2の上面または側
面に電波通信用の記録ラベル12が貼付けられており、
記録ヘッド16には記録ラベル12aが貼付けられ、イ
ンクタンクカートリッジ20には記録ラベル12bが貼
付けられており、夫々固有の情報が内部の記憶素子に書
き込まれている。例えば、記録ヘッド16であれば、記
録ラベル12aにはノズルの並び精度の情報や、インク
滴の吐出方向のよれデータ、インク滴のドロップデー
タ、ヘッド駆動条件、ヘッドの種類や製造年月日等が書
き込まれている。また、インクタンクであれば、記録ラ
ベル12bにはインクの製造年月日や、インクの種類、
インクの充填量等のデータが書き込まれており、さら
に、記録媒体である記録用紙1の収納容器2であれば、
紙種、紙のサイズ、インク収納槽の種類やインクの収納
量、収納枚数、製造年月日等のデータが記録ラベル12
に同様に書込まれている。
【0051】さらに、この記録ラベル12には、電波に
より書込みも、読み込みも可能であり、上述したような
初期の情報だけでなく、使用中に変化した項目も書込む
ことで、常に最新の情報を画像記録装置側で収集できる
ことになり、性能の向上と信頼性の確保に極めて効果が
あり、リーダライタによって必要な情報を画像記録装置
とやり取りすることができ、記録用紙1の記録面を何等
汚すこと無く装填することができる。
【0052】例えば、インクタンクであれば、記録中の
インクの吐出回数をカウントすることにより使用された
インク量が判るので、初期のインク充填量から現在のイ
ンク量を差し引けば、残りのインク量が判るから、これ
を記録装置上やパソコンのディスプレーに表示すること
が可能であり、また、定期的なメンテナンスも自動で行
うことができる。さらに、記録装置に搭載されていた時
の情報をインクタンク側に書き戻すことによってインク
タンクの取り替えや、他の記録装置での途中使用度等の
場合でも今までの履歴が残せるので、正確な使用状況が
記録装置側で把握することが可能である。また、記録ヘ
ッドの場合でも、使い始め年月日と記録枚数を積算する
ことにより経時変化や耐久による劣化等を考慮した画像
補正を行うことで、新品と変わらない高品位の記録が可
能であり、また、メンテナンスのシーケンスも使用履歴
に合わせて行うことで、記録ヘッドの性能を維持するこ
とが出来るようになる。さらに、記録用紙の情報を取り
入れて最適な記録制御を行うことは勿論のこと、使用枚
数を減算することにより、残りの枚数を表示するだけで
なく、記録枚数指示との矛盾が生じた時には、記録媒体
の補給を促す等、使い勝手の向上をも図ることができ
る。
【0053】次いで、このような実施例3における動作
に就いても同様に説明するに、図10(a)に示される
ように、キャリア17に搭載されたアンテナ18によっ
て所定の範囲R(例えば半径約10cm)に電波を発射
して、その電界に入った記録ラベル12が電磁誘導の起
電力によって動作を始めることは、先の実施例1におい
て上述した通りである。その際に、記録装置外に置かれ
た記録ヘッド16aや或いはインクタンクにも記録ラベ
ル12aが貼られているので、検知した時に、複数個の
記録ヘッドとインクタンクを認識した場合に、記録装置
に装着されているのがどの記録ヘッドに相当するのか不
明になる。そこで、アンテナ18により電波を発射しな
がら、キャリア17をスキャンすることにより、キャリ
ア17に搭載された記録ヘッドとインクタンクは常に認
識されるが、記録装置に近接して置かれた記録ヘッドや
インクタンクは走査の途中で、例えば図10(b)や図
10(C)のように認識されなくなるので、その記録ヘ
ッド16aは記録装置に搭載されたものではないと判断
することが出来ることになる。
【0054】また、記録用紙1の収納容器2も外形が大
きいので、キャリア17の走査によってキャリア17の
位置により検知された収納容器2が記録装置のケーシン
グ本体8の所定の位置に装着されたものであるのか、ど
うかを容易に判断することが可能である。従って、例え
ば、記録装置外に置かれた別の記録媒体の収納容器20
0の記録ラベル12a’は図10(c)の位置でしか認
識できないし、記録装置に装着された収納容器2は図1
0(b)の位置でしか認識することができない。
【0055】従って、以上に述べたように、キャリア1
7を走査しながら検知することで、記録装置に装着され
たものであるのか、どうかが判断できるので、誤動作や
誤った情報のやり取り、書き込み等も防止することがで
き、動作の信頼性が向上されると共に、電波を使った消
耗品との情報のやり取りの実用化を具現化することがで
きるようになる。
【0056】(その他)なお、本発明は、特に画像記録
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気
熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギにより
インクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録
装置において優れた効果をもたらすものである。かかる
方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるか
らである。
【0057】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4、723、129号明細書,同第4、
740、796号明細書に開示されている基本的な原理
を用いて行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマ
ンド型,コンティニュアス型のいずれにも適用可能であ
るが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(イン
ク)が保持されているシートや液路に対応して配置され
ている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰
を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動
信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネル
ギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じ
させて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状
の駆動信号としては、米国特許第4、463、359号
明細書,同第4、345、262号明細書に記載されて
いるようなものが適している。なお、上記熱作用面の温
度上昇率に関する発明の米国特許第4、313、124
号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優
れた記録を行うことができる。
【0058】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4、558、333号明細書,米国特許第
4、459、600号明細書を用いた構成も本発明に含
まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対し
て、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構
成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネ
ルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成
を開示する特開昭59−138461号公報に基いた構
成としても本発明の効果は有効である。すなわち、記録
ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によ
れば記録を確実に効率よく行うことができるようになる
からである。
【0059】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0060】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0061】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0062】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0063】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいは画像方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものを用いてもよい。加えて、
熱エネルギによる昇温を、インクの固形状態から液体状
態への状態変化のエネルギとして使用せしめることで積
極的に防止するため、またはインクの蒸発を防止するた
め、放置状態で固化し加熱によって液化するインクを用
いてもよい。いずれにしても熱エネルギの記録信号に応
じた付与によってインクが液化し、液状インクが吐出さ
れるものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し
始めるもの等のような、熱エネルギの付与によって初め
て液化する性質のインクを使用する場合も本発明は適用
可能である。このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状又は固形物として保持された状態で、電気熱変換
体に対して対向するような形態としてもよい。本発明に
おいては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0064】さらに加えて、本発明の画像記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複
写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態を採るもの等であってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、上記のように構成
された本発明の、請求項1記載の画像記録装置は、イン
クを吐出して記録を行う記録ヘッドが搭載されたキャリ
ッジと、記録媒体を収納し装置本体に着脱可能な収納容
器と、該収納容器に添付された記録素子と、該記録素子
と通信可能なリーダライタとを有するので、リーダライ
タによって、収納容器に収納された記録用紙等の記録媒
体等の各種情報を収集して好適に制御作動することがで
き、記録媒体の装填の際に、記録媒体を収納容器ごと画
像記録装置に装填でき、かつ記録媒体を収納容器から取
り出す作業を無くすと共に、記録媒体の記録面にまった
く手を触れることが無いようにして、指紋の付着を防ぐ
ことができ、性能の向上と信頼性の確保に極めて効果が
ある。
【0066】本発明の請求項2記載の画像記録装置は、
前記リーダライタが、装置本体内に設置された通信用基
板に設けられた通信用素子とアンテナを有し、前記収納
容器の記録素子を探索して各種情報を収集し制御作動す
るので、リーダライタを簡単な構成に安価に作ることが
でき、かつ好適に制御作動することができる。
【0067】本発明の請求項3記載の画像記録装置は、
前記リーダライタが、前記キャリッジに設けられた通信
用素子とアンテナとを有し、前記キャリッジの操作を行
いながら前記収納容器の記録素子を探索するので、キャ
リッジの操作に従動して各種情報を収集することがで
き、良好に制御作動することができる。
【0068】本発明の請求項4記載の画像記録装置は、
前記収納容器が、前記記録媒体の一部が露出するよう収
納容器の一部が開閉自在に作られているので、記録媒体
を収納容器ごと画像記録装置に装填でき、かつ記録媒体
を収納容器から取り出す作業を無くすと共に、記録媒体
の記録面にまったく手を触れることが無いようにして、
指紋の付着を防ぐことができる。
【0069】本発明の請求項5記載の画像記録装置は、
前記収納容器を収容するカセットと、該カセットを覆う
カセット蓋とを有するので、記録媒体を包含する収納容
器を好適に収納することができる。
【0070】本発明の請求項6記載の画像記録装置は、
前記カセットが、前方部分に弾性的に附勢された圧板を
有するので、常に記録媒体等の消耗品が給紙ローラに当
接するよう押圧することができる。
【0071】本発明の請求項7記載の画像記録装置は、
前記カセットが、前記圧板を押圧する弾性部材を有する
ので、記録媒体等の消耗品が弾性部材によって圧板を介
して好適に押圧されるようできる。
【0072】本発明の請求項8記載の画像記録装置は、
前記収納容器が、消耗品として収納した前記記録媒体を
一枚ずつ分離給送するための分離手段を有するので、記
録用紙等の記録媒体を確実に分離して給紙することがで
きる。
【0073】本発明の請求項9記載の画像記録装置は、
前記分離手段が、前記収納容器の先端部両側に設けられ
た分離爪を有するので、分離手段を分離爪のような簡単
な構成に作ることができ、収容された記録媒体に適した
分離手段を用いることだけでなく、分離手段の設定を、
その記録媒体に合わせて調整しておいて、簡単な手段で
好適に記録媒体を一枚ずつ分離し、かつ信頼性の高い給
紙を行うことができる。
【0074】本発明の請求項10記載の画像記録装置
は、前記収納容器が、紙やプラスチック等の軟質材料で
形成されるので、収納容器を安価に好適に製作すること
ができ、かつ収納容器の前端部を良好に露出することが
できる。
【0075】本発明の請求項11記載の画像記録装置
は、前記収納容器が、開封部に開封のためのミシン目が
設けられているので、収納容器を簡単に開封することが
できる。
【0076】本発明の請求項12記載の画像記録装置
は、前記収納容器が、開封部に開封テープが設けられて
いるので、簡単な手段で構成して容易に開封することが
できる。
【0077】本発明の請求項13記載の画像記録装置
は、前記記録ヘッドが、インクを吐出するための熱エネ
ルギを発生する電気熱変換体を有するので、熱エネルギ
を利用して好適にインクを吐出して記録することができ
る。
【0078】本発明の請求項14記載の画像記録装置
は、前記記録ヘッドが、前記電気熱変換体により印可さ
れる熱エネルギによってインクに生じる膜沸騰を利用し
て吐出口からインクを記録媒体に向けて吐出させるの
で、インクによる記録を高密度化して高精細化すること
ができ、良好な品位ある記録が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の第1の実施例における
記録用紙の収納容器とカセットを示す斜視図で、図1
(a)は用紙と収納容器を一部破断して示す図、図1
(b)はカセットを示す斜視図である。
【図2】本発明の画像記録装置の第1の実施例における
カセット蓋を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像記録装置の第1の実施例における
ケーシングを一部破断して示す斜視図である。
【図4】本発明の画像記録装置の第2の実施例における
収納容器を一部破断して示す斜視図である。
【図5】図4の収納容器の蓋部を開いた時の斜視図であ
る。
【図6】図4の本発明における画像記録装置の第2の実
施例における収納容器の変形例を示す断面部分図であ
る。
【図7】図4の本発明における画像記録装置の第2の実
施例における収納容器の別の変形例を示す断面部分図で
ある。
【図8】図4の本発明における画像記録装置の第2の実
施例における収納容器の別の変形例を示す断面部分図で
ある。
【図9】本発明の画像記録装置の第3の実施例における
ケーシングを一部破断して示す斜視図である。
【図10】本発明の画像記録装置の第3の実施例におけ
る動作を示す上面図で、図10(a)は走査開始前の動
作を示す図、図10(b)は走査中の動作を示す図、図
10(c)は走査終了時の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 記録用紙 2 収納容器 3 分離爪 4 カセット 5 圧板 6 圧板ばね 7 カセット蓋 8 ケーシング 9 カセット受け 10 給紙ローラ 11 給紙軸 12 ラベル 13 通信用基板 14 通信用素子 15 アンテナ 16 プリントヘッド 17 キャリッジ 18 アンテナ 20 インクタンク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して記録を行う記録ヘッド
    が搭載されたキャリッジと、記録媒体を収納し装置本体
    に着脱可能な収納容器と、該収納容器に添付された記録
    素子と、該記録素子と通信可能なリーダライタとを有す
    ることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記リーダライタは、装置本体内に設け
    られた通信用基板に設置された通信用素子とアンテナを
    有し、前記収納容器の記録素子を探索して各種情報を収
    集し制御作動することを特徴とする請求項1記載の画像
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記リーダライタは、前記キャリッジに
    設けられた通信用素子とアンテナとを有し、前記キャリ
    ッジの操作を行いながら前記収納容器の記録素子を探索
    することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記収納容器は、前記記録媒体の一部が
    露出するよう収納容器の一部が開閉自在に作られている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記収納容器を収容するカセットと、該
    カセットを覆うカセット蓋とを有することを特徴とする
    請求項1記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記カセットは、前方部分に弾性的に附
    勢された圧板を有することを特徴とする請求項5記載の
    画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記カセットは、前記圧板を押圧する弾
    性部材を有することを特徴とする請求項6記載の画像記
    録装置。
  8. 【請求項8】 前記収納容器は、消耗品として収納した
    前記記録媒体を一枚ずつ分離給送するための分離手段を
    有することを特徴とする請求項1、4または5いずれか
    記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記分離手段は、前記収納容器の先端部
    両側に設けられた分離爪を有することを特徴とする請求
    項8記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記収納容器は、紙やプラスチック等
    の軟質材料で形成されることを特徴とする請求項1、
    4、5、8または9のいずれか記載の画像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記収納容器は、開封部に開封のため
    のミシン目が設けられていることを特徴とする請求項
    1、4、5、8または10のいずれかに記載の画像記録
    装置。
  12. 【請求項12】 前記収納容器は、開封部に開封テープ
    が設けられていることを特徴とする請求項1、4、5、
    8、10または11のいずれかに記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録ヘッドは、インクを吐出する
    ための熱エネルギを発生する電気熱変換体を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記記録ヘッドは、前記電気熱変換体
    により印可される熱エネルギによってインクに生じる膜
    沸騰を利用して吐出口からインクを記録媒体に向けて吐
    出させることを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003063037A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法、及び、コンピュータシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003063037A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法、及び、コンピュータシステム
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